JP4274482B2 - ダイカスト装置 - Google Patents

ダイカスト装置 Download PDF

Info

Publication number
JP4274482B2
JP4274482B2 JP2005157693A JP2005157693A JP4274482B2 JP 4274482 B2 JP4274482 B2 JP 4274482B2 JP 2005157693 A JP2005157693 A JP 2005157693A JP 2005157693 A JP2005157693 A JP 2005157693A JP 4274482 B2 JP4274482 B2 JP 4274482B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lubricating oil
sleeve
injection piston
peripheral surface
oil supply
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2005157693A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2006043766A (ja
Inventor
克行 新木
明 西山
勇 井筒
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Taiho Kogyo Co Ltd
Original Assignee
Taiho Kogyo Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Taiho Kogyo Co Ltd filed Critical Taiho Kogyo Co Ltd
Priority to JP2005157693A priority Critical patent/JP4274482B2/ja
Priority to US11/165,646 priority patent/US7210514B2/en
Publication of JP2006043766A publication Critical patent/JP2006043766A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4274482B2 publication Critical patent/JP4274482B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B22CASTING; POWDER METALLURGY
    • B22DCASTING OF METALS; CASTING OF OTHER SUBSTANCES BY THE SAME PROCESSES OR DEVICES
    • B22D17/00Pressure die casting or injection die casting, i.e. casting in which the metal is forced into a mould under high pressure
    • B22D17/20Accessories: Details
    • B22D17/2015Means for forcing the molten metal into the die
    • B22D17/2023Nozzles or shot sleeves
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B22CASTING; POWDER METALLURGY
    • B22DCASTING OF METALS; CASTING OF OTHER SUBSTANCES BY THE SAME PROCESSES OR DEVICES
    • B22D17/00Pressure die casting or injection die casting, i.e. casting in which the metal is forced into a mould under high pressure
    • B22D17/20Accessories: Details
    • B22D17/2015Means for forcing the molten metal into the die
    • B22D17/2038Heating, cooling or lubricating the injection unit

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Molds, Cores, And Manufacturing Methods Thereof (AREA)

