JP4312508B2 - 立旋盤 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、フレネルレンズ成型用金型等の超精密加工に用いられる立旋盤に係り、特に、フレネルレンズのようにレンズ溝の角度が一本毎に少しずつ変化するような徐変溝の加工に適した立旋盤に関する。
【0002】
【従来の技術】
図9は、精密光学機械の集光レンズとして利用されれているフレネルレンズを示している。このフレネルレンズ2は、同心円状またはスパイラル状の横断面V形状のレンズ溝4を有している。レンズ溝4は、図10に示されるように、一方の溝側面がフレネル面fで他方の溝側面がライズ面rと呼ばれている。フレネルレンズ2は、フレネル面fの傾斜角(フレネルレンズ角φ)がレンズ溝4の一本毎に変化しているという特徴がある。
【0003】
近年、フレネルレンズは、射出成形により製造されるようになっており、フレネルレンズ成形用の金型には、一本毎にフレネル面fの傾斜角が徐々に変化していくレンズ溝を精密に加工しなればならない。
【0004】
従来、この種の徐変溝加工を行う工作機械としては立旋盤が利用されている(特許文献1参照)。
このような徐変溝加工を行なう従来の立旋盤は、バイトの刃先の角度を変えるための刃物台旋回機構を備えている。図12並びに図13は、従来の立旋盤の刃物台旋回機構の従来例を示している。各刃物台旋回機構を採用する立旋盤では、サドルの水平移動の直線軸はX軸、ラムの上下移動の直線軸はZ軸で、これらは共通する構成である。刃物台を旋回させるB軸については、それぞれ異なる構造をもっている。
【0005】
まず、図12の刃物台旋回機構について説明すると、刃物台110は、4本のバイト100を装着することができるタイプの刃物台である。ラム111の下端部には、旋回軸114を空気軸受で支持するスイベルスヘッド112が取り付けられている。旋回軸114は、刃物台110の中心で結合されており、4本のバイト100は、旋回軸114に関して対称に90°ずつ向きを変えて刃物台110に配置されている。なお、図12において、参照符号115は、旋回軸114を駆動するサーボモータである。
【0006】
これに対して、図13に示す刃物台旋回機構では、ラム117の下部には円弧状の案内面をもつRガイド118が設けられており、このRガイド118により、旋回台119の傾く動きを案内して、この旋回台119に固定した刃物台120に保持されているバイト100の旋回動作を刃先を旋回中心として実現するようになっている。したがって、刃物台120には、バイト100は1本だけが装着される。B軸の駆動機構には、ボールねじ機構等による直線運動を旋回台20の傾動に転換する機構(図示せず)が用いられており、この点で、図12の刃物台旋回機構がB軸旋回軸14により単純に刃物台10を旋回させているのとは異なっている。
【0007】
【特許文献1】
特開平10−142405号公報
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
図12に示した従来の刃物台旋回機構を有する立旋盤で、フレネル成形用金型にレンズ溝を旋削加工する場合には、図11に示すように、バイト100の切刃稜101をフレネルレンズ角φに合わせて傾斜させた状態で、バイト100を下降させテーブルを回転させながらX軸、Z軸の合成送りによりライズ面rを切削しつつワークWに切り込みを与え、所定の深さに達したところでバイト100の切刃稜101をワークWに転写してフレネル面fを創成する。この時には、X軸、Z軸の合成送りのためライズ面rは鏡面に切削できない。
【0009】
次いで、フレネル面fの加工に引き続きライズ面rを切刃稜102で仕上げ加工するためには次のような動作が必要になる。
すなわち、バイト100をワークWから逃がし、刃物台110を旋回させることによりバイト100の切刃稜102をライズ面rの傾斜に合わせる。ところが、刃物台110の旋回により、バイト100の刃先のX軸位置がレンズ溝の谷底頂点から大きくずれるので、X軸移動を行ってバイト100の刃先をレンズ溝の谷底の頂点に合わせなければならない。そして、Z軸移動によりバイト100を下降させて、ワークに切り込みを与え、ライズ面rを加工する。
【0010】
しかしながら、バイト100の角度を変えるときには、必ずX軸移動とZ軸移動が伴うため、位置決め精度誤差や、X軸真直度誤差による刃先位置の変位などの誤差が発生し、バイト100の刃先の位置が、目標とするレンズ溝の谷底頂点からずれてしまい、その結果、レンズ溝の溝ピッチの不良や深さの不良ができてしまうという問題があった。
