JP4294032B2 - 表示処理方法及び移動通信端末装置 - Google Patents

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Description

本発明は、移動通信端末装置の表示部への表示処理方法、及び、当該表示処理方法を使用する移動通信端末装置に関するものである。
従来から、携帯電話装置等の移動通信端末装置が広く普及している。近年においては、移動通信端末装置では、通話機能、電子メール通信機能、ブラウザ機能等の通信機能を初めとして、内部の記憶部に格納されたプログラムを実行することにより、様々な機能を果たすことができるようになっている。
こうした移動通信端末装置においてプログラムを選択して実行させるには、パーソナルコンピュータ等の場合と同様に、表示部に表示された展開可能実行ファイルや文書ファイル等のアイコンを選択する方法が、一般的に用いられている(以下、「従来例」という)。この方法では、まず、表示部に展開可能な実行ファイルや文書ファイル等のアイコンを表示する。引き続き、利用者がマウス等の入力デバイスを操作して、展開するファイルのアイコンを選択することにより当該ファイルの展開指令を行う。そして展開指令されたファイルの展開に対応するプログラムの実行を行う。
上述した従来例の技術は、プログラム名を指定した実行指令を、キーボード等のストロークデバイスを操作してテキスト入力する場合よりも簡易に行えるという観点からは優れた技術である。しかしながら、従来例の技術は、十分に大きな表示面を有する表示部と、キーボードやマウスを標準的に接続できるパーソナルコンピュータ等に整合した技術である。
携帯電話装置等の移動通信端末装置のように小さな表示面しか利用できない場合には、展開可能な実行ファイルや文書ファイルの一部しか、ファイル種別を視認できるアイコンを表示することができない。このため、現在表示されている表示内容に展開しようとしているファイルのアイコンが存在していない場合には、表示内容を切り換えることが必要となる。こうした表示内容の切り換えは、移動通信端末装置が装備している操作入力部における小さなキーを操作することになるが、小さなキーを、場合によっては多数回操作することは利用者の負担となっていた。
本発明は、上記の事情を鑑みてなされたものであり、移動通信端末装置における表示部への表示内容の切り換えを簡易に行うことができる表示処理方法を提供することを目的とする。
また、本発明は、表示部における表示内容の切り換えを簡易に行うことができる移動通信端末装置を提供することを目的とする。
本発明は、第1の観点からすると、移動通信端末装置において使用される表示処理方法であって、前記移動通信端末装置の姿勢角を検出する姿勢角検出工程と;前記姿勢角検出工程において検出された姿勢角の値が、所定姿勢角範囲の内側から前記所定姿勢角範囲の外側へ変化したか否かを判定する姿勢角変化判定工程と;前記姿勢角判定工程における判定の結果が肯定的であった場合に、前記姿勢角の変化方向に対応して、前記移動通信端末装置の表示部における表示内容を離散的に切り換える第1表示切換工程と;表示内容切換の後に、前記姿勢角検出工程において検出された姿勢角の値が前記所定姿勢角範囲の外側に存在する状態が、予め定められた時間にわたって継続しているか否かを判定する所定範囲外継続判定工程と;前記所定範囲外継続判定工程における判定結果が肯定的であった場合に、前記所定姿勢角範囲の内側から前記所定姿勢角範囲の外側へ向かう方向に対応して、更に、前記表示部における表示内容を離散的に切り換える第2表示切換工程と;備えることを特徴とする表示処理方法である。
ここで、「姿勢角の値が、所定姿勢角範囲の内側」にあるとは、例えば、所定姿勢角範囲が−10°以上、10°以下の場合には、姿勢角の値をθとしたときに、−10°≦θ≦10°を満たす場合をいう。また、「姿勢角の値が、所定姿勢角範囲の外側」にあるとは、例えば、所定姿勢角範囲が−10°以上、10°以下の場合には、姿勢角の値をθとしたときに、θ<−10°、又は、θ>10°を満たす場合をいう。本明細書においては、この意味で、「姿勢角範囲の内側」及び「姿勢角範囲の外側」の用語を用いるものとする。
また、「表示内容を離散的に切り換える」とは、例えば、配列されたアイコンに関する表示を切り換える際に、表示されるアイコンは配列順に切り換えられるが、アイコンの表示位置が連続的に変化していくのではなく、当該アイコンの表示位置が、別のアイコンが表示されていた位置に一挙に切り換わる態様で表示内容を切り換えることをいう。本明細書においては、この意味で、「表示内容の離散的な切り換え」の用語を用いるものとする。
