JP4265172B2 - ロールユニット支持構造 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えば複写機やプリンタなどの画像形成装置に用いられるロールユニット支持構造に係り、特に、ロールユニットの脱着作業性を改善したロールユニット支持構造の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、複写機やプリンタなどの画像形成装置においては、用紙を搬送するために一若しくは複数個の搬送ロールが備えられており、この搬送ロールの交換やその他のメンテナンス等に際しては、当該搬送ロールを装置本体から取出す必要がある。
この種の搬送ロールは、通常、シャフトに一若しくは複数のロール体が具備されたロールユニットからなり、シャフト両端を軸受を介して支持フレームに回転自在に支持するようにしたものである。
ところで、この種の搬送ロール支持構造としては、ロールユニットのロール体とシャフトとを分離自在に連結し、両者の連結状態を解除することでロール体を分離可能としたものが既に知られている(例えば実開昭63―90646号公報,実公平6―43071号公報参照)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
このとき、シャフトに対してロール体を径方向に脱着する方式にあっては、通常、搬送ロール近傍には用紙を案内するためのシュートが設けられていることから、このシュートが搬送ロールの脱着の障害になる。
そこで、搬送ロールの脱着作業としては、搬送ロールが組付けられている搬送ユニットを装置本体から取外した状態でシュート裏側から搬送ロールの脱着を行うか、あるいは、シュートを取外した後に搬送ロールの脱着を行わなければならない。
このため、搬送ロールの脱着作業のみならず、搬送ユニットやシュートの取外し作業にも多くの時間を要する。
また、シュートを取外すことなくシュート側から搬送ロールの脱着を行うためには、シュートに作業用の大きな開口が必要となり、この開口が紙詰まりや紙折れ等の原因につながる虞れがある。
更に、ロール体とシャフトとが分離自在に連結されるため、搬送ロールの回転が不安定となり、用紙の斜め送り、搬送不良、紙詰まり等が引き起こされるだけでなく、搬送ロールへの用紙搬送に必要な圧力の負荷により、連結部に応力集中が生じ、搬送ロール全体の寿命を縮ませるという不都合が生ずる。
この点、シャフトに対してロール体を軸方向に脱着する方式にあっては、前記ロール体を径方向に脱着する方式に比べて搬送ロールの脱着作業性は改善されるが、軸方向での脱着を可能とするためのジョイント機構が複雑であるばかりか、ロール体とシャフトとの間を分離自在に連結している構造からして、回転動作が不安定となり易いという技術的課題は依然として残存する。
このような不都合を解決するには、ロール体とシャフトとを一体化してロールユニットとし、このロールユニット全体を脱着することが考えられるが、ロールユニット全体をいかに脱着するかが大きな技術的課題となっている。
特に、駆動力により搬送ロールを回転させる態様にあっては、ロールユニットを脱着する際に、駆動伝達部との切り分けが困難になるという技術的課題もある。
【0004】
本発明は、以上の技術的課題を解決するためになされたものであって、ロールユニット全体を画像形成装置から脱着する態様において、ロールユニットの脱着容易化及びこれに伴う脱着作業時間の短縮化を図ると共に、用紙の搬送性が安定したロールユニット支持構造を提供するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
すなわち、本発明の基本的構成は、図1に示すように、シャフト1aにロール1bが具備されたロールユニット1の両端を一対の軸受2(脱着側軸受2a及び反脱着側軸受2b)を介して支持フレーム3(脱着側支持フレーム3a及び反脱着側支持フレーム3b)に回転支持するロールユニット支持構造において、各々の支持フレーム3には軸受2が支持される軸受支持開口5を開設し、少なくとも脱着側支持フレーム3aの脱着側軸受支持開口5aには脱着側軸受2aを脱着自在に取付け、脱着側支持フレーム3aの脱着側軸受支持開口5aを作業用開口として、この作業用開口を通じてロールユニット1を軸方向外側に向かって取出すようにしたものである。
【0006】
このような技術的手段において、ロールユニット1は駆動、従動いずれをも含み、ロールユニット1を構成するシャフト1aに対するロール1bの個数は、一でもよいし、複数でもよい。また、脱着側支持フレーム3aとは、支持フレーム3のうち、ロールユニット1の脱着作業を行う側にある支持フレーム3を意味し、反脱着側支持フレーム3bとは、その反対側にある支持フレーム3を意味する。更に、軸受2についても同様に、脱着側軸受2aとは、ロールユニット1の脱着作業を行う側の軸受2を意味し、反脱着側軸受2bとは、その反対側の軸受2を意味する。
ここで、少なくとも脱着側軸受2aは、脱着側軸受2aを支持するために脱着側支持フレーム3aに開設された脱着側軸受支持開口5aに脱着自在に取付けることが可能であり、脱着側軸受2aを脱着側軸受支持開口5aに固定したままロールユニット1を脱着してもよいし、脱着側軸受2aを脱着側軸受支持開口5aから取外した後にロールユニット1の脱着をしてもよい。
また、脱着側支持フレーム3aに開設した脱着側軸受支持開口5aは、作業用開口としてロールユニット1が取出し可能に設けられているのに対し、反脱着側支持フレーム3bに開設した反脱着側軸受支持開口5bは、ロールユニット1の反脱着側端部が挿入可能に設けられている。
【0007】
そして、本発明のロールユニット支持構造は、シャフト1aに一若しくは複数のロール体が具備されたロールユニット1と、このロールユニット1の先端側が軸方向に沿って差込可能なシャフト受部を有する駆動軸と、ロールユニット1の後端側を脱着側軸受2aを介して回転支持する脱着側支持フレーム3a及び駆動軸を反脱着側軸受2bを介して回転支持する反脱着側支持フレーム3bが具備された支持フレーム3とを備え、支持フレーム3には、脱着側支持フレーム3aに脱着側軸受2aが支持される脱着側軸受支持開口5aを開設すると共に反脱着側支持フレーム3bに反脱着側軸受2bが支持される反脱着側軸受支持開口5bを開設し、ロールユニット1の先端側には軸方向に対して交差する方向にピンを設ける一方、駆動軸には奥側に向かって窄む溝を設けて前記ピンをこの溝に係合可能としたものであることを特徴とする。
また、本発明において、軸受2は、少なくとも脱着側軸受2aがロールユニット1のシャフト1aに組付けられている態様が好ましい。この態様によれば、ロールユニット1と脱着側軸受2aとを一体化して脱着できるため、脱着側軸受2aの脱着側軸受支持開口5aからの取外し作業が不要となり、ロールユニット1の脱着操作が容易になる。
【0008】
更に、本発明では、反脱着側軸受2bは、反脱着側支持フレーム3bの反脱着側軸受支持開口5bに取付けられている。この態様によれば、手の届きにくい反脱着側における反脱着側軸受2bの脱着作業が不要となり、ロールユニット1の脱着時の操作性が向上する。
【0009】
