JP4279462B2 - シンチレータパネル、放射線イメージセンサ及びその製造方法 - Google Patents

シンチレータパネル、放射線イメージセンサ及びその製造方法 Download PDF

Info

Publication number
JP4279462B2
JP4279462B2 JP2000555113A JP2000555113A JP4279462B2 JP 4279462 B2 JP4279462 B2 JP 4279462B2 JP 2000555113 A JP2000555113 A JP 2000555113A JP 2000555113 A JP2000555113 A JP 2000555113A JP 4279462 B2 JP4279462 B2 JP 4279462B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
scintillator
film
substrate
image sensor
radiation image
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2000555113A
Other languages
English (en)
Inventor
敏雄 高林
卓也 本目
宏人 佐藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hamamatsu Photonics KK
Original Assignee
Hamamatsu Photonics KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hamamatsu Photonics KK filed Critical Hamamatsu Photonics KK
Application granted granted Critical
Publication of JP4279462B2 publication Critical patent/JP4279462B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01TMEASUREMENT OF NUCLEAR OR X-RADIATION
    • G01T1/00Measuring X-radiation, gamma radiation, corpuscular radiation, or cosmic radiation
    • G01T1/16Measuring radiation intensity
    • G01T1/20Measuring radiation intensity with scintillation detectors
    • GPHYSICS
    • G21NUCLEAR PHYSICS; NUCLEAR ENGINEERING
    • G21KTECHNIQUES FOR HANDLING PARTICLES OR IONISING RADIATION NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; IRRADIATION DEVICES; GAMMA RAY OR X-RAY MICROSCOPES
    • G21K4/00Conversion screens for the conversion of the spatial distribution of X-rays or particle radiation into visible images, e.g. fluoroscopic screens
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01TMEASUREMENT OF NUCLEAR OR X-RADIATION
    • G01T1/00Measuring X-radiation, gamma radiation, corpuscular radiation, or cosmic radiation
    • G01T1/16Measuring radiation intensity
    • G01T1/20Measuring radiation intensity with scintillation detectors
    • G01T1/202Measuring radiation intensity with scintillation detectors the detector being a crystal
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03BAPPARATUS OR ARRANGEMENTS FOR TAKING PHOTOGRAPHS OR FOR PROJECTING OR VIEWING THEM; APPARATUS OR ARRANGEMENTS EMPLOYING ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ACCESSORIES THEREFOR
    • G03B42/00Obtaining records using waves other than optical waves; Visualisation of such records by using optical means
    • G03B42/02Obtaining records using waves other than optical waves; Visualisation of such records by using optical means using X-rays