Description

本発明はダイカスト装置に関し、より詳しくはスリーブの内周面と注入ピストンの外周面との間に潤滑油を供給する潤滑油供給手段の改良に関する。
従来、ダイカスト装置として、相互に当接して鋳造空間を形成する少なくとも2つの第1型と第2型と、上記第1型に取付けられて、上記鋳造空間に連通するスリーブと、このスリーブ内に摺動可能に設けられて、該スリーブ内に供給された溶湯を上記鋳造空間に注入する注入ピストンと、この注入ピストンを往復動させる駆動手段と、上記スリーブの内周面と注入ピストンの外周面の間に潤滑油を供給する潤滑油供給手段とを備えたものは周知である。
そして上記潤滑油供給手段として、潤滑油供給源に連通するノズルの先端部をスリーブの端面の上方位置に位置させ、このノズルの先端部からスリーブと注入ピストンとの間隙に向けて潤滑油を滴下するようにしたものが知られている。(特許文献1)
またその他の潤滑油供給手段として、潤滑油を滴下するのではなくスプレーノズルから噴霧状態で供給するようにしたものも知られている。(特許文献2)
特開平11−77274号公報 特開平6−142877号公報
しかしながら従来のいずれの潤滑油供給手段であっても、スリーブの端面と注入ピストンの端面との間隙から双方の内周面全体に潤滑油を行き渡らせるのは困難であり、潤滑油が行き渡らない部分若しくは潤滑油が行き渡るまでに時間を要する部分の磨耗が早く進行してしまいスリーブと注入ピストンの寿命に影響を及ぼしていた。
上述した問題を解決するために、潤滑油の供給量を多くすることが考えられるが、必要以上に潤滑油を供給すると余分な潤滑油が鋳込み時に溶湯と反応しガス化して巣発生やメッキ不良を生じてしまうといった欠点がある。
本発明はこのような事情に鑑み、従来に比較してスリーブと注入ピストンの寿命を向上させる潤滑油供給手段を備えるダイカスト装置を提供するものである。
すなわち本発明では、相互に当接して鋳造空間を形成する少なくとも2つの第1型と第2型と、上記第1型に取付けられて、上記鋳造空間に連通するスリーブと、このスリーブ内に摺動可能に設けられて、該スリーブ内に供給された溶湯を上記鋳造空間に注入する注入ピストンと、この注入ピストンを往復動させる駆動手段と、上記スリーブの内周面と注入ピストンの外周面の間に潤滑油を供給する潤滑油供給手段とを備えたダイカスト装置において、
上記潤滑油供給手段は、上記スリーブの内周面と注入ピストンの外周面との間に潤滑油を供給する潤滑油供給通路と、上記スリーブの内周面と注入ピストンの外周面との間にエアを供給するエア供給通路とを備えており、
また上記注入ピストンが後退端となるスリーブの内周面に、該注入ピストンの外周面との間に空間を形成する円周方向に連続した溝部を穿設するとともに、該溝部の中心を上記スリーブの中心よりも上方へオフセットさせて配置し、さらに上記溝部内に上記潤滑油供給通路とエア供給通路とを開口させて、上記潤滑油供給通路の潤滑油をエア供給通路のエアによって注入ピストンの外周面とスリーブの内周面との間に圧送するようにしたものである。
上述した潤滑油供給手段によれば、潤滑油をエアによって圧送しているので、必要最小限の量の潤滑油を注入ピストンの外周面の広範囲にわたってすばやく行き渡らせることができる。
また、上記溝部の中心はスリーブの中心よりも上方へオフセットさせてあるので、溝部の容積は上方に比較して下方で小さくなり、潤滑油供給通路から供給されて溝部の下方に貯溜される潤滑油は少量でもその液面が溝部内で速やかに上昇するようになり、したがって注入ピストンの外周面円周方向全域に速やかに行き渡るようになる。
したがって、従来に比較して少ない潤滑油量でスリーブと注入ピストンの寿命を向上させることができるとともに、スリーブ内で溶湯と反応して発生するガスも抑えることができるので、鋳巣の発生を防止して製品の品質を向上することができる。
以下図示実施例について本発明を説明すると、1は本発明の潤滑油供給手段2を適用した小型のダイカスト装置1であり、このダイカスト装置1は、図示しない固定フレームに取付けた第1型としての固定型3と、図示しないシリンダ装置によって進退動されて上記固定型3に接離される第2型としての可動型4(図5参照)とを備えており、上記固定型3に可動型4が圧接されることにより両者間に密閉された鋳造空間5(図5参照)が形成されるようになっている。
上記固定型3には、上記鋳造空間5に連通するとともに、その内部を湯道6とするスリーブ7が設けられており、このスリーブ7内に図示しない駆動手段によって進退動される注入ピストン9を摺動可能に設けている。
上記スリーブ7の末端には、上方部分を切欠いて溶湯を内部に注湯するための注湯口10を形成してあり、上記注入ピストン9が図1に示す後退端に位置しているときに注湯口10より溶湯を注湯するようになっている。
ところで、スリーブ7と注入ピストン9のクリアランスはその大きさによっても異なるが一般的には0.03〜0.06mm程度と僅かである。このため、スリーブの端面と注入ピストンの端面との隙間に対して潤滑油を滴下させていただけの従来では、スリーブの内周面または注入ピストンの外周面に潤滑油が行き渡らない部分が生じたり或は潤滑油が行き渡るまでに時間を要する部分が生じていた。そして、このような部分では磨耗の進行が早くなりスリーブと注入ピストンの寿命に影響を及ぼしていた。
