JP4312639B2 - シートベルト巻取装置 - Google Patents

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Description

本発明は、シートベルト用ベルト巻取装置に関する。例えば、子供が自動車でシートベルトを締めている場合、当該自動車の移動中に子供がふざけてベルト巻取装置からベルトを引出して、ベルトをいっぱいまで延ばす危険性がある。これによりシートベルトの安全保持機能に悪影響を及ぼし、あるいはシートベルトの機能を無効にしてしまう可能性がある。
大人でさえ、自動車移動中に、例えば、移動中の快適さを向上させるために、必要な安全性を確保する上で許容される以上にベルトを引出すことがある。
この問題に関して、米国特許第5,518,197号は、自動ロック式巻取(ALRとも称呼される)モードを可能にするシートベルト用ベルト巻取装置を開示している。ALRモードは、保護すべき乗員がシートベルトをかけた後、シートベルトが引出されないようにするベルト巻取装置の動作態様である。この目的のために、この公知のベルト巻取装置は、ベルト巻取装置のベルトリールに回転可能に固定連結された偏心ディスクを有し、カムディスクを直接駆動する。カムディスクと偏心ディスクが、減速ギアとしてのウォッブルギアを構成する。
更に、この公知のベルト巻取装置は、ブロック位置(作動状態)では、シートベルトの回転引出方向に(ベルト巻取装置のベルトリールと同時に回転する)歯付ラチェットをブロック(規制)し、解除位置(非作動状態)では、歯付ラチェットから外れて、歯付ラチェットに影響を及ぼさないようにするブロック爪を有する。
この公知のベルト巻取装置によれば、カムディスクは、ブロック爪を解除位置からブロック位置に、またブロック位置から解除位置に切換できるように構成されている。ブロック爪がブロック位置に位置している場合、この公知のベルト巻取装置は、ブロック爪が、歯付ラチェットと係合して、シートベルトが引出方向に引出されないようにブロックするため、ALRモードで動作する。一方、ブロック爪が解除位置に位置している場合、ブロック爪と歯付ラチェットが外れて、ベルト巻取装置は、通常通りに動作可能である。この場合、ベルト巻取装置の通常動作とは、シートベルトをかけた後でも、シートベルトは、比較的ゆっくり引き出される限り引出可能とされる。この通常の動作態様は、緊急ロック巻取装置(ELR)モードとも称呼される。
この公知のベルト巻取装置を十分に機能させるには、シートベルトの全長が減速ギアの減速率に比較的正確に一致することが必要である。これは、シートベルトの長さが減速ギアの減速率に比較的正確に一致しさえすれば、ブロック爪がカムディスクによって動作停止された後、誤って再作動されることがないからである。従って、この公知のベルト巻取装置の場合、切換ポイントは、減速ギアの減速率によって予め一定の値に設定される。
米国特許第5,518,197号
本発明は、その目的の1つとして、信頼性の高いALRモード(自動巻取り式モード)を可能とし、許容誤差に左右されないベルト巻取装置を提供することを含む。
本発明においては、カムディスクは、ブロック位置においてブロック爪に係合する係合カムと、係合カムとは別個に設けられて、解除位置においてブロック爪に係合する係合解除カムとを有するように構成されている。
ベルト巻取装置の重要な利点は、係合カムと係合解除カムの2つの切換カムが設けられていることにより、シートベルトの長さは、減速ギアの減速率に無関係、もしくは少なくとも殆ど無関係に設定できるという点である。これは、ブロック位置に係合する別個のブロックカムすなわち係合カムと、このブロックを外す別個の係合解除カムが設けられているからである。
ベルト巻取装置の更に別の重要な利点は、減速ギアの減速率を調節する必要なく、自動車メーカーによって予め設定された切換爪の動作を停止するための様々な切換ポイントを有する様々な自動車にすぐに使用可能であることである。これは、2つの切換カムが設けられていることにより、切換ポイント(自動車の所定の仕様による)が、切換カムの適切な空間配置によって減速ギアの減速率と殆ど無関係に設定可能であるからである。
ベルト巻取装置の更に別の重要な利点は、構造が簡単でコスト性に優れていることである。これは、カムディスクが偏心ディスクによって直接駆動されるからである。カムディスクと偏心ディスクの間に更に別のコントロールディスクやギアディスクが設けられていないので、材料費や取付費を削減できる。
