JP4293576B2

JP4293576B2 - Paint base finishing equipment for car body skins, etc.

Info

Publication number: JP4293576B2
Application number: JP31028099A
Authority: JP
Inventors: 慶至貝沼; 英則米屋; 誠一佐々木; 義隆菊川; 国泰田口
Original assignee: KIKUKAWA IRON WORKS, INC.; East Japan Railway Co
Current assignee: KIKUKAWA IRON WORKS, INC.; East Japan Railway Co
Priority date: 1999-10-29
Filing date: 1999-10-29
Publication date: 2009-07-08
Anticipated expiration: 2019-10-29
Also published as: JP2001129752A

Description

【０００１】
本発明は、鉄道車両、バス等の車体外板、その他のパテ付け塗装面、すなわち、塗装下地の仕上げ装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】
従来、例えば、鉄道車両、バス等の車体外板は、美観を持たせるとともに、腐食を防止するため、鋼製外板に、プライマー塗装を施し、続いて表面を平滑化するためのパテ付け塗装を施し、さらにサーフェーサー塗装及び上塗り塗装を施している。
【０００３】
前記プライマー塗装、サーフェーサー塗装及び上塗り塗装は、通常スプレーを使用して行われているが、前記塗装下地処理作業としてのパテ付け塗装は、１〜１０ｍｍの圧膜であるため、いわゆるパテ付けを行い、その後サンダーを使用してパテ付け塗装面を平滑に研磨している。
【０００４】
従来、前記パテ付け塗装面の研磨作業は、熟練を要するとともに、作業者が重量を有するハンドディスクサンダーを手に持って行っているが、重労働であり、さらに粉塵の発生等、作業環境も悪く、きわめて作業性が悪い等の問題が残されていた。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、前記事情に鑑み、熟練を要することなく、簡単な操作により、前記パテ付け塗装面の研磨作業を効率よく行うことができ、作業者を重労働から解放し、さらに作業環境の改善を図った塗装下地仕上げ装置を提供することを目的とする。
【０００６】
【課題を解決するための手段】
本発明の請求項１は、走行台車上に起立させられた支持柱に、昇降、進出復帰及び傾斜角制御自在に設けられた昇降ブロックに、さらに進出及び復帰自在の支持プレートが設けられ、該支持プレートの前面両側に並行水平杆が突出固着され、該並行水平杆の先端間に方形の枠体が前後方向に揺動するように設けられ、該枠体内に回転ディスクサンダー（以下単に「ディスクサンダー」と言う。）及びその駆動部を構成する伝動ユニットが左右方向に揺動するように設けられ、該伝動ユニットの後端部が張力調整自在の四本のスプリングによって四方から保持されてなることを特徴とする。
【０００７】
この請求項１の装置によれば、パテ付け塗装面の曲面や傾斜面等にディスクサンダーが追従させられ、さらに走行台車の走行及び前記ディスクサンダーを前記パテ付け塗装面に押圧及び昇降させることにより、広い範囲のパテ付け塗装面の研磨を迅速に行うことができる。
【００１１】
請求項２に示す本発明の実施の一形態は、基本的な技術思想は前記請求項１と同様であるが、ディスクサンダーを複数としたものである。すなわち、ディスクサンダーを走行台車の走行方向と並行且つ同方向に複数設けたことを特徴とする。この請求項２によれば、走行台車の進行方向前方のディスクサンダーを荒削り用とし、また、走行台車の進行方向後方のディスクサンダーを仕上げ用として連続作業が可能であり、研磨効率及び研磨面の質の向上を図ることができる。
【００１３】
請求項３に示す本発明の実施の一形態は、前記請求項１又は２の車体外板等の塗装下地仕上げ装置において、ディスクサンダーが研磨粉集塵装置を有することを特徴とする。この請求項３によれば、作業環境の改善が図られる。
