JP4306975B2 - 光ファイバケーブルの牽引用端末具 - Google Patents

光ファイバケーブルの牽引用端末具 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、テンションメンバを備えた光ファイバケーブルを敷設する際に、牽引のために光ファイバケーブルの端末に取付けられる光ファイバケーブルの牽引用端末具に係る技術分野に属する。
【0002】
【従来の技術】
従来、光ファイバケーブルの牽引用端末具としては、例えば、図10に記載のものが知られている。
【0003】
この従来の光ファイバケーブルの牽引用端末具50は、プーリングアイとも称せられるもので、軸中心に光ファイバケーブルのテンションメンバが挿通される挿通孔11が設けられたチャック部材1と、チャック部材1を収容する収容室21が内部に設けられたスリーブ2と、スリーブ2に螺合されるプーリングボルト3と、チャック部材1をスリーブ2の小径端側に押し付ける弾性部材4と、チャック部材1、スリーブ2、プーリングボルト3の一部、弾性部材4をガスケット17を介して防水カバーするアルミキャン15と、プーリングボルト3に連結され牽引用ロープが接続されるアイナット5とを主に備えている。
【0004】
また、首部33の隣にはガスケット17を支持するガスケット受け34がプーリングボルト3と一体に設けられ、図10のガスケット17より右側の部品はアルミキャン15でカバーされ、アルミキャン15は鉄製のキャップ16を介して締付ナット7で締め込まれ、固定されている。また、図示しない光ファイバケーブルが差し込まれた後、アルミキャン15の外径部(例えば151、152)は数カ所カシメられることで、防水構造としている。したがって、アルミキャン15は、アイナット5から最も離れたカシメ位置152よりも少し長いものとなる。なお、アイナット5は、プーリングボルト3に締付ナット7に当接する位置まで螺合され、割ピン6で抜止めされる。
【0005】
また、別の方式として、図示はしないが、ケーブルグリップと呼ばれ、細いワイヤを撚って金網形状にしたものを光ファイバケーブルの外皮に巻き付け、牽引部を引くと金網が強固に巻き付く構成のものも使用されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
前述の従来の光ファイバケーブルの牽引用端末具50では、部材点数が多く(11点)、組立に時間がかかる。したがって、製造コストが高くなるという問題がある。また、プーリングボルト3に首部33(ネジ部31及び締付ナット7を締付けるための面32を形成する)が設けられていて全長が長くなるため、牽引を案内する金車(ガイド部材)を通過する際に、曲がり角の大きな金車の場合は光ファイバケーブルに大きな折れ曲がりの力を受けて損傷してしまうことがあるという問題がある。
【0007】
また、プーリングボルト3とアイナット5を連結するネジ部52は光ファイバケーブルを牽引するために必要な強度を確保する必要があり、そのためにこのネジ部52の外径を確保すると、リング部の内径はこのネジ部52の外径より大きくする必要があり、その結果、図10に示すように、アイナット5のリング部51がスリーブ2の外径よりもかなり大きくなってしまい、重量増加を引き起こすという問題もあった。
【0008】
また、別の方式の従来のケーブルグリップでは、金網で光ファイバケーブルの外皮を傷つけてしまうこと、及び外皮との摩擦力を利用しているので、過大な力が作用した場合は、外れてしまうという問題点がある。
【0009】
なお、最近では、牽引用ロープに光ファイバケーブルの捻れを解消する撚戻具を設けて牽引するようになってきているので、撚戻しを気にしなくても構わない状況がある。
【0010】
本発明は、このような問題点、状況を考慮してなされたもので、部材点数が少なく、簡単に組立ができ、全長を短くして引き回し性能を向上させ、大きな力が作用しても外れることなく確実に牽引できる光ファイバケーブルの牽引用端末具を提供することを課題とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】
