JP4296519B2 - 燃料噴射弁 - Google Patents

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Description

本発明は、内燃機関に燃料を供給するための燃料噴射弁に係り、特に噴孔プレートに形成の噴射孔から燃料を噴射する噴射孔方式の燃料噴射弁に関する。
近年、自動車の排ガス規制が強化されてきており、内燃機関から排出される排ガス中の有害な炭化水素成分を低減することが要求されている。排ガス中の炭化水素成分の低減には、自動車の内燃機関に搭載される燃料噴射弁から噴霧状態で噴射される燃料の微粒化を促進することが有効であり、また燃料噴射弁から燃料を狙い通りの位置(吸気弁の位置)へ正確に指向させて噴射することで吸気管などへの燃料の壁面付着を抑制することが有効である。
噴射燃料の微粒化を促進し、また燃料噴射の指向性を高める燃料噴射弁として、噴射孔方式の燃料噴射弁がある。噴射孔方式の燃料噴射弁は、噴射孔が形成された板状の噴孔プレートを備え、その噴孔プレートに沿う流れである横流れを燃料に生じさせ、この横流れを経た燃料を噴射孔に流入させて噴出させるようにしており、これにより噴射燃料の微粒化促進と燃料噴射の高い指向性を得ている(例えば特許文献1、特許文献2)。
こうした噴射孔方式の燃料噴射弁については、噴孔プレートに複数で設けられる噴射孔それぞれからの燃料の噴射状態や微粒化状態にばらつき、つまり不均一性を生じるという問題がある。この不均一性問題は、噴孔プレートからの燃料の噴射を制御する弁体の進退動をガイドするガイド部に起因している。
噴孔プレートの噴射孔から噴射する燃料は、弁体の側面に沿った流れである弁体側面流れとして供給される。そしてこの弁体側面流れの燃料は、弁体の進退動によるノズル体などへの離接で開閉する燃料通路を通って噴孔プレートに流下して噴射孔から噴射される。このような燃料供給構造にあって、弁体は、その周囲を囲むようにして設けられている弁体囲繞部に対する摺動により弁開閉のための進退動をなすようにされ、またその弁体の摺動は、弁体と弁体囲繞部の間に複数の摺動ガイドを配列して形成されるガイド部を介してなすようにされている。
このため、弁体側面流れとして弁体の側面に沿って流下する燃料はその流下途中でガイド部を通過することになるが、その際に摺動ガイドの影響を受けることで、ガイド部の下側における燃料流れに渦を発生し、この渦の影響を受けることで噴孔プレートに向けて流下する燃料流れの流速に弁体周方向で不均一性を生じる。そしてこの弁体周方向での不均一な流速のために噴孔プレートの各噴射孔から噴射する燃料の流速が噴射孔ごとに異なるなどすると、噴射状態や微粒化状態に不均一性を生じてしまう。
ただ、摺動ガイドに起因する流速の弁体周方向不均一性は、摺動ガイドの配列と対応して流速の速い部分と遅い部分が分布するという固定的な流速分布として生じるのが通常である。したがってこの固定的流速分布に応じた構造とすることで、流速の弁体周方向不均一性による影響を抑えることが可能である。このような関係に着目して噴射孔からの燃料の噴射状態や微粒化状態を均一化する技術が特許文献3に開示されている。
特許文献3の技術では、弁体にガイド部(摺動ガイド)を設けるという従来の構造に代えて弁シート部にガイド部を設けるようにし、また噴流調整板(噴孔プレート)における複数の噴孔(噴射孔)を弁シート部におけるガイド部の配列と対応させた配置で設けるようにしている。すなわち噴流調整板に対して固定的な状態にある弁シート部にガイド部を設けることで、ガイド部と噴流調整板における噴孔の位置関係を固定化することにより、上記の固定的流速分布に応じた構造の1つを与え、またこの位置関係固定化の下で、ガイド部の配列と対応する配置で噴孔を設けることにより、上記の固定的流速分布に応じた構造の他の1つを与え、これらにより流速の弁体周方向不均一性による影響を抑制できるようにしている。
