JP4264747B2 - 画像記録装置 - Google Patents

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Description

本発明は、給紙カセットを備えたプリンタ、複写機、ファクシミリ装置等の画像記録装置に係り、より詳しくは、装着時の給紙カセット上の被記録媒体(用紙)の迫り出し及び給送時の用紙の腰折れを防止できる当接手段を備えた画像記録装置に関するものである。
従来から、プリンタ、複写機、ファクシミリ装置等の画像記録装置において、特許文献1等のように、ハウジングの下部に給紙カセットを略水平方向に挿抜可能に配置し、この給紙カセットの挿入方向下流側には傾斜分離板を設け、堆積された用紙等の被記録媒体を給紙ローラと傾斜分離板との協働作用にて最上層の用紙から順に1まいずつに分離し、傾斜分離板の上端に隣接して上向きに形成されたU字状の搬送経路に用紙を搬送し、この用紙にドットパターンの画像を記録する画像記録部としてインクジェット式の記録ヘッドを備えた画像記録装置が知られている。
この特許文献1の構成では、U字状の搬送経路の始端側(傾斜分離板の上端に隣接する箇所)に、駆動ローラとニップローラとの対からなる搬送ローラ対が設けられ、また、画像記録部の上流側(U字状の搬送経路の終端側)にはレジストローラ対が設けられているので、給紙ローラで給送された用紙の先端が、まず搬送ローラ対にて挟持されると、給紙ローラでの強制的な給送のための駆動が解除され、上記搬送ローラ対で搬送された用紙の先端がレジストローラ対の箇所に到達すると、ここで用紙の先端縁がレジストローラ対の軸線と平行状になるように姿勢が矯正できるものである。
他方、ハウジングの下部に、給紙カセットに堆積した用紙の最上面を押える板バネ等の押圧手段を備えたものも知られている(特許文献2及び3参照)。
特開2002−249248号公報(図1参照) 特開平10−167486号公報 特開平11−59942号公報
しかしながら、特許文献2及び3の構成では、ハウジングの下部に給紙カセットを略水平方向に挿入する時、押圧手段で堆積した用紙の最上面を押圧した抵抗力で、当該給紙カセットに堆積された用紙が慣性力にて挿入方向へ移動を続けようとし、給紙カセットの先端がハウジング内の収納位置で止まったとき、用紙が給紙カセットの先端部から乗り越えるように迫り出す現象は防止できるが、逆に、その用紙が挿入方向と反対側にずれ動いてしまうという問題がある。このような状態で給紙ローラを駆動させると、傾斜分離板での用紙分離作用が正確にできす、用紙の重送(複数枚の用紙を同時に給送してしまうこと)や、用紙の給送量不足が発生するという問題があった。
また、特許文献1の構成において、給紙カセットの底板の近傍に位置する給紙ローラによって用紙が傾斜分離板から斜め上方に押し出され、U字状の搬送経路を介してレジストローラ対の箇所に当該用紙の先端が突き当たり、給紙ローラとレジストローラ対との間で用紙がU字状に撓むことで、当該用紙が斜行しないように矯正することができる。しかしながら、給紙カセットに堆積した用紙の量が数枚程度の少ないときや、腰の弱い用紙の場合、給紙カセットの底板から傾斜分離板に沿って用紙がU字状の搬送経路内に円滑に滑り込まず、腰の弱い用紙の中途部が、傾斜分離板の表面から大きく離れるように座屈してしまうので、上述の斜行矯正作用が確実に働かないという問題があった。
本発明は、上記のような用紙の迫り出し(はみ出し)を防止することと、用紙1枚ずつの給送時に当該用紙の腰折れ(座屈)現象を防止することを1つの手段で可能した画像記録装置を提供することを目的とするものである。
上記の目的を達成するための手段として、請求項1の発明の画像記録装置は、ハウジング内に、被記録媒体を堆積させて収容可能な上面開放状の給紙カセットと、上向きU字状の搬送経路を介して搬送された被記録媒体上に画像を記録可能な画像記録部と、前記給紙カセットに堆積された被記録媒体の最上層から一枚ずつ被記録媒体を分離して、前記搬送経路に給送するための給紙手段とが備えられた画像記録装置において、前記ハウジングに対して挿抜可能な給紙カセットは、被記録媒体を堆積する底板と、挿入方向の下流側の傾斜分離板とを備え、前記給紙カセットの底面に対して昇降動可能な前記給紙手段における給紙ローラと、前記搬送経路との間には、前記給紙カセットの挿入時に前記堆積された被記録媒体の給送方向への移動を阻止する当接手段を備えたものである。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の画像記録装置において、前記当接手段は、さらに、前記給紙ローラにより給送された被記録媒体が前記U字状の搬送経路に至る搬送路を形成したものである。
