JP4309687B2 - ***制御オストミー装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ストーマの周囲の皮膚に粘着的に取付けられるようになっているタイプのオストミー装置、特に、ストーマを最小のシール圧で内部的にシールすることによって***を制御する手段を備えた装置、に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
コロストミー、イレオストミー、及び、ウロストミーとして知られている、外科手術では、腹壁にストーマと呼ばれる開口ができる。ストーマは、体腔の内部からの***物廃棄を可能とする。しかしながら、上記のような外科手術を受けた患者は、***物廃棄に関して制御できないので、ストーマを保護し且つ放出される廃物を集めるために、しばしばオストミー装置を利用する必要がある。
【0003】
数年以上、種々の異なるタイプや構造のオストミー装置が利用されてきた。種々の材料や接着剤が、オストミー装置の実用性や装着性を向上させるために開発されてきた。
【0004】
基本的な装置は、接着剤が塗布された面板に接続された収集容器又はパウチを備えている。該面板は、身体にパウチを取付けるのに役立つものである。パウチは、第1及び第2の薄い壁体が周辺に沿って熱溶接等でシールされて構成されている。パウチは、ストーマと並ぶよう設けられた入口開口を有しており、パウチから材料を空にするための出口を有してもよい。ワンピースタイプのオストミー装置では、パウチは、接着剤が塗布された面板に永久に取付けられている。ツーピースタイプのオストミー装置では、パウチは、結合リング等によって面板に脱着可能に取付けられている。結合リング等は、その度毎に面板を取り外すことなくパウチの取替えを可能とする。
【0005】
ツーピースタイプのオストミー装置は、パウチを面板に脱着可能に取付ける手段を必要とする。1つの特に好結果を示す構造は、一対の、環状又はリング状で、硬質又は半硬質の、プラスチック部品からなっており、一方が、軸方向に延びたリブの形を有しており、他方が、リブを脱着可能に受け入れ且つ摩擦係合するチャンネルの形を有している。
【0006】
【特許文献1】
特開平9−220247号公報
【特許文献2】
特開平7−136205号公報
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
これらのオストミー装置は、腸から***される廃物を集めるが、***が行われる時を制御する手段を備えてはいない。オストミー装置の主たる目的の1つは、利用者の動作の自由及び利用者の能力を増大させて、利用者が種々の活動に参加することによってより普通の生活を送れるようにすることである。しかしながら、ある状況においては、収集パウチに***が行われることによって、利用者が困惑する場合がある。何故なら、音や臭いが発生したり、パウチが大きくなったりするからである。従って、***が行われる時を制御して困惑を生じさせるかもしれない状況を発生させないことが、望まれる。
【0008】
ある状況における***を防ぐためにストーマを一時的にシールすることは可能である。しかしながら、ストーマをシールするには、通常、粘膜組織に大きな局部圧をかける必要がある。高い局部圧は腸組織をすり減らしたり傷つけたりし、また、局部圧が局部毛細管圧を越える場合には組織への血流を妨げたりするので、そのような結果は避けなければならない。
【0009】
ストーマから固体又は半固体の大便が流れ出るのを防止することが望まれるが、同じことは腸内ガスには当てはまらない。腸容積の3分の2は腸内ガスからなっている。腸内ガスは、利用者の快適さのために、及び、***と***との間の時間間隔を最大にするために、放出されなければならない。
【0010】
シール手段が標準のツーピースタイプのオストミー面板と結合できるようになっていること、及び、それにより、標準のツーピースタイプのオストミーパウチと交換可能であること、も望まれる。一方、新たなシール手段を取付ける度に面板を取外さなければならないが、そのような取外しを繰り返すことは知覚組織を傷つけたり不快感を生じさせたりするので、そのような結果は避けるべきである。
【0011】
【課題を解決するための手段】
上述の目的は、風船状シール部材からなるシール手段を使用する我々の発明によって叶えられる。該シール部材は、腸内に受け入れられて、固体又は半固体の大便の***に対抗してストーマをシールするものである。
【0012】