ブロック爪が、係合カムとのみ係合する係合レバーを有し、また更に、カムディスクの係合解除カムとのみ係合する係合解除レバーを有すれば、このベルト巻取装置は特に確実に機能することが可能である。このベルト巻取装置の構成では、ブロック爪が、その切換に対応するカムディスクの切換カムとそれに対応する切換レバーによってのみ切換可能であるので、ブロック爪が誤って切り換えられることがないようにされている。
ブロック爪が回転軸回りに回転可能に取付けられている場合、ブロック爪は、特に簡単に、解除位置からブロック位置に、またはブロック位置から解除位置に切換可能である。回転軸は、ベルト巻取装置のハウジング上に設けられる。
ブロック爪の位置をロックする(ブロック爪をブロック位置にロックするか、または解除位置にロックする)には、ブロック爪を所定位置に固定するスプリングを設ける。ブロック爪の位置を固定するスプリングは、例えば、金属性スプリングでもよい。金属性スプリングの代わりに、例えば、ベルト巻取装置のハウジング上に射出成形されたプラスチック部材によって構成された樹脂スプリングを用いてもよい。
スプリングが2つの凹部を有し、一方の凹部が、ブロック位置でブロック爪の係止凸部を保持または固定し、もう一方の凹部が、解除位置でブロック爪の係止凸部を保持または固定すれように構成すれば、ブロック爪のブロック位置と解除位置が、特に簡単に係止可能である。
更にスプリングは、ブロック爪が、ブロック位置から解除位置に、または解除位置からブロック位置に切り換わる際に、死点を超えなければならないように構成されていてもよい。
係合レバーが、係合解除カムによって偏向または接触されないような長さ寸法に形成されて配置され、係合解除レバーが、係合カムによって偏向または接触されないような長さ寸法に形成されて配置されていれば、特に簡単に、係合レバーが係合カムとのみ係合するとともに、係合解除レバーが係合解除カムとのみ係合するようにできる。
このような係合レバー、係合解除レバー、係合カムおよび係合解除カムの寸法構成や配置は、2つの切換カムの一方が他方の切換カムよりもカムディスクの中心から離れていれば、特に簡単で有利に確実にできる。
更に、係合解除カムと係合カムが、カムディスクのその他の部分に比べて持ち上がって***していてもよい。2つの切換カムの一方の高さが、他方の切換カムの高さより(カムディスクに対して)高くてもよい。すなわち、一方の切換カムが、他方の切換カムより高く持ち上がって***していてもよい。更に、高い方の切換カムは、低い方の切換カムよりもカムディスクの中心に近くてもよい。
また、カムディスクが歯付外縁部を有し、外縁部の歯がハウジングに固定された内歯リングによって囲まれていれば有利である。内歯リングに比べて、歯付外縁部は、径が大きく相補形の歯を有している。カムディスクは、周方向に関して限定された範囲に渡って内歯リングに係合するよう構成される。外縁部と内歯リングの歯は、ベルトリールの回転時にカムディスクが内歯リングに沿って転動するように、互いに対向して径方向に離れて配置されている。
内歯リングが、カムディスクよりも多くの歯を有し、偏心ディスク、カムディスク、およびハウジングに固定された内歯リングによって構成されたウォッブルギアを減速させる。カムディスクは、好ましくは、歯数Z1=26を有し、(ハウジングに固定された)内歯リングは、歯数Z2=27を有するように構成する。この場合、ギアの減速率Iは、以下のようになる。
Figure 0004312639
ギアがこのように構成されていると、ベルト巻取装置のベルトリールの回転、または、偏心ディスクの360度の回転によって、カムディスクが、
Figure 0004312639
回転する。
上記した上位概念的な記載、および以下の詳細な説明は例示的かつ説明用のものであり、特許請求の範囲に記載された発明の範囲を制限するものではない。
本発明によるベルト巻取装置10の例示的実施の形態が図1に示されている。ベルト巻取装置10は、内歯リング30が形成されたハウジング20を有する。内歯リング30は、歯数Z2=27を有する。
歯付き周縁部を有するカムディスク40が、内歯リング30内に設けられている。カムディスク40は、歯数Z1=26を有する。
