JP4298914B2 - 製材木材の乾燥方法および該方法を実施するためのシステム - Google Patents

製材木材の乾燥方法および該方法を実施するためのシステム Download PDF

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Description

【0001】
本発明は、製材木材および木材を乾燥させるプロセスに関する。
【0002】
本発明は、特に、「製材木材」の処理において有益である。ここで、「製材木材」とは、最初の処理(のこ引き)をほどこされたばかりの材木を意味している。
【0003】
木材を乾燥させるプロセスは、WO 82/01766から既知である。このプロセスでは、乾燥させたい木材に対し、915MHzの周波数を持つマイクロ波を印加することによって、その木材の内部の温度を上げ、水分を排出させている。排出された水は、ファンを使用することによって生じる低速の空気の循環によって、木材の表面で蒸発する。およそ80パーセントの湿度を有する空気がコンデンサを通過するとき、この湿度は除去される。
【0004】
WO 82/01411においても、上記と同じ原理が用いられているが、こちらの文献では、さらに、空気の温度が常に木材の内部の温度より低くなければならない。本文献では、木材の内部を加熱する前に、マイクロ波によって木材の表面部を加熱させる必要があるという不利な点が指摘されている。従って、本文献においては、磁気エネルギーを熱エネルギーに変換させ、マイクロ波を木材の中の水分に集中させることが提案されている。また、空気の湿度を充分に高いパーセンテージに維持することによって、このプロセスをチャンバ内の温度で作動させ、木の芯から湿気を取り除く前に、製材の表面が乾燥してしまうことを防ぐことが提案されている。このため、乾燥方法の第1段階では、霧状の水がチャンバーに加えられ、高い湿度レベルが保たれることになる。
【0005】
同様に、A.L.アンティ(ANTTI)著、1995年発行の論評「Holz als roh und werkstoff」のSpringer−Verlag版、333ページから338ページの論文「Microwave drying of pine and spruce」において、915MHzまたは2450MHzの周波数で働くマイクロ波によって、また、25kw/mから78kw/mの範囲である出力密度を用いて、木材の内部の温度をおよそ140℃にまで上昇させ、木材の内部の蒸気圧を25KPaにまで上昇させて、木材を乾燥させることが記述されている。このような方法で得られた内部圧力は非常に高いため、水分を迅速に排出することができる。このプロセスの不利な点は、木の繊維に亀裂が生じることである。この乾燥のプロセスは、70℃の領域での急速なマイクロ波乾燥によって開始され、乾燥させている間、マイクロ波に断続的にさらされ、最終的に、木材の温度を制御しながら乾燥を行い、温度を最高110℃までに制限することによって繊維飽和以下に維持する。
【0006】
すべての構成において、空気が、木材から出る湿気を除去するための手段として用いられていることは明白である。このため、空気の湿度レベルは、空気流の飽和レベル以下に維持されなければならない。従って、既知のシステムにおいては、木を乾燥させるために、空気の除湿を行うことが必要となる。また、水分を蒸発させるためには、空気温度は木の温度より低くなければならない。これらのシステムすべてについて、多大なエネルギー損失が生じ、エネルギーの消費を最適化できないという不利な点が見られる。必要な木材温度が高くなればなるほど、それに比例して、必要とされるマイクロ波発生出力も大きくなる。また、乾燥するまでに数時間かかるため、エネルギーを多く消費することになり、コストも高くなる。上記の論文において、乾燥する時間は、木材の厚さや、その設備が使用する出力に応じて、3時間から5時間かかることに留意されたい。また、これらの既知のプロセスにおいては、木材を乾燥させた後、木材の湿度を30パーセント未満にすることはできない。
【0007】
本発明の目的は、エネルギーを最適化して、マイクロ波手段の出力(パワー)を減少させ、その一方で、生の木材を急速に完全乾燥させ、最終的には、湿度を10パーセント台にまで下げ、また、動作状況によってはもっと低い湿度にまで下げるプロセスを提案することにある。
【0008】