【0011】
一方、図13に示した従来の刃物台旋回機構を有する立旋盤でレンズ溝を旋削加工する場合は、刃先がバイト100の旋回中心になっていることから、フレネル面fを加工した後、バイト100の刃先先端をレンズ溝の谷底頂点に置いたままB軸による旋回台119の旋回動作だけで理論上はバイト100の切刃稜102をライズ面rの角度に合わせることできる。
【0012】
しかしながら、実際の加工にあっては、バイト100の刃先位置を旋回中心に位置決めすること、及びその位置を旋回する間保持することは非常に難しい。というのは、運動精度には、旋回台119を案内するRガイド118の案内面の形状精度(真円度)が大きく関係してくるが、Rガイド118の案内面の真円度を出すのが非常に難しいため、Rガイド118の案内面に対する旋回台119の当たり具合によって、バイト100の刃先位置がずれる可能性がある。
【0013】
さらに、図13に示す刃物台旋回機構では、バイト100の旋回半径が大きいため、クロスレール前面側に重量のある旋回機構部を配置することになるため、クロスレールに捻りが発生し易く、刃先位置の変化として大きく効いてきて、バイト100の刃先位置を合わせたつものでも実際にずれが生じるという問題がある。
【0014】
そこで、本発明の目的は、前記従来技術の有する問題点を解消し、フレネルレンズ成形用金型にレンズ溝を徐変加工をする場合に、バイトの刃先位置をずらさずにバイトの角度を変えられるようにして、高精度の徐変溝加工を行えるようにした立旋盤を提供することにある。
【0015】
【課題を解決するための手段】
前記の目的を達成するために、本発明は、コラムと、ワークを回転させる回転テーブルと、前記コラムに片持ち支持されるクロスレールと、前記クロスレールの案内面に沿って水平方向に移動可能に設置されたサドルと、前記サドルから垂設され、サドルの案内面に沿って上下方向に移動可能に設置されたラムと、前記ラムの下端部に取り付けられ、前記回転テーブルのテーブル面に対して傾斜する旋回軸であってバイトの刃先を旋回中心として当該バイトを旋回させる前記旋回軸を有する斜軸ヘッドと、を具備したことを特徴とするものである。
【0016】
本発明の好ましい実施形態によれば、前記斜軸ヘッドは、軸受けにより回転可能に支持された前記旋回軸と、前記旋回軸の軸線から偏心して軸方向に伸びる偏心腕部と、前記偏心腕部の先端部に取り付けられ前記バイトを保持するバイトホルダと、前記旋回軸を回転させバイトの旋回角度を割り出す旋回割出部と、を備えている。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下、本発明による立旋盤の一実施形態について、添付の図面を参照しながら説明する。
図1は、本発明の一実施形態による立旋盤の全体構成を示す斜視図で、図2は同立旋盤の側面を示す図である。図1、図2において、参照番号10はベッドを示し、ベッド10の上面には、コラム12が設置されている。片持ち支持のクロスレール14は、この実施形態では、コラム12と一体型の上部構造体を構成している。クロスレール14の上部には、サドル16がクロスレール14上を水平方向に移動可能に設けられている。このサドル16には、ラム18が上下方向に移動可能に垂設されている。このラム18の下端部に取り付けられいるのが斜軸ヘッド20である。斜軸ヘッド20の先端部にはバイト100が保持されている。
【0018】
参照番号22は、回転テーブルである。この回転テーブル22は、旋削加工を施す工作物を固定する真空吸引チャック23を備えている旋削加工テーブル24と、この旋削加工テーブル24を水平な姿勢で回転自在に支持するテーブル本体部25とから構成されている。テーブル本体部25は、テーブル駆動装置26と接続されている。
【0019】
本実施形態による立旋盤の場合、サドル16を水平方向に移動させる軸がX軸で、このX軸のボールネジ送り機構を駆動するのがX軸サーボモータ27である。また、ラム18を上下に移動させる軸がZ軸で、28がZ軸のボールねじ送り機構を駆動するZ軸サーボモータである。
【0020】
次に、図3は、サドル16およびラム18の構成を詳細に示す図である。
図3において、クロスレール14の上面部には、サドル16の移動を案内する互いに平行な2本のX軸案内面30a、30bが設けられている。またクロスレール14の中央部には、ラム18を収容する中空部32が区画されている。サドル16は、この中空部32を跨ぐようにして両側をX軸案内面30a、30bにより支持されている。このX軸案内面30a、30bは、有限型ころがり案内により構成されている。なお、33は、X軸のボールねじ送り機構を構成するX軸ボールねじを示している。
