JP4307405B2 - 直動転がり案内ユニット - Google Patents

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Description

この発明は、軌道レールの軌道面に転動体を転動させて案内するとともに、上記軌道面にダストが侵入するのを防止する下面シールを設けた直動転がり案内ユニットに関する。
この種の直動転がり案内ユニットして、図8〜10に示したものが従来から知られている。この従来の案内ユニットは、軌道レールRの両側に2条の軌道面1,2を備えるとともに、スライダSは、この軌道面1,2を備えた軌道レールRをまたいで走行するものである。
上記スライダSは、ケーシングcの前後にエンドキャップ3,4を一体的に設けているが、このようにしたスライダSは、軌道レールRの軸線を基準に左右対称に形成している。そこで、以後は、左右対称で同一形状の構成要素は、同一符号をもって説明する。
上記ケーシングcには、一対のガイド孔5,6を形成しているが、これらガイド孔5,6は、ケーシングcを軸線方向に貫通するとともに、上下において互いに平行に形成している。そして、これらガイド孔5,6のそれぞれにはガイド筒7,8を挿入するものである。
上記ガイド筒7,8のそれぞれは、2つ割にした半円筒部材を突き合わせて一つのガイド筒にしたもので、このガイド筒7,8には円筒ころ9,10を転動自在に組み込む。そして、上側のガイド筒7を転動する円筒ころ9は、下側の軌道面2に接触する方向に案内され、下側のガイド筒8を転動する円筒ころ10は、上側の軌道面1に接触する方向に案内される。このようにして案内される円筒ころ9,10は、エンドキャップ3,4内において、互いに干渉することなくクロスして転動するものである。
上記のようにしたスライダSの下面には、芯金の周囲をゴム材で覆った下面シール11,12を固定するが、この下面シール11,12は、ケーシングcの全長よりも長くして、その両端が、ケーシングcの両端に設けたエンドキャップ3,4に対向する関係にしている。そして、この下面シール11,12の両端部分には、下面シール11,12の長手方向に沿った長孔13,14を形成している。
一方、上記スライダSのエンドキャップ3,4であって、その下面には、一対のフック15a,15bおよび16a,16bを形成し、これら一対のフック15a,15bおよび16a,16bに、上記長孔13,14を掛け止めるようにしている。
上記のようにして掛け止められた下面シール11,12を示したのが図10である。この図10からも明らかなように、下面シール11,12はケーシングcに対してボルト17で固定される。このようにした下面シール11,12は、その先端が軌道レールRの側面18をシールし、上記下側軌道面2およびこの下側軌道面2を転動する円筒ころ2の部分にダストが侵入するのを防止するようにしている。
なお、図中符号19,20はエンドシール、21,22はエンドシールをエンドキャップ3,4に止めるためのボルトである。このようにしたエンドシール19,20は、その内側に形成した凸部19a,20aを、軌道レールRの両軌道面1,2の間に形成した凹溝に摺動自在にはまる関係にしている。
特許第3237981号公報
近年、軌道面を有する軌道レールの幅が10mm前後という超小型の案内ユニットが求められているが、上記した従来の案内ユニットでは、この超小型化に対応できないという問題があったが、その理由は、次の通りである。
すなわち、案内ユニットそのものが超小型化すれば、当然のこととしてスライダSとともにエンドキャップ3,4も小型化する。しかし、従来の案内ユニットでは、エンドキャップ3,4にフック15a,15bおよび16a,16bを形成しなければならないが、上記したようにエンドキャップが小型化すればするほど、このエンドキャップ3,4にフック15a,15bおよび16a,16bを形成することが難しくなる。このように超小型化に対応できない第1の理由は、エンドキャップが超小型化することによって、フック15a,15bおよび16a,16bを形成しにくくなることである。
また、エンドキャップ3,4にフック15a,15bおよび16a,16bを形成できたとしても、それらフックの強度を保つことが難しくなる。したがって、超小型化に対応できない第2の理由は、エンドキャップが超小型化することによって、フック15a,15bおよび16a,16bの強度を保てないということである。
