JP4259812B2 - インクジェット記録方法及びインクジェット記録装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、インクジェット記録方法に係り、特に、ラインアレイ状のインクジェットヘッドを用いて、円形に記録したり、解像度の異なる領域を同時に記録することのできるインクジェット記録方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、CD(コンパクトディスク)やDVD(デジタルビデオディスク)等の円板状の情報記録媒体(以下、単にディスクという。)の表面(情報が記録されていない側の面)に、記録内容やタイトル等を表示するラベルを印刷するには、印刷用のデザインに基づいて版を作成し、一連の製造工程内で、印刷を行っていた。このとき、ディスクの表面にラベルを印刷表示する方法としては、ディスクの表面にラベルを直接印刷する方法と、一旦、ラベルをディスクとは別のシールに印刷して、このラベルの印刷されたシールをディスクの表面に貼り付ける方法があった。
また、印刷方法としては、主にスクリーン印刷、オフセット印刷、サーマル記録(溶融熱転写、昇華熱転写)あるいは電子写真法等が使われていた。
【0003】
また、最近、技術の進歩及びパソコンの普及等に伴い、CD−RやCD−RW等の情報を書き込むことができるディスクが多く利用されるようになってきている。すなわち、安価であることや取り扱いの容易性、記録容量が大きいこと等の理由から小規模のソフトウエアの出版に用いられたり、あるいはパソコンユーザが自分で情報を書き込む等のパーソナルユースに用いられている。
【0004】
このような、CD−R等のラベル印刷のように少数枚毎あるいは1枚毎に印刷するラベルの内容が異なるような少量多品種の印刷用途には、上述したような大量印刷向きのスクリーン印刷やオフセット印刷は向いていない。
また、前述したサーマル記録は、画像品質が劣ること、及び印刷時に熱が加わるため、ディスクに変成を起こす虞があり、また、電子写真も、同様に画質及び定着時の熱の問題があり、ディスクのラベル印刷には好ましくない。
【0005】
これに対し、インクジェット記録方式は、インク粒子を飛翔させて被記録媒体に到達させる方式であり、印字の際に被記録媒体と接触することがないため、上記のようなディスクの変成という問題はなく、さらに安価、高画質である。
このようなインクジェット方式を用いてディスクにラベルを印刷する技術が特開平5−238005号公報に開示されている。
【0006】
これは、ディスクを所定の回転数で回転し、回転するディスクのラベル印刷面に対向して配置されたインクジェット装置から、印刷対象となる文字や絵画等の印刷データをディスクのラベル印刷面に印刷することにより、1枚毎にデザインの異なるラベルの印刷を可能としたものである。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、ディスクを回転して、その回転する表面に対向して配置されたインクジェットヘッドにより印刷する場合、回転するディスクの内周側と外周側とでは、周速が異なるため、一定のインク吐出周波数で、一定の大きさのインクドットを吐出していたのでは、内周側と外周側とで記録されるインクのドット密度が異なってしまい濃度むらができ、画像品質が悪くなってしまうという問題がある。
【0008】
従って、インクジェット記録方式を用いて回転するディスクに円形に記録する場合に、ディスクの周速に合わせてインクの吐出周波数を変えるように、あるいは吐出されるインクのドット径を変えるように制御する必要があるが、前記公報に開示されたものは、特にそのような制御はしておらず、濃度むらが発生する虞があった。
【0009】