この表示処理方法では、姿勢角検出工程において、移動通信端末装置の姿勢角が検出される。引き続き、姿勢角変化判定工程において、姿勢角検出工程において検出された姿勢角の値が、所定姿勢角範囲の内側から外側へ変化したか否かが判定される。ここで、所定姿勢角範囲は、操作性の観点から、実験や経験によって定められる。なお、所定姿勢角範囲は、予め固定的に設定されるようにしてもよいし、利用者が設定可能としてもよい。
姿勢角変化判定工程における判定の結果が肯定的であった場合には、第1表示切換工程において、姿勢角の変化方向に対応して、移動通信端末装置の表示部における表示内容が離散的に切り換えられる。このため、利用者は、移動通信端末装置の姿勢を変化させることで、表示部における表示内容を簡易に切り換えることができる。
また、所定範囲外継続判定工程において、姿勢角の値が所定姿勢角範囲の外側に存在する状態が、表示内容切換の後に、予め定められた時間にわたって継続しているか否かが判定される。この判定結果が肯定的であった場合には、第2表示切換工程において、所定姿勢角範囲の内側から所定姿勢角範囲の外側へ向かう方向に対応して、更に、表示部における表示内容が離散的に切り換えられる。このため、姿勢角の値が所定姿勢角範囲の外側に継続して存在するようにすることにより、連続的に表示内容を切り換えることができる。
また、本発明の表示処理方法では、前記所定姿勢角範囲は、前記移動通信端末装置の基準姿勢における表示縦軸及び表示横軸の少なくとも一方の軸回りの初期姿勢からの回転角が所定値以下の範囲とすることができる。
ここで、前記基準姿勢を、前記表示部の表示面が水平となる姿勢とすることができる。また、前記姿勢角検出工程に先立って、前記移動通信端末装置の初期姿勢を検出する初期姿勢検出工程を更に備えるようにするとともに、前記基準姿勢を、前記初期姿勢とすることもできる。
本発明の表示処理方法では、前記表示内容には、表示縦方向及び表示横方向の少なくとも一方に沿って仮想的に配列された少なくとも1つの展開可能ファイルシンボルが含まれるようにすることができる。この場合には、展開可能ファイルの選択のための画面内容の切り換えを、移動通信端末装置の姿勢を変化させるという簡易な操作で行うことができる。
ここで、前記表示内容の表示においては、前記展開可能ファイルシンボルが複数表示されるとともに、前記展開可能ファイルシンボル中における展開指定可能な展開可能ファイルを指定するシンボル、前記展開可能ファイルシンボル中における他の展開可能ファイルシンボルよりも大きく表示されることにより、強調表示されるようにすることができる。この場合には、所望の展開可能ファイルの展開を非常に容易に行うことができる。
本発明は、第2の観点からすると、表示部を有する表示手段と;姿勢角を検出する姿勢角検出手段と;前記姿勢角検出手段により検出された姿勢角の値が、所定姿勢角範囲の内側から前記所定姿勢角範囲の外側へ変化したか否かを判定する姿勢角変化判定手段と;
前記姿勢角判定手段による判定の結果が肯定的であった場合に、前記姿勢角の変化方向に対応して、前記表示部における表示内容を離散的に切り換える表示制御手段と;表示内容切換の後に、前記姿勢角検出手段により検出された姿勢角の値が前記所定姿勢角範囲の外側に存在する状態が、予め定められた時間にわたって継続しているか否かを判定する所定範囲外継続判定手段と;備え、前記表示制御手段は、前記所定範囲外継続判定手段における判定結果が肯定的であった場合には、前記所定姿勢角範囲の内側から前記所定姿勢角範囲の外側へ向かう方向に対応して、前記表示部における表示内容を離散的に切り換える、ことを特徴とする移動通信端末装置である。
この移動通信端末装置では、姿勢角検出手段が、移動通信端末装置の姿勢角を検出する。引き続き、姿勢角変化判定手段が、姿勢角検出手段により検出された姿勢角の値が、所定姿勢角範囲の内側から外側へ変化したか否かを判定する。そして、姿勢角変化判定手段による判定の結果が肯定的であった場合には、表示切換手段が、姿勢角の変化方向に対応して、表示部における表示内容を離散的に切り換える。
また、所定範囲外継続判定手段は、姿勢角の値が所定姿勢角範囲の外側に存在する状態が、表示内容切換の後に、予め定められた時間にわたって継続しているか否かを判定する。この判定結果が肯定的であった場合には、表示制御手段が、所定姿勢角範囲の内側から所定姿勢角範囲の外側へ向かう方向に対応して、更に、表示部における表示内容を離散的に切り換える。