さらに、上記下面シール11,12を止めるのに、長孔13,14とフック15a,15bおよび16a,16bだけでは、スライダSに対する保持力が十分に保てないので、ボルト17で固定しなければならない。しかし、当該案内ユニットが小型化すれば、下面シール11,12も薄くて細いものにならざるを得ない。このように薄くて細い下面シール11,12をボルト17で固定することが、作業上かなりの困難をともなう。したがって、超小型化に対応できない第3の理由は、下面シール11,12をボルトで止めるための作業性が悪いということである。
この発明の目的は、超小型化に対応できる直動転がり案内ユニットを提供することである。
この発明は、軌道レールをまたいで走行するスライダには、複数の転動体からなるエンドレスな転動列を設けるとともに、この転動列が軌道レールの軌道面を転動する構成にし、上記スライダの下面には下面シールを設け、この下面シールで上記軌道面およびこの軌道面を転動する転動体の部分にダストが侵入するのを防止した直動転がり案内ユニットを前提にする。なお、上記転動体には、円筒ころ、針状ころ、棒状ころあるいはボール等が含まれる。
第1の発明は、上記直動転がり案内ユニットを前提にしつつ、上記軌道面よりも下方における軌道レールの側面に、上記軌道レールの軸線に平行であって、上記軸線に直交する断面を円弧状にした凹部を設け、この凹部に上記下面シールのシール部を臨ませる。
上記下面シールは、合成樹脂で一体成形された板状部と、この板状部の両端に設けた起立部と、この起立部の先端に設けた掛け止め爪とを備え、上記板状部は、軌道レールの側面に形成した上記凹部に対向する側の厚さを厚くし、上記凹部から離れる方向の厚さを徐々に薄くして、上記軸線に直交する方向の断面形状をくさび状にするとともに上記厚さを厚くした側を円弧状にした上記シール部を備えている。
そして、上記スライダの軸方向両側に設けたエンドキャップは、合成樹脂で一体成形して上記掛け止め爪を掛け止める掛け止め孔を設け、この掛け止め孔に上記下面シールの掛け止め爪を掛け止めるとともに、上記くさび状にした一方の斜面をスライダに形成した砥石逃げ用の斜面に接触させて、上記下面シールをスライダの最下面と同一レベルあるいはスライダの最下面よりも上方に位置させ、上記スライダの最下面より下方に突出しない構成にするとともに、上記シール部を上記ガイドレールの凹部に、非接触で近接させた点に特徴を有する。
第1の発明の直動転がり案内ユニットによれば、エンドキャップには、下面シールの掛け止め爪が掛け止められる掛け止め孔を形成するだけでよいので、例えば、エンドキャップがどんなに小型化されても、対応することができる。
また、上記軌道レールの軸線に平行にした凹部を設け、上記下面シールには上記凹部に臨ませるシール部を設けたので、上記凹部とシール部とはその上下方向において重なり合うことになる。このように凹部とシール部とが上下方向において重なり合えば、これら凹部およびシール部の上方に位置する下側軌道面およびこの下側軌道面を走行する転動体の部分にダストが侵入しにくくなる。
さらに、下面シールをボルトなどで止める必要がなく、下面シールの掛け止め爪を、エンドキャップに形成した掛け止め孔にはめ着けるだけでよいので、下面シールをスライダに取り付けるための作業性が向上する。
しかも、上記凹部およびシール部の対向面を円弧状にするとともに、これら凹部とシール部とを、非接触の状態を保って近接させたので、当該案内ユニットが超小型化されても、その寸法管理が簡単になる。
さらに、下面シールの断面形状をくさび状にするとともに、くさび状にした一方の斜面を、スライダに形成した砥石逃げ用の斜面に接触させて、下面シールがスライダの最下面と同一レベルあるいはスライダの最下面よりも上方に位置させたので、下面シールがスライダから下方に突出しない。
図1〜図7に示した実施形態が従来と異なる点は、その下面シールの形状やその取り付け構造等である。ただし、以下には、従来と同一の構成要素も含めて全体の構造を説明するが、従来と同一の構成要素については同一符号を用いて説明する。
この実施形態の案内ユニットも、従来と同様に軌道面を有する軌道レールRの両側に2条の軌道面1,2を備えるとともに、スライダSは、この軌道面1,2を備えた軌道レールRをまたいで走行するものである。ただし、この実施形態における軌道レールRは、図2に示すように、下側軌道面2のさらに下方における側面18に、軌道レールRの軸線に平行に形成しかつ円弧状にした凹部23を備えている。
上記スライダSは、ケーシングcの前後にエンドキャップ3,4を一体的に設けているが、このようにしたスライダSは、軌道レールRの軸線を基準に左右対称に形成している。そこで、以後は、左右対称で同一形状の構成要素は、同一符号をもって説明する。