風船状シール部材は、腹壁を貫通した腸入口付近の腸の内壁の広い範囲に渡って、低い圧力(好ましくは10mmHgから30mmHg)を及ぼす。シール部材は、一端が閉じて他端が開いている、薄くて可撓性の壁体でできている。シール部材は、加圧されると、風船のように膨張し、内部腸壁を広い接触面積でシールする。シール部材の壁体の可撓性は、腸壁に追従することを可能とする。予備実験結果によれば、シール部材は、50mmHg以上に内部腸圧を上げることで、腸からの大便の放出を防止できる。
【0013】
シール部材の壁体は、良好な臭いバリヤーでもある材料でできているのが好ましい。そのような壁体の材料として、ポリウレタンがあるが、シリコンゴム、熱可塑性エラストマー、又は、広く知られた多機能バリヤーフィルムも、良好に使用できる。
【0014】
シール部材は、シール効果を最大とするために、種々の形態をとることができる。一つの好ましい形状は、腹壁付近の領域の腸壁と完全に接触するのを保証するために、比較的大きな球状近接部を有している。シール部材の全体の直径及び長さも、重要であり、それは、種々の体型やストーマ形状の利用者におけるシール効果を最大にするために、選択される。
【0015】
シール部材は、軽く収縮することによってその内部圧力を腸内の圧力と等しくすることにより、内部腸圧の一時的な増加に対応する。シール部材の可撓性及び非硬質性は、動作の完全な自由と、腸圧及び形状の局所変化への追従と、をもたらす。
【0016】
シール部材によって造られるシールは、シール部材の壁体の外面と腸壁との間の界面に存在する腸内ガスが界面に沿って通過するように、故意に、軽度に「不完全」でもある。大便にような、固体又は半固体の材料はシールを通過できない。
【0017】
従って、本発明の主たる目的は、内部シール手段を備えた***制御オストミー装置を提供することである。
【0018】
本発明の他の目的は、内部シール手段を備えた***制御オストミー装置であって、内部シール手段が、最小のシール圧のみを及ぼしながらストーマを効果的にシールする、膨張可能な風船状シール部材からなるものである、オストミー装置、を提供することである。
【0019】
本発明の他の目的は、内部シール手段を備えた***制御オストミー装置であって、内部シール手段が、固体又は半固体の大便の放出を防止するが腸内ガスの放出は可能とするものである、オストミー装置、を提供することである。
【0020】
本発明の他の目的は、内部シール手段を備えた***制御オストミー装置であって、内部シール手段が、腹壁付近で、ストーマ内にシール部材を挿入することによって使用されるものである、オストミー装置、を提供することである。
【0021】
本発明の他の目的は、内部シール手段を備えた***制御オストミー装置であって、シール部材が、しぼんだ状態で腸内に挿入され、その後、それを囲む腸の内壁の形状に追従して膨張されるものである、オストミー装置、を提供することである。
【0022】
本発明の他の目的は、内部シール手段を備えた***制御オストミー装置であって、シール部材の内部シール圧が、内部腸圧の増加に晒された時に増加するものである、オストミー装置、を提供することである。
【0023】
本発明の他の目的は、内部シール手段を備えた***制御オストミー装置であって、内部シール手段が、標準ツーピースタイプのオストミー装置と両立できるものである、オストミー装置、を提供することである。
【0024】
本発明の一態様によれば、オストミー装置は、腸内に受け入れられて膨張してストーマをシールするようになっている風船状シール部材を備えている。シール部材は、開口を有する可撓性の壁体からなっている。シール部材の壁体を保持し且つシール部材の開口を閉じるキャップ手段が、ストーマ付近の組織にキャップ手段を固着させる手段と共に、設けられている。
【0025】
シール部材は、好ましくは球状近接部を有している。球状近接部は、シール部材の壁体が腸に十分に接触するのを可能とする。
【0026】
キャップ手段は膨張ポートを有している。このポートを通してシール部材を膨張させる膨張手段が設けられている。可撓性のチューブ手段が、キャップ手段からシール部材内へ延びている。可撓性のチューブ手段は、膨張ポートに接続した膨張チャンネルを有している。逆止弁が膨張ポートに連結している。
【0027】
膨張手段は、ノズルを有するポンプ手段からなっている。ノズルは、キャップ手段の膨張ポートに挿し込まれるようになっている。リリーフ弁が、シール部材の膨れすぎを防止するために、ポンプ手段に連結している。
【0028】
キャップを組織に固着させる手段は、面板を備えている。キャップ手段を面板上に脱着可能に取付ける取付手段が設けられている。
【0029】
面板は第1係合部を備えている。脱着可能な上記取付手段は第2係合部を備えている。第2係合部は開口を有している。第1係合部は、ストーマと並んだ第2係合部の開口と、係合するようになっている。
【0030】
