JP4298613B2 - オーディオ装置 - Google Patents

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Description

この発明は複数の音響源から音響を選択的に出力するオーディオ装置に関し、特に、音響源の選択を変更する際に音量調整をスムーズに行うことのできるオーディオ装置に関するものである。
一般に、ラジオ、カセットテープ再生装置、及びCD再生装置等の複数の音響源を備えるオーディオ装置においては、ユーザは所望の音量をスピーカから得るため、音響源を選択する都度音量調整を行う必要がある。つまり、音響源に応じてその音量レベルが異なる結果、ユーザは音響源を選択する都度音量調整を行わなければならず、音量調整が煩わしいことが多い。
このような音量調整の煩わしさを解消するため、例えば、音量レベル記憶回路に記憶された設定音量レベルと音量レベル検出回路によって検出された音声信号の音量レベルとを比較して、これらの差分に基づいて音量調整回路を制御するようにしたものがあり、ここでは、テレビ、ラジオ等の受信装置又はCD等の音響装置の音量レベルをユーザが音量調整部を用いて設定して、設定音量レベルを音量レベル記憶回路に記憶し、音量レベル検出回路で検出された音声信号の音量レベルが設定音量レベルと異なると音量調整回路を制御して、常に設定音量レベルの音声を得るようにしている(例えば、特許文献1参照)。
さらに、音響源を変更した際、ユーザが音量の再設定を行うことなく適切なスピーカ出力を得るため、信号レベル検出手段で入力信号の信号レベルを検出して、この信号レベルを記憶手段に記憶して、信号レベル検出手段で検出した信号レベルと記憶手段から読み出した信号レベルとを比較し、その比較結果に応じて音響源の切替前後におけるスピーカ出力が略同等となるように可変利得手段の利得を制御するようにしたものがある(例えば、特許文献2参照)。
特開平6−37563号公報(第3頁〜第5頁、第1図〜第7図) 特開2003−348682公報(第3頁〜第4頁、第1図〜第2図)
従来のオーディオ装置は、以上のように構成されているので、予め設定音量レベルを記憶しておき、音量レベル検出回路で検出された音量レベルと設定音量レベルとを逐次比較して音量調整回路を制御しなければならず、そのため、音量調整に当って、制御系における負荷が増大してしまうばかりでなく、ユーザが予め設定音量レベルを設定しなければならず、音響源が多いとその設定が極めて煩わしいという課題があった。
さらに、従来のオーディオ装置においては、信号レベル検出手段で検出した信号レベルと記憶手段から読み出した信号レベルとを比較し、その比較結果に応じて音響源の切替前後におけるスピーカ出力が略同等となるように可変利得手段の利得を制御しているものの、やはり、逐次信号レベル検出手段で検出した信号レベルと記憶手段から読み出した信号レベルとを比較する必要があり、音量調整に当って、制御系における負荷が増大してしまうという課題があった。
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたもので、複数の音響源を備えて、複数の音響源から選択的に音響を再生する際、ユーザにとって極めて簡単に音量調整を行うことのできるオーディオ装置を得ることを目的とする。
この発明に係るオーディオ装置は、互いに異なる音響信号を出力する複数の音響源と、該音響源から出力される音響信号の利得を調整して出力する利得調整手段と、前記音響源に対応して前記利得調整手段に設定する利得が内部ゲインとして保存された記憶手段と、前記音響源の一つを選択する選択手段と、該選択手段によって選択された音響源に対応する内部ゲインを前記記憶手段から読み出して前記利得調整手段に設定するゲイン設定手段と、前記音響源毎に予め基準となる利得が基準利得として定められるとともに前記利得調整手段からの出力レベルを所望出力レベルとして定め、前記利得調整手段からの出力レベルを検知するレベル検知手段と、前記基準利得と前記所望出力レベルの積を前記音響源毎に前記レベル検知手段から得られた検出出力レベルで除すことにより内部ゲインを求めて該内部ゲインを記憶手段に保存するゲイン保存手段とを備えたものである。

以上のように、この発明は、音響源に対応付けて利得調整手段に設定する利得を内部ゲインとして保存しておき、選択手段によって音響源が選択されると、当該選択された音響源に対応する内部ゲインを利得調整手段に設定するように構成したので、選択手段によって音響源を選択すれば、自動的に利得が音響源に合ったものに調整される結果、ユーザにとって極めて簡単に音量調整(利得調整)を行うことことができるという効果がある。
実施の形態1.