本発明は、前記従来の問題に鑑みてなされたものであり、ディスクに文字や画像を高画質に簡単に円形に記録し、また解像度の異なる複数領域を同時に記録することのできるインクジェット記録方法を提供することを課題とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決するために、本発明は、ラインアレイ状インクジェットヘッドを用いたインクジェット記録方法であって、前記ラインアレイ状インクジェットヘッドと板状の被記録媒体とを、前記ラインアレイを含む直線状の1点を通り前記被記録媒体に垂直な直線を回転軸として、相対的に回転しつつ、インクを前記被記録媒体に吐出して記録を行なうものであり、かつ、アレイ状に構成された各インク吐出孔から異なる吐出周波数でインクを前記被記録媒体に吐出して記録し、かつ、前記インク吐出孔からインクを吐出することによる記録を行なう際、記録ドットサイズが、各インク吐出孔ごとに異なり、さらに、前記被記録媒体への記録の際にインクを吐出する前記インク吐出孔のピッチを、前記相対的な回転の内周側より外周側の方を狭くすることを特徴とするインクジェット記録方法を提供する。
【0011】
また、前記各インク吐出孔からインクを吐出する吐出周波数及び前記各インク吐出孔毎の記録ドットサイズの少なくとも一方を、記録内容に応じて変えることが好ましい。
前記記録内容は、各記録領域の解像度であることが好ましい。
また、前記ラインアレイ状インクジェットヘッド及び前記被記録媒体が、前記ラインアレイを含む直線上の1点を通り前記被記録媒体に垂直な直線を回転軸として、相対的に回転し、前記解像度が同一の記録領域では、前記各インク吐出孔の位置における相対的周回速度に略比例する吐出周波数で、前記各インク吐出孔からインクを吐出することにより記録を行うことが好ましい。
【0013】
また、前記ラインアレイ状インクジェットヘッド及び前記被記録媒体が、前記ラインアレイを含む直線上の1点を通り前記被記録媒体に垂直な直線を回転軸として、相対的に回転し、前記解像度が同一の記録領域では、前記記録ドットサイズは、前記各インク吐出孔の位置における相対的周回速度に略比例することが好ましい。
【0014】
また、前記各インク吐出孔の、隣り合うインク吐出孔間のピッチは、相対回転の中心からの距離に略逆比例することが好ましい。
【0015】
また、前記各インク吐出孔から被記録媒体上に吐出された記録ドットの重なり具合が被記録媒体上で略一定となるように、前記各インク吐出孔からインクを吐出する吐出周波数を微調整することが好ましい。
【0016】
さらに、前記各インク吐出孔からインクを吐出する吐出周波数を、記録内容に応じて変えることが好ましい。
また、本発明は、円形のディスクに画像を記録する画像記録装置であって、複数のインク吐出孔がアレイ状に配置され、前記インク吐出孔から前記ディスクにインクを吐出するインクジェットヘッドと、前記ディスクと前記インクジェットヘッドと前記ディスクの中心を回転中心として相対的に回転させる回転機構と、前記インクジェットヘッドの前記吐出孔からのインクの吐出及び前記回転機構による回転を制御するインクジェット駆動制御手段とを有し、前記インクジェット駆動制御手段は、前記インク吐出孔からインクを吐出させる吐出周波数、かつ、前記インク吐出孔から吐出されるインクのドット径を前記回転中心からの距離及び記録領域の解像度に応じて変化させ、さらに、前記インクジェットヘッドは、前記被記録媒体への記録の際にインクを吐出する前記インク吐出孔のピッチが、前記相対的な回転の内周側より外周側の方が狹いことを特徴とするインクジェット記録装置を提供するものである。
ここで、前記インクジェットヘッドは、前記インク吐出孔が、前記回転中心から離れるにしたがって前記インク吐出孔同士の間隔が狭くなる位置に配置されていることが好ましい。
また、前記インクジェットヘッドは、電圧を印加することで前記インク吐出孔からインクを吐出させ、前記インクジェット駆動制御手段は、前記インクジェットヘッドの各インク吐出孔に印加する電圧のパルス幅を変化させることで、前記ドット径を変化させることが好ましい。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下、本発明のインクジェット記録方法について、添付の図面に示される好適実施形態を基に詳細に説明する。
【0018】
図1は、本発明のインクジェット記録方法の第一実施形態に係るラインアレイ状インクジェットヘッドを含む装置構成の一例を示す概略斜視図である。