【００１４】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の一形態を図面に基づいて説明する。図１は本発明に係る車体外板等の塗装下地仕上げ装置の使用状態図、図２は本発明に係る車体外板等の塗装下地仕上げ装置のディスクサンダー保持部の斜視図、図３は図２に示す車体外板等の塗装下地仕上げ装置のディスクサンダー保持部の一部断面右側面図、図４は本発明に係る車体外板等の塗装下地仕上げ装置のディスクサンダー保持部の一部断面平面図、図５は支持プレート部の昇降構造及び進出復帰構造を示す説明図、図６はディスクサンダーの一実施例としてのギアサンダーの要部断面図、図７はディスクサンダーの一実施例としてのダブルアクションサンダーの要部断面図、図８は図７に示したダブルアクションサンダーにおける研磨粉集塵装置を示す一部断面図である。
【００１５】
図１おいて、Ｔは車体外板にプライマー塗装に続いてパテ付け塗装面Ｐが施された鉄道車両であり、１は前記本発明に係る車体外板等の塗装下地仕上げ装置である。
【００１６】
なお、図１においては、引込線路２上に移動させられた鉄道車両Ｔの両側にそれぞれ前記本発明の車体外板等の塗装下地仕上げ装置１、１が配置させられ、さらに該車体外板等の塗装下地仕上げ装置１，１が前記引込線路２と並行に設けた走行路３，３上を走行する構成となっている。
【００１７】
すなわち、前記鉄道車両Ｔの両側の車体外板のパテ付け塗装面Ｐを同時に研磨可能に構成されている。図中、４，４は走行台車、５，５は該走行台車４，４上に起立させられた支持柱である。
【００１８】
本発明の好ましい実施例（請求項２）では、前記一方の走行台車４及び支持柱５に対して、図２に示すように複数のディスクサンダー６ａ，６ｂが設けられ、さらに該複数のディスクサンダー６ａ，６ｂが前記走行台車４に起立させられた支持柱５に対して昇降自在且つ前記走行台車４の走行方向と並行且つ前後方向に設けられる。そしてさらに前記ディスクサンダー６ａ，６ｂが進出及び復帰自在且つ上下方向に揺動自在に保持される。
【００１９】
まず、前記複数のディスクサンダー６ａ，６ｂの進出及び復帰自在及び上下左右方向への揺動自在構造について述べる。なお、以下の説明では、前記複数のディスクサンダー６ａ，６ｂの進出及び復帰自在及び上下左右方向への揺動自在構造はそれぞれ同様であるので、同符号を持って表す。
【００２０】
図１、図２及び図３に示すように、前記支持柱５に沿って昇降させられる昇降ブロック７にエアシリンダ８が支持され、該エアシリンダ８のピストンロッド９の先端に支持プレート１０が固着される。
【００２１】
つぎに、前記支持プレート１０の前部に前記ディスクサンダー６ａ，６ｂが上下左右方向に揺動自在に保持される。すなわち、図２乃至図４に示す実施の一形態では、まず、前記支持プレート１０の前面両側に並行水平杆１１，１１が突出固着され、該それぞれの並行水平杆１１，１１の先端間に方形の枠体１２が上下が前後方向に揺動するように設けられる。
【００２２】
すなわち、前記枠体１２を構成する両側垂直杆１２ａの略中間部がそれぞれボルト軸１３によって前記並行水平杆１１，１１間に枢着されて該枠体１２の上下端が前後方向に揺動自在に構成される。
【００２３】
そしてさらに、前記方形の枠体１２内に前記ディスクサンダー６ａ，６ｂ及びその駆動部１４が左右方向に揺動するように設けられる。なお、該ディスクサンダー６ａ，６ｂの駆動部１４は、エアーモータ１５と、その駆動力を前記ディスクサンダー６ａ，６ｂに伝える伝動ユニット１６からなる。
【００２４】
前記ディスクサンダー６ａ，６ｂの左右方向への揺動自在構造は、前記駆動部１４を構成する伝動ユニット１６の上下端を前記方形の枠体１２を構成する上下水平杆１２ｂの略中間部にそれぞれボルト軸１７によって枢着することにより行われる。
【００２５】
そしてさらに、図４及び図６に示されるように、前記伝動ユニット１６の後端部１８が張力調整自在の四本のスプリング１９ａ，１９ｂ，１９ｃ及び１９ｄによって四方から保持される。すなわち、前記伝動ユニット１６の後端部１８の上下部と前記支持プレート１０の上下位置に設けたブラケット２０間にスプリング１９ａ，１９ｂが張設され、前記伝動ユニット１６の後端部１８の左右部と前記並行水平杆１１，１１間にスプリング１９ｃ、１９ｄが張設されてなる。
【００２６】
前記構成において、ディスクサンダー６ａ，６ｂは、前記支持プレート１０に対して上下左右方向に揺動自在である。すなわち、前記ディスクサンダー６ａ，６ｂの前後方向への揺動は、前記並行水平杆１１，１１の先端のボルト軸１３を支点にして、前記方形の枠体１２、伝動ユニット部１６及びエアーモータ１５とともに行われ、その際には、前記伝動ユニット１６の後端部１８のスプリング１９ａ，１９ｂが主に伸縮させられる。
【００２７】