脱着可能な上記取付手段は、開口を有する保持ディスクからなる保持部材も備えている。廃物収集容器が設けられている。該収集容器は、第2係合部の開口と並んだ第1入口と、第2入口を有する壁体と、を有している。第2入口付近の上記収集容器の壁体の部分は、上記保持ディスクにシールされている。
【0031】
チャンネルが、シール部材の壁体と上記収集容器の内壁との間に設けられている。フィルター手段が、チャンネルと周囲との間に使用可能に介設されている。フィルター手段は、好ましくは保持ディスク内に位置している。
【0032】
キャップ手段を第2係合部に脱着可能に取付ける手段が設けられている。保持ディスクは、キャップ手段と第2係合部との間に受け入れられるようになっている。
【0033】
本発明の他の態様によれば、オストミー装置は、腸内に受け入れられて膨張してストーマをシールするようになっている風船状シール部材を備えている。該装置は、面板と、面板をストーマ周囲の組織に固着させる固着手段と、を備えている。シール部材は、開口を有する可撓性の壁体からなっている。キャップ手段が、シール部材の壁体を保持し且つシール部材の開口を閉じるよう設けられている。キャップ手段は、膨張ポートを備えている。キャップ手段を面板に取付ける手段が設けられている。
【0034】
ノズルを有するハンドポンプからなる膨張手段が設けられている。ノズルは、膨張ポートに脱着可能に接続するようになっている。なお、膨張手段は、キャップに一体に組み入れることができる。
【0035】
廃物収集容器が、キャップ手段と面板との間に使用可能に介設されている。キャップ手段を取付ける取付手段は、面板を脱着可能に係合する手段と、キャップ手段を該面板係合手段に脱着可能に取付ける手段と、を備えている。上記面板係合手段は、保持ディスクも備えている。上記収集容器の壁体は、保持ディスクに取付けられている。保持ディスクは、腸内ガスを通して周囲に発散させるフィルター手段を備えている。
【0036】
面板は第1係合部を備えている。面板係合手段は第2係合部を備えている。これらの部分は、キャップを面板に脱着可能に取付けるために、相互に作用し合う。
【0037】
キャップ手段は、膨張チャンネルを有する可撓性のチューブも備えている。該チューブはシール部材内に受け入れられる。逆止弁が膨張チャンネルに連結している。
【0038】
【発明の実施の形態】
図1は本発明のオストミー装置の基本概念を示す分解略図である。図に示すように、本発明のオストミー装置は、風船状シール部材Aを備えている。シール部材Aは、開口12と球状近接部13とを有する薄くて可撓性の壁体10でできている。シール部材Aは、ストーマ14を通して腸内に挿入されるようになっている。
【0039】
シール部材Aの開口12付近の壁体10の部分は、キャップBの頂壁の内面に固定されている。キャップBは、ストーマ14の外側で、開口12と共にシール部材Aを保持し、且つ、シール部材Aの開口12を閉じるよう、機能する。キャップBは、硬質又は半硬質の材料でできている。接着手段Cは、キャップBの底縁をストーマ14の周囲の組織18に固着するために設けられている。
【0040】
キャップBは、膨張ポート20を備えている。逆止弁又はチェック弁21が膨張ポート20に連結している。チェック弁21は、単なる可撓性フラップでよく、その一端は、膨張ポート20の近くで、キャップBの頂壁の下側に、固定されている。
【0041】
膨張手段Dは、可撓性バルブ23と、硬質部分からなるノズル28と、を備えた、ハンドポンプからなっている。従来構造のリリーフ弁25が、シール部材Aの膨れすぎを防止するためにノズル28に連結している。なお、小さなポンプをキャップBの一体部分として組み込んでもよい。
【0042】
ノズル28をキャップBの膨張ポート20に挿し込み、バルブ23を絞ってシール部材Aを膨らませる。シール部材Aは、膨らむと、ストーマをシールする。そして、ノズル28を引き出すと、チェック弁21が、膨張ポート21を閉じて、シール部材Aの圧力を維持する。
【0043】
シール部材Aは、好ましくは薄くて可撓性の材料でできており、良好なバリヤー特性を有している。そのような材料としては、ポリウレタンがあるが、シリコンゴム、熱可塑性エラストマー、又は、多機能バリヤーフィルムも、良好に使用できる。
【0044】
シール部材Aは、シール効果を最大にするために種々の形態を採ることができる。1つの好ましい形状は、図に示すように、腹壁に近い領域の腸壁への完全な接触を保証するために、球状近接部を有する比較的大きなチューブ状形態である。シール部材Aの全体の直径と長さも、重要である。それらは、種々の体型及びストーマ形状を有する利用者にとってのシール効果を最大にする際の基本要因である。
【0045】