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • High Energy & Nuclear Physics (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Molecular Biology (AREA)
  • Spectroscopy & Molecular Physics (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Crystallography & Structural Chemistry (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Measurement Of Radiation (AREA)
  • Conversion Of X-Rays Into Visible Images (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、医療用のX線撮影等に用いられるシンチレータパネル、放射線イ
メージセンサ及びその製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
医療、工業用のX線撮影では、X線感光フィルムが用いられてきたが、利便性や撮影結果の保存性の面から放射線検出器を用いた放射線イメージングシステムが普及してきている。このような放射線イメージングシステムにおいては、放射線検出器により2次元の放射線による画素データを電気信号として取得し、この信号を処理装置により処理してモニタ上に表示している。
【0003】
従来、代表的な放射線検出器として、WO92/06476号公報に開示されている放射線検出器等が知られている。この放射線検出器は、基板上に直接形成したシンチレータと撮像素子とを貼り合わせて、基板側から入射する放射線をシンチレータで光に変換して検出している。
【0004】
また、特開平5−196742号公報、特開昭63−215987号公報には、撮像素子又はファイバオプティカルプレート(FOP)、即ち複数のファイバを束ねて構成される光学部材上に形成したシンチレータを、空気中の水蒸気(湿気)から保護するために、シンチレータ層の上部に水分不透過性の防湿バリヤを形成した放射線検出器が開示されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述の放射線検出器のように基板上に直接シンチレータを形成した場合には、基板表面の状態(凹凸、粗さ、圧延すじ等)がシンチレータパネルの特性に大きな影響を及ぼしていた。即ち、基板として用いられるAl板、Be板等においては光学的鏡面の作成が困難である。従って、基板側から放射線を入射しシンチレータにより放射線を可視光に変換後、レンズカップリング等により画像を取得する場合においては、基板表面の状態により、画質、輝度、解像度等が大きく左右されていた。
【0006】
この発明は、基板表面の状態により影響を受けることのないシンチレータパネル、放射線イメージセンサ及びその製造方法を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
この発明のシンチレータパネルは、放射線透過性の基板と、基板上に形成された平坦樹脂膜と、硬化後の平坦樹脂膜上に蒸着された反射膜と、反射膜上に蒸着法により形成されたシンチレータとを備えることを特徴とする。この発明のシンチレータパネルによれば、基板上に形成された平坦樹脂膜上にシンチレータを備えるため、シンチレータパネルの特性が基板表面の状態により変化することをなくすことができる。また、反射膜を有することによりシンチレータプレートの光出力を増加させることができる。
【0008】
この発明のシンチレータパネルは、シンチレータパネルのシンチレータの少なくとも一部を透明有機膜で被覆したことを特徴とする。この発明のシンチレータパネルによれば、シンチレータを有機膜で被覆することによりシンチレータを水蒸気(湿気)から保護することができる。
【0009】
この発明の放射線イメージセンサは、放射線透過性の基板と、基板上に形成された平坦樹脂膜と、硬化後の平坦樹脂膜上に蒸着された反射膜と、反射膜上に蒸着法により形成されたシンチレータと、シンチレータに対向して設けられた撮像素子とを備えることを特徴とする。この発明の放射線イメージセンサによれば、基板上に形成された平坦樹脂膜上にシンチレータを備えるため、放射線イメージセンサを構成するシンチレータパネルの特性が基板表面の状態により変化することをなくすことができる。また、反射膜を有することにより放射線イメージセンサを構成するシンチレータプレートの光出力を増加させることができる。
