JP4291792B2 - サンシェード装置 - Google Patents

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Description

本発明は、車両のサンルーフに設けられたサンシェード装置に関する。
従来、車両のルーフパネルの両側縁のそれぞれに沿って形成された複数の開口部にガラスを嵌め込んだサンルーフが知られている(例えば、特許文献1参照)。そして、このサンルーフの車室内側には、開口部からの光を必要に応じて遮断するためのサンシェード装置が設けられている。このサンシェード装置では、シェード部材(日除け部材)が、ルーフパネルの中央に収納されており、中央からルーフパネルの側縁に向かってスライドすることによって開口部を塞ぐようになっている。
実開平6−39532号公報(図1および図3参照)
ところが、従来のサンシェード装置では、複数の開口部ごとに個別にシェード部材を配設しなければならないために、車両への取付け作業が煩雑になるという問題がある。
また、従来のサンシェード装置は、シェード部材をルーフパネルの中央に収納する構成としているために、開口部がルーフパネルの左右に振り分けられて形成されている。その結果、従来のサンシェード装置は、開口部を大きく確保することが困難であった。
そこで、本発明は、サンルーフの開口部をより大きく確保することができ、しかも車両への取付け作業が容易なサンシェード装置を提供することを課題とする。
前記課題を解決するための発明は、車両のルーフパネルにサンルーフを設けるための開口部が形成され、前記開口部の内側に設けられるサンシェード装置であって、車両の前後方向に延びる複数の縦枠部材と、車両の幅方向に延びる複数の横枠部材と、前記縦枠部材と前記横枠部材とが格子状に組み合わされて前記ルーフパネルに車室内側で沿うように配置されるフレーム体と、車両の幅方向にスライド可能なように前記横枠部材に案内される板体で形成された複数のシェード部材とを備えており、前記縦枠部材のうち、第1の縦枠部材は、前記各横枠部材の左側の端部と接続され、第2の縦枠部材は、前記各横枠部材の右側の端部と接続され、第3の縦枠部材は、前記開口部の左縁と前記第1の縦枠部材との間で前記各横枠部材に接続され、第4の縦枠部材は、前記開口部の右縁と前記第2の縦枠部材との間で前記各横枠部材に接続され、前記シェード部材は、車両の幅方向に並んで1対で設けられ、かつ車両の前後方向に複数対設けられるとともに、車両の幅方向に並んだ1対の前記シェード部材は、前記開口部を横切って前記ルーフパネルの車室内側で車両の幅方向に延びた前記横枠部材に案内されて車両の幅方向の中央にて閉じ合い、かつ複数の前記シェード部材のそれぞれは、車両の幅方向に個別にスライド可能となっており、側縁側にスライドさせた際に前記開口部を完全に開け切ることができるように幅方向の長さが設定され、ユニット化されたことを特徴とする。
このサンシェード装置は、1対のシェード部材が車両の幅方向の中央にて閉じ合うとともに、車両の幅方向に左右に分かれて個別にスライドする。しかも、シェード部材は、車両の前後方向に複数対設けられている。したがって、このサンシェード装置によれば、従来のサンシェード装置(例えば、特許文献1参照)のように開口部がルーフパネルの左右に振り分けられることがないので、ルーフパネルの中央で前後左右に大きく広がる開口部を形成することができる。
また、このサンシェード装置は、複数のシェード部材が個別にスライドするので、シェード部材の開け方や開き加減の自由度が高められる。
また、このサンシェード装置では、シェード部材が車両の幅方向に1対並ぶとともに、シェード部材が車両の前後方向に複数対設けられる。そして、これらのシェード部材がフレーム体を構成する横枠部材にスライド可能に組み付けられる。つまり、このサンシェード装置は、フレーム体にシェード部材を組み込むことによってユニット化することができるので、従来のサンシェード装置(例えば、特許文献1参照)と比較して、車両への取付け作業が簡単になる。そして、ユニット化されることによってシェード部材の組付け精度が管理しやすくなるので、車両に取り付けられたサンシェード装置でのシェード部材の確実な、かつ良好なスライド状態が確保される。
また、このようなサンシェード装置において、前記複数のシェード部材が、相互に同一形状に形成されたものが望ましい。
このサンシェード装置では、シェード部材の開け方の自由度を高めるためにシェード部材の数を増加させた場合であっても、複数のシェード部材間で一種類のシェード部材を共有化することができる。
