JP4314951B2 - Seedling transplanter - Google Patents
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Description
この発明は、苗移植機の覆土装置に関するもので、畝土壌面等に移植した苗の根元部に土壌を寄せて、移植姿勢の苗を支持し安定させるものである。主として野菜苗等の移植機に利用できる。 The present invention relates to a soil covering device for a seedling transplanter, and supports and stabilizes seedlings in a transplanting posture by bringing soil to the roots of seedlings transplanted on a dredged soil surface or the like. It can be used mainly for transplanting machines such as vegetable seedlings.
苗移植機では畑地や乾田土壌面のように畝土壌面上に植付穴を形成しながら、この植付穴に移植機の苗植付体によって保持した苗を植付けるものであるから、この苗根を土壌面に十分に付着させると共に、植付姿勢を安定させるために、植付穴に土壌の一部を埋め戻すようにして、植付苗の根元部に覆土する。この覆土には左右一対の覆土ディスクが用いられるが、この覆土ディスクは苗植装置に一体的に装着されて、この苗植装置と共に車体に対して昇降される構成となっている(例えば、特許文献1参照)。
苗植装置が車体に対してローリング軸の周りに左右回動自在に設けられているため、土壌面が左右に傾斜していても、左右の各苗植付体の土壌面に対する植付深さを略一定に維持するようにローリング制御が行われるが、苗移植機では畝成形の土壌面に対する苗移植の形態であるから、平坦面でないことが多く、又土壌面に凹凸の形成が著しいものである。このため、水捌を良くする等のために畝幅の中央部を高くし左右両端部を低くする中央盛りの畝を形成することがあるが、このとき畝の中央部で深植となったり、畝の左右両側部で浅植となったりし易い。また、これら土壌面に植付けられた苗の根元部に覆土する覆土ディスクの位置も各植付苗毎に異なるため、前記苗植装置の単なるローリング制御だけでは各植付苗毎の的確な覆土を行わせることは難しい。 Since the seedling planting device is provided so that it can rotate left and right around the rolling axis with respect to the vehicle body, even if the soil surface is inclined to the left and right, the planting depth of the left and right seedling planted bodies with respect to the soil surface Rolling control is performed so as to maintain almost constant, but the seedling transplanter is a form of seedling transplanting to the soil surface of the cocoon molding, so it is often not a flat surface, and unevenness on the soil surface is remarkable It is. For this reason , in order to improve the water tank, etc., there is a case where a centrally-filled ridge is formed in which the central portion of the ridge width is increased and the left and right ends are lowered. , It is easy to become a shallow plantation on the left and right sides of the fence. In addition, since the position of the soil covering disk that covers the root of the seedlings planted on the soil surface is different for each planted seedling, the mere rolling control of the seedling planting device can provide accurate soil covering for each planted seedling. It is difficult to do.
請求項1に記載の発明は、車体(5)の後部に苗植装置(4)を昇降可能に且つローリング軸(6)の周りに回動自在に設け、苗植装置(4)は、苗カップ(36)を備える苗供給装置(1)とこの苗供給装置(1)から供給される苗を保持して土壌面に植付ける4条分の苗植付体(2)と苗植付体(2)の後側で各植付苗の植付部を覆土する覆土ディスク(3)とからなり、外側2条の苗植付体(2)の外側面に上下移動調節可能な調節植付体(75)を取り付け、調節植付体(75)の下端部を中央部2条の苗植付体(2)の下端よりも下方に位置させることができる構成としたことを特徴とする苗移植機とする。苗植作業は苗供給装置(1)へ苗を供給すると、この苗供給装置(1)から各苗植付体(2)へ苗が供給されて、苗植付体(2)はこの苗を保持して土壌面に対して植付ける。この土壌面に植付けられた苗の根元部には覆土ディスク(3)によって覆土される。苗植装置(4)は、ローリング軸(6)の周りに回動されるから、土壌面が左右に傾斜しているときは、このローリングによって土壌面と左右略平行状に維持される。
According to the first aspect of the present invention , a seedling planting device (4) is provided at the rear part of the vehicle body (5) so as to be movable up and down and rotatable around a rolling shaft (6). A seedling supply device (1) provided with a cup (36), a seedling planting body (2) for four strips and a seedling planting body for holding seedlings supplied from the seedling supply device (1) and planting them on the soil surface (2) Ri Do from the soil cover disc for soil cover the planting of the planting seedlings on the side (3) after, vertical movement adjustable adjusted planted on the outer surface of the seedling planting of the outer two rows (2) The attachment body (75) is attached, and the lower end portion of the adjustment planting body (75) can be positioned lower than the lower end of the seedling planting body (2) in the
請求項2に記載の発明は、苗カップ(36)の上端に、上下伸縮可能な蛇腹形態の補助筒(72)を設けたことを特徴とする請求項1に記載の苗移植機とする。 According to a second aspect of the present invention, there is provided the seedling transplanter according to the first aspect, wherein an auxiliary cylinder (72) in the form of a bellows that can be vertically expanded and contracted is provided at the upper end of the seedling cup (36) .