請求項3に記載の発明は、請求項1または2に記載の画像記録装置において、前記当接手段は、前記給紙カセットの挿入時に、当該給紙カセットにおける傾斜分離板に対して退避可能に構成され、且つ前記ハウジングに対して給紙カセットが挿入完了した状態では、前記堆積された被記録媒体の最上面に接触しない位置に配置されているものである。
請求項4に記載の発明は、請求項1乃至3のいずれかに記載の画像記録装置において、前記当接手段は、前記給紙ローラの配置位置に対して被記録媒体の給送方向と交差する幅方向に偏倚して配置されているものである。
請求項5に記載の発明は、請求項1乃至4のいずれかに記載の画像記録装置において、前記当接手段は、帯電防止部材にて構成されているものである。
請求項6に記載の発明は、請求項1乃至5のいずれかに記載の画像記録装置において、前記当接手段は、弾性を有するフィルム部材であって、ハウジング内に、凸湾曲面が下向きになるように、下向きU字状に配置されているものである。
請求項7に記載の発明は、請求項6に記載の画像記録装置において、前記下向きU字状に配置されたフィルム部材に、剥がれ防止部材が配置されているものである。
請求項8に記載の発明は、請求項1乃至3のいずれかに記載の画像記録装置において、前記当接手段は、下端の当接片を弾性バネにて吊支した構成にしたものである。
請求項1の発明によれば、ハウジングの定位置にセットした給紙カセットの底面に対して昇降動可能な前記給紙手段における給紙ローラと、前記搬送経路(傾斜分離板)との間には、前記給紙カセットの挿入時に前記堆積された被記録媒体の給送方向への移動を阻止する当接手段を備えたから、傾斜分離板の上端から被記録媒体が迫り出すことがなく、給紙ローラによる安定した給送ができるという効果を奏する。
請求項2の発明によれば、前記給紙ローラにより給送された被記録媒体が前記U字状の搬送経路に至る搬送路を形成したものであるから、給紙カセットに堆積した用紙の量が数枚程度の少ないときや、腰の弱い用紙の場合でも、被記録媒体の中途部が傾斜分離板の表面から大きく離れるように座屈することがなく、給紙カセットの底板から傾斜分離板に沿って用紙がU字状の搬送経路内に円滑に滑り込んで斜行矯正作用が確実にできるという効果を奏する。
請求項3の発明によれば、前記給紙カセットの挿入時に、当該給紙カセットにおける傾斜分離板に対して退避可能に構成されているから、前記給紙カセットの挿入作業の繰り返しによって当接手段が破損せず、また、前記ハウジングに対して給紙カセットが挿入完了した状態では、前記堆積された被記録媒体の最上面に接触しない位置に配置されているものであるから、給送ローラによる被記録媒体の搬送抵抗がなく、U字状の搬送経路内に円滑に滑り込んで給送できるという効果を奏する。
請求項4の発明によれば、画像記録装置の高さを低くすることができ、且つ当接手段と給送ローラとがその動き中に互いに干渉しない。
請求項5の発明によれば、当接手段を帯電防止部材にて構成することで、堆積された最上層の被記録媒体が静電気を帯びて、重送するという不都合もなくなるという効果を奏する。
請求項6の発明によれば、当接手段がフィルム部材であるため、装置を軽量にでき、給紙カセットの挿入時に、当該給紙カセットにおける傾斜分離板に対して退避可能にする構成も至極簡単となるという効果を奏する。
請求項7の発明によれば、剥がれ防止部材を設けることで、フィルム部材の耐用期間を長くでき、メンテナンス作業も少なくて済む。
本発明の実施形態を図を参照して説明する。図1は本実施形態に適用された画像記録装置としての多機能装置(複合機)の前方から見た斜視図、図2は記録部及び上下2段の給紙カセットの側断面図、図3は記録部の平面図、図4は記録部及び上段の給紙カセット3Aの側断面図、図5は下段の給紙カセット3Bの斜視図、図6は第2下部ケースの斜視図、図7は第2下部ケース内に収納された下段給紙カセット3B及び第2給紙手段の斜視図、図8は当接手段の第1実施形態の拡大断面図、図9は給紙カセットの挿入時の作用説明図、図10は迫り出し防止状態を示す作用説明図、図11は用紙Pの腰折れを防止する状態の作用説明図、図12はフィルム部材からなる当接手段の取り付け手段の他の例を示す斜視図、図13(a)及び図13(b)は剥がれ防止手段を示す図面、図14は当接手段の第2実施形態の側断面図、図15は当接手段の第3実施形態の側断面図、図16は当接手段の第4実施形態の側断面図である。
