JP4262737B2 - 磁気共鳴イメージング装置、スキャン装置、プログラムおよび記憶媒体 - Google Patents

磁気共鳴イメージング装置、スキャン装置、プログラムおよび記憶媒体 Download PDF

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Description

本発明は、磁気共鳴イメージング(MRI:Magnetic Resonance Imaging)装置,磁気共鳴イメージング方法,スキャン装置,プログラム,および、記憶媒体に関する。特に、静磁場空間において被検体の撮影領域のスピンがSSFP(Steady State Free Precession)状態になるようにRF(Radio Frequency)パルスを繰り返し時間(TR:Time of Repetition)ごとに繰り返し送信するアイドリング時間を経過後に、そのアイドリング時間にてスピンがSSFP状態になった撮影領域に、RFパルスを繰り返し時間ごとに繰り返し送信し、その撮影領域にて生ずる磁気共鳴信号を受信するスキャンを、フェーズサイクリング(Phase Cyclyng)法によって、複数回実施し、その複数回のスキャンを実施することによって受信した磁気共鳴信号に基づいて、その撮影領域の画像を生成する磁気共鳴イメージング装置,磁気共鳴イメージング方法,スキャン装置,プログラム,および、記憶媒体に関する。
磁気共鳴イメージング装置は、静磁場空間において被検体の撮影領域内のスピンを核磁気共鳴(NMR:Nuclear Magnetic Resonance)現象によって励起させ、その励起に伴って発生する磁気共鳴(MR)信号に基づいて、被検体の撮影領域についての画像を生成する。
磁気共鳴イメージング装置は、医療分野、産業分野などのさまざまな分野において利用されており、撮像目的に応じて、さまざまな撮像方法で被検体の撮影領域が撮像されている。たとえば、磁気共鳴イメージング装置において用いられる撮像方法として、FISP(Fast Imaging with Steady−state Precession)やFIESTA(Fast Imaging Employing Steady state Precession)と呼ばれるSSFPパルスシーケンスが知られている(たとえば、特許文献1参照)。
このSSFPパルスシーケンスにおいては、縦緩和時間と横緩和時間との両者よりも短いTRで、RFパルスを被検体の撮影領域に繰り返して送信し、その撮影領域のスピンをSSFP状態にする。そして、そのSSFP状態において発生する磁気共鳴信号を受信した後に、その磁気共鳴信号に基づいて、被検体の撮影領域についての画像を生成する。ここでは、TR内において、スライス選択方向と位相エンコード方向と周波数エンコード方向とのそれぞれに印加される勾配磁場の時間積分値がゼロになるように、各勾配磁場を印加している。つまり、磁気共鳴信号の収集後に横磁化をリワインドすることにより、各勾配磁場によってシフトされた位相をリセットしている。このため、本撮像方法においては、FID(Free Induction Decay)信号とエコー信号とを含む磁気共鳴信号を収集しているために、信号強度が大きくなって、高いコントラストの画像を高速に撮像することを実現できる。
しかし、SSFPパルスシーケンスにおいては、磁場不均一の影響によって画像にバンドアーチファクト(Band artifact)が発生し、画像品質が低下する場合がある。
このため、このバンドアーチファクトが画像に発生することを抑制するために、フェーズサイクリング法が提案されている(たとえば、特許文献2参照)。
特開2003−10148号公報 特開2006−122222号公報
図5は、フェーズサイクリング法にて実施するスキャンにおいて、送信するRFパルスの位相増加角度を示す図である。図5において、(a)は、2Nexの場合を示し、(b)は、3Nexの場合を示し、(c)は、4Nexの場合を示している。
フェーズサイクリング法においては、図5に示すように、1周の角度(360°)を加算回数(Nex)で分割して、位相増加角度を決定する。そして、位相増加角度を変えて、複数回、スキャンを実施し、各スキャンにて画像を得る。その後、その複数の画像を合成し、合成画像を生成する。
具体的には、2Nexの場合においては、図5(a)に示すように、まず、TRごとに増加させる位相の角度である位相増加角度を0°として、第1回目のスキャンを実施する。つまり、各TRにおけるRFパルスの位相が、0°,0°,・・・・に順次推移するように、RFパルスを繰り返して送信することによって、この第1回目のスキャンを実施する。つぎに、位相増加角度を180°として、第2回目のスキャンを実施する。つまり、各TRにおけるRFパルスの位相が、0°,180°,360°(0°),540°(180°),・・・・に順次推移するように、RFパルスを繰り返して送信することによって、この第2回目のスキャンを実施する。そして、この第1回目のスキャンの実施にて得られた磁気共鳴信号に基づいて生成される画像と、この第2回目のスキャンの実施にて得られた磁気共鳴信号に基づいて生成される画像とを合成する。
3Nexの場合においては、図5(b)に示すように、まず、位相増加角度を0°とし、各TRにおけるRFパルスの位相が、0°,0°,・・・・に順次推移するように、RFパルスを繰り返して送信することによって、第1回目のスキャンを実施する。つぎに、位相増加角度を120°とし、各TRにおけるRFパルスの位相が、0°,120°,240°,360°,・・・・に順次推移するように、RFパルスを繰り返して送信することによって、第2回目のスキャンを実施する。つぎに、位相増加角度を240°とし、各TRにおけるRFパルスの位相が、0°,240°,480°(120°),720°(0°),・・・・に順次推移するように、RFパルスを繰り返して送信することによって、第3回目のスキャンを実施する。この後、第1回目,第2回目,第3回目のスキャンの実施にて得られた磁気共鳴信号のそれぞれに基づいて生成される画像のそれぞれを合成する。