カムディスク40が、ベルトリール(図1には図示されていない)の回転軸60回りにベルトリールとともに回転可能に固定されて回転する偏心ディスク50によって、直接的に駆動される。内歯リング30は、ベルトリールの回転軸60に対して同心状に設けられ、ベルトリールに対して同心状に配置されている。
カムディスク40の径と内歯リング30の径は、カムディスク40と内歯リング30が、周方向について、それぞれ所定の範囲に渡ってのみ噛合するように設定されるとともに、偏心ディスク50が回転軸60回りに回転するとカムディスク40が内歯リング30に沿って転動するようにカムディスク40の歯と内歯リング30の歯が互いに対向して径方向に離れるように設定される。
偏心ディスク50、カムディスク40、内歯リング30が、ウォッブル・ギア(Wobble Gear)を構成する。ウォッブル・ギアの減速率は、次の等式で求められる。
Figure 0004312639
更に、係止アーム110を有するブロック爪100が図1に示されている。ブロック爪100の位置によって、係止アーム110は、ベルト巻取装置10のベルトリールと同時に回転する歯付ラチェット(図1には図示されていない)と係合する。
この場合、歯付ラチェットの同時回転は、ベルトリールと歯付ラチェットが互いに回転に関して固定状に連結されることによって可能である。この場合、ブロック爪100には、ブロック位置において負荷が作用する。
あるいは、歯付ラチェットの同時回転は、ベルトリールと歯付ラチェットが弾性的に連結されることによっても可能である。弾性連結の場合には、ベルトリールと歯付ラチェットが相対回転することが可能である。この場合、歯付ラチェットは(ブロック爪100がブロック位置にあることによって)ブロックされるが、ベルトリールはブロックされない。その結果、ベルトリールは、弾性位置にあるために回転し続けることが可能であり、そのために、ベルトリールと歯付ラチェットとの間の角度に差(位相差)が生じる。このように角度差が生じると、(対応する長孔ガイドまたは長孔スイッチ機構によって)ベルト巻取装置のブロック爪が作動され、負荷を作用させてベルトリールをロック可能である。すなわち、このように歯付ラチェットが同時回転する構成では、ブロック爪は、負荷が作用せずに、ベルト巻取装置のブロック爪が作動される切換アーム(「リリースアーム」とも呼ばれる)としての機能のみを果たす。
更に、図1に示されているように、ブロック爪100は、スプリング120によって特定の位置に保持されている。ブロック爪100は、詳細は後述するが、カムディスク40のカムを切換えることによって切換可能である。
図1によるベルト巻取装置10の詳細図が、ブロック爪100とカムディスク40の相互作用を示す図2に示されている。図2には、カムディスク40が、係合カム130と係合解除カム140の2つの切換カムを有する構成が示されている。係合カム130と係合解除カム140によって、ブロック爪100は以下のように切換可能である。
ベルトストラップがベルト巻取装置10から引出されると、ベルト巻取装置10のベルトリールが矢印150の方向に回転する。偏心ディスク50は、回転に関して固定状にベルトリールに連結されているので、これに対応して同時に回転して、カムディスク40を偏心させる。このようにカムディスク40が偏心することによって、カムディスク40は、内歯リング30に沿って転動し、矢印方向160、すなわち、偏心ディスク50の回転方向と反対方向に回転する。このようにカムディスク40が回転することによって、係合カム130が、ブロック爪100の係合レバー170に向かって移動する。係合カム130が係合レバー170に当接するとすぐに、ブロック爪100が、回転軸200回りに回転し、ブロック爪100の係止アーム110が矢印方向220へと下方に移動する。
また、係合カム130によって係合されない係合解除レバー175が図2に示されている。
ブロック爪100と係合カム130の正確な一連の移動が、時間経過で図2〜4により分かる。すなわち、係合カム130がブロック爪100を偏向(変位)させてブロック爪100の係止凸部230がスプリング120の第1凹部240から外れたことが図4で分かる。ブロック爪100の係止凸部230は、スプリング120の第1凹部240と第2凹部250との間に位置している。
また、図2〜4により分かるように、スプリング120の第1凹部240は、ブロック爪100の係止アーム110がベルト巻取装置10の歯付ラチェット300から外れる解除位置においてブロック爪100を固定するためのものである。しかし、(スプリング120のスプリング力により)係止凸部230がスプリング120の第1凹部240または第2凹部250に入り込もうとするので、(図4に示されているように)切換状態は安定していない。