この目的は、以下の木材の乾燥方法によって実現される。すなわち、
・少なくとも1つの密閉されたチャンバ1を、飽和水蒸気を注入あるいは生成することにより所定の圧力下におき、この圧力を、チャンバ内で空気を強制的に循環させると共に水蒸気を飽和させながら所定の時間間隔維持する加圧段階と、
・400MHzから2450MHzの範囲の周波数を有するマイクロ波を放射することによって、乾燥させるべき木材の芯および木材の中心部を加熱する加熱段階と、
・木材から生じて流れ落ち、チャンバ1の底部に収集される滲出液を排出する排出段階と
からなる木材の乾燥方法によって実現される。
【0009】
本発明の他の特徴によれば、滲出液は常時排出される。
【0010】
本発明の他の特徴によれば、滲出液は断続的に排出される。
【0011】
本発明の他の特徴によれば、排出段階の次に、マイクロ波の停止後、圧力を大気圧にまで降下させる漸進的圧力降下段階が続く。
【0012】
本発明の他の特徴によれば、排出段階は、滲出液を排水回路に向かう排水と適合させる滲出液の物理化学処理段階からなる。
【0013】
本発明の他の特徴によれば、滲出液の排出段階の次には、滲出液をさらに化学再処理するための容器に滲出液を収集する段階が続く。
【0014】
本発明の他の特徴によれば、圧力降下段階は、チャンバから湿気吸収装置上への空気流の通過と、チャンバ内の空気の冷却とによって、チャンバ内の周辺空気を脱湿する段階をもって完了する。
【0015】
本発明の他の特徴によれば、印加されたマイクロ波の放射出力は、木材の中心から外側へ向かって減少する。
【0016】
本発明の他の特徴によれば、飽和蒸気の圧力は、2バールから15バールの間にある。
【0017】
本発明の他の特徴によれば、取り扱う木材の湿度を6パーセントより高くするために、蒸気の圧力は10バールより低くなる。
【0018】
本発明の他の特徴によれば、蒸気の圧力は、少なくとも所定の乾燥時間中は、10バールから15バールの間にあり、発生した温度は200℃から220℃の範囲の値に達し、0パーセントに近い湿度を有する乾燥自然重合木材が得られる。
【0019】
本発明の他の特徴によれば、木材の内部熱が飽和蒸気の温度より高くなるように、マイクロ波ジェネレータの出力を算定する。
【0020】
本発明の他の目的は、このプロセスを実行できるシステムである。
【0021】
この目的は、以下からなるシステムによって実現される。すなわち、マイクロ波に適した石英または他の任意の材質でできた窓を介して、インピーダンス・アダプタによってマイクロ波ジェネレータに接続された導波管と通じている密閉された耐圧チャンバからなるシステムであって、前記窓が木材の積み重ねに対して横に設けられ、チャンバは、グリッドを介して木材の積み重ねの一方の側で空気を吸収すると共に拡散グリッドによって木材の積み重ねの他方の側に空気を押し出す加圧空気再循環路に接続され、加圧蒸気生成手段がチャンバに接続されるシステムによって実現される。
【0022】
本発明の他の特徴によれば、本システムは、空気再循環回路に平行に、またバルブによって選択的に接続された蒸気凝縮(コンデンサ)回路からなる。
【0023】
本発明の他の特徴によれば、本システムは、最も低い部分に、バルブによって制御される流出水分を排出する重力排出口を含む。
【0024】
本発明の他の特徴によれば、本システムは、
・自動ドアによって閉鎖され、圧力とマイクロ波を確実に封止することができる1つの端部と、
・乾燥させるべき生木(生材)の積荷を運搬する運搬手段であって、チャンバに対して自動エアロックの片側に置かれた搬送手段から電気的に分離された運搬手段と、からなる。
【0025】
本発明の他の特徴によれば、チャンバによって形成されたユニットとプレローディングゾーンは、放射漏れを防ぐ第2の保護チャンバ内に収められ、このチャンバは、出入り自在であるドアを介して外側から進入できる。
【0026】
本発明の他の特徴によれば、マイクロ波ジェネレータは、地中に埋めこまれ、導波管を介して乾燥チャンバに通じている。
【0027】
本発明の他の特徴によれば、チャンバは安全バルブからなる。
【0028】
本発明の他の特徴によれば、バルブは、断続的に開かれている。
【0029】
本発明の他の特徴によれば、バルブは、常時開かれている。
【0030】
本発明の他の特徴によれば、出口は、物理化学処理システムに接続され、排水における排水基準と適合する滲出液を生成する。