4Nexの場合においては、図5(c)に示すように、まず、位相増加角度を0°とし、各TRにおけるRFパルスの位相が、0°,0°,・・・・に順次推移するように、RFパルスを繰り返して送信することによって、第1回目のスキャンを実施する。つぎに、位相増加角度を90°とし、各TRにおけるRFパルスの位相が、0°,90°,180°,270°,360°,・・・・に順次推移するように、RFパルスを繰り返して送信することによって、第2回目のスキャンを実施する。つぎに、位相増加角度を180°とし、各TRにおけるRFパルスの位相が、0°,180°,360°(0°),540°(180°),720°(0°),・・・・に順次推移するように、RFパルスを繰り返して送信することによって、第3回目のスキャンを実施する。つぎに、位相増加角度を270°とし、各TRにおけるRFパルスの位相が、0°,270°,540°(180°),・・・・に順次推移するように、RFパルスを繰り返して送信することによって、第4回目のスキャンを実施する。この後、第1回目,第2回目,第3回目,第4回目のスキャンの実施にて得られた磁気共鳴信号のそれぞれに基づいて生成される画像のそれぞれを合成する。
上記のように、フェーズサイクリング法において加算回数(Nex)に対応するように実施されたスキャンのそれぞれにて生成された各画像は、バンドアーチファクトが発生する位置が互いにシフトしている。このため、この各画像を合成することによって生成した合成画像においては、バンドアーチファクトの発生が抑制されており、優れた画像品質が実現される。
しかしながら、本撮像方法において各スキャンを実施する際には、安定した信号が得られるSSFP状態にて磁気共鳴信号を収集するために、磁気共鳴信号の収集前のアイドリング時間において、上記と同様に、RFパルスの位相を変化させてRFパルスをTRごとに繰り返し送信するため、撮像時間が長時間に及ぶ場合があった。たとえば、2Nexの場合においては、第2回目のスキャンを実施する際のアイドリング時間においては、RFパルスの位相増加角度を180°として、各TRにおけるRFパルスの位相が、0°,180°,360°(0°),540°(180°),・・・・に順次推移するように、RFパルスを繰り返して送信し、SSFP状態を形成する。このSSFP状態を形成するためには、アイドリング時間において多くのRFパルスを空打ちする必要がある。このため、撮影を効率的に実施することが困難な場合がある。
したがって、本発明の目的は、撮影効率を向上可能な磁気共鳴イメージング装置,磁気共鳴イメージング方法,スキャン装置,プログラム,および、記憶媒体を提供することにある。
上記目的の達成のために本発明の磁気共鳴イメージング装置は、静磁場空間において被検体の撮影領域のスピンがSSFP状態になるようにRFパルスを繰り返し時間ごとに繰り返し送信するアイドリング時間を経過後に、前記アイドリング時間にて前記スピンがSSFP状態になった前記撮影領域に、前記RFパルスを前記繰り返し時間ごとに繰り返し送信し、前記撮影領域にて生ずる磁気共鳴信号を受信するスキャンを、フェーズサイクリング法によって、複数回実施し、前記複数回のスキャンを実施することによって受信した前記磁気共鳴信号に基づいて、前記撮影領域の画像を生成する磁気共鳴イメージング装置であって、前記スキャンを実施するスキャン部を有し、前記スキャン部は、前記アイドリング時間においては、前記複数回のスキャンにおいて前記アイドリング時間の後に実施されるスキャンにて繰り返して前記RFパルスを送信する際の位相増加角度まで、前記繰り返し時間ごとに順次増加するように、前記RFパルスの位相の角度を変化させて前記RFパルスを繰り返し送信する。
上記目的の達成のために本発明の磁気共鳴イメージング方法は、静磁場空間において被検体の撮影領域のスピンがSSFP状態になるようにRFパルスを繰り返し時間ごとに繰り返し送信するアイドリング時間を経過後に、前記アイドリング時間にて前記スピンがSSFP状態になった前記撮影領域に、前記RFパルスを前記繰り返し時間ごとに繰り返し送信し、前記撮影領域にて生ずる磁気共鳴信号を受信するスキャンを、フェーズサイクリング法によって、複数回実施し、前記複数回のスキャンを実施することによって受信した前記磁気共鳴信号に基づいて、前記撮影領域の画像を生成する磁気共鳴イメージング方法であって、前記アイドリング時間においては、前記複数回のスキャンにおいて前記アイドリング時間の後に実施されるスキャンにて繰り返して前記RFパルスを送信する際の位相増加角度まで、前記繰り返し時間ごとに順次増加するように、前記RFパルスの位相の角度を変化させて前記RFパルスを繰り返し送信する。
上記目的の達成のために本発明のスキャン装置は、静磁場空間において被検体の撮影領域のスピンがSSFP状態になるようにRFパルスを繰り返し時間ごとに繰り返し送信するアイドリング時間を経過後に、前記アイドリング時間にて前記スピンがSSFP状態になった前記撮影領域に、前記RFパルスを前記繰り返し時間ごとに繰り返し送信し、前記撮影領域にて生ずる磁気共鳴信号を受信するスキャンを、フェーズサイクリング法によって、複数回実施するスキャン装置であって、前記アイドリング時間においては、前記複数回のスキャンにおいて前記アイドリング時間の後に実施されるスキャンにて繰り返して前記RFパルスを送信する際の位相増加角度まで、前記繰り返し時間ごとに順次増加するように、前記RFパルスの位相の角度を変化させて前記RFパルスを繰り返し送信する。