また、前記ディスクサンダー６ａ，６ｂの左右方向への揺動は、前記方形の枠体１２を構成する上下水平杆１２ｂの略中央部のボルト軸１７を支点にして、前記伝動ユニット１６及びエアーモータ１５とともに行われ、その際には、前記伝動ユニット１６の後端部１８のスプリング１９ｃ，１９ｄが主に伸縮させられる。
【００２８】
つぎに前記ディスクサンダー６ａ，６ｂが揺動自在に保持された前記支持プレート１０部の昇降構造及び進出復帰構造について述べると、図５にその説明図が示されている。
【００２９】
すなわち、前記支持柱５側に構成したガイドレール４１にＺ軸ブロック４２が上下スライド自在に適合させられ、前記支持柱に５側に構成したラック（図示せず）に前記Ｚ軸ブロック４２側に設けられてサーボモータで駆動させられるピニオン（図示せず）を噛み合わせて行っている。もっとも、前記Ｚ軸ブロック４２の昇降はボールネジ等の利用により行ってもよく、ロープ及びモータによる巻上方式によっておこなってもよい。なお、前記前記Ｚ軸ブロック４２はバランスウエイトにより昇降容易に構成される。
【００３０】
前記軸ブロック４２に図示しないサーボモータで駆動されるボールネジ４３が保持され、該ボールネジ４３にボールナット４４を介して前記昇降ブロック７の保持ブロック４５が設けられる。図中、４６はガイドレール、４７は該ガイドレール４６に適合させられたベアリングである。
【００３１】
つぎに前記保持ブロック４５に前記昇降ブロック７の傾斜角を制御する傾斜用サーボモータ４８が設けられ、該サーボモータ４８から傾斜用ギアボックス４９を介して前記昇降ブロック７、具体的には、前記ディスクサンダー６ａ，６ｂの前記パテ付け塗装面Ｐに対する傾斜角がプログラム制御される。
【００３２】
前記構成において、前記ボールネジ４３をサーボモータで駆動させることにより、前記保持ブロック４５を介して前記昇降ブロック７、すなわち、前記エアシリンダ８、支持プレート１０及びその前部に上下左右方向に揺動自在に保持されたディスクサンダー６ａ，６ｂがパテ付け塗装面Ｐに向けて進出及び復帰させられる。
【００３３】
さらに、前記傾斜用サーボモータ４８によりパテ付け塗装面Ｐの傾斜角に合わせて昇降ブロック７、結果としてディスクサンダー６ａ，６ｂの傾斜角がプログラム制御される。すなわち、パテ付け塗装面Ｐの曲面、傾斜面に対する追従は前記ボールネジ４３を駆動するサーボモータ及び傾斜用サーボモータ４８により行われ、対応できない小さな凹凸に対しては前記エアシリンダ８が対応するものである。
【００３４】
前記本発明装置のさらに好ましい実施例として、前記ディスクサンダー６ａ，６ｂのうち、前記走行台車４の走行方向前方のディスクサンダー６ａがギアアクションサンダーとされ、後方のディスクサンダー６ｂがダブルアクションサンダーとされる。
【００３５】
図６には、前記ディスクサンダー６ａ部をギアアクションサンダーとした要部断面図が示されている。なお、同図には、前記伝動ユニット１６の一部断面図も示されている。該伝動ユニット１６部の構造は、すでに述べたディスクサンダー６ｂ、すなわち、後述するダブルアクションサンダー部も同様である。
【００３６】
前記ディスクサンダー６ａは、前記エアーモータ１５の駆動軸１５ａに設けられたベベルギア２２にディスクサンダー６ａを回転させるための回転軸２３に設けられたベベルギア２４が噛み合わせて構成されている。
【００３７】
また、前記ディスクサンダー６ａは、大きな速比で回転を行い、同時に前記回転軸２３の回転が直接被研磨面に加わる構成であり、研磨量が大きく荒研磨用とされる。
【００３８】
すなわち、前記回転軸２３の先端近くに偏心ピニオン２５が設けられ、さらに該偏心ピニオン２５の周囲に配置された内ば歯車２６側に前記ディスクサンダー６ａ取り付けられる。
【００３９】
すなわち、前記内ば歯車２６と一体の円筒体２７が前記回転軸２３の先端方向に延長させられ、該回転軸２３の先端部にその中心部がベアリング２８を介して回転自在に支持される。そして、前記円筒体２７の先端部に前記ディスクサンダー６ａが取り付けられている。
【００４０】
さらに、図６に示す実施例では、前記ディスクサンダー６ａが研磨粉集塵装置を有する。すなわち、前記ディスクサンダー６ａの中心部に貫通孔２９が設けられ、さらに背面部に集塵用の円筒状ジャバラ３０及び集塵カバー３１が設けられ、該集塵カバー３１には前記ディスクサンダー６ａの外周を覆うブラシ３２が設けられている。
【００４１】
なお、前記集塵用の円筒状ジャバラ３０は、その一端がボルト３３により固定本体側に固定され、他端が前記ディスクサンダー６の背面部に密着スリップするように構成されている。また、前記集塵カバー３１はボルト３４により、同様に固定本体側に固定されている。図中、３５はウエイトである。