図1に示すように、本実施形態のインクジェット記録方法を実施する装置は、ラインアレイ状インクジェットヘッド10(以下単に、インクジェットヘッド10とする。)、CD等のディスク12及びインクジェットヘッド10を制御するインクジェット駆動制御手段14とを含んで構成される。
【0019】
本装置は、インクジェットヘッド10及びディスク12を相対的に回転し、ディスク12の表面にインクジェットヘッド10からインクを吐出して、画像や文字等を含むラベルを円形に記録するものである。また、その際、(相対的に)回転させながら記録しているため、回転の内周側と外周側とで周速が異なるため、濃度むらが発生しないように、インクジェット駆動制御手段14によって、インクの吐出周波数を周速に合わせて制御するようにしている。
【0020】
上記相対回転は、インクジェットヘッド10とディスク12のどちらを回転させてもよいが、ディスク12を回転する方が、装置構成及び制御が簡単であるため、好ましい。このディスク12の回転は、通常ディスク12に情報を記録したり読み出したりする場合の回転とは異なり、インクジェット記録に対応した回転速度で回転される。
【0021】
これとは逆に、もし、インクジェットヘッド10を回転させる場合には、該インクジェットヘッド10を含む直線a上の所定の点P(例えば点Pからディスク12に下ろした垂線の足がディスク12の中心Cと一致するような点)を通りディスク12に垂直な直線bを回転軸として、直線bの回りに回転させればよい。しかし、インクジェットヘッド10を回転させる場合には、インク供給路や制御のための電気配線等の接続部の構成等が難しいため、上述したようにディスク12を回転する方が好ましく、本実施形態では、ディスク12を中心Cの回りに回転させている。
【0022】
ディスク12は、ラベルを印刷する表面を上にして、図示しないモータにより、中心Cの回りに、インクジェットヘッド10による記録用の回転数で回転されている。
インクジェットヘッド10は、インクを吐出するノズル(インク吐出孔)がディスク12の表面に対向して、ディスク12の中心C側から外周側に向かって、N1 〜Nn と複数個(n個)ライン状に並んで形成されている。インクを吐出する方式は特に限定されず、どのような方式でもよい。
【0023】
前述したように、インクジェットヘッド10により回転しているディスク12の表面に印刷する場合、ディスク12の内周側と外周側で周速が異なるので、一定のインク吐出周波数で印刷していては、内周側にくらべ外周側の記録ドット密度が薄くなってしまい濃度にむらが発生する。そこで、ディスク12の内周側を印刷するノズル(N1 側) と外周側を印刷するノズル(Nn 側)とで、インク吐出周波数を周速(相対的周回速度)に応じて変えていかなければならない。例えば、ディスク12の角速度をωとし、回転の中心Cからディスク12上で各ノズルN1 、・・・、Nn に対応する位置までの距離をそれぞれR1 、・・・、Rn とすると、各ノズルN1 、・・・、Nn に対応する位置における周速は、それぞれV1 =ω・R1 、・・・、Vn =ω・Rn と表される。
【0024】
また、各ノズルN1 、・・・、Nn からのインク吐出周波数を、それぞれf1 、・・・、fn とするとき、これらの吐出周波数をf1 ≠f2 ≠・・・≠fn となるようにそれぞれ異なるようにする。
具体的には、内周側ではインク吐出周波数を低く、外周側ではインク吐出周波数を高くなるように、インク吐出周波数を、そのノズルNi の位置におけるディスク12の周速に略比例するようにする。いまディスク12の角速度ωが一定であるから、周速に比例することと、中心からの距離(その点の回転半径)に比例することとは同じである。すなわち、式で表現すると、αを所定の定数とするとき、fi =α・Ri となるようにすればよい。これにより、f1 <f2 <・・・<fn となり、外周側へ行くほどインク吐出周波数が高くなる。
【0025】
また、回転の内周側と外周側でインクの濃度むらができないようにするためには、このようにインク吐出周波数を変えるだけでなく、これに代えてあるいはこれとともに、各ノズルN1 、・・・、Nn から吐出されるインクのドット径(記録ドットサイズ)を変えるようにしてもよい。