前述の課題を解決するため、本発明に係る光ファイバケーブルの牽引用端末具は、次のような手段を採用する。
【0012】
即ち、請求項1では、光ファイバケーブルのテンションメンバをスリーブに挿通して固定し、上記スリーブをリング部により牽引する光ファイバケーブルの牽引用端末具において、軸中心に光ファイバケーブルのテンションメンバが挿通される挿通孔が設けられたチャック部材と、前記チャック部材を収容する収容室が内部に設けられたスリーブと、前記チャック部材を前記スリーブの小径端側に押し付ける弾性部材と、リング部と、リング部の他端に設けられた雄ねじと、雄ねじの先端に設けられ、雄ねじよりも小径で前記弾性部材を支持する突起部と、リング部と雄ねじの間に設けられたフランジとが一体に形成されたアイボルトを備え、リング部は半円のリングと半円のリングから延長され直線状に延びる連結部を有し、フランジは円錐台形状をなし円錐台形状の斜面でリング部の連結部と一体に結合し、リング部の外径とフランジの外径とスリーブの外径とをほぼ同じ寸法にし、かつ、前記雄ねじ及び突起部には、前記突起部から光ファイバケーブルのテンションメンバよりもわずかに大きな径の受穴が堀り込まれていることを特徴とする。
【0013】
この手段では、光ファイバケーブルを牽引するためのリング部とスリーブに螺合される雄ねじとが一体に形成され、フランジは円錐台形状に形成されて高い強度を有し、光ファイバケーブルを牽引可能とする。また、リング部とフランジとスリーブがほぼ同じ外径となり、牽引をスムーズにし、また、防水処理を容易に施せる構成となる。
【0014】
また、請求項2では、請求項1に記載の光ファイバケーブルの牽引用端末具において、アイボルトのフランジの外周面にリング部を避けて複数の平面が設けられ、かつ、スリーブの外周面に複数の平面が設けられたことを特徴とする。
【0015】
この手段では、アイボルト及びスリーブの外周面に、アイボルトを手で締め付ける場合にもまたスパナ等の工具で締め付ける場合にも有用な面が設けられる。
【0016】
また、請求項3では、請求項1または2に記載の光ファイバケーブルの牽引用端末具において、スリーブとアイボルトの結合部及び光ファイバケーブルとスリーブの結合部を覆う保護材を設けたことを特徴とする。
【0017】
この手段では、牽引用端末具の内部が外部から完全に遮断される。
【0018】
【発明の実施の形態】
以下、本発明に係る光ファイバケーブルの牽引用端末具の実施の形態を図1〜図9に基づいて説明する。
【0019】
この実施の形態における光ファイバケーブルの牽引用端末具100は、チャック部材1、スリーブ2、弾性部材4を前述の従来例と同様に使用している。ただし、前述の従来例のプーリングボルト3、アイナット5、締付ナット7、アルミキャン15、キャップ16、ガスケット17、割ピン6の部品の代わりにアイボルト8を備えている。
【0020】
チャック部材1は、軸中心に沿って2つに分割されたコーン形に形成されている。光ファイバケーブルCのテンションメンバTが挿通される挿通孔11は、軸中心に貫通するように設けられ、光ファイバケーブルCのテンションメンバTよりもわずかに小さな径で鋸歯形の食込溝12が形成されている。挿通孔11の小径端側の端部には、外側へ向けて広がるテーパ部13が連通している。
【0021】
スリーブ2は、外周面の軸方向の全長にわたり平行な2つの平面22が設けられた円筒形に形成されている。チャック部材1を収容する収容室21は、チャック部材1よりも長い軸長のテーパ形に形成されている。なお、この収容室21とチャック部材1との間には、錆の発生を防止してチャック部材1のスライドし易さを維持するためのグリスが塗布される。収容室21の小径端側の端部には、外側へ向けて広がりスリーブ2の外部に開放され、光ファイバケーブルCのテンションメンバTの挿入部をなすテーパ部23が連通している。収容室21の大径端側の端部には、アイボルト8が螺合される雌ねじ24が刻設されている。
【0022】
弾性部材4は、チャック部材1とアイボルト8との間に弾圧収容されるコイルスプリングからなる。
【0023】