また、本発明に関連する参考形態において、ロールユニット1のいずれか一方端には駆動伝達機構4が具備され、駆動伝達機構4は、装置本体側パーツ4aとシャフト側パーツ4bとに分離可能に設けられており、シャフト側パーツ4bについては、脱着側軸受支持開口5aを通過可能となっている。
このため、駆動伝達機構4の一部、すなわちシャフト側パーツ4bをロールユニット1と一体化して脱着側軸受支持開口5aから出入することができ、ロールユニット1と駆動伝達機構4との連結、解除が容易になる。
ここで、装置本体側パーツ4aとシャフト側パーツ4bとの組合せとしては、両者を共に駆動ギアとして、ロールユニット1の取付時に係合し、図示外の駆動源からの駆動力により駆動ギアを介して回転をシャフト1aに伝達する態様が挙げられる。また、前者をタイミングベルト、プーリー、駆動軸で構成し、この駆動軸の先端をロールユニット1のシャフト1aと連結するために中空に設け且つすり割の溝を切る一方、後者を当該すり割に係合するピンとして、ロールユニット1の取付時に駆動軸とシャフト1aが嵌合し、タイミングベルト、プーリーを介して伝達された図示外の駆動源からの駆動力により回転する態様が挙げられる。
また、図示の例では、駆動伝達機構4により図示外の駆動源から駆動力を与えてロールユニット1を回転させる態様であるが、付勢スプリングでロールユニット1を付勢し、従動回転させる態様でもよい。
【0010】
更に、本発明に関連する参考形態において、駆動伝達機構4が反脱着側支持フレーム3bの外側に設けられる場合には、駆動伝達機構4のシャフト側パーツ4bをロールユニット1と一体化して脱着する際に、シャフト側パーツ4bが反脱着側軸受支持開口5bを通過可能となることが必要となるため、シャフト側パーツ4b外径が反脱着側軸受支持開口5b径以下となることが好ましい。
また、ロールユニット1と、軸受2と駆動伝達機構4のシャフト側パーツ4bの一方若しくは両方とを一体化して脱着する際には、一体化した形態において作業用開口すなわち脱着側軸受支持開口5aから取出可能となることが必要となるため、ロールユニット1外径、軸受2外径、シャフト側パーツ4b外径のうち最大径が少なくとも作業用開口径以下となることが好ましい。
【0011】
このような技術的手段において、脱着側支持フレーム3aの作業用開口は、脱着側軸受2aが取付自在な小径開口と、ロールユニット1が取出自在なロールユニット1外径以上の大径開口と、シャフト1aがこの小径開口と大径開口との間を移動自在なシャフト1a外径以上の連通開口とを備え、脱着側支持フレーム3aの脱着対象となるロール1b側且つシュートと離反する方向に設けることが好ましい。この作業用開口により、脱着側軸受2a外径がロールユニット1外径よりも小さい場合やシュートが邪魔になって脱着側軸受支持開口5aからロールユニット1を直接取出し難い場合にも極めて容易にロールユニット1の脱着を行うことができる。
【0012】
また、シュートのロールユニット1挿入方向途中位置に、ロールユニット1の反脱着側端部が反脱着側軸受2b中心に向かって案内されるガイド部材を設ければよい。ロールユニット1の反脱着側端部がこのガイド部材に沿って案内されるため、ロールユニット1の反脱着側端部を奥側の見え難い位置にある反脱着側軸受支持開口5bに挿入する際の操作性が向上する。
【0013】
更に、本発明に関連する参考形態において、ロールユニット1に対する駆動伝達機構4の配設位置により、ロールユニット1外径、軸受2外径、駆動伝達機構4のシャフト側パーツ4b外径との大小関係に関する好ましい態様が定まるが、具体的な態様については実施の形態に委ねる。
【0014】
また、このような技術的手段において、ロールユニット1及び駆動伝達機構4の装置本体側パーツ4aに取付けられる軸受2のうち、少なくとも一つの軸受2の取付位置を調整可能に設けることが好ましい。
ここで、駆動伝達機構4の装置本体側パーツ4aとしては、例えばロールユニット1と嵌合可能な駆動軸が挙げられ、ロールユニット1及び駆動軸に取付けられる軸受2のうち、少なくとも一つの軸受2の取付位置を調整可能に設けることにより、シャフト1aと駆動軸との軸心を一致させることができ、軸心のずれに起因する振動、騒音を防止すると共に、用紙の搬送性を安定させることができる。
そして、特に本発明では、反脱着側支持フレーム3bの外側に配置され且つ駆動軸を回転可能に支持する駆動軸支持部材を更に有し、この駆動軸支持部材への駆動軸の取付位置を調整可能に設けることが好ましい。
また、軸受2の取付位置を調整する際のシャフト1aと駆動軸の軸心を一致させる方法としては、例えば計測による方法、ダミーシャフトを挿入して取付位置を決定する方法、回転負荷を測定する方法等が挙げられ、これらの方法により軸心を出し、軸受2を固定するものであるが、その詳細な説明については実施の形態に委ねる。
【0015】
更に、本発明に関連する参考形態において、特に、駆動伝達機構4の装置本体側パーツ4aに取付けられる軸受2の取付位置を調整可能に設けることが好ましい。
ここで、基本的には、取付位置が調整される軸受2は、ロールユニット1に取付けられる軸受2又は例えば駆動伝達機構4の装置本体側パーツ4aとしての駆動軸に取付けられる軸受2のどちらでもよいが、以下の理由から駆動軸に取付けられる軸受2を調整することが、より好ましいといえる。
すなわち、駆動軸の位置を基準にロールユニット1側の軸受2を調整すると、シャフト1aの一端に対して他端の位置を大幅に移動させることとなるため、軸心の決定が困難となる。
また、ロールユニット1側の軸受2を調整する場合には、その調整はロールユニット1の脱着側で行われることとなるが、シャフト1aと駆動軸の軸心を一致させると共に、ロールユニット1側の軸受2位置を調整する部材と、ロールユニット1の抜止部材とを脱着側支持フレーム3aに取付けなければならないため、その構成が複雑化し、ロールユニット1の脱着作業が困難となる虞れがある。
【0016】
また、取付位置調整が施される軸受2は、正規位置にて位置調整部材を介して支持フレーム3に固定されることが好ましい。
ここで、正規位置とは、シャフト1aと装置本体側パーツ4aの駆動軸の軸心を一致させた状態における軸受2の位置を意味し、位置調整部材とは、支持フレーム3とは別部品であって、軸受2の取付位置に応じて移動可能に支持フレーム3に固定される部材をいう。
取付位置調整が施される軸受2の固定方法として位置調整部材を使用すれば、部品精度が低くても組み立て可能となり、部品コストの低減を図ることができる。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下、添付図面に示す実施の形態に基づいて本発明を詳細に説明する。
◎実施の形態1
図2は本発明の基本的構成が適用されたロールユニット支持構造を組み込んだ画像形成装置の概略図である。
同図において、画像形成装置本体10は所謂タンデム型の中間転写方式を採用した画像形成装置であり、作像モジュール20が収容された画像形成ユニット11と、この画像形成ユニット11に並列配置されて用紙(図示せず)を画像形成ユニット11に供給する用紙供給ユニット12と、前記画像形成ユニット11に並列配置されて画像形成ユニット11にて画像形成された用紙に対して後処理を施す後処理ユニット13とを備えたものである。
【0018】