特開平11−200998号公報 特表2006−513371号公報 特許第3134813号公報
摺動ガイドに起因する燃料流れの流速の弁体周方向不均一性を噴射孔からの燃料噴射に影響させないようにするために、流速の弁体周方向不均一性における流速分布の固定性を利用するという特許文献3の技術は、それなりに有効である。しかしこの技術は、噴射孔に向けて流下する燃料の流れに流速の弁体周方向不均一性があることを前提にしていることから、その影響をある程度受けるのを避け難く、燃料の噴射状態や微粒化状態の均一化について十全とはいえない。
また特許文献3のような従来技術では、摺動ガイド(ガイド部)を弁体囲繞部(弁シート部)に設けなければならず、このことが燃料噴射弁の製作上での制約となる。すなわち肉薄となるのが通常である弁体囲繞部に摺動ガイドを設けるのは、十分に肉厚な弁体に摺動ガイドを設けるのに比べて加工が難しく、その難しい加工によらざるを得なくなるということである。そして加工が難しい場合には加工誤差も生じ易く、そのことが燃料の噴射状態や微粒化状態の均一化の低下をもたらす結果になることもある。
さらに特許文献3のような従来技術では、摺動ガイドの配置に対応させて噴射孔を配置する必要があり、噴射孔の配置について自由度が制限される。
本発明は以上のような事情を背景になされたものであり、その課題は、摺動ガイドを備えた燃料噴射弁について、その摺動ガイドの影響が噴射孔からの燃料の噴射におよぶのをより効果的に避けることができるようにすることにある。
上述のように動ガイド体に起因する流速の弁体周方向不均一性は、ガイド部の下側における燃料流れに渦を発生することで生じる。本願発明の発明者等は、この燃料流れの渦について様々な解析や実験を繰り返してきた。その結果、上述の弁体側面流れにガイド部の下側において特定の流速分布、具体的には弁体を囲むようにして設けられている弁体囲繞部の側に偏った流速分布を生じさせることで、ガイド部の下側における燃料流れの渦の発生を効果的に抑制できることが明らかになった。
本発明は、こうした知見に基づいており、燃料流れへの渦の発生を抑制することで流速に不均一性が発生すること自体を防ぎ、その結果として摺動ガイドの影響が噴射孔における燃料の噴射におよぶことがないようにする。具体的には、弁体の側面に沿った弁体側面流れとして流下する燃料が前記弁体の進退動で開閉される燃料通路を通って噴孔プレートに向けてさらに流下し、そして前記噴孔プレートに形成の噴射孔から前記燃料が噴霧となって噴射するようにされ、また前記弁体は、当該弁体の周囲を囲むようにして設けられている弁体囲繞部に対する摺動により前記進退動をなすようにされるとともに、前記弁体の摺動は、前記弁体と前記弁体囲繞部の間に複数の摺動ガイドを配列して形成されるガイド部を介してなすようにされている燃料噴射弁において、前記複数の摺動ガイドは、それぞれ前記弁体の側面から突出され、前記弁体の周方向に一定の間隔で配列され、先端が前記弁体囲繞部に摺接される平たい翼状に形成されて、該各摺動ガイド間に燃料通路が形成されてなり、かつ、前記各摺動ガイドは、燃料の弁体側面流れの流れ方向における長さが、前記弁体の側から前記弁体囲繞部の側に向けて徐々に先細りになる形状で形成され、前記先細り形状における先細り傾斜の角度が前記弁体側面流れの上流側よりも下流側が鋭角になるように形成されてなり、前記ガイド部を通過した前記弁体側面流れに、前記弁体囲繞部の側に偏った偏倚流速分布を生じるように形成されていることを特徴としている。
このような燃料噴射弁については、前記先細り形状における先細り傾斜の角度を前記弁体側面流れの上流側よりも下流側が鋭角になるようにするのが好ましく、さらに好ましくは、前記先細り形状における前記下流側の先細り傾斜ラインが前記上流側に向けて凸である曲線となるようにされ、このようにすることで、渦発生の抑制能をより高めることができる。