本実施形態の画像記録装置1は、プリンタ機能、コピー機能、スキャナ機能、ファクシミリ機能を備えた多機能装置(MFD:Multi Function Device )に本発明を適用したものであり、図1に示すように、装置における合成樹脂製のハウジング2の第1下部ケース20の前側(図1において左側)の開口部20aから差込み可能な上段の第1給紙カセット3A(図2、図4参照)が配置され、第1下部ケース20の下端に連結される第2(最下段)下部ケース21にも、同じく前側(図1において左側)の開口部21aから差込み可能な下段の第2給紙カセット3B(図2、図5参照)が配置されている。但し、図1においては、第2給紙カセット3Bはハウジング2内に収納されているが、第1給紙カセット3Aはハウジング2から取り外されている。以下、ハウジング2、第1下部ケース20、第2下部ケース21や給紙カセット3A,3B等の部品において、開口部20a、21aに近い側を前側、前部または前端と称し、その反対側を後側、後部または後端と称する。
ハウジング2の上側には、コピー機能やファクシミリ機能における原稿読取などのための原稿自動送り装置11が備えられた画像読取装置と、その前方に各種操作ボタンや液晶表示部等を備えた操作パネル部14とが設けられている(図1、図2参照)。画像読取装置における原稿載置用ガラス板11bの上面を覆う原稿カバー体13の後端は画像読取装置の後端に対して蝶番12を中心に上下回動可能に装着されている。従って、原稿カバー体13を上側に開けて原稿載置用ガラス板に原稿を載置し、その下側に図4の紙面に対して垂直方向(主走査方向、図1でY軸方向)に延びる支軸に往復移動可能に設けられた原稿読取り用の密着型イメージセンサCIS(Contact Image Sensor) により画像読取が実行される。また、原稿自動送り装置11における原稿送り台11aに載置された原稿は、下方に搬送され、図示しない原稿読取取り部(載置用ガラス板の左端部、図1の左端部)で原稿表面の画像が読み取られた後、原稿カバー体13の上面に形成されている原稿排出台13a上に原稿が排出される。
操作パネル部14と画像読取装置との平面視投影面積内の下方には記録部7と排紙部10とインク貯蔵部9等が配置されている。
図3に示すように、インク貯蔵部9は、ハウジング2の上方に向かって開放されており、インク貯蔵部9には、フルカラー記録のための4色(即ち、ブラック(BK)、シアン(C)、マゼンタ(M)、イエロー(Y))のインクを各々収容した平面視の面積が小さく、且つ高さ寸法の高いほぼ矩形箱状のインクカートリッジ9aを、X軸線方向に沿って一列状に収納でき、上方から着脱可能となるように構成されている。
そして、各インクカートリッジ9aからインクジェット式の記録ヘッド4に複数本(実施形態では4本)の可撓性を有するインク供給管(インクチューブ)15を介してインクを供給するように構成されている。
記録部7は、図2〜図4に示すように、金属板製等の箱型のメインフレーム16における左右一対の側板にて支持され、Y軸方向(主走査方向)に延び、横長の板状であって、用紙搬送方向(矢印A方向)の上流側に配置される第1ガイド部材17と、同じく下流側に配置される第2ガイド部材18と、これら両ガイド部材17,18に跨がって摺動自在に支持(搭載)されて往復移動可能に構成されたキャリッジ5と、記録ヘッド4が搭載されたキャリッジ5を往復移動させるために第2ガイド部材18の上面にそれと平行状に配置されたタイミングベルト24と、そのタイミングベルト24を駆動するCR(キャジッジ)モータ(図示せず)と、記録ヘッド4の下面側にて搬送される用紙Pを支持する板状のプラテン19と、主走査方向に沿って延びるように配置されてキャリッジ5のY軸方向(主走査方向)位置を検知するための帯状のエンコーダストリップ26等を備えている。
搬送される用紙Pの幅(用紙Pの短辺)方向の画像記録領域Lより外側には、その一端側(実施形態では、図3でメインフレーム16における左側の側板に近い部位)にインク受け部100が、また、他端側(図3で右側の側板に近い部位)に後述するメンテナンス部としてのメンテナンスユニット101がそれぞれ配置されている。これにより、記録ヘッド4はインク受け部100の上方のフラッシング位置にて記録動作中に定期的にノズルの目詰まり防止のためのインク吐出を行い、インク受け部100にてインクを受ける。メンテナンスユニット101部分では、キャリッジ5は待機位置であって、メンテナンスユニット101におけるキャップ部(図示せず)が記録ヘッド4のノズル面を下方から覆って色毎にインクを選択的に吸引したり、記録ヘッド4上の図示しないバッファタンク内の気泡を除去するための回復処理等を行う。なお、キャリッジ5がメンテナンスユニット101部分に横方向に接近移動するとき、図示しないクリーナ(ワイパブレード)が上昇してノズル面を拭いてクリーニングを行う。