シール部材Aは、可撓性及び追従性を有しているので、軽度に収縮することによってその内圧を腸内の圧力と等しくすることにより、内部腸圧の一時的な増加に対応する。シール部材Aは、可撓性及び非硬質特性を有しているので、利用者の動作は完全に自由となり、腸圧及び形状の局所変化にも追従する。
【0046】
シール部材Aによって造られるシールは、故意に、軽度に「不完全」となっている。それにおいては、シール部材Aの壁体と腸壁との間の界面に存在する腸内ガスは、その界面に沿って通過可能である。大便のような、固体又は半固体の物質は、通過不可能である。
【0047】
シール部材Aは、キャップBの頂壁の下側に直接取り付けることができる。キャップBは、一般に面板26と呼ばれている皮膚相溶性接着剤の層を有する可撓性メンブレンによって、ストーマ14の周りの皮膚に一時的に取り付けるのが好ましい。しかしながら、以下に示すように、接着部材の取外しの繰り返しを避けるために、キャップBを面板26に脱着可能に取付けるための手段を組み入れるのが好ましい。
【0048】
図2、図3、及び、図4は、本発明のオストミー装置の好ましい実施形態を示している。本実施形態は、上述したような、風船状シール部材A、キャップB、接着手段C、及び、膨張手段D、を備えているが、更に、キャップBを面板26に脱着可能に取付けるための取付手段E、廃物収集容器(処分パウチ)F、及び、拡張手段Gも、備えている。
【0049】
取付手段Eは、保持ディスク16及びベース部材32を備えている。また、取付手段Eは、面板26の表面から延びた環状の突起又はリブ34からなる、第1係合部、も備えている。
【0050】
ベース部材32は、環状の形態を有しており、環状チャンネル36からなる第2係合部を備えている。ベース部材32は、ストーマ14と並んだ中央開口33を有している。
【0051】
リブ34は、脱着可能な方法で、チャンネル36内に嵌り込み、面板26とベース部材32との間に液密シールを構成する。なお、第1及び第2係合部は、従来のツーピースタイプのオストミー装置で使用されるのと同じ形態のものでもよい。
【0052】
キャップBの側壁38は、内向き突起40を備えている。一方、ベース部材32の外壁42は、円周溝44を有している。円周溝44には、キャップBをベース部材32に固定するために突起40がスナップ嵌合するようになっている。これは、キャップBをベース部材32に脱着可能に取り付けるための1つの可能な構成であるが、当業者ならば、多くの他の構成も容易に採用できる。
【0053】
図5に示すように、保持ディスク16は、キャップBの頂壁15の下面とベース部材32との間に位置している。保持ディスク16は、シール部材Aの開口12と並んだ中央開口17を有している。シール部材Aの開口12付近の壁体10の部分は、保持ディスク16に固定されている。キャップBがベース部材32に取付けられると、シール部材Aの壁体10は保持され、開口12は覆われる。
【0054】
シール部材Aは、完全に可撓性であり、可撓性の拡張チューブ22からなる拡張手段Gによって、ストーマ14内に挿入できる。拡張チューブ22は、シール部材Aの内部に位置しているが、壁体10には取付けられていない。拡張チューブ22は、ストーマ14内へのシール部材Aの挿入を助ける。シール部材Aが一旦挿入されると、拡張チューブ22は、正しい位置に留まるが、小さくて可撓性であるので、利用者にひりひりする痛みや不快感を生じさせない。また、拡張チューブ22は、シール部材Aを膨張させるために内部膨張チャンネル24を通して空気を送る。
【0055】
図6に示すように、外部膨張用バルブ23からなる膨張手段Dによって、シールを加圧することができる。ノズル28は、キャップBの膨張ポート20を通して拡張チューブ22中へ挿し込まれる。バルブ23は、シール部材Aを加圧するために絞られる。拡張チューブ22は、シール部材Aの後からの空気漏れを防止するために、内部逆止弁(図示せず)と連結している。なお、膨張手段Dを構成するポンプは、キャップBに組み入れて一体物とすることもできる。
【0056】
シール部材Aに加わる圧力を制限することも、主要な関心事である。我々の目標は、粘膜組織の壊死を防止するために、腸又はストーマに及ぼされるシール圧が局部毛細管圧を越えないこと、を保証することである。それ故、予め定めた限界を超える圧力で開く圧力リリーフ弁25を設けている。好ましくは、このリリーフ弁25は、ノズル28のような膨張手段Dの中に組み入れられ、装置自身の中に設けなくてもよい。リリーフ弁25は、シール部材Aの膨れすぎを防止する。
【0057】
シール部材Aで造られるシールは、故意に、完全なシールではない。腸壁の軽度な不規則性、及び/又は、シール部材Aに形成される軽度なしわは、非常に小さな漏れ経路を造る。実際、これらの漏れ経路は、固体又は半固体の大便が通過するには小さすぎるが、シール面に存在している腸内ガスを放出可能とする。