各ノズルN1 、・・・、Nn から吐出されるインクのドット径を、それぞれd1 、・・・、dn とする。このとき、各ドット径d1 、・・・、dn を周速に応じて変えるようにする。すなわち、基本的にd1 ≠d2 ≠・・・≠dn とするのであるが、 具体的には、 内周側よりも外周側のほうがドット径が大きくなるように、d1 <d2 <・・・<dn とする。
また、このときドットの重なり具合を調整して、各ドット径d1 、・・・、dn をそれぞれd1'、・・・、dn'、ただし、di <di'となるようにし、d1'<・・・<dn'としてもよい。
【0026】
また、このようなインク吐出周波数、あるいはドット径の制御はインクジェット駆動制御手段14において行われる。例えば、パルス幅変調(PWM:パルスウィズスモジュレーション)により制御することにより、インクジェットヘッド10から吐出されるインクドット径を変えて階調記録を行うことができる。
【0027】
図2(a)に、出力パルス幅を、図2(b)に、各出力パルス幅に対する記録ドット径の関係を示す。
例えば、インク吐出周波数が10kHzで、デューティ40%の場合、パルス印加時間は40μsecで、このとき記録ドット径は20μmであるが、インク吐出周波数が10kHzで、デューティ80%とすると、パルス印加時間は80μsecで、記録ドット径は40μmとなる。このように、パルス幅変調により、記録ドット径を制御することができる。
なお、図2(a)において、パルス印加時間は、10kHzでデューティ80%というのは、5kHzでデューティ40%というのと同じである。また、同様に、10kHzでデューティ40%というのは、5kHzでデューティ20%、さらに、25kHzでデューティ100%と同じである。
【0028】
このようなパルス幅変調により記録ドット径を変える具体的装置として、例えば電子通信学会論文誌 '83/1Vol.J66−C No.1,p.47−p.54(一之瀬進他)に、スリットジェット記録方式を用いるものが記載されている。
図3に示すように、この記録ヘッド50は、スリット状のインク吐出口52を主走査方向に持ち、このインク吐出口52下部の内壁には、所定の配列密度で記録電極54が配置されている。記録電極54と対向して微小な間隔を持って対向電極56が配置され、この微小間隔の間を記録紙58が通過するようになっている。
【0029】
インク吐出口52には、インク供給路60からインクが供給される。記録電極54と対向電極56に電圧を印加することでインクが帯電し、インクに働くクーロン力がインクの表面張力より大きくなるとインクが記録紙58に向かってインク吐出口52より吐出される。このとき、印加する電圧のパルス幅を制御することで記録ドット径を変えることができる。各電極に加える電圧が一定のとき、パルス幅の増加にともない、記録ドット径が増加する。
【0030】
このように、パルス幅変調により記録ドット径を変えるように制御することができ、これにより回転するディスク12の表面に記録する際、内周側と外周側とで濃度むらが発生するのを防止することができる。
なお、パルス幅変調可能なインクジェットの例として、特開平10−230607号公報に開示されたもの等もある。
【0031】
また、ディスク12の内周側と外周側とで濃度むらが発生するのを防止する方法としては、上のようにインク吐出周波数を変えたり、記録ドット径を変えたりする方法の他に、アレイ状に並んだ隣り合うノズル間のピッチを変える方法も考えられる。
すなわち、外周側へ行く程、隣り合うノズル間のピッチを小さくすることで、記録ドットの重なり具合を、内周側と外周側でなるべく均一になるようにする。
【0032】
そのため、図4に示すように、(相対)回転の中心である(回転軸)直線bからノズルNi までの距離をRi とするとき、例えば、隣り合うノズルNi 、Ni+1 間のピッチΔi =Ri+1 −Ri が(相対)回転の中心からの距離に略逆比例するようにする。
これを式で示すと、βを所定の定数として、Δi =Ri+1 −Ri =β/Ri と表される。これにより、中心からの距離Ri が大きくなる程、ピッチΔi は小さくなる。
