JP4306459B2 - 車輪支持装置 - Google Patents

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Description

この発明は、車輪支持装置に関し、特に、バネ下の振動を相殺可能な車輪支持装置に関するものである。
従来のインホイールモータ駆動方式として、中空モータをモータサスペンションによって支持したものが知られている(非特許文献1)。中空モータは、車輪のホイールに連結されており、ホイールを回転させる。モータサスペンションは、スプリングとダンパーとからなり、中空モータは、スプリングおよびダンパーによって車両の上下方向に振動可能に支持され、バネ下重量から切離される。そして、ホイールは、サスペンションアームによって車両に支持される。このインホイールモータ駆動方式においては、車輪が振動すると、中空モータは、車輪の振動をホイールを介して受け、スプリングおよびダンパーによってバネ下の振動を相殺するように車両の上下方向に振動する。
特開平11−170831号公報 特開平7−81430号公報 長屋 豪、若尾 泰通、阿部 明彦,"ダイナミックダンパ型インホイールモータの開発",社団法人 自動車技術会,2002年11月26日,学術講演会前刷集 No. 83-02,p9−12
しかし、従来のインホイールモータ駆動方式においては、中空モータは、スプリングおよびダンパーによって車両の上下方向に振動可能に支持されているため、中空モータを車両の上下方向に振動させるための部品数が多くなるという問題がある。
そこで、この発明は、かかる問題を解決するためになされたものであり、その目的は、少ない部品数によってバネ下の振動を相殺可能な車輪支持装置を提供することである。
この発明によれば、車輪支持装置は、サスペンションアームと、回転支持部材と、弾性体とを備える。サスペンションアームは、一方端が車体の上下方向に回動可能に車体に固定される。回転支持部材は、サスペンションアームに連結され、車輪のホイールを回転可能に支持する。弾性体は、ホイール内に設けられたインホイールモータを、車体およびホイールに対して車体の上下方向に振動可能に支持する略板状形状からなる。
好ましくは、弾性体は、一方端が回転支持部材に連結され、他方端がインホイールモータに連結される。
好ましくは、弾性体は、その幅方向が車体の前後方向になるように配置される。
好ましくは、弾性体は、インホイールモータの略重心位置に連結される。
好ましくは、弾性体は、板バネである。
好ましくは、弾性体は、多層構造からなる板バネである。
この発明による車輪支持装置は、車体の上下方向に振動可能にインホイールモータを支持する弾性体を備えるので、車体の上下方向への車輪の振動は、単体の弾性体によってインホイールモータの上下方向への振動に変換される。
したがって、この発明によれば、部品数を少なくしてバネ下の振動を相殺できる。
また、この発明による車輪支持装置においては、弾性体は、その幅方向が車体の前後方向になるように配置されるので、弾性体は、車体の前後方向に振動し難い。その結果、弾性体は、車輪の回転によって生じるインホイールモータ自体の回転力に対抗する。
したがって、この発明によれば、車輪の回転によるインホイールモータ自体の回転を抑制できる。
さらに、この発明による車輪支持装置においては、弾性体は、インホイールモータの重心付近に連結される。
したがって、この発明によれば、インホイールモータを安定して支持できる。
さらに、この発明による車輪支持装置においては、弾性体は、多層構造からなる板バネであるので、車体の上下方向への車輪の振動は、その位相が遅延されて車体の上下方向へのインホイールモータの振動に変換される。
したがって、この発明によれば、車輪の振動を十分に減衰できる。
本発明の実施の形態について図面を参照しながら詳細に説明する。なお、図中同一または相当部分には同一符号を付してその説明は繰返さない。
図1は、この発明の実施の形態による車輪支持装置およびそれによって支持される電動輪の概略断面図である。図1を参照して、電動輪100は、ホイールディスク10と、ホイールハブ20と、等速ジョイント30と、ブレーキロータ40と、ブレーキキャリパ50と、インホイールモータIWMと、タイヤ250とを備える。
