JP4260165B2 - 非接触icカードの有無検出回路 - Google Patents

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本発明は非接触ICカード(以降では、「PICC (Proximity IC Card)」と称す)に関し、特にPICCへのデータの書き込みとPICCからのデータの読み込みとを行うPICCリード/ライト装置(PICC−R/W)におけるPICCの有無検出回路に関する。
PICCの諸規格はISO(International Organization for Standardization)/IEC(International Electrotechnical Commission) 14443に規定されており、ここでは本願発明との関連から上記PICC−R/W等の非接触結合装置(以降、「PCD (Proximity Coupling Device)」と称す)とPICCとの間の電力及び双方向通信を提供するフィールドの性質と特性とを規定したPICC通信インタフェースのタイプBについて簡単に説明する。
(1)PCDからPICCへの電力の移送
RF (Radio Frequency) 動作フイールド内でPICCに有効な電力を供給するため、PCDからPICCへキャリア(fc=13.56MHz)が送出される。PICCでは受信したキャリアを整流し、内部回路の動作に必要な電源を作成する。
(2)PCDからPICCへの通信
PCDは、データビット速度106Kbps(fc/128)で前記キャリアの振幅値を10%ASK (Amplitude Shift Keying) 変調することにより、PICCへデータを送信する。
(3)PICCからPCDへの通信
PICCは、前記キャリアの受信負荷をキャリア周波数の16分の1の周波数(fs=fc/16)で負荷変調することによりサブキャリア(fs=847KHz)を生成し、そのサブキャリアの位相をデータビット速度106Kbps(fc/128)でBPSK (Binary Phase Shift Keying) 変調することにより、PCDへデータを送信する。
図1は、PICCの構成概要の一例を示したものである。
図1の例では、カード本体10の内部にCPU部11及びRF部12を構成する2つのチップが組み込まれており、またカード本体10の周囲にはコイル状に巻かれたアンテナ(AT)13が配置されている。CPU部11はいわゆるワンチップタイプのコンピュータで構成され、そこにはCPU(中央演算処理装置)、メモリROM、RAM、及びEEPROM、そして入出力インタフェース(I/O)等が含まれる。
図2には、PCDとPICCとの間の通信インタフェースの一構成例を示している。
上記(2)で述べたPCDからPICCへの通信では、PCDの変調部(MOD)20によりキャリア(fc=13.56MHz)の振幅値を10%ASK変調した信号が出力アンプ22、23及びアンテナ24を解してPICCへ送信される。
一方、上記(3)で述べたPICCからPCDへの通信では、図1のRF部12の一部を構成するPICCの変調部(MOD)29からの制御によってRF信号の受信負荷27が可変され、その負荷変調(結果的にAM (Amplitude Modulation) 変調となる)によって生成されるサブキャリア(fs=847KHz)にさらに2値の位相情報(0度又は180度)を与えるBPSK変調が行われる。
その変調された信号はアンテナ26(図1の13)を解してPCDへ送信される。実際には、図2に示すようにPCDが出力するキャリアで前記負荷変調(BPSK変調を含む)されたものを、PCD自身がその検波部(DET)21で検出することになる。
PCDの光センサ部25は、PICCが通信範囲内に存在することを確認するために用いる。例えば、光センサ部25はPDCのカード検出器に取り付けられ、そのカード挿入部を通過するPICCやカードスロットに置かれたPICCをフォトダイオード等の光部品を使って検出する。
このように従来の回路構成では、PICCが通信範囲内に存在することを確認する手段が、データの送受信回路とは別個の光部品を使った回路として設けられていた。そのため、部品コストが上昇しさらに実装スーペスが制限されるという問題があった。しかしながら、近年PICCが普及し、その適用分野も広範に渡り、PICCに限らずPICCリード/ライト装置についても極力小型化し且つローコスト化を図ることが強く要望されている。それには、先ず部品点数を可能な限り低減する必要がある。
また、従来の光センサ部25等によるPICCの検出手段では、例えばPICCの変わりに鉄板等を使用してもPICC有りと判断される。この場合、前記鉄板等のような導電体・磁性体の存在によりRFフィールド内の空間インピーダンスが異常に低下し、その結果、PICCリード/ライト装置は過度のキャリア出力を行い、それにより出力後の電子部品が損傷するという問題があった。