【0033】
そして図4に示すように、ノズルN1 、・・・、Nn を回転中心からの距離に逆比例して配置する。しかし、このようにノズルの配置を固定してしまうと、このインクジェットヘッドを他の形式の印刷に用いることができないため、図5(a)に示すように、全体に細かいピッチで均等にノズルを配置して、実際に使用する場合には、そのときの被記録媒体に応じて、図5(b)に●で示すように、内周側から外周側へ、次第に隣り合うノズル間のピッチが小さくなるように使用するノズルを選択して用いるようにしてもよい。
さらに、ノズルアレイは、これらのように1列でなく、図5(c)に示すように、複数列として、各列のノズル位置がずれており、両方のノズルを全て用いたとき、最も細かいピッチとなるように配置し、これらの中から実際にインクを吐出するノズルを選択して用いるようにしてもよい。
【0034】
以下、図6のフローチャートに沿って、本実施形態の作用を説明する。
まず、ステップ100において、ディスク12の表面に記録すべきデータを、当初は(X,Y)座標で表現されているため、円形に記録するのに都合がよいように、インクジェット駆動制御手段14において、極座標(R,θ)に変換する。
【0035】
ステップ110において、ディスク12の表面に記録すべきデータのページレイアウトを解析し、ディスク12表面上のどの位置に、画像や文字等、どのようなデータを記録するのかを把握する。
ステップ120において、今把握したたページレイアウトに基づいて、各記録領域を記録する際の解像度を選択する。例えば、画像領域は通常解像度あるいは低解像度、また、文字領域は高解像度で記録するようにする。
【0036】
次にステップ130において、今選択された各記録領域ごとの解像度に基づいて、また、ディスク12の回転を考慮して、各ノズルからインクを吐出するインク吐出周波数を選択(算出)する。
以上の準備を基に、ステップ140において、ディスク12をインクジェット記録に適した回転数で回転し、上で定められたインク吐出周波数によりインクを吐出してディスク12表面にデータを記録する。
【0037】
このとき、主走査方向(ラインアレイの方向)における処理として、内周側で記録ドットがあまり重なり過ぎる場合には、ドットを間引いたり、また逆に外周側で、記録ドットが不足する場合には、補間するようにしてもよい。あるいは、ドット径を制御してその大きさを微調整するようにしてもよい。
【0038】
なお、ディスク12とインクジェットヘッド10の大きさの関係によっては、例えば図7(a)に示すように、ディスク12の内周側(図の斜線部分)をインクジェットヘッド10で印刷した後、インクジェットヘッド10を図に矢印Fで示す方向(半径方向)に移動して、次にディスク12の外周側を印刷するようにしてもよい。
このとき、インクジェットヘッド10を半径方向に移動させるための手段が必要となる。インクジェットヘッド10の半径方向への移動は、自走式とし、インクジェット駆動制御手段14で内周側印刷終了を検出して、自動的にインクジェットヘッド10を移動させるようにすることが好ましい。
【0039】
また、図7(b)に示すように、インクジェットヘッド10がディスク12の直径と略同じ長さを有している場合には、ディスク12を180度回転するだけで、ディスク12の表面全面に印刷をすることができ、非常に効率的である。
【0040】
次に、本発明の第二実施形態について説明する。
図8に、本発明の第二実施形態に係るインクジェット記録方法を実施する装置構成を示す。
本実施形態は、円形に記録するものではなく、ラインアレイの方向(主走査方向)に直交する副走査方向(図中矢印Sで示す。)に、インクジェットヘッド及び被記録媒体を相対的に移動させて矩形に記録するものである。その際、記録データには画像や文字等、異なる解像度で記録されるものが含まれているため、解像度の異なる記録領域毎にインク吐出周波数を変えて印刷しようとするものである。
【0041】
図8に示すように、本実施形態では、インクジェットヘッド10は、被記録媒体である矩形の記録紙20の一辺と略同じ長さを有し、記録紙20上に、その一辺と平行して配置されているものとする。