【００４２】
前記ギアアクションサンダーにおけるディスクサンダー６ａは、エアーモータ１５の駆動軸１５ａ、ベベルギア２２，２４、回転軸２３、偏心ピニオン２５、内ば歯車２６を介して回転させられて研磨が行われる。
【００４３】
図７には、前記ディスクサンダー６ｂ部をダブルアクションサンダーとした要部断面図が示されている。なお、前記ディスクサンダー６ａ及びギアアクションサンダーと同様構成部分は、同一符号をもって表している。
【００４４】
前記ダブルアクションサンダーは、ディスクサンダー６ｂが直接回転軸２３によって回転させられることがなく、遠心力を利用して自転させられる。したがって、回転軸２３の回転数とディスクサンダー６ｂの回転数が同じになるとは限らず、研磨量は前記ギアアクションサンダーほど大きくなく、仕上げ研磨に適する。
【００４５】
まず、前記回転軸２３の先端部に偏心回転軸２３ａが一体に構成され、該偏心回転軸２３ａに、先端部にディスクサンダー６ｂが取り付けられる円筒体２７ａがベアリング３６を介してフリーの状態に保持される。
【００４６】
すなわち、前記偏心回転軸２３ａと回転によって直接前記円筒体２７ａを介してディスクサンダー６ｂが回転させられることがない構造であり、さらに前記偏心回転軸２３ａの先端部に偏心ウエイト３７が設けられて構成されている。
【００４７】
前記ダブルアクションサンダーは、前記ギアアクションサンダーと同様に、前記エアーモータ１５によって回転軸２３が回転させられると、前記偏心回転軸２３ａ及び偏心ウエイト３７によってディスクサンダー６ｂを取り付けた円筒体２７ａに遠心力による回転力が生じ、該回転によって研磨が行われるものである。
【００４８】
図８には、ダブルアクションサンダーにおける研磨粉の集塵構造が示されている。すなわち、前記ディスクサンダー６ｂの背面部に該ディスクサンダー６ｂの中心に設けられた貫通孔２９からの研磨粉の集塵通路３８及び集塵配管３９が設けられ、さらに前記集塵カバー３１部にもブラシ３２に向けて飛散された研磨粉の集塵配管４０が設けられてなる。
【００４９】
そして前記集塵配管３９，４０がバキューム集塵装置に導かれる。なお、前記研磨粉集塵装置は、前記ギアアクションサンダー部も同様である。
【００５０】
前記構成の本発明の装置は、あらかじめ設定されたプログラムに副って、自動制御される。すなわち、エアーモータ１５によってディスクサンダー６ａ，６ｂが回転させられるとともに、前記ディスクサンダー６ａ，６ｂを、図１に示すように、例えば、鉄道車両Ｔの車体外板のパテ付け塗装面Ｐに押圧し（Ｚ軸方向）、同時に走行台車４を所定速度で走行させつつ（Ｘ軸方向）及び昇降ブロック７の昇降（Ｙ軸方向）、その他の制御が可能であり、さらに前記ディスクサンダー６ａ，６ｂが上下左右方向に揺動自在であるため、曲面や傾斜面の研磨も均一に有効に行うことができる。
【００５１】
本発明の装置によれば、車体外板等の塗装下地仕上げを、熟練を要することなく、簡単な操作により、効率よく行うことができ、作業者を重労働から解放し、さらに作業環境の改善が図られる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明に係る車体外板等の塗装下地仕上げ装置の使用状態図である。
【図２】本発明に係る車体外板等の塗装下地仕上げ装置のディスクサンダー保持部の斜視図である。
【図３】図２に示す本発明の車体外板等の塗装下地仕上げ装置のディスクサンダー保持部の一部断面側面図である。
【図４】本発明に係る車体外板等の塗装下地仕上げ装置のディスクサンダー保持部の一部断面平面図である。
【図５】支持プレート部の昇降構造及び進出復帰構造を示す説明図である。
【図６】ディスクサンダーの一実施例としてのギアアクションサンダーの要部断面図である。
【図７】ディスクサンダーの一実施例としてのダブルアクションサンダーの要部断面図である。
【図８】図６に示したダブルアクションサンダーにおける研磨粉集塵装置を示す一部断面図である。
【符号の説明】
１車体外板等の塗装下地仕上げ装置
４走行台車
５支持柱
６ａ，６ｂディスクサンダー
７昇降ブロック
１０支持プレート
１１，１１並行水平杆
１２方形の枠体
１４駆動部
１６伝動ユニット
１９ａ〜１９ｄスプリング [0001]
The present invention is a railway vehicle, the vehicle body outer panel such as a bus, other putty coated surface, i.e., to finish up equipment paint base.