以上のような本発明によれば、摺動ガイドを備えた燃料噴射弁について、その摺動ガイドの影響が噴射孔からの燃料の噴射におよぶのをより効果的に避けることができるようになり、燃料の噴射状態や微粒化状態の均一性を高めることができる。
以下、本発明を実施するための形態について説明する。図1に第1の実施形態による燃料噴射弁の全体構成を部分的に断面した状態で示し、図2にその先端部分を拡大して示す。図1における燃料噴射弁1は、通常状態で閉じているマルチホールインジェクタであり、例えば自動車のエンジンとして利用される内燃機関に燃料を供給するのに用いられるもので、ケーシング2を備えている。ケーシング2は、プレス加工や切削加工などにより全体として細長い円筒状に形成されており、その素材には例えばフェライト系ステンレス材料にチタンのような柔軟性のある材料を加えたものが用いられ、磁性を有している。
ケーシング2には、基端側において燃料供給部3が設けられ、先端側において燃料噴射部4が設けられている。そして燃料噴射部4において、ケーシング2の先端部分が後述のような弁体囲繞部17として機能するようにされている。またケーシング2には、燃料供給部3から燃料噴射部4の間を樹脂カバー5で覆われている。
燃料供給部3は、外部から供給される燃料を流入させるためにケーシング2の基端部に設けられた燃料供給口11、燃料に含まれる異物を除去するために燃料供給口11の下流に設けられたフィルタ12、および燃料供給口11に流入する燃料をシールするために燃料供給口11の周囲に取り付けられたOリング13を含んでいる。
燃料噴射部4は、駆動機構14、弁体15、ノズル体16、弁体囲繞部17、ガイド部18、および噴孔プレート19を含んでおり、樹脂材などで筒状に形成されたプロテクタ4pでその周囲を覆うことで保護されている。
駆動機構14は、弁体15とノズル体16の間に形成される燃料通路20(図2)の開閉のためにノズル体16に対して行う弁体15の進退動を電磁的に駆動するものであり、ケーシング2の外周に取り付けられた電磁コイル21、電磁コイル21を囲むヨーク22、電磁コイル21に位置対応させてケーシング2の内部に設けられた円筒状のコア23、弁体15を先端方向に押圧付勢するようにしてコア23の内部に設けられたスプリング24、スプリング24の弁体15に対する押圧力を調整するスプリングアジャスタ25、および燃料噴射弁1を内燃機関に取り付ける際にその取付け位置でのシールに機能するOリング26を含んでいる。
弁体15は、ボール弁タイプであり、本体部27の先端にボール部28を溶接で固着した構造とされている。その本体部27は、全体として細長い中空棒状に形成され、基端部にアンカ部29が設けられ、中間部に燃料通孔30が設けられている。この弁体15は、電磁コイル21が非通電である状態、つまりスプリング24の付勢力で押圧されてボール部28をノズル体16にシート(接触)させている弁閉状態ではアンカ部29の基端面とコア23の先端面の間に一定の隙間が空く状態になるようにしてケーシング2の内部に組み込まれている。
アンカ部29は、磁性金属粉末をMIM(Metal Injection Molding)法などの加工法により形成されるもので、電磁コイル21に噴射パルスとしての電流が印加された際にヨーク22やコア23とともに磁気回路を形成し、それによりコア23から吸引力を受けてアンカ部29がコア23に押接するまで弁体15を後退させるのに機能する。
ボール部28は、実質的な弁として作用する弁作用部であり、金属球を用いて形成されている。その金属球には、例えばJIS規格品の玉軸受用鋼球を用いることができる。JIS規格品の玉軸受用鋼球は、真円度が高くて鏡面仕上げが施されている。このためJIS規格品の玉軸受用鋼球を用いることにより、ノズル体16に対するシート性を高めるための特別な加工を不要にできるという利点が得られる。またJIS規格品の玉軸受用鋼球は、大量生産品であることから低コストでもあり、ボール部28用の金属球として特に適している。こうしたボール部28の直径、つまり金属球の直径は3〜4mm程度とするのが弁体15の軽量化を図る上で好ましい。