【0031】
本発明の最後の目的は、以下からなる本発明のプロセスおよびシステムを用いて、化学成分を抽出する方法を提供することにある。すなわち、
・所定の圧力と温度条件の下で、蒸気が飽和している雰囲気内にマイクロ波を印加することによって、1種類の生木を処理し、
・1種類の生木を処理する作業によって、生成された滲出液を収集し、
・この滲出液を、任意に物理化学方法によって再処理し、化粧品、香水、農産物食品、製薬および化学産業において用いることができる種々の化学成分を取り出すことからなる抽出方法である。
【0032】
本発明の他の特徴によれば、マツの種類の生木を処理した結果、殺虫剤の特性を有する滲出液を得ることができる。
【0033】
添付の図面を参照して、以下の説明を読めば、本発明の他の特徴や利点が明らかになる。
【0034】
図1Aに示すように、本システムは、第一に断熱性にすぐれ、第ニにマイクロ波および圧力に対する封止を確保する金属材料でできたチャンバ1からなる。チャンバ1は、円筒状であることが好ましい。図1Bに示されるように、このチャンバは、一つまたは二つのドア16によって、一端が開放されている。開口部14が、チャンバに設けられ、気密であるがマイクロ波放射の通過を許す材料からなる窓を形成する。これらの加圧窓14は、マイクロ波がチャンバの内側に向けて放射されることを可能にする材料でできており、これらの窓は、いわゆる、放射窓と呼ばれる。マイクロ波は、導波管40を介して、一定の間隔であるかないかにかかわらず縦(長手)方向に設けられた複数の窓に、できるだけ均質なマイクロ波が放射されるように積み重なった木材3の各側に沿ってもたらされる。導波管40は、インピーダンス・アダプタ41と3デシベルのディバイダ42を介して、インシュレータ43およびマイクロ波ジェネレータ(発生器)44に通じている。各放射窓14間、または、端の放射窓とチャンバの各底部との間には、複数のパイプ12を設けて、ファンVによって空気を強制的に循環させることが好ましい。これらのパイプ12は、積み重なった木材の高さとほぼ対応する高さに設けられ、グリッド13を介して、チャンバの内部領域と通じている。チャンバは、たとえば、支持プラットフォーム31に載置されたホイール32からできたワゴンなどの搬送手段によって搬送されてきた木材の積み重ね3を含んでいる。この木材の積み重ねは製材所からきて1つの層を形成するように幅にわたって左右に配置された任意の厚さまたは幅をもつ梁、厚板または板の形態の部材からなるのが好ましい。木材の各層は、垂直に配置された帯板または棒33によって、下層から分離している。しかし、木材の並列層の間に通路を形成して空気、マイクロ波、水を循環させるために、各層は当接していない。空気循環回路はまた、マイクロ波の反射がチャンバや木材の積み重ねの内側に向かいやすくする材料によって形成される。チャンバは配管15によって蒸気ジェネレータ・システム2に接続される。また、任意にエア・コンプレッサ20に接続されてもよい。拡散グリッド13を介して、蒸気リジェネレータから運ばれてきた湿気は、木材を正面から覆うおそれなく、チャンバ内で均一に分散することが可能となる。エア・コンプレッサ20は、木材の水分の循環を加速させるために用いられ、蒸気ジェネレータ・システム2が充分な圧力の下で蒸気を生成できないとき、所望の温度に到達させるか、または、温度の上昇を伴って木材の水分の循環を促進させる。一方、充分な圧力のもとで、蒸気ジェネレータ・システムが用いられ、所望の温度と圧力を得られるのであれば、エア・コンプレッサは省かれてもよい。レール10A、10B上に置かれたワゴン・ホイールは、チャンバ1の底部と一体化して、電気アーク排除装置を備える。グリッド19は、チャンバの底部に収集された滲出液、または、流出した水に向かってマイクロ波が伝播するのを防ぐ。これらの流出した水は、バルブ17によって制御される配管18を介して排出される。この配管18は、乾燥方法が行われた結果、生じた滲出液を収集するコンテナにまで達する。このコンテナは取り除かれてもよく、または、空にされてもよい。別の例では、この開口部は永久的に開いているか、または、断続的に開かれる。また別の例では、配管は、物理化学処理システムに至り、滲出液を排水のために有効な基準と適合させる。最終的には、チャンバの上部は、安全バルブ11からなる。この安全バルブ11は、チャンバを所望の圧力に保つために設けられ、圧力が高すぎる場合には、圧力を抜き、いったん乾燥方法が完了してしまうと、チャンバを大気圧下におく。