なお、プラテン19を挟んで搬送上流側にレジストローラ対22a,22bが配置されており、このレジストローラ対22a,22bに挟持された用紙Pは記録ヘッド4の下面に送られる(図2、図4参照)。プラテン19の下流側には、用紙Pの上面(記録面)に接する拍車ローラ23aと下面(非記録面)側の排紙ローラ23bとが配置されている。また、記録部7にて記録された用紙Pがその記録面を上向きにして排出される排紙部10は、第1給紙カセット3Aの上側に形成されており、排紙部10に連通する排紙口がハウジング2の前面(開口20aの上側)に開口されている(図2参照)。
次に、給紙カセットの構成について詳述する。まず、図2、及び図4を参照して第1下部ケース20内に収納される上段の第1給紙カセット3Aについて説明する。第1給紙カセット3Aは、被記録媒体としての例えばA4サイズ、レターサイズ、リーガルサイズ、はがきサイズ等にカットされた用紙Pをその短辺が用紙搬送方向(副走査方向、X軸方向)と直交する方向(図2において紙面と直交する方向、主走査方向、Y軸方向)に延びるようにして複数枚堆積されて収納できる収納部(メインカセット部)31を有する形態とする。なお、第1給紙カセット3Aの前端(開口部20aに近い側)には、リーガルサイズ等の長い用紙Pの後端部を支持する補助支持部材30がX軸方向に移動可能に装着されている。但し、第1給紙カセット3A内に納まってしまうA4サイズ等の用紙Pを用いる場合には、補助支持部材30を給紙の妨げとならないように、図2に示すように、第1給紙カセット3A内に収納して、開口部2aから第1下部ケース20の外部へ突出しない。
また、上段の第1給紙カセット3Aの後側(用紙Pの給送方向の下流側)には、用紙分離用の傾斜分離板8が配置されている。また、ハウジング2側には、後に詳述する第1給紙手段6における給紙アーム6aの上端部が上下方向に回動可能に装着され、この給紙アーム6aの下端(自由端部)に設けられた給紙ローラ6bと、傾斜分離板8とにより、第1給紙カセット3Aに堆積された被記録媒体である用紙Pを一枚ずつ分離搬送する。分離された用紙Pは上横向きの第1Uターンパス27を介して上段の第1給紙カセット3Aより上側(高い位置)に設けられた記録部7に給送される。この傾斜分離板8は、用紙Pの幅方向(Y軸方向)の中央側で突出し、用紙Pの幅方向の左右両端部側に行くに従って後退するように平面視で凸湾曲状に形成されており、且つ用紙Pの幅方向の中央部には、用紙Pの先端縁に当接して分離を促進するための鋸歯状の弾性分離パッド(図示せず)が設けられている。
図2及び図5に示すように、下段の第2給紙カセット3Bは、用紙Pを堆積させて収容するための上面開放状のカセット本体32と、用紙Pの搬送(給送)方向(X軸方向)における後端部が載置され、且つカセット本体32に対して前後移動可能に装着された上面開放状の伸縮用カセット部33とからなるもので、カセット本体32及び伸縮用カセット部33の両者は合成樹脂材の射出成形品である。実施形態では、伸縮用カセット部33が第2下部ケース21の前面の開口部21aに近い側に配置されている。図6及び図7に示す上向き開放の箱状の第2下部ケース21は前述した第1下部ケース20の下端に継ぎ足して図示しないネジ等に連結可能に構成されており、第1下部ケース20及び第2下部ケース21の後端に跨がって、第1Uターンパス(搬送経路)27と一体的に設けられた第2Uターンパス(搬送経路)34(図2に示す)が着脱自在に装着できる装着切欠き部35が形成されている。
カセット本体32は、図5に示すように、底板36と、左右両側板32a,32b及び後側板32cとからなる。後側板32cの前側には、図2及び図5に示すような一の板状部材からなる傾斜分離板39の裏面を支持するための側面視台形状(または三角状)の第2背面支持部40、及び第1背面支持部41がY軸方向に沿って適宜間隔にて複数設けられている。用紙Pの幅方向の左右両端部に近い側の各第2背面支持部40にはその上端から下向きに延びる係止溝がそれぞれ設けられており、合成樹脂材にて射出成形された傾斜分離板39の裏面に一体形成された断面T字状の係止爪を、上述の各係止溝に上方から係止するように構成されている。