すなわち、本発明の移動通信端末装置は、上述した本発明の表示処理方法を使用して、表示部の表示内容を切り換えることができる。したがって、本発明の移動通信端末装置によれば、表示部における表示内容の切り換えを簡易に行うことができる。
以上説明したように、本発明の表示処理方法によれば、移動通信端末装置における表示部への表示内容の切り換えを簡易に行うことができるという効果を奏する。
また、本発明の移動通信端末装置によれば、表示部における表示内容の切り換えを簡易に行うことができるという効果を奏する。
以下、本発明の一実施形態を、図1〜図10を参照しつつ説明する。なお、これらの図においては、同一又は同等の要素には同一の符号を付し、重複する説明を省略する。
[構成]
図1には、移動通信端末装置である携帯電話装置10の外観構成が概略的に示されている。ここで、図1(A)には、携帯電話装置10の外観の正面図が示され、図1(B)には、携帯電話装置10の外観の背面図が示されている。
図1(A)、図1(B)に総合的に示されるように、携帯電話装置10は、(a)携帯電話本体11と、(b)電話番号を入力するためのテンキー、及び、動作モードの切替等の各種指令を、後述する制御部21(図2参照)に入力するためのファンクションキーを有する操作部12と、(c)操作案内、動作状況、受信メッセージ等を表示する液晶表示装置を有する表示手段としての表示部13とを備えている。また、携帯電話装置10は、(d)通話時に通信相手から送られてきた音声信号を再生する通話用スピーカ14と、(e)集音時に音を入力したり、通話時に音声を入力したりするためのマイクロフォン15と、(f)着信音や案内音を発生するための案内用スピーカ16と、(g)基地局との間で無線信号を授受するためのアンテナ17とを備えている。なお、携帯電話装置10については、図1に示されるようにX軸、Y軸及びZ軸で表される固有のXYZ座標系が定義されている。
携帯電話本体11の内部には、図2に示されるように、(i)タイマ29を含み、携帯電話装置10全体の動作を統括制御する制御部21と、(ii)アンテナ17を介して、基地局との間で無線信号の送受信を行う送受信部22と、(iii)制御部21で実行されるプログラムや各種データを格納する、読出専用メモリ(ROM)素子やランダムアクセスメモリ(RAM)素子を有する記憶部23とを備えている。また、携帯電話本体11の内部には、(iv)携帯電話装置10の姿勢角及び携帯電話装置10に作用する加速度を計測する姿勢角検出手段としてのセンサユニット25を備えている。
制御部21は、中央処理装置(CPU)、デジタル信号処理装置(DSP)等を備えており、一般的な携帯電話機能を実現するために、様々なデータ処理を行うとともに、上述した他の構成要素の動作制御を行うようになっている。この制御部21において実行されるプログラムには、図3に示される計測データ収集処理部31と、ファイルビューワアプリケーション32とが含まれている。
計測データ収集処理部31は、ファイルビューワアプリケーション32からのコマンドを処理するとともに、センサユニット25の計測動作の制御を行う。また、計測データ収集処理部31は、センサユニット25からの計測生データのうち、ファイルビューワアプリケーション32から指定された収集データ条件を満たす計測データを収集し、後述する一時記憶領域24Tに格納する。そして、計測データ収集処理部31は、一時記憶領域24Tに記憶されている計測データのうち、ファイルビューワアプリケーション32から指定された通知データ条件を満たす計測データをファイルビューワアプリケーション32へ報告する。
なお、計測データ収集処理部31は、予め測定されたオフセット補正用の情報、及び、オフセット補正後のデータから角度や加速度といった物理量を直接的に反映したデータに変換するための物理量変換用情報を有している。そして、計測データ収集処理部31は、は、センサユニット25からの計測生データに対してオフセット補正及び物理量変換を順次施して、計測データを算出するようになっている。
ファイルビューワアプリケーション32は、姿勢角変化検出手段としての姿勢変化検出部33と、範囲外継続判定手段としての変化継続検出部34と、表示制御手段としての表示制御部35とを備えている。