図1は、この発明の実施の形態1におけるオーディオ装置の一例を示すブロック図であり、図示のオーディオ装置10は、例えば、車両に搭載されている。オーディオ装置10はオーディオセット部11を有しており、このオーディオセット部11には複数の音響源(オーディオソース)12a〜12cを有するとともに、スピーカ13が接続されている。
図示の例では、オーディオソース12aはラジオ受信機、オーディオソース12bはCDプレーヤ、オーディオソース12cはカセットテーププレーヤである。これらオーディオソース12a〜12cはアナログスイッチ部(SW)14を介してオーディオ処理部15に接続されており、後述するように、オーディオ処理部15はSW14を介して入力された入力信号(オーディオ信号)を処理して処理済信号として出力する。そして、この処理済信号は電力増幅器(パワーアンプ)16で増幅されてスピーカ13から音響として出力されることになる。
図1に示す例では、オーディオ処理部15は、A/Dコンバータ15a、デシメーションフィルタ15b、DCフィルタ15c、係数器(ゲイン可変器:利得調整手段)15d、信号処理部15e、D/Aコンバータ15f、レベル検出器(レベル検知手段)15g、CPU15h、及び不揮発性メモリ(記憶手段)15iを有しており、SW14はスイッチ切替部17の操作に応じて選択的にオーディオソース12a〜12cの一つとA/Dコンバータ15aとを接続する(SW14とスイッチ切替部17とが選択手段として機能する)。A/Dコンバータ15aではSW14を介して与えられたオーディオ信号をデジタル信号に変換し、デシメーションフィルタ15bによってデジタル信号から不要なデータが間引かれ、DCフィルタ15cによってA/Dコンバータ15aにおけるDCオフセットが取り除かれる。
DCコンバータ15cの出力信号は係数器15dで後述するようにしてゲイン調整された後、信号処理部15eで、例えば、ボリューム・トーンコントロール・ラウドネス等の処理を受けて、D/Aコンバータ15fでアナログ音響信号に変換されて出力される。係数器15dの出力はレベル検出器15gに与えられ、ここで音量レベルが測定される。そして、この音量レベルはCPU15hに与えられる。CPU15hは、後述するようにして、オーディオソース毎の音量レベルに応じて、係数器15dに設定する係数を求めて、これら係数を設定係数として不揮発性メモリ15iに格納し、これら設定係数に応じて係数器15dを制御する。なお、上述のオーディオ処理部15は、例えば、DSP(デジタルシグナルプロセッサ:Digital Signal Processor)で構成される。
次に動作について説明する。
図1を参照して、いま、A/Dコンバータ15a、デシメーションフィルタ15b、DCフィルタ15c、及び係数器15dで規定されるゲインを内部ゲインGab(a,bは0以上の数)と呼び、この内部ゲインGabはオーディオソースによって変化する。一方、信号処理部15e、D/Aコンバータ15f、及びパワーアンプ16で規定されるゲインを固定ゲインGfixと呼び、この固定ゲインGfixはオーディオソースによって変化しない。オーディオセット部11におけるゲイン、つまり、オーディオ装置10における(総合ゲイン)は、Gab×Gfixであり、この総合ゲインはオーディオソース毎に予め規定されている。
ところで、オーディオ装置10の製造工程において、オーディオセット部11に実際に組み込むオーディオソース12a〜12cは、不可避的に個体差があるため、オーディオソース12a〜12c毎に予め規定された出力基準値と実際に組み込んだオーディオソース12a〜12cの出力値(出力レベル)とは異なることが多い(つまり、バラツキがある)。このようなバラツキがあると、ユーザがオーディオ装置10を用いた際、オーディオソース12a〜12c毎に所望の音量レベルがスピーカ13から得られないという事態が発生する。