係合カム130による係合レバー170の偏向(変位)により、係止凸部230は、スプリング120の第2凹部250に入り込む。このように係止凸部230がスプリング120の第2凹部250に入り込んだ状態が図5に詳細に示されている。ブロック爪100が、回転軸200回りに約20度回転して、係止アーム110が歯付ラチェット300に係合している。係合レバー170の長さと係合解除レバー175の長さは、係止凸部230が常にスプリング120のスプリング作用とは無関係に案内されて図4に示す死点を超すように設定されている。
このとき、係止アーム110が定位置に係止されているため、係止アーム110によって、歯付ラチェット300が矢印方向310(ベルト引出方向)に回転することができないようになされている。その結果、歯付ラチェット300の矢印方向320(ベルト巻取方向)への回転が可能となる。つまり、ベルト巻取装置10のベルトローラも同様に矢印方向320にしか回転できず、ベルト巻取装置10のベルトは、ベルト巻取装置に巻き取られるしかなく、ベルト巻取装置から引出すことはできない。
ベルトスピンドル、ひいては、偏心ディスク50も同様に矢印方向320にしか回転できず、カムディスク40は、常に偏心ディスク50の回転方向と反対方向に回転するので、カムディスク40は、矢印方向310にしか回転できない。
図5によるブロック爪100の解除位置からブロック位置への切換は、再度、図5Aにより詳細に立体図で示されている。
図5および6に示されているように、カムディスク40が、矢印方向310に回転すると、係合カム130が再び案内されてブロック爪100を通り越す。しかし、このように係合カム130が案内されてブロック爪100を通り越す時、ブロック爪100が作動しなくなる(つまり、係止アーム110が回転して歯付ラチェット300から離れる)事態は生じない。
これは、ベルト巻取装置10においては、特に、係合レバー170が、図5および6に示されているブロック爪100のブロック位置で係合カム130によってもはや係合されないように構成配置されていることによって達成される。従って、ブロック爪100の係合後、ブロック爪100がリセットされずに、係合カム130は、係合レバー170を通り越すように案内される。
更にブロック爪100は、ブロック爪100の係合解除レバー175についても、係合カム130によって係合されないように構成されている。これによって、係合カム130が回転して戻ってブロック爪100を通り越す時、ブロック爪100が作動しなくなるようなことが起こらず、ブロック爪100の係止アーム110が歯付ラチェット300に係合した状態が維持されるように構成されている。
要するに、ブロック爪100のブロック位置の係合後、すなわち、ブロック爪100の作動後、係合カム130によって、ブロック爪100が切り換えられて作動しなくなることがないようにすることが可能である。従って、ベルト巻取装置10のシートベルトは、ブロック爪100が作動しなくなることなく、簡単にベルト巻取装置に戻る。
図7〜10には、ブロック爪100の動作停止、すなわち、ブロック位置から解除位置への切換が示されている。図に示されているように、係合解除カム140は、ブロック爪100の係合レバー170を通り越してブロック爪100の係合解除レバー175に係合する。この場合、(特に図8から分かるように)ブロック爪100が回転軸200回りに回転して、係止アーム110が矢印方向400に回転可能となる。この際、ブロック爪100の係止凸部230が、スプリング120の第2凹部250からスプリング120の第1凹部240に戻る。
係止アーム110が回転することは、係止アーム110が歯付ラチェット300から外れ、歯付ラチェット300ひいてはベルト巻取装置10のベルトリールが回転両方向(図8に両方向の矢印400で示されている)に回転可能であることを意味する。ブロック爪の動作停止後、ベルト巻取装置10は、通常動作すなわちELRモードにおいて、所望の通りに巻取/引出動作することができる。ブロック爪100の解除位置への切換が、更に、図8Aに立体図で示されている。