上記ケーシングcには、一対のガイド孔5,6を形成しているが、これらガイド孔5,6は、ケーシングcを軸線方向に貫通するとともに、上下において互いに平行に形成している。そして、これらガイド孔5,6のそれぞれにはガイド筒7,8を挿入するものである。
上記ガイド筒7,8のそれぞれは、2つ割にした半円筒部材を突き合わせて一つのガイド筒にしたもので、このガイド筒7,8には円筒ころ9,10を転動自在に組み込む。そして、上側のガイド筒7を転動する円筒ころ9は、下側の軌道面2に接触する方向に案内され、下側のガイド筒8を転動する円筒ころ10は、上側の軌道面1に接触する方向に案内される。このようにして案内される円筒ころ9,10は、エンドキャップ3,4内において、互いに干渉することなくクロスして転動するものである。
上記のようにしたスライダSの下面には、図3〜5に示した下面シール24を設けるが、この下面シール24は、ケーシングcとエンドキャップ3,4との合計長さとほぼ等しい長さを有する板状部24aと、この板状部24aの両端に設けた起立部24bと、この起立部の上端に設けた掛け止め爪24cとを備えている。そして、上記板状部24aは、図4,5からも明らかなように、軌道レールRの側面18に対向する側の厚さを厚くし、上記側面18から離れる方向の厚さを薄くして、軸線に直交する方向の断面形状をくさび状にしている。さらに、上記厚さを厚くした側を円弧状にしてその部分をシール部24dとするとともに、スライダSを軌道レールRにまたがせたとき、このシール部24dが凹部23に臨むとともに、非接触の状態で近接するようにしている。言い換えると、シール部24dを凹部23に臨ませるとともに、それらの間にわずかなすき間が保たれるようにしている。
上記のようにシール部24dを凹部23に臨ませたので、図5に示す矢印25方向から透視したとき、下側軌道面2およびこの下側軌道面2を転動する円筒ころ9の部分が完全に覆い隠されることになる。したがって、下側軌道面2およびこの下側軌道面2を転動する円筒ころ9の部分にダストが侵入しにくくなる。なお、上記のようにシール部24dと凹部23との間にわずかなすき間を保ったので、例えば、両者の寸法管理が上記すき間の範囲内で多少狂ったとしても対応できることになる。
さらに、上記板状部24aの両端には、図4に示すように挿入部24eを形成しているが、この挿入部24eは幅方向の厚さを同じにしている。言い換えると、板状部24aはその断面形状をくさび状にしているが、この挿入部24eはその断面形状を長方形にしたものである。
上記のようにした挿入部24eに、前記起立部24bを起立させるとともに、この起立部24bの先端に前記掛け止め爪24cを形成している。そして、この掛け止め爪24cは、反対側に位置する掛け止め爪24cに対向する側に突出させている。このようにした上記下面シール24は、合成樹脂で一体成形したものである。
一方、スライダSのケーシングcの両端には、エンドキャップ3,4を取り付けるが、このエンドキャップ3,4の外側面には、図6からも明らかなように、掛け止め爪24cがはまる掛け止め孔26と、起立部24bがはまる溝部27と、挿入部24eがはまる溝部28とを形成している。このようにした掛け止め孔26,溝部27,28に下面シール24の掛け止め爪24c、起立部24bおよび挿入部24eをはめることによって、それらはエンドキャップ3,4の外側面と面一になる関係にしている。なお、このエンドキャップ3,4も合成樹脂で一体成形している。
上記のようにしてエンドキャップ3,4に、掛け止め爪24c、起立部24bおよび挿入部24eをはめることによって、板状部24aが図5に示すように、ケーシングcに形成した砥石逃げ用の斜面29にぴったりと接触するとともに、シール部24dが前記したように軌道レールRの凹部23に臨み、かつ、シール部24dと凹部23との間にわずかなすき間を保つものである。また、上記のように板状部24aが砥石逃げ用の斜面29にぴったりと接触することによって、この下面シール24がケーシングcの下面と面一になるようにしている。
上記のようにシール部24dを凹部23に臨ませたので、前記したように図5に示す矢印25方向から透視したとき、下側軌道面2およびこの下側軌道面2を転動する円筒ころ9の部分が完全に覆い隠され、下側軌道面2およびこの下側軌道面2を転動する円筒ころ9の部分へのダストの侵入を確実に防止する。
上記エンドキャップ3,4のさらに外側に設けた板状のエンドシール19,20には、凸部30を形成し、この凸部30が軌道レールRに形成した凹部23にぴったりとはまるようにしている。そして、この凸部30は、前記した凸部19a,19bと相まって、スライダSの移動方向からのダストの侵入を防止する機能を果たす。