インホイールモータIWMは、ケース60と、シャフト110とを有する。また、インホイールモータIWMは、モータと、プラネタリギヤと、オイルポンプと、オイル通路とを含む。モータ、プラネタリギヤ、オイルポンプおよびオイル通路は、ケース60に収納されているため、図1においては図示されていない。
また、車輪支持装置200は、ボールジョイント160,170と、ナックル180と、弾性体190と、アッパーアーム210と、ロアアーム220と、ショックアブソーバ230とを含む。
ホイールディスク10は、略カップ型形状を有し、ディスク部10Aとリム部10Bとからなる。そして、ホイールディスク10は、ホイールハブ20、ブレーキロータ40、ブレーキキャリパ50、およびインホイールモータIWMを収納するようにしてもよい。ホイールディスク10は、ディスク部10Aをネジ1,2によってホイールハブ20に締結することによりホイールハブ20と連結される。ホイールハブ20は、等速ジョイント30を内蔵し、その内蔵した等速ジョイント30を介してインホイールモータIWMのシャフト110に連結される。そして、ホイールハブ20は、ハブベアリング11,12によってナックル180に回転自在に支持される。
等速ジョイント30は、インナー31と、ボール32とを含む。インナー31は、シャフト110に嵌合される。ボール32は、シャフト110の回転軸方向に設けられたホイールハブ20の溝とインナー31の溝とに噛合っており、シャフト110の回転に伴ってホイールハブ20を回転させる。また、ボール32は、ホイールハブ20およびインナー31に設けられた溝に沿ってシャフト110の回転軸方向に移動可能である。
ブレーキロータ40は、内周端がネジ3,4によってホイールハブ20の外周端に固定され、外周端がブレーキキャリパ50内を通過するように配置される。ブレーキキャリパ50は、ナックル180に固定される。そして、ブレーキキャリパ50は、ブレーキピストン51と、ブレーキパッド52,53とを含む。ブレーキパッド52,53は、ブレーキロータ40の外周端を挟み込む。
開口部50Aからブレーキオイルが供給されると、ブレーキピストン51は、紙面右側へ移動し、ブレーキパッド52を紙面右側へ押す。ブレーキパッド52がブレーキピストン51によって紙面右側へ移動すると、それに応答してブレーキパッド53が紙面左側へ移動する。これにより、ブレーキパッド52,53は、ブレーキロータ40の外周端を挟み込み、電動輪100にブレーキがかけられる。
ケース60は、ホイールハブ20の紙面左側に配置される。そして、ケース60は、シャフト110と、図示省略されたモータ、プラネタリギヤ、オイルポンプおよびオイル通路とを収納する。
シャフト110は、一方端がプラネタリギヤに連結されており、他方端が等速ジョイント30のインナー31にスプライン嵌合され、ベアリング(図示せず)によって回転自在に支持される。
ケース60に収納されたモータは、ステータコアと、ステータコイルと、ロータとからなり、ステータコイルに電流が流されることによってロータが回転し、所定のトルクを出力する。そして、プラネタリギヤは、モータの回転速度を減速し、モータから出力されたトルクを大きくしてシャフト110に伝達する。シャフト110は、プラネタリギヤから伝達されたトルクによって、等速ジョイント30を介して所定の回転数でホイールハブ20およびホイールディスク10を回転する。このように、インホイールモータIWMは、ホイールディスク10に収納され、所定のトルクによってホイールハブ20およびホイールディスク10を所定の回転数で回転する。これにより、電動輪100は、所定の回転数で回転する。そして、インホイールモータIWMの駆動中、インホイールモータIWMに内蔵されたオイルポンプは、オイル溜に溜まったオイルをオイル通路を介して汲み上げ、その汲み上げたオイルをモータのステータコイル、プラネタリギヤおよびベアリング等に供給し、ステータコイルを冷却するとともにプラネタリギヤおよびベアリングを潤滑する。
タイヤ250は、ホイールディスク10のリム部10Bの外縁に固定される。
ナックル180(180a)は、一方端がボールジョイント160に連結され、他方端がハブベアリング11,12を介してホイールハブ20に連結される。ナックル180(180b)は、一方端がボールジョイント170に連結され、他方端がハブベアリング11,12を介してホイールハブ20に連結される。これによって、ナックル180(180a,180b)は、ホイールハブ20およびホイールディスク10を回転可能に支持する。