アイボルト8は、フランジ81、リング部82からなる頭部と、雄ねじ84、突起部85、受穴86からなる軸部で構成されている。
【0024】
リング部82は半円のリング88と半円のリング88から延長され直線状に延びる連結部89を有している。
【0025】
また、フランジ81は円錐台形状をなし、円錐台形状の斜面87でリング部82の連結部89と一体に結合している。また、フランジ81の外周面に、リング部82(連結部89)を避けて2つの平面83が設けられている。
【0026】
アイボルト8の雄ねじ84の先端には、雄ねじ84よりも小径で弾性部材4を支持する筒形の突起部85が設けられている。雄ねじ84及び突起部85には、突起部85から光ファイバケーブルCのテンションメンバTよりもわずかに大きな径の受穴86が堀り込まれて、テンションメンバTがチャック部材1と十分な長さで結合するのを可能にしている。
【0027】
さらに、アイボルト8のリング部82の外径と、フランジ81の外径と、スリーブ2の外径を、図1、図2などに示すように、ほぼ同じ寸法としている。
【0028】
この実施の形態によると、前述の従来例のプーリングボルト3、アイナット5などがアイボルト8として一体化され、前述の従来例の割ピン6、締付ナット7などが省略されている。また、アイボルト8のフランジ81が円錐台形状であることにより、フランジ81とリング部82が高い強度を有して一体化されている。したがって、前述の従来例に比して部材点数が大幅に削減され(従来例の11点から5点に削減)、製造コストが安価になるとともに、全長が短くなって、牽引を案内する金車が曲がり角の大きな金車であっても、通過の際に光ファイバケーブルCに折曲がりの力を受けて損傷してしまうことが防止される。
【0029】
また、アイボルト8のリング部82の外径と、フランジ81の外径と、スリーブ2の外径を、ほぼ同じ寸法としたので、牽引を案内する金車の通過がスムーズとなり、金車との接触などによる騒音の発生も少なくなる。すなわち、光ファイバケーブルCの引き回し性能が向上することになる。なお、アイボルト8のフランジ81の平面83及びスリーブ2の平面22が設けられることによる段差(真円部との)は小さなものとしており、また、フランジ81の円錐台形状の斜面87により障害物と当たっても外側に逃げる構造となっているので、光ファイバケーブルCの引き回し性能を損なうことはない。
【0030】
なお、アイボルト8には従来例のプーリングボルト3の面32を形成する首部33、ガスケット受け34、ガスケット17、締付ナット7に相当する部分がないことも、全長の短縮に寄与している。
【0031】
ここで、光ファイバケーブルの牽引用端末具100を光ファイバケーブルCに取り付ける場合、図5(a)に示すように、アイボルト8を十分に緩めておいて、光ファイバケーブルCのテンションメンバTをスリーブ2のテーパ部23からチャック部材1の挿通孔11に挿通する。このとき、リング部82やフランジ81または平面83を指で掴んでアイボルト8を回動させることができ、掴む場所が雄ねじ84に近く、アイボルト8が短いため、アイボルト8の回動操作が従来例に比べて容易になる。また、スリーブ2のテーパ部23とチャック部材1のテーパ部13とが光ファイバケーブルCのテンションメンバTの先端部を滑らせて芯合わせするため、光ファイバケーブルCのテンションメンバTの挿通が容易になる。
【0032】
なお、光ファイバケーブルCのテンションメンバTが挿通される際には、2つに分割されているチャック部材1が分離して挿通孔11が拡開されることになり、チャック部材1の挿通孔11に光ファイバケーブルCのテンションメンバTが確実に挿通される。
【0033】
この後、図5(b)に示すように、アイボルト8を回動して、突起部85で支持された弾性部材4をチャック部材1の大径端側の端面に強く当接させてチャック部材1をスリーブ2の収容室21の小径端側に締付ける。このとき、リング部82などを指で掴んでアイボルト8を回動させることができ、スリーブ2の平面22とアイボルト8の平面83とにそれぞれスパナ等の工具を掛けてアイボルト8を回動させることもできる。なお、スリーブ2の平面22が軸長の全長にわたって設けられているため、アイボルト8の平面83に掛けられたスパナ等に対し、スリーブ2の平面22に掛けられるスパナ等の工具を掛ける位置を自由に調整することができる。