本画像形成装置本体10において、画像形成ユニット11は、例えば電子写真方式にて各色成分トナー像(例えばイエロ(Y),マゼンタ(M),シアン(C),ブラック(K))が形成される作像モジュール20を収容したものであり、この作像モジュール20は、各色成分トナー像を形成担持する感光体ドラム21を並列配置し、各感光体ドラム21で形成した各色成分トナー像を中間転写ベルト22に順次一次転写させ、二次転写ロール23にて用紙供給ユニット12から供給される記録用紙に中間転写ベルト22上の各色成分トナー像を二次転写させ、定着器24に導くようにしたものである。
また、各感光体ドラム21の周囲には、感光体ドラム21を帯電する一様帯電器(図示せず)、感光体ドラム21上に静電潜像を書込むレーザ露光器25、各色成分トナーが収容されて感光体ドラム21上の静電潜像を可視像化する現像器26、感光体ドラム21上の各色成分トナー像を中間転写ベルト22に転写せしめる一次転写ロール27及び感光体ドラム21上の残留トナーなどを除去するクリーナ28などの電子写真用デバイスが順次配設されている。
更に、中間転写ベルト22は複数(本例では5つ)の張架ロール111〜115に張架されて循環搬送されるものであり、例えば張架ロール111を駆動ロールとすると共に、他の張架ロール112〜115を従動ロールとし、更に張架ロール112〜115のうちの任意の張架ロール、例えば張架ロール113を中間転写ベルト22に張力が付与せしめられるテンションロールとして機能させるようにしたものである。
そして、中間転写ベルト22の張架ロール114に対向する部位が二次転写部位として設定されており、この中間転写ベルト22の二次転写部位表面側には二次転写ロール23が接触配置され、この二次転写ロール23とこれに対向する張架ロール114(バックアップロールとして機能)との間に転写バイアスが印加されるようになっている。
【0019】
また、用紙供給ユニット12は、図2に示すように、多段(本例では3段)の用紙供給トレイ121〜123を有し、用紙供給トレイ121,122にはサイズの異なる普通紙を収容する一方、最下段の大容量用紙供給トレイ123には、塗工紙、厚紙等の曲げ剛性の高い用紙を収容するようにしたものである。
そして、用紙供給トレイ121,122は、画像形成ユニット11の反対側にフィードロール124,125を有し、用紙供給トレイ123は画像形成ユニット11側にフィードロール126を有している。
更に、用紙供給トレイ121,122からの用紙搬送路は、用紙供給ユニット12の画像形成ユニット11の反対側側方から上方へ向かい、上方スペースを利用して画像形成ユニット11側へと向かった後、下方へと向かう迂回搬送路127として構成されている。
一方、用紙供給トレイ123からの用紙搬送路は、画像形成ユニット11側へ略直線状に延びる直結搬送路128として構成されており、この直結搬送路128及び前記迂回搬送路127は合流搬送路129に連通接続され、記録用紙を送出口130から画像形成ユニット11側へ送出するようになっている。
【0020】
また、用紙供給ユニット12の迂回搬送路127、直結搬送路128及び合流搬送路129には対構成の複数の搬送ロール131が所定間隔毎に設けられている。
更に、本画像形成装置本体10では、用紙供給ユニット12の上方に、画像読取ユニット14及びユーザー操作部15が配設されている。
尚、画像読取ユニット14は、原稿台に置かれた原稿の画像を光学的に読み取るものであり、例えば光源、反射ミラー、結像レンズ、CCDセンサ等から構成される。
【0021】
また、後処理ユニット13は、図2に示すように、画像形成ユニット11のユニットケース110に開設された記録用紙の排出口211に対応したユニットケース230位置に入口開口231を有し、一方、画像形成ユニット11の反対側のユニットケース230位置に出口開口232を開設し、この出口開口232に対応したユニットケース230には用紙排出トレイ233が取付けられている。
更に、入口開口231と出口開口232との間には斜め方向に向かう傾斜搬送路234が設けられており、この傾斜搬送路234には排出用デカーラ235が設けられている。
【0022】
また、画像形成ユニット11内の用紙搬送路は、用紙供給ユニット12から供給された用紙を二次転写部位に導いた後に、定着器24を通過させて後処理ユニット13側へ排出する経路以外に、定着器24から送出された用紙を反転して再度二次転写部位に戻す経路を備えている。
特に、本画像形成装置本体10においては、二次転写部位の上流側には複数(本例では3つ)の対構成からなる複方向搬送ロール132が配設されると共に、この複方向搬送ロール132と二次転写部位との間には対構成からなるレジストレーションロール(レジストロール)133が配設されている。
このような用紙搬送装置は、複方向搬送ロール132にてサイド初期位置に用紙の側端を位置合わせした後、二次転写部位の手前に配置されたレジストロール133の回転速度を制御することで、位置合わせした状態の用紙を二次転写部位へ搬送し、二次転写部位通過後の用紙を例えば搬送ベルト134にて定着器24へと搬送するようになっている。
更に、本画像形成装置本体10で用いられる用紙戻し機構としては、定着器24から送出された形成用紙をループ状の戻し経路135に沿って適宜数の搬送ロール136にて搬送するものであるが、戻し経路135の途中に反転部(本例では後処理ユニット13内の下部スペースを利用して構成)137を設け、この反転部137を介して用紙を反転させるようにしたものである。
尚、戻し経路135の一部は用紙供給ユニット12内のスペースを利用し、Uターン搬送路138を通じて合流搬送路129に連通接続されるようになっている。
【0023】
また、本実施の形態において、各種搬送ロールのうち、駆動搬送ロールは、図3(a)(b)に示すようにロールユニット30を備えている。
本実施の形態では、ロールユニットの支持構造は、ロールユニット30が画像形成装置本体10の脱着側支持フレーム31に開設された脱着側軸受支持開口32から取出自在であるように設けられている。
より具体的には、ロールユニット支持構造は、画像形成装置本体10に設けられた支持フレームのうち、ロールユニット30の脱着動作を行う側(図3では左側)の支持フレームを脱着側支持フレーム31、他方を反脱着側支持フレーム33とし、脱着側支持フレーム31には脱着側軸受35を支持する脱着側軸受支持開口32を開設し、反脱着側支持フレーム33には反脱着側軸受36を支持する反脱着側軸受支持開口34を開設したものである。
更に、反脱着側支持フレーム33の外側には、図示外の駆動源からの駆動力を伝達する駆動伝達機構37を備えている。
そして、この駆動伝達機構37は、分離可能に設けられ、装置本体側駆動ギア371とシャフト側駆動ギア372とで構成され、ロールユニット30の取付時に両者が係合し、駆動力による回転をシャフト301に伝達するようになっている。
一方、ロールユニット30は反脱着側端部303がテーパー形状に設けられ、奥側への挿入が容易になっているシャフト301と、このシャフト301の中央やや左寄りにロール302とを備え、図示外の駆動源からの駆動力により回転し、ロール302が用紙と接触して用紙を搬送する。
尚、ロール302の個数は、一でもよいし、複数でもよい。