また、このようなサンシェード装置において、前記フレーム体が、車両の前後方向に亘って同じ曲率で形成されるとともに、車両の幅方向に亘って同じ曲率で形成されたものが望ましい。
このサンシェード装置では、ルーフパネルの形状に合わせてフレーム体を湾曲形状にすることによって可能な限り大きな室内空間を確保することができる。そして、このサンシェード装置では、フレーム体が車両の前後方向に亘って同じ曲率で形成されるとともに、幅方向に亘って同じ曲率で形成されているので、その曲率に合わせ込んで湾曲させた同一形状のシェード部材を使用することができる。その結果、このサンシェード装置によれば、室内空間を大きく確保することができるとともに、複数のシェード部材間で一種類のシェード部材を共有化することができる。つまり、このサンシェード装置は、必要とする複数のシェード部材を一種類のシェード部材で間に合わせることができる。
また、このようなサンシェード装置において、前記複数のシェード部材のうち、車両の前後方向に隣り合って設けられる前記シェード部材同士は、同一の前記横枠部材の前後方向両側にて案内されるように構成されたものであってもよい。
このサンシェード装置では、車両の前後方向に隣り合って設けられるシェード部材同士が、一つの横枠部材を共有するので、部品点数を低減することができるとともに、サンシェード装置を組み上げる際の横枠部材の取り付けが簡便化される。
請求項1に記載のサンシェード装置によれば、ルーフパネルに形成される開口部をより大きく確保することができるとともに、シェード部材の開け方や開き加減の自由度を高めることができ、しかも車両への取付け作業を容易に行うことができる。
請求項2に記載のサンシェード装置によれば、複数のシェード部材間で一種類のシェード部材を共有化することができるので、その生産効率に優れる。
請求項3に記載のサンシェード装置によれば、室内空間を大きく確保することができるとともに、複数のシェード部材間で一種類のシェード部材を共有化することができるので、その生産効率に優れる。
請求項4に記載のサンシェード装置によれば、部品点数を低減することができるとともに、サンシェード装置を組み上げる際の横枠部材の取り付けが簡便化される。
次に、本発明の実施形態について、適宜図面を参照しながら詳細に説明する。図1は、本実施形態に係るサンシェード装置が取り付けられた車両の斜視図、図2は、サンシェード装置の外観斜視図、図3は、図1の車両の平面図であり、車両におけるサンシェード装置の配置を示す図、図4(a)は、図3中のIV−IV断面図、図4(b)は、図4(a)中のX部の拡大図、図4(c)は、図4(a)中のY部の拡大図、図4(d)は、図4(a)中のZ部の拡大図である。なお、以下の説明において、サンシェード装置の前後左右は、車両にサンシェード装置が取り付けられた状態での車両の前後左右に合わせている。まず、本実施形態に係るサンシェード装置を説明するに先立って、このサンシェード装置が取り付けられる車両について簡単に説明する。
図1に示すように、車両Cは、RV(レクリエーショナル・ビークル)型のものであり、車両Cの前後方向に亘って同じ曲率で湾曲するとともに、車両Cの幅方向に亘って同じ曲率で湾曲することによって上側(車室外側)に凸となるルーフパネル2を備えている。このルーフパネル2の中央には、矩形状の開口部20が形成されており、この開口部20には、ルーフパネル2の曲率に合わせ込まれた曲率の板ガラスが嵌め込まれることによってガラスサンルーフ21が形成されている。このガラスサンルーフ21は、特許請求の範囲にいう「サンルーフ」に相当する。そして、ルーフパネル2に形成された開口部20とガラスサンルーフ21の周縁との間には、ダムラバー32が装着されており、これらの継目をシールするようになっている。
また、ルーフパネル2の左右両側には、車両Cの前後方向に延びるようにルーフサイドレール22Lおよびルーフサイドレール22Rがそれぞれ配設されている。ルーフサイドレール22L,22Rには、フロントガラスFgの上縁に沿うように配置された前部クロスメンバ23と、リヤガラスRgの上縁に沿うように配置された後部クロスメンバ28とが接続されている。また、ルーフパネル2の車室内側には、ルーフサイドレール22Lおよびルーフサイドレール22Rの間で車両Cの幅方向に延びるように4本のルーフアーチ24が配設されている。これらのルーフアーチ24は、車両Cの前後方向に等間隔で並んでおり、車両Cの最も前側に位置するルーフアーチ24は、開口部20の前縁に沿うように配置され、車両Cの最も後側に位置するルーフアーチ24は、開口部20の後縁に沿うように配置されている。これらのルーフアーチ24は、湾曲したルーフパネル2の車室内側に沿うように車両Cの幅方向に亘って同じ曲率で湾曲している。そして、ルーフパネル2は、その両側縁でルーフサイドレール22Lおよびルーフサイドレール22Rと接続されるとともに、その車室内側でルーフアーチ24と接続されている。