[0002]
[Prior art]
Conventionally, for example, railcars, buses and other vehicle body skins have a beautiful appearance and are coated with a putty for smoothing the surface by applying primer to the steel skin to prevent corrosion. In addition, surfacer coating and top coating are applied.
[0003]
The primer coating, the surfacer coating, and the top coating are usually performed by using a spray, but the putty coating as the coating ground treatment is a pressure film of 1 to 10 mm. Then, using a sander, the putty-coated surface is polished smoothly.
[0004]
Conventionally, the polishing operation of the putty-coated surface requires skill and the operator has to carry a heavy hand disc sander in his / her hand. However, the work environment is poor due to heavy labor and generation of dust. However, problems such as extremely poor workability remained.
[0005]
[Problems to be solved by the invention]
In view of the above circumstances, the present invention can efficiently perform the polishing operation of the putty-coated surface by a simple operation without requiring skill, freeing workers from heavy labor, and further improving the working environment. an object of the present invention is to provide a coating base finish up equipment which aimed.
[0006]
[Means for Solving the Problems]
According to the first aspect of the present invention, a support plate that is erected on a traveling carriage is provided with a support plate that can be moved up and down, advanced and returned, and an inclination angle can be controlled. Parallel horizontal rods are protruded and fixed on both sides of the front surface of the support plate, and a rectangular frame is provided between the tips of the parallel horizontal rods so as to swing back and forth. A rotating disk sander (hereinafter simply referred to as “disk” And a transmission unit that constitutes the drive unit thereof is provided so as to swing in the left-right direction, and the rear end portion of the transmission unit is held from four sides by four springs with adjustable tension. It is characterized by that.
[0007]
According to the apparatus of the first aspect, the disc sander is caused to follow the curved surface or the inclined surface of the putty-coated surface, and further, the traveling of the traveling carriage and the disc sander are pressed and raised / lowered on the putty-coated surface. Polishing a wide range of putty-coated surfaces can be performed quickly.
[0011]
In the embodiment of the present invention shown in claim 2 , the basic technical idea is the same as that of claim 1 , but a plurality of disk sanders are provided. That, is characterized in that a plurality of disk sander in the traveling direction and parallel and the same direction of the traveling carriage. According to the second aspect of the present invention, it is possible to perform continuous work by using the disk sander in the traveling direction forward of the traveling carriage for roughing, and using the disk sander behind the traveling carriage in the traveling direction for finishing. The quality can be improved.
[0013]
One form of embodiment of the invention shown in claim 3, in coating base finishing device of the vehicle body outer panels and the like of claim 1 or 2, characterized in that the disk sander to have a polishing powder dust collector. According to the third aspect , the work environment can be improved.
[0014]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, an embodiment of the present invention will be described with reference to the drawings. FIG. 1 is a view showing the state of use of a paint base finishing apparatus for a vehicle body outer plate or the like according to the present invention, FIG. 2 is a perspective view of a disk sander holding part of the paint base finishing device for a vehicle body outer plate or the like according to the present invention, and FIG. FIG. 4 is a partial cross-sectional right side view of a disk sander holding part of a paint base finishing device such as a car body outer plate shown in FIG. 2, and FIG. FIG. 5 is an explanatory view showing the lifting and lowering structure of the support plate portion and the advancing / returning structure. FIG. 6 is a sectional view of a main part of a gear sander as one embodiment of the disk sander. FIG. 8 is a partial cross-sectional view showing a polishing dust collecting device in the double action sander shown in FIG.
[0015]
In FIG. 1, T is a railway vehicle in which a body surface plate is provided with a putty-coated surface P following primer coating, and 1 is a coating ground finishing device for a body surface plate or the like according to the present invention.
[0016]
In FIG. 1, the painting ground finishing devices 1, 1 such as the vehicle body outer plate of the present invention are arranged on both sides of the railway vehicle T moved on the pull-in track 2, and the vehicle body outer plate and the like. The coating ground finishing devices 1, 1 are configured to travel on traveling paths 3, 3 provided in parallel with the lead-in track 2.
[0017]
That is, the putty-coated surface P of the vehicle body outer plate on both sides of the railway vehicle T can be polished simultaneously. In the figure, 4 and 4 are traveling carts, and 5 and 5 are support pillars raised on the traveling carts 4 and 4.