【0058】
腸内ガスは、シールを通り越して一旦放出されると、図4、図5、及び、図6に示すように、保持ディスク16中に位置している1つ以上のろ過要素30によってろ過されることが可能である。従来のオストミーパウチで使用されているのと同じ活性炭素フィルターを、この目的に使用してもよい。
【0059】
キャップBは、種々の手段によって、ストーマ14の周囲の皮膚18に取り付けることができる。当該手段は、従来のワンピースタイプのオストミーパウチを皮膚へ取り付けるのに使用される接着剤と類似した一時的皮膚相溶性接着剤の層を含んでいる。しかしながら、図示しているように、キャップBは、標準ツーピースタイプのオストミー装置の面板26と一緒にするのが好ましい。キャップBは、ツーピースタイプのオストミーパウチと同じようにして、面板26に連結する。それは、図10に示すように、ツーピースタイプのオストミーパウチと共に交換可能であるので、利用者は、***制御装置又は標準オストミーパウチを使用することにつき、いつでも選択の自由を有している。
【0060】
図6に示すように、キャップBの側壁38の内面の内向き突起40は、ベース部材32の外面42の円周溝44に嵌め込まれる。キャップBは、ベース部材32を覆って、その間に位置する保持ディスク16と共に、取付けられる。キャップBは、シール部材Aの開口12をシールする。
【0061】
図7に示すように、キャップBを取外すと、腸の内容物が、***され、処分される必要がある。処分を容易にするための一手段は、処分パウチFを***制御装置内に組み込むことである。
【0062】
処分パウチFは、好ましくは管状形態を有しており、薄くて可撓性のプラスチックフィルムでできており、オストミー装置の中心軸と同心円に位置している。処分パウチFは、保持ディスク16とベース部材32との間に取付けられており、ベース部材32の開口33と並んだ開口を有している。処分パウチFは、好ましくは、図5に示すように、オストミー装置内に保管するために薄い環状スペース内に折畳まれている。なお、多くの他の代わりの形態が、自己充足型の処分パウチに適していることは、明らかである。
【0063】
***の要求があると、利用者は、図7に示すように、面板26に取り付けられているベース部材32を残しておいて、ベース部材32からキャップBを取外す。処分パウチFの一端は保持ディスク16に、他端はベース部材32に、取付いたまま残る。キャップBを取外すと、シールが開放され、コンサーティーナの蛇腹のように処分パウチFが広がりながら、処分パウチF内への***が可能となる。図8に示すように、腸の内容物が処分パウチFへ放出されると、図9に示すように、ベース部材32を面板26から取外す。そして、保持ディスク16と処分パウチFとベース部材32とからなるアッセンブリを、適当な廃物容器内にて処分する。
【0064】
図10は従来のツーピースタイプのオストミーパウチ50を示している。該パウチ50は、周辺56にてシールされた壁体52、54を備えている。パウチ50は、チャンネル60を備えた環状係合部材58を備えている。係合部材58は、ベース部材32が面板26に取付けられるのと同じようにして、面板26上のリブ34と係合するようになっている。従って、パウチ50又は本発明のオストミー装置のいずれかを、面板26に取付けることができる。
【0065】
本発明は、***制御オストミー装置に関するものであり、該装置は、腸内に受け入れられて膨張してストーマをシールするようになっている風船状シール部材を備えている、と認識される。該装置は、組織に最小の圧力を加え、且つ、可撓性及び追従性を有するものであり、その結果、***が行われる時を制御する快適手段となるものである。内部拡張チューブは、シール部材の挿入及び膨張を容易にするために設けられている。収集容器も、オストミー装置の一部として設けられている。
【0066】
限られた数の好ましい実施形態を実例として開示しているが、それらに多くの変形や変更を施すことができることは明らかである。
【0067】
上述したように、本発明の基本的態様は、図1に示してある。図1のオストミー装置は、風船状のシール部材Aと、キャップBと、接着手段Cと、膨張手段Dと、を備えている。シール部材Aは、腸内に挿入されて膨張してストーマ14をシールするようになっている。シール部材Aは、可撓製の壁体10でできており、開口12と球状近接部13を有している。球状近接部13が腸内壁に接触する。キャップBは、シール部材Aを保持するとともに開口12を塞ぐようになっている。キャップBは、その底縁にて、接着手段Cを構成する面板26に取付けられる。シール部材Aは、膨張手段Dのノズル28をキャップBの膨張ポート20からシール部材A内に挿し込んで、バルブ23を絞ることにより、空気が送り込まれて膨張するようになっている。このオストミー装置によれば、シール部材Aによってストーマ14をシールした状態を、キャップ手段Bによって維持できる。即ち、キャップ手段Bを固着させている間は、***を止めておくことができる。従って、***を行う時を制御できる。しかも、簡単な構成により、制御できる。