インクジェットヘッド10は、インクジェット駆動制御手段14によってインク吐出等が制御される。また、インクジェットヘッド10と記録紙20は、副走査方向Sに相対的に移動する。この相対移動は、例えば、インクジェットヘッド10に副走査方向移動手段16を取り付けて、これによりインクジェットヘッド10を副走査方向Sに移動してもよいし、インクジェットヘッド10は固定しておいて、記録紙20の方を副走査方向Sに(前記インクジェットヘッド10を移動しようとした向きとは反対向きに)移動するようにしてもよい。
【0042】
記録紙20に記録されるデータは、画像、イラストあるいは文字等であり、記録紙20上には、画像領域20a、イラスト領域20b、文字領域20c等の異なる解像度で記録される領域が混在している。
そこで、インクジェットヘッド10は、このような解像度の異なる複数の領域を同時に印刷するため、例えば、図5(a)に示すように、細かいピッチで均等に並んだノズルを有し、インクジェット駆動制御手段14で適宜使用するノズルを選択し、ノズル間のピッチを変えたり、またインク吐出周波数をノズル毎に変えたり、あるいはノズル毎に記録ドット径を変えたりして、記録領域の解像度に合わせた記録ができるようになっていることが好ましい。
【0043】
本実施形態の作用も、図6に示したフローチャートの流れと略同じであり、ただ、本実施形態では、円形に記録するものではないため、ステップ100の記録データの極座標への変換は不要である。
例えば、記録紙20上部の左側に画像領域20aがあり、右側に文字領域20cがある部分を印刷する場合には、インクジェットヘッド10の右側のノズルN1 〜Ni からは、高周波数でインクを吐出し、左側のノズルNi+1 〜Nn からは、通常の周波数でインクを吐出するようにして、解像度の異なる領域の印刷を同時に行うようにする。これにより、効率よく、画像むらのない画像を記録することができる。
【0044】
このように、上で説明した各実施形態によれば、ディスクを回転させて円形に印刷する場合のように、回転の内周側と外周側とでインク吐出周波数を変えなければならない場合や、矩形に印刷する場合であっても印刷領域によって異なる解像度で印刷する必要がある場合等においても、各ノズル毎にインク吐出周波数を変える等の方法により、濃度むら等の発生を抑えて高画質の記録を行うことができる。
【0045】
以上、本発明のインクジェット記録方法について詳細に説明したが、本発明は、以上の実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において、各種の改良や変更を行ってもよいのはもちろんである。
【0046】
【発明の効果】
以上説明した通り、本発明によれば、CDやDVD等のディスクに円形に記録する場合、あるいは画像領域や文字領域等の異なる解像度で記録することが好ましい領域が混在している記録媒体に記録する場合等において、各領域に合わせてインク吐出周波数や記録ドット径を変えることにより、濃度むら等のない高画質な記録を行うことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明のインクジェット記録方法の第一実施形態に係るラインアレイ状インクジェットヘッドを含む装置構成の一例を示す概略斜視図である。
【図2】 記録ドット径を変えるためのパルス幅変調の説明図であり、(a)は出力パルス幅を示し、(b)は各出力パルス幅に対する記録ドット径の関係を示す。
【図3】 スリットジェット記録方式によるインクジェットヘッドを示す概略斜視図である。
【図4】 本実施形態のインクジェットヘッドにおいて各ノズルピッチを回転半径に応じて配置した例を示す説明図である。
【図5】 (a)、(b)、(c)はインクジェットヘッドの他のノズル配置例を示す説明図である。
【図6】 本実施形態に係るインクジェット記録方法の処理の流れを示すフローチャートである。
【図7】 インクジェットヘッドによるディスクへの記録方法を示す説明図であり、(a)はインクジェットヘッドがディスクより小さい場合、(b)はインクジェットヘッドが略ディスク径と同じサイズの場合を示す説明図である。