請求項3に記載の発明は、前記ローリング軸(6)部の左右両側方の苗植フレーム(7)部に支持軸(9)を設け、後端に左右一対の覆土ディスク(3)を支持するディスクアーム(10)を支持軸(9)の周りに上下回動自在に設け、各々のディスクアーム(10)と苗植フレーム(7)との間に設けたばね(8)により覆土ディスク(3)を下方へ弾発させた構成とし、苗供給装置(1)のテーブル(39)を左右一対設け、該テーブル(39)を内側の軸(40)の周りに後方へ回動して、サイドシート(25)の後方を広く開放できると共に苗植装置(4)の横幅を狭くできる構成とし、車体(5)の前方に設けた左右の畝案内ローラ(53)の左右揺動により車体(5)の前車輪(14)が左右へ操向されるよう連動する操向連動構成を設け、苗植装置(4)が非作業位置へ上昇すると操向連動構成による連動が解除される構成としたことを特徴とする請求項1、又は2に記載の苗移植機とする。左右一対の覆土ディスク(3)はばね(8)で弾発されていて、対応する植付苗の根元部に土壌面を覆土する。土壌面の凹凸面に応じて覆土ディスク(3)の作用深さは略一定となって各植付苗毎に均一な覆土を行う。又このような苗植装置(4)のローリング作用は、各苗植付条の覆土ディスク(3)の接地圧によっても左右シーソ状に行なわれて、各植付部の植付深さ及び覆土を均一化させるものである。更に、苗植作業時には各苗植付体(2)を有する苗植装置(4)が、各ばね(8)によって押圧された覆土ディスク(3)の接地圧を受けた平衡のもとにローリング軸(6)の周りにローリング揺動されて、土壌面の幅方向と略平行状態を維持される。又、これら覆土ディスク(3)のディスクアーム(10)の前端部は、このローリング軸(6)部の略左右両側部に設けられる支持軸(9)に対して支持されて、この覆土ディスク(3)の接地圧は、略一定長さの各ディスクアーム(10)と、このディスクアーム(10)の取付けられた支持軸(9)のローリング軸(6)からの間隔長とによって、ローリング制御することとなる。
According to a third aspect of the present invention, a support shaft (9) is provided in the seedling planting frame (7) on both the left and right sides of the rolling shaft (6) , and a pair of left and right covering soil disks (3) are supported at the rear end. The disk arm (10) to be rotated is provided around the support shaft (9) so as to be rotatable up and down, and the soil covering disk (3) is provided by a spring (8) provided between each disk arm (10) and the seedling planting frame (7). ), And a pair of left and right tables (39) of the seedling supply device (1) are provided, and the tables (39) are rotated rearward around the inner shaft (40) to form a side The rear of the seat (25) can be widely opened and the lateral width of the seedling planting device (4) can be reduced. The left and right heel guide rollers (53) provided in front of the vehicle body (5) are swung to the left and right. Steering interlock that interlocks so that the front wheel (14) of the The formation is provided, and NaeUe device (4) is raised to the