そのため、従来においてはPICCとそれ以外の導電体・磁性体とを識別するためのカード識別用の専用回路26も別途設けられていた。これは、上述した部品コストを上昇させ、実装スーペスを制限するという問題をさらに助長するものであった。
そこで本発明の目的は、上記種々の問題に鑑み、従来のようにPICC有無検出回路25及びPICC識別回路25’等の専用回路を別途設けるのではなく、データ送受信部における既存の検波部(DET)21の回路と一体的に構成した簡素な回路を使ってPICCの有無検出を行い、同時にPICCの識別をも行うPICCの有無検出回路を提供することにある。
本発明によれば、装置が存在することを検出する検出回路において、RFキャリア信号の受信レベル値をその検波整流によって検出する検出手段と、前記検出したRFキャリア信号の受信レベル値を所定値と比較することにより、前記装置がRFフィールド内に存在するかを判定する手段とで、構成する検出回路が提供される。
また本発明によれば、装置が存在することを検出する検出回路において、前記装置にRFキャリア信号を出力するアンテナと、前記アンテナを介して受信した前記RFキャリア信号の受信レベル値をその検波整流によって検出する手段と、前記検出したRFキャリア信号の受信レベル値を所定値と比較することにより、前記装置がRFフィールド内に存在するかを判定する手段とで、構成する検出回路が提供される。
さらに本発明によれば、非接触装置が存在することを検出する検出回路において、前記非接触装置にRFキャリア信号を出力するアンテナと、前記アンテナを介して受信したRFキャリア信号の受信レベル値をその検波整流によって検出する手段と、前記検出したRFキャリア信号の受信レベル値を所定値と比較することにより、前記非接触装置がRFフィールド内に存在するかを判定する手段とで、構成する検出回路が提供される。
さらにまた本発明によれば、非接触装置に出力されるRFキャリア信号を受信するアンテナと、前記アンテナを介して受信したRFキャリア信号の受信レベル値をその検波整流によって検出する手段と、前記検出したRFキャリア信号の受信レベル値を所定値と比較することにより、前記非接触装置がRFフィールド内に存在するかを判定する手段とで、構成する前記非接触装置の検出回路が提供される。
そして本発明によれば、非接触ICカードに出力されるRFキャリア信号を受信するアンテナと、前記アンテナを介して受信したRFキャリア信号の受信レベル値をその検波整流によって検出する手段と、前記検出したRFキャリア信号の受信レベル値を所定値と比較することにより、前記非接触ICカードがRFフィールド内に存在するかを判定する手段とで、構成する非接触ICカードの検出回路が提供される。
以上述べたように、本発明によれば、PICCリード/ライト装置において従来のようにPICC有無検出用の専用回路やPICC識別用の専用回路をそれぞれ別個に設けることなく、データ送受信部における既存の検波部(DET)21の回路と一体的に構成された簡素な回路を使ってPICCの有無検出を行い、同時にPICCの識別を行うPICCの有無検出回路が提供可能となる。
本発明のPICCの有無検出回路は、既存の検波部の整流信号を使用し、それに簡易な電子回路を付加するだけで構成されるため、IC化やPLA等の使用により検波部と一体化した回路構成が容易に実現でき、部品点数、実装面積、及びコスト等の低減要求を十分満足させることができる。
図3は、本発明によるPICC有無検出回路の基本構成例を示したものである。
図3に示すように、本発明によるPICC有無検出回路30は、既存の検波部21におけるサブキャリア検波用の回路(カード検波回路部)21と、その検波の際に得られるキャリア整流出力(DC)のレベル判定回路(電圧検出回路)31とで構成される。ここでは、カード検波回路部21からのキャリア整流出力を利用し、電圧検出回路31でそのレベル判定を行うことにより、PICCの有無及び識別判定を行う。
従って、本発明によるPICC有無検出回路30は、既存の検波部21にPICCの有無/識別判定機能を付加したものと見ることができる。これからは、1)サブキャリアである受信データ、2)カードの有無信号、又は3)鉄板等の導電体・磁性体の存在による異常信号、の全てが得られる。以下、本願発明の実施例を通じて上記本願発明の動作について詳述する。
図4は、図3のカード検出回路部の一実施例を示したものである。また、図5には、図4のカード検出回路部の入出力波形の一例を示している。
図5の(a)に示すように、PICCがPICCリード/ライト装置との間で通信可能範囲にあり且つPICCから送出する通信データが無い場合には、キャリア信号(fc=13.56MHz)にBPSK変調の無いサブキャリア(fs=847KHz)が重畳した信号がアンテナ24で受信される。
図4の検波回路では、その入力段に設けられた抵抗(R1及びR2)41及び42によって電源電圧を分圧した固定バイアス電位VB を前記受信信号に与える。この固定バイアス電位VB によりトランジスタ(Tr1)44には常時微小なバイアス電流が流れ、アンテナでの受信信号レベルの大小に係わらずトランジスタ44の線形領域での動作が保証される。