また、傾斜分離板39の長手方向(Y軸方向、用紙Pの幅方向)中央部には、分離手段としての鋸歯状の縦長の弾性分離パッド(図示せず)を裏面側から臨ませるための窓孔が開口しており、その裏面側には弾性分離パッドを含む支持部材を収納するための取付けケース46が一体的に形成されている(図7参照)。そして、取付けケース46の左右両外側面と傾斜分離板39の裏面に跨がって形成されている補強リブ(図示せず)には、一対の第1背面支持部41の各前側傾斜面が当接するように構成されている。従って、装着された傾斜分離板39の前面は、用紙Pの幅方向の中央部で突出し、且つ用紙Pの幅方向の左右両端部側に行くに従って後退する(用紙Pの先端縁から離れる)ように凸湾曲状に配置されることになる。
底板36における前側であって段落ち部36aには、用紙Pの搬送方向と直交する用紙Pの幅方向(Y軸方向)の中央から一方に(図5で右方)に適宜偏倚した位置には、用紙Pの搬送方向における長さに応じて伸縮用カセット部33の係止位置を決定するための複数箇所の被係止部としての凹所(図示せず)がX軸方向に適宜隔てられて形成されている。
図2及び図5に示すように、伸縮用カセット部33は、第2下部ケース21の前面の開口部21aを塞ぐことができる前壁50と、この前壁50の下部から水平に延びて用紙Pの後端部が載置される左右一対の後部支持板51aと、中央側後部支持板51bと、前壁50の内面と対峙して立設する平板状の操作部52と、この操作部52の基部から用紙Pの搬送方向の下流側に延びる弾性支持板53とからなる。この弾性支持板53の先端には下向きの係合爪(図示せず)が形成されている。また、前壁50の外側には下向きに開放された把手部55が形成されている。操作部52の基部及び弾性支持板53の基部が、前壁50から一体的に突出して上下方向に弾性変形可能な基片に一体的に連設されている。従って、伸縮用カセット部33には、用紙Pの搬送方向に沿って適宜隔てて形成されている前述の凹所に対して選択的に係脱可能な係合爪を備えた弾性支持板53と操作部52とが前壁50に一体的に形成されていることになる。
また、中央側後部支持板51bの上面には、用紙Pの後端縁に当接して位置決めするための規制体としての用紙後端ガイド56が用紙搬送方向に沿ってクリック感をもってスライド可能に装着されている。なお、底板36のうち後半部分の左右一対の段落ち部36bの箇所には、用紙Pの幅方向の左右側縁をガイドし、且つ当該用紙Pをカセット本体32の幅方向の中心に対して左右対称状にセットするための用紙幅ガイド60が左右方向に伸縮可能に配置されている。
次に、図2、図4、図7を参照しながら、第1給紙手段6及び第2給紙手段65の構成について説明すると、第1給紙手段6は、上述したように、合成樹脂製の枠状の給紙アーム6aの自由端部(下端)には外周部にゴムなどの高摩擦係数部材を巻回した給紙ローラ6bが回転可能に軸支され、給紙アーム6aの基端部には、同じく合成樹脂製の駆動軸74の先端部が回動可能に支持されている。そして、駆動軸74の回転駆動により、給紙アーム6a内に設けられた複数の歯車列からなる歯車伝動機構6cを介して給紙ローラ6bが一定方向に回転するよう構成されている。なお、歯車伝動機構6cは、駆動軸74と一体的に回転する歯車と、駆動軸74に対して回転自在に被嵌した遊星アームの先端に枢支され、且つ上述の歯車に噛合う遊星歯車と、この遊星歯車から給紙ローラ6bの側部に形成さている歯車に動力伝達する複数(実施形態では3つ)の中間歯車により構成されている。
他方、図2に示すように、メインフレーム16における側板及び底板16bに切り起こし形成された一対の軸支持板にそれぞれ穿設された軸孔には、駆動軸74が回転自在に軸支され、この駆動軸74の先端が第1給紙手段6における給紙アーム6aの基部に横向きに突出するように挿入され、この給紙アーム6aの基端部が底板16bに穿設された開口部64内に配置されている。また、図示しない付勢手段(例えば、ねじりバネ)により、給紙ローラ6b側が常に底板16bより下方に向かうように付勢されている。
第2給紙カセット3Bに250枚程度の大量に堆積された用紙Pを一枚ずつ分離して給送するための第2給送手段65は、前述した第1給紙手段6と概略の構成が同じである。即ち、図2、図7に示すように、合成樹脂製の枠状の給紙アーム65aの自由端部(下端)には外周部にゴムなどの高摩擦係数部材を巻回した給紙ローラ65bが回転可能に軸支され、給紙アーム65aの基端部には、同じく合成樹脂製の駆動軸66の先端部が回動可能に支持されている。そして、駆動軸66の回転駆動により、給紙アーム65a内に設けられた複数の歯車列からなる歯車伝動機構(図示せず)を介して給紙ローラ65bが一定方向に回転するよう構成されている。