そして、このロールユニット30におけるシャフト301には、脱着側から順に、脱着側軸受35、ロール302、反脱着側軸受36、シャフト側駆動ギア372が組付けられており、ロールユニット30取付時において、脱着側軸受35は脱着側軸受支持開口32に支持される位置に、反脱着側軸受36は反脱着側軸受支持開口34に支持される位置に、また、シャフト側駆動ギア372は装置本体側駆動ギア371と係合する位置に配置するようになっており、脱着側軸受支持開口32を作業用開口として、これらとロールユニット30は一体化した状態で作業用開口から軸方向外側(図3では左側)に取出可能且つ反脱着側軸受支持開口34を挿入可能に設けられている。
更にまた、ロールユニット30の取付時において、シャフト301端が脱着側軸受支持開口32若しくは反脱着側軸受支持開口34から抜け出ることを防止するために、脱着自在なクランク状の脱着側抜け止部材38の一端381をシャフト301の脱着側端に当接し、他端382を脱着側支持フレーム31にねじ止するようになっている一方、シャフト301の反脱着側端については、クランク状の反脱着側抜け止部材39の一端391を当接し、他端392を反脱着側支持フレーム33にねじ止固定したものである。
また、図3、図4に示すように、画像形成装置本体10に設けられた用紙を案内するためのシュート41のロールユニット30挿入方向途中位置には、シャフト301の反脱着側端部303を反脱着側軸受36中心へ案内するためのガイド部材40が設けられている。
【0024】
また、本実施の形態では、駆動伝達機構37が反脱着側支持フレーム33の外側にあるため、シャフト側駆動ギア372が反脱着側軸受支持開口34に挿入可能となることが必要であり、更に、ロールユニット30及びこれに組付けたパーツを一体化した状態で作業用開口から取出可能とする必要がある。
そこで、シャフト側駆動ギア372外径は反脱着側軸受36外径よりも小さく、反脱着側軸受36外径及びロールユニット30外径は脱着側軸受35外径よりも小さく設けられている。
【0025】
次に、本実施の形態に係るロールユニット支持構造の作動を説明する。
ロールユニット30を画像形成装置本体10から取出す際には、脱着側支持フレーム31から脱着側抜け止部材38を取外し、図3(b)に示すように、ロールユニット30を脱着側軸受35、反脱着側軸受36及びシャフト側駆動ギア372を一体として作業用開口から軸方向外側(図3では左側)に向かって取出し、ロール302の交換や、その他のメンテナンスを行えばよい。
一方、ロールユニット30を画像形成装置本体10に装着する際には、ロールユニット30と脱着側軸受35、反脱着側軸受36及びシャフト側駆動ギア372を一体として作業用開口から挿入する。
このとき、ロールユニット30の挿入途中に位置するガイド部材40にシャフト301の反脱着側端部303が案内され、シャフト301に組付けられた反脱着側軸受36を容易に反脱着側軸受支持開口34に挿入することが可能となる。
そして、最後に脱着側抜け止部材38を脱着側支持フレーム31に取付ければよい。この状態において、図3(a)に示すように、各軸受35,36は各支持フレーム31,33に支持され、また、シャフト側駆動ギア372は装置本体側駆動ギア371と係合し、図示外の駆動源からの駆動力により回転する。
更に、この回転がシャフト301に伝達され、ロール302が回転し、用紙を搬送するようになっている。
【0026】
◎実施の形態2
図5(a)(b)は、本発明の基本的構成が適用されたロールユニット支持構造の実施の形態2を示す。
同図において、本実施の形態に係るロールユニット支持構造は、実施の形態1に係るロールユニット支持構造と略同様に、ロールユニット30が画像形成装置本体10の脱着側支持フレーム31に開設された脱着側軸受支持開口32から取出自在に設けられているが、実施の形態1と異なり、駆動伝達機構45が脱着側支持フレーム31の外側に配設されている。
【0027】
本実施の形態では、図5(a)に示すように、脱着側支持フレーム31の外側には、図示外の駆動源からの駆動力を伝達する駆動伝達機構45を備えている。
そして、この駆動伝達機構45は、分離可能に設けられ、装置本体側駆動ギア451とシャフト側駆動ギア452とで構成され、ロールユニット30の取付時に両者が係合し、駆動力による回転をシャフト301に伝達するようになっている。
また、ロールユニット30におけるシャフト301には、脱着側から順に、シャフト側駆動ギア452、脱着側軸受35、ロール302、反脱着側軸受36が組付けられ、ロールユニット30取付時において、シャフト側駆動ギア452は装置本体側駆動ギア451と係合する位置に、脱着側軸受35は脱着側軸受支持開口32に支持される位置に、反脱着側軸受36は反脱着側軸受支持開口34に支持される位置に配置するようになっており、脱着側軸受支持開口32を作業用開口として、これらとロールユニット30は一体化した状態で作業用開口から軸方向外側(図5では左側)に取出可能且つ反脱着側軸受支持開口34を挿入可能に設けられている。
更に、ロールユニット30の取付時において、シャフト301端が脱着側軸受支持開口32若しくは反脱着側軸受支持開口34から抜け出ることを防止するために、脱着自在なクランク状の脱着側抜け止部材46の一端461をシャフト301の脱着側端に当接し、他端462を脱着側支持フレーム31にねじ止するようになっている一方、シャフト301の反脱着側端については、クランク状の反脱着側抜け止部材47の一端471を当接し、他端472を反脱着側支持フレーム33にねじ止固定したものである。
尚、実施の形態1と同様な構成要素については、実施の形態1と同様な符号を付して、ここではその詳細な説明を省略する。
【0028】
また、本実施の形態では、ロールユニット30及びこれに組付けたパーツを一体化した状態で作業用開口から取出可能とする必要がある。
そこで、反脱着側軸受36外径及びロールユニット30外径は脱着側軸受35外径よりも小さく設けられている。
【0029】
◎実施の形態3
図6(a)(b)は、本発明の基本的構成が適用されたロールユニット支持構造の実施の形態3を示す。
同図において、本実施の形態に係るロールユニット支持構造は、実施の形態2に係るロールユニット支持構造と略同様に、ロールユニット30が画像形成装置本体10の脱着側支持フレーム31に開設された脱着側軸受支持開口32から取出自在に設けられているが、実施の形態2と異なり、駆動伝達機構50が脱着側支持フレーム31の内側に配設されている。
【0030】
本実施の形態では、図6(a)に示すように、脱着側支持フレーム31の内側には、図示外の駆動源からの駆動力を伝達する駆動伝達機構50を備えている。
そして、この駆動伝達機構50は、分離可能に設けられ、装置本体側駆動ギア501とシャフト側駆動ギア502とで構成され、ロールユニット30の取付時に両者が係合し、駆動力による回転をシャフト301に伝達するようになっている。
また、ロールユニット30におけるシャフト301には、脱着側から順に、脱着側軸受35、シャフト側駆動ギア502、ロール302、反脱着側軸受36が組付けられ、ロールユニット30取付時において、脱着側軸受35は脱着側軸受支持開口32に支持される位置に、シャフト側駆動ギア502は装置本体側駆動ギア501と係合する位置に、反脱着側軸受36は反脱着側軸受支持開口34に支持される位置に配置するようになっており、脱着側軸受支持開口32を作業用開口として、これらとロールユニット30は一体化した状態で作業用開口から軸方向外側(図6では左側)に取出可能且つ反脱着側軸受支持開口34に挿入可能に設けられている。