また、ブロック爪100の係止アーム110は、(ブロック爪100がブロック位置にある場合に)歯付ラチェット300がベルト巻取方向に回転すると、容易に聞き取れる作動音が生じるように構成されている。この作動音は、歯付ラチェット300の各ラチェット歯の傾斜フランク上で、スプリング120のスプリング力によって、係止アーム110が、歯付ラチェット300の方向に加速されて歯付ラチェット300に当接することで、聞き取り可能な程度に生じる。
係合解除カム140がブロック爪100を誤って再作動させることがないように、係合解除カム140は、切換後、ブロック爪100の係合レバー170を偏向(変位)できないように構成されている。従って、係合解除カム140は、ブロック爪100が作動されることなく、ブロック爪100の係合レバー170を通り越す。
図11Aおよび11Bには、ブロック爪100の係合レバー170と係合カム130が、係合レバー170が係合カム130によって確実に偏向(変位)可能であるように構成されている態様が示されている。図に示されているように、係合カム130は、カムディスク40の基盤面600から***し、高さHを有するよう形成されている。高さHは、係合カム130の作用端すなわち切換面610が、ブロック爪100の係合レバー170に当接して係合レバー170を変位動作させることが可能な大きさに設定されている。この係合カム130の係合レバー170との当接が、再度、図11Bに平面視で示されている。
係合解除レバー175の構成の態様が図12Aおよび12Bに示されている。図に示されているように、係合解除レバー175は、ブロック爪100の位置とは無関係に、その長さが短く形成されているため、係合カム130と係合しない。係合カム130の作用端面(切換面)610と係合解除レバー175との間には、図12Aに示された間隔(参照記号「a」で示されている)が形成される。
図13Aおよび13Bには、係合解除カム140の構成が示されている。図に示されているように、係合解除カム140は、ブロック爪100の係合レバー170に当接しないような高さhを有する。すなわち、係合レバー170は、係合解除カム140が係合レバー170の下方に案内されるように配置されている。このように係合解除カム140が係合レバー170の下方に案内されている状態が、図13Bに詳細に示されている。
更に、図13Aに示されているように、係合解除カム140は、係合カム130よりもカムディスクの中心から離れるように、ブロック爪100側へと伸びている。すなわち、係合解除カム140の外端部に位置する係合解除カム140の切換面630は、係合カム130の切換面630よりもカムディスク40の中心点から離れている。従って、係合カム130とは反対に、係合解除カム140は、係合解除レバー175を作動させることができる。これは、係合解除カム140の切換作用面630が、係合解除レバー175と係合可能に構成されているからである(図14Aおよび14B)。
すなわち、係合カム130と係合解除カム140が設けられていることによって、ブロック爪100を誤って解除すなわち動作停止させたり、誤って係合すなわち作動させたりすることがないようにすることが可能である。係合カム130と係合解除カム140がカムディスク40上に互いに離間して配置されていることによって、このようにブロック爪100が誤って切り換えられることが回避される。
特に図2から理解されるように、係合カム130と係合解除カム140は、互いに角度α離れている。この角度αは、カムディスク40をこの角度だけ回転させるのに必要なベルトリールの回転速度が、自動車の仕様によって、ベルトリールに巻かれたシートベルトの長さに対応するように設定される。言い換えれば、角度αが対応して変更されるので、ベルト巻取装置は、様々な自動車の仕様に対応させることが可能である。カムディスク40の切換ポイントは、角度αの設定、ひいては切換カムの対応する配置によって、ギア、またはギアの減速率を変更することなく設定可能である。また、ブロック爪100は、係合カム130によってのみ作動され、係合解除カム140によってのみ動作停止されるので、シートベルトの長さが、係合カム130と係合解除カム140との間の角度αに完全に一致するかどうかは重要ではない。
優先権主張の基礎として2003年2月28日に出願されたドイツ特許出願DE10310020.2号の内容が引用される。