そこで、ここでは、例えば、製造工程においてオーディオソース毎のバラツキを考慮して、オーディオソース毎に係数器15dに設定する係数を不揮発性メモリ15iに記憶する。図2及び図3も参照して、いま、オーディオソース12a〜12cの基準正弦波信号再生時の出力基準値(基準レベル)をそれぞれX10、X20、及びX30であるとする。また、基準レベルX10、X20、及びX30に対する内部ゲインがそれぞれG10、G20、G30であるとする。
そして、基準レベルX10、X20、及びX30をアナログスイッチ部14を介し、オーディオ処理部15に与えた際の係数器15dからの出力レベル(所望出力レベル)をY0、p・Y0、及びq・Y0であるとする(p及びqはゼロ以上の実数)。これら内部ゲインG10、G20、及びG30と所望出力レベルY0、p・Y0、及びq・Y0は、例えば、予め不揮発性メモリ15iに設定されている(ステップST1)。
ここで、オーディオセット部11内のオーディオソース12a〜12cはその出力レベルが未知数であるから、まず、スイッチ切替部17でオーディオソース12aを選択すると、SW14によってオーディオ処理部15とオーディオソース12aが接続されて、オーディオソース12aからオーディオ信号がオーディオ処理部15に入力される。この際、スイッチ切替部17からはCPU15hにオーディオソース12aを選択した旨を示すオーディオ選択信号が与えられる。
前述したように、係数器15dの出力信号はレベル検出器15gに与えられ、ここで出力レベルが検出される。いま、出力レベルがY1であるとする(ステップST2)。CPU15hはオーディオ選択信号によってオーディオソース12aが選択されていることを知り、不揮発性メモリ15iをアクセスして、オーディオソース12aに対応する内部ゲインG10及び所望出力レベルY0を読み出して、出力レベルY1を所望出力レベルY0とするための係数(内部ゲイン)G1を求める。
図3に示すように、オーディオソース12aの出力レベルがX1であるとすると(図3においては、便宜上係数器15dの入力レベルがX1で表されている)、内部ゲインG10=Y0/X10であり、X1×G10=Y1である。また、X1×G1=Y0であるから、G1=(Y0/Y1)×G10となる。つまり、CPU15hは出力レベルY1を所望出力レベルY0とするための内部ゲインG1=(Y0/Y1)×G10によって求める(ステップST3)。
同様にして、スイッチ切替部17でオーディオソース12bを選択すると、SW14によってオーディオ処理部15とオーディオソース12bが接続されて、オーディオソース12bからオーディオ信号がオーディオ処理部15に入力される。この際には、スイッチ切替部17からCPU15hにオーディオソース12bを選択した旨を示すオーディオ選択信号が与えられる。
いま、レベル検出器15gで検出された出力レベルがY2であるとする(ステップST4)。CPU15hはオーディオ選択信号によってオーディオソース12bが選択されていることを知り、不揮発性メモリ15iをアクセスして、オーディオソース12bに対応する内部ゲインG20及び所望出力レベルp・Y0を読み出して、出力レベルY2を所望出力レベルY0とするための内部ゲインG2を求める。つまり、CPU15hは出力レベルY2を所望出力レベルY0とするための内部ゲインG2=(p・Y0/Y2)×G20によって求める(ステップST5)。