更に、ロールユニット30の取付時において、シャフト301端が脱着側軸受支持開口32若しくは反脱着側軸受支持開口34から抜け出ることを防止するために、脱着自在なクランク状の脱着側抜け止部材51の一端511をシャフト301の脱着側端に当接し、他端512を脱着側支持フレーム31にねじ止するようになっている一方、シャフト301の反脱着側端については、クランク状の反脱着側抜け止部材47の一端471を当接し、他端472を反脱着側支持フレーム33にねじ止固定したものである。
尚、実施の形態2と同様な構成要素については、実施の形態2と同様な符号を付して、ここではその詳細な説明を省略する。
【0031】
また、本実施の形態では、ロールユニット30及びこれに組付けたパーツを一体化した状態で作業用開口から取出可能とする必要がある。そこで、脱着側軸受35外径よりもシャフト側駆動ギア502及びロールユニット30外径は小さく、また、反脱着側軸受36外径はロールユニット30外径よりも小さく設けられている。
更に、駆動伝達機構50が反脱着側支持フレーム33の内側に配設される場合にも、各パーツは本実施の形態と同様な寸法条件を満たすことが必要である。
【0032】
◎実施の形態4
図7(a)(b)は、本発明の基本的構成が適用されたロールユニット支持構造の実施の形態4を示す。
同図において、本実施の形態に係るロールユニット支持構造は、実施の形態3に係るロールユニット支持構造と略同様に、ロールユニット30が画像形成装置本体10の脱着側支持フレーム31に開設された脱着側軸受支持開口32から取出自在に設けられており、駆動伝達機構50が脱着側支持フレーム31の内側に配設されているが、実施の形態3と異なり、脱着側軸受60が軸受支持部材61に支持され、この軸受支持部材61を脱着側支持フレーム31に取付けるようになっている。
【0033】
本実施の形態では、図7(a)(b)に示すように、ロールユニット30におけるシャフト301には、脱着側から順に、軸受支持部材61に支持された脱着側軸受60、シャフト側駆動ギア502、ロール302、反脱着側軸受36が組付けられ、ロールユニット30取付時において、脱着側軸受60は脱着側支持フレーム31外側の軸受支持部材61により脱着側支持フレーム31に取付けられる位置に、シャフト側駆動ギア502は装置本体側駆動ギア501と係合する位置に、反脱着側軸受36は反脱着側軸受支持開口34に支持される位置に配置するようになっており、脱着側軸受支持開口32を作業用開口として、これらとロールユニット30は一体化した状態で作業用開口から軸方向外側(図7では左側)に取出可能且つ反脱着側軸受支持開口34に挿入可能に設けられている。
また、ロールユニット30の取付時において、シャフト301端が脱着側軸受支持開口32若しくは反脱着側軸受支持開口34から抜け出ることを防止するために、脱着自在なクランク状の脱着側抜け止部材62の一端621をシャフト301の脱着側端に当接し、他端622を脱着側支持フレーム31にねじ止するようになっている一方、シャフト301の反脱着側端については、クランク状の反脱着側抜け止部材47の一端471を当接し、他端472を反脱着側支持フレーム33にねじ止固定したものである。
尚、実施の形態3と同様な構成要素については、実施の形態3と同様な符号を付して、ここではその詳細な説明を省略する。
【0034】
また、本実施の形態では、ロールユニット30及びこれに組付けたパーツを一体化した状態で作業用開口から取出可能とする必要がある。そこで、作業用開口径よりもシャフト側駆動ギア502外径は小さく、また、ロールユニット30外径及び反脱着側軸受36外径はシャフト側駆動ギア502外径よりも小さく設けられている。
尚、脱着側軸受60は、軸受支持部材61に支持された態様において、脱着側支持フレーム31の外側の面に取付けられるため、作業用開口の外側に位置することとなる。
従って、図7(a)に示すように、軸受支持部材61がロールユニット30取付時に作業用開口を塞ぐことが可能な寸法であれば、脱着側軸受60は作業用開口に比べて小さい寸法に設けてもよい。
【0035】
◎実施の形態5
図8(a)(b)は、本発明が適用されたロールユニット支持構造の実施の形態5を示す。
同図において、本実施の形態に係るロールユニット支持構造は、実施の形態1に係るロールユニット支持構造と略同様に、ロールユニット30が画像形成装置本体10の脱着側支持フレーム31に開設された脱着側軸受支持開口32から取出自在に設けられており、駆動伝達機構70が反脱着側に配設されているが、実施の形態1と異なり、駆動伝達機構70が駆動軸71、プーリー72及びタイミングベルト73から構成され、また、ロールユニット30と駆動軸71及びプーリー72が分離可能に設けられている。
尚、実施の形態1と同様な構成要素については、実施の形態1と同様な符号を付して、ここではその詳細な説明を省略する。
【0036】
本実施の形態に係るロールユニット支持構造は、図8(a)(b)に示すように、駆動伝達機構70が反脱着側に配設され、この駆動伝達機構70は、駆動軸71、プーリー72及びタイミングベルト73を備えている。
ここで、駆動軸71は、脱着側端(図8では左側)が中空になっており、シャフト301が差込可能なシャフト受部74を有する。
また、シャフト受部74にはすり割の溝75を設ける一方、シャフト301にはピン76を設け、ロールユニット30の取付時に、ピン76がすり割の溝75と係合し、シャフト301と駆動軸71とが一体となって回転可能に嵌合するようになっている。
尚、駆動軸71先端は鳥の嘴のような形状を有しており、挿入されてきたピン76とすり割の溝75とに相対角度がある場合でも、挿入を続けることによってスムーズにピン76とすり割の溝75が係合するように設けられている。
更に、駆動軸71には反脱着側軸受36が組付けられ、回転可能に保たれており、この反脱着側軸受36は反脱着側軸受支持開口34に取付けられている。
また、駆動軸71の反脱着側端(図8では右側)には軸受77が組付けられており、この軸受77は反脱着側支持フレーム33に取付けられた駆動軸支持部材78により支持されるようになっている。
そして、駆動軸71のシャフト受部74と軸受77との間にプーリー72を組付け、このプーリー72にタイミングベルト73を掛け渡し、図示外の駆動源からの駆動力を伝達するようにしたものである。
また、ロールユニット30の脱着を可能とするために、作業用開口径すなわち脱着側軸受支持開口32径は、ロールユニット30外径よりも大きく設けられている。
【0037】
次に、本実施の形態に係るロールユニット支持構造の作動を説明する。
ロールユニット30を画像形成装置本体10から取出す際には、脱着側支持フレーム31から脱着側抜け止部材38を取外し、更に脱着側軸受35を取外した後、図8(b)に示すように、ロールユニット30を作業用開口から軸方向外側に向かって取出し、ロール302の交換や、その他のメンテナンスを行えばよい。
一方、ロールユニット30を画像形成装置本体10に装着する際には、ロールユニット30を作業用開口から挿入すればよい。