以上、本発明の実施形態を記載したが、本発明はこれらに限られるものではない。当業者には、本発明の趣旨から逸脱することなく本発明の上記実施形態に様々な変更を加えることができることは自明である。従って、そのような他のベルト巻取装置とその使用方法は、完全に本発明の権利範囲内にある。本明細書に記載された装置および方法は、例示用であり、本発明の権利範囲を限定するものではない。
ベルト巻取装置の例示的な実施形態を示す側面斜視図である。 図1に示すベルト巻取装置におけるブロック爪の切換の経時的態様を示す。 図1に示すベルト巻取装置におけるブロック爪の切換の経時的態様を示す。 図1に示すベルト巻取装置におけるブロック爪の切換の経時的態様を示す。 図1に示すベルト巻取装置におけるブロック爪の切換の経時的態様を示す。 ブロック爪の切換の詳細な態様を示す。 図1に示すベルト巻取装置におけるブロック爪の切換の経時的態様を示す。 図1に示すベルト巻取装置におけるブロック爪の切換の経時的態様を示す。 図1に示すベルト巻取装置におけるブロック爪の切換の経時的態様を示す。 ブロック爪の切換の詳細な態様を示す。 図1に示すベルト巻取装置におけるブロック爪の切換の経時的態様を示す。 図1に示すベルト巻取装置におけるブロック爪の切換の経時的態様を示す。 図1に示すベルト巻取装置のカムディスクの切換カムとブロック爪の寸法構成を示す。 図1に示すベルト巻取装置のカムディスクの切換カムとブロック爪の寸法構成を示す。 図1に示すベルト巻取装置のカムディスクの切換カムとブロック爪の寸法構成を示す。 図1に示すベルト巻取装置のカムディスクの切換カムとブロック爪の寸法構成を示す。 図1に示すベルト巻取装置のカムディスクの切換カムとブロック爪の寸法構成を示す。 図1に示すベルト巻取装置のカムディスクの切換カムとブロック爪の寸法構成を示す。 図1に示すベルト巻取装置のカムディスクの切換カムとブロック爪の寸法構成を示す。 図1に示すベルト巻取装置のカムディスクの切換カムとブロック爪の寸法構成を示す。
符号の説明
10 ベルト巻取装置
20 ハウジング
30 内歯リング
40 カムディスク
50 偏心ディスク
60 回転軸
100 ブロック爪
110 係止アーム
120 スプリング
130 係合カム
170 係合レバー
175 係合解除レバー
230 係止凸部
240 第1凹部
250 第2凹部
300 歯付ラチェット

Claims (22)

  1. ベルトリールと、
    前記ベルトリールに対し回転に関し固定状に連結された偏心ディスクと、
    係合カムと、当該係合カムとは別個に設けられた係合解除カムとを備えるとともに、前記偏心ディスクによって直接的に駆動されるカムディスクと、
    シートベルトの引出方向に前記ベルトリールとともに回転するように構成された歯付ラチェットと、
    ブロック位置において前記歯付ラチェットの回転を規制し、解除位置において前記歯付ラチェットに影響を及ぼさない状態とするブロック爪であって、前記カムディスクを介して前記解除位置から前記ブロック位置へと、または前記ブロック位置から前記解除位置へと切り換わるように構成されたブロック爪とを有し、
    前記ブロック爪は、前記係合カムとのみ相互作用する係合レバーと、前記係合解除カムとのみ相互作用する係合解除レバーとを有し、
    前記カムディスクの係合カムが、前記ブロック位置における前記ブロック爪に係合するように構成され、前記カムディスクの係合解除カムが、前記解除位置における前記ブロック爪に係合するように構成されていることを特徴とするシートベルト用ベルト巻取装置。
  2. 前記ブロック爪が回転軸回りに回転可能に取付けられていることを特徴とする請求項1に記載のベルト巻取装置。
  3. 前記回転軸がベルト巻取装置のハウジング上に設けられていることを特徴とする請求項に記載のベルト巻取装置。
  4. 前記ブロック爪がスプリングによって前記ブロック位置または前記解除位置にロックされることを特徴とする請求項1に記載のベルト巻取装置。
  5. 前記スプリングが金属スプリングを含むことを特徴とする請求項に記載のベルト巻取装置。
  6. 前記スプリングが樹脂スプリングを含むことを特徴とする請求項に記載のベルト巻取装置。
  7. 前記スプリングが前記ベルト巻取装置ハウジング上に位置する樹脂材を含むことを特徴とする請求項に記載のベルト巻取装置。
  8. 前記スプリングが2つの凹部を有し、一方の凹部が、前記ブロック位置で前記ブロック爪の係止凸部を係止し、もう一方の凹部が、前記解除位置で前記ブロック爪の係止凸部を係止することを特徴とする請求項に記載のベルト巻取装置。