次に、サンシェード装置1について説明する。図1に示すように、サンシェード装置1は、開口部20に対して車両Cの内側(車室内側)に設けられている。このサンシェード装置1は、図2に示すように、主に、車両Cの幅方向に延びる4本の横枠部材25と、4本の縦枠部材26と、開口部20(図1参照)からの光を必要に応じて遮断するための6枚のシェード部材27とを備えている。
各横枠部材25は、ルーフアーチ24(図1参照)に沿うように配置されており、ルーフアーチ24の曲率に合わせ込まれて湾曲している。そして、各横枠部材25は、図2に示すように、車両Cの前側から後側に向かって、第1の横枠部材25a、第2の横枠部材25b、第3の横枠部材25cおよび第4の横枠部材25dの順番で並んでいる。つまり、図3に示すように、第1の横枠部材25aは、開口部20の前縁に沿って車両Cの幅方向に延びるように配置され、第4の横枠部材25dは、開口部20の後縁に沿って車両Cの幅方向に延びるように配置されている。そして、第2の横枠部材25bおよび第3の横枠部材25cは、開口部20を横切るようにして車両Cの幅方向に延びることとなる。
この横枠部材25は、図4(a)に示すように、隣り合う横枠部材25同士が向き合う側に溝部29aを有しており、この溝部29aは、横枠部材25の長手方向(車両Cの幅方向)に延びるように形成されている。つまり、第2の横枠部材25bは、図4(b)に示すように、車両Cの前側および後側の両方に溝部29aが形成されており、第1の横枠部材25aは、図4(c)に示すように、車両Cの後側に溝部29aが形成されており、第4の横枠部材25dは、図4(d)に示すように、車両Cの前側に溝部29aが形成されている。また、第3の横枠部材25cは、第2の横枠部材25bと同様に、車両Cの前側および後側の両方に溝部29aが形成されている(図4(a)参照)。そして、各横枠部材25は、図4(b)、(c)、(d)に示すように、その上側にルーフアーチ24の受入れ部29bがそれぞれ形成されている。
縦枠部材26は、図2に示すように、横枠部材25と格子状に組み合わせられることによって、横枠部材25とともにフレーム体Fを形成するものである。そして、フレーム体Fが、ルーフパネル2(図1参照)に車室内側で沿うように、車両Cの前後方向に亘って同じ曲率で湾曲しつつ、車両Cの前後方向に延びている。
ここで図3を併せて参照すると、第1の縦枠部材26aは、ルーフパネル2の左側縁に沿うように車両Cの前後方向に延びるとともに、第1乃至第4の横枠部材25a,25b,25c,25dの左側の端部と接続されている。第2の縦枠部材26bは、ルーフパネル2の右側縁に沿うように車両Cの前後方向に延びるとともに、第1乃至第4の横枠部材25a,25b,25c,25dの右側の端部と接続されている。第3の縦枠部材26cは、開口部20の左縁と第1の縦枠部材26aとの間で車両Cの前後方向に延びるとともに、第1乃至第4の横枠部材25a,25b,25c,25dと接続されている。第4の縦枠部材26dは、開口部20の右縁と第2の縦枠部材26bとの間で車両Cの前後方向に延びるとともに、第1乃至第4の横枠部材25a,25b,25c,25dと接続されている。以上のような横枠部材25および縦枠部材26は、例えば、アルミニウム等の軽金属で形成することができる。
そして、図2に示すように、横枠部材25と縦枠部材26とで形成されたフレーム体Fには、シェード部材27が組み付けられる。つまり、図3に示すように、第1の横枠部材25aと第2の横枠部材25bとの間、第2の横枠部材25bと第3の横枠部材25cとの間、および第3の横枠部材25cと第4の横枠部材25dとの間のそれぞれに、シェード部材27が1対ずつ配置され、1対のシェード部材27のそれぞれは、車両Cの幅方向に並ぶように配置されている。そして、各シェード部材27は、同一の形状の板体で形成されており、フレーム体Fと同じ曲率で湾曲している。このようなシェード部材27は、図4(a)に示すように、シェード部材27の前縁部および後縁部のそれぞれが、横枠部材25に形成された溝部29aに嵌め入れられることによって各横枠部材25で案内され、車両Cの幅方向(図2参照)にスライド可能になっている。