【0021】
サドル16の底部からは、四角筒状のラムガイド部材34が垂下されている。このラムガイド部材34の左右両内側側面には、上下方向に延びるころがり案内からなるZ軸リニアガイド部35a、35bが固定されている。ラム18の左右側面には、Z軸ガイドレール36a、36bが上下に延びるように取り付けられ、これらのZ軸ガイドレール36a、36bはZ軸リニアガイド部35a、35bに係合するようになっている。
【0022】
サドル16の上面には、Z軸サーボモータ28が設置されている。サドル16の底面では、軸受け部材37によって上下方向に延びるZ軸ボールねじ38が回転可能に支持されている。ラム18の上端部には、ボールナット39が固定され、このボールナット39にZ軸ボールねじ38が螺合するようになっている。なお、サドル16の上面には、一対のバランスシリンダ40が取り付けられており、ラム18の重量はバランスシリンダ40によって担持されており、Z軸サーボモータ28の負荷を軽減している。
【0023】
ラム18の下端部には図12に示した従来のスイベルヘッド付きの刃物台の替わりに、以下のような傾斜する旋回軸44を有する斜軸ヘッド20が取り付けられ、この斜軸ヘッド20を用いることによってバイト100の刃先に旋回中心を設定し、刃先の位置を変えることなくバイト100の切刃の角度を変えられるようになっている。
【0024】
そこで、図4に斜軸ヘッド20を示す。この図4において、参照番号50は、旋回軸44の軸線である。また、参照番号52は、水平面(テーブル面)を示している。αが旋回軸44の軸線50とテーブル面52がなす傾斜角度である。
【0025】
斜軸ヘッド20は、旋回軸44の軸線50がテーブル面52に対して傾斜角度αをなすようにブラケット42により保持されている。テーブル面52と干渉する部分は、極力面取りをして傾斜角度αを小さくするようにしている。この実施形態では、傾斜角度αは、15°に設定されている。この旋回軸44の傾斜角度αは、好ましくは30°以内である。
【0026】
斜軸ヘッド20は、ヘッド本体45と、偏心腕部46と、バイト100を保持するバイトホルダ47と、バイト100の旋回角度を割り出す旋回割出部48とから構成されている。
【0027】
旋回軸44の先端には、軸線50と直角に延びる偏心腕部46の基端部46aが固着され、この基端部46aからはさらに直角に軸線50と平行に軸線50とは所定の偏心半径だけ偏心している偏心腕部46が延び、先端にバイトホルダ47が取り付けられている。このバイトホルダ47は、バイト100を偏心腕部46に対して直角に保持する。そして、このような偏心腕部46を用いることで、図4に示されるように、バイト100の刃先Aは、旋回軸44の軸線50上にあり、従って、刃先Aを旋回中心に設定することができる。
次に、旋回割出部48は、サーボモータ54により駆動される。そしてロータリエンコーダ56により位置フィードバックをとり、サーボモータ54の回転を制御することで、10万分の1度の精度で旋回軸44の旋回角度を割り出すことができるようになっている。このような旋回割出部48の制御軸がB軸である。
【0028】
なお、ヘッド本体45の内部には、B軸の割出精度に対応させるために、旋回軸44を回転自在に支持する軸受けとして空気軸受58が組み込まれている。
【0029】
本実施形態による立旋盤は、以上のように構成されるものであり、次に、以上のように構成される立旋盤による加工例として、フレネルレンズ成形用金型にレンズ溝を旋削する徐変溝加工を例に挙げて説明する。
【0030】
図5は、フレネルレンズ成形金型のレンズ溝の形状を示す図である。同心円状に並ぶそれぞれのレンズ溝では、フレネル面fの傾斜角度は外周になるにしたがって徐々に大きな角度になっている。ライズ面rの傾斜角度は、徐々に変化しているものもあれば、一定のものもある。本実施形態では、このようなフレネル面fをもつレンズ溝を以下のように加工する。
【0031】
加工前の準備として、斜軸ヘッド20では、バイトホルダ47に取り付けられているバイト100について、図4に示されるように、刃先Aが旋回軸44の軸線50上にあるように位置合わせを行っておく。
【0032】
図1において、レンズ溝を旋削する対象のワークWは、旋削加工テーブル24の回転中心に対してワークWの中心を合わせ真空チャック23により固定し旋回加工テーブル24を回転させる。
【0033】