【0010】
この発明の放射線イメージセンサは、放射線イメージセンサのシンチレータの少なくとも一部を透明有機膜で被覆したことを特徴とする。この発明の放射線イメージセンサによれば、シンチレータを有機膜で被覆することにより放射線イメージセンサを構成するシンチレータを水蒸気(湿気)から保護することができる。
【0011】
この発明のシンチレータパネルの製造方法は、放射線透過性の基板上に平坦樹脂膜を形成して硬化させる第1の工程と、硬化後の平坦樹脂膜上に反射膜を蒸着する第2の工程と、反射膜上に蒸着法によりシンチレータを形成する第3の工程とを備えることを特徴とする。この発明のシンチレータパネルの製造方法によれば、第1の工程により基板上に平坦樹脂膜を形成し、第3の工程により平坦樹脂膜上にシンチレータを形成するため、特性が基板表面の状態により変化することのないシンチレータパネルを製造することができる。また、第2の工程により平坦樹脂膜上に反射膜を形成するためシンチレータプレートの光出力を増加させることができる。
【0012】
この発明のシンチレータパネルの製造方法は、シンチレータパネルの製造方法において、更に、シンチレータの少なくとも一部を透明有機膜で被覆する第4の工程を備えることを特徴とする。この発明によれば、第4の工程によりシンチレータを有機膜で被覆することによりシンチレータを水蒸気(湿気)から保護することができるシンチレータパネルを製造することができる。
【0013】
この発明の放射線イメージセンサの製造方法は、放射線透過性の基板上に平坦樹脂膜を形成して硬化させる第1の工程と、硬化後の平坦樹脂膜上に反射膜を蒸着する第2の工程と、反射膜上に蒸着法によりシンチレータを形成する第3の工程と、シンチレータに対向して撮像素子を配設する第4の工程とを備えることを特徴とする。この発明によれば、第1の工程により基板上に平坦樹脂膜を形成し、第3の工程により平坦樹脂膜上にシンチレータを形成するため、特性が基板表面の状態により変化することのないシンチレータパネルを備えた放射線イメージセンサを製造することができる。また、第2の工程により平坦樹脂膜上に反射膜を形成するためシンチレータプレートの光出力を増加させることができる放射線イメージセンサを製造することができる。
【0014】
この発明の放射線イメージセンサの製造方法は、放射線透過性の基板上に平坦樹脂膜を形成する第1の工程と、平坦樹脂膜上に反射膜を形成する第2の工程と、反射膜上にシンチレータを形成する第3の工程と、シンチレータを透明有機膜で覆う第4の工程と、シンチレータに対向して撮像素子を配設する第5の工程とを備えることを特徴とする。この発明によれば、第4の工程によりシンチレータの少なくとも一部を有機膜で被覆することによりシンチレータを水蒸気(湿気)から保護することができるシンチレータパネルを備える放射線イメージセンサを製造することができる。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下、図1〜図5Cを参照して、この発明の実施の形態の説明を行う。図1は実施の形態にかかるシンチレータパネル2の断面図であり、図2は実施の形態にかかる放射線イメージセンサ4の断面図である。
【0016】
図1に示すように、シンチレータパネル2のAl製の基板10の一方の表面には、ポリイミド樹脂により構成されている平坦樹脂膜12が形成されており、この平坦樹脂膜12の表面にAl製の反射膜14が形成されている。また、この反射膜14の表面には、入射した放射線を可視光に変換する柱状構造のシンチレータ16が形成されている。このシンチレータ16には、TlドープのCsIが用いられている。
【0017】
この反射膜14上に形成されたシンチレータ16は、基板10と共に第1のポリパラキシリレン膜(第1の透明有機膜)18で覆われており、シンチレータ16側の第1のポリパラキシリレン膜18の表面にSiO(透明無機膜)膜20が形成されている。更に、SiO膜20の表面及び基板10側のSiO膜20が形成されていない部分の第1のポリパラキシリレン膜18の表面に第2のポリパラキシリレン膜(第2の透明有機膜)22が形成されており全面が第2のポリパラキシリレン膜22で覆われている。また、放射線イメージセンサ4は、図2に示すように、シンチレータパネル2のシンチレータ16側に撮像素子24を貼り付けた構造を有している。
【0018】
次に、図3A〜図4Bを参照して、シンチレータパネル2の製造工程について説明する。まず、矩形のAl製の基板10(厚さ0.5mm)の一方の表面にポリイミド樹脂を一定の厚さ(10μm)で塗り平坦樹脂膜12を形成する(図3A参照)。即ち、Al板を圧延する際に形成された圧延すじを平坦化するための平坦樹脂膜12を形成する。