しかして本実施例の潤滑油供給手段2は、上述した従来の潤滑油供給手段に比較してスリーブ7と注入ピストン9の寿命を向上させることのできるようにしたものである。
すなわち、潤滑油供給手段2は、図2に示すようにスリーブ7の末端側の外周部に穿設した縦孔15に接続されて、この縦孔15を介してスリーブ7内に連通するエア供給通路16と、上記縦孔15に連通する横孔17に接続されて、この横孔17と縦孔15を介してスリーブ7内に連通する潤滑油供給通路19とを備えている。上記エア供給通路16は、図示しないエア供給源としてのコンプレッサに接続されるとともに、図1に示すように、その途中にこれを開閉するエア供給弁18が設けられており、また上記潤滑油供給通路19は、潤滑油供給源としてのエアシリンダに接続されるとともに、このエアシリンダにエアを給排するエア切換え弁、すなわち潤滑油供給弁20を設けている。
また上記スリーブ7の内周面には、図2、図3に示すように円周方向に連続する断面円弧状の環状の溝部21が穿設してあり、この溝部21内に上記縦孔15が開口している。つまり溝部21内に上記エア供給通路16および潤滑油供給通路19が開口している。
これにより注入ピストン9が後退端に位置したときには、上記溝部21と注入ピストン9の外周面との間に上記クリアランス(0.03〜0.06mm)よりもクリアランスの大きな環状空間Xが形成されるようになる。
また、上記円周方向に連続する溝部21の中心O’は、上記スリーブ7の中心Oよりも上方へ1〜5mm程度オフセットされて配置されており、これにより溝部21の深さは下方で浅く、上方で深くなっている。その結果、溝部21の容積は上方に比較して下方で小さくなるので、上方の潤滑油供給通路19から供給されて溝部21の下方に貯溜される潤滑油は少量でもその液面が溝部21内で速やかに上昇するようになり、したがって注入ピストン9の外周面円周方向全域に速やかに行き渡るようになる。
また注入ピストン9と駆動手段を連結する連結ロッド22の外径は注入ピストン9の外径よりも適宜小径に設定しており、これにより連結ロッド22がスリーブ7内に挿入された際には、スリーブ7の内周面と連結ロッド22の外周面のクリアランスはスリーブ7と注入ピストン9のクリアランスよりも大きくなる一方で、上記溝部21と連結ロッド22の外周面との間にこのクリアランスよりも大きな環状空間Y(図4、図5参照)が形成されるようになっている。
上記エア供給弁18と潤滑油供給弁20は、ダイカスト装置1全体を統括制御する制御装置25によって開閉制御されるようになっており、この制御装置25は、注入ピストン9と駆動手段を連動させる連結ロッド22の移動軌跡上に配置した一対の検出器としての第1、第2タッチセンサ26、27より注入ピストン9が後退端または前進端に位置したことを入力されるようになっている。
上記第1タッチセンサ26は駆動手段に接近して配置されるとともに、第2タッチセンサ27は固定型3に接近させて配置されており、これら第1、第2タッチセンサ26、27の各センサ部に対して連結ロッド22の外周面から半径方向外方に突出させた当接部28が当接するようになっており、つまり第1タッチセンサ26により注入ピストン9が図1に示す後退端に位置したのを検出し、第2タッチセンサ27により注入ピストン9が図3に示す前進端に位置したのを検出するようになっている。
次に制御装置25について説明する。制御装置25は、図1に示すように上記第1タッチセンサ26によって注入ピストン9が後退端に位置したことを入力されたら、鋳込み前に潤滑油供給手段2の潤滑油供給弁20を所定時間開放させて潤滑油を供給するとともにこれを閉鎖してから、エア供給弁18を所定時間開放させてエアを供給するとともにこれを閉鎖する。
上記潤滑油供給手段2によって潤滑油とエアを供給したら、次に図4に示すように駆動手段によって注入ピストン9をスリーブ7内に溶湯がない状態で前進端まで前進させる空運転を行なうとともにこの状態で一旦停止させるようになっており、このときエア供給弁18を所定時間開放してエアを供給するとともにこれを閉鎖する。
上記駆動手段によって注入ピストン9を前進端から後退端に後退させたら、次に注湯手段によりスリーブ7内に例えばアルミニウム合金からなる溶湯を供給し、この後に駆動手段により注入ピストン9を前進させてスリーブ7内の溶湯を鋳造空間5に射出させて鋳込むようになっており、この状態で駆動手段を一時停止させる一方で、注湯手段は次の注湯の準備状態に復帰させる。このとき注入ピストン9は、鋳造空間5内の溶湯に圧力を加えながら前進端と後退端の間で静止した状態となる。
そして鋳造空間5内のアルミニウム合金が凝固したところで可動型4を後退させながら、注入ピストン9を前進端まで前進させて鋳物を取出す。このとき第2タッチセンサ27に当接部28が当接して注入ピストン9が前進端に位置したことが入力されたら、潤滑油供給手段2のエア供給弁18を開放して溝部21内にエアだけを供給し、溝部21内に残留する金属小片(バリ)および金属粉を外部に向けて吹き飛ばして除去する一方、注入ピストン9の先端部が冷却されるまで若干待機する。これは、注入ピストン9の先端部は溶湯に直接接触してスリーブ7とのクリアランス以上に膨張しているため、その状態で注入ピストン9を後退させてスリーブ7の内面および注入ピストン9の外周面を損傷させるのを防止するためである。