メインフレーム16の下方に配置される板状の支持フレーム67(図2、図6及び図7参照)は、第2下部ケース21の左右両側に形成された一対の支持部21b上にねじなどにて固定され、その支持フレーム67に切り起こし形成された3箇所の軸支持板にそれぞれ穿設された軸孔(図示せず)には、駆動軸66が回転自在に軸支され、この駆動軸66の先端が第2給紙手段65における給紙アーム65aの基部に横向きに突出するように挿入されている。また、図示しない付勢手段(例えば、ねじりバネ)により、給紙ローラ65b側が常に下方に向かうように付勢されている。
第2給紙カセット3Bを第2下部ケース21に挿入・外脱するときに、給紙アーム65aが自動的に昇降する構成も、第1給紙カセット3Aの場合とほぼ同様であるので説明は省略する。
図7に示すように、上記の構成による第1給紙手段6、第2給紙手段65及びメンテナンス部(メンテナンスユニット)101に対する三者択一的な動力伝達の切り換え手段105は、1つの出力平歯車106aと3つの入力平歯車107a,107b,107cのうちの一つとに選択的に噛み合いするように配置されたものである。図示しない動力源にて回転する出力平歯車106は、キャリッジ5の横移動量に応じて入力平歯車107a,107b,107cのうちの一つとに選択的に噛み合う。
次に、ハウジング2の下部に給紙カセット(実施形態では第2給紙カセット3B)を略水平方向に挿入する時、当該第2給紙カセット3Bに堆積された用紙Pが慣性力にて挿入方向へ移動を続けようとし、第2給紙カセット3Bの先端がハウジング2内の収納位置で止まったとき、用紙Pが第2給紙カセット3Bの先端部における傾斜分離板39の上端から乗り越えるように迫り出し(はみ出し)、用紙Pの重送が起こる原因となることを防止し、同時に、第2給紙カセット3Bに堆積した用紙Pの量が数枚程度の少ないときや、腰の弱い用紙Pの場合、第2給紙カセット3Bの底板36から傾斜分離板39に沿って用紙PがU字状の搬送経路34内に円滑に滑り込まず、腰の弱い用紙Pの中途部が、傾斜分離板39の表面から大きく離れるように座屈することを防止し、もって用紙Pの斜行矯正が正しく行われるようにするための当接手段について説明する。
図2、図6及び図7に示す当接手段の第1実施形態は、弾性を有する短冊状のフィルム部材75であって、ハウジング2内に、凸湾曲面が下向きになるように、フィルム部材75の長手方向中途部を湾曲させて下向きU字状に配置されている。第1実施形態では、PET(ポリエチレンテレフタレート)等の合成樹脂製で厚さ0.1mm〜0.188mm程度で幅寸法が15mm〜30mm程度のフィルム部材75の両端部を、第2下部ケース21の奥側で第2給紙カセット3Bの上方を跨ぐように設けられた合成樹脂製等の補強梁73の前後縦面に接着剤もしくは両面接着テープ76を介して固定したものである(図8参照)。この補強梁73から垂下するフィルム部材75は、ハウジング2(第2下部ケース21)内の定位置にセットされた第2給紙カセット3Bの傾斜分離板39と給紙ローラ65bとの間の空間に配置されている。
第1実施形態では、複数のフィルム部材75は給紙ローラ65bが通過する用紙Pの横幅の中央を除く両側側に偏倚して配置されている(図6及び図7参照)ので、給紙ローラ65bの上下動に際して各フィルム部材75は干渉しない。また、フィルム部材75の下向きU字状の下端部75aは、第2給紙カセット3Bに用紙Pを最大枚数積載したときの当該最上層の用紙Pの表面に接触しない程度であり、且つ、第2下部ケース21に挿入したときの傾斜分離板39の上端縁より下方に位置する程度に設定されている(図2参照)。
この第1実施形態のフィルム部材75によれば、図9に示すように、第2下部ケース21の奥側へ第2給紙カセット3Bを挿入するとき、傾斜分離板39の上端部がフィルム部材75の下端部75aに衝突すると、フィルム部材75自体の弾性により第2下部ケース21の奥側へ撓んで退避する。さらに挿入動作が続くと、傾斜分離板39の上端部をフィルム部材75の下端部が乗り越えて第2給紙カセット3Bの上方内に位置する(図10参照)。このとき、第2給紙カセット3Bの挿入方向(矢印B方向)に移動する慣性力で、堆積された用紙Pの最上層及び上層の用紙Pの先端側が傾斜分離板39の上端部を乗り越えようと移動するが、この移動方向(矢印B方向)と相対方向に動くフィルム部材75の下端部75aが前記堆積された用紙Pの最上層を擦ったり、接触することで、または矢印B方向への用紙Pの先端側の移動を遮るように阻止または抑止できるのである。
そして、第2給紙カセット3Bを第2下部ケース21の定位置にセットした位置では、最大堆積位置の用紙Pの最上層にはフィルム部材75の下端部75aが接触しない状態で垂下するので、給紙ローラ65bと傾斜分離板39との協働による用紙Pの分離作用に対する抵抗力とならず、用紙Pの給送作用を妨げることもない。