[0018]
In a preferred embodiment of the present invention (Claim 2 ), a plurality of disc sanders 6a and 6b are provided for the one traveling carriage 4 and the support column 5, as shown in FIG. 6 a and 6 b are provided so as to be movable up and down with respect to the support column 5 raised on the traveling carriage 4 and in parallel with the traveling direction of the traveling carriage 4 and in the front-rear direction. Further, the disc sanders 6a and 6b are held so as to be able to advance and return and swing in the vertical direction.
[0019]
First, the structure in which the plurality of disk sanders 6a and 6b can be advanced and returned and swingable in the vertical and horizontal directions will be described. In the following description, since the structure in which the plurality of disk sanders 6a and 6b can be advanced and returned and swingable in the vertical and horizontal directions is the same, they are denoted by the same reference numerals.
[0020]
As shown in FIGS. 1, 2, and 3, an air cylinder 8 is supported by an elevating block 7 that is moved up and down along the support column 5, and a support plate 10 is fixed to the tip of a piston rod 9 of the air cylinder 8. Is done.
[0021]
Next, the disc sanders 6a and 6b are held on the front portion of the support plate 10 so as to be swingable in the vertical and horizontal directions. That is, in the embodiment shown in FIGS. 2 to 4, first, parallel horizontal rods 11, 11 are protruded and fixed on both sides of the front surface of the support plate 10, and a square is formed between the tips of the parallel horizontal rods 11, 11. The frame body 12 is provided so that the top and bottom thereof swing in the front-rear direction.
[0022]
That is, the substantially middle part of the both side vertical rods 12a constituting the frame body 12 is pivotally mounted between the parallel horizontal rods 11 and 11 by the bolt shaft 13, and the upper and lower ends of the frame body 12 can swing in the front-rear direction. Configured.
[0023]
Further, the disc sanders 6a and 6b and the drive unit 14 are provided in the rectangular frame 12 so as to swing in the left-right direction. The drive unit 14 of the disk sanders 6a and 6b includes an air motor 15 and a transmission unit 16 that transmits the driving force to the disk sanders 6a and 6b.
[0024]
The disc sanders 6 a and 6 b can swing in the left and right directions, and the upper and lower ends of the transmission unit 16 constituting the drive unit 14 are respectively positioned at substantially middle portions of the upper and lower horizontal rods 12 b constituting the rectangular frame 12. This is done by pivoting with a bolt shaft 17.
[0025]
Further, as shown in FIGS. 4 and 6, the rear end portion 18 of the transmission unit 16 is held from four directions by four springs 19a, 19b, 19c and 19d which are adjustable in tension. That is, springs 19 a and 19 b are stretched between the upper and lower portions of the rear end portion 18 of the transmission unit 16 and the bracket 20 provided at the upper and lower positions of the support plate 10, so that the left and right portions of the rear end portion 18 of the transmission unit 16 are extended. And springs 19c, 19d are stretched between the parallel horizontal rods 11, 11.
[0026]
In the above configuration, the disk sanders 6a and 6b are swingable in the vertical and horizontal directions with respect to the support plate 10. That is, the disk sanders 6a and 6b are swung in the front-rear direction, with the bolt shaft 13 at the tip of the parallel horizontal rods 11 and 11 as a fulcrum, and the rectangular frame body 12, the transmission unit portion 16, and the air motor 15. At that time, the springs 19a and 19b of the rear end portion 18 of the transmission unit 16 are mainly expanded and contracted.
[0027]
The disc sanders 6a and 6b are swung in the left-right direction with the bolt shaft 17 at the substantially central portion of the upper and lower horizontal rods 12b constituting the rectangular frame 12 as a fulcrum. 15, the springs 19 c and 19 d of the rear end portion 18 of the transmission unit 16 are mainly expanded and contracted.
[0028]
Next, the lifting and lowering structure and the advancing / returning structure of the support plate 10 portion on which the disk sanders 6a and 6b are swingably held will be described with reference to FIG.
[0029]
That is, the Z-axis block 42 is fitted to the guide rail 41 configured on the support pillar 5 side so as to be slidable up and down, and the rack (not shown) configured on the support pillar 5 side is arranged on the Z-axis block 42 side. A pinion (not shown) provided and driven by a servo motor is engaged. Of course, the Z-axis block 42 may be moved up and down by using a ball screw or the like, or by a hoisting method using a rope and a motor. The Z-axis block 42 can be easily lifted and lowered by a balance weight.
[0030]
A ball screw 43 driven by a servo motor (not shown) is held on the shaft block 42, and a holding block 45 for the elevating block 7 is provided on the ball screw 43 via a ball nut 44. In the figure, 46 is a guide rail, and 47 is a bearing adapted to the guide rail 46.