【0034】
アイボルト8を締め込むことで、図6、図7に示すように、分離したチャック部材1が近接して挿通孔11が収縮することになり、チャック部材1の食込溝12が光ファイバケーブルCのテンションメンバTに食込んで確実に取付けられる。なお、リング部82などを指で掴んでアイボルト8を回動させることでも、十分な牽引力を得られることが実験で確認されている。
【0035】
また、障害が多い場所の引き回しなどには、アイボルト8に面83を、及び、スリーブ2に面22を設けたので、スパナ等の工具を掛けてアイボルト8を回動させると、チャック部材1の食込溝12の光ファイバケーブルCのテンションメンバTへの食込みをより強固にして、光ファイバケーブルCのテンションメンバTへの取り付けをより強固にすることができる。
【0036】
なお、防水のために、光ファイバケーブルCからアイボルト8にかけて防水用のビニルテープを巻付けることも可能である。このとき、アイボルト8のリング部82の外径とフランジ81の外径とスリーブ2の外径がほぼ同じ寸法であるので、ビニルテープを巻付けるのが容易である。この構成により、実用上は十分な防水性能が得られ、図10に示す従来の光ファイバケーブルの牽引用端末具50とチャック部材1を同じサイズにして比較すると、この実施の形態の光ファイバケーブルの牽引用端末具100は小型化及び部品点数の削減(ビニルテープを加えて6点)が達成できていることが分かる。
【0037】
光ファイバケーブルの牽引用端末具100を光ファイバケーブルCから取外す場合は、図8(a)に示すように、光ファイバケーブルCをスリーブ2の近くで切断する。この後、図8(b)に示すように、アイボルト8をスリーブ2から回動離脱させ、チャック部材1の締付けを解除して、光ファイバケーブルCのテンションメンバTをチャック部材1、スリーブ2から引抜く。なお、再使用に際しては、チャック部材1の外周面にグリスを塗布した後に、図1に示すように組付けることになる。
【0038】
図9は、この実施の形態の使用の際に気密性、水密性が高く要求される場合に好適な例を示している。即ち、スリーブとアイボルトの結合部及び光ファイバケーブルのテンションメンバとスリーブの挿入部を覆う保護材として、接着剤付きの熱収縮チューブ9を光ファイバケーブルCからスリーブ2を介してアイボルト8のフランジ82まで被せ、ホットガンで120℃程度に加熱して熱収縮チューブ9を収縮させて光ファイバケーブルC、スリーブ2、アイボルト8に密着させるものである。
【0039】
これによれば、スリーブ2の内部へ通じる隙間が完全に閉ざされ、完全な防水用の光ファイバケーブルの牽引用端末具が達成される。また、図10に示す従来の光ファイバケーブルの牽引用端末具50とチャック部材1を同じサイズにして比較しても、小型化及び部品点数の削減が達成できているのが分かる。
【0040】
なお、この実施の形態では、アイボルト8の平面83及びスリーブ2の平面22は2面としたが、4面や6面など平行な面を適度に複数設けることもでき、これにより回動をより容易にし、またスパナなどをかけ易くできる。また、手で回すことでも十分な牽引力が得られることから、図11、図12に示すように、アイボルト8の平面83及びスリーブ2の平面22をなくすることも可能である。
【0041】
また、この実施の形態では、アイボルト8のフランジ81は円錐台形状としたが、完全な円錐台形状である必要はなく、例えばリング部82の連結部89と連結する部分の周辺部のみが肉盛りされた形状であっても牽引のために十分な強度を有するので可能である。
【0042】
【発明の効果】
以上のように、本発明に係る光ファイバケーブルの牽引用端末具は、光ファイバケーブルのテンションメンバをスリーブに挿通して固定し、上記スリーブをリング部により牽引する光ファイバケーブルの牽引用端末具において、リング部と、リング部の他端に設けられた雄ねじと、リング部と雄ねじの間に設けられたフランジとが一体に形成されたアイボルトを備え、リング部は半円のリングと半円のリングから延長され直線状に延びる連結部を有し、フランジは円錐台形状をなし円錐台形状の斜面でリング部の連結部と一体に結合し、リング部の外径とフランジの外径とスリーブの外径とをほぼ同じ寸法にしたので、部材点数が少なく、簡単に組立ができ、全長を短くして引き回し性能を向上させ、大きな力が作用しても外れることなく確実に牽引できるという効果がある。