図3に示すように、車両Cの幅方向に並んだ1対のシェード部材27同士は、車両Cの幅方向の中央位置Lで閉じ合うようになっている。ここで、中央位置Lとあるが、厳密な意味での中央位置に限られず、車両Cの幅方向に多少ずれて閉じ合うこともありうる。このようなシェード部材27の車両Cの幅方向の長さは、1対のシェード部材27が中央位置Lで閉じ合った際に、少なくとも開口部20の車両Cの幅方向の長さをカバーすることが可能な長さに設定されるとともに、シェード部材27をルーフパネル2の側縁側にスライドさせた際に、開口部20を完全に開け切ることができる長さに設定されることは言うまでもない。なお、このシェード部材27の中央位置L側の車室内縁部には、図3に示すように、車両Cの幅方向への開閉操作が容易なように、把持部30が設けられている。以上のようなシェード部材27は、例えば、合成樹脂で形成することができる。
そして、前記したようにフレーム体Fにシェード部材27を組み付けて構成されるサンシェード装置1は、図4(b)に示すように、横枠部材25がルーフアーチ24にボルトBで締結されるとともに、第1の縦枠部材26a(図3参照)と第2の縦枠部材26b(図3参照)とが、ルーフサイドレール22L(図3参照)とルーフサイドレール22R(図3参照)とに溶接やボルト等によって接続されることによって、車両Cに取り付けられる。
次に、本実施形態に係るサンシェード装置1の動作について説明する。このサンシェード装置1は、図2に示すように、各シェード部材27が横枠部材25に案内されることによって、車両Cの幅方向に個別にスライドする。そして、車両Cの幅方向に並ぶように配置された1対のシェード部材27は、車両Cの中央位置Lで相互に閉じ合う。その結果、1対のシェード部材27を相互に離反するようにスライドさせた際に、従来のサンシェード装置(例えば、特許文献1参照)のように構造物(例えば、シェード部材収納部)が現われない。したがって、ルーフパネル2の中央で前後左右に大きく広がる開口部20を形成することが可能となる。その結果、ルーフパネル2に大きなガラスサンルーフ21が形成される。
そして、このサンシェード装置1では、各シェード部材27が横枠部材25によって個別に案内されるので、車両Cの前後方向に3対配置されたシェード部材27は、車両Cの幅方向に個別にスライド可能となっている。
また、このサンシェード装置1では、シェード部材27が車両Cの幅方向に1対並ぶとともに、シェード部材27が車両Cの前後方向に複数対設けられる。そして、これらのシェード部材27がフレーム体Fを構成する横枠部材25にスライド可能に組み付けられる。つまり、サンシェード装置1は、フレーム体Fにシェード部材27を組み込むことによってユニット化される。
以上のようなサンシェード装置1は、以下の効果を奏する。
サンシェード装置1によれば、ルーフパネル2に大きなガラスサンルーフ21が形成されるので、乗員は、シェード部材27を開放することによって、ガラスサンルーフ21から車室内に日光を取り入れ、開放感、爽快感を得ることができる。
また、サンシェード装置1によれば、複数のシェード部材27が個別にスライドするので、シェード部材27の開け方や開き加減の自由度が高められる。
また、サンシェード装置1は、ユニット化を図ることができるので、従来のサンシェード装置(例えば、特許文献1参照)と比較して、車両Cへの取付け作業が簡単になる。そして、ユニット化されることによってシェード部材27の組付け精度が管理しやすくなるので、車両Cに取り付けられたサンシェード装置1でのシェード部材27の確実な、かつ良好なスライド状態が確保される。
また、サンシェード装置1は、横枠部材25に縦枠部材26を組み合わせたフレーム体Fにシェード部材27を組み付けた構造を有しているので、高い剛性を発揮するとともに、軽量化を図ることができる。
また、サンシェード装置1は、各シェード部材27が、相互に同一形状に形成されているので、シェード部材27の開け方の自由度を高めるためにシェード部材27の数を増加させた場合であっても、複数のシェード部材27間で一種類のシェード部材27を共有化することができる。