このとき、ロールユニット30の挿入途中に位置するガイド部材40にシャフト301の反脱着側端部303が案内される。
また、このシャフト301の反脱着側端部303はテーパー形状に設けられているため、容易に駆動軸71のシャフト受部74に挿入することができ、ロールユニット30のピン76と駆動軸71のすり割の溝75とが係合し、シャフト301と駆動軸71とが嵌合する。
そして、脱着側軸受35を脱着側軸受支持開口32に取付け、最後に脱着側抜け止部材38を脱着側支持フレーム31に取付ければよい。
この状態において、図8(a)に示すように、シャフト301と駆動軸71が一体となり、タイミングベルト73、プーリー72を介して伝達された図示外の駆動源からの駆動力により回転する。そして、ロール302が回転し、用紙を搬送するようになっている。
この態様によれば、シャフト301の反脱着側端部303近傍が駆動軸71のシャフト受部74まで挿入されているため、ロールユニット30両端が確実に支持され、用紙搬送のために必要な圧力がロールユニット30に加わっても、ロールユニット30の回転が安定する。
【0038】
◎実施の形態6
図9は、本発明が適用されたロールユニット支持構造の実施の形態6を示す。
同図において、本実施の形態に係るロールユニット支持構造の基本的構成は、実施の形態5に係るロールユニット支持構造と略同様であるが、実施の形態5と異なり、シャフト301と駆動軸71の軸心を一致させた状態にて、駆動軸71に組付けられた軸受77が位置調整部材としてのブラケット400を介して反脱着側支持フレーム33に固定されている。
尚、実施の形態5と同様な構成要素については、実施の形態5と同様な符号を付して、ここではその詳細な説明を省略する。
【0039】
本実施の形態に係るロールユニット支持構造は、図9に示すように、駆動伝達機構70が反脱着側に配設され、この駆動伝達機構70は、駆動軸71、プーリー72及びタイミングベルト73を備えている。
ここで、駆動軸71には、反脱着側軸受36が組付けられ、回転可能に保たれており、この反脱着側軸受36は反脱着側軸受支持開口34に取付けられている。
また、駆動軸71の反脱着側端(図9では右側)には軸受77が組付けられている。
一方、駆動軸71と嵌合するシャフト301の脱着側端(図9では左側)には脱着側軸受35が組付けられており、駆動軸71とシャフト301は嵌合した状態において、これら軸受35,36及び77により支持されるようになっている。
【0040】
また、本実施の形態において、軸受77はブラケット400を介して反脱着側支持フレーム33に固定されている。
すなわち、クランク状のブラケット400の一端401には、軸受支持開口410が設けられ、軸受77が支持されるようになっている一方、ブラケット400の他端402には、ねじ420の径よりも大きな径を有する開口430が設けられ、この開口430を通じて、ねじ420によりブラケット400が反脱着側支持フレーム33に固定されるようになっている。
ここで、ブラケット400は、駆動軸71とシャフト301の軸心が一致するように調整された状態において、軸受77を固定するものである。
【0041】
次に、本実施の形態に係るロールユニット支持構造の作動について、説明する。
まず、シャフト301と駆動軸71の軸心を一致させるためには、シャフト301をシャフト受部74に挿入することにより、シャフト301と駆動軸71とを嵌合させればよい。
この状態において、シャフト301及び駆動軸71は、軸受35,36,77にて支持されることとなる。
そして、タイミングベルト73、プーリー72を介して伝達された図示外の駆動源からの駆動力により、シャフト301と駆動軸71とを一体として回転させ、図10(a)に示すように、トルクメータ450によりその回転負荷を測定し、回転負荷が最低となるときの位置において、軸受77を固定する。
ここで、軸受77の固定は、前記回転負荷が最低となるときの位置に軸受77を合わせた状態で、ブラケット400の一端401の軸受支持開口410に軸受77を支持すると共に、軸受77の位置を基準にブラケット400を上下方向に移動させて調節し、ブラケット400の他端402の開口430を通じてねじ420により、反脱着側支持フレーム33にブラケット400を固定することにより行う。
また、このようにシャフト301と駆動軸71の軸心を一致させ、ブラケット400を介して反脱着側支持フレーム33に軸受77を固定した後は、実施の形態6と同様な作動により、画像形成装置本体10に対するロールユニット30の脱着作業を行えばよい。
【0042】
また、本実施の形態において、シャフト301と駆動軸71の軸心を一致させる別の方法としては、図10(b)に示すように、シャフト301及び駆動軸71の数箇所(本例では3箇所)において変位計460(例えばダイアルゲージ等)により軸の振れを計測し、シャフト301及び駆動軸71を一回転させたときの各箇所における振れが一定範囲内に収まるような状態にて軸受77を固定する方法でもよい。
【0043】
更に、シャフト301と駆動軸71の軸心を一致させる他の方法としては、図10(c)に示すように、本実施の形態におけるロールユニット支持構造において、脱着側軸受35が組付け可能に設けられたダミーロールユニット500を用意し、ダミーシャフト510を駆動軸71に嵌合させた状態において、ダミーシャフト510と駆動軸71の軸心を一致させ、ブラケット400により軸受77を固定してもよい。
【0044】
本実施の形態によれば、シャフト301と駆動軸71の軸心を一致させた状態において、駆動軸71を支持する軸受77をブラケット400を介して反脱着側支持フレーム33に固定したので、シャフト301と駆動軸71の軸心のずれに起因する振動、騒音を防止することができる。
また、軸受77の固定には、位置調整を容易に可能としたブラケット400を使用したので、部品精度が低くても安定したロールユニット支持構造を提供することができ、部品コストの低減を図ることができる。
【0045】
◎実施の形態7
図11は、本発明が適用されたロールユニット支持構造の実施の形態7を示す。
同図において、本実施の形態に係るロールユニット支持構造の基本的構成は、実施の形態6に係るロールユニット支持構造と略同様であるが、実施の形態6と異なり、シャフト301と駆動軸71の軸心を一致させた状態にて、駆動軸71に組付けられた反脱着側軸受36が位置調整部材としてのブラケット600を介して反脱着側支持フレーム33に固定されている。
尚、実施の形態6と同様な構成要素については、実施の形態6と同様な符号を付して、ここではその詳細な説明を省略する。
【0046】
本実施の形態では、図11に示すように、ブラケット600には反脱着側軸受36を支持する軸受支持開口610と、ねじ620の径よりも大きな径を有する開口630とが設けられている。
そして、実施の形態6と同様な方法により、シャフト301と駆動軸71の軸心を一致させた状態において、反脱着側軸受36は軸受支持開口610に支持される。
また、ブラケット600は、上下方向に移動可能に設けられ、開口630を通じてねじ620により反脱着側支持フレーム33に取付けられるようになっている。
【0047】