第2給紙カセット3Bにおける用紙Pの堆積量が少なくなった状態で給紙ローラ65bが駆動した場合、用紙Pが傾斜分離板39の下端から上向きに押し上げられる途次、当該用紙Pの腰が弱いと、当該用紙Pの中途部が傾斜分離板39の表面から大きく離れるように撓み座屈しようとするが、補記梁73から垂下したフィルム部材75の存在により、フィルム部材75と傾斜分離板39の表面との間の空間(搬送路)が狭いことと、フィルム部材75自体の弾性力により、用紙Pの中途部の撓み座屈が抑止されることになり、U爺状の搬送経路34への用紙Pの導入が円滑にでき、且つ、第2給紙カセット3Bの底板の近傍に位置する給紙ローラ65bによって用紙Pが傾斜分離板39から斜め上方に押し出され、U字状の搬送経路34を介してレジストローラ22a,22b対の箇所に当該用紙Pの先端が突き当たり、給紙ローラ65bとレジストローラ対との間で用紙がU字状に撓むことで、当該用紙が斜行しないように確実に矯正することができる。
図12は、上記補強梁73の前後縦面にフィルム部材75の両端部を固定する手段の他の実施形態を示し、補強梁73の前後縦面に複数(一対でも良い)の係止ピン77を突設する一方、フィルム部材75の両端部に穿設した孔75bに係止ピン77を嵌め入れる。その後、各スナップナット78を係止ピン77の先端側に押しつけて係止することで、フィルム部材75の交換作業が容易になるようにしている。
図13(a)及び図13(b)に示す実施形態では、上記補強梁73の前後縦面にフィルム部材75の両端部を固定した状態で、第2給紙カセット3Bの挿抜時に傾斜分離板39の上端に下端部75aが接触して、当該下端部75aの撓み変形が繰り返されて前記両面接着テープ76の箇所でのフィルム部材75の両端部の固定部の剥がれを防止する部材79を、フィルム部材75の中途部に介挿する。この剥がれ防止部材79は、同じく合成樹脂製の厚いフィルム材であり、2つの挿入孔79aにフィルム部材75の両端部を差込み、2つの挿入孔79aの間の剥がれ防止部材79の上面に貼着した両面接着テープ80を他面を補強梁73のに貼着して固定する。これにより、フィルム部材75のU状の下端部75aを垂下した状態での、フィルム部材75の両端部の剥がれ方向への変形を少なくできると共に、フィルム部材75自体の弾性による変形抗力よりもやや大きい弾性抵抗力を付与できる。
図14は、当接手段の第2実施形態を示し、第1実施形態におけるフィルム部材よりも軟質の短冊状のフィルム部材83を補強梁73から下向きU字状にして垂下し、さらに、フィルム部材83の下向きU字状の内面側にて補強梁73の下面からコイルバネ81を吊支し、このコイルバネ81の下端に当接片(錘)82を取り付け、この当接片(錘)82をフィルム部材83の下端部83aに当接させた構成とする。
この構成によれば、フィルム部材83自体の弾性力が不足していても、コイルバネ81の弾性力にて、第1実施形態と同じ作用効果を奏することができる。
図15は当接手段の第3実施形態を示し、補強梁73の下面からコイルバネ81を吊支し、このコイルバネ81の下端に回転自在なコロ状の当接片(錘)84を取り付けて垂下させた構成であり、第2給紙カセット3Bの挿抜時に傾斜分離板39の上端と当接片(錘)84との摺接による撓みもコイルバネ81の弾性変位で吸収できると共に、補記梁73から垂下した当接片84の存在により、当該当接片84と傾斜分離板39の表面との間の空間(搬送路)が狭いことと、コイルバネ81自体の弾性力により、給送時における用紙Pの中途部の撓み座屈が抑止される得る。
図16は当接手段の第4実施形態を示し、補強梁73にリンク状の当接片85の上端をピン86を介して上下回動可能に吊支し、当接片85に穿設された長手のガイド孔87に給紙ローラ65bの支軸を移動可能に嵌め入れた構成である。そして、当接片85の下側端面85aは下向きに凸湾曲形成されている。この実施形態によれば、第2給紙カセット3Bの挿入に連れて給紙ローラ65bが上昇するとき、当接片85も連動して上昇し、その下側端面85aが第2給紙カセット3Bに堆積した用紙Pの最上面に摺接して、抵抗となって傾斜分離板39の上端部から迫り出そうとする用紙Pを押し止めることができる。
この実施形態でも、当接片85の下側端面85aが最大堆積位置の用紙Pの最上層には接触しないように形成されているが、凸湾曲状の下側端面85aの存在のために、当該下側端面85aと傾斜分離板39の表面との間の空間(搬送路)が狭くなり、給送時における用紙Pの中途部の撓み座屈が抑止され得る。