弾性体190(190a)は、一方端がナックル180(180a)に連結され、他方端がネジ5によってインホイールモータIWMのケース60に連結される。弾性体190(190b)は、一方端がナックル180(180b)に連結され、他方端がネジ6によってインホイールモータIWMのケース60に連結される。
領域7は、インホイールモータIWMの重心位置が存在する領域である。したがって、より詳細には、弾性体190a,190bは、インホイールモータIWMの重心位置が存在する領域7の近傍にそれぞれネジ5,6によって連結される。すなわち、弾性体190は、一方端がナックル180に連結され、他方端がインホイールモータIWMの略重心位置に連結される。これによって、弾性体190は、車体の上下方向DR1からインホイールモータIWMを支持する。
アッパーアーム210およびロアアーム220は、車体の上下方向DR1に配置される。アッパーアーム210は、一方端がボールジョイント160に連結され、他方端が車体の上下方向DR1に回動可能に車体に固定される。ロアアーム220は、一方端がボールジョイント170に連結され、他方端が車体の上下方向DR1に回動可能に車体に固定される。また、ロアアーム220は、ショックアブソーバ230を介して車体に連結される。これにより、電動輪100は、車体に懸架される。
このように、アッパーアーム210およびロアアーム220は、車体の上下方向DR1からそれぞれボールジョイント160,170を介してナックル180に連結される。
アッパーアーム210およびロアアーム220は、車体の上下方向DR1に回動自在に車体に固定され、ロアアーム220は、ショックアブソーバ230を介して車体に連結されるので、アッパーアーム210、ロアアーム220およびショックアブソーバ230は、サスペンションとして機能する。そして、アッパーアーム210およびロアアーム220は、「サスペンションアーム」を構成する。
図2は、図1に示す弾性体190の斜視図である。図2を参照して、弾性体190は、複数の鉄板191〜19n(nは自然数)からなる。鉄板191は、平坦部191A,191Bと、傾斜部191Cとからなる。そして、傾斜部191Cは、2つの平坦部191A,191B間に配置され、2つの平坦部191A,191Bに連結される。また、平坦部191A,191Bは、車体の上下方向DR1に段差を形成し、その段差に相当する間隔で配置された2つの平面に略平行に設けられる。したがって、鉄板191は、車体の上下方向DR1に段差が形成されるように屈曲した構造からなる。
鉄板192〜19nの各々は、鉄板191と同じ構造からなる。そして、弾性体190は、複数の鉄板191〜19nを車体の上下方向DR1に積層した構造からなる。したがって、弾性体190は、車体の上下方向DR1に段差が形成されるように屈曲した構造からなり、略板状形状を有する。そして、弾性体190は、車体の上下方向DR1に段差が形成されるように屈曲した構造からなるので、車体の上下方向DR1においてバネ定数k1を有するバネとして機能する。また、弾性体190は、略板状形状を有するので、上下方向DR1に垂直な車体の前後方向DR2においてバネ定数k1よりも大きいバネ定数k2を有するバネとして機能する。
このように、弾性体190は、略板状形状からなる板バネである。また、弾性体190は、多層構造からなる板バネである。
弾性体190は、平坦部191A側において幅W1を有し、平坦部191B側において幅W2を有する。そして、弾性体190(190a)は、平坦部191A側がインホイールモータIWMのケース60に連結され、平坦部191B側がナックル180(180a)に連結される。また、弾性体190(190b)は、平坦部191A側がナックル180(180b)に連結され、平坦部191B側がケース60に連結される。
幅W1,W2は、相互に略等しくなるように決定されてもよく、相互に異なるように決定されてもよい。幅W1,W2が相互に異なるように決定される場合、ナックル180(180a)に連結される弾性体190(190a)においては、幅W1が幅W2よりも広くなるように決定され、ナックル180(180b)に連結される弾性体190(190b)においては、幅W2が幅W1よりも広くなるように決定される。つまり、弾性体190においては、インホイールモータIWMのケース60に連結される平坦部側の幅がナックル180に連結される平坦部側の幅よりも広くなるように幅W1,W2が決定される。これによって、後述するように、電動輪100の回転によるインホイールモータIWM自体の回転が抑制され易くなる。