上記目的の達成のために本発明のプログラムは、静磁場空間において被検体の撮影領域のスピンがSSFP状態になるようにRFパルスを繰り返し時間ごとに繰り返し送信するアイドリング時間を経過後に、前記アイドリング時間にて前記スピンがSSFP状態になった前記撮影領域に、前記RFパルスを前記繰り返し時間ごとに繰り返し送信し、前記撮影領域にて生ずる磁気共鳴信号を受信するスキャンを、フェーズサイクリング法によって、スキャン装置が複数回実施するように、コンピュータに機能させるプログラムであって、前記アイドリング時間においては、前記複数回のスキャンにおいて前記アイドリング時間の後に実施されるスキャンにて繰り返して前記RFパルスを送信する際の位相増加角度まで、前記繰り返し時間ごとに順次増加させて、前記スキャン装置が前記RFパルスの位相の角度を変化させて前記RFパルスを繰り返し送信するように、前記コンピュータに機能させる。
上記目的の達成のために本発明の記憶媒体は、静磁場空間において被検体の撮影領域のスピンがSSFP状態になるようにRFパルスを繰り返し時間ごとに繰り返し送信するアイドリング時間を経過後に、前記アイドリング時間にて前記スピンがSSFP状態になった前記撮影領域に、前記RFパルスを前記繰り返し時間ごとに繰り返し送信し、前記撮影領域にて生ずる磁気共鳴信号を受信するスキャンを、フェーズサイクリング法によって、スキャン装置が複数回実施するように、コンピュータに機能させるプログラムを記憶している記憶媒体であって、前記アイドリング時間においては、前記複数回のスキャンにおいて前記アイドリング時間の後に実施されるスキャンにて繰り返して前記RFパルスを送信する際の位相増加角度まで、前記繰り返し時間ごとに順次増加させて、前記スキャン装置が前記RFパルスの位相の角度を変化させて前記RFパルスを繰り返し送信するように、前記コンピュータに機能させるプログラムを記憶している。
本発明によれば、撮影効率を向上可能な磁気共鳴イメージング装置,磁気共鳴イメージング方法,スキャン装置,プログラム,および、記憶媒体を提供することができる。
以下より、本発明にかかる実施形態の一例について図面を参照して説明する。
(装置構成)
図1は、本発明にかかる実施形態において、磁気共鳴イメージング装置1の構成を示す構成図である。
図1に示すように、本実施形態の磁気共鳴イメージング装置1は、スキャン部2と、操作コンソール部3とを有しており、静磁場が形成された撮像空間Bにおいてスキャン部2が被検体の撮影領域へRFパルスを送信し、そのRFパルスが送信された撮影領域にて発生する磁気共鳴信号を得るスキャンを実施した後に、そのスキャンの実施によって得られた磁気共鳴信号に基づいて、その撮影領域についての画像を操作コンソール部3が生成する。
スキャン部2について説明する。
スキャン部2は、図1に示すように、静磁場マグネット部12と、勾配コイル部13と、RFコイル部14と、クレードル15と、RF駆動部22と、勾配駆動部23と、データ収集部24とを有しており、操作コンソール部3から出力される制御信号に基づいて、被検体SUの撮影領域についてスキャンを実施する。ここでは、スキャン部2は、スキャンを実施する際には、静磁場マグネット部12によって静磁場が形成された撮像空間B内において、クレードル15に載置された被検体SUの撮影領域のスピンを励起するようにRFコイル部14がRFパルスを送信すると共に、そのRFパルスが送信された被検体SUの撮影領域に勾配コイル部13が勾配パルスを送信する。そして、被検体SUの撮影領域において発生する磁気共鳴信号をRFコイル部14が得る。
本実施形態においては、撮像空間Bにおいて被検体SUの撮影領域のスピンがSSFP状態になるようにRFパルスを繰り返し時間(TR)ごとに繰り返し送信するアイドリング時間を経過後に、そのアイドリング時間にてスピンがSSFP状態になった被検体SUの撮影領域に、RFパルスを繰り返し時間(TR)ごとに繰り返し送信し、その撮影領域にて生ずる磁気共鳴信号を受信するスキャンを、フェーズサイクリング法によって、複数回実施する。ここで、このスキャンを実施する際には、スライス選択方向と位相エンコード方向と周波数エンコード方向とのそれぞれに印加する勾配磁場の時間積分値が繰り返し時間TR内においてゼロになるように勾配磁場をリワインドさせる。すなわち、SSFP状態において1TR中に全勾配をキャンセルさせるSSFPパルスシーケンスを、フェーズサイクリング法によって実行する。
そして、詳細については後述するが、上記のアイドリング時間においては、複数回のスキャンにおいて、そのアイドリング時間の後に実施されるスキャンにて繰り返しRFパルスを送信する際の位相増加角度まで、繰り返し時間TRごとに順次増加するように、RFパルスの位相の角度を変化させてRFパルスを繰り返し送信する。
スキャン部2の各構成要素について、順次、説明する。
静磁場マグネット部12は、たとえば、超伝導磁石(図示なし)により構成されており、被検体SUが収容される撮像空間Bに静磁場を形成する。ここでは、静磁場マグネット部12は、クレードル15に載置される被検体SUの体軸方向(z方向)に沿うように静磁場を形成する。なお、静磁場マグネット部12は、一対の永久磁石により構成されていてもよい。