【0035】
図2の配置図において、容器1は、ドア16のエアロックを介して接続されたチャンバ5内に密閉される。ドア16は、電気制御システムによって、開始時と終了時に自動的に制御される。プレローディングゾーン50は、一対のレール10Cおよび10D上でワゴンを搬送するために用いられている。一対のレール10Cおよび10Dは、チャンバ1のレール10A、10Bに電気的に接続されてはいない。蒸発システム52は、マイクロ波が用いられる段階において、水を散布して外側に放射が漏れるのを防ぐために使用される。貯蔵槽(図示されていない)は、配管18によってチャンバ1に接続され、木材を乾燥させることから生じた滲出液を収集するために使用される。貯蔵槽は取り除かれても空にされてもよい。マイクロ波ジェネレータ44は、貯蔵槽6のように、マイクロ波の放射が漏れるのを確実に減少させるために埋めこまれ、導波管40を介して乾燥チャンバ1に接続される。
【0036】
乾燥方法は、以下の動作を含む。すなわち、運搬手段によって、生木の積荷をチャンバの内側に置き、自動的にチャンバ・ドアを閉め、好ましくは、いかなる取り扱い上のエラーまたはショックをも防ぎ、飽和蒸気の下で、圧力が所望の動作温度に達するまで、チャンバ内の飽和蒸気の圧力と拡散の下にチャンバを置く。2バールの圧力が、摂氏120度の温度の飽和蒸気のために用いられてよい。また、2.7バールの圧力が、130℃の温度の飽和蒸気のために用いられてよい。必要に応じて、飽和蒸気の温度を高くすることもできる。例えば、圧力をそれぞれ、10バールまたは15バールに上昇させることによって、摂氏180度、摂氏200度あるいは摂氏220度まで上昇させることもできる。このプロセスにおける気温と圧力の上昇は、連続するステージ、または傾斜や、所望の結果を最適化させる周期でなされてよい。所望の結果とは、0パーセントの湿度になるまで乾燥をさせるか、ある一定の湿度にまで下降させるか、化学的に使用できるような滲出液を生成することである。所定の圧力と飽和蒸気の温度下にあるこの予備乾燥段階は、生木(木の種類によって、湿度は最低65パーセント)からいわゆる「飽和」湿度である湿度30パーセントに下降するまでに必要な時間、保たれる。この予備乾燥段階の間、マイクロ波を用いて、生木の湿度から、飽和湿度への移行を促進させることが可能である。必要とされる飽和湿度に到達すると、木材に含まれる残りの湿気が木材から排出されることが妨げられる。このとき、マイクロ波加熱段階が、重要な特徴をすべて呈することになる。マイクロ波加熱段階が実行されている間、中央窓14Cから放射されるマイクロ波の出力は、中央窓の両側に置かれた窓14lから放射される出力より大きくてもよい。この出力が用いられると、木材中の蒸気圧差に対応して、木材中の温度差を有するようになる。所定の動作温度に達すると、この圧力差が用いられて、水分を、木材の外側および繊維の方向に向けて排出することが促進される。マイクロ波ジェネレータの出力は、木材の温度が飽和蒸気の温度より高くなるように算定される。この木材の温度は、摂氏120度近くか、それ以上になってもよい。これによって、木材の内側から外側に向けて乾燥を行うという所望の効果が得られるようになる。
【0037】
圧力と水分が飽和された空気があるため、木材から排出された水分および液体化学成分は、いかなる状態においても蒸発せず、重力下で流れ出し、サイフォン18によってグリッド19の下に収集される。サイフォン18は、レベルがグリッドに近づくとすぐに、制御システムによって一定の間隔で動作する。チャンバは、バルブ17を自動的に開けることができるレベル検出装置を含む。排水の各周期のあとに、チャンバ内で再設定されて、蒸気圧を飽和させる圧力の周期が続く。この最後の段階によって、木材の湿度は、30パーセントから最終的に所望される湿度である、20パーセント、10パーセント、6パーセントまたは0パーセントにまで減少させることが可能である。木材の湿度を0パーセントに近いレベルにまで減少させて完全に乾燥させるために、このプロセスは、温度がおよそ200℃から220℃の範囲で、10バールより高い雰囲気の飽和蒸気圧の下で維持されるような、少なくとも1つの一定の長さを持つ段階からなる。飽和蒸気圧雰囲気と、高いマイクロ波温度ではあるが、蒸気が飽和状態になっていない雰囲気における、いわゆる「クロスリンキング」プロセスにおいて一般的に使用される温度よりは低いマイクロ波温度を用いることによって、木材を乾燥させ、湿度を0パーセントにすることが可能となる。また同時に、木材に耐湿性、寸法安定性、および容易な加工特性を与える自然重合現象が達成できる。この結果は、既知のプロセス、なかでも自然の木の色を保存する既知のプロセスよりも、短い時間で得られる。本発明のプロセスを用いると、240℃から300℃の間の温度によって熱した結果生じる、木材の色が濃くなるという既知の現象は起こらない。