図3は、図1に示すA方向から見た電動輪100および車輪支持装置200の平面図である。なお、図3においては、アッパーアーム210、ロアアーム220およびショックアブソーバ230は省略されている。
図3を参照して、弾性体190は、上述したようにインホイールモータIWMのケース60に固定されている。この場合、弾性体190は、その幅方向が車体の前後方向DR2になるように配置される。そして、電動輪100は、インホイールモータIWMから出力されるトルクによって回転されるので、電動輪100の回転方向DR3への回転に伴って、回転方向DR3と反対の回転方向DR4に回転しようとする回転反力がインホイールモータIWMに生じる。
しかし、弾性体190は、その幅方向が車体の前後方向DR2になるように配置されるので、インホイールモータIWMに生じる回転反力に対抗してインホイールモータIWMが回転方向DR4へ回転するのを抑制する。特に、上述したように、インホイールモータIWM側における弾性体190の幅がナックル180側における弾性体190の幅よりも広くなるように弾性体190の幅を決定した場合、弾性体190は、インホイールモータIWMに生じる回転反力に対抗してインホイールモータIWMが回転方向DR4へ回転するのを抑制し易い。したがって、弾性体190が車体の前後方向DR2にバネとして機能する場合のバネ定数k2は、弾性体190がインホイールモータIWMに生じる回転反力に対抗してインホイールモータIWMが回転方向DR4に回転するのを抑制するように決定される。すなわち、バネ定数k2は、電動輪100の回転トルクを考慮して決定される。
再び図1を参照して、弾性体190は、インホイールモータIWMを車体の上下方向DR1に振動可能に支持する。すなわち、車両の走行中に、電動輪100が路面状態等に応じて車体の上下方向DR1に振動を受けると、弾性体190は、ナックル180を介してホイールディスク10から上下方向DR1の振動を受け、その受けた振動の位相を遅延させてインホイールモータIWMを車体の上下方向DR1に振動させる。したがって、弾性体190が車体の上下方向DR1にバネとして機能する場合のバネ定数k1は、ナックル180を介してホイールディスク10から受けた振動の位相を遅延させてインホイールモータIWMを車体の上下方向DR1に振動させるように決定される。すなわち、バネ定数k1は、インホイールモータIWMを重りとしたときのインホイールモータIWMの質量を考慮して決定される。
車輪支持装置200は、弾性体190をインホイールモータIWMのケース60に連結し、ボールジョイント160,170によってサスペンションアーム(アッパーアーム210およびロアアーム220)をナックル180に連結することにより、電動輪100を車体に支持する。
すなわち、車輪支持装置200は、アッパーアーム210、ロアアーム220およびナックル180によってホイールディスク10およびホイールハブ20を回転可能に支持し、アッパーアーム210、ロアアーム220、ナックル180および弾性体190によってインホイールモータIWMを車体の上下方向DR1に振動可能に支持するとともに、電動輪100の回転によってインホイールモータIWMに生じる回転反力に対抗してインホイールモータIWMが電動輪100の回転方向と反対方向に回転するのを抑制する。
車両の走行中に、電動輪100が路面状態等に応じて車体の上下方向DR1に振動を受けると、ダンパーマスとなるインホイールモータIWMによって弾性体190は、車体の上下方向DR1にバネとして機能し、電動輪100が受けた振動の位相を遅延させた上下方向DR1の振動をインホイールモータIWMに発生させる。つまり、弾性体190は、電動輪100の振動をその位相を遅延したインホイールモータIWMの振動に変換する。そして、弾性体190は、電動輪100が受けた振動をインホイールモータIWMに相殺させる。そうすると、電動輪100の振動は、アッパーアーム210およびロアアーム220を介して車体に伝達されにくくなる。
これにより、タイヤ250からのバネ下入力が緩和される。すなわち、ショックアブソーバ230によって吸収し切れない振動が吸収される。その結果、車両の乗り心地が向上する。