本実施の形態によっても、シャフト301と駆動軸71の軸心を一致させた状態において、位置調整可能なブラケット600を介して反脱着側支持フレーム33に反脱着側軸受36を固定するため、実施の形態6と略同様な作用、効果を奏するものである。
【0048】
◎実施の形態8
図12(a)(b)は、本発明に関連する参考発明が適用されたロールユニット支持構造の実施の形態8を示す。
同図において、本実施の形態に係るロールユニット支持構造は、実施の形態5に係るロールユニット支持構造と略同様に、ロールユニット30が画像形成装置本体10の脱着側支持フレーム31に開設された脱着側軸受支持開口32から取出自在に設けられており、駆動伝達機構80が反脱着側に配設されているが、実施の形態5と異なり、駆動伝達機構80がガイド部材付プーリー81及びタイミングベルト73から構成され、また、ロールユニット30とガイド部材付プーリー81とが分離可能に設けられている。
尚、実施の形態5と同様な構成要素については、実施の形態5と同様な符号を付して、ここではその詳細な説明を省略する。
【0049】
本実施の形態に係るロールユニット支持構造は、図12(a)(b)に示すように、駆動伝達機構80が反脱着側に配設され、この駆動伝達機構80は、ガイド部材付プーリー81及びタイミングベルト73を備えている。
ここで、ガイド部材付プーリー81は、プーリーにガイド部材を設けたものであり、反脱着側支持フレーム33に取付けられたプーリー抑え部材84により、ロールユニット30脱着時にプーリーが略軸心に保たれるようになっている。
また、ガイド部材付プーリー81は、脱着側端(図12では左側)が中空になっており、シャフト301が差込可能なシャフト受部82を有する。
更に、シャフト受部82にはすり割の溝83を設け、ロールユニット30の取付時に、シャフト301のピン76がすり割の溝83と係合し、シャフト301とガイド部材付プーリー81とが一体となって回転可能に嵌合するようになっている。
尚、ガイド部材付プーリー81先端は鳥の嘴のような形状を有しており、挿入されてきたピン76とすり割の溝83とに相対角度がある場合でも、挿入を続けることによってスムーズにピン76とすり割の溝83が係合するように設けられている。
また、反脱着側軸受36は反脱着側軸受支持開口34に取付けられており、ロールユニット30は取付時に回転可能に保たれる。
そして、ガイド部材付プーリー81にタイミングベルト73を掛け渡し、図示外の駆動源からの駆動力を伝達するようにしたものである。
【0050】
◎実施の形態9
図13(a)(b)は、本発明が適用されたロールユニット支持構造における作業用開口すなわち脱着側軸受支持開口の実施の形態9を示す。
図13(a)に示すように、脱着側軸受外径90がロールユニット30外径よりも大きい場合(図3、図5、図6、図8参照)には、脱着側軸受支持開口91から直接ロールユニット30の脱着操作を行えばよい。
一方、脱着側軸受92外径がロールユニット30外径よりも小さい場合には、脱着側軸受支持開口93から直接脱着操作を行うことができない。
そこで、図13(b)に示すように、脱着側軸受92が取付自在な小径開口(脱着側軸受支持開口)93と、ロールユニット30が取出自在なロールユニット30外径以上の大径開口94と、シャフト301がこの小径開口93と大径開口94との間を移動自在となるシャフト301外径以上の連通開口95とで作業用開口96を構成し、脱着側支持フレーム31の脱着対象となるロール302側且つシュート41と離反する方向(図13(b)では左側)に設けたものである。
そして、ロールユニット30の脱着操作の際には、まず、ロールユニット30のシャフト301を小径開口93から連通開口95を通じて平行移動させ、大径開口94においてロールユニット30を脱着すればよい。この作業用開口96により、脱着側軸受92外径がロールユニット30外径よりも小さい場合やシュート41が邪魔になって脱着側軸受支持開口93からロールユニット30を直接取出し難い場合にも極めて容易にロールユニット30の脱着を行うことができる。
【0051】
◎実施例
図14、図15は、本発明が適用されたロールユニット支持構造の実施の形態5、実施の形態8及び実施の形態9の実施例を示す。
図14は、実施の形態5及び実施の形態8に示すロールユニット(搬送ロール)支持構造を実施の形態9が適用されたUターン搬送路138(図2参照)に取付けたものである。
同図において、Uターン搬送路138は円弧状に設けられ、脱着側支持フレーム31には、作業用開口96が一若しくは複数(本例では3個)開設されると共に、ロールユニット支持構造が組込まれている。
ここで、作業用開口96は、脱着側軸受92が取付自在な小径開口(脱着側軸受支持開口)93と、ロールユニット30が取出自在なロールユニット30外径以上の大径開口94と、シャフト301がこの小径開口93と大径開口94との間を移動自在となるシャフト301外径以上の連通開口95とで構成され、脱着側支持フレーム31の脱着対象となるロール302側且つシュート41と離反する方向(図14では下側)に設けたものである。
【0052】
次に、本実施例に係るロールユニット支持構造の作動を説明する。
ロールユニット30を取出す場合には、図13(b)に示す脱着側軸受92を小径開口すなわち脱着側軸受支持開口93から取外し、図15に示すように、ロールユニット30のシャフト301を持ち、小径開口93から連通開口95を通じて大径開口94へロールユニット30を平行移動すればよい。
そして、ロールユニット30を大径開口94から直接軸方向外側へ取出し、ロール302の交換やその他のメンテナンスを行えばよい。
一方、ロールユニット30をUターン搬送路138に取付ける場合には、ロールユニット30を大径開口94から軸方向中側に挿入し、シャフト301を持ち、連通開口95を通じて小径開口93に平行移動させればよい。
このとき、ロールユニット30の挿入途中に位置するガイド部材40にシャフト301の反脱着側端部303が案内される。
また、このシャフト301の反脱着側端部303はテーパー形状に設けられているため、容易に駆動軸71のシャフト受部74に挿入することができ、ロールユニット30のピン76と駆動軸71のすり割の溝75とが係合し、シャフト301と駆動軸71とが回転自在に嵌合する(図8参照)若しくは、ガイド部材付プーリー81のシャフト受部82に挿入することができ、ロールユニット30のピン76とガイド部材付プーリー81のすり割の溝83とが係合し、シャフト301とガイド部材付プーリー81とが回転自在に嵌合する(図12参照)。
そして、最後に脱着側軸受支持開口すなわち小径開口93に脱着側軸受92を取付け、図示外の駆動源からの駆動力を伝達させることにより、シャフト301が回転し、ロール302が回転して用紙を搬送することとなる。
【0053】
◎比較例
本比較例は、搬送ユニットを取外した後、更に軸受等を取外し、続いて、ロールユニットのシャフトの一端を軸受支持開口から搬送ユニット内側へ抜出し、最後に、ロールユニット全体を径方向にずらしながら抜出す態様である。
図16は、実施例と比較例とに対してロールユニット(搬送ロール)交換の作業時間を測定した結果を示す。
図16によれば、本実施例が比較例に比べて、搬送ロールの交換作業時間が大幅に短縮されていることが理解される。
【0054】
【発明の効果】