[0031]
Next, the holding block 45 is provided with an inclination servo motor 48 for controlling the inclination angle of the elevating block 7, and the elevating block 7 from the servo motor 48 via the inclination gear box 49, specifically, The inclination angle of the disc sanders 6a and 6b with respect to the putty-coated surface P is controlled by a program.
[0032]
In the above-described configuration, the ball screw 43 is driven by a servo motor so that the lift block 7, that is, the air cylinder 8, the support plate 10, and the front portion thereof can be swung vertically and horizontally through the holding block 45. The disk sanders 6a and 6b held in the front are advanced and returned toward the putty-coated surface P.
[0033]
Further, the tilt servo motor 48 controls the tilt angle of the elevating block 7 and consequently the disc sanders 6a and 6b in accordance with the tilt angle of the putty coating surface P. That is, the follow-up to the curved surface and the inclined surface of the putty-coated surface P is performed by the servo motor for driving the ball screw 43 and the servo motor 48 for inclination, and the air cylinder 8 corresponds to small irregularities that cannot be handled. is there.
[0034]
As a further preferred embodiment of the apparatus of the present invention, of the disc sanders 6a and 6b, the disc sander 6a in the traveling direction of the traveling carriage 4 is a gear action sander, and the rear disc sander 6b is a double action sander. The
[0035]
FIG. 6 shows a cross-sectional view of a main part in which the disc sander 6a is a gear action sander. In the figure, a partial cross-sectional view of the transmission unit 16 is also shown. The structure of the transmission unit 16 is the same as that of the disk sander 6b described above, that is, the double action sander described later.
[0036]
The disc sander 6a is configured by meshing a bevel gear 24 provided on a rotary shaft 23 for rotating the disc sander 6a with a bevel gear 22 provided on a drive shaft 15a of the air motor 15.
[0037]
Further, the disk sander 6a rotates at a large speed ratio, and at the same time, the rotation of the rotating shaft 23 is directly applied to the surface to be polished, so that the polishing amount is large and used for rough polishing.
[0038]
That is, an eccentric pinion 25 is provided near the tip of the rotary shaft 23, and the disc sander 6a is attached to the inner gear 26 side disposed around the eccentric pinion 25.
[0039]
That is, a cylindrical body 27 integral with the inner gear 26 is extended in the direction of the distal end of the rotary shaft 23, and the central portion thereof is rotatably supported by the distal end portion of the rotary shaft 23 via the bearing 28. The disc sander 6 a is attached to the tip of the cylindrical body 27.
[0040]
Furthermore, in the embodiment shown in FIG. 6, the disc sander 6a has an abrasive dust collecting device. That is, a through hole 29 is provided at the center of the disc sander 6a, and a cylindrical bellows 30 and a dust collecting cover 31 for collecting dust are further provided on the back surface, and the dust collecting cover 31 is provided with the disc sander 6a. A brush 32 covering the outer periphery is provided.
[0041]
The cylindrical bellows 30 for dust collection is configured such that one end thereof is fixed to the fixed main body side by a bolt 33 and the other end slips closely to the back surface portion of the disc sander 6. The dust collecting cover 31 is similarly fixed to the fixed main body side by bolts 34. In the figure, 35 is a weight.
[0042]
The disc sander 6a in the gear action sander is rotated and polished by a drive shaft 15a of the air motor 15, bevel gears 22 and 24, a rotating shaft 23, an eccentric pinion 25, and an inner gear 26.
[0043]
FIG. 7 is a cross-sectional view of the main part in which the disc sander 6b is a double action sander. The same components as those of the disc sander 6a and the gear action sander are denoted by the same reference numerals.
[0044]
The double action sander is rotated by utilizing centrifugal force without the disc sander 6b being directly rotated by the rotating shaft 23. Therefore, the rotational speed of the rotating shaft 23 and the rotational speed of the disk sander 6b are not necessarily the same, and the polishing amount is not as large as that of the gear action sander, which is suitable for finish polishing.
[0045]
First, an eccentric rotating shaft 23a is integrally formed at the tip of the rotating shaft 23, and a cylindrical body 27a to which the disk sander 6b is attached to the tip of the eccentric rotating shaft 23a is held free via a bearing 36. Is done.
[0046]
That is, the disc sander 6b is not directly rotated through the cylindrical body 27a by the rotation with the eccentric rotation shaft 23a, and an eccentric weight 37 is provided at the tip of the eccentric rotation shaft 23a. Has been.
[0047]
Similar to the gear action sander, when the rotary shaft 23 is rotated by the air motor 15, the double action sander is subjected to centrifugal force on the cylindrical body 27a to which the disc sander 6b is attached by the eccentric rotary shaft 23a and the eccentric weight 37. A rotational force is generated by this, and polishing is performed by the rotation.