また、車両の走行中に、電動輪100が回転方向DR3に回転すると、インホイールモータIWMは、回転方向DR4に回転しようとする(図3参照)。そうすると、弾性体190は、電動輪100の回転によって生じるインホイールモータIWMの回転を抑制する。
このように、弾性体190は、電動輪100の振動をその位相を遅延してインホイールモータIWMを車体の上下方向DR1に振動させるとともに、電動輪100の回転によって生じるインホイールモータIWMの回転を抑制する。
そして、車輪支持装置200においては、単一の弾性体190によって車体の上下方向DR1に振動可能にインホイールモータIWMを支持するので、部品数を少なくしてバネ下の振動を相殺できる。
また、弾性体190は、インホイールモータIWMの重心付近(図1の領域7)に連結されるので、インホイールモータIWMを安定して支持できる。
さらに、弾性体190は、複数の鉄板191〜19nを積層した多層板バネからなるので、車体の上下方向DR1への電動輪100の振動を十分に減衰できる。
上記においては、弾性体190は、ナックル180a,180bの両方に連結されると説明したが、この発明においては、これに限らず、弾性体190は、ナックル180a,180bのいずれか一方に連結されていてもよい。すなわち、この発明においては、弾性体190は、ナックル180a,180bの少なくとも一方に連結されていればよい。
なお、ホイールディスク10およびホイールハブ20は、「ホイール」を構成する。
また、ナックル180a,180bは、「1対のナックル」を構成する。
さらに、ナックル180は、電動輪100のホイール(ホイールディスク10およびホイールハブ20)を回転可能に支持する「回転支持部材」を構成する。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記した実施の形態の説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
この発明は、少ない部品数によってバネ下の振動を相殺可能な車輪支持装置に適用される。
この発明の実施の形態による車輪支持装置およびそれによって支持される電動輪の概略断面図である。 図1に示す弾性体の斜視図である。 図1に示すA方向から見た電動輪および車輪支持装置の平面図である。
符号の説明
1〜6 ネジ、7 領域、10 ホイールディスク、10A ディスク部、10B リム部、11,12 ハブベアリング、20 ホイールハブ、30 等速ジョイント、40 ブレーキロータ、50 ブレーキキャリパ、50A 開口部、51 ブレーキピストン、52,53 ブレーキパッド、60 ケース、100 電動輪、110 シャフト、160,170 ボールジョイント、180,180a,180b ナックル、190,190a,190b 弾性体、191〜19n 鉄板、191A,191B 平坦部、191C 傾斜部、200 車輪支持装置、210 アッパーアーム、220 ロアアーム、230 ショックアブソーバ、250 タイヤ、IWM インホイールモータ。

Claims (6)

  1. 一方端が車体の上下方向に回動可能に前記車体に固定されるサスペンションアームと、
    前記サスペンションアームに連結され、車輪のホイールを回転可能に支持する回転支持部材と、
    前記ホイール内に設けられたインホイールモータを、前記車体および前記ホイールに対して前記車体の上下方向に振動可能に支持する略板状形状からなる弾性体とを備える車輪支持装置。
  2. 前記弾性体は、一方端が前記回転支持部材に連結され、他方端が前記インホイールモータに連結される、請求項1に記載の車輪支持装置。
  3. 前記弾性体は、その幅方向が前記車体の前後方向になるように配置される、請求項1または請求項2に記載の車輪支持装置。
  4. 前記弾性体は、前記インホイールモータの略重心位置に連結される、請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の車輪支持装置。
  5. 前記弾性体は、板バネである、請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の車輪支持装置。
  6. 前記弾性体は、多層構造からなる板バネである、請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の車輪支持装置。
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