以上説明してきたように、本発明によれば、ロールユニットあるいはロールユニットとそれに付随したパーツとを一体として、支持フレームに設けられた作業用開口からロールユニットの軸方向に脱着自在としたので、ロールユニットが組付けられた搬送ユニットの取外しが不要となり、ロールユニットの脱着操作が容易となるばかりか、ロールユニットの脱着にかかる全工程の作業時間の短縮を図ることが可能となる。
特に、ロールユニットの先端側が軸方向に沿って差込可能なシャフト受部を有する駆動軸を備え、ロールユニットの先端側には軸方向に対して交差する方向にピンを設ける一方、駆動軸には奥側に向かって窄む溝を設けてピンをこの溝に係合可能となるようにしたので、シャフトと駆動軸との脱着操作が容易になされるようになる。
また、ロール体とシャフトとを一体化して脱着する態様であるので、シャフトとロール体とを分離自在に連結した態様に比べて、ロール連結部の不安定化による用紙の斜め送り、搬送不良、紙詰まり等を防止して用紙搬送性を安定させることができる。
更に、前記ロール体とシャフトとを連結した態様において、ロール連結部に生ずる応力集中によりロールユニットの寿命が短縮化するという弊害を回避することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 (a)(b)は本発明の基本的構成に係るロールユニット支持構造の概要を示す説明図である。
【図2】 本発明に係るロールユニット支持構造を備えた画像記録装置の全体構成を示す説明図である。
【図3】 (a)は実施の形態1に係るロールユニット支持構造のロールユニット取付時の状態を示す説明図、(b)は同ロールユニット支持構造のロールユニット取出時の状態を示す説明図である。
【図4】 実施の形態1に係るロールユニット支持構造に用いられるガイド部材を示す説明図である。
【図5】 (a)は実施の形態2に係るロールユニット支持構造のロールユニット取付時の状態を示す説明図、(b)は同ロールユニット支持構造のロールユニット取出時の状態を示す説明図である。
【図6】 (a)は実施の形態3に係るロールユニット支持構造のロールユニット取付時の状態を示す説明図、(b)は同ロールユニット支持構造のロールユニット取出時の状態を示す説明図である。
【図7】 (a)は実施の形態4に係るロールユニット支持構造のロールユニット取付時の状態を示す説明図、(b)は同ロールユニット支持構造のロールユニット取出時の状態を示す説明図である。
【図8】 (a)は実施の形態5に係るロールユニット支持構造のロールユニット取付時の状態を示す説明図、(b)は同ロールユニット支持構造のロールユニット取出時の状態を示す説明図である。
【図9】 実施の形態6に係るロールユニット支持構造の軸受取付位置調整を示す説明図である。
【図10】 (a)(b)(c)は実施の形態6に係るロールユニット支持構造のシャフトと駆動軸の軸心を一致させる方法を示す説明図である。
【図11】 実施の形態7に係るロールユニット支持構造の軸受取付位置調整を示す説明図である。
【図12】 (a)は実施の形態に係るロールユニット支持構造のロールユニット取付時の状態を示す説明図、(b)は同ロールユニット支持構造のロールユニット取出時の状態を示す説明図である。
【図13】 (a)は実施の形態に係るロールユニット支持構造の脱着側軸受外径がロールユニット外径よりも大きい場合の作業用開口を示す説明図、(b)は同ロールユニット支持構造の脱着側軸受外径がロールユニット外径よりも小さい場合の作業用開口を示す説明図である。
【図14】 本発明又は本発明に関連する参考発明が適用されたロールユニット支持構造の実施の形態5、実施の形態8及び実施の形態9に関する実施例のロールユニット取付時の状態を示す説明図である。
【図15】 本発明が適用されたロールユニット支持構造の実施の形態5、実施の形態6及び実施の形態7に関する実施例のロールユニット取出時の状態を示す説明図である。
【図16】 本発明が適用されたロールユニット支持構造の実施例と比較例とに対するロールユニット(搬送ロール)交換作業時間の測定結果を示す説明図である。
【符号の説明】
1…ロールユニット,1a…シャフト,1b…ロール,2…軸受,2a…脱着側軸受,2b…反脱着側軸受,3…支持フレーム,3a…脱着側支持フレーム,3b…反脱着側支持フレーム,4…駆動伝達機構,4a…装置本体側パーツ,4b…シャフト側パーツ,5…軸受支持開口,5a…脱着側軸受支持開口(作業用開口),5b…反脱着側軸受支持開口

Claims (7)

  1. シャフトに一若しくは複数のロール体が具備されたロールユニット
    このロールユニットの先端側が軸方向に沿って差込可能なシャフト受部を有する駆動軸と、
    前記ロールユニットの後端側を脱着側軸受を介して回転支持する脱着側支持フレーム及び前記駆動軸を反脱着側軸受を介して回転支持する反脱着側支持フレームが具備された支持フレームとを備え、
    支持フレームには、脱着側支持フレームに脱着側軸受が支持される脱着側軸受支持開口を開設すると共に反脱着側支持フレームに反脱着側軸受が支持される反脱着側軸受支持開口を開設し、
    ロールユニットの先端側には軸方向に対して交差する方向にピンを設ける一方、前記駆動軸には奥側に向かって窄む溝を設けて前記ピンをこの溝に係合可能とし、
    少なくとも脱着側支持フレームの脱着側軸受支持開口には脱着側軸受を脱着自在に取付け、脱着側支持フレームの脱着側軸受支持開口を作業用開口として、この作業用開口を通じてロールユニットを軸方向外側に向かって取出すようにしたことを特徴とするロールユニット支持構造。
  2. 請求項1記載のロールユニット支持構造において、
    少なくとも脱着側軸受がロールユニットのシャフトに組付けられていることを特徴とするロールユニット支持構造。
  3. 請求項1又は2に記載のロールユニット支持構造において、
    駆動伝達機構が反脱着側支持フレームの外側に設けられていることを特徴とするロールユニット支持構造。
  4. 請求項1乃至3のいずれかに記載のロールユニット支持構造において、
    脱着側支持フレームの作業用開口は、軸受が取付自在な小径開口と、ロールユニットが取出自在なロールユニット外径以上の大径開口と、小径開口と大径開口とを繋ぎ、シャフトが小径開口と大径開口との間を移動自在なシャフト外径以上の連通開口とを備えたことを特徴とするロールユニット支持構造。
  5. 請求項1乃至4のいずれかに記載のロールユニット支持構造において、
    ロールユニットの先端部が反脱着側軸受中心に向かって案内されるガイド部材を設けたことを特徴とするロールユニット支持構造。
  6. 請求項1乃至5のいずれかに記載のロールユニット支持構造において、
    前記反脱着側支持フレームの外側に配置され且つ前記駆動軸を回転可能に支持する駆動軸支持部材を更に有し、この駆動軸支持部材への駆動軸の取付位置を調整可能に設けたことを特徴とするロールユニット支持構造。
  7. 請求項記載のロールユニット支持構造において、
    取付位置調整が施される軸受は、正規位置にて位置調整部材を介して支持フレームに固定されることを特徴とするロールユニット支持構造。
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