[0048]
FIG. 8 shows the dust collection structure of the abrasive powder in the double action sander. That is, a dust collecting passage 38 and a dust collecting pipe 39 for polishing powder from a through hole 29 provided at the center of the disk sander 6b are provided on the back surface of the disk sander 6b, and also on the dust collecting cover 31 part. A dust collecting pipe 40 for polishing powder scattered toward the brush 32 is provided.
[0049]
The dust collection pipes 39 and 40 are led to a vacuum dust collector. The abrasive dust collecting device is the same as the gear action sander.
[0050]
The apparatus of the present invention having the above-described configuration is automatically controlled following a preset program. That is, the disk sanders 6a and 6b are rotated by the air motor 15, and the disk sanders 6a and 6b are pressed against, for example, the putty-coated surface P of the vehicle body outer plate of the railway vehicle T as shown in FIG. (Z-axis direction) At the same time, while the traveling carriage 4 is traveling at a predetermined speed (X-axis direction) and raising / lowering the lifting block 7 (Y-axis direction), other control is possible, and the disc sanders 6a and 6b Since it can swing vertically and horizontally, polishing of curved surfaces and inclined surfaces can be performed uniformly and effectively.
[0051]
According to equipment of the present invention, a paint undercoat finishing such as vehicle exterior panels, skilled without requiring, by a simple operation, efficiently can be carried out, releasing the operator from heavy labor, further improvement of the working environment Is planned.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a diagram showing a usage state of a paint base finishing device for a vehicle body outer plate or the like according to the present invention.
FIG. 2 is a perspective view of a disk sander holding portion of a paint base finishing device such as a vehicle body outer plate according to the present invention.
3 is a partial cross-sectional side view of a disk sander holding part of a paint base finishing apparatus for a vehicle body outer plate or the like according to the present invention shown in FIG. 2;
FIG. 4 is a partial cross-sectional plan view of a disk sander holding portion of a paint base finishing device such as a vehicle body outer plate according to the present invention.
FIG. 5 is an explanatory view showing an elevating structure and an advancing return structure of a support plate portion.
FIG. 6 is a cross-sectional view of a main part of a gear action sander as an embodiment of a disk sander.
FIG. 7 is a cross-sectional view of a main part of a double action sander as one embodiment of a disk sander.
8 is a partial cross-sectional view showing a polishing dust collecting device in the double action sander shown in FIG. 6;
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF SYMBOLS 1 Paint base finishing apparatus, such as a vehicle body outer plate 4 Traveling cart 5 Support pillar 6a, 6b Disc sander
7 Lifting block 10 Support plate
11, 11 parallel horizontal fence
12 Rectangular frame
14 Drive unit
16 Transmission unit
19a-19d Spring

Claims

走行台車上に起立させられた支持柱に、昇降、進出復帰及び傾斜角制御自在に設けられた昇降ブロックに、さらに進出及び復帰自在の支持プレートが設けられ、該支持プレートの前面両側に並行水平杆が突出固着され、該並行水平杆の先端間に方形の枠体が前後方向に揺動するように設けられ、該枠体内に回転ディスクサンダー及びその駆動部を構成する伝動ユニットが左右方向に揺動するように設けられ、該伝動ユニットの後端部が張力調整自在の四本のスプリングによって四方から保持されてなることを特徴とする車体外板等の塗装下地仕上げ装置。A support column that is erected on the traveling carriage is provided with a support plate that can be moved up and down, advanced and restored, and tilted in a controllable manner. A rod is protruded and fixed, and a rectangular frame is provided between the tips of the parallel horizontal rods so as to swing in the front-rear direction. A rotating disk sander and a transmission unit constituting its drive unit are disposed in the frame in the left-right direction. A paint base finishing device for a vehicle body outer plate or the like, characterized in that it is provided so as to swing, and a rear end portion of the transmission unit is held from four sides by four springs capable of adjusting tension.

回転ディスクサンダーを走行台車の走行方向と並行且つ同方向に複数設けたことを特徴とする請求項１に記載の車体外板等の塗装下地仕上げ装置。2. The paint base finishing apparatus for a vehicle body outer plate or the like according to claim 1, wherein a plurality of rotating disc sanders are provided in parallel and in the same direction as the traveling direction of the traveling carriage.

回転ディスクサンダーが研磨粉集塵装置を有することを特徴とする請求項１又は２に記載の車体外板等の塗装下地仕上げ装置。3. The coating base finishing apparatus for a vehicle body outer plate or the like according to claim 1, wherein the rotating disk sander has an abrasive dust collecting device.