注入ピストン9の先端部が冷却されたら、図5に示すように駆動手段により注入ピストン9を後退端まで後退させる。このとき、第2タッチセンサ27によって注入ピストン9が後退端に位置したことが入力されたら、前回と同様に先に潤滑油供給弁20を所定時間開放して潤滑油を供給するとともに、この後にエア供給弁18を所定時間開放してエアを供給するようになっており、これ以降制御装置25は上述した制御を繰り返すようになっている。
以上の構成を有するダイカスト装置1の潤滑油供給手段2の作動について説明すると、固定型3と可動型4が分離されるとともに、注入ピストン9が後退端に位置している図1に示す状態、すなわち鋳込み前の状態では、制御装置25によって先行して潤滑油供給弁20を所定時間開放させてエアシリンダを介して送り出した潤滑油を潤滑油供給通路19、横孔17および縦孔15を介して溝部21内に、より具体的にはスリーブ7の溝部21と注入ピストン9の外周面との間に形成される広い環状空間X内に潤滑油を所定量導入する。
このとき、前述したように溝部21の中心O’をスリーブ7の中心Oよりも上方へオフセットして配置してあるので、潤滑油供給通路19から供給される潤滑油が少量でも注入ピストン9の外周面円周方向全域に速やかに行き渡らせることができる。
上記環状空間X内に潤滑油を所定量導入したら、次にエア供給弁18を所定時間開放してエア供給通路16および縦孔15を介して上記環状空間X内にエアを供給する。これにより環状空間Xの内圧が上昇するとともに、これに伴って環状空間X内のエアがスリーブ7の内周面(末端側)と注入ピストン9の外周面との間隙(クリアランス)を介して外部に向けて逃げるようになり、このとき環状空間X内に導入されている潤滑油がエアによって両者の間隙内に広範囲にわたって、かつ早く圧送される。
そして上記エア供給弁18を閉鎖すると、今度は潤滑油をスリーブ7の内周面全体に広げるために、つまり現段階では潤滑油がスリーブ7の末端側の内周面に広がっているに過ぎないので、これを全体に行き渡らせるために潤滑油の塗付された注入ピストン9が溶湯が注湯されていない状態で空往復動するようになっており、このとき注入ピストン9が前進端に位置したことが第2タッチセンサ27によって検出されると、制御装置25によってエア供給弁18を開放して溝部21内、より具体的には溝部21とスリーブ7内に挿入される連結ロッド22の外周面との間にそれ以外の部分よりもクリアランスの大きな環状空間Y内にエアを供給して溝部21内に残留する金属小片(バリ)および金属粉を外部に向けて吹き飛ばして除去するようになっている。
そして、注入ピストン9が後退されて第2タッチセンサ27から離隔したらエア供給弁18が閉鎖される。その後可動型4が固定型3に当接して鋳造空間5が形成される一方、図示しない注湯手段により注湯口10を介してスリーブ7内に注湯されるようになっており、この注湯が終了すると後退端位置に位置している注入ピストン9が前進端まで前進されて上記鋳造空間5にアルミニウム合金の溶湯が射出される。
そして鋳物を取出すときに第2タッチセンサ27から注入ピストン9が前進端位置に位置したことが入力されたら、エア供給弁18が開放されてスリーブ7の溝部21と連結ロッド22の外周部との間に形成される環状空間Y内にエアを供給して空往復動時に溝部21内に持ち込まれた金属小片(バリ)および金属粉を外部に向けて吹き飛ばして除去するようになっている。
そして、これ以降は潤滑油供給手段2は、上述した作動を繰り返し行なうようになっている。
以上の説明より理解されるように、上記潤滑油供給手段2によれば、従来に比較して潤滑油を広範囲にわたって、かつ早く行き渡らせることができるので従来に比較してスリーブ7と注入ピストン9の寿命を向上させることができる。
なお上記実施例では、潤滑油供給弁20の後にエア供給弁18を開放させるようにしていたがこれに限定されるものではなく、潤滑油供給弁20とエア供給弁18を同時に開放させるようにしてもよく、すなわち潤滑油を環状空間X内に噴霧するようにしてもよい。
また上記実施例では、空運転時と鋳込み時とにエア供給弁18を開放させるようにしていたがこれに限定されるものではなく、いずれか一方のみであってもよい。
さらに上記実施例では、第1、第2タッチセンサ26、27を用いていたが、これ以外のセンサであってもよい。
本発明の一実施例を示す側面図。 スリーブ7の末端部の拡大断面図。 スリーブ7と注入ピストン9の右側面図。 注入ピストン9の空運転時を示す側面図。 鋳込み状態を示す側面図。
符号の説明
1…ダイカスト装置 2…潤滑油供給手段
3…固定型(第1型) 4…可動型(第2型)
5…鋳造空間 7…スリーブ
9…注入ピストン 16…エア供給通路
18…エア供給弁 19…潤滑油供給通路
20…潤滑油供給弁 21…溝部