【0068】
図2ないし図9は、本発明のオストミー装置の好ましい実施形態を示している。これは、風船状のシール部材Aと、キャップBと、接着手段Cと、膨張手段Dと、取付手段Eと、処分パウチFと、拡張手段Gと、を備えている。接着手段Cは、面板26からなっており、面板26は、表面にリブ34を有している。リブ34が第1係合部を構成している。取付手段Eは、ベース部材32を備えている。ベース部材32は、チャンネル36を有している。チャンネル36が第2係合部を構成している。リブ34とチャンネル36とが相互に係合することによって、ベース部材32が面板26に脱着可能に取付けられる。キャップBは突起40を有しており、一方、ベース部材32は円周溝44を有している。突起40が円周溝44に嵌合することによって、キャップBがベース部材32に脱着可能に取付けられる。従って、キャップBは、ベース部材32を介在させることによって、面板26に、脱着可能に取付けられるようになっている。よって、取付手段Eは、突起40と、円周溝44及びチャンネル36を有するベース部材32と、リブ34とで、構成されていると言える。キャップBとベース部材32との間には、保持ディスク16が存在している。処分パウチFは、上端が保持ディスク16の下面に固定され、下端がベース部材32の開口33の下縁に固定されている。保持ディスク16はシール部材Aを保持している。拡張手段Gは、可撓性のチューブ22からなっている。チューブ22は、キャップBの膨張ポート20及び保持ディスク16の開口17を通って、開口12からシール部材A内に延びている。
【0069】
***を行わない時は、図6に示すように、キャップBを取付けて、膨張手段Dにより、チューブ22を通してシール部材Aを膨らませてストーマ14をシールする。シールは、大便のような固体又は半固体の物質は通過させないが、腸内ガスは通過させるようになっているので、利用者は不快にならない。しかも、通過した腸内ガスは、ろ過要素30でろ過されるので、臭いが外部に漏れることはない。
【0070】
***を行う時は、図7に示すように、キャップBをチューブ22と共に取外す。そうすると、図8に示すように、シール部材Aが萎み、***物が処分パウチFへ流入していき、処分パウチFは、保持ディスク16を伴ったまま広がっていく。***が終了すると、図9に示すように、ベース部材32を面板26から取外す。そして、保持ディスク16と処分パウチFとベース部材32とからなる一体のアッセンブリを処分する。
【0071】
このように、本実施形態のオストミー装置によれば、***を行う時を制御できる。また、***後の処分が簡単である。更に、***の度に接着手段Cを取外すということをしなくてよいので、知覚組織を傷つけたり不快感を生じさせたりすることもない。
【0072】
【発明の効果】
請求項1記載の発明によれば、シール部材によってストーマをシールした状態を、キャップ手段によって維持できる。即ち、キャップ手段を固着させている間は、***を止めておくことができる。従って、***を行う時を制御できる。しかも、簡単な構成により、制御できる。また、キャップ手段が脱着可能であるので、面板を***の度に取外す必要は無い。従って、面板の取外しを繰り返すことに起因して知覚組織が傷ついたり不快感を感じたりすることを防止できる。また、第1及び第2係合部という簡単な構成で、キャップ手段が脱着可能であるまた、廃物収集容器が組み込まれているので、***後の処分を簡単に行うことができる。また、キャップ手段を間接的に且つ脱着可能に面板に取付けることができる。また、最終的に処分する、保持部材と廃物収集容器と(ベース部材の)第2係合部とからなるアッセンブリ、を構成できる。
【0073】
請求項2記載の発明によれば、シール部材を膨張させてストーマをシールできる。
【0074】
請求項3記載の発明によれば、チューブ手段の膨張チャンネルを通して空気をシール部材内へ確実に送ることができるので、シール部材を確実に膨張させてストーマをシールできる。
【0075】
請求項4記載の発明によれば、ポンプ手段を使用することにより、請求項3記載の発明による効果をより簡単に発揮できる。
【0076】
請求項5記載の発明によれば、シール部材が膨れすぎるのを防止できる。従って、シールに起因して粘膜組織が傷ついたり組織への血流が阻害されたりすることを防止できる。
【0077】