サドル16のX軸移動により、斜軸ヘッド20を加工位置に移動させる。ここで、図6は、ワークWとバイト100の刃先の位置関係を示す。まず、図6(a)に破線で示すように、バイト100のX軸位置をフレネル面f1をもつレンズ溝の谷底頂点位置に合わせる。そして、B軸サーボモータ54により旋回割出部48が駆動されて旋回軸44が旋回し、バイト100の切刃稜101の角度がフレネル面f1の傾斜角度φ1と一致するようになる。
【0034】
こうして、バイト100の切刃稜101の角度をフレネル面f1の傾斜角φ1に合わせてから、Z軸移動によりバイト100を下降させてワークWに切り込みを与え、所定の深さに達したところでバイト100の切刃稜101をワークWに転写してフレネル面f1を創成する。
【0035】
フレネル面f1を創成した時点で、バイト100の刃先Aは、レンズ溝の谷底頂点にある。そして、斜軸ヘッド20にあっては、旋回軸44の軸線50上にバイト100の刃先Aが位置している。したがって、バイト100はレンズ溝の谷底頂点を旋回中心として旋回することが可能である。
【0036】
したがって、フレネル面f1に引き続いてライズ面r1を加工するためには、Z軸移動を行うことなく、B軸旋回によりバイト100を刃先Aを旋回中心に旋回させバイト100の切刃稜102をライズ面r1の傾斜角度に合わせることができる(図6(b))。このため、バイト100の刃先Aの位置を変えることなく、バイト100の切刃稜102をワークWに転写してライズ面r1を創成することができる。
【0037】
こうして一本のレンズ溝の加工が完了したら、Z軸移動によりバイト100をレンズ溝から逃がし、X軸移動によりバイト100を隣のフレネル面f2のレンズ溝の位置に移動させる。そして、バイト100の刃先AのX軸上の位置をレンズ溝の谷底頂点に合わせてから、B軸旋回によりバイト100の切刃稜101の角度をフレネル面f2の傾斜角φ2に合わせ、以下、最初のレンズ溝の場合と同様の動作を繰り返すことにより、バイト100の刃先Aの位置を変えることなく、フレネル面f2とライズ面r2を連続して加工することができる。
【0038】
以上のように、旋回軸44の軸線上にバイト100の刃先Aが位置している構造をもつ斜軸ヘッド20によれば、X軸、Z軸の移動を伴わずに、B軸による旋回動作だけで、バイト100の切刃の角度をフレネル面fとライズ面rに合わせることができる。これにより、サドル16がX軸移動するときや、ラム18がZ軸移動したときに生じる変位が刃先の位置の誤差として大きく効いてくるということがない。
【0039】
しかも、傾斜する旋回軸44は空気軸受58で支持されていること、およびサーボモータ54で駆動する割出機構48をB軸として数値制御によりバイト100の旋回運動を実現するので、Rガイドの真円度に運動精度を依存する従来の旋回台方式とは、同じく旋回中心を刃先に設定することができるとはいえ、比較できないくらいの高精度の割出精度を得ることができる。また、バイト100の切刃の角度をフレネル面fからライズ面rに合わせるときに、X軸、Z軸移動することがないので、時間の短縮を図ることができる。そして、レンズ溝の本数は多いので大幅な切削時間の短縮となる。
【0040】
以上の加工例は、フレネルレンズ成型金型の旋削加工であるが、本発明の立旋盤は、直線移動型のプレーナテーブルと組み合わせることにより、導光板形成用金型のプレーナ加工にも適用することができる。
【0041】
図7は、プレーナ加工を行うために、旋削加工テーブル24の上面にプレーナテーブル60を設置できるようにした立旋盤を示す図である。
【0042】
プレーナテーブル60は、旋回加工テーブル24の上面に固定されているテーブルベース62と、このテーブルベース62上を移動する移動テーブル64とから基本的に構成されている。テーブルベース62の上面には、直線案内を構成するV溝が形成されており、これを案内に移動テーブル64は図示しないボールねじ送り機構により直線移動することができる。
【0043】
この立旋盤では、移動テーブル64の送りを制御する軸をY軸としている。この場合、ボールねじの軸方向は、旋回加工テーブル24の回転とともに変わり得るが、プレーナ加工を行うときには、図7に示すように、ボールねじの軸方向がX軸、Z軸に共に直交する方向(図7の紙面に直角な方向)になるように旋回加工テーブル24の位置を割り出した後、図示しないクランプ手段で固定し、ボールねじの軸方向と機械上の位置制御軸であるY軸の方向を一致させるようにしている。
【0044】
このように、回転テーブル22にプレーナテーブル60を取り付けることで、本実施形態の立旋盤では、プレーナ加工による徐変溝加工を次のようにして行うことができる。
【0045】