燃料通孔30は、コア23の中空内部を通って弁体15の中空内部に流入した燃料を弁体15の周囲空間に流出させ、その弁体周囲空間において弁体15の側面に沿って流れる流れである弁体側面流れFとしてノズル体16に向けて流下させるのに機能する。
ノズル体16は、焼入れによって硬度を高めるとともに脱磁処理された金属材で形成されており、図2に示すように、シート面(座面)31とノズル孔32が設けられている。
シート面31は、弁体15のボール部28を離接(シートと非シート)させることで、燃料通路20が開く弁開状態と燃料通路20が閉じる弁閉状態を得るために機能するもので、所定の傾斜角を有し、ノズル体16の先端側に先細りとなる円錐面として形成されている。その傾斜角は、円錐面における円錐の頂角が80〜100度となる範囲とするのが好ましく、特に90度程度とするのが好ましい。この傾斜角は、シート面31におけるシート位置(弁座位置)33の付近を研磨したりシート位置33の真円度を高くしたりする加工のために最適な角度、つまり研削装置をベストコンディションで使用するのに適した角度である。したがってこのような傾斜角とすることにより、ボール部28のシート性を大幅に高めることができる。
ノズル孔32は、弁体側面流れFを経た後に燃料通路20を通って流下する燃料を噴孔プレート19に向けて流下させるとともに、その流下燃料に噴孔プレート19に沿った横流れを形成させるのに機能するもので、シート面31から連続する状態で燃料噴射弁1の中心軸に平行になるようにされた内壁面34を有する円孔状に形成されている。
弁体囲繞部17は、弁体15の周囲を囲うことで弁体側面流れFのための流路を弁体周囲空間として形成するのに機能し、また上述のような弁体15の進退動をガイド部18がガイドする際の摺動を受けるのに機能するもので、上述のようにケーシング2の先端部分を利用して設けられている。
ガイド部18は、弁体囲繞部17に対して摺動しながらなされる弁体15の進退動をガイドするのに機能する。このガイド部18の詳細については後述する。
噴孔プレート19は、図2に示すように、ノズル体16の円形の先端面41に対応した円板状に形成され、例えば断面形状が円形であるノズル孔32と同心の円形配列で複数の噴射孔35が設けられており、ノズル体16の先端面に溶接などにより固着するようにして取り付けられている。
樹脂カバー5は、例えば樹脂モールド法などによりケーシング2とヨーク22の一部を覆うように設けられるものであり、コネクタ部36が突設され、このコネクタ部36に電磁コイル21へ電力を供給するためのコネクタ37が設けられている。
以上は燃料噴射弁1における一般的な構造である。燃料噴射弁1は、そのガイド部18に特徴的な構造を有している。以下では、そのガイド部18の詳細について説明する。
ガイド部18は、弁体15と弁体囲繞部17の間に複数の摺動ガイド41を配列して形成されている。より具体的にいうと、ガイド部18は、図3の(b)に示すように、薄くて平たい翼状に形成した摺動ガイド41を一定の間隔で配列するようにして側面から突設させた筒状のガイド部用部材42を弁体15の本体部27に被せるようにして取り付けることで形成され、その摺動ガイド41が先端を弁体囲繞部17に摺接させるようにされている。こうしたガイド部18では、隣接する摺動ガイド41同士の間が弁体側面流れFのためのガイド体部流路43(図3の(b))となる。なお、この例のガイド部用部材42は、上述の弁体15のアンカ部29が一体的に形成されている。
以上のようなガイド部18における摺動ガイド41は、弁体側面流れFがガイド部18を通過する際、つまりガイド体部流路43を流下する際に弁体側面流れFに影響を与える。すなわち弁体側面流れFは、ガイド体部流路43を流下する際に摺動ガイド41に対する摩擦を伴い、これにより流速を減じる。そのためガイド部18の下側では弁体側面流れFに渦を発生しやすい。そして渦が発生すると、上述のように噴孔プレート19に向けて流下する燃料流れの流速に弁体周方向で不均一性を生じ、そのために噴孔プレート19において噴射孔35から噴射する燃料の噴射状態や微粒化状態に不均一性を生じてしまう。
