JP4274051B2 - 回転検出装置及び回転検出装置の製造方法 - Google Patents

回転検出装置及び回転検出装置の製造方法 Download PDF

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Description

本発明は、磁気抵抗素子を用いてロータの回転態様を検出する回転検出装置及び回転検出装置の製造方法に関するものである。
従来、この種の回転検出装置としては、例えば特許文献1に記載の態様でロータの回転態様を検出するものが知られている。そして、このような態様でロータの回転態様を検出する回転検出装置の構造としては、図6及び図7に示すようなものが一般的に知られている。
図6は、上記回転検出装置の内部構造についてその一例を示したものであり、図6(a)にその断面構造を、図6(b)にその平面構造をそれぞれ示す。この回転検出装置は、センサチップ10a及び処理回路チップ10bと、バイアス磁界を発生するバイアス磁石11とがリードフレーム12の表裏にそれぞれ組み付けられて構成されている。
上記センサチップ10aは、磁気ベクトルの変化を抵抗値の変化として感知する磁気抵抗素子MRE1〜MRE4を備えて構成されている。これら磁気抵抗素子MRE1〜MRE4は、磁気抵抗素子MRE1及びMRE2からなるハーフブリッジ回路と、磁気抵抗素子MRE3及びMRE4からなるハーフブリッジ回路との2組のハーフブリッジ回路を形成している。
また、上記処理回路チップ10bは、上記センサチップ10aと配線14aを介して電気的に接続されており、センサチップ10aから出力される電気信号の差動増幅、2値化等の信号処理を行うものである。また、この処理回路チップ10bは、モールド部材13から導出される端子15a及び15b(給電端子と出力端子とを兼ねる)と配線14bを介して接続されている。
また、上記バイアス磁石11は、例えば直方体形状からなり、上記センサチップ10aの磁気抵抗素子MRE1〜MRE4に対してバイアス磁界を付与するものである。なお、このバイアス磁石11はセンサチップ10aに近い側がN極、その反対側がS極に着磁されている。
図7は、上記センサチップ10aとバイアス磁石11との関係を模式的に示したものである。この図7に示すように、上記回転検出装置により回転態様が検出されるロータRTとしては一般に、その周縁部がN極とS極とに交互に着磁された着磁ロータが使用される。
そして、このような回転検出装置にあっては、上記センサチップ10aの近傍にて上記ロータRTが回転するとき、バイアス磁石11による磁気ベクトル、及びロータRTによる磁気ベクトルの合成ベクトルVが変化し、この合成ベクトルVの変化が磁気抵抗素子MRE1〜MRE4の抵抗値変化として感知されて、その対応する電気信号が上記処理回路チップ10b(図7)に出力される。すなわちここでは、それぞれハーフブリッジ回路を形成する磁気抵抗素子MRE1およびMRE2と磁気抵抗素子MRE3およびMRE4とにおける各中点電位の変化が処理回路チップ10bに与えられ、該処理回路チップ10bにおいて差動増幅や2値化などの処理が施された後、その2値化された信号が端子15aおよび15bから取り出される。
ここで、上記回転検出装置の一般的な製造方法について、図8を参照して説明する。
同回転検出装置の製造に際してはまず、図8(a)に示されるように、予め所定の形状に形成されたリードフレーム12の片面側に上記センサチップ10aおよび処理回路チップ10bを例えば接着剤により組み付ける。なお、これらセンサチップ10a及び処理回路チップ10bは、リードフレーム12に形成されたチップマウントに組み付けられる。次に、図8(b)に示されるように、上記センサチップ10aと処理回路チップ10b、および処理回路チップ10bと上記端子15a及び15bとをそれぞれ配線14a及び14bにより電気的に接続する(ワイヤボンディング)。そして、図8(c)に示されるように、上記リードフレーム12のうち、上記センサチップ10aおよび処理回路チップ10bが組み付けられたチップ組付け面12aと反対側の面に形成されたマウント部に、上記バイアス磁石11を例えば接着剤により組み付ける。その後、上記センサチップ10a、処理回路チップ10b、およびバイアス磁石11が組み付けられたリードフレーム12を先の図6に例示した態様でモールド部材13により一体に樹脂モールドする。これによって、上述した回転検出装置が製造される。
特開2002−357454号公報
ところで、上述の回転検出装置では、上記センサチップ10aおよびバイアス磁石11がリードフレーム12の表裏に各々独立した工程により組み付けられる。このため、上記センサチップ10aおよびバイアス磁石11のそれぞれがリードフレーム12に対して公差のある状態で組み付けられることとなり、それらセンサチップ10aおよびバイアス磁石11に発生する公差の態様によっては、バイアス磁石11とセンサチップ10aとの位置関係が設計基準の許容範囲からずれることがある。そしてその結果、上記磁気抵抗素子MRE1〜MRE4に対するバイアス磁石11の磁気ベクトルの開き角度にずれが生じることがあり、それにより回転検出装置としてのギャップ性能の低下を招いてしまうおそれがあった。
本発明は、上記実情に鑑みなされたものであって、その目的は、磁気抵抗素子に対する磁気ベクトルの開き角度のずれを好適に抑制することのできる回転検出装置および回転検出装置の製造方法を提供することにある。
こうした目的を達成するため、請求項1に記載の発明では、磁気抵抗素子を有するセンサチップと、前記磁気抵抗素子にバイアス磁界を付与するバイアス磁石とがリードフレームの表裏にそれぞれ組み付けられた状態で一体に樹脂モールドされてなり、前記センサチップの近傍にてロータが回転するときに前記バイアス磁界と協働して生じる磁気ベクトルの変化を前記磁気抵抗素子の抵抗値変化として感知して前記ロータの回転態様を検出する回転検出装置として、前記バイアス磁石を、その一部が前記リードフレームの前記センサチップが組み付けられる面に露出される態様で、同リードフレームに一体に形成する構成とした。
こうした構成によれば、上記リードフレームの上記センサチップが組み付けられる面に露出するバイアス磁石を基準として上記センサチップをリードフレームに組み付けることが可能となる。すなわちこの場合、上記バイアス磁石は、リードフレームに対して基本的に公差のない状態で組み付けられることとなる。そしてここでは、この基本的に公差のないバイアス磁石の露出面を基準として上記センサチップを組み付けることができることから、それらバイアス磁石との間の位置的な公差についてもこれを最小限に抑えることが可能となる。すなわち、上記磁気抵抗素子に付与される磁気ベクトルのこれらセンサチップとバイアス磁石との位置関係に起因する開き角度のずれについてはこれを好適に抑制することができるようになる。また、上記バイアス磁石が、上記リードフレームのセンサチップが組み付けられる面に露出される構成であるため、少なくともリードフレームの厚さ分だけ従来の回転検出装置に比べてバイアス磁石をセンサチップに近づけることが可能となる。このため、従来の回転検出装置に比べて、より小型のバイアス磁石で回転検出装置として必要な磁力を確保することができるようになり、回転検出装置のさらなる小型化を図ることができるようにもなる。
なお、上記バイアス磁石の露出態様としては、上記リードフレームの上記センサチップが組み付けられる面とほぼ同一の面位置をもって露出されるもの、あるいは上記リードフレームの上記センサチップが組み付けられる面から突出する態様で露出されるもの等々、センサチップに対する後のワイヤボンディング等を阻害しない範囲で任意である。
また、上記バイアス磁石をリードフレームの上記センサチップが組み付けられる面に露出させる態様としては、例えば請求項2に記載の発明によるように、
(イ)前記バイアス磁石が、前記リードフレームに形成された孔を介して、その一部が前記センサチップの組み付けられる面に露出される態様。
あるいは請求項3に記載の発明によるように、
(ロ)前記バイアス磁石が、前記リードフレームに形成された切り欠きを介して、その一部が前記センサチップの組み付けられる面に露出される態様。
等々を採用することができる。これらいずれの態様であれ、バイアス磁石の上記露出される面を基準としたセンサチップの高い精度での組み付けが可能となる。
また、これら請求項1〜3のいずれかに記載の回転検出装置においては、さらに請求項4に記載の発明によるように、前記リードフレームの前記センサチップが組み付けられる面に露出される前記バイアス磁石の露出面に、基準位置を示すアライメントマークを形成することとすれば、このアライメントマークを基準として上記センサチップをリードフレームに組み付けることが可能となる。すなわち、単に磁石の露出面(もしくはその一部)を基準としてセンサチップを組み付ける場合に比べて、その組み付け精度を大幅に向上させることができるようになる。
なお、上記アライメントマークとしては、請求項5に記載の発明によるように、前記バイアス磁石の露出面の前記センサチップと対向する辺の両端近傍に設けられた凹部及び凸部のいずれかのマークを採用することができる。特に、画像認識に基づいて上記センサチップの組み付けを行う場合、これらいずれのマークも、その認識性を高める上で有効である。
一方、請求項6に記載の発明では、磁気抵抗素子を有するセンサチップと、前記磁気抵抗素子にバイアス磁界を付与するバイアス磁石とがリードフレームの表裏にそれぞれ組み付けられた状態で一体に樹脂モールドされてなり、前記センサチップの近傍にてロータが回転するときに前記バイアス磁界と協働して生じる磁気ベクトルの変化を前記磁気抵抗素子の抵抗値変化として感知して前記ロータの回転態様を検出する回転検出装置の製造方法として、前記バイアス磁石を、その一部が前記リードフレームの前記センサチップが組み付けられる面に露出される態様で同リードフレームと一体形成する工程と、前記バイアス磁石の前記露出された面を基準として前記リードフレームに前記センサチップを組み付ける工程とを備えることとした。
こうした製造方法によれば、リードフレームの上記センサチップが組み付けられる面に一部が露出する態様で同リードフレームと一体形成された、すなわちリードフレームとの公差が基本的に排除された上記バイアス磁石の一部を基準として上記センサチップが組み付けられるため、それらバイアス磁石とセンサチップとの間の位置的な公差が最小限に抑えられるかたちでセンサチップがリードフレームに組み付けられるようになる。したがって、センサチップが有する上記磁気抵抗素子と上記バイアス磁石との位置関係も自ずと高い精度にて設定されることとなり、上記磁気抵抗素子に対する磁気ベクトルの開き角度のずれ等も好適に抑制されるようになる。
そして、このような回転検出装置の製造方法において、請求項7に記載の発明では、前記バイアス磁石の前記リードフレームへの一体形成が、バイアス磁石成形用の金型間に同バイアス磁石との接合部分に孔を有するリードフレームを介在させた状態で磁石材料を流し込み、これを固化させることで行われることとした。
また同様に、請求項8に記載の発明では、前記バイアス磁石の前記リードフレームへの一体形成が、バイアス磁石成形用の金型間に同バイアス磁石との接合部分に切り欠きを有するリードフレームを介在させた状態で磁石材料を流し込み、これを固化させることで行われることとした。
これらいずれの製造方法であれ、上記バイアス磁石の上記リードフレームへの一体形成を効率的に、しかも高い精度にて行うことができるようになる。
また、これら請求項7あるいは請求項8に記載の回転検出装置の製造方法において、請求項9に記載の発明によるように、前記バイアス磁石の前記露出される面に基準位置を示すアライメントマークを形成する工程をさらに備えるとともに、前記リードフレームへの前記センサチップの組み付けは、この形成されたアライメントマークを基準として行われることとすれば、単にバイアス磁石の露出する面(もしくはその一部)を基準として上記センサチップを組み付ける場合に比べてその基準となる位置の認識性を高めることができ、より精度良く上記センサチップをリードフレームに組み付けることができるようになる。
そして、こうしたアライメントマークの形成が、請求項10に記載の発明によるように、前記バイアス磁石の前記露出される面に対応する金型に予め形成された凸部及び凹部のいずれかを通じて、前記バイアス磁石の前記リードフレームへの一体形成と同時に行われることとすれば、同アライメントマークを形成するための工程を別途に設けることなく、上記バイアス磁石の成形とともに上記アライメントマークを容易かつ的確に形成することができるようになる。
以下、本発明にかかる回転検出装置を具体化した一実施の形態について図1及び図2を参照して説明する。なお、基本的には先に述べた図6に示す回転検出装置と同様の構成からなるため、同じ構成部分については同じ番号を付すとともに、その詳細な説明を割愛する。また、回転検出装置の動作に関しても同様であるため、ここではその動作の説明も割愛する。
図1は、上記回転検出装置の内部構造についてその一例を示したものであり、図1(a)にその断面構造を、図1(b)にその平面構造をそれぞれ示す。この図1に示すように、本実施の形態の回転検出装置は、センサチップ10a及び処理回路チップ10bとバイアス磁石18とをリードフレーム16の表裏にそれぞれ備え、それらがモールド部材13により一体に樹脂モールドされて構成されている。上記センサチップ10aと処理回路チップ10bとは配線14aを介して接続され、処理回路チップ10bと端子15a及び15bとは配線14bを介して接続されている。
上記リードフレーム16の中央部には、上記バイアス磁石18よりも小さい四角形状の孔17が形成されており、この孔17を介して、上記バイアス磁石18がリードフレーム16の上記センサチップ10aが組み付けられる面(チップ組付け面16a)に露出している。また、この実施の形態において、上記バイアス磁石18は、その露出する面(露出面18a)が上記チップ組付け面16aとほぼ同一面となる態様で上記リードフレーム16に組み付けられている。
次に、上述した構成からなる回転検出装置の製造方法について図2を参照して説明する。
こうした回転検出装置の製造にあたってはまず、バイアス磁石18を上記リードフレーム16に一体に形成する。すなわち、図2(a)に示すように、上記バイアス磁石18の形状に対応したキャビティ21を上型20aと下型20bとの間に有するバイアス磁石成形用金型20に上記リードフレーム16をセットする。この際、上記キャビティ21に、バイアス磁石18との接合部分となる上記孔17を対応させて上記リードフレーム16をバイアス磁石成形用金型20にセットする。そして、磁石材料、例えばフェライト磁石粉、ネオジム磁石粉等の磁石粉末とナイロン系樹脂、ゴム等を混合したものをキャビティ21内に流し込み、これを固化させる。これにより、図2(b)及び(c)に示すように、上記リードフレーム16の孔17を介してチップ組付け面16aに露出するかたちでバイアス磁石18が成形される。
次に、図2(d)に示される態様でチップ組付け面16aに露出する上記バイアス磁石18を基準として、センサチップ10aをリードフレーム16に組み付ける。詳しくは、バイアス磁石18の露出面18aのうち、組み付けるセンサチップ10aと対向する辺側の2つの角部18b(図2(c)参照)を例えば画像認識により基準位置として認識して、センサチップ10aをリードフレーム16に組み付ける。なお、このセンサチップ10aは、リードフレーム16に形成された図示しないマウント部に対して例えば接着剤により組み付けられる。また、こうしてセンサチップ10aを組み付けた後、上記処理回路チップ10bを同じくリードフレーム16に形成された図示しないマウント部に対して例えば接着剤により組み付ける。これにより、図2(d)に示される態様で上記センサチップ10a及び処理回路チップ10bがリードフレーム16に組み付けられることとなる。
その後、図2(e)に示すように、ワイヤボンディング工程として、センサチップ10aと処理回路チップ10bとを配線14aにより接続するとともに、処理回路チップ10bと上記端子15a及び15bとを配線14bにより接続する。こうしてワイヤボンディングによる配線が終了した後は、上記センサチップ10a、処理回路チップ10b、バイアス磁石11等を先の図1に示した態様でモールド部材13により一体に樹脂モールドする。これにより、本実施の形態の回転検出装置が製造されることとなる。
以上説明した実施の形態によれば、以下に列記する効果が得られるようになる。
(1)バイアス磁石18がリードフレーム16に一体形成され、そのバイアス磁石18の一部が上記孔17を介してチップ組付け面16aに露出する構成とした。この構成によれば、上記バイアス磁石18は、リードフレーム16に対して基本的に公差のない状態で組み付けられることとなる。そして、このようにしてリードフレーム16との公差が基本的に排除された上記バイアス磁石18の一部を基準として上述のごとく上記センサチップ10aが組み付けられるため、それらバイアス磁石18とセンサチップ10aとの間の位置的な公差が最小限に抑えられるかたちでセンサチップ10aがリードフレーム16に組み付けられるようになる。したがって、センサチップ10aが有する上記磁気抵抗素子MRE1〜MRE4と上記バイアス磁石18との位置関係も自ずと高い精度にて設定されることとなり、上記磁気抵抗素子MRE1〜MRE4に対する磁気ベクトルの開き角度のずれ等も好適に抑制されるようになる。また、上記バイアス磁石18がリードフレーム16に形成された孔17を介して上記チップ組付け面16aに露出するため、リードフレーム16の厚さ分だけ従来の回転検出装置に比べてバイアス磁石18をセンサチップ10aに近づけることが可能となる。このため、従来の回転検出装置に比べてより小型のバイアス磁石18で必要な磁力を確保することができるようにもなる。すなわち、回転検出装置としてのさらなる小型化を図ることができるようにもなる。
(2)上記バイアス磁石成形用金型20を用いてバイアス磁石18をリードフレーム16と一体に成形することとした。このため、上記バイアス磁石18の上記リードフレーム16への一体形成を効率的に、しかも高い精度にて行うことができるようになる。
なお、上記実施の形態は以下のように変更して実施することもできる。
・上記実施の形態では、上記バイアス磁石18の角部18bを基準としてセンサチップ10aをリードフレーム16に組み付けることとしたが、バイアス磁石18の露出面18aに基準位置を示すアライメントマークを設け、そのアライメントマークを基準としてセンサチップ10aをリードフレーム16に組み付けるようにしてもよい。これにより、単に磁石の露出面を基準としてセンサチップを組み付ける場合に比べて、その組み付け精度を大幅に向上させることができるようになる。なお、上記アライメントマークとしては、例えば図3(a)、(b)にそれぞれ示すように、上記センサチップ10aと対向する辺側の両端部近傍に各々設けた矩形状の凹部30やL字状の凹部31などを採用することができる。さらに、これらアライメントマークとしては、凹部を形成するものに限らず凸部を形成するものを採用することもできる。特に、画像認識に基づいて上記センサチップ10aの組み付けを行う場合、これら凹部からなるアライメントマークであれ、凸部からなるアライメントマークであれ、その十分な認識性を確保することができる。なお、これらアライメントマークは、上記バイアス磁石18の露出面18aに対応する上記バイアス磁石成形用金型20の上型20aに予め上記形状に対応する凸部、あるいは凹部を設けておくことにより、上記バイアス磁石18の上記リードフレーム16への一体形成と同時に形成することができる。
・上記実施の形態では、リードフレーム16として孔17の形成されたものを用いて上記バイアス磁石18の一部を上記チップ組付け面16aに露出させることとしたが、上記孔17に代えて切り欠きの形成されたものを用いてもよい。すなわちこの場合、図4に例示するように、上記リードフレーム16の両端辺にそれぞれ切り欠き32を有するリードフレーム16を用いることとなる。これによっても、上記切り欠き32を介して露出する上記バイアス磁石18(露出面18a)を基準としてセンサチップ10aを組み付けることが可能となり、上記実施の形態と同等の効果を得ることができる。また、この場合であれ、センサチップ10aの組み付け精度を高く確保するためには、バイアス磁石18の露出面18aに、上述のようなアライメントマークを設けておくことが有効である。
・上記実施の形態では、バイアス磁石18の露出面18aが上記チップ組付け面16aとほぼ同一となる態様で露出する場合について示したが、上記バイアス磁石18が上記チップ組付け面16aから突出する態様で露出する構成としてもよい。なおこの場合、上記センサチップ10aと上記処理回路チップ10bとを配線14aにより接続する際(ワイヤボンディング)の妨げにならない程度に上記バイアス磁石18を突出させることも可能である。この構成により、上記センサチップ10aに対して上記バイアス磁石18をさらに近づけることが可能となるため、バイアス磁石18のさらなる小型化を図ることができ、ひいては回転検出装置全体のさらなる小型化を図ることもできるようになる。
・また、バイアス磁石18を上記チップ組付け面16aから突出させる場合、例えば図5に示されるような形状からなるキャビティ21を有するバイアス磁石成形用金型20を用いることも有効である。すなわち、この図5に示されるバイアス磁石成形用金型20を用いることで、単に上記バイアス磁石18の一部が上記チップ組付け面16aから突出するだけでなく、その突出する部分がリードフレーム16から離脱されることのない態様で、バイアス磁石18がリードフレーム16に一体形成されることとなるため、リードフレーム16に対してバイアス磁石18がより堅固に固定されることとなる。すなわち、上記バイアス磁石18をリードフレーム16に一体形成した後の上記センサチップ10aの組み付け工程やモールド部材13によるモールド工程等において、バイアス磁石18がリードフレーム16から外れ落ちるといったようなこともなくなる。
・上記実施の形態では、バイアス磁石18を上記リードフレーム16に一体形成するにあたって、バイアス磁石成形用金型20によるバイアス磁石18の成形そのものをリードフレーム16を用いて行うこととしたが、予め上記孔17に嵌合する部分を有する形状のバイアス磁石18を形成しておき、その部分を上記孔17に嵌合させることによって同バイアス磁石18をリードフレーム16に一体形成するようにしてもよい。この場合であれ、上記バイアス磁石18の上記リードフレーム16への組み付けにかかる自由度は制限されるため、結果として、これらリードフレーム16とバイアス磁石18との公差は排除されるようになる。
・上記実施の形態では、四角形状の孔17を有するリードフレーム16について示したが、多角形状等、基本的にバイアス磁石18の回転を規制できる形状であれば、種々の形状の孔を採用することができる。
・上記ロータRTは、その周縁部にN極とS極とが交互に着磁された着磁ロータでなく、いわゆる磁性体からなるギヤロータであってもよい。
・上記実施の形態では、磁気抵抗素子MRE1〜MRE4を有するセンサチップ10a、及びそのセンサチップ10aからの信号を処理する処理回路チップ10bの2つのチップを有する回転検出装置について示したが、これらが1チップで構成される回転検出装置についても本発明は同様に適用することができる。
(a)は、この発明にかかる回転検出装置の一実施の形態についてその内部構造を示す側面図。(b)は、同実施の形態の回転検出装置の内部構造についてその平面構造を示す平面図。 (a)〜(e)は、上記実施の形態の回転検出装置についてその製造工程を示す断面図および一部平面図。 (a)および(b)は、同実施の形態の変形例についてバイアス磁石及びセンサチップの周辺部分を拡大して示す平面図。 同実施の形態の他の変形例についてリードフレーム及びそのリードフレームを介して露出するバイアス磁石を示す平面図。 同実施の形態のさらに他の変形例についてバイアス磁石を成形するためのバイアス磁石成形用金型の例を示す断面図。 (a)は、従来の回転検出装置の内部構造を示す側面図。(b)は、従来の回転検出装置の内部構造を示す平面図。 磁気抵抗素子に付与される合成ベクトルの例を示す平面図。 (a)〜(c)は、従来の回転検出装置についてその製造工程を示す断面図。
符号の説明