Claims (4)

  1. 相互に当接して鋳造空間を形成する少なくとも2つの第1型と第2型と、上記第1型に取付けられて、上記鋳造空間に連通するスリーブと、このスリーブ内に摺動可能に設けられて、該スリーブ内に供給された溶湯を上記鋳造空間に注入する注入ピストンと、この注入ピストンを往復動させる駆動手段と、上記スリーブの内周面と注入ピストンの外周面の間に潤滑油を供給する潤滑油供給手段とを備えたダイカスト装置において、
    上記潤滑油供給手段は、上記スリーブの内周面と注入ピストンの外周面との間に潤滑油を供給する潤滑油供給通路と、上記スリーブの内周面と注入ピストンの外周面との間にエアを供給するエア供給通路とを備えており、
    また上記注入ピストンが後退端となるスリーブの内周面に、該注入ピストンの外周面との間に空間を形成する円周方向に連続した溝部を穿設するとともに、該溝部の中心を上記スリーブの中心よりも上方へオフセットさせて配置し、さらに上記溝部内に上記潤滑油供給通路とエア供給通路とを開口させて、上記潤滑油供給通路の潤滑油をエア供給通路のエアによって注入ピストンの外周面とスリーブの内周面との間に圧送するようにしたことを特徴とするダイカスト装置。
  2. 上記潤滑油供給通路にはこれを開閉する潤滑油供給弁が設けられる一方、上記エア供給通路にはこれを開閉するエア供給弁が設けられており、これら両供給弁は、注入ピストンが後退端に位置したときに開放して潤滑油とエアとを供給することを特徴とする請求項1に記載のダイカスト装置。
  3. 上記潤滑油供給弁は、エア供給弁よりも先に開放されるようになっていることを特徴とする請求項2に記載のダイカスト装置。
  4. 上記潤滑油供給弁とエア供給弁とは、同時に開放されるようになっていることを特徴とする請求項2に記載のダイカスト装置。
JP2005157693A 2004-06-30 2005-05-30 ダイカスト装置 Expired - Fee Related JP4274482B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005157693A JP4274482B2 (ja) 2004-06-30 2005-05-30 ダイカスト装置
US11/165,646 US7210514B2 (en) 2004-06-30 2005-06-24 Die casting machine

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004193317 2004-06-30
JP2005157693A JP4274482B2 (ja) 2004-06-30 2005-05-30 ダイカスト装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2006043766A JP2006043766A (ja) 2006-02-16
JP4274482B2 true JP4274482B2 (ja) 2009-06-10

Family

ID=35512701

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005157693A Expired - Fee Related JP4274482B2 (ja) 2004-06-30 2005-05-30 ダイカスト装置