こうした不均一性問題は、摺動ガイド41に特定の形状を与えることで解消されている。具体的には、摺動ガイド41に偏倚流速分布形成形状を与える。偏倚流速分布形成形状は、弁体側面流れFの流れ方向における摺動ガイド41の長さを弁体15の側から弁体囲繞部17の側に向けて徐々に短くする形状とされる。つまり偏倚流速分布形成形状は、弁体15の側から弁体囲繞部17の側に向けて徐々に先細りになる形状とされ、より好ましくは、先細り傾斜の角度が弁体側面流れFの上流側よりも下流側が鋭角になるような先細りになる形状とされ、さらに好ましくは、下流側の先細り傾斜ラインが上流側に向けて凸である曲線となるようにされる。ここで、先細り傾斜角度とは、先細り傾斜ラインの接線が弁体15の中心軸に直交する線分となす角度のことである。
このような偏倚流速分布形成形状を摺動ガイド41に与えたことにより、図2に示すような偏倚流速分布PDが弁体側面流れFに生じる。偏倚流速分布PDは、弁体15と弁体囲繞部17の間の隙間を横断する方向、つまり弁体周方向に直交する方向での流速分布であり、流下方向に凸となる分布曲線となり、その極大部が弁体囲繞部17の側に偏った状態の流速分布で、先細りの偏倚流速分布形成形状により、摺動ガイド41との摩擦による弁体側面流れFの減速率が弁体15の側から弁体囲繞部17の側に向けて徐々に小さくなることで生じる。
このような偏倚流速分布PDは、ガイド部18の下側における燃料流れに摺動ガイド41の影響で渦が発生するのを効果的に抑制する。このため前記渦に起因する流速の弁体周方向不均一性の発生を効果的に抑制することができる。つまり摺動ガイド41が噴射孔35における燃料の噴射に悪影響をおよぼすのを効果的に避けることができ、したがって噴射孔35からの燃料の噴射状態や微粒化状態の均一性を高めることができる。
ここで、摺動ガイド41の下端からシート位置33までは、ガイド部18を通過した燃料が噴孔プレート19に向けてノズル孔32に流入する助走区間であるといえる。この助走区間の長さ、つまり助走距離は、噴射孔35から噴射される燃料の微粒化レベルに影響し、助走距離が長くなるほど微粒化レベルが向上する。その一方で、助走距離は、摺動ガイド41の設置高さH(図3)を規定する。そして設置高さHは、弁体15の進退動作の安定性に影響し、設置高さHが高くなるほど進退動作の安定性が低下して、横振れなどを生じ易くなる。また微粒化レベルは、摺動ガイド41の設置個数にも影響され、摺動ガイド41の設置個数が増えるほど微粒化レベルが低下し、したがって目標粒径を実現するのに必要な助走距離が長くなる。その一方で、摺動ガイド41の設置個数は、弁体15の進退動作の安定性に影響し、設置個数が増えるほど進退動作の安定性が高くなる。
こうした助走距離と設置個数の関係を実験的に求めた結果を図4に示す。実験では、複数の摺動ガイドそれぞれの設置高さHを同一にしている。つまり、例えば摺動ガイドの設置個数が6個の場合、その6個の摺動ガイドを同じ設置高さとしているということである。また弁体のサイズなどは標準的な燃料噴射弁のそれとし、摺動ガイドの厚さ(図3に示す厚さt)は0.68mmとしている。
この結果に見られるように、例えば目標粒径を50μmとし、これを実現するには、設置個数が3個の場合であれば、約1,5mm以上の助走距離を必要とし、設置個数が6個の場合であれば、約2,1mm以上の助走距離を必要としている。また他の実験から、弁体の安定的な進退動作のためには摺動ガイドの設置個数として3個以上を必要とし、特に好ましいのは6個程度であることが分かっている。これらの結果から、燃料流れにおける流速の弁体周方向不均一性の発生に影響する摺動ガイドの厚さtとの関係で助走距離Lの好ましい範囲を規定すると、L/t=2〜20となる。