さらに、この実施形態におけるエンドシール19,20の大きな機能は、このエンドシール19,20をエンドキャップ3,4に固定することによって、下面シール24の起立部24b,掛け止め爪24cおよび挿入部24eのそれぞれが、掛け止め孔26,溝部27,28のそれぞれから外れないようにすることである。言い換えると、エンドシール19,20が果たす機能のひとつは、下面シール24をスライダSにしっかりと固定することである。
上記のようにした直動転がり案内ユニットによれば、上記したエンドキャップ3,4および下面シール24のそれぞれを合成樹脂で一体成形するとともに、下面シール24に形成した起立部24b,掛け止め爪24cおよび挿入部24eのそれぞれを、エンドキャップ3,4の掛け止め孔26および溝部27,28のそれぞれに、はめ込むだけでよいので、例えばボルトなどの特別な止め具を必要としない。したがって、エンドキャップ3,4と下面シール24とを一体成形できる限り、当該案内ユニットを小型化することができるし、その組み付け作業も簡単になる。
そして、軌道レールRに設けた凹部23と下面シール24のシール部24dとはその上下方向において重なり合うので、前記したように凹部23およびシール部24dの上方に位置する下側軌道面2およびこの下側軌道面2を走行する円筒ころ9の部分にダストが侵入しにくくなる。さらに、シール部24dと凹部23との間にわずかなすき間を保ったので、例えば、両者の寸法管理が上記すき間の範囲内で多少狂ったとしても対応できることになる。なお、上記実施形態では、凹部23とシール部24dとの間にわずかなすき間を保つようにしたが、それら両者を接触させるようにしてもよいものである。また、この凹部23は、それを円弧状に形成することによって、軌道レールを引き抜き加工するとき有利になる。
さらにまた、下面シール24の板状部24aの断面形状をくさび状にするとともに、くさび状にした一方の斜面を、ケーシングcに形成した砥石逃げ用の斜面29に接触させて、下面シールの板状部24aがケーシングcの最下面と同一レベルにしたので、下面シール24の板状部24aがケーシングcから下方に突出しない。
スライダの分解斜視図である。 軌道レールの半分を示す断面図である。 下面シールの側面図である。 図3のIV−IV線断面図である。 軌道レールとケーシングとの相対関係を示した一部拡大断面図である。 エンドキャップの正面図である。 エンドシールの正面図である。 従来の直動転がり案内ユニットを示した一部を断面にした斜視図である。 従来の案内ユニットにおけるスライダの分解斜視図である。 従来の案内ユニットにおける軌道レールとケーシングとの相対関係を示した一部拡大断面図である。
符号の説明
R 軌道レール
S スライダ
3,4 エンドキャップ
9,10 転動体としての円筒ころ
24 下面シール
24c 掛け止め爪
24d シール部
26 掛け止め孔
29 砥石逃げ用の斜面

Claims (1)

  1. 軌道レールをまたいで走行するスライダには、複数の転動体からなるエンドレスな転動列を設けるとともに、この転動列が軌道レールの軌道面を転動する構成にし、上記スライダの下面には下面シールを設け、この下面シールで上記軌道面およびこの軌道面を転動する転動体の部分にダストが侵入するのを防止した直動転がり案内ユニットにおいて、上記軌道面よりも下方における軌道レールの側面に、上記軌道レールの軸線に平行であって、上記軸線に直交する断面を円弧状にした凹部を設け、この凹部に、上記下面シールのシール部を臨ませ、上記下面シールは、合成樹脂で一体成形され板状部と、この板状部の両端に設けた起立部と、この起立部の先端に設けた掛け止め爪とを備え、上記板状部は、軌道レールの側面に形成した上記凹部に対向する側の厚さを厚くし、上記凹部から離れる方向の厚さを徐々に薄くして、上記軸線に直交する方向の断面形状をくさび状にするとともに上記厚さを厚くした側を円弧状にした上記シール部を備え、上記スライダの軸方向両側に設けたエンドキャップは、合成樹脂で一体成形して上記掛け止め爪を掛け止める掛け止め孔を設け、この掛け止め孔に上記下面シールの掛け止め爪を掛け止めるとともに、上記くさび状にした一方の斜面をスライダに形成した砥石逃げ用の斜面に接触させて、上記下面シールをスライダの最下面と同一レベルあるいはスライダの最下面よりも上方に位置させ、上記スライダの最下面より下方に突出しない構成にするとともに、上記シール部を上記ガイドレールの凹部に、非接触で近接させてなる直動転がり案内ユニット。
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