  9. 前記ブロック爪が、前記ブロック位置から前記解除位置、または前記解除位置から前記ブロック位置へと切り換えられる際に、前記スプリングが死点を超えるように構成されていることを特徴とする請求項に記載のベルト巻取装置。
  10. 前記係合レバーが、前記カムディスクの前記係合解除カムを介しては偏向或いは接触されないように構成され、前記ブロック爪の前記係合解除レバーが、前記カムディスクの前記係合カムを介しては偏向或いは接触されないように設定して配置されていることを特徴とする請求項に記載のベルト巻取装置。
  11. 前記カムディスクの2つのカムの一方の切換作用面が、他方のカムの切換作用面よりも前記カムディスクの中心点から離れていることを特徴とする請求項10に記載のベルト巻取装置。
  12. 前記係合解除カムと前記係合カムが、前記カムディスクの他の部分に比べて***していることを特徴とする請求項10に記載のベルト巻取装置。
  13. 前記カムディスクの2つのカムの一方が、他方のカムより高く***するように構成されていることを特徴とする請求項12に記載のベルト巻取装置。
  14. 前記カムディスクが歯付外縁部を有し、前記外縁部の歯が、前記ハウジングに固定された内歯リングによって囲まれ、前記歯付外縁部が、前記内歯リングの径よりも大きい径を有するとともに相補形とされた歯を有し、前記カムディスクが、周方向について限定された範囲に渡り前記内歯リングに噛合し、前記外縁部と前記内歯リングの歯が、ベルト巻取装置の前記ベルトリールの回転時に、前記カムディスクが前記内歯リングに沿って転動するように、前記外縁部の歯と前記内歯リングの歯が互いに対向し径方向に離れるように配置されていることを特徴とする請求項1に記載のベルト巻取装置。
  15. 前記偏心ディスク、前記内歯リング、および前記カムディスクが減速ギアを構成することを特徴とする請求項14に記載のベルト巻取装置。
  16. 前記カムディスクがN個の歯を有する場合に、前記内歯リングがN+1個の歯を有することを特徴とする請求項15に記載のベルト巻取装置。
  17. 前記歯数Nが26であることを特徴とする請求項15に記載のベルト巻取装置。
  18. 前記偏心ディスク、前記内歯リング、および前記カムディスクが、ウォッブルギアを構成することを特徴とする請求項14に記載のベルト巻取装置。
  19. ベルトリールと、
    前記ベルトリールに連結された偏心ディスクと、
    係合カムと係合解除カムとを備えるとともに、前記偏心ディスクによって駆動されるカムディスクと、
    ブロック位置と解除位置に配置されて、前記ブロック位置にある場合に、シートベルトの回転引出方向に対して前記ベルトリールと同時に回転する歯付ラチェットをブロックし、前記解除位置にある場合に、前記歯付ラチェットの回転が影響を受けないように構成されたブロック爪であって、前記カムディスクによって前記解除位置から前記ブロック位置に、または前記ブロック位置から前記解除位置に切り換わるように構成されたブロック爪とを有し、
    前記ブロック爪は、前記係合カムとのみ係合する係合レバーと、前記係合解除カムとのみ係合する係合解除レバーとを有し、
    前記カムディスクの係合カムが、前記ブロック位置において前記ブロック爪に係合するように構成され、前記カムディスクの係合解除カムが、前記解除位置において前記ブロック爪に係合するように構成されていることを特徴とするシートベルト用ベルト巻取装置。
  20. 前記ブロック爪がスプリングによって前記ブロック位置または前記解除位置にロックされることを特徴とする請求項19に記載のベルト巻取装置。
  21. 前記スプリングが2つの凹部を有し、一方の凹部が、前記ブロック位置で前記ブロック爪の係止凸部を係止し、もう一方の凹部が、前記解除位置で前記ブロック爪の係止凸部を係止することを特徴とする請求項20に記載のベルト巻取装置。
  22. 前記係合レバーが、前記カムディスクの前記係合解除カムを介しては偏向或いは接触されない長さに設定され、前記ブロック爪の前記係合解除レバーが、前記カムディスクの前記係合カムによって偏向或いは接触されないような長さに設定されていることを特徴とする請求項19に記載のベルト巻取装置。
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