請求項6記載の発明によれば、空気の逆流を防止できるので、シール部材を効率良く且つ確実に膨張させることができる。
【0081】
請求項記載の発明によれば、***による臭いの発生を防止できる。
【0082】
請求項記載の発明によれば、臭いが漏れる箇所にフィルター手段があるので、請求項記載の発明による効果を、確実に発揮できる。また、フィルター手段が組み込まれているので、取扱いが簡単である。
【0084】
請求項記載の発明によれば、ディスクによって、最終的に処分する、ディスクと廃物収集容器と(ベース部材の)第2係合部とからなるアッセンブリ、を構成できる。
【0085】
請求項10記載の発明によれば、膨張手段を、不使用時には取外すことができるので、オストミー装置が嵩張るのを防止できる。また、膨張手段を簡単な構成で実現できる。
【0086】
請求項11記載の発明によれば、球状近接部が効果的に腸内壁に接触するので、シールを効果的に行うことができる。
【0087】
請求項12記載の発明によれば、シール部材によってストーマをシールした状態を、キャップ手段によって維持できる。即ち、キャップ手段を固着させている間は、***を止めておくことができる。従って、***を行う時を制御できる。しかも、簡単な構成により、制御できる。また、キャップ手段が脱着可能であるので、面板を***の度に取外す必要は無い。従って、面板の取外しを繰り返すことに起因して知覚組織が傷ついたり不快感を感じたりすることを防止できる。また、第1及び第2係合部という簡単な構成で、キャップ手段が脱着可能である。また、廃物収集容器が組み込まれているので、***後の処分を簡単に行うことができる。また、キャップ手段を間接的に且つ脱着可能に面板に取付けることができる。また、最終的に処分する、保持部材と廃物収集容器と(ベース部材の)第2係合部とからなるアッセンブリ、を構成できる。
【0091】
請求項13記載の発明によれば、シール部材を膨張させてストーマをシールできる。
【0092】
請求項14記載の発明によれば、チューブ手段の膨張チャンネルを通して空気をシール部材内へ確実に送ることができるので、シール部材を確実に膨張させてストーマをシールできる。しかも、チューブ手段が組み込まれているので、取扱いが簡単である。
【0093】
請求項15記載の発明によれば、空気の逆流を防止できるので、シール部材を効率良く且つ確実に膨張させることができる。
【0094】
請求項16記載の発明によれば、***による臭いの発生を防止できる。
【0096】
請求項17記載の発明によれば、臭いが漏れる箇所にフィルター手段があるので、請求項15記載の発明による効果を、確実に発揮できる。また、フィルター手段が組み込まれているので、取扱いが簡単である。
【0097】
請求項18記載の発明によれば、膨張手段を、不使用時には取外すことができるので、オストミー装置が嵩張るのを防止できる。また、膨張手段を簡単な構成で実現できる。
【0098】
請求項19記載の発明によれば、球状近接部が効果的に腸内壁に接触するので、シールを効果的に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明のオストミー装置の基本概念を示す分解略図である。
【図2】 本発明のオストミー装置の好ましい実施形態の構成要素を示す分解略図である。
【図3】 図2の実施形態の構成要素を示す分解等角図である。
【図4】 図3に示すオストミー装置の分解断面図である。
【図5】 キャップを据え付ける前を示す、図3のオストミー装置の断面図である。
【図6】 シール部材の膨張後の図3のオストミー装置の断面図である。
【図7】 キャップを取り外した後を示す、図3のオストミー装置の図である。
【図8】 ***後を示す、図3のオストミー装置のシール部材の断面図である。
【図9】 面板から取外した後を示す、図3のシール部材の断面図である。
【図10】 標準ツーピースタイプのオストミーパウチが据え付けられた、本発明の好ましい実施形態の面板を示す。
【符号の説明】
A シール部材
B キャップ
C 接着手段
D 膨張手段
E 取付手段
F 廃物収集容器(処分パウチ)
10 壁体
12 開口
13 球状近接部
14 ストーマ
16 保持ディスク
17 開口
20 膨張ポート
22 チューブ
26 面板
28 ノズル
32 ベース部材
34 リブ
36 チャンネル
40 突起
44 円周溝

Claims (19)

  1. 腸内に挿入されて膨張してストーマをシールするようになっており、上記ストーマの外側にある開口を有する可撓性の壁体からなっている、風船状のシール部材と、
    上記シール部材の壁体を保持し且つ上記開口を閉じる、上記ストーマの外側にあるキャップ手段と、