請求項1に記載の発明は、外側2条の苗植付体(2)の外側面に上下移動調節可能な調節植付体(75)を取り付け、調節植付体(75)の下端部を中央部2条の苗植付体(2)の下端よりも下方に位置させることができるので、水捌を良くする等のために畝幅の中央部を高くし左右両端部を低く形成した中央盛りの畝において、畝の中央部で深植となったり、畝の左右両側部で浅植となったりするのを防止し、苗植付深さを一定にすることができる。
The invention according to claim 1 attaches an adjustment planting body (75) that can be moved up and down to the outer surface of the two outer seedling planting bodies (2), and attaches the lower end of the adjustment planting body (75). Since it can be positioned below the lower end of the
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明の効果に加えて、苗カップ(36)の上端に設けた上下伸縮可能な蛇腹形態の補助筒(72)により、供給する苗の大きさに応じて調節することができる。
In addition to the effect of the invention described in
請求項3に記載の発明は、請求項1又は2に記載の発明の効果に加えて、苗植装置(4)のローリング軸(6)周りのローリングよって、この苗植装置(4)及び苗植付体(2)を土壌面と左右平行状に維持できると共に、各苗植付条の苗植付体(2)毎の覆土ディスク(3)を独立的に作用するばね(8)によって下方へ弾発させてこの覆土ディスク(3)の接地圧によっても平均され、各苗植付体(2)によって植付けられた苗の根元部毎に土壌面を覆土して、覆土ディスク(3)の作用深さを略一定として均一な覆土を行わせることができる。また、支持軸(9)がローリング軸(6)の直横側に向けられているため、覆土ディスク(3)の接地圧による苗植装置(4)のローリング作用が、機械的なこぜを少くして円滑に行われる。又、構成においては各ディスクアーム(10)の長さやばね(8)等を略一定にすることができ、簡単化できる。更に、苗供給装置(1)のテーブル(39)を左右一対設け、該テーブル(39)を内側の軸(40)の周りに後方へ回動することにより、苗補給者が座るサイドシート(25)の後方を広く開放してサイドシート(25)への乗り降りをし易くできると共に苗植装置(4)の横幅を狭くできる。しかも、車体(5)の前方に設けた左右の畝案内ローラ(53)の左右揺動により車体(5)の前車輪(14)が左右へ操向されるよう連動でき、苗植装置(4)が非作業位置へ上昇すると操向連動構成による連動が解除される。
In addition to the effect of the invention described in
図面に基づいてこの発明の実施例を説明する。先ず図1〜図5において苗植装置4は、乗用4輪駆動走行形態の車体5の後部に、昇降可能にして装着される。車体5は、運転席11の下のシートカバー12下にエンジンEが搭載され、前部に、ステアリングハンドル13によって操向される前車輪14を軸装するフロントアクスルハウジング15を有し、後部には、リヤアクスルフレーム16を横方向に形成して、この左右両側端にリヤアクスルケース17を有して後車輪18を軸装する。該フロントアクスルハウジング15の中央部にはミッションケース19が設けられて、前記エンジンEから連動される伝動機構を介して、該左右のリヤアクスルケース17への後輪駆動軸20を伝動すると共に、苗植装置4への苗植駆動軸21を伝動する構成としている。
Embodiments of the present invention will be described with reference to the drawings. First, in FIG. 1 to FIG. 5, the seedling planting device 4 is mounted on the rear portion of the vehicle body 5 in a riding four-wheel drive traveling manner so as to be able to move up and down. The vehicle body 5 has an engine E mounted under the