Country Status (2)

Country Link
US (1) US7210514B2 (ja)
JP (1) JP4274482B2 (ja)

Families Citing this family (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4432928B2 (ja) * 2006-04-04 2010-03-17 トヨタ自動車株式会社 車両支援システム
JP4531083B2 (ja) * 2007-08-24 2010-08-25 本田技研工業株式会社 ダイカスト装置
CN102941331B (zh) * 2012-12-04 2015-05-20 宁波勋辉电器有限公司 一种压铸机冲头润滑定给装置
DE102012025447B4 (de) * 2012-12-21 2016-11-03 Wieland Anlagentechnik Gmbh Druckgussvorrichtung, Schmiermittelversorgungssystem und Schmierverfahren
EP3297779B1 (en) * 2015-05-20 2020-07-15 Alustrategy S.r.l. Improvements relating to equipments for the manufacture of articles made of light alloy or similar
US10520249B2 (en) * 2016-01-22 2019-12-31 Encana Corporation Process and apparatus for processing a hydrocarbon gas stream
CN109332638A (zh) * 2018-12-07 2019-02-15 蚌埠隆华压铸机有限公司 一种便于压射的压铸机

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4929215Y1 (ja) * 1970-12-15 1974-08-08
JP3180281B2 (ja) 1992-11-12 2001-06-25 東芝機械株式会社 ダイカストマシンのプランジャ潤滑方法
JPH1177274A (ja) 1997-09-04 1999-03-23 Ahresty Corp プランジャチップ・加圧ピン等の潤滑方法
IT1317350B1 (it) * 2000-06-20 2003-06-16 Idra Presse S P A Struttura di iniettore particolarmente per impianto di pressofusionesottovuoto.

Also Published As

Publication number Publication date
US7210514B2 (en) 2007-05-01
US20060000573A1 (en) 2006-01-05
JP2006043766A (ja) 2006-02-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4274482B2 (ja) ダイカスト装置
US7464744B2 (en) Shot sleeve insert and method of retarding heat erosion within a shot sleeve bore
JPH01245953A (ja) ダイカスト方法およびダイカスト装置
US8371363B2 (en) Apparatus for die casting, the use of such an apparatus and method for die casting
KR20100054795A (ko) 부품들의 다이캐스팅을 위한 방법 및 장치
US20040099399A1 (en) Die casting machine
US8997834B2 (en) Method for producing of hollow die cast products
KR102398059B1 (ko) 고진공 다이캐스팅 금형
JP5210979B2 (ja) 内燃機関用ピストンの製造方法、このピストン製造装置及びこの製造装置によって製造されたピストン
US5842510A (en) Application method of powder state mold lubricant to die-casting mold and die-casting apparatus
US5842509A (en) Application method of powder mold lubricant to vacuum die-casting mold and vacuum die-casting apparatus
JP3842163B2 (ja) ダイカスト鋳造装置及びダイカスト鋳造方法
JP6730822B2 (ja) 真空ダイカスト装置
JPH0687060A (ja) ダイカスト鋳造機の射出プランジャ装置
JP2022134173A (ja) ダイカスト用装置およびダイカスト法
JPH0890197A (ja) ダイカスト鋳造装置及びダイカスト鋳造方法
JP2020082175A (ja) ダイカスト鋳造装置
JP2007301592A (ja) プランジャおよびプランジャの潤滑方法
KR100369591B1 (ko) 다이캐스팅머신의 사출실린더장치
JP2005036781A (ja) 燃料分配管の製造方法
JP2005334909A (ja) ダイキャスト方法
JP4011507B2 (ja) 水平射出型ダイカストマシンの射出スリーブ潤滑装置及び射出スリーブ潤滑方法
JP4235053B2 (ja) 鋳造型の密閉式離型剤塗布システム
JP5351322B2 (ja) 内燃機関用ピストン
JP7375635B2 (ja) 射出装置並びにその潤滑及び冷却方法

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20060714

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20060719

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20060919

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20070418

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20070608

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090205

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20090227

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4274482

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120313

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130313

Year of fee payment: 4

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130313

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140313

Year of fee payment: 5

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees