JP4272200B2 - 情報記録/再生装置、及び、そのリード/ライトコマンドの処理方法 - Google Patents

情報記録/再生装置、及び、そのリード/ライトコマンドの処理方法 Download PDF

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Description

本発明は、光情報記録媒体に情報を記録/再生するための情報記録/再生装置に関し、特に、かかる装置にいてホスト側からのリード/ライトコマンドを処理するためのリード/ライトコマンドの処理方法に関する。
近年、CDやDVD等の光情報記録媒体では記録可能な情報の高密度化が進んでおり、一方、かかる媒体側における高密度化に伴って、当該光情報記録媒体に情報を記録/再生するための情報記録再生装置である、所謂、ドライブ側においても、光ディスクの高速の回転速度で記録/再生する、高速化が進展している。
そして、かかる回転速度の高速化に伴って、例えば、DVDドライブでは、スリープ(Sleep)状態から12倍速への復帰でのスピンアップ(速度上昇)処理のための時間、更には、CAVとCLVとの間での切替処理に時間を要するようになり、そのため、リード/ライト(Write/Read)動作の開始に時間が掛かってしまう。そして、このようなリード/ライト動作の開始までの時間の増大により、場合によっては、OSにおけるリード/ライトコマンド(Write/Read Command)処理のタイムアウト(例えば、7.5秒)を超えることもあり、転送パフォーマンスを低下させてしまうという問題点となっていた。
そこで、従来、例えば、以下の特許文献1によれば、OSによるコマンド処理にタイムアウトを設けたシステムに対して、光ディスクドライブ側で制御を加えたものが既に知られている。即ち、ディスク装置内にタイマーを設けてキャッシュメモリ状況を判断し、タイマーの制限時間内にコマンド要求を処理できない場合はホストにエラー報告を行うことを開示する。
また、例えば、以下の特許文献2によれば、上述したOSによるコマンド処理にタイムアウトを考慮したものではないが、キャッシュフル防止を目的として、ホストの記録コマンドがランダム記録要求か、又は、シーケンシャル記録要求かを判断してディスク記録を行うことによる、キャッシュメモリの使用効率を向上する技術が開示されている。
特開2001−357619号公報 特開2005−216431号公報
しかしながら、上記の従来技術、特に前者では、光ディスクから読み出したデータを一時格納するキャッシュメモリと共に、読出し処理に与えられた所定の制限時間を計測するタイマーを備え、ホストシステムからの読出し要求に応じて前記キャッシュメモリに読み出すべきデータが存在するか否かを判断するものである。そして、データが存在する場合、計時手段を用いることなくキャッシュメモリのデータをホストシステムに転送することとなるが、キャッシュメモリにデータが存在しない場合、読出し処理に要する時間が所定の制限時間を超えたかどうか判断し、その結果、超えていなければ、データをホストに転送し、超えている場合は、ホストにエラー報告を行うことにより、読み出し要求に対する処理速度を上げることを内容とするものである。
即ち、これでは、上述したスピンアップのための時間やCAVとCLV間の切替処理などを原因とする、ドライブ側でのリード/ライト(Write/Read)動作開始のための時間の増大には対処することが出来なかった。特に、高速のDVD−RAM 12Xでは、スピンドル停止状態から最高速度へのスピナップ時間が増大してしまい、その間にコマンドが来た場合には、タイムアウトの時間を越えてしまう。
また、上記した後者の従来技術では、上述した本発明の課題に対応するものではなく、換言すれば、ホストからの記録コマンドの種類に基づいてディスク記録を実行することによりキャッシュメモリの使用効率を向上するものであり、これもまた、本発明が解決せんとする課題であるスピンアップ時間やCAV/CLVの切替処理を含むリード/ライト(Write/Read)動作開始時間の増大についは、これに対処することが出来なかった。
そこで、本発明では、上述した従来技術における問題点に鑑みて成されたものであり、上述したスリープ(Sleep)状態からスピンアップ(速度上昇)をはじめとする、ドライブ側でのリード/ライト(Write/Read)動作における遅延により、ホスト側からのリード/ライトコマンド(Write/Read Command)が上記OSのタイムアウトに陥ることから防止するための情報記録再生装置、及び、そのためのリード/ライトコマンドコマンドの処理方法を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するため、本発明によれば、まず、光ディスク媒体に対して記録及び再生が可能な光ヘッドと、上位装置との間でリード/ライトコマンドを含む命令の送受信を行なう手段と、前記命令に対応するデータを一時的に格納するための手段と、そして、当該情報記録/再生装置の動作を制御するための制御手段とを備えた情報記録/再生装置であって、更に、前記上位装置からリード/ライトコマンドがあった場合には、当該命令に対応する機能が遅延中か否かを判定する手段と、前記判定手段により機能が遅延中と判定された場合には、前記データ格納手段からのデータの転送速度を低減する手段を備えた情報記録/再生装置が提供される。
また、本発明によれば、やはり上記の目的を達成するため、光ディスク媒体に対して記録及び再生が可能な光ヘッドと、上位装置との間でリード/ライトコマンドを含む命令に対応する送受信を行なう手段と、前記命令のデータを一時的に格納するための手段と、そして、当該情報記録/再生装置の動作を制御するための制御手段とを備えた情報記録/再生装置におけるリード/ライトコマンドの処理方法であって、前記上位装置からリード/ライトコマンドがあった場合には、当該命令に対応する機能が遅延中か否かを判定し、遅延中と判定された場合には、前記データ格納手段からのデータの転送速度を低減する情報記録/再生装置のリード/ライトコマンドの処理方法が提供される。
なお、本発明では、前記の情報記録/再生装置、又は、そのリード/ライトコマンドの処理方法において、前記上位装置から発行されたリード/ライトコマンドの全てに対して、データの転送速度の低減を実行することが好ましく、その場合には、略1秒の遅れを転送時間に挿入することが好ましい。
また、本発明では、前記の情報記録/再生装置、又は、そのリード/ライトコマンドの処理方法において、前記上位装置から発行されたリード/ライトコマンドの一部に対して、データの転送速度の低減を実行することが好ましい。又は、前記上位装置から発行されたリード/ライトコマンドの最初のコマンドに対して、データの転送速度の低減を実行することが好ましく、その場合には、略6秒の遅れを転送時間に挿入することが好ましい。
以上のように、本発明によれば、上述したスリープ(Sleep)状態からスピンアップ(速度上昇)をはじめとする、ドライブ側でのリード/ライト(Write/Read)動作における遅延により、ホスト側からのリード/ライトコマンド(Write/Read Command)が上記OSのタイムアウトに陥ることから、簡単かつ確実に、防止することが可能な情報/記録再生装置、及び、そのためのリード/ライトコマンドコマンドの処理方法を提供することが可能になるという、優れた効果を発揮する。
以下、本発明の実施の形態について、添付の図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は、本発明の一実施の形態になる情報記録/再生装置(光ディスク装置)である、例えば、DVD−RAM記録/再生装置の概略的構成を表すブロック図である。
この図1において、例えば、パーソナルコンピュータ(以下、パソコン)などによって構成される上位装置(ホストコンピュータ)200が示されており、このホストコンピュータ200からは、読出し/書込み命令(リード/ライトコマンド(Write/Read Command))コマンドを含む命令が発行される。
一方、図の下方の300は、光情報記録媒体を示しており、より具体的には、例えばDVD−RAM媒体のような光ディスク媒体301を示している。なお、この光ディスク媒体301は、図に矢印で示すように、DVD−RAM記録・再生装置である光ディスク装置500に対して、挿入/排出可能であり、これにより情報の記録/再生が行なわれる。そして、この光ディスク装置500は、図からも明らかなように、ホストコンピュータ200に対して接続可能なインタフェースとしてのインタフェース・コントローラ502と、光ヘッド508を備えている。なお、この光ヘッド508は、上記光ディスク媒体301に対し、その位置移動すると共に光(例えば、レーザダイオードからのレーザ光)を光学系を介して照射し、その反射光を検出することにより、その情報記録面に情報を記録し、又は、再生する。
更に、この光ディスク装置500は、光ヘッド508からの再生信号を入力とする再生回路507、光ヘッド508へ記録信号を出力する記録回路506とを備えており、これら再生回路507及び記録回路506は、バッファメモリを介して、上記インタフェース・コントローラ502へ接続されている。そして、この光ディスク装置500には、更に、当該装置全体の制御を行うため、マイクロプロセッサ504と共に高速のICメモリである制御メモリ505を設えた制御手段が設けられている。
即ち、上記にその構成を述べた光ディスク装置では、上記した上位装置200から発行された命令、即ち、リード/ライト(Write/Read)コマンドは、まず、装置のインタフェース・コントローラ502により受信(入力)され、その内部に設けられたマイクロプロセッサ504に伝えられる。そして、上位装置200から発行された命令が記録要求、即ち、ライトコマンド(Write Command)コマンドである場合には、マイクロプロセッサ504は、上記インタフェース・コントローラ502を介して、その記録が要求されている記録データを、バッファメモリ503へ転送するように指示する。更に、マイクロプロセッサ504は、当該バッファメモリ503から、記録データを記録回路506へ転送する。
その後、マイクロプロセッサ504は、記録回路506に対して、エンコードを指示し、これにより、記録回路506は、バッファメモリ507上で記録要求データのエンコード処理を行う。そして、マイクロプロセッサ504は、記録回路506に対して、光ディスク媒体301の所定の位置に、エンコードが完了したデータを記録することを指示し、これにより、記録回路506は、上記光ヘッド508を介して、光ディスク媒体301の所定の位置への記録を行う。
これに対して、上位装置200から発行された命令が再生要求、即ち、リードコマンド(Read Command)コマンドである場合、マイクロプロセッサ504は、上記再生回路507に対して、光ディスク媒体301の所定の位置からデータを再生する指示を行う。これにより、再生回路507は、光ヘッド508を介して、光ディスク媒体301の所定の位置から再生したデータを、当該再生回路508に接続されたバッファメモリ503へ格納する。そして、再生したデータに誤りがある場合には、当該再生回路507は誤り訂正を行う。そして、マイクロプロセッサ504は、バッファメモリ503から、インタフェース・コントローラ502を介して、誤り訂正の終了した再生データを上位装置2001へ転送する動作を行う。
即ち、本発明の光ディスク装置では、上位装置200からのコマンドに応答し、上記光ヘッド508により書き込まれ又は再生(Write/Read)されるデータは、一旦、キャッシュ(Cache)メモリとして機能する上記バッファメモリ503に蓄積され、そして、インタフェース・コントローラ502を介して、読出(再生)したデータは上位装置200へ転送され、他方、上位装置501から転送されたデータは光ヘッド508を介して光ディスク媒体に書き込む(記録)こととなる。
次に、本発明になる処理方法によって、リード/ライトコマンド(Write/Read Command)のタイムアウトを回避するため原理について、以下、添付の図4〜図6を参照しながら説明する。
まず、添付の図6には、上位装置200から発行された命令、即ち、リード/ライトコマンド(Write/Read Command)が、光ディスク装置において、通常、「Sleep復帰/試し書き等による遅延」や「倍速切換え等による遅延」によって、そのコマンドの処理が遅延される原理について示す。
なお、ここで「Sleep復帰/試し書き等による遅延」とは、例えば、光ディスク装置が、一旦スリープ(休止)状態となっており、そのため、リード/ライトコマンド(Write/Read Command)の発生によりスリープ(Sleep)状態からスタンバイ(Standby)状態へ復帰するため、スピンアップ(速度上昇)処理や試し書き等を含む各種の調整処理によりリード/ライト機能を停止し(不可能)、そのためリード/ライト(Write/Read)動作の開始までに生じる遅延を言う。また、「倍速切換え等による遅延」とは、装置が倍速切換え等を原因としてリード/ライト機能を停止(中断)し、その後、再び、リード/ライト(Write/Read)動作の開始までに生じる遅延を言う。
図6(A)には、特に、ホストコンピュータからのライトコマンド(Write Command)に対する処理が、上記した「Sleep復帰/試し書き等による遅延」(この期間は、書込み(Write)動作を停止している)によって、OSのタイムアウト時間(例えば、7.5秒)を越えてしまう原理を、そして、図6(B)には、ホストコンピュータからのリードコマンド(Read Command)の処理が、「倍速切換え等による遅延」(この期間は、読み出し(Read)動作を停止している)によって、OSのタイムアウト時間(例えば、7.5秒)を越えてしまう原理について示す。また、ここでライトコマンド(Write Command)やリードコマンド(Read Command)に対する処理の遅れとは、光ディスク装置500における読み出し(Read)動作や書込み(Write)動作の停止によって、上位装置200からのコマンドに応答したデータの送受信が実行されない状態を言う。
そして、上記図6(A)の上段には、上記バッファメモリ507により構成するキャッシュ(Cache:Cache Size=(6ECC block)の例)の状態(Cache状態)が示されており、図の網掛が施された部分は、当該キャッシュの記録容量において、データが記録されている(占有)部分を示し、他方、網掛が施されていない部分は、記録されていな(空の)部分を示している。また、図の中段には、ホストコンピュータからのライトコマンド(Write Command)の発生状況が示されている。そして、図の下段には、光ディスク装置の書込み(Write)動作の状況が示されている。
そして、通常の動作においては、図の下段に矢印で示すように、「Sleep状態から復帰/試し書き等による遅延」の期間においては、光ディスク装置500から光ディスク媒体301への書込み(Write)動作が行なわれないことから、図の上段に示すように、ホストコンピュータからの書込みコマンド(Write Command)の発生に伴って、キャッシュの占有部分が上昇(即ち、空き容量が減少)し、終には、そのキャッシュ容量の全体を占有してしまう(即ち、空き容量が無くなる)。そのため、下段に示すように、その後の書込みコマンド(Write Command)(本例では、7番目のWrite Command)の処理が停止してしまい、これが、時には、上述したOSのタイムアウト時間(例えば、7.5秒)を越えてしまうこととなる。
なお、実際には、その後、図の上段に示すように、光ディスク装置500がスピンアップを含む処理を完了し、再び、(Write)動作を開始することにより、キャッシュには空きができ、このことにより、図の下段に示すように、再び、書込みコマンド(Write Command)の処理が行われることとなる。しかしながら、いずれにしても、ホストコンピュータからの書込みコマンド(Write Command)の処理時間が遅延して、上記OSのタイムアウト時間(例えば、7.5秒)を越えた場合には、エラーとなり、又は、転送モードがDMAからPIOへ切り替わり、それ以後のドライブの性能が極端に落ちてしまう。
そこで、本発明では、添付の図4に示すように、上記した「Sleep復帰/試し書き等による遅延」や「倍速切換え等による遅延」の期間(図に矢印で示す期間)においては、ホストコンピュータからのリード/ライト(Write/Read)コマンドの受信時には、キャッシュ上でのデータを受信/転送する速度を、通常よりも遅らせ、即ち、より時間を掛けて(ゆっくりと)コマンド処理を行う。このことによれば、キャッシュが充満(フル:full)、又は、空き(エンプティ:empty)状態となって装置がリード(Read)又はライト(Write)動作を行えなくない状態になるまでの時間を延ばすことが可能となり、このことにより、その後、ホストコンピュータから発行されるリード/ライト(Write/Read)コマンドが、装置の動作停止によってその処理が待たされる、所謂、コマンドの待ち時間を短縮することが可能になる。
より詳細に説明すると、本発明では、光ディスク装置の「Sleep復帰/試し書き等による遅延」の期間においては、図4(A)の下段に示すように、キャッシュ上でのデータ転送速度を遅らせてコマンド処理を行う。このことによれば、ホストコンピュータからの書込みコマンド(Write Command)の発生に伴って、キャッシュのデータ占有領域が上昇(即ち、空き容量が減少)する速度も遅くなり、そのため、キャッシュがデータで充満される(即ち、容量が無くなる)時間も遅れることとなる。このことから、終にはキャッシュに空き容量が無くなってしまい、書込みコマンド(Write Command)(即ち、7番目のWrite Command)の処理に遅延が生じたとしても、その後、「Sleep復帰/試し書き等による遅延」の期間(図に矢印で示す期間)を経過した後には、光ディスク装置500はスリープ状態から復帰して(Write)動作を開始し、キャッシュには再び空きができ、図の中段に示すように、再び、書込みコマンド(Write Command)の処理が行われる。そのため、書込みコマンド(Write Command)、即ち、7番目のWrite Command)の処理が遅れてOSのタイムアウト時間(例えば、7.5秒)を超えてしまうことはない。
換言すれば、矢印で示す「Sleep復帰/試し書き等による遅延」の期間、ホストコンピュータからの書込みコマンド(Write Command)の処理には、通常の時間以上の時間が必要となることから、本来、より前の時点で入力されて処理に遅れが生じることとなるコマンド、即ち、7番目のWrite Commandの遅延が開始される時間は、通常よりも遅くなる(図6(A)の中断を参照)。そのため、その後、(Write)動作の再開により処理が終了するまでの時間は、図の中段に示すように、より短くなり、OSのタイムアウト時間(例えば、7.5秒)未満にすることが可能となる。
また、図4(B)に示す例では、「倍速切換え等による遅延」(図に矢印で示す期間)の期間においては、読み出し(Read)コマンドの処理速度を遅くすることにより、キャッシュの空き容量が上昇(即ち、光ディスク媒体301から読み出したデータの占有領域の減少)する速度も遅くなり、キャッシュが空になって読み出し(Read)コマンドの処理に遅延が生じるまでの時間を遅らせる。これにより、ホストコンピュータからの読み出し(Read)コマンド、即ち、この例では、7番目のRead Commandの処理が遅れてOSのタイムアウト時間(例えば、7.5秒)を超えることはない。換言すれば、矢印で示す「Sleep復帰/試し書き等による遅延」の期間、ホストコンピュータからの読み出しコマンド(Read Command)の処理には、通常の時間以上の時間が必要となることから、本来、より前の時点で入力されて処理に遅れが生じることとなるコマンド、即ち、7番目のRead Commandの遅延が開始される時間は、通常よりも遅くなる(図6(B)の中断を参照)。そのため、その後、(Write)動作の再開により処理が終了するまでの時間は、図の中段に示すように、より短くなり、OSのタイムアウト時間(例えば、7.5秒)未満にすることが可能となる。
なお、上記の例では、「Sleep復帰/試し書き等による遅延」の期間、又は、「倍速切換え等による遅延」の期間においては、ホストコンピュータからのリード/ライト(Write/Read)コマンドは、全て、例えば、約1秒程度の遅れをもって処理するものとして説明したが、しかしながら、本発明はこれだけに限定されることはなく、その他、例えば以下の図5に示すように、当該期間においてホストコンピュータから発行されたリード/ライト(Write/Read)コマンドの一部だけを遅れをもって処理することも可能である。
即ち、図5(A)には、「Sleep復帰/試し書き等による遅延」の期間において、ホストコンピュータから発行されたライトコマンド(Write Command)のうち、最初のライトコマンド(Write Command)だけを、約6秒程度の遅れをもって処理するようにしたものである。なお、この場合にも、上記図4(A)に示した方法と同様の効果が得られることが分る。
また、図5(B)には、「倍速切換え等による遅延」の期間において、ホストコンピュータから発行されたリードコマンド(Read Command)のうち、キャッシュの状態が空になった最初のリードコマンド(Read Command)だけを、約6秒程度の遅れをもって処理するようにしたものである。なお、この場合にも、上記図4(B)に示した方法と同様の効果が得られることが分る。また、本発明では、図5(A)及び(B)に示した方法を実施する場合、上述したように、ホストコンピュータからの最初のリード/ライト(Write/Read)コマンドに限定されることなく、その他のコマンド(単数又は複数)に対して、所望の遅れをもって処理するようにすることも可能である。
次に、上記に説明した本発明のリード/ライトコマンドの処理を実施するための具体的な方法について、添付の図2及び図3を参照しながら説明する。なお、図2は、特に、ホストコンピュータからライト(Write)コマンドが発行された場合における処理を示しており、また、図3は、リード(Read)コマンドが発行された場合の処理を示している。なお、これらの処理は、上記図1に示した光ディスク装置500の制御手段であるマイクロプロセッサ504により実行される。
まず、装置のインタフェース・コントローラ502がホストコンピュータからのライト(Write)コマンドを受信すると、本処理を開始する。即ち、図2に示すように、ライト(Write)動作が起動済みであるか否かを判定し(S201)、その結果、起動されていなければ(図のN)、ライト(Write)動作を起動し(S202)、更に、当該ライト(Write)コマンドにより光ディスク媒体301に書き込むデータが、上記バッファメモリ503から成るキャッシュ上に有るか否かを判定し(S203)し、キャッシュ上にデータが有ると判定されるまで繰り返す。その後、キャッシュ上のデータを、上記記録回路506を介して光ヘッド508へ転送の準備をして実行し(S204)、当該光ヘッド508により光ディスク媒体301の所定の位置に書き込んでライト(Write)コマンドを終了して、ホストコンピュータ側へコマンド終了を報告する。これが、一般的な、ライト(Write)コマンド処理の流れである。
本発明では、上記の一連の処理に加えて、特に、データ転送(S204)の準備の後、装置がWrite遅延中であるか否かを判定する(S205)。なお、ここで、「Write遅延中」とは、上記図4(A)において矢印で示した「Sleep復帰/試し書き等による遅延」の期間と同じ意味である。そして、この判定の結果、「Write遅延中」である(Y)と判定された場合には、例えば、1秒の経過を伴って(遅れを挿入)(S206)、当該光ヘッド508により光ディスク媒体301の所定の位置にデータの書込みを行い、その後、上記したホストコンピュータ側へコマンドの終了報告を行なう。一方、判定の結果、「Write遅延中」でない(N)と判定された場合には、直ちに、転送を実行して、当該光ヘッド508により光ディスク媒体301の所定の位置に書き込み、その後、上記したホストコンピュータ側へコマンド終了報告を行なう。
一方、図3において、装置のインタフェース・コントローラ502がホストコンピュータからのリード(Read)コマンドを受信すると、本処理を開始する。即ち、読み込み(リード:Read)が要求されているデータがバッファメモリ503から成るキャッシュ上に有るか否かを判定し(S301)し、その結果、キャッシュ上には無い(N)場合には、リード(Read)処理が起動済であるか否かを判定し(S302)、必要であればリード(Read)処理を起動して(S303)、この処理を、上記処理S301において、キャッシュ上にデータが有る(Y)と判定されるまで繰り返す。その後、キャッシュ上にデータが有る(Y)と判定された場合には、データをインタフェース・コントローラ502を介してホストコンピュータへの転送を準備して実行する(S304)、リード(Read)コマンドが終了したことを報告して一連の処理を終了する。これが、一般的な、ライト(Write)コマンド処理の流れである。
本発明では、上記の一連の処理に加えて、特に、データ転送(S304)の準備の後、装置がRead遅延中であるか否かを判定する(S305)。なお、ここで、「Read遅延中」とは、上記図4(B)において矢印で示した「倍速切換え等による遅延」の期間と同じ意味である。そして、この判定の結果、「Read遅延中」である(Y)と判定された場合には、例えば、1秒の経過の後に(遅れを挿入)(S306)、上記インタフェース・コントローラ502を介してホストコンピュータへデータの転送を行い、上記したホストコンピュータ側へコマンド終了報告を行なう。一方、判定の結果、「Read遅延中」でない(N)と判定された場合には、直ちに、ホストコンピュータへデータの転送を行い、その後、上記したホストコンピュータ側へコマンド終了報告を行なう。
本発明の一実施形態になる光ディスク装置の概略構成を示すためのブロック図である。 上記光ディスク装置におけるリード/ライトコマンド、特に、ライト(Write)コマンドに対する処理の一例を示すフローチャート図である。 上記光ディスク装置におけるリード/ライトコマンド、特に、リード(Read)コマンドに対する処理の一例を示すフローチャート図である。 本発明の実施形態によるリード/ライトコマンドの処理の原理を説明するための説明図である。 本発明の他の実施形態によるリード/ライトコマンドの処理の原理を説明するための説明図である。 通常の光ディスク装置におけるリード/ライトコマンドの処理の原理を説明するための説明図である。
符号の説明
200…上位装置(ホストコンピュータ)、301…光ディスク媒体、500…光ディスク装置、502…インタフェース・コントローラ、503…バッファメモリ、504…マイクロプロセッサ、505…制御メモリ、506…記録回路、507…再生回路、508…光ヘッド

Claims (12)

  1. 光ディスク媒体に対して記録及び再生が可能な光ヘッドと、上位装置との間でリード/ライトコマンドを含む命令の送受信を行なう手段と、前記命令に対応するデータを一時的に格納するための手段と、そして、当該情報記録/再生装置の動作を制御するための制御手段とを備えた情報記録/再生装置であって、
    更に、前記上位装置からリード/ライトコマンドがあった場合には、当該命令に対応する機能が遅延中か否かを判定する手段と、前記判定手段により機能が遅延中と判定された場合には、前記データ格納手段からのデータの転送速度を低減する手段を備えたことを特徴とする情報記録/再生装置。
  2. 前記請求項1の情報記録/再生装置において、前記データ転送速度低減手段は、前記上位装置から発行されたリード/ライトコマンドの全てに対して、データの転送速度の低減を実行することを特徴とする情報記録/再生装置。
  3. 前記請求項2の情報記録/再生装置において、前記データ転送速度低減手段は、略1秒の遅れを転送時間に挿入することを特徴とする情報記録/再生装置。
  4. 前記請求項1の情報記録/再生装置において、前記データ転送速度低減手段は、前記上位装置から発行されたリード/ライトコマンドの一部に対して、データの転送速度の低減を実行することを特徴とする情報記録/再生装置。
  5. 前記請求項1の情報記録/再生装置において、前記データ転送速度低減手段は、前記上位装置から発行されたリード/ライトコマンドの最初のコマンドに対して、データの転送速度の低減を実行することを特徴とする情報記録/再生装置。
  6. 前記請求項5の情報記録/再生装置において、前記データ転送速度低減手段は、略6秒の遅れを転送時間に挿入することを特徴とする情報記録/再生装置。
  7. 光ディスク媒体に対して記録及び再生が可能な光ヘッドと、上位装置との間でリード/ライトコマンドを含む命令の送受信を行なう手段と、前記命令に対応するデータを一時的に格納するための手段と、そして、当該情報記録/再生装置の動作を制御するための制御手段とを備えた情報記録/再生装置におけるリード/ライトコマンドの処理方法であって、
    前記上位装置からリード/ライトコマンドがあった場合には、当該命令に対応する機能が遅延中か否かを判定し、遅延中と判定された場合には、前記データ格納手段からのデータの転送速度を低減することを特徴とする情報記録/再生装置のリード/ライトコマンドの処理方法。
  8. 前記請求項7のリード/ライトコマンドの処理方法において、前記上位装置から発行されたリード/ライトコマンドの全てに対して、データの転送速度の低減を実行することを特徴とする情報記録/再生装置のリード/ライトコマンドの処理方法。
  9. 前記請求項8のリード/ライトコマンドの処理方法において、略1秒の遅れを転送時間に挿入することを特徴とする情報記録/再生装置のリード/ライトコマンドの処理方法。
  10. 前記請求項7のリード/ライトコマンドの処理方法において、前記上位装置から発行されたリード/ライトコマンドの一部に対して、データの転送速度の低減を実行することを特徴とする情報記録/再生装置のリード/ライトコマンドの処理方法。
  11. 前記請求項7のリード/ライトコマンドの処理方法において、前記上位装置から発行されたリード/ライトコマンドの最初のコマンドに対して、データの転送速度の低減を実行することを特徴とする情報記録/再生装置のリード/ライトコマンドの処理方法。
  12. 前記請求項11のリード/ライトコマンドの処理方法において、略6秒の遅れを転送時間に挿入することを特徴とする情報記録/再生装置のリード/ライトコマンドの処理方法。
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