図8は、導光板成形金型のレンズ溝の形状を示す図である。平行に延びるそれぞれのレンズ溝の角度は、左側のレンズ溝ほど徐々に大きな角度になっている。各レンズ溝では、両側の傾斜面の角度は等しい。
【0046】
そこで、サドル16のX軸移動により、斜軸ヘッド20を加工位置に移動させ、バイト100のX軸位置をレンズ溝L1の谷底頂点位置に合わせる。このとき、B軸サーボモータ54により駆動されて旋回軸44が旋回し、バイト100の切刃稜101の角度を右側の傾斜面Kr1の傾斜角度と一致させる。
【0047】
次に、Z軸移動によりバイト100を下降させてワークWに切り込みを与え、Y軸移動により移動テーブル64を送りながらバイト100の切刃稜101をワークWに転写してフレネル面Kr1を創成する。
【0048】
その後、バイト100を刃先Aを中心として、B軸旋回によりバイト100の切刃稜102の角度を左側の傾斜面Kl1の傾斜角に合わせてから、Y軸移動により移動テーブル64を送りながらバイト100の切刃稜102をワークWに転写してフレネル面Kl1を創成する。このようにして、バイト100の刃先Aの位置を変えることなく、右側傾斜面Kr1と左側傾斜面Kl2を連続して加工することができる。他のレンズ溝についても、以下同様にして加工することができる。
【0049】
【発明の効果】
以上の説明から明らかなように、本発明によれば、フレネルレンズ成形用金型にレンズ溝を徐変加工をする場合に、バイトの刃先位置をずらさずにバイトの角度を変えられるようにして、高精度の徐変溝加工を達成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態による立旋盤を示す斜視図。
【図2】同実施形態による立旋盤の側面図。
【図3】同実施形態による立旋盤のサドルとラムの構成を示す断面図。
【図4】同実施形態による立旋盤の備える斜軸ヘッドの側面図。
【図5】フレネルレンズ成型用金型のレンズ溝の説明図。
【図6】徐変溝の加工におけるバイトの刃先の動きを示す説明図。
【図7】立旋盤の回転テーブルにプレーナテーブルを搭載した立旋盤の側面図。
【図8】プレーナ加工におけるバイトの刃先の動きを示す説明図。
【図9】フレネルレンズを示す平面図。
【図10】フレネルレンズ成形金型のレンズ溝の説明図。
【図11】従来のフレネルレンズ成形金型のレンズ溝加工の説明図。
【図12】従来の立旋盤に設けられる刃物台旋回機構の例の説明図。
【図13】従来の立旋盤に設けられる刃物台旋回機構の他の例の説明図。
【符号の説明】
10 ベッド
12 コラム
14 クロスレール
16 サドル
18 ラム
20 斜軸ヘッド
22 回転テーブル
24 旋削加工テーブル
44 旋回軸
46 偏心腕部
48 旋回割出部
50 旋回軸の軸線
54 サーボモータ
56 ロータリエンコーダ
58 空気軸受け
60 プレーナテーブル
64 移動テーブル
100 バイト

Claims (6)

  1. コラムと、
    ワークを回転させる回転テーブルと、
    前記コラムに片持ち支持されるクロスレールと、
    前記クロスレールの案内面に沿って水平方向に移動可能に設置されたサドルと、
    前記サドルから垂設され、サドルの案内面に沿って上下方向に移動可能に設置されたラムと、
    前記ラムの下端部に取り付けられ、前記回転テーブルのテーブル面に対して傾斜する旋回軸であってバイトの刃先を旋回中心として当該バイトを旋回させる前記旋回軸を有する斜軸ヘッドと、
    を具備したことを特徴とする立旋盤。
  2. 前記斜軸ヘッドは、
    軸受けにより回転可能に支持された前記旋回軸と、前記旋回軸の軸線から偏心して軸方向に伸びる偏心腕部と、前記偏心腕部の先端部に取り付けられ前記バイトを保持するバイトホルダと、前記旋回軸を回転させバイトの旋回角度を割り出す旋回割出部と、
    を備えることを特徴とする請求項1に記載の立旋盤。
  3. 前記旋回軸の軸線は、水平面と30°以内の角度をなしかつ前記バイトの刃先中心を通ることを特徴とする請求項2に記載の立旋盤。
  4. 軸受は、空気軸受けからなることを特徴とする請求項2に記載の立旋盤。
  5. 前記旋回割出部は、前記旋回軸を駆動するサーボモータと、旋回軸の旋回角度を検出するエンコーダを有することを特徴とする請求項2に記載の立旋盤。
  6. 前記回転テーブルに、さらに、直線軸を有するプレーナ加工用のテーブルを搭載したことを特徴とする請求項1に記載の立旋盤。
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