【図8】 本発明のインクジェット記録方法の第二実施形態に係るラインアレイ状インクジェットヘッドを含む装置構成の一例を示す概略構成図である。
【符号の説明】
10 ラインアレイ状インクジェットヘッド(インクジェットヘッド)
12 ディスク(被記録媒体)
14 インクジェット駆動制御手段
16 副走査方向移動手段
20、58 記録紙(被記録媒体)
20a 画像領域
20b イラスト領域
20c 文字領域
50 記録ヘッド
52 インク吐出口
54 記録電極
56 対向電極
60 インク供給路
N1、・・・、Nn ノズル(インク吐出孔)
Claims (10)
- ラインアレイ状インクジェットヘッドを用いたインクジェット記録方法であって、
前記ラインアレイ状インクジェットヘッドと板状の被記録媒体とを、前記ラインアレイを含む直線状の1点を通り前記被記録媒体に垂直な直線を回転軸として、相対的に回転しつつ、インクを前記被記録媒体に吐出して記録を行なうものであり、
かつ、アレイ状に構成された各インク吐出孔から異なる吐出周波数でインクを前記被記録媒体に吐出して記録し、かつ、
前記インク吐出孔からインクを吐出することによる記録を行なう際、記録ドットサイズが、各インク吐出孔ごとに異なり、
さらに、前記被記録媒体への記録の際にインクを吐出する前記インク吐出孔のピッチを、前記相対的な回転の内周側より外周側の方を狭くすることを特徴とするインクジェット記録方法。 - 前記各インク吐出孔からインクを吐出する吐出周波数及び前記各インク吐出孔毎の記録ドットサイズの少なくとも一方を、記録内容に応じて変える請求項1に記載のインクジェット記録方法。
- 前記記録内容は、各記録領域の解像度であることを特徴とする請求項2に記載のインクジェット記録方法。
- 前記解像度が同一の記録領域では、前記各インク吐出孔の位置における相対的周回速度に略比例する吐出周波数で、前記各インク吐出孔からインクを吐出することにより記録を行なう請求項3に記載のインクジェット記録方法。
- 前記解像度が同一の記録領域では、前記記録ドットサイズは、前記各インク吐出孔の位置における相対的周回速度に略比例する請求項3に記載のインクジェット記録方法。
- 前記各インク吐出孔の、隣り合うインク吐出孔間のピッチは、相対回転の中心からの距離に略逆比例する請求項4または5に記載のインクジェット記録方法。
- 前記各インク吐出孔から前記被記録媒体上に吐出された記録ドットの重なり具合が前記被記録媒体上で略一定となるように、前記各インク吐出孔からインクを吐出する吐出周波数を微調整する請求項1〜6のいずれかに記載のインクジェット記録方法。
- 円形のディスクに画像を記録する画像記録装置であって、
複数のインク吐出孔がアレイ状に配置され、前記インク吐出孔から前記ディスクにインクを吐出するインクジェットヘッドと、
前記ディスクと前記インクジェットヘッドと前記ディスクの中心を回転中心として相対的に回転させる回転機構と、
前記インクジェットヘッドの前記吐出孔からのインクの吐出及び前記回転機構による回転を制御するインクジェット駆動制御手段とを有し、
前記インクジェット駆動制御手段は、前記インク吐出孔からインクを吐出させる吐出周波数、かつ、前記インク吐出孔から吐出されるインクのドット径を前記回転中心からの距離及び記録領域の解像度に応じて変化させ、
さらに、前記インクジェットヘッドは、前記被記録媒体への記録の際にインクを吐出する前記インク吐出孔のピッチが、前記相対的な回転の内周側より外周側の方が狹いことを特徴とするインクジェット記録装置。 - 前記インクジェットヘッドは、前記インク吐出孔が、前記回転中心から離れるにしたがって前記インク吐出孔同士の間隔が短くなる位置に配置されている請求項8に記載のインクジェット記録装置。
- 前記インクジェットヘッドは、電圧を印加することで前記インク吐出孔からインクを吐出させ、
前記インクジェット駆動制御手段は、前記インクジェットヘッドの各インク吐出孔に印加する電圧のパルス幅を変化させることで、前記ドット径を変化させる請求項8または9に記載のインクジェット記録装置。
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