【0038】
この乾燥方法は、また、マツ、ユーカリ、カシ、ブナ、エゾマツなど、または、それらを一定の割合で混合した木の種類を形成する化学分子が組みこまれた滲出液を生成するために、本発明のシステムにおいて用いられてもよい。この滲出液は回収されて、化粧品、製薬、香水、農産物食品、化学または殺虫剤関係の産業分野において用いることができる化学成分を得るために、物理化学方法を用いて、任意に再処理される。
【0039】
この最終的な湿度を得るために必要な時間が経過した後、木材が乾燥すると、飽和蒸気の循環が停止する。このとき必要とあれば、蒸気生成回路2は閉鎖される。コンデンサ19と通じているゲート191および192が開口すると、チャンバ内の蒸気を結露させることができ、チャンバの温度を低下させることができる。一定の時間が経過した後、マイクロ波ジェネレータも停止し、圧力が下がって、大気圧に徐々に近づくようになる。
【0040】
飽和状態において木材の周囲に周辺媒質を置くことによって、また、先行技術における通常のエネルギー消費をはるかに下回るエネルギー消費を伴うマイクロ波の出力をうまく用いることによって、木材の内側の湿気を排出するプロセスを促進することができ、少ないエネルギー消費で、早急に乾燥を実現できる。水道水は、散水装置で用いることが可能である。
【0041】
本発明の請求の範囲を逸脱しない範囲であれば、当業者は、他の変更を行うことも可能である。従って、任意の運搬システムが、レールに載置されたワゴンの代わりに用いられてもよい。また、制御装置および調節装置は、オートメーションの程度を変更させることに関連して、このプロセスの連続する段階が実施されるように設定するのに用いられてもよい。また、チャンバは、このプロセスの終わりか、または、制御システムによって過圧現象が検出されたときに、このチャンバを外側の空気に連絡するために設けられた安全バルブ11を含む。
【図面の簡単な説明】
【図1A】 本発明のシステムの横断面図である。
【図1B】 本発明のシステムの縦断面を上から見た図である。
【図2】 本システムが設置されたときの側面図である。

Claims (24)

  1. 少なくとも1つの密閉されたチャンバ(1)を、飽和水蒸気を注入あるいは生成することにより所定の圧力下におき、この圧力を、チャンバ内で空気を強制的に循環させると共に水蒸気を飽和させながら所定の時間間隔維持する加圧段階と、
    イクロ波を放射することによって、乾燥させるべき木材の芯および木材の中心部を加熱する加熱段階と、
    木材から生じて流れ落ち、チャンバ(1)の底部に収集される滲出液を排出する排出段階とからなることを特徴とする木材の乾燥方法。
  2. 滲出液が常時排出されることを特徴とする請求項1に記載の木材の乾燥方法。
  3. 滲出液が断続的に排出されることを特徴とする請求項1に記載の木材の乾燥方法。
  4. 前記排出段階の次に、マイクロ波の停止後、圧力を大気圧にまで降下させる漸進的圧力降下段階が続くことを特徴とする請求項1または3に記載の木材の乾燥方法。
  5. 前記排出段階は、滲出液を、排水回路に向かう排水と適合させる滲出液の物理化学処理段階からなることを特徴とする請求項1から4のいずれか一項に記載の木材の乾燥方法。
  6. 前記滲出液の排出段階の後に、滲出液を化学再処理するための容器に滲出液を収集する段階が続くことを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の木材の乾燥方法。
  7. 前記圧力降下段階は、チャンバから湿気吸収装置上への空気流の通過、およびチャンバ内の空気の冷却によって、チャンバ内の周辺空気を脱湿する脱湿段階をもって完了することを特徴とする請求項4に記載の木材の乾燥方法。