以上が第1の実施形態における燃料噴射弁1の構成である。以下ではこうした燃料噴射弁1の動作について説明する。電磁コイル21が非通電である状態にあっては、スプリング24の付勢を受けて弁体15がそのボール部28をノズル体16のシート面31にシート位置33でシート(密接)させて弁閉となっている。この弁閉状態では、弁体15とノズル体16のボール部28の間の燃料通路20が開いておらず、燃料供給口11から流入した燃料はケーシング2の内部に留まっている。
この状態で電磁コイル21に噴射パルスとして電流が印加されると、ヨーク22やコア23とともに弁体15のアンカ部29が磁気回路を形成し、これによりアンカ部29がコア23から吸引力を受けて弁体15がアンカ部29をコア23に押接させるまで後退し、弁体15がノズル体16に対して非シート状態となって弁開となる。弁開状態になると燃料通路20が開く。すると、燃料が燃料通孔30から弁体15の周囲空間に流入して弁体側面流れFとして流下してガイド部18を通過し、ガイド部18を通過後は偏倚流速分布PDでの流れとなってさらに流下し、それから燃料通路20を通って燃料が噴孔プレート19に向けて流下する。噴孔プレート19に流下した燃料は、噴孔プレート19に沿う上述のような横流れとなって噴射孔35から噴霧として噴射される。そしてその噴射孔35からの燃料噴射には、上述のようにして噴射状態や微粒化状態の均一性に高いものが得られる。以上のような燃料噴射における噴射量の制御は、電磁コイル21に間欠的に印加する噴射パルスの印加タイミング、つまり開弁と閉弁の切替えタイミングを調整することで行われる。
次に、第2の実施形態について説明する。図5に、第2の実施形態による燃料噴射弁の主要部の構成を部分的に断面した状態で示す。本実施形態の燃料噴射弁51は、ガイド部52の設置構造で第1の実施形態における燃料噴射弁1と相違している。第1の実施形態では、別体で形成したガイド部用部材42を弁体15の本体部27に取り付けることでガイド部18を形成していたが、本実施形態では、摺動ガイド53を弁体15の本体部27に一体的に設けるようにしている。摺動ガイド53を本体部27に一体的に設けるについては、摺動ガイド53を弁体用材料に削り出すなどといったような一体的な加工法を用いることができ、また摺動ガイド53の形に形成した部材を溶接などにより一体的に固着させる方式を用いることができる。この他の構成は第1の実施形態における構成と基本的に同様なので共通する要素には図1と同一の符号で示し、それらについての説明は省略する。
次に、第3の実施形態について説明する。図6に、第3の実施形態による燃料噴射弁の主要部の構成を部分的に断面した状態で示す。本実施形態の燃料噴射弁61は、弁体62の構造で第1の実施形態における燃料噴射弁1と相違している。弁体62は、非ボール弁タイプであり、第1の実施形態における弁体15からボール部28を省いた構造とされている。このような構造は、部品点数を減らせるという利点がある。以上の他の構成などは第1の実施形態における構成と基本的に同様なので共通する要素には図1と同一の符号で示し、それらについての説明は省略する。
次に、第4の実施形態について説明する。図7に、第4の実施形態による燃料噴射弁の主要部の構成を部分的に断面した状態で示す。本実施形態の燃料噴射弁71は、非ボール弁タイプの弁体72が噴孔プレート73に対して直接的に離接することで弁開状態と弁閉状態を得られるようにされている。具体的にいうと、噴孔プレート73には、図7の(b)に主要部を拡大して示すように、部分球面の凸面として形成したシート受け面部74が設けられ、このシート受け面部74に噴射孔75が複数設けられている。一方、弁体72には、シート受け面部74の凸な表面形状に相補的に対応する凹な表面形状とされたシート面部76が先端に設けられている。より具体的には、第1の実施形態におけるガイド部用部材42に対応するガイド部用部材77にシート面部76を形成し、このガイド部用部材77を弁体72の本体部78に被せることで弁体72にシート面部76を設けている。