【0019】
この平坦樹脂膜12の硬化後に、この平坦樹脂膜12の表面に真空蒸着法により反射膜であるAl膜14を100nmの厚さで形成する(図3B参照)。次に、Al膜14の表面にTlをドープしたCsIの柱状結晶を蒸着法によって成長させてシンチレータ16を200μmの厚さで形成する(図3C参照)。このシンチレータ16を形成するCsIは、吸湿性が高く露出したままにしておくと空気中の水蒸気を吸湿して潮解してしまうため、これを防止するためにCVD法により第1のポリパラキシリレン膜18を形成する。即ち、シンチレータ16が形成された基板10をCVD装置に入れ、第1のポリパラキシリレン膜18を10μmの厚さで成膜する。これによりシンチレータ16及び基板10の表面全体に第1のポリパラキシリレン膜18が形成される(図3D参照)。シンチレータ16の先端部は凹凸であることから、この第1のポリパラキシリレン膜18は、シンチレータ16の先端部を平坦化する役目も有する。
【0020】
次に、シンチレータ16側の第1のポリパラキシリレン膜18の表面にSiO膜20をスパッタリングにより200nmの厚さで成膜する(図4A参照)。SiO膜20は、シンチレータ16の耐湿性の向上を目的とするものであるため、シンチレータ16を覆う範囲で形成される。上述のようにシンチレータ16の先端部は、第1のポリパラキシリレン膜18により平坦化されているため、出力光量が減少しないようにSiO膜20を薄く(100nm〜300nm)形成することができる。
【0021】
更に、SiO膜20の表面及び基板10側のSiO膜20が形成されていない第1のポリパラキシリレン膜18の表面に、SiO膜20の剥がれを防止するための第2のポリパラキシリレン膜22をCVD法により10μm厚さで成膜する(図4B参照)。この工程を終了することによりシンチレータパネル2の製造が終了する。
【0022】
また、放射線イメージセンサ4は、完成したシンチレータパネル2のシンチレータ16側に撮像素子(CCD)24を貼り付けることにより製造される。
【0023】
次に、図5A〜図5Cを参照して、シンチレータパネル2の具体的な使用例について説明する。図5Aは、シンチレータパネル2をフラットパネルセンサ(a−Si薄膜トランジスタ+フォトダイオード)にカップリングした状態を示す図である。被写体30を透過した放射線は、シンチレータパネル2により可視光に変換されてフラットパネルセンサにより検出される。また、図5Bは、シンチレータパネル2を撮像素子(CCD)34に直接カップリングした状態を示す図である。被写体30を透過した放射線は、シンチレータパネル2により可視光に変換されて撮像素子34により検出される。更に、図5Cは、シンチレータパネル2をレンズカップリングした状態を示す図である。被写体30を透過した放射線は、シンチレータパネル2により可視光に変換されてCCDカメラ36により検出される。
【0024】
以上説明したように、この実施の形態にかかるシンチレータパネル2によれば、基板10の表面をポリイミド樹脂からなる平坦樹脂膜12により平坦化したことにより、基板表面の状態がシンチレータパネル2の特性に影響を及ぼすことがなくなる。また、平坦樹脂膜12の表面に反射膜14を設けたことによりシンチレータパネル2の光出力を増加させることができる。
【0025】
また、この実施の形態にかかる放射線イメージセンサ4によれば、基板10の表面をポリイミド樹脂からなる平坦樹脂膜12により平坦化したことにより、基板表面の状態が放射線イメージセンサ4を構成するシンチレータパネル2の特性に影響を及ぼすことがなくなる。また、平坦樹脂膜12の表面に反射膜14を設けたことにより放射線イメージセンサ4を構成するシンチレータパネル2の光出力を増加させることができる。
【0026】
なお、上述の実施の形態においては、平坦樹脂膜12としてポリイミド樹脂を用いているが、これに限らずエポキシ樹脂、Si樹脂等を用いても良い。また、上述の実施の形態においては、平坦樹脂膜12の厚さを10μmとしているが、この厚さは、10μmに限定されるものではなく基板10の表面の凹凸がなくなる程度の厚さであれば適宜自由に選択することができる。
【0027】
また、上述の実施の形態においては、反射膜14としてAl膜を用いているが、これに限らずAg膜、Au膜、Pt膜等を用いても良い。
【0028】
また、上述の実施の形態においては、透明無機膜20としてSiO膜を用いているが、これに限らずAl,TiO,In,SnO
MgO,MgF2, LiF, CaF2,AgCl,SiNO及びSiN等を材料とする無機膜を使用しても良い。
【0029】