前記各実施形態において、給送時における用紙Pの表面と摺接する部材、前記フィルム部材75及び83、当接片82、84、85を帯電防止部材にて構成することで、用紙Pと摺接したときの静電気の発生を防止して、用紙Pの重送を確実に防止できる。また、コイルバネ81や補強梁73を電気良導体にて構成して、発生した静電気を外部に逃がすようにすることが好ましい。
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば、上下3段の給紙カセットの場合や、1段のみの給紙カセットの場合にも適用できる。さらに、上記以外にも要旨を逸脱しない範囲内で種々変更して実施することができる。
本発明の画像記録装置の斜視図である。 記録部及び上下2段の給紙カセットの側断面図である。 記録部の平面図である。 記録部及び上段の給紙カセット3Aの側断面図である。 下段の給紙カセット3Bの斜視図である。 第2下部ケースの斜視図である。 第2下部ケース内に収納された下段給紙カセット3B及び第2給紙手段の斜視図である。 当接手段の第1実施形態の拡大断面図である。 給紙カセットの挿入時の作用説明図である。 迫り出し防止状態を示す作用説明図である。 用紙Pの腰折れを防止する状態の作用説明図である。 フィルム部材からなる当接手段の取り付け手段の他の例を示す斜視図である。 (a)はフィルム部材の剥がれ防止手段の側断面図、(b)は分解斜視図である。 当接手段の第2実施形態の側断面図である。 当接手段の第3実施形態の側断面図である。 当接手段の第4実施形態の側断面図である。
符号の説明
3A 上段の第1給紙カセット
3B 下段の第2給紙カセット
4 記録ヘッド
5 キャリッジ
6 第1給紙手段
65 第2給紙手段
65b 給紙ローラ
73 補強梁
75,83 当接手段としてのフィルム部材
76,80 両面接着テープ
84 コロ状の当接片
85 タンク状の当接片

Claims (8)

  1. ハウジング内に、被記録媒体を堆積させて収容可能な上面開放状の給紙カセットと、上向きU字状の搬送経路を介して搬送された被記録媒体上に画像を記録可能な画像記録部と、前記給紙カセットに堆積された被記録媒体の最上層から一枚ずつ被記録媒体を分離して、前記搬送経路に給送するための給紙手段とが備えられた画像記録装置において、
    前記ハウジングに対して挿抜可能な給紙カセットは、被記録媒体を堆積する底板と、挿入方向の下流側の傾斜分離板とを備え、
    前記給紙カセットの底面に対して昇降動可能な前記給紙手段における給紙ローラと、前記搬送経路との間には、前記給紙カセットの挿入時に前記堆積された被記録媒体の給送方向への移動を阻止する当接手段を備えたことを特徴とする画像記録装置。
  2. 前記当接手段は、さらに、前記給紙ローラにより給送された被記録媒体が前記U字状の搬送経路に至る搬送路を形成することを特徴とする請求項1に記載の画像記録装置。
  3. 前記当接手段は、前記給紙カセットの挿入時に、当該給紙カセットにおける傾斜分離板に対して退避可能に構成され、且つ前記ハウジングに対して給紙カセットが挿入完了した状態では、前記堆積された被記録媒体の最上面に接触しない位置に配置されていることを特徴とする請求項1または2に記載の画像記録装置。
  4. 前記当接手段は、前記給紙ローラの配置位置に対して被記録媒体の給送方向と交差する幅方向に偏倚して配置されていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の画像記録装置。
  5. 前記当接手段は、帯電防止部材にて構成されていることを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の画像記録装置。
  6. 前記当接手段は、弾性を有するフィルム部材であって、ハウジング内に、凸湾曲面が下向きになるように、下向きU字状に配置されていることを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載の画像記録装置。
  7. 前記下向きU字状に配置されたフィルム部材に、剥がれ防止部材が配置されていることを特徴とする請求項6に記載の画像記録装置。
  8. 前記当接手段は、下端の当接片を弾性バネにて吊支した構成であることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の画像記録装置。
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