22は運転フロアで、運転席11の外側に沿うサイドフロア23の後端部にはフェンダー24が形成されて、この上方にサイドシート25が後向きにして配置される。26はミッションケース19の前側下側に設けられたナックルアームで、ステアリングハンドル13のステアリングシャフト27によってパワーステアリングを介して回動される。このナックルアーム26とフロントアクスルハウジング15の両端部の操向ケース28乃至操向アームとの間を、操向ロッド29で連結して、操向できる構成としている。
車体5の後部のリヤアクスルフレーム16の中央部にはリフトフレーム31を有して、このリフトフレーム31に上下一対の平行リンク形態のリフトリンク32を上下回動自在にして連結し、車体5との間に介装する油圧力伸縮のリフトシリンダ33で昇降可能に構成する。このリフトリンク32の後端に連結するリンクヒッチ34にはローリングボス35が設けられて、このローリング35に苗植装置4の苗植フレーム7と一体のローリング軸6を嵌合して、ピン等で抜止めして、苗植装置4を適宜のローリング回動角域内をローリング自在の構成としている。これらリフトリンク32やローリングボス35等は、左右後車輪18間の略中央部に位置して設けられる。又、ローリング軸6は苗植装置4の横幅の略中央部に位置して設けられる。
A lift frame 31 is provided at the center of the rear axle frame 16 at the rear of the vehicle body 5, and a pair of upper and lower parallel link-
苗植装置4は、苗植フレーム7の上方に苗カップ36形態の苗供給装置1を支持し、この下部で苗植嘴形態の苗植付体2を昇降させてこの苗供給装置1から供給される苗を保持して土壌面へ植付ける苗植付装置38、及び、この苗植付体2で植付けられた苗の根元部に覆土する覆土ディスク3等から構成される。
The seedling planting device 4 supports the
苗供給装置1は、横長形態のテーブル39の外周に沿って苗カップ36を並べて、無端チエン等連結されてスプロケット軸40、41で回転させることができる。この各苗カップ36は回転するカップホルダ37に嵌合支持されている。各苗カップ36の底面は開口されていて、カップホルダ37の底部に開閉可能のシャッタ42を有する。そして、苗カップ36に苗を収容したカップホルダ37が、苗植付体2の直上部に搬送されると、このシャッタ42が開かれて、苗カップ36内の苗を下方の苗植付体2内へ落下供給する構成としている。このような苗供給装置1は、前記ローリング軸6に対して左右対称状に構成される。
The
前記苗植付装置38は、苗植嘴形態の苗植付体2が、苗ホッパー43の下側に前後開閉可能に設けられ、この苗ホッパー43が、苗植フレーム7に対するリンクアーム44の昇降動Aと、開閉リンク45の作動とによって、昇降されると共に開閉される。クランクアーム47の回転によって昇降されるリンクアーム44は上下一対の平行リンク形態で、この先端に支持される苗ホッパー43は略垂直姿勢を維持して昇降されると共に、開閉リンク45のカム46による作動によって、苗植付体2が上死点位置から下死点位置へ下降する下降行程においては嘴部を閉鎖した状態に維持し、この下死点に至ると前後に開いて、上死点部近くに上昇するまでこの開き状態を維持する構成としている。このため上死点部ではシャッタ42の開きによって苗カップ36から落下される苗を受けて苗植付体2内に収容保持して、下降によってこの苗植付体2が土壌面Bに適宜深さの植付穴を形成し、この植付穴の形成して苗植付体2が前後に開かれると、この保持していた苗を植付穴に落下して植付ける。この苗植付けによって苗植付体2が土壌面Bから上昇されると同時に左右の覆土ディスク3による覆土が行われて植付穴が埋戻され、植付苗の根元部が覆土によって支持される。
In the
このようなリンクアーム44や開閉リンク45等によって植付作動される苗植付体2は、前記ローリング軸6に対して左右対称状に配置されて、図例では左右2条植毎配置の4条植形態としている。
The
前記覆土ディスク3は、各苗植付体2の植付位置の後側部に配置される。この覆土ディスク3を装着するディスクアーム10が、前記ローリング6の左右横側方向に位置する支持軸9の周りに上下回動自在にして設けられ、この各ディスクアーム10の支持軸9よりも前側に突出する前端部と、苗植フレーム7の上部との間にばね8が設けられて、このばね8の弾発力で後端の覆土ディスク3を下方の土壌面B側へ弾圧している。各覆土ディスク3は、正面視V字状に傾斜させた左右一対から構成されて、ディスクアーム10の支持アーム48にディスク軸49周りに回転自在に設けている。これら左右のディスク軸49は正面視ハ字状に傾斜して設けられる。左右の覆土ディスク3の下端部間には前記苗植付体2で形成される植付穴の左右外側部を押圧して覆土しうる形態に構成している。