また、サンシェード装置1は、フレーム体Fが、車両Cの前後方向に亘って同じ曲率で形成されるとともに、車両Cの幅方向に亘って同じ曲率で形成されているので、ルーフパネル2の形状に合わせてフレーム体Fを湾曲形状にすることによって可能な限り大きな室内空間を確保することができる。
また、このサンシェード装置では、フレーム体Fの曲率に合わせ込んで湾曲させた同一形状のシェード部材27が使用されているので、室内空間をより大きく確保することができる。
また、サンシェード装置1は、車両Cの前後方向に隣り合って設けられるシェード部材27同士が、一つの横枠部材25を共有するので、部品点数を低減することができる。そして、サンシェード装置1を組み上げる際の横枠部材の取り付けが簡便化される。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は前記実施形態には限定されない。例えば、前記実施形態では、車両Cの前後方向に3対のシェード部材27が配設されているが、本発明は2対または4対以上のシェード部材27を有するものであってもよい。
また、フレーム体Fを構成する横枠部材25および縦枠部材26の数に制限はない。
実施形態に係るサンシェード装置が取り付けられた車両の斜視図である。 実施形態に係るサンシェード装置の外観斜視図である。 図1の車両の平面図であり、車両におけるサンシェード装置の配置を示す図である。 図4(a)は、図3中のIV−IV断面図、図4(b)は、図4(a)中のX部の拡大図、図4(c)は、図4(a)中のY部の拡大図、図4(d)は、図4(a)中のZ部の拡大図である。
符号の説明
1 サンシェード装置
2 ルーフパネル
20 開口部
21 ガラスサンルーフ(サンルーフ)
25 横枠部材
25a 第1の横枠部材(横枠部材)
25b 第2の横枠部材(横枠部材)
25c 第3の横枠部材(横枠部材)
25d 第4の横枠部材(横枠部材)
26 縦枠部材
26a 第1の縦枠部材(縦枠部材)
26b 第2の縦枠部材(縦枠部材)
26c 第3の縦枠部材(縦枠部材)
26d 第4の縦枠部材(縦枠部材)
27 シェード部材
C 車両
F フレーム体
L 中央位置(中央)

Claims (4)

  1. 車両のルーフパネルにサンルーフを設けるための開口部が形成され、前記開口部の内側に設けられるサンシェード装置であって、
    車両の前後方向に延びる複数の縦枠部材と、
    車両の幅方向に延びる複数の横枠部材と、
    前記縦枠部材と前記横枠部材とが格子状に組み合わされて前記ルーフパネルに車室内側で沿うように配置されるフレーム体と、
    車両の幅方向にスライド可能なように前記横枠部材に案内される板体で形成された複数のシェード部材とを備えており、
    前記縦枠部材のうち、
    第1の縦枠部材は、前記各横枠部材の左側の端部と接続され、
    第2の縦枠部材は、前記各横枠部材の右側の端部と接続され、
    第3の縦枠部材は、前記開口部の左縁と前記第1の縦枠部材との間で前記各横枠部材に接続され、
    第4の縦枠部材は、前記開口部の右縁と前記第2の縦枠部材との間で前記各横枠部材に接続され、
    前記シェード部材は、車両の幅方向に並んで1対で設けられ、かつ車両の前後方向に複数対設けられるとともに、車両の幅方向に並んだ1対の前記シェード部材は、前記開口部を横切って前記ルーフパネルの車室内側で車両の幅方向に延びた前記横枠部材に案内されて車両の幅方向の中央にて閉じ合い、かつ複数の前記シェード部材のそれぞれは、車両の幅方向に個別にスライド可能となっており、側縁側にスライドさせた際に前記開口部を完全に開け切ることができるように幅方向の長さが設定され、
    ユニット化されたことを特徴とするサンシェード装置。
  2. 前記複数のシェード部材が、相互に同一形状に形成されることを特徴とする請求項1に記載のサンシェード装置。
  3. 前記フレーム体が、車両の前後方向に亘って同じ曲率で形成されるとともに、車両の幅方向に亘って同じ曲率で形成されることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のサンシェード装置。
  4. 前記複数のシェード部材のうち、車両の前後方向に隣り合って設けられる前記シェード部材同士は、同一の前記横枠部材の前後方向両側にて案内されることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載のサンシェード装置。
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