以上のファイルビューワアプリケーション32の構成要素33〜35の説明に先立って、ファイルビューワアプリケーション32で採用する携帯電話装置10の非回転状態、右回転状態及び左回転状態について説明する。これらの非回転状態、右回転状態及び左回転状態は、図4に示されるように、携帯電話装置10がXY基準姿勢にあるときのXY基準座標系XSSSにおけるYS軸回りの携帯電話装置10の回転角に対応して定義されている。すなわち、携帯電話装置10のYS軸回りの回転角が右回り(時計回り)に角度θ0以上90°以下の場合が、右回転状態と定義されている。また、携帯電話装置10のYS軸回りの回転角が左回り(反時計回り)に角度θ0以上90°未満の場合が、左回転状態と定義されている。そして、右回転状態でも左回転状態でもない場合が、非回転状態と定義されている。
なお、角度θ0は、ファイルビューワアプリケーション32の設計者により予め定められる。本実施形態では、角度θ0が10°に定められている。また、本実施形態では、XSS面が水平面となるようになっている。
姿勢変化検出部33は、非回転状態から右回転状態への遷移、及び、非回転状態から左回転状態への遷移を検出する。姿勢変化検出部33による検出結果は、表示制御部35へ報告される。
変化継続検出部34は、タイマ29による計時結果を利用して、右回転状態の時間T0の継続、及び、左回転状態の時間T0の継続への遷移を検出する。姿勢変化検出部33による検出結果は、表示制御部35へ報告される。変化継続検出部34による検出結果は、表示制御部35へ報告される。この報告を行うと、変化継続検出部34は、その時点から右回転状態又は左回転状態の継続に時間監視を行う。
なお、時間T0は、ファイルビューワアプリケーション32の設計者により予め定められる。本実施形態では、時間T0が3秒に定められている。
表示制御部35は、姿勢変化検出部33及び変化継続検出部34による検出結果に基づいて、表示部13への表示画像を変更させる。この表示画像変更に際して、表示制御部35は、後述するファイル配列記憶領域24Fに記憶されているファイル配列情報を参照する。また、表示制御部35は、操作部12から展開するファイルの決定指令を受けた場合には、ファイルビューワアプリケーション32の動作を終了させるようになっている。なお、表示画像変更の処理の詳細については後述する。
図2に戻り、記憶部23は、その内部に、ファイル配列記憶領域24Fと、一時記憶領域24Tを含んでいる。ファイル配列記憶領域24Fには、図5に示されるように、ファイル配列記憶領域24Fには、実行ファイル等のファイルFS1,FS2,…のX軸方向に沿った仮想的な配列順序が記憶されている。また、ファイル配列記憶領域24Fには、初期表示ファイルがどのファイルであるかが記憶される。なお、図5では、初期表示ファイルがファイルFS3である例が示されている。かかる初期表示ファイルの指定は、固定的に予め定めておくようにすることもできるし、利用者が指定可能とすることもできるし、自動的に使用頻度の最も高いものとするようにすることもできる。また、一時記憶領域24Tには、収集した計測データが一時的に記憶される。
センサユニット25は、携帯電話装置10の姿勢角及び携帯電話装置10に作用する加速度を検知し、アナログ電圧信号として出力するセンサ部26と、センサ部26から電圧信号の電圧値をデジタル値に変換するアナログデジタル(A/D)変換器27とを備えている。そして、A/D変換器27から出力されるデジタルデータが、計測データとして制御部21へ通知される。また、センサユニット25は、制御部21からの計測開始指令により動作を開始し、制御部21からの計測停止指令により動作を停止するようになっている。
センサ部26は、XY面が水平面であり、Y方向が真北方向となるXYZ基準姿勢であるXYZ基準座標系XCCCにおける携帯電話装置10のXC軸回りの回転角(ピッチ角θX)、YC軸回りの回転角(ロール角θY)及びZC軸回りの回転角(ヨー角θZ)を検知する。また、センサ部26は、X方向の加速度(αX)及びY方向の加速度(αY)を検知する。そして、センサユニット25は、各計測時点において検知されたピッチ角θX、ロール角θY、ヨー角θZ、X方向加速度αX及びY方向加速度αYを1組にし、計測生データとして制御部21へ通知するようになっている。
[動作]
次に、以上のように構成された携帯電話装置10におけるファイルビューワアプリケーション32に表示部13への表示制御に主に着目して説明する。