前記トランジスタ44は、入力バッファ及び整流ダイオードとして動作し、抵抗(R4)45とコンデンサ(C1)46とでキャリア信号(fc=13.56MHz)の半波整流を行う整流回路を構成する。その整流出力は、図5の(b)に示すように次段の増幅回路で増幅され出力される。ここで、VDCとして示した直流電位は後述するようにPICC有無の判断に用いられる。PICCがPICCリード/ライト装置との通信範囲内にある場合とない場合とでは、アンテナ24の両端に発生する信号受信電圧が異なり必然的に検波出力の直流電位VDCも異なるからである。
すなわち、1)PICCが存在しない場合は、空間インピーダンスが高くなってVDCも大きくなる。2)一方、PICCがRFフィールド内に存在する場合には所定範囲内の空間インピーダンスとなりVDCも所定範囲内の値となる。3)また、鉄板等がRFフィールド内に存在する場合は空間インピーダンスが極端に低下して小さなVDCが得られる。なお、前記増幅回路の出力信号の内のサブキャリ成分については、図示しない後段の復調部において受信データとしてBPSK復調される。
図6は、図3の電圧検出回路部の一実施例を示したものである。
また、図7及び図8には、前記電圧検出回路部によってPICC有無判定が行われる代表的な信号波形の一例を示している。
図6に示した回路例は、電圧検出回路部の機能動作及び回路規模を示すための例示であって、実際には同等な機能を有するIC、トランジスタ回路、又はPLA等により構成される。
図6(a)において、検波回路からの信号(図5の(b))は、それはそれぞれ異なる閾値V1及びV2が与えられた比較器51及び52に入力される。比較器51の閾値V1は、図7及び図8の(a)に示すようにPICC無し(>V1)とPICC有り(<V1)との間の判定信号レベルを与える。また、比較器52の閾値V2は、図7及び図8の(b)に示すようにPICC有り(>V2)と鉄板等の異物(導電体、磁性体等)を検出(<V2)との判定信号レベルを与える。
図6の(b)には図6(a)の回路の判定論理を示している。
入力信号(図5の直流電位VDC)が「V2<VDC<V1」の場合は、OM(カード有り)信号が“1”となる。この場合、PICCがRFフィールド内に存在することを示しており、その空間インピーダンスに応じた所定レベル範囲内のキャリア信号が受信される。その検波整流出力VDCは図7に示すようにV2<VDC<V1の範囲内に収まり、そのキャリア信号にはPICCからのサブキャリ信号が重畳された信号が受信される。
入力信号が「V1<VDC」の場合は、OH(カード無し)信号が“1”となる。この場合、PICCがRFフィールド内に存在しないことを示しており、空間インピーダンスが高くなって図8の(a)に示すように受信キャリア信号の検波整流出力VDCはV1以上の値となる(V1<VDC)。また、RFフィールド外のPICCは起動しないことからPICCからのサブキャリ信号は無く、受信キャリア信号の整流出力は略直流となる。
入力信号が「VDC<V2」の場合は、OL(異常)信号が“1”となる。ここでは、RFフィールド内に存在する鉄板等の異物(導電体、磁性体等)の存在を空間インピーダンスの極端な低下によって検出する。図8の(b)に示すように受信キャリア信号の検波整流出力VDCはV2以下の値となり(VDC<V2)、またPICCからのサブキャリ信号は当然に存在しないことから受信キャリア信号の整流出力は略直流となる。
このように、本発明によれば図6に示したような極めて簡易な普通の電子回路でPICCの有無の判断が可能となり、さらには異物(導電体、磁性体等)の検出も可能である。前者の場合は光部品等のような特別な回路を備える必要がなくなり、また後者の場合は異物を検出するための特殊な回路等が不要となる。なお、後者で異物(導電体、磁性体等)を検出した場合には、その検出信号によりキャリア出力制限等の制御が行なわれ、過大電流により信号送信段の増幅器等が損傷するのを防止する。
また、図7に簡単に示すように整流波形にサブキャリが存在し且つ直流値VDCが閾値V1又はV2近辺の場合には、図6の論理判定値が不安定になる恐れがある。これに対しては、閾値V1及びV2を簡易なシュミット回路構成(V1’及びV2’)としたり、又はサブキャリ周期分の判定マスクタイマ(T’)を設けて一周期範囲内での論理判定値の変動を防止する等の措置が適用可能である。
以上述べたように、本発明によれば、PICCリード/ライト装置において従来のようにPICC有無検出用の専用回路やPICC識別用の専用回路をそれぞれ別個に設けることなく、データ送受信部における既存の検波部(DET)21の回路と一体的に構成された簡素な回路を使ってPICCの有無検出を行い、同時にPICCの識別を行うPICCの有無検出回路が提供可能となる。
本発明のPICCの有無検出回路は、既存の検波部の整流信号を使用し、それに簡易な電子回路を付加するだけで構成されるため、IC化やPLA等の使用により検波部と一体化した回路構成が容易に実現でき、部品点数、実装面積、及びコスト等の低減要求を十分満足させることができる。
PICCの構成概要例を示した図である。 PCDとPICCとの間の通信インタフェースの一例を示した図である。 本発明によるPICC有無検出回路の基本構成例を示した図である。 図3のカード検出回路部の一実施例を示した図である。 図4のカード検出回路部の入出力波形の一例を示した図である。 図3の電圧検出回路部の一実施例を示した図である。 PICC有無判定が行われる代表的な信号波形の一例(1)を示した図である。 PICC有無判定が行われる代表的な信号波形の一例(2)を示した図である。
符号の説明
10 非接触ICカード
11 CPU部
12 RF部
13、24、26 アンテナ
20、29 変調部
21、28 検波部
25 光センサ
25’ PICC識別部
30 PICC有無検出回路
31 電圧検出回路部
44、48 トランジスタ
46 コンデンサ
41、42、43、45、47、49 抵抗器
51、52 比較器
54 AND回路
53、55 インバータ回路

Claims (6)

  1. 非接触ICカードに出力されるキャリア信号を受信するアンテナと、
    非接触ICカードに出力されるキャリア信号の出力レベルを制御する出力レベル制御手段と、
    前記アンテナを介して受信したキャリア信号を整流し、その直流成分を検出する直流検出手段と、
    前記直流検出手段によって検出された直流成分のレベルを判定し、前記直流成分のレベルが所定範囲内にあるときに、前記非接触ICカードがRFフィールド内に存在すると判定するレベル判定手段と、で構成し、
    前記レベル判定手段は、前記直流検出手段からの直流成分のレベルが第1のレベル以上のときに前記非接触ICカードがRFフィールド内に存在しないと判定し、前記第1のレベル以下であって第2のレベル以上のときに前記非接触ICカードがRFフィールド内に存在すると判定し、そして前記第2のレベル以下のときに前記非接触ICカード以外の物が存在すると判定し、
    前記出力レベル制御手段は、前記レベル判定手段が前記非接触ICカード以外の物が存在すると判定した場合に、前記キャリア信号の出力レベルを制限する、
    ことを特徴とする非接触ICカードの有無検出回路。
  2. 前記直流検出手段は、前記キャリア信号に重畳された前記非接触ICカードからのサブキャリア信号を検出する検波回路であって、前記検波回路は前記受信したキャリア信号の整流出力として前記非接触ICカードの有無を判定するための前記直流成分とそれに重畳したサブキャリア信号とを出力する請求項1記載の検出回路。
  3. 前記検波回路は、前記アンテナを介して受信したキャリア信号に所定の直流バイアス電位を与えるバイアス回路と、
    前記直流バイアスのバイアス点において前記アンテナからの受信信号を整流することにより、前記キャリア信号の直流成分及びそれに重畳したサブキャリア信号を抽出する整流回路と、
    前記バイアス点において前記抽出した直流成分及びサブキャリア信号を増幅する増幅回路と、から成る請求項2記載の検出回路。
  4. 前記レベル判定手段は、前記直流成分のレベルが前記第1のレベルの近傍か前記第2のレベルの近傍の場合において、レベル判定結果の変動を抑止するためシュミット構成の閾値を有する請求項1記載の検出回路。
  5. 前記レベル判定手段は、前記直流成分のレベルが前記第1のレベルの近傍か前記第2のレベルの近傍の場合において、レベル判定結果の変動を抑止するためサブキャリア周期以上の判定マスク用タイマを有する請求項1記載の検出回路。
  6. 非接触ICカードに出力されるキャリア信号を受信するアンテナと、
    前記非接触ICカードに出力されるキャリア信号の出力レベルを制御する出力レベル制御手段と、
    前記アンテナを介して受信したキャリア信号を整流し、その直流成分を検出する直流検出手段と、
    前記直流検出手段によって検出された直流成分のレベルを判定し、前記直流成分のレベルが所定範囲内にあるときに、前記非接触ICカードがRFフィールド内に存在すると判定するレベル判定手段と、で構成し、
    前記レベル判定手段は、前記直流検出手段からの直流成分のレベルが第1のレベル以上のときに前記非接触ICカードがRFフィールド内に存在しないと判定し、前記第1のレベル以下であって第2のレベル以上のときに前記非接触ICカードがRFフィールド内に存在すると判定し、そして前記第2のレベル以下のときに前記非接触ICカード以外の物が存在すると判定し、
    前記出力レベル制御手段は、前記レベル判定手段が前記非接触ICカード以外の物が存在すると判定した場合に、前記キャリア信号の出力レベルを制限する、
    ことを特徴とする非接触結合装置。
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