The covering soil disk 3 is arranged on the rear side of the planting position of each
このようなディスクアーム10の取付けられる支持軸9にセンサアーム50が上下回動自在に設けられ、このセンサアーム50の下端に軸装51のセンサローラ52を、苗植付けする土壌面Bに接地回転させることにより、土壌面Bの高さを検出することができる。このセンサローラ52の接地によって土壌面Bの高さを検出することによって、リフトシリンダ33の油圧回路の昇降制御弁を連動して、苗植装置4を昇降制御して、この苗植装置4の土壌面B上高さ、及び苗植付体2による苗植付深さを一定に維持するように昇降制御する。又、このセンサローラ52は、一部又は各苗植付体2の前側に対向して設けられ、ローリング軸6に対して左右対称状に配置される。
A sensor arm 50 is provided on the support shaft 9 to which the
車体5の前方には左右の畝案内ローラ53が設けられて、畝土壌面Bの左右両側に形成される溝部Cの畝側面Dに摺動回転して、車体5の操向を案内させることができる。前記ミッションケース19の前下方に突出のブラケット54に門形態の案内アーム55、案内杆58を上下及び左右に回動自在に支持56し、この案内アーム55の前端部に連結された案内杆58の両側端には案内ローラ53を回転自在に設け、該支持56部より後方に延びる後端部には側面凹状の係合部57が形成されて、前記左右の操向ロッド29に嵌合できる。この操向ロッド29には係止片59が設けられていて、この係止片59の内側に係合部57が係止されることによって、案内ローラ53の左右揺動によって前車輪14が左右へ操向される連動構成である。
Left and right
又、このような案内ローラ53の連動は、前記リフトシリンダ33の伸縮によって、連動状態と非連動状態とに切替えられる。リフトシリンダ33の伸縮で移動されるリフトブラケット60部と、該案内アーム55部との間をワイヤー61で連結して、このリフトシリンダ33の伸出で苗植装置4が非作業位置へ上昇されると、ワイヤー61を介して案内アーム55が支持部56の周りに回動されて、案内ローラ53が土壌面B上方に上昇されて係合部57が操向ロッド29から下方へ外れて、操向連動解除の状態となり、又、リフトシリンダ33を縮少して苗植装置4を苗植付姿勢に下降させると、ワイヤー61を介して案内ローラ53を下降させて畝側面Dに接地案内させると共に、係合部57を操向ロッド29に嵌合させて、案内ローラ53による前車輪14の操向を連動しうる状態とする。
The interlocking of the
前記苗植装置4は、苗植フレーム7の一部の伝動ケース内に、前記苗植駆動軸21から連動される伝動機構63を介して、左右一対のスプロケット軸40、41をチエン64伝動するように構成すると共に、左右2条植毎の苗植付体2を作動するようにクランクアーム47のクランク軸65を伝動する構成としている。
The seedling planting device 4 transmits a pair of left and
この左右のクランク軸65への伝動機構63中のクラッチ軸66には各々の伝動入り切りする左右一対の植付クラッチ67が設けられて、左右いずれか一側の苗植付装置38のみ駆動して、左条、又は右条のみの2条植付形態とすることができる。
The
この場合、苗供給装置1の苗カップ36の伝動は、左右共に常時伝動状態にしているが、植付クラッチ67を切りにして苗植を停止している側の苗カップ36には苗を補給しないようにする。又、この植付クラッチ67と同様に、伝動機構63から左右のチエン64に至る間の伝動中に苗供給クラッチを設けるとか、又はこの植付クラッチ67を経てこれら左右のチエン64を伝動するように構成して、左右の各2条植の苗植付装置38と苗供給装置4のみ同期伝動する構成とすることもできる。
In this case, the transmission of the
このような構成によって畦際等で全条植できない場合に、左右いずれか片側の2条植形態とすることができる。又、苗植付装置38は、左側2条と右側2条とに2条植毎の苗植付体2が苗ホッパー43部間を横方向の前後一対の苗植ステー68で連結している。この苗植ステー68間に設けられるブラケット69に苗ホッパー43や苗植付体2が取付けられる。前後一対の苗植付体2は前記苗植ステー68の周りに前後回動して開閉される。