また、上述の実施の形態においては、シンチレータ16としてCsI(Tl)が用いられているが、これに限らずCsI(Na)、NaI(Tl)、LiI(Eu)、KI(Tl)等を用いてもよい。
【0030】
また、上述の実施の形態においては、基板10としてAl製の基板が用いられているが、X線透過率の良い基板であればよいことから、炭素を主成分とするC(グラファイト)製の基板や、アモルファスカーボンの基板、Be製の基板、SiC製の基板等を用いてもよい。またガラス製の基板を用いてもよい。
【0031】
また、上述の実施の形態においては、シンチレータ16側の第1のポリパラキシリレン膜18の表面にSiO膜20を成膜しているが、シンチレータ16側の第1のポリパラキシリレン膜18の表面だけでなく、第1のポリパラキシリレン膜18の表面全体にSiO膜20を形成するようにしてもよい。
【0032】
また、上述の実施の形態においては、SiO膜20の表面及び基板10側の第1のポリパラキシリレン膜18の表面、即ち全面に第2のポリパラキシリレン膜22を形成しているが、第2のポリパラキシリレン膜22はSiO膜20の剥がれ防止の役割を有するものであるため、透明な材料からなる膜であればその材料は限定されず、更にSiO膜20を覆う範囲に形成するようにしてもよい。
【0033】
また、上述の実施の形態における、ポリパラキシリレン膜としては、ポリパラキシリレンの他、ポリモノクロロパラキシリレン、ポリジクロロパラキシリレン、ポリテトラクロロパラキシリレン、ポリフルオロパラキシリレン、ポリジメチルパラキシリレン、ポリジエチルパラキシリレン等が使用できる。
【0034】
【発明の効果】
この発明のシンチレータパネルによれば、基板上に形成された平坦樹脂膜上にシンチレータを備えるため、シンチレータパネルの特性が基板表面の状態により変化することをなくすことができる。また、反射膜を有することによりシンチレータプレートの光出力を増加させることができる。また、シンチレータを有機膜で覆う場合には、シンチレータを水蒸気(湿気)から保護することができる。
【0035】
また、この発明の放射線イメージセンサによれば、基板上に形成された平坦樹脂膜上にシンチレータを備えるため、放射線イメージセンサを構成するシンチレータパネルの特性が基板表面の状態により変化することをなくすことができる。また、反射膜を有することにより放射線イメージセンサを構成するシンチレータプレートの光出力を増加させることができる。また、シンチレータを有機膜で覆うことにより放射線イメージセンサを構成するシンチレータを水蒸気(湿気)から保護することができる。
【0036】
また、この発明のシンチレータパネルの製造方法によれば、基板上に平坦樹脂膜を形成し、平坦樹脂膜上にシンチレータを形成するため、特性が基板表面の状態により変化することのないシンチレータパネルを製造することができる。また、平坦樹脂膜上に反射膜を形成するためシンチレータプレートの光出力を増加させることができる。また、シンチレータを有機膜で覆う場合には、シンチレータを水蒸気(湿気)から保護することができるシンチレータパネルを製造することができる。
【0037】
また、この発明の放射線イメージセンサの製造方法によれば、基板上に平坦樹脂膜を形成し、平坦樹脂膜上にシンチレータを形成するため、特性が基板表面の状態により変化することのないシンチレータパネルを備えた放射線イメージセンサを製造することができる。また、平坦樹脂膜上に反射膜を形成するためシンチレータプレートの光出力を増加させることができる放射線イメージセンサを製造することができる。また、シンチレータを有機膜で覆う場合には、シンチレータを水蒸気(湿気)から保護することができるシンチレータパネルを備える放射線イメージセンサを製造することができる。
【0038】
【産業上の利用可能性】
以上のように、この発明にかかるシンチレータパネル及び放射線イメージセンサは、医療、工業用のX線撮影等に用いるのに適している。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態にかかるシンチレータパネルの断面図である。
【図2】 この発明の実施の形態にかかる放射線イメージセンサの断面図である。
【図3】 この発明の実施の形態にかかるシンチレータパネルの製造工程を示す図である。
【図4】 この発明の実施の形態にかかるシンチレータパネルの製造工程を示す図である。
【図5】 この発明の実施の形態にかかるシンチレータパネルの具体的な使用例を示す図である。
【符号の説明】
2…シンチレータパネル、4…放射線イメージセンサ、10…基板、12…平坦樹脂膜、14…反射膜、16…シンチレータ、18、22…ポリパラキシリレン膜、20…透明無機膜、22…ポリパラキシリレン膜、24…撮像素子、30…被写体、34…撮像素子、36…カメラ。