MRE1〜MRE4…磁気抵抗素子、10a…センサチップ、10b…処理回路チップ、13…モールド部材、14a,14b…配線、15a,15b…端子、16…リードフレーム、17…孔、18…バイアス磁石、18a…露出面、18b…角部、20…金型、20a…上型、20b…下型、21…キャビティ、30,31…凹部、32…切り欠き。

Claims (10)

  1. 磁気抵抗素子を有するセンサチップと、前記磁気抵抗素子にバイアス磁界を付与するバイアス磁石とがリードフレームの表裏にそれぞれ組み付けられた状態で一体に樹脂モールドされてなり、前記センサチップの近傍にてロータが回転するときに前記バイアス磁界と協働して生じる磁気ベクトルの変化を前記磁気抵抗素子の抵抗値変化として感知して前記ロータの回転態様を検出する回転検出装置において、
    前記バイアス磁石は、その一部が前記リードフレームの前記センサチップが組み付けられる面に露出される態様で、同リードフレームと一体に形成されてなる
    ことを特徴とする回転検出装置。
  2. 前記バイアス磁石は、前記リードフレームに形成された孔を介して、その一部が前記センサチップの組み付けられる面に露出されてなる
    請求項1に記載の回転検出装置。
  3. 前記バイアス磁石は、前記リードフレームに形成された切り欠きを介して、その一部が前記センサチップの組み付けられる面に露出されてなる
    請求項1に記載の回転検出装置。
  4. 前記リードフレームの前記センサチップが組み付けられる面に露出される前記バイアス磁石の露出面には基準位置を示すアライメントマークが形成されてなる
    請求項1〜3のいずれか一項に記載の回転検出装置。
  5. 前記アライメントマークが、前記バイアス磁石の露出面の前記センサチップと対向する辺の両端近傍に設けられた凹部及び凸部のいずれかからなる
    請求項4に記載の回転検出装置。
  6. 磁気抵抗素子を有するセンサチップと、前記磁気抵抗素子にバイアス磁界を付与するバイアス磁石とがリードフレームの表裏にそれぞれ組み付けられた状態で一体に樹脂モールドされてなり、前記センサチップの近傍にてロータが回転するときに前記バイアス磁界と協働して生じる磁気ベクトルの変化を前記磁気抵抗素子の抵抗値変化として感知して前記ロータの回転態様を検出する回転検出装置の製造方法であって、
    前記バイアス磁石を、その一部が前記リードフレームの前記センサチップが組み付けられる面に露出される態様で同リードフレームと一体形成する工程と、前記バイアス磁石の前記露出された面を基準として前記リードフレームに前記センサチップを組み付ける工程とを備える
    ことを特徴とする回転検出装置の製造方法。
  7. 前記バイアス磁石の前記リードフレームへの一体形成が、バイアス磁石成形用の金型間に同バイアス磁石との接合部分に孔を有するリードフレームを介在させた状態で磁石材料を流し込み、これを固化させることで行われる
    請求項6に記載の回転検出装置の製造方法。
  8. 前記バイアス磁石の前記リードフレームへの一体形成が、バイアス磁石成形用の金型間に同バイアス磁石との接合部分に切り欠きを有するリードフレームを介在させた状態で磁石材料を流し込み、これを固化させることで行われる
    請求項6に記載の回転検出装置の製造方法。
  9. 請求項7または請求項8に記載の回転検出装置の製造方法において、
    前記バイアス磁石の前記露出される面に基準位置を示すアライメントマークを形成する工程をさらに備え、前記リードフレームへの前記センサチップの組み付けは、この形成されたアライメントマークを基準として行われる
    ことを特徴とする回転検出装置の製造方法。
  10. 前記アライメントマークの形成は、前記バイアス磁石の前記露出される面に対応する金型に予め形成された凸部及び凹部のいずれかを通じて、前記バイアス磁石の前記リードフレームへの一体形成と同時に行われる
    請求項9に記載の回転検出装置の製造方法。
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