さらに、スイッチ切替部17でオーディオソース12cを選択すると、SW14によってオーディオ処理部15とオーディオソース12cが接続されて、オーディオソース12cからオーディオ信号がオーディオ処理部15に入力される。この際には、スイッチ切替部17からCPU15hにオーディオソース12cを選択した旨を示すオーディオ選択信号が与えられる。いま、レベル検出器15gで検出された出力レベルがY3であるとする(ステップST6)。
CPU15hはオーディオ選択信号によってオーディオソース12cが選択されていることを知り、不揮発性メモリ15iをアクセスして、オーディオソース12cに対応する内部ゲインG30及び所望出力レベルq・Y0を読み出して、出力レベルY3を所望出力レベルY0とするための内部ゲインG3を求める。つまり、CPU15hは出力レベルY3を所望出力レベルY0とするための内部ゲインG3=(q・Y0/Y3)×G30によって求める(ステップST7)。
このようにして、CPU15hはオーディオソース12a〜12cに対応する内部ゲインG1〜G3を求めて、これら内部ゲインG1〜G3を不揮発性メモリ15iに保存する(ステップST8)。この際には、予め不揮発性メモリ15iに記憶された内部ゲインG10、G20、及びG30と所望出力レベルY0、p・Y0、及びq・Y0は消去される。
上述のようにして、内部ゲインG1〜G3を不揮発性メモリ15iに保存した後、オーディオ装置は出荷されることになるが、ユーザがオーディオ装置10を用いてオーディオソース12aからの音響信号を視聴する際、スイッチ切替部17を操作してSW14によってオーディオソース12aとオーディオ処理部15とを接続すると、CPU15hはオーディオ選択信号によってオーディオソース12aが選択されたことを知り、内部ゲインG1を係数器15dに設定する。
同様にして、ユーザがスイッチ切替部17によってオーディオソース12bを選択すると、CPU15hは内部ゲインG2を係数器15dに設定する。また、ユーザがスイッチ切替部17によってオーディオソース12cを選択すると、CPU15hは内部ゲインG3を係数器15dに設定する。なお、上述の説明から明らかなように、CPU15hがゲイン設定手段及びゲイン保存手段として機能することになる。
以上のように、この実施の形態1よれば、予めオーディオソース12a〜12c毎に内部ゲインを不揮発性メモリ15iに保存しておき、スイッチ切替部17でオーディオソースが選択されると、この選択されたオーディオソースに対応する内部ゲインを不揮発性メモリ15iから読み出して、係数器15dに設定するように構成したので、自動的に内部ゲインが音響源に合ったものに調整される結果、ユーザにとって極めて簡単に音量調整(ゲイン調整)を行うことことができるという効果がある。
この実施の形態1によれば、オーディオソース12a〜12c毎に予め基準となる内部ゲインを基準内部ゲインとして定めるとともに係数器15iからの出力レベルを所望出力レベルとして定めて、オーディオソース毎にレベル検出器15gによって検出された出力レベルと基準内部ゲイン及び所望出力レベルとに応じて内部ゲインを求めて、この内部ゲインを不揮発性メモリ15iに保存するように構成したので、オーディオ装置毎にその組み込まれるオーディオソース12a〜12cにバラツキがあっても、そのバラツキを考慮して内部ゲインが不揮発性メモリ15iに保存される結果、いずれのオーディオ装置においてもオーディオソース毎に常に所望の出力レベルが得られるという効果がある。
実施の形態2.