Claims (20)

  1. 放射線透過性の基板と、前記基板上に形成された平坦樹脂膜と、硬化後の前記平坦樹脂膜上に蒸着された反射膜と、前記反射膜上に蒸着法により形成されたシンチレータとを備えることを特徴とするシンチレータパネル。
  2. 前記シンチレータの少なくとも一部を透明有機膜で被覆したことを特徴とする請求項1記載のシンチレータパネル。
  3. 前記透明有機膜は前記シンチレータの全面を覆って形成されていることを特徴とする請求項2記載のシンチレータパネル。
  4. 前記透明有機膜はさらに前記基板の少なくとも一部を覆っていることを特徴とする請求項3記載のシンチレータパネル。
  5. 前記透明有機膜は、前記基板の全面を覆って形成されていることを特徴とする請求項4記載のシンチレータパネル。
  6. 放射線透過性の基板と、前記基板上に形成された平坦樹脂膜と、硬化後の前記平坦樹脂膜上に蒸着された反射膜と、前記反射膜上に蒸着法により形成されたシンチレータと、前記シンチレータに対向して設けられた撮像素子とを備えることを特徴とする放射線イメージセンサ。
  7. 前記シンチレータの少なくとも一部を透明有機膜で被覆したことを特徴とする請求項6記載の放射線イメージセンサ。
  8. 前記透明有機膜は前記シンチレータの全面を覆って形成されていることを特徴とする請求項7記載の放射線イメージセンサ。
  9. 前記透明有機膜はさらに前記基板の少なくとも一部を覆っていることを特徴とする請求項8記載の放射線イメージセンサ。
  10. 前記透明有機膜は、前記基板の全面を覆って形成されていることを特徴とする請求項9記載の放射線イメージセンサ。
  11. 放射線透過性の基板上に平坦樹脂膜を形成して硬化させる第1の工程と、硬化後の前記平坦樹脂膜上に反射膜を蒸着する第2の工程と、前記反射膜上に蒸着法によりシンチレータを形成する第3の工程とを備えることを特徴とするシンチレータパネルの製造方法。
  12. 前記シンチレータの少なくとも一部を透明有機膜で被覆する第4の工程を更に備えることを特徴とする請求項11記載のシンチレータパネルの製造方法。
  13. 前記第4の工程において、前記透明有機膜は前記シンチレータの全面を覆って形成されることを特徴とする請求項12記載のシンチレータパネルの製造方法。
  14. 前記第4の工程において、前記透明有機膜はさらに前記基板の少なくとも一部を覆って形成されることを特徴とする請求項13記載のシンチレータパネルの製造方法。
  15. 前記透明有機膜は、前記基板の全面を覆って形成されていることを特徴とする請求項14記載のシンチレータパネルの製造方法。
  16. 放射線透過性の基板上に平坦樹脂膜を形成して硬化させる第1の工程と、硬化後の前記平坦樹脂膜上に反射膜を蒸着する第2の工程と、前記反射膜上に蒸着法によりシンチレータを形成する第3の工程と、前記シンチレータに対向して撮像素子を配設する第4の工程とを備えることを特徴とする放射線イメージセンサの製造方法。
  17. 前記シンチレータの少なくとも一部を透明有機膜で被覆する工程をさらに備えることを特徴とする請求項16記載の放射線イメージセンサの製造方法。
  18. 前記被覆工程において、前記透明有機膜は前記シンチレータの全面を覆って形成されることを特徴とする請求項17記載の放射線イメージセンサの製造方法。
  19. 前記被覆工程において、前記透明有機膜はさらに前記基板の少なくとも一部を覆って形成されることを特徴とする請求項18記載の放射線イメージセンサの製造方法。
  20. 前記透明有機膜は、前記基板の全面を覆って形成されていることを特徴とする請求項19記載の放射線イメージセンサの製造方法。
JP2000555113A 1998-06-18 1999-06-18 シンチレータパネル、放射線イメージセンサ及びその製造方法 Expired - Fee Related JP4279462B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17119198 1998-06-18
PCT/JP1999/003264 WO1999066348A1 (fr) 1998-06-18 1999-06-18 Panneau de scintillateur, capteur d'image radiologique et procede de production