【0043】
また、アイボルトを手でスリーブにねじ込むことでも十分な牽引力が得られるので、作業性を向上できるという効果がある。
【0044】
また、リング部の外径とフランジの外径とスリーブの外径をほぼ同じ寸法としたので、ビニルテープなどによる簡易的な防水を容易に行えるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る光ファイバケーブルの牽引用端末具の実施の形態を示す断面図である。
【図2】 図1の側面図である。
【図3】 図1のX−X線拡大断面図である。
【図4】 図1の分解した斜視図である。
【図5】 図1の光ファイバケーブルへの取付作業を示すもので、(a),(b)の順に作業工程が示されている。
【図6】 図1の光ファイバケーブルへの取付状態の断面図である。
【図7】 図6のY−Y線拡大断面図である。
【図8】 図1の光ファイバケーブルからの取り外し作業を示すもので、部品構成を一部省略した縮小図であり、(a)、(b)の順に作業工程が示されている。
【図9】 図1の他の使用例を示す断面図である。
【図10】 従来例を示す断面図である。
【図11】 本発明に係る光ファイバケーブルの牽引用端末具の他の実施の形態を示す断面図である。
【図12】 図11の側面図である。
【符号の説明】
1 チャック部材
2 スリーブ
3 プーリングボルト
4 弾性部材
5 アイナット
6 割ピン
7 締付ナット
8 アイボルト
9 熱収縮チューブ
15 アルミキャン
16 キャップ
17 ガスケット
22 平面
24 雌ねじ
31 ネジ部
32 面
33 首部
34 ガスケット受け
50 光ファイバケーブルの牽引用端末具
51 リング部
52 ネジ部
81 フランジ
82 リング部
83 平面
84 雄ねじ
85 突起部
86 受穴
87 斜面
100 光ファイバケーブルの牽引用端末具
C 光ファイバケーブル
R 牽引用ロープ
T テンションメンバ

Claims (3)

  1. 光ファイバケーブルのテンションメンバをスリーブに挿通して固定し、上記スリーブをリング部により牽引する光ファイバケーブルの牽引用端末具において、
    軸中心に光ファイバケーブルのテンションメンバが挿通される挿通孔が設けられたチャック部材と、
    前記チャック部材を収容する収容室が内部に設けられたスリーブと、
    前記チャック部材を前記スリーブの小径端側に押し付ける弾性部材と、
    リング部と、リング部の他端に設けられた雄ねじと、雄ねじの先端に設けられ、雄ねじよりも小径で前記弾性部材を支持する突起部と、リング部と雄ねじの間に設けられたフランジとが一体に形成されたアイボルトを備え、
    リング部は半円のリングと半円のリングから延長され直線状に延びる連結部を有し、フランジは円錐台形状をなし円錐台形状の斜面でリング部の連結部と一体に結合し、リング部の外径とフランジの外径とスリーブの外径とをほぼ同じ寸法にし、かつ、前記雄ねじ及び突起部には、前記突起部から光ファイバケーブルのテンションメンバよりもわずかに大きな径の受穴が堀り込まれていることを特徴とする光ファイバケーブルの牽引用端末具。
  2. 請求項1に記載の光ファイバケーブルの牽引用端末具において、アイボルトのフランジの外周面にリング部を避けて複数の平面が設けられ、かつ、スリーブの外周面に複数の平面が設けられたことを特徴とする光ファイバケーブルの牽引用端末具。
  3. 請求項1または2に記載の光ファイバケーブルの牽引用端末具において、スリーブとアイボルトの結合部及び光ファイバケーブルとスリーブの結合部を覆う保護材を設けたことを特徴とする光ファイバケーブルの牽引用端末具。
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