これらの弁体72と噴孔プレート73による弁開閉は、弁体72の前進でシート面部76がシート受け面部74に密接することにより弁閉状態(図7の(a)状態)となり、弁体72の後退でシート面部76がシート受け面部74から離れることにより弁開状態(図7の(b)状態)となる、というようにしてなされる。
このように噴孔プレート73に弁開閉用のシート機能を兼ねさせることには、部品点数を減らせるという利点がある。また第1の実施形態におけるノズル体16を省略できることから、噴孔プレート73に沿う燃料流れである横流れの流下距離を長くすることができ、それだけ噴射燃料の微粒化を促進できるという利点もある。以上の他の構成などは第1の実施形態における構成と基本的に同様なので共通する要素には図1と同一の符号で示し、それらについての説明は省略する。
以上、本発明を実施するための形態のいくつかについて説明したが、これらは代表的な例に過ぎず、本発明は、その趣旨を逸脱することのない範囲で様々な形態で実施することができる。例えば第1〜第4の各実施形態では摺動ガイドを弁体に設けるようにしていたが、これに代えて弁体囲繞部に摺動ガイドを設ける構造とすることも可能である。また以上の各実施形態では複数の摺動ガイドを同じ高さ位置で配列するようにしていたが、これに限られない。例えば摺動ガイドを6個設ける場合であれば、そのうちの3個を設置高さHaで設け、残りの3個を設置高さHbで設けるというように、設置高さの異なる摺動ガイドの組合せでガイド部を構成する形態とすることも可能である。
第1の実施形態による燃料噴射弁の全体構成を示す図である。 図1の燃料噴射弁の先端部分を拡大して示す図である。 図1の燃料噴射弁における弁体の構成を示す図である。 摺動ガイドの設置個数と助走距離の関係を示す図である。 第2の実施形態による燃料噴射弁の主要部の構成を示す図である。 第3の実施形態による燃料噴射弁の主要部の構成を示す図である。 第4の実施形態による燃料噴射弁の主要部の構成を示す図である。
符号の説明
1 燃料噴射弁
15 弁体
17 弁体囲繞部
18 ガイド部
19 噴孔プレート
20 燃料通路
35 噴射孔
41 摺動ガイド
F 弁体側面流れ
PD 偏倚流速分布

Claims (2)

  1. 弁体の側面に沿った弁体側面流れとして流下する燃料が前記弁体の進退動で開閉される燃料通路を通って噴孔プレートに向けてさらに流下し、そして前記噴孔プレートに形成の噴射孔から前記燃料が噴霧となって噴射するようにされ、また前記弁体は、当該弁体の周囲を囲むようにして設けられている弁体囲繞部に対する摺動により前記進退動をなすようにされるとともに、前記弁体の摺動は、前記弁体と前記弁体囲繞部の間に複数の摺動ガイドを配列して形成されるガイド部を介してなすようにされている燃料噴射弁において、
    前記複数の摺動ガイドは、それぞれ前記弁体の側面から突出され、前記弁体の周方向に一定の間隔で配列され、先端が前記弁体囲繞部に摺接される平たい翼状に形成されて、該各摺動ガイド間に燃料通路が形成されてなり、かつ、
    前記各摺動ガイドは、燃料の弁体側面流れの流れ方向における長さが、前記弁体の側から前記弁体囲繞部の側に向けて徐々に先細りになる形状で形成され、前記先細り形状における先細り傾斜の角度が前記弁体側面流れの上流側よりも下流側が鋭角になるように形成されてなり、前記ガイド部を通過した前記弁体側面流れに、前記弁体囲繞部の側に偏った偏倚流速分布を生じるように形成されていることを特徴とする燃料噴射弁。
  2. 前記先細り形状における前記弁体側面流れの下流側の先細り傾斜ラインが、前記弁体側面流れの上流側に向けて凸である曲線となるように形成されていることを特徴とする請求項に記載の燃料噴射弁。
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