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP4279462B2 true JP4279462B2 (ja) 2009-06-17

Family

ID=15918706

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000555113A Expired - Fee Related JP4279462B2 (ja) 1998-06-18 1999-06-18 シンチレータパネル、放射線イメージセンサ及びその製造方法

Country Status (8)

Country Link
US (2) US6469307B2 (ja)
EP (1) EP1118878B1 (ja)
JP (1) JP4279462B2 (ja)
KR (1) KR100389980B1 (ja)
CN (1) CN1152265C (ja)
AU (1) AU4168199A (ja)
DE (1) DE69926769T2 (ja)
WO (1) WO1999066348A1 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8975589B2 (en) 2012-10-31 2015-03-10 Canon Kabushiki Kaisha Scintillator, radiation detection apparatus, and manufacturing method thereof

Families Citing this family (42)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100687368B1 (ko) * 1998-06-18 2007-02-26 하마마츠 포토닉스 가부시키가이샤 유기막 증착 방법
US7034306B2 (en) 1998-06-18 2006-04-25 Hamamatsu Photonics K.K. Scintillator panel and radiation image sensor
EP1298455B1 (en) 1999-04-09 2007-09-12 Hamamatsu Photonics K.K. Scintillator panel and radiation ray image sensor
EP1258738B1 (en) * 2000-01-13 2011-08-03 Hamamatsu Photonics K.K. Radiation image sensor and scintillator panel
EP1326093A4 (en) 2000-09-11 2006-11-15 Hamamatsu Photonics Kk SCINTILLATE PANEL, RADIATION IMAGE SENSOR AND METHOD FOR THE PRODUCTION THEREOF
JP5031172B2 (ja) * 2000-09-11 2012-09-19 浜松ホトニクス株式会社 シンチレータパネル、放射線イメージセンサおよびそれらの製造方法
KR100945614B1 (ko) * 2001-01-30 2010-03-04 하마마츠 포토닉스 가부시키가이샤 신틸레이터 패널 및 방사선 이미지 센서
JP4878427B2 (ja) * 2001-09-07 2012-02-15 キヤノン株式会社 シンチレータパネル、放射線撮像装置及び放射線検出システム
US6835936B2 (en) * 2001-02-07 2004-12-28 Canon Kabushiki Kaisha Scintillator panel, method of manufacturing scintillator panel, radiation detection device, and radiation detection system
US6847041B2 (en) * 2001-02-09 2005-01-25 Canon Kabushiki Kaisha Scintillator panel, radiation detector and manufacture methods thereof
EP1286363A3 (en) * 2001-08-23 2005-10-05 Agfa-Gevaert N.V. A phosphor panel with good humidity resistance
JP4587432B2 (ja) * 2001-08-30 2010-11-24 キヤノン株式会社 シンチレータパネル、放射線検出装置及びシステム
EP1376616B1 (en) * 2002-06-28 2012-08-15 Agfa HealthCare NV Method for producing X-ray images using a binderless storage phosphor screen comprising a support including an amorphous (a-C) carbon layer
EP1376615B1 (en) * 2002-06-28 2012-08-29 Agfa HealthCare NV Binderless storage phosphor screen
JP2004205460A (ja) * 2002-12-26 2004-07-22 Konica Minolta Holdings Inc 放射線画像変換パネル及び放射線画像変換パネルの製造方法
US20040159801A1 (en) * 2003-01-09 2004-08-19 Konica Minolta Holdings, Inc. Radiographic image conversion panel
JP4323827B2 (ja) * 2003-02-14 2009-09-02 キヤノン株式会社 固体撮像装置及び放射線撮像装置
US7355184B2 (en) * 2003-04-07 2008-04-08 Canon Kabushiki Kaisha Radiation detecting apparatus and method for manufacturing the same
US7315027B2 (en) * 2003-10-22 2008-01-01 Canon Kabushiki Kaisha Radiation detection device, scintillator panel, method of making the same, making apparatus, and radiation image pick-up system
DE602006008994D1 (de) * 2005-01-13 2009-10-22 Aloka Co Ltd Szintillatorteil und Herstellungsverfahren dafür sowie Strahlungsmessvorrichtung
US7772558B1 (en) * 2006-03-29 2010-08-10 Radiation Monitoring Devices, Inc. Multi-layer radiation detector and related methods
DE102006022138A1 (de) * 2006-05-11 2007-11-15 Siemens Ag Szintillatorplatte
DE102006024893A1 (de) * 2006-05-24 2007-12-06 Siemens Ag Szintillatorplatte
DE102006038969B4 (de) 2006-08-21 2013-02-28 Siemens Aktiengesellschaft Röntgenkonverterelement und Verfahren zu dessen Herstellung
US7465932B1 (en) 2007-06-15 2008-12-16 Hamamatsu Photonics K.K. Radiation image conversion panel, scintillator panel, and radiation image sensor
US7732788B2 (en) * 2007-10-23 2010-06-08 Hamamatsu Photonics K.K. Radiation image converting panel, scintillator panel and radiation image sensor
US7468514B1 (en) * 2007-06-15 2008-12-23 Hamamatsu Photonics K.K. Radiation image conversion panel, scintillator panel, and radiation image sensor
US7977646B2 (en) * 2008-04-17 2011-07-12 Saint-Gobain Ceramics & Plastics, Inc. Scintillation detector reflector
WO2010007807A1 (ja) * 2008-07-18 2010-01-21 コニカミノルタエムジー株式会社 放射線シンチレータおよび放射線画像検出器
JP5402933B2 (ja) * 2008-08-28 2014-01-29 コニカミノルタ株式会社 放射線画像変換パネル及びその製造方法
CN101604118B (zh) * 2008-12-31 2012-07-04 中国工程物理研究院流体物理研究所 一种将高能x射线图像转换为可见光图像的装置
CN101738631B (zh) * 2009-12-29 2012-10-10 上海新漫传感技术研究发展有限公司 一种碘化锂闪烁探测器及其制备方法
GB2477346B (en) * 2010-02-01 2016-03-23 Scintacor Ltd Scintillator assembly for use in digital x-ray imaging
CN101900824B (zh) * 2010-06-24 2012-05-09 江苏康众数字医疗设备有限公司 闪烁体封装薄膜及封装方法
JP5728250B2 (ja) * 2011-03-01 2015-06-03 キヤノン株式会社 放射線検出装置、シンチレータパネル、それらの製造方法、および放射線検出システム
JP5922518B2 (ja) * 2012-07-20 2016-05-24 浜松ホトニクス株式会社 シンチレータパネル及び放射線検出器
CN104022047B (zh) * 2014-06-10 2018-02-16 平生医疗科技(昆山)有限公司 一种易潮解性辐射晶体面板的封装方法及结构
EP3271753A1 (en) * 2015-03-20 2018-01-24 Varex Imaging Corporation Scintillator
JP6487263B2 (ja) * 2015-04-20 2019-03-20 浜松ホトニクス株式会社 放射線検出器及びその製造方法
JP6433560B1 (ja) * 2017-09-27 2018-12-05 浜松ホトニクス株式会社 シンチレータパネル及び放射線検出器
US20180061608A1 (en) * 2017-09-28 2018-03-01 Oxford Instruments X-ray Technology Inc. Window member for an x-ray device
JP7325295B2 (ja) * 2019-10-24 2023-08-14 浜松ホトニクス株式会社 シンチレータパネル、放射線検出器、シンチレータパネルの製造方法、及び、放射線検出器の製造方法