  8. 印加されたマイクロ波の放射出力は、木材の中心から外側へ向かって減少することを特徴とする請求項1から7のいずれか一項に記載の木材の乾燥方法。
  9. 飽和蒸気の圧力は、2バールから15バールの間であることを特徴とする請求項1から8のいずれか一項に記載の木材の乾燥方法。
  10. 取り扱う木材の中心の湿度を6パーセントより高くするために、蒸気の圧力は10バールより低いことを特徴とする請求項9に記載の木材の乾燥方法。
  11. 蒸気の圧力が、少なくとも所定の乾燥時間中は10バールから15バールの間にあり、発生した温度は200℃から220℃の範囲の値に達し、0パーセントに近い湿度を有する乾燥重合木材が得られることを特徴とする請求項1または記載の木材の乾燥方法。
  12. 木材の内部熱が飽和蒸気の温度より高くなるように、マイクロ波ジェネレータの出力を算定することを特徴とする請求項1から11のいずれか一項に記載の木材の乾燥方法。
  13. 請求項1から12のいずれか一項に記載の木材の乾燥方法の実行を可能にするシステムであって、マイクロ波に適した石英または他の任意の材質でできた窓(14)を介して、インピーダンス・アダプタ(41)によってマイクロ波ジェネレータ(44)に接続された導波管(40)と通じている密閉された耐圧チャンバ(1)からなり、前記窓(14)が木材の積み重ね(3)に対して横に設けられ、チャンバは、グリッド(13a)を介して、木材の積み重ね(3)の一方の側で空気を吸収すると共に拡散グリッド(13r)によって木材の積み重ね(3)の他方の側に空気を押し出す加圧空気再循環路(12)に接続され、加圧蒸気生成手段がチャンバに接続されることを特徴とするシステム。
  14. 空気再循環回路(12)に平行に、またバルブ(191、192)によって選択的に接続された蒸気凝縮回路(19)を含むことを特徴とする請求項13に記載のシステム。
  15. 最も低い部分に、バルブ(17)によって制御される流出水分を排出する重力排出口(18)を含むことを特徴とする請求項13または14に記載のシステム。
  16. 自動ドア(16)によって閉鎖され、圧力とマイクロ波を確実に封止することができる1つの端部と、
    乾燥させるべき生木の積荷を運搬する運搬手段であって、チャンバに対して自動制御エアロックの片側に置かれた搬送手段から電気的に分離された運搬手段とを含むことを特徴とする請求項13から15のいずれか一項に記載のシステム。
  17. 耐圧チャンバによって形成されたユニットとプレローディングゾーンは、放射漏れを防ぐ第2の保護チャンバ内に収められ、この第2のチャンバは、出入り自在であるドアを介して外側から進入できることを特徴とする請求項13から15のいずれか一項に記載のシステム。
  18. マイクロ波ジェネレータは、地中に埋めこまれ、導波管を介して耐圧チャンバに通じていることを特徴とする請求項13から17のいずれか一項に記載のシステム。
  19. 耐圧チャンバが安全バルブ(11)を具備することを特徴とする請求項13から17のいずれか一項に記載のシステム。
  20. バルブ(17)は、断続的に開かれていることを特徴とする請求項15に記載のシステム。
  21. バルブ(17)は、常時開かれていることを特徴とする請求項15に記載のシステム。
  22. 重力排出口(18)は、物理化学処理システムに接続され、排水における排水基準と適合する滲出液を生成することを特徴とする請求項15、20または21に記載のシステム。
  23. 請求項1から12のいずれか一項に記載の木材の乾燥方法および請求項13から22のいずれか一項に記載のシステムを用いて、化学成分を抽出する抽出方法において、
    所定の圧力と温度条件の下で、蒸気が飽和している雰囲気内にマイクロ波を印加することによって、1種類の生木を処理し、
    1種類の生木を処理する作業によって生成された滲出液を収集し、
    この滲出液を、任意に物理化学方法によって再処理し、化粧品、香水、農産物食品、製薬、および化学産業において用いることができる、種々の化学成分をその滲出液から抽出することを特徴とする抽出方法。
  24. マツの種類の生木を処理し、殺虫剤の特性を有する滲出液を得ることを特徴とする請求項23に記載の化学成分の抽出方法。
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