ファイルビューワアプリケーション32が起動されると、図6に示されるように、ファイルビューワアプリケーション32は、まず、ステップS11において、姿勢角の計測設定を行う。かかる設定は、表示制御部35が、計測データ収集処理部31へ計測データ収集開始指令、及び、収集データ条件を送ることにより行われる。
計測開始指令を受けた計測データ収集処理部31は、センサユニット25に動作開始指令を送る。この結果、センサユニット25に動作を開始し、計測生データを定期的に制御部21へ送る動作を開始する。この後、制御部21では、計測データ収集処理部31が、計測生データを受け、オフセット補正やゲイン補正をした後、収集データ条件を満たす計測データを一時記憶領域24Tに格納する動作を開始する。
次に、ステップS12において、表示制御部35は、初期画像を表示部13へ表示させる。この初期画像では、ファイル配列情報において初期表示ファイルと定められているファイルFS3がX方向の中心部分に配置されるとともに、ファイル配列情報において+X方向でファイルFS3と隣り合うファイルFS4が+X方向側に配置され、ファイル配列情報において−X方向で隣り合うファイルFS2が−X方向側に配置された態様で、各ファイルのシンボルが同時に表示されるようになっている。また、初期画像では、初期表示ファイルFS3を大きく表示する初期表示ファイルの強調表示は行われるようになっている。こうした初期画像の例が、図7に示されている。
次いで、ステップS13において、表示制御部35が、操作部12において決定キーが押下されたか否かを判定する。この判定の結果が肯定的であった場合には、表示制御部35は、処理を終了する。この結果、ファイルビューワアプリケーション32の実行が終了する。この後、強調表示されたファイルの展開が行われる。
ステップS13における判定の結果が否定的であった場合には、処理はステップS14へ進む。このステップS14では、表示制御部35が、通知データ条件を指定した計測デーダ要求を計測データ収集処理部31へ送る。
計測データ要求を受けた計測データ収集処理部31は、通知データ条件を満たす計測データをファイルビューワアプリケーション32へ報告する。ファイルビューワアプリケーション32では、姿勢変化検出部33と、変化継続検出部34とが、計測データ収集処理部31から報告された計測データを受ける。そして、姿勢変化検出部33は、報告された計測データに基づいて、非回転状態から右回転状態への遷移、及び、非回転状態から左回転状態への遷移を検出する。また、変化継続検出部34は、タイマ29による計時結果を利用して、右回転状態の時間T0の継続、及び、左回転状態の時間T0の継続への遷移を検出する。姿勢変化検出部33及び変化継続検出部34による検出結果は、表示制御部35へ報告される。
次に、ステップS15において、表示制御部35が、表示切換処理を行う。この表示切換処理では、図8に示されるように、まず、ステップS21において、表示制御部35が、姿勢変化検出部33から非回転状態から右回転状態への遷移が報告された否かを判定する。
ステップS21における判定の結果が肯定的であった場合には、処理はステップS26へ進む。このステップS26では、表示制御部35が、現在表示している画像における強調表示されているファイルの表示位置に、現在強調表示されているファイルにファイル配列情報において−X方向で隣り合うファイルを強調表示した画像の表示に切り換える。これに伴い、強調表示されているファイルは、新たな強調表示ファイルの+X方向側で非強調表示がなされるとともに、新たな強調表示ファイルにファイル配列情報において−X方向で隣り合うファイルが新たな強調表示ファイルの−X方向側で非強調表示される。こうして図7の表示例から切り換えられた画像表示例が図9に示されている。
ステップS21における判定の結果が否定的であった場合には、処理はステップS22へ進む。このステップS22では、変化継続検出部34から右回転状態が一定時間T0以上継続したことが報告されたか否かが判定される。
ステップS22における判定の結果が肯定的であった場合には、処理はステップS26へ進む。そして、上記のステップS26における処理が表示制御部35により実行される。
ステップS22における判定の結果が否定的であった場合には、処理はステップS23へ進む。このステップS23では、表示制御部35が、姿勢変化検出部33から非回転状態から左回転状態への遷移が報告された否かを判定する。