    上記キャップ手段をストーマ付近の組織に固着させる固着手段と、
    を備えており、
    上記固着手段が、面板と、該面板上に上記キャップ手段を脱着可能に取付ける取付手段と、を備えており、
    上記面板が、開口を有する第1係合部を備えており、
    上記取付手段が、上記第1係合部に係合するようになっている第2係合部と、開口を有する保持部材と、管状形態を有する廃物収集容器と、を備えており、
    上記キャップ手段を上記第2係合部に脱着可能に取付ける手段を備えており、
    上記保持部材が、上記キャップ手段と上記第2係合部との間に受け入れられるようになっており、
    上記廃物収集容器の一端が上記保持部材に取り付けられており、上記廃物収集容器の他端が上記第2係合部に取り付けられている、
    ことを特徴とする***制御オストミー装置。
  2. 上記シール部材を膨張させる膨張手段を備えている、請求項1記載の***制御オストミー装置。
  3. 上記キャップ手段が、ポートと、該ポートに接続した可撓性のチューブ手段と、を備えており、
    該チューブ手段が、上記シール部材中に延びるようになっており、且つ、膨張チャンネルを備えている、請求項2記載の***制御オストミー装置。
  4. 上記膨張手段が、上記ポートを通して上記膨張チャンネルに接続するようになっているポンプ手段を備えている、請求項3記載の***制御オストミー装置。
  5. 上記膨張手段が、圧力リリーフ弁を備えている、請求項2記載の***制御オストミー装置。
  6. 上記チューブ手段が、逆止弁を備えている、請求項3記載の***制御オストミー装置。
  7. 上記シール部材の上記壁体と上記廃物収集容器の内面との間に設けられたチャンネルと、該チャンネルと周囲との間に使用可能に介設されたフィルター手段と、を備えている、請求項記載の***制御オストミー装置。
  8. 上記フィルター手段が、上記保持部材内に位置している、請求項記載の***制御オストミー装置。
  9. 上記保持部材が、ディスクからなっている、請求項記載の***制御オストミー装置。
  10. 上記膨張手段が、上記膨張チャンネルに連結した状態で、上記チューブ手段に脱着可能に接続するようになっているノズルを備えたハンドポンプ、からなっている、請求項3記載の***制御オストミー装置。
  11. 上記シール部材が、球状近接部を備えている、請求項1記載の***制御オストミー装置。
  12. 腸内に受け入れられて膨張してストーマをシールするようになっており、上記ストーマの外側にある開口を有する可撓性の壁体からなっている、風船状のシール部材と、
    面板と、
    該面板をストーマの周囲の組織に固着させる手段と、
    上記シール部材の壁体を保持し且つ上記シール部材の上記開口を閉じるものであり、膨張ポートを備えている、上記ストーマの外側にあるキャップ手段と、
    を備えており、
    上記面板が、開口を有する第1係合部を備えており、
    上記取付手段が、上記第1係合部に係合するようになっている第2係合部と、開口を有する保持部材と、管状形態を有する廃物収集容器と、を備えており、
    上記キャップ手段を上記第2係合部に脱着可能に取付ける手段を備えており、
    上記保持部材が、上記キャップ手段と上記第2係合部との間に受け入れられるようになっており、
    上記廃物収集容器の一端が上記保持部材に取り付けられており、上記廃物収集容器の他端が上記第2係合部に取り付けられている、
    ことを特徴とする***制御オストミー装置。
  13. 上記シール部材を膨張させる膨張手段を備えている、請求項12記載の***制御オストミー装置。
  14. 上記キャップ手段が、上記膨張ポートに接続した膨張チャンネルを有する可撓性のチューブ手段を備えている、請求項13記載の***制御オストミー装置。
  15. 上記膨張チャンネルに連結した逆止弁を備えている、請求項14記載の***制御オストミー装置。
  16. 上記シール部材の上記壁体と上記廃物収集容器の内壁との間に設けられたチャンネルと、該チャンネルと周囲との間に使用可能に介設されたフィルター手段と、を備えている、請求項12記載の***制御オストミー装置。
  17. 上記フィルター手段が上記保持部材中に位置している、請求項16記載の***制御オストミー装置。
  18. 上記膨張手段が、上記膨張ポートに脱着可能に接続するようになっているノズルを有するハンドポンプ、からなっている、請求項13記載の***制御オストミー装置。
  19. 上記シール部材が球状近接部を備えている、請求項12記載の***制御オストミー装置。
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