When all the strips cannot be planted at the ridge or the like by such a configuration, a double striped form on either the left or right side can be obtained. Further, in the
前記左右一対の苗供給装置1のテーブル39は、内側のスプロケット軸40の周りに後方へ略90度回動Gでき、この後方への回動によってサイドシート25の後方の外側の後車輪18との間を広く開放することができ、左右のサイドシート25への乗り降りし易くするものである。又、この後方への回動によって苗植装置4の横幅を狭くすることができる。これら左右のサイドシート25には苗補給者が座って、後向きでテーブル39上の補給苗を各苗カップ36に供給することができる。又、前記サイドシート25は運転席11側の支軸70の周りに前後に切替回動できるように構成することができる。補助作業者の乗り降りを容易化できる。
The table 39 of the pair of right and left
次に、主として図6、図7に基づいて説明する。前記案内アーム55と案内杆58とを一体的にして、T字形態の構成としたものである。このT字形態の案内杆58を支持部56の周りに上下及び左右の方向へ回動自在とし、先端の係合部57の嵌合しうる操向ロッド29の係止片59は、外側面を円錐形面に形成して、この係合部57が係止片59の外側部に嵌合しても、この円錐形面に案内されて左右の係止片59間に嵌合され易くしている。この係合部57が係止片59間に係合されることによって、案内ローラ53が畝側面D案内されることにより前車輪14を操向するものである。
Next, a description will be given mainly based on FIGS. The
次に、主として図8に基づいて説明すると、前記苗カップ36の上端に、外周の伸縮杆71によって上下伸縮調節可能の蛇腹形態の補助筒72を設けたもので、供給する苗の大きさに応じて調節するものである。苗カップ36の外周部にソケット73を設け、補助筒72の外周上部に固定した伸縮杆71をこのソケット73に嵌合支持させて、この伸縮杆17の調節位置を、ソケット73の外側から挿通するセットボルト74によって固定することができる。
Next, mainly described with reference to FIG. 8, the
次に、主として図9に基づいて説明すると、前記苗植付体2の上下長さを調節可能に構成したものである。畝土壌面Bは、水捌を良くする等のために畝幅の中央部を高くし左右両端部を低くする中央盛り形態とすることがある。このような土壌面Bに例えば4条植えするときは、中央部の2条が深植となったり、左右両側の2条が浅植となり易い。ここで、これら外側の2条植する苗植付体2の外側面に上下移動調節可能の調節植付体75を取付けて、この調節植付体75の下端部を他の中央部2条の苗植付体2の下端よりも下方に位置させて、畝土壌面Bに沿わせている。これによって各植付条の土壌面に対する苗植付深さを一定にすることができる。この調節植付体75は、苗植付体2と相似形で、この前後苗植付体2の前後外側面に嵌合して上下に移動できる。この前後一対の調節植付体75は背面に上下長穴76を形成し、苗植付体2の背面に固定のボルト77に嵌合させて、上下に移動調節でき、ナット78で締付固定できる。
Next, mainly described with reference to FIG. 9, the vertical length of the
本発明は、畝で栽培される作物の苗を移植する苗移植機で特に乗用型のものに利用される。 INDUSTRIAL APPLICABILITY The present invention is particularly used for a seedling transplanter for transplanting seedlings of crops cultivated with straw.
1 苗供給装置
2 苗植付体
3 覆土ディスク
4 苗植装置
5 車体
6 ローリング軸
7 苗植フレーム
8 ばね
9 支持軸
10 ディスクアーム
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