勾配コイル部13は、静磁場マグネット部12によって静磁場が形成された撮像空間Bに勾配磁場を形成し、RFコイル部14が受信する磁気共鳴信号に空間位置情報を付加する。ここでは、勾配コイル部13は、z方向と、x方向と、y方向との互いに直交する3軸方向に対応するように3系統からなる。これらは、撮像条件に応じて、周波数エンコード方向と位相エンコード方向とスライス選択方向とのそれぞれに勾配磁場を形成するように、勾配パルスを送信する。具体的には、勾配コイル部13は、被検体SUのスライス選択方向に勾配磁場を印加し、RFコイル部14がRFパルスを送信することによって励起させる被検体SUのスライスを選択する。また、勾配コイル部13は、被検体SUの位相エンコード方向に勾配磁場を印加し、RFパルスにより励起されたスライスからの磁気共鳴信号を位相エンコードする。そして、勾配コイル部13は、被検体SUの周波数エンコード方向に勾配磁場を印加し、RFパルスにより励起されたスライスからの磁気共鳴信号を周波数エンコードする。
RFコイル部14は、静磁場マグネット部12によって静磁場が形成される撮像空間B内において、電磁波であるRFパルスを被検体SUの撮影領域に送信して高周波磁場を形成し、被検体SUの撮影領域におけるプロトンのスピンを励起する。そして、RFコイル部14は、その励起された被検体SUの撮影領域内のプロトンから発生する電磁波を磁気共鳴信号として受信する。本実施形態においては、RFコイル部14は、図1に示すように、送信コイル14aと、受信コイル14bとを有する。ここで、送信コイル14aは、たとえば、バードゲージ型のボディコイルであり、被検体SUの撮影領域を囲むように配置されており、RFパルスを送信する。一方、受信コイル14bは、表面コイルであり、磁気共鳴信号を受信する。
クレードル15は、載置面を有し、その載置面に被検体SUが載置される。そして、クレードル15は、操作コンソール部3からの制御信号に基づいて、撮像空間Bの内部と外部との間において移動される。
RF駆動部22は、RFコイル部14を駆動させて撮像空間B内にRFパルスを送信させて、撮像空間Bに高周波磁場を形成させる。RF駆動部22は、操作コンソール部3からの制御信号に基づいて、ゲート変調器(図示なし)を用いてRF発振器(図示なし)からの信号を所定のタイミングおよび所定の包絡線の信号に変調した後に、そのゲート変調器により変調された信号を、RF電力増幅器(図示なし)によって増幅してRFコイル部14に出力し、RFパルスを送信させる。
勾配駆動部23は、操作コンソール部3からの制御信号に基づいて、勾配パルスを勾配コイル部13に印加して駆動させ、静磁場が形成されている撮像空間B内に勾配磁場を発生させる。勾配駆動部23は、3系統の勾配コイル部13に対応して3系統の駆動回路(図示なし)を有する。
データ収集部24は、操作コンソール部3からの制御信号に基づいて、RFコイル部14が受信する磁気共鳴信号を収集する。ここでは、データ収集部24は、RFコイル部14が受信する磁気共鳴信号をRF駆動部22のRF発振器(図示なし)の出力を参照信号として位相検波器(図示なし)が位相検波する。その後、A/D変換器(図示なし)を用いて、このアナログ信号である磁気共鳴信号をデジタル信号に変換して出力する。
操作コンソール部3について説明する。
操作コンソール部3は、図1に示すように、制御部30と、データ処理部31と、操作部32と、表示部33と、記憶部34とを有する。
操作コンソール部3の各構成要素について、順次、説明する。
制御部30は、コンピュータと、コンピュータに所定のデータ処理を実行させるプログラムを記憶するメモリとを有しており、各部を制御する。ここでは、制御部30は、操作部32からの操作データが入力され、その操作部32から入力される操作データに基づいて、RF駆動部22と勾配駆動部23とデータ収集部24とのそれぞれに制御信号を出力し、所定のスキャンを実行させる。そして、これと共に、データ処理部31と表示部33と記憶部34とへ、制御信号を出力し、制御を行う。
本実施形態においては、上述したように、制御部30は、フェーズサイクリング法によって複数のスキャンをSSFPパルスシーケンスにて実施する際におけるアイドリング時間には、そのアイドリング時間の後に実施されるスキャンにて繰り返してRFパルスを送信する際の位相増加角度まで、繰り返し時間TRごとに、順次、位相を変化させてRFパルスを繰り返し送信するように、プログラムがコンピュータを機能させて、スキャン部2を制御する。
データ処理部31は、コンピュータと、そのコンピュータを用いて所定のデータ処理を実行するプログラムを記憶するメモリとを有しており、制御部30からの制御信号に基づいて、データ処理を実施する。ここでは、データ処理部31は、スキャン部2がスキャンを実行することによって得られた磁気共鳴信号をローデータとし、被検体SUの撮影領域についての画像を生成する。そして、データ処理部31は、その生成した画像を表示部33に出力する。具体的には、k空間に対応するように収集された磁気共鳴信号を、逆フーリエ変換することによって、画像を再構成する。
本実施形態においては、データ処理部31は、上述したように、フェーズサイクリング法によって実施された複数のスキャンのそれぞれにより得られた磁気共鳴信号のそれぞれを用いて、被検体SUの撮影領域の画像をそれぞれ再構成する。そして、その複数の画像を、たとえば、加算平均処理することによって合成して合成画像を生成する。そして、その合成画像を表示部33に出力する。
操作部32は、キーボードやポインティングデバイスなどの操作デバイスにより構成されている。操作部32は、オペレータによって操作データが入力され、その操作データを制御部30に出力する。