図1を参照して、ここでは、一つのオーディオソースからの音響信号を視聴している際、別のオーディオソースに切り替えた際の出力レベル調整について説明する。なお、実施の形態2においては、CPUの機能が実施の形態1とは異なるが、説明の便宜上同一の参照符号を付しており、さらに、不揮発性メモリ15iにはオーディオソース12a、12b、及び12cに対応付けてそれぞれ内部ゲインが保存されているものとする。
図4及び図5も参照して、図4に示すように、CPU15hはタイマー21、平均化部(平均化手段)22、演算部(演算手段)23、係数決定部(ゲイン決定手段)24、除算部25、及び逓増部(ゲイン設定変化手段)26を有しており、いま、オーディオソース12a〜12cの一つから出力されるオーディオ信号を視聴している際(例えば、オーディオソース12aから出力されるオーディオ信号を視聴しているとする)、内部ゲインがGAV1であるとして、ユーザはこの内部ゲインGAV1に応じた音量レベルで再生視聴しているものとする(ステップST9)。
この際には、係数器15dからの出力信号がレベル検出器15gに与えられてここで出力レベル(つまり、第1の出力レベル)が検出されることになる。CPU15hではレベル検出器15gから出力レベルを受けると、タイマー21を起動して、予め設定された時間をカウントする。平均化部22ではタイマー21の起動からタイムアップまでの出力レベルの時間平均値を求めて、この時間平均値を測定値YAV1とする(ステップST10)。
ここで、ユーザが、例えば、オーディオソースをオーディオソース12aからオーディオソース12bに切り替えたとすると、CPU15hはオーディオソース12bに対応する内部ゲイン(GAV2とする)を係数器15dに設定することになる(内部ゲインの切替:ステップST11)。そして、オーディオソース12aからオーディオソース12bに切り替わると、タイマー21が起動されて、予め設定された時間をカウントする。平均化部22ではタイマー21の起動からタイムアップまでの係数器15dの出力レベル(つまり、第2の出力レベル)の時間平均値を求めて、この時間平均値を測定値YAV2とする(ステップST12)。
そして、CPU15hでは演算部23によって最適内部ゲインGAV3を求める(ステップST13)。つまり、演算部23はGAV3=(YAV1/YAV2)×GAV2を求め、この最適内部ゲインGAV3を不揮発性メモリ15iに格納する。続いて、係数決定部24は出力レベルYAV2と出力レベルYAV1とを比較して、その偏差(絶対値)が予め設定された閾値レベルを越えていると、言い換えると偏差が大きいと(YAV2>>YAV1又はYAV2<<YAV1:ステップST14)、係数決定部24は内部ゲインを最適内部ゲインGAV3に決定する(ステップST15)。一方、偏差が予め設定された閾値レベル以下であると、係数決定部24は内部ゲインをGAV2とままとする(現状のままとする:ステップST16)。
内部ゲインを内部ゲインGAV2から最適内部ゲインGAV3に変更する際には、内部ゲインの急激な変化による違和感を防止するため、除算部25では(GAV3−GAV2)を予め設定された数で除算して得られた商を求める。例えば、GAV3−GAV2=6dB(絶対値)であるとし、予め設定された数が10であるとすると、除算部25では、6/10=0.6dBとして、この商を逓増部26に渡す。そして、逓増部26では、所定の時間(例えば、1秒)毎に商(0.6dB)ずつ係数器15dに設定する内部ゲインを増加させる。つまり、CPU15hはGAV2からGAV3へと徐々に内部ゲインを変更することになる(ステップST17)。
以上のように、この実施の形態2によれば、オーディオソース12a〜12cの一つが選択オーディオソースとして選択されている際、スイッチ切替部17によって選択オーディオソース以外の別のオーディオソースが選択されると、選択オーディオソースに係る出力レベル(第1の出力レベル)及び別のオーディオソースに係る出力レベル(第2の出力レベル)と別のオーディオソースに対応する内部ゲインとに応じて最適内部ゲインを求めて、第1及び第2の出力レベルの偏差が予め規定された閾値を越えた際、最適内部ゲインを選択して別のオーディオソースに対応する内部ゲインの代わりとするように構成したので、オーディオソースが切り替えられた際、前のオーディオソース(選択オーディオソース)に係る出力レベルと切替後のオーディオソース(別のオーディオソース)に係る出力レベルとを考慮して、内部ゲインが決定されることになって、ユーザにとってソースを切り替えた際の音量変化による違和感が少ないという効果がある。