ステップS23における判定の結果が肯定的であった場合には、処理はステップS25へ進む。このステップS25では、表示制御部35が、現在表示している画像における強調表示されているファイルの表示位置に、現在強調表示されているファイルにファイル配列情報において+X方向で隣り合うファイルを強調表示した画像の表示に切り換える。これに伴い、強調表示されているファイルは、新たな強調表示ファイルの−X方向側で非強調表示がなされるとともに、新たな強調表示ファイルにファイル配列情報において+X方向で隣り合うファイルが、新たな強調表示ファイルの+X方向側で非強調表示される。こうして図7の表示例から切り換えられた画像表示例が図10に示されている。
ステップS23における判定の結果が否定的であった場合には、処理はステップS24へ進む。このステップS24では、変化継続検出部34から左回転状態が一定時間T0以上継続したことが報告されたか否かが判定される。
ステップS24における判定の結果が肯定的であった場合には、処理はステップS25へ進む。そして、上記のステップS25における処理が表示制御部35により実行される。
ステップS24における判定の結果が否定的であった場合には、表示切換を行うことなく、ステップS15の処理が終了する。また、ステップS25又はステップ26の処理が終了した場合も、ステップS15の処理が終了する。そして、処理は、図6のステップS13へ進む。以後、ステップS13における判定の結果が肯定的となるまで、上述のステップS13〜S15の処理は繰り返される。
以上説明したように、本実施形態では、センサユニット25が、携帯電話装置10の姿勢角を検出する。引き続き、姿勢変化検出部33が、センサユニット25により検出された姿勢が、非回転状態から右回転状態又は左回転状態へ遷移したか否かを検出する。そして、この検出結果が肯定的なものであった場合には、表示制御部35が、非回転状態から右回転状態の遷移及び左回転状態へ遷移のそれぞれに対応して、表示部13における表示内容を離散的に切り換える。
また、変化継続検出手段34が、携帯電話装置10の姿勢が右回転状態又は左回転状態にあることが一定時間T0以上継続したか否かを検出する。そして、この検出結果が肯定的なものであった場合には、表示制御部35が、右回転状態継続及び左回転状態継続のそれぞれに対応して、表示部13における表示内容を離散的に切り換える。
したがって、本実施形態によれば、本実施形態によれば、表示部13における表示内容の切り換えを簡易に行うことができる。
なお、上記の実施形態では、角度θ0を10°としたが、90°以下の任意の角度とすることができる。
また、上記の実施形態では、所定時間T0を3秒としたが、任意の時間とすることができる。
また、上記の実施形態では、ファイルはX方向に沿って仮想的に配列されているものとしたが、X方向に沿って仮想的に配列されているものとすることができる。この場合には、XY基準座標系XSSSにおけるXS軸回りの携帯電話装置10の回転角に対応して、上記の実施形態におけるX軸方向に着目して行われる表示切換と沿うようの表示切換を、Y軸方向に着目して行うようにすればよい。
また、上記の実施形態では、ファイルはX方向という1次元方向に沿って仮想的に配列されているものとしたが、図11に示されるように、X方向及びY方向に沿って2次元的に仮想的に配列されているものとすることができる。この場合には、XY基準座標系XSSSにおけるXS軸回り及びYS軸回りの携帯電話装置10の回転角に対応して、表示切換行うようにすればよい。
また、上記の実施形態では、展開指令が可能なファイルの表示に本発明を携帯電話装置に適用したが、他の表示切換の場合にも本発明を適用することができる。
また、上記の実施形態では、本発明を携帯電話装置に適用したが、携帯電話装置以外の移動通信端末装置に本発明を適用することができるのは、勿論である。
以上説明したように、本発明の表示処理方法は、移動通信端末装置における表示の切換に適用することができる。また、本発明の移動通信端末装置は、表示切換を行う移動通信端末に適用することができる。
本発明の一実施形態に係る携帯電話装置の外観構成を概略的に示す図である。 図1の装置の内部構成を説明するためのブロック図である。 図2の制御部で動作するソフトウエアの構成を概略的に示す図である。 図3のファイルビューワアプリケーションにおいて定義されている非回転状態、右回転状態及び左回転状態を説明するための図である。 図2のファイル配列記憶領域内のファイル配列情報を説明するための図である。 図1の装置の動作を説明するためのフローチャートである。 ファイルビューワアプリケーションによる初期画像の表示例を示す図である。 図6の表示切換処理を説明するためのフローチャートである。 表示切換結果例を示す図(その1)である。 表示切換結果例を示す図(その2)である。 図2のファイル配列記憶領域内のファイル配列情報の変形例を説明するための図である。