表示部33は、CRTなどの表示デバイスにより構成されており、制御部30からの制御信号に基づいて、表示画面に画像を表示する。たとえば、表示部33は、オペレータによって操作部32に操作データが入力される入力項目についての画像を表示画面に複数表示する。また、表示部33は、被検体SUからの磁気共鳴信号に基づいて生成される被検体SUの画像についてのデータをデータ処理部31から受け、表示画面にその画像を表示する。
記憶部34は、メモリにより構成されており、各種データを記憶している。記憶部34は、その記憶されたデータが必要に応じて制御部30によってアクセスされる。
(動作)
以下より、上記の本実施形態の磁気共鳴イメージング装置1を用いて、被検体SUの撮影領域を撮像する磁気共鳴イメージング方法について説明する。
図2は、本発明にかかる実施形態において、被検体SUの撮影領域を撮像する際の動作を示すフロー図である。
図2に示すように、まず、被検体SUを載置する(S11)。
ここでは、クレードル部15の載置面に被検体を載置する。そして、被検体SUの撮影領域に対応するようにRFコイル部14の受信コイル14bを設置後、オペレータにより操作部32に入力される撮像条件に基づいて、操作部32が操作信号を制御部30に出力する。ここでは、TR,TE,フリップアングルαなどがオペレータにより入力される。
つぎに、図2に示すように、被検体SUの撮影領域を撮像空間Bへ搬入する(S21)。
ここでは、操作部32に入力された撮像条件に基づいて、被検体SUが載置されているクレードル15を、静磁場が形成されている撮像空間B内に移動するように、制御部30が制御する。
つぎに、図2に示すように、被検体SUの撮影領域についてスキャンを実施する(S31)。
ここでは、静磁場が形成された撮像空間B内において、被検体SUの撮影領域におけるスピンを励起するように被検体SUの撮影領域にRFパルスを送信すると共に、そのRFパルスが送信された被検体SUの撮影領域に勾配パルスを送信することによって、被検体SUにおいて発生する磁気共鳴信号を得るスキャンを実施する。
本実施形態においては、FISP,FIESTAなどと称呼されるSSFPパルスシーケンスをフェーズサイクリング法に対応するように実行することによって、被検体SUの撮影領域についてのスキャンを実施し、磁気共鳴信号を収集する。
すなわち、スキャンを実施する際には、まず、アイドリング時間において、静磁場が形成された撮影空間Bにて被検体SUの撮影領域のスピンがSSFP状態になるようにRFパルスを繰り返し時間(TR)ごとに繰り返し送信する。つまり、RFパルスを空打ちして、SSFP状態を形成する。その後、このアイドリング時間にてスピンがSSFP状態になった撮影領域へ、繰り返し時間(TR)ごとにRFパルスの位相を位相増加角度に対応するように増加させてRFパルスを繰り返し送信し、その撮影領域にて生ずる磁気共鳴信号を受信する。つまり、RFパルスの空打ちを実施後に、磁気共鳴信号の収集を実施する。
そして、加算回数(Nex)に対応するように、RFパルスの空打ちと磁気共鳴信号の収集とを、複数回、繰り返す。
本実施形態においては、このアイドリング時間においては、そのアイドリング時間の後に実施されるスキャンにて繰り返してRFパルスを送信する際の位相増加角度まで、繰り返し時間TRごとにRFパルスの位相の角度が順次増加するように、RFパルスの位相の角度を変化させてRFパルスを繰り返し送信する。
具体的には、Ni回のRFパルスを繰り返し送信するアイドリング時間にて、Ni1回のRFパルスを繰り返し送信するアイドリング時間の初期には、RFパルスの位相が、以下の数式(1)に示す角度ΔΦで繰り返し時間(TR)ごとに、順次、直線的に増加するように、RFパルスを繰り返し送信する。
ΔΦ=Φ1+n(Φ2−Φ1)/Ni1 ・・・(1)
ここで、数式(1)において、Φ1は、複数回のスキャンにおいてアイドリング時間の前に実施されるスキャンにてRFパルスを繰り返し送信する際の位相増加角度である。また、Φ2は、複数回のスキャンにおいてアイドリング時間の後に実施されるスキャンにて繰り返してRFパルス送信する際の位相増加角度である。また、Ni1は、アイドリング時間の初期において位相を順次増加させてRFパルスを繰り返し送信する回数である。また、nは、n=0,1,2,3,・・・,Ni1で示される整数であって、アイドリング時間にてRFパルスを繰り返し送信する順位である。
そして、Ni2回のRFパルスを繰り返し送信するアイドリング時間の後段部分においては、このアイドリング時間の後に実施されるスキャンにて繰り返してRFパルス送信する際の位相増加角度にて、RFパルスの位相を増加させてRFパルスを送信する。
図3は、本発明にかかる実施形態において、スキャンの実施の際に送信するRFパルスの位相を示す図である。図3においては、加算回数が3Nexの場合を示しており、(a)が1Nex目であり、(b)が2Nex目である。
図3(a)に示すように、まず、第1回目のスキャンS1を実施する。
ここでは、TRごとに増加させる位相の角度である位相増加角度をΦ1=0°として、この第1回目のスキャンS1を実施する。
具体的には、図3に示すように、アイドリング時間Ti1においては、各TRにおけるRFパルスの位相Φが、0°,0°,0°,0°,・・・・に順次推移するように、RFパルスを繰り返して送信することによって、SSFP状態を形成する。
そして、図3に示すように、磁気共鳴信号を収集するデータ収集期間Ta1には、各TRにおけるRFパルスの位相Φが、0°,0°,0°,0°,・・・・に順次推移するように、RFパルスを繰り返して送信する。
つぎに、図3(b)に示すように、第2回目のスキャンS2を実施する。
ここでは、図3(b)に示すように、Ni回のRFパルスを繰り返し送信するアイドリング時間Ti2にて、Ni1回(たとえば、Ni1=12)のRFパルスを繰り返し送信するアイドリング時間の初期Ti2sにおいては、数式(1)に示すように、このアイドリング時間Ti2の前に実施される第1スキャンS1にてRFパルスを繰り返し送信する際の位相増加角度Φ1(Φ1=0°)に、その位相増加角度Φ1(Φ1=0°)と、そのアイドリング時間Ti2の後に実施される第2スキャンS2にて繰り返してRFパルス送信する際の位相増加角度Φ2(Φ2=120°)との差分値を繰り返し数Ni(Ni1=12)で分割した値とを加算した角度ΔΦで、RFパルスの位相の角度が、そのアイドリング時間Ti2にて送信する際のRFパルスの送信順位nに応じて増加するように、RFパルスをTRごとに順次送信する。
具体的には、図3(b)に示すように、ΔΦが10°,20°,30°,・・・,120°のように、このアイドリング時間Ti2後に磁気共鳴信号を収集時に位相を増加させる位相増加角度(Φ2=120)になるまで10°ごとに位相増加角度を増加させて、RFパルスを繰り返し送信する。
すなわち、アイドリング時間の初期Ti2sにて第1回目(n=1)にRFパルスを送信する際には位相を、10°分増加させた10°としてRFパルスを送信する。そして、第2回目(n=2)にRFパルスを送信する際には位相を、第1回目(n=1)の場合に30°分増加させた30°としてRFパルスを送信する。そして、第3回目(n=3)にRFパルスを送信する際には位相を、第2回目(n=2)の場合に対して30°分増加させた60°として、RFパルスを送信する。このように、RFパルスの位相が、順次、10°,30°,60°,100°,150°,210°,280°,360°,450°,550°,660°,780°のように推移させて、RFパルスを送信する。
そして、アイドリング時間Ti2の後段部分Ti2eにおいては、このアイドリング時間Ti2の後に実施されるデータ収集期間にて繰り返してRFパルス送信する際の位相増加角度(Φ2=120)にて、900°,1020°,1140°・・・のように、RFパルスの位相を、120°ごとに順次増加させてRFパルスを送信し、被検体SUの撮影領域のスピンをSSFP状態にさせる。
この後、磁気共鳴信号を収集する際には、フェーズサイクリング法により規定された位相増加角度(Φ2=120°)に対応するように、各TRにおけるRFパルスの位相を、0°,120°,240°,・・・のように、順次、120°ごとに増加させて、RFパルスを繰り返し送信する。
つぎに、第3回目のスキャンS3を実施する。
ここでは、第2回目のスキャンS2の場合と同様であるため図示を省略しているが、Ni回のRFパルスを繰り返し送信するアイドリング時間Ti3にて、Ni1回のRFパルスを繰り返し送信するアイドリング時間の初期Ti3sにおいては、数式(1)に示すように、このアイドリング時間Ti3の前に実施される第2スキャンS1にてRFパルスを繰り返し送信する際の位相増加角度Φ1(Φ1=120°)に、その位相増加角度Φ1(Φ1=120°)と、このアイドリング時間Ti3の後に実施される第3スキャンS3にて繰り返してRFパルス送信する際の位相増加角度Φ2(Φ2=240°)との差分値を繰り返し数Ni(Ni=12)で分割した値とを加算した角度ΔΦで、RFパルスの位相の角度が、このアイドリング時間Ti3にて送信する際のRFパルスの送信順位nに応じて増加するように、RFパルスをTRごとに順次送信する。
そして、アイドリング時間Ti3の後段部分Ti3eにおいては、このアイドリング時間Ti3の後に実施されるデータ収集期間にて繰り返してRFパルス送信する際の位相増加角度(Φ2=240)にて、RFパルスの位相を増加させてRFパルスを送信し、被検体SUの撮影領域のスピンをSSFP状態にさせる。
この後、磁気共鳴信号を収集する際には、フェーズサイクリング法により規定された位相増加角度(Φ2=240°)に対応するように、各TRにおけるRFパルスの位相を、順次、240°ごとに増加させて、RFパルスを繰り返し送信する。
上記に示したようにフェーズサイクリング法によりSSFPパルスシーケンスにて複数回のスキャンを実施した後には、各スキャンにおいてデータ収集部24により収集された磁気共鳴信号に基づいて、データ処理部31が被検体SUの撮影領域についての画像を生成する。
ここでは、フェーズサイクリング法によって実施された複数のスキャンのそれぞれにより得られた磁気共鳴信号のそれぞれを用いて、データ処理部31が被検体SUの撮影領域の画像をそれぞれ再構成する。そして、その各スキャンに対応するように再構成された複数の画像を、たとえば、画素ごとに加算平均処理することによって合成し、合成画像を生成する。
そして、データ処理部31により生成した合成画像を表示部33が表示画面に表示する。このようにして、被検体SUの撮影領域についての撮像を完了させる。
以上のように、本実施形態は、SSFPパルスシーケンスをフェーズサイクリング法によって実行する際にスピンをSSFP状態に遷移させるアイドリング時間においては、アイドリング時間の後に実施されるスキャンにて繰り返してRFパルスを送信する際の位相増加角度まで、繰り返し時間(TR)ごとに順次増加するように、RFパルスの位相の角度を変化させてRFパルスを繰り返し送信する。
図4は、本発明にかかる実施形態において、磁化Mxyの挙動をシミュレーションしたシミュレーション結果を示す図である。図4において、(a)は、本実施形態にて数式(1)に示すようにRFパルスの位相を増加させた場合であり、(b)は、従来の場合を示している。ここでは、上述したように、3Nexの場合において、位相増加角度を0°としてRFパルスを送信する第1回目のスキャンS1を実施した後に、位相増加角度を120°としてRFパルスを送信する第2回目のスキャンS2と、位相増加角度を240°としてRFパルスを送信する第3回目のスキャンとを実施した部分について示しており、横軸が励起数(Excitation number)であって、縦軸がMxyの信号強度(signal)を示している。
図4に示すように、第3回目のスキャンS3におけるアイドリング時間Ti3においては、本実施形態の場合の方が従来の場合よりも、信号強度の振幅が小さく、より早くSSFP状態になっていることがわかる。
したがって、本実施形態は、アイドリング時間においてRFパルスを空打ちする回数を減らせるため、撮影を効率的に実施することができる。
なお、本発明の実施に際しては、上記した実施形態に限定されるものではなく、種々の変形形態を採用することができる。
たとえば、上記の実施形態においては、繰り返し時間(TR)ごとに直線的に位相の増分が増加するように、アイドリング時間においてRFパルスを繰り返し送信する場合について示したが、これに限定されない。たとえば、曲線状に位相の増分が増加するように、アイドリング時間においてRFパルスを繰り返し送信してもよい。
図1は、本発明にかかる実施形態の磁気共鳴イメージング装置の構成を示す構成図である。 図2は、本発明にかかる実施形態において、被検体SUの撮影領域を撮像する際の動作を示すフロー図である。 図3は、本発明にかかる実施形態において、スキャンの実施の際に送信するRFパルスの位相を示す図である。 図4は、本発明にかかる実施形態において、磁化Mxyの挙動をシミュレーションしたシミュレーション結果を示す図である。 図5は、フェーズサイクリング法において、送信するRFパルスの位相増加角度を示す図である。
符号の説明
1:磁気共鳴イメージング装置(磁気共鳴イメージング装置)
2:スキャン部(スキャン部)、
3:操作コンソール部、
12:静磁場マグネット部、
13:勾配コイル部、
14:RFコイル部、
15:クレードル、
22:RF駆動部、
23:勾配駆動部、
24:データ収集部、
30:制御部、
31:データ処理部、
32:操作部、
33:表示部(表示部)、
34:記憶部、
B:撮像空間(静磁場空間)

Claims (13)

  1. 静磁場空間において被検体の撮影領域のスピンがSSFP状態になるようにRFパルスを繰り返し時間ごとに繰り返し送信するアイドリング時間を経過後に、前記アイドリング時間にて前記スピンがSSFP状態になった前記撮影領域に、前記RFパルスを前記繰り返し時間ごとに繰り返し送信し、前記撮影領域にて生ずる磁気共鳴信号を受信するスキャンを、フェーズサイクリング法によって、複数回実施し、前記複数回のスキャンを実施することによって受信した前記磁気共鳴信号に基づいて、前記撮影領域の画像を生成する磁気共鳴イメージング装置であって、
    前記スキャンを実施するスキャン部を有し、
    前記スキャン部は、前記アイドリング時間においては、前記複数回のスキャンにおいて前記アイドリング時間の後に実施されるスキャンにて繰り返して前記RFパルスを送信する際の位相増加角度まで、前記繰り返し時間ごとに順次増加するように、前記RFパルスの位相の角度を変化させて前記RFパルスを繰り返し送信する
    磁気共鳴イメージング装置。
  2. 前記スキャン部は、前記アイドリング時間において前記RFパルスを繰り返し送信する際には、前記RFパルスの位相を、以下の数式(1)に示す角度ΔΦで前記繰り返し時間ごとに順次増加させる
    請求項1に記載の磁気共鳴イメージング装置。
    ΔΦ=Φ1+n(Φ2−Φ1)/Ni1 ・・・(1)
    (ここで、Φ1は、複数回のスキャンにおいてアイドリング時間の前に実施されるスキャンにてRFパルスを繰り返し送信する際の位相増加角度である。また、Φ2は、複数回のスキャンにおいてアイドリング時間の後に実施されるスキャンにて繰り返してRFパルス送信する際の位相増加角度である。また、Ni1は、アイドリング時間の初期において位相を順次増加させてRFパルスを繰り返し送信する回数である。また、nは、n=1,2,3,・・・,Ni1で示される整数であって、アイドリング時間にてRFパルスを繰り返し送信する順位である。)
  3. 前記スキャン部は、前記スキャンを実施する際には、スライス選択方向と位相エンコード方向と周波数エンコード方向とのそれぞれに印加する勾配磁場の時間積分値が前記繰り返し時間内においてゼロになるように勾配磁場をリワインドさせる
    請求項1または2に記載の磁気共鳴イメージング装置。
  4. 前記撮影領域の画像を表示する表示部を有する
    請求項1から3のいずれかに記載の磁気共鳴イメージング装置。
  5. 静磁場空間において被検体の撮影領域のスピンがSSFP状態になるようにRFパルスを繰り返し時間ごとに繰り返し送信するアイドリング時間を経過後に、前記アイドリング時間にて前記スピンがSSFP状態になった前記撮影領域に、前記RFパルスを前記繰り返し時間ごとに繰り返し送信し、前記撮影領域にて生ずる磁気共鳴信号を受信するスキャンを、フェーズサイクリング法によって、複数回実施するスキャン装置であって、
    前記アイドリング時間においては、前記複数回のスキャンにおいて前記アイドリング時間の後に実施されるスキャンにて繰り返して前記RFパルスを送信する際の位相増加角度まで、前記繰り返し時間ごとに順次増加するように、前記RFパルスの位相の角度を変化させて前記RFパルスを繰り返し送信する
    スキャン装置。
  6. 前記アイドリング時間において前記RFパルスを繰り返し送信する際には、前記RFパルスの位相が、以下の数式(1)に示す角度ΔΦで前記繰り返し時間ごとに順次増加させる
    請求項5に記載のスキャン装置。
    ΔΦ=Φ1+n(Φ2−Φ1)/Ni1 ・・・(1)
    (ここで、Φ1は、複数回のスキャンにおいてアイドリング時間の前に実施されるスキャンにてRFパルスを繰り返し送信する際の位相増加角度である。また、Φ2は、複数回のスキャンにおいてアイドリング時間の後に実施されるスキャンにて繰り返してRFパルス送信する際の位相増加角度である。また、Ni1は、アイドリング時間の初期において位相を順次増加させてRFパルスを繰り返し送信する回数である。また、nは、n=1,2,3,・・・,Ni1で示される整数であって、アイドリング時間にてRFパルスを繰り返し送信する順位である。)
  7. 前記スキャンを実施する際には、スライス選択方向と位相エンコード方向と周波数エンコード方向とのそれぞれに印加する勾配磁場の時間積分値が前記繰り返し時間内においてゼロになるように勾配磁場をリワインドさせる
    請求項5または6に記載のスキャン装置。
  8. 静磁場空間において被検体の撮影領域のスピンがSSFP状態になるようにRFパルスを繰り返し時間ごとに繰り返し送信するアイドリング時間を経過後に、前記アイドリング時間にて前記スピンがSSFP状態になった前記撮影領域に、前記RFパルスを前記繰り返し時間ごとに繰り返し送信し、前記撮影領域にて生ずる磁気共鳴信号を受信するスキャンを、フェーズサイクリング法によって、スキャン装置が複数回実施するように、コンピュータに機能させるプログラムであって、
    前記アイドリング時間においては、前記複数回のスキャンにおいて前記アイドリング時間の後に実施されるスキャンにて繰り返して前記RFパルスを送信する際の位相増加角度まで、前記繰り返し時間ごとに順次増加させて、前記スキャン装置が前記RFパルスの位相の角度を変化させて前記RFパルスを繰り返し送信するように、前記コンピュータに機能させるプログラム。
  9. 前記アイドリング時間において前記RFパルスを繰り返し送信する際には、前記RFパルスの位相が、以下の数式(1)に示す角度ΔΦで前記繰り返し時間ごとに順次増加するように、前記コンピュータに機能させる、
    請求項8に記載のプログラム。
    ΔΦ=Φ1+n(Φ2−Φ1)/Ni1 ・・・(1)
    (ここで、Φ1は、複数回のスキャンにおいてアイドリング時間の前に実施されるスキャンにてRFパルスを繰り返し送信する際の位相増加角度である。また、Φ2は、複数回のスキャンにおいてアイドリング時間の後に実施されるスキャンにて繰り返してRFパルス送信する際の位相増加角度である。また、Ni1は、アイドリング時間の初期において位相を順次増加させてRFパルスを繰り返し送信する回数である。また、nは、n=1,2,3,・・・,Ni1で示される整数であって、アイドリング時間にてRFパルスを繰り返し送信する順位である。)
  10. 前記スキャンを実施する際には、スライス選択方向と位相エンコード方向と周波数エンコード方向とのそれぞれに印加する勾配磁場の時間積分値が前記繰り返し時間内においてゼロになるように、前記スキャン装置が勾配磁場をリワインドさせるように、前記コンピュータに機能させる、
    請求項9に記載のプログラム。
  11. 静磁場空間において被検体の撮影領域のスピンがSSFP状態になるようにRFパルスを繰り返し時間ごとに繰り返し送信するアイドリング時間を経過後に、前記アイドリング時間にて前記スピンがSSFP状態になった前記撮影領域に、前記RFパルスを前記繰り返し時間ごとに繰り返し送信し、前記撮影領域にて生ずる磁気共鳴信号を受信するスキャンを、フェーズサイクリング法によって、スキャン装置が複数回実施するように、コンピュータに機能させるプログラムを記憶する記憶媒体であって、
    前記アイドリング時間においては、前記複数回のスキャンにおいて前記アイドリング時間の後に実施されるスキャンにて繰り返して前記RFパルスを送信する際の位相増加角度まで、前記繰り返し時間ごとに順次増加させて、前記スキャン装置が前記RFパルスの位相の角度を変化させて前記RFパルスを繰り返し送信するように、前記コンピュータに機能させるプログラムを記憶している記憶媒体。
  12. 前記アイドリング時間において前記RFパルスを繰り返し送信する際には、前記RFパルスの位相が、以下の数式(1)に示す角度ΔΦで前記繰り返し時間ごとに順次増加するように前記コンピュータに機能させるプログラムを記憶している、
    請求項11に記載の記憶媒体。
    ΔΦ=Φ1+n(Φ2−Φ1)/Ni1 ・・・(1)
    (ここで、Φ1は、複数回のスキャンにおいてアイドリング時間の前に実施されるスキャンにてRFパルスを繰り返し送信する際の位相増加角度である。また、Φ2は、複数回のスキャンにおいてアイドリング時間の後に実施されるスキャンにて繰り返してRFパルス送信する際の位相増加角度である。また、Ni1は、アイドリング時間の初期において位相を順次増加させてRFパルスを繰り返し送信する回数である。また、nは、n=1,2,3,・・・,Ni1で示される整数であって、アイドリング時間にてRFパルスを繰り返し送信する順位である。)
  13. 前記スキャンを実施する際には、スライス選択方向と位相エンコード方向と周波数エンコード方向とのそれぞれに印加する勾配磁場の時間積分値が前記繰り返し時間内においてゼロになるように、前記スキャン装置が勾配磁場をリワインドさせるように、前記コンピュータに機能させるプログラムを記憶している、
    請求項12に記載の記憶媒体。
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