この実施の形態2によれば、オーディオソースを切り替えた際、切り替え後のオーディオソースに対応する内部ゲインを最適内部ゲインに変更する場合に、最適内部ゲインとオーディオソースに対応する内部ゲインとの差を予め設定された数値で除算して得られた商ずつ所定の時間間隔で係数器15dに設定する内部ゲインを変化させるように構成したので、内部ゲインの急減な変化に起因する違和感を軽減できるという効果がある。
この発明の実施の形態1によるオーディオ装置の一例を示すブロック図である。 この発明の実施の形態1によるオーディオ装置の動作を説明するためのフローチャートである。 図1に示すCPUの動作を説明するためのブロック図である。 この発明の実施の形態2によるオーディオ装置におけるCPUの機能ブロックを示す図である。 この発明の実施の形態2によるオーディオ装置の動作を説明するためのフローチャートである。
符号の説明
10 オーディオ装置、11 オーディオセット部、12a〜12c 音響源(オーディオソース)、13 スピーカ、14 アナログスイッチ部(SW)、15 オーディオ処理部、15a A/Dコンバータ、15b デシメーションフィルタ、15c DCフィルタ、15d 係数器(ゲイン可変器)、15e 信号処理部、15f D/Aコンバータ、15g レベル検出器、15h CPU、15i 不揮発性メモリ、16 電力増幅器(パワーアンプ)、17 スイッチ切替部、21 タイマー、22 平均化部、23 演算部、24 係数決定部、25 除算部、26 逓増部。

Claims (4)

  1. 互いに異なる音響信号を出力する複数の音響源と、
    該音響源から出力される音響信号の利得を調整して出力する利得調整手段と、
    前記音響源に対応して前記利得調整手段に設定する利得が内部ゲインとして保存された記憶手段と、
    前記音響源の一つを選択する選択手段と、
    該選択手段によって選択された音響源に対応する内部ゲインを前記記憶手段から読み出して前記利得調整手段に設定するゲイン設定手段と
    前記音響源毎に予め基準となる利得が基準利得として定められるとともに前記利得調整手段からの出力レベルを所望出力レベルとして定め、前記利得調整手段からの出力レベルを検知するレベル検知手段と、
    前記基準利得と前記所望出力レベルの積を前記音響源毎に前記レベル検知手段から得られた検出出力レベルで除すことにより内部ゲインを求めて該内部ゲインを記憶手段に保存するゲイン保存手段とを備えたオーディオ装置。
  2. 互いに異なる音響信号を出力する複数の音響源と、
    該音響源から出力される音響信号の利得を調整して出力する利得調整手段と、
    前記音響源に対応して前記利得調整手段に設定する利得が内部ゲインとして保存された記憶手段と、
    前記音響源の一つを選択する選択手段と、
    該選択手段によって選択された音響源に対応する内部ゲインを前記記憶手段から読み出して前記利得調整手段に設定するゲイン設定手段と、
    前記利得調整手段からの出力レベルを検知するレベル検知手段と、
    前記音響源の一つが選択音響源として選択されている際、前記選択手段によって前記選択音響源以外の別の音響源が選択されると、前記レベル検出手段で検知された前記選択音響源に係る第1の出力レベル及び前記別の音響源に係る第2の出力レベルと前記別の音響源に対応する内部ゲインとに応じて最適内部ゲインを求める演算手段と、
    前記第1及び前記第2の出力レベルの偏差が予め規定された閾値を越えた際前記最適内部ゲインを選択して、該最適内部ゲインを前記別の音響源に対応する内部ゲインの代わりとするゲイン決定手段とを備えたオーディオ装置。
  3. レベル検出手段で検知された出力レベルを予め設定された時間で時間平均して第1及び第2の出力レベルとする平均化手段を備えた請求項記載のオーディオ装置。
  4. 別の音響源に対応する内部ゲインから最適内部ゲインに変更する際、前記最適内部ゲインと前記音響源に対応する内部ゲインとの差を、予め設定された数値で除算して得られた商ずつ所定の時間間隔で利得調整手段に設定して内部ゲインを徐々に前記最適内部ゲインに変化させるゲイン設定変化手段を備えた請求項又は請求項記載のオーディオ装置。
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