符号の説明
10…携帯電話装置(移動体端末装置)、11…携帯電話本体、12…操作部、13…表示部(表示手段)、14…通話用スピーカ、15…マイクロフォン、16…案内用スピーカ、17…アンテナ、21…制御部、22…送受信部、23…記憶部、24F…ファイル配列記憶領域、24T…一時記憶領域、25…センサユニット(姿勢角検出手段)、26…センサ部、27…アナログデジタル変換器、29…タイマ、31…計測データ収集処理部、32…ファイルビューワアプリケーション、33…姿勢変化検出部(姿勢角変化検出手段)、34…変化継続検出部(範囲外継続判定手段)、35…表示制御部(表示制御手段)。

Claims (7)

  1. 移動通信端末装置において使用される表示処理方法であって、
    前記移動通信端末装置の姿勢角を検出する姿勢角検出工程と;
    前記姿勢角検出工程において検出された姿勢角の値が、所定姿勢角範囲の内側から前記所定姿勢角範囲の外側へ変化したか否かを判定する姿勢角変化判定工程と;
    前記姿勢角判定工程における判定の結果が肯定的であった場合に、前記姿勢角の変化方向に対応して、前記移動通信端末装置の表示部における表示内容を離散的に切り換える第1表示切換工程と;
    表示内容切換の後に、前記姿勢角検出工程において検出された姿勢角の値が前記所定姿勢角範囲の外側に存在する状態が、予め定められた時間にわたって継続しているか否かを判定する所定範囲外継続判定工程と;
    前記所定範囲外継続判定工程における判定結果が肯定的であった場合に、前記所定姿勢角範囲の内側から前記所定姿勢角範囲の外側へ向かう方向に対応して、更に、前記表示部における表示内容を離散的に切り換える第2表示切換工程と;
    備えることを特徴とする表示処理方法。
  2. 前記所定姿勢角範囲は、前記移動通信端末装置の基準姿勢における表示縦軸及び表示横軸の少なくとも一方の軸回りの初期姿勢からの回転角が所定値以下の範囲である、ことを特徴とする請求項1に記載の表示処理方法。
  3. 前記基準姿勢は、前記表示部の表示面が水平となる姿勢である、ことを特徴とする請求項2に記載の表示処理方法。
  4. 前記姿勢角検出工程に先立って、前記移動通信端末装置の初期姿勢を検出する初期姿勢検出工程を更に備え、
    前記基準姿勢は、前記初期姿勢である、ことを特徴とする請求項2に記載の表示処理方法。
  5. 前記表示内容には、表示縦方向及び表示横方向の少なくとも一方に沿って仮想的に配列された少なくとも1つの展開可能ファイルシンボルが含まれる、ことを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載の表示処理方法。
  6. 前記表示内容の表示においては、前記展開可能ファイルシンボルが複数表示されるとともに、前記展開可能ファイルシンボル中における展開指定可能な展開可能ファイルを指定するシンボル、前記展開可能ファイルシンボル中における他の展開可能ファイルシンボルよりも大きく表示されることにより、強調表示される、ことを特徴とする請求項5に記載の表示処理方法。
  7. 表示部を有する表示手段と;
    姿勢角を検出する姿勢角検出手段と;
    前記姿勢角検出手段により検出された姿勢角の値が、所定姿勢角範囲の内側から前記所定姿勢角範囲の外側へ変化したか否かを判定する姿勢角変化判定手段と;
    前記姿勢角判定手段による判定の結果が肯定的であった場合に、前記姿勢角の変化方向に対応して、前記表示部における表示内容を離散的に切り換える表示制御手段と;
    表示内容切換の後に、前記姿勢角検出手段により検出された姿勢角の値が前記所定姿勢角範囲の外側に存在する状態が、予め定められた時間にわたって継続しているか否かを判定する所定範囲外継続判定手段と;備え、
    前記表示制御手段は、前記所定範囲外継続判定手段における判定結果が肯定的であった場合には、前記所定姿勢角範囲の内側から前記所定姿勢角範囲の外側へ向かう方向に対応して、前記表示部における表示内容を離散的に切り換える、
    ことを特徴とする移動通信端末装置。
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