Family Cites Families (16)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4543485A (en) * 1981-11-24 1985-09-24 Hitachi Chemical Company, Ltd. Scintillator for radiation detection and process for producing the same
JPH077114B2 (ja) 1987-03-04 1995-01-30 コニカ株式会社 加熱乾燥手段を有するx線写真増感用蛍光体パネル
JPS63215987A (ja) * 1987-03-04 1988-09-08 Hamamatsu Photonics Kk 高解像シンチレ−シヨンフアイバ−プレ−ト
JP2611295B2 (ja) * 1987-12-28 1997-05-21 株式会社日立製作所 放射線検出器およびその製造方法
JPH0697280B2 (ja) 1988-02-05 1994-11-30 富士写真フイルム株式会社 放射線像変換パネル
US5168540A (en) * 1990-09-12 1992-12-01 Advanced Technology Materials Inc. Scintillating articles and method of making the same
US5153438A (en) 1990-10-01 1992-10-06 General Electric Company Method of forming an x-ray imaging array and the array
JP3034587B2 (ja) * 1990-11-07 2000-04-17 コニカ株式会社 放射線画像変換パネル
US5179284A (en) * 1991-08-21 1993-01-12 General Electric Company Solid state radiation imager having a reflective and protective coating
US5132539A (en) 1991-08-29 1992-07-21 General Electric Company Planar X-ray imager having a moisture-resistant sealing structure
US5148029A (en) * 1991-09-23 1992-09-15 Siemens Gammasonics, Inc. Improved seal scintillation camera module and method of making it
JPH0721560A (ja) 1993-06-30 1995-01-24 Sony Corp 磁気記録媒体の製造方法
JPH07218698A (ja) 1994-01-28 1995-08-18 Sony Corp 蛍光板およびそれを利用した放射線撮影装置、並びに蛍光板の製造方法
JP3075134B2 (ja) 1995-04-04 2000-08-07 株式会社日立製作所 反射型液晶表示装置
FR2774175B1 (fr) 1998-01-27 2000-04-07 Thomson Csf Capteur electronique matriciel photosensible
US6835936B2 (en) 2001-02-07 2004-12-28 Canon Kabushiki Kaisha Scintillator panel, method of manufacturing scintillator panel, radiation detection device, and radiation detection system

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8975589B2 (en) 2012-10-31 2015-03-10 Canon Kabushiki Kaisha Scintillator, radiation detection apparatus, and manufacturing method thereof

Also Published As

Publication number Publication date
KR100389980B1 (ko) 2003-07-12
EP1118878B1 (en) 2005-08-17
USRE39806E1 (en) 2007-09-04
EP1118878A1 (en) 2001-07-25
AU4168199A (en) 2000-01-05
WO1999066348A1 (fr) 1999-12-23
EP1118878A4 (en) 2001-09-26
CN1305595A (zh) 2001-07-25
KR20010071511A (ko) 2001-07-28
US20020074502A1 (en) 2002-06-20
DE69926769D1 (de) 2005-09-22
CN1152265C (zh) 2004-06-02
US6469307B2 (en) 2002-10-22
DE69926769T2 (de) 2006-06-29

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4279462B2 (ja) シンチレータパネル、放射線イメージセンサ及びその製造方法
JP3789785B2 (ja) 放射線イメージセンサ
EP1211521B1 (en) Scintillator panel and radiation image sensor
JP3126715B2 (ja) シンチレータパネル及び放射線イメージセンサ
JP3789646B2 (ja) 放射線イメージセンサ
JP3691392B2 (ja) シンチレータパネル
US7034306B2 (en) Scintillator panel and radiation image sensor
JP3691391B2 (ja) 放射線イメージセンサ及びその製造方法
US6753531B2 (en) Scintillator panel and radiation image sensor
EP1365261B1 (en) Scintillator panel and radiation image sensor
WO1999066346A1 (fr) Plaque de scintillateurs, capteur d'image radiologique et procede de fabrication
JP4083874B2 (ja) シンチレータファイバプレート及び放射線イメージセンサ
JP2001183464A (ja) シンチレータパネル及び放射線イメージセンサ
EP1862821A1 (en) Scintillator panel and radiation ray image sensor

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20060606

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20081209

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090209

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20090310

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20090312

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120319

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4279462

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130319

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130319

Year of fee payment: 4

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees