JP4259779B2 - 照合検査装置および方法 - Google Patents

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【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、照合検査装置および方法に関し、特に用紙の表裏や複数の用紙にプリントされた可変情報の整合性の検査すなわち照合検査に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
近年、人目に触れられたくない情報をはがきの形態で郵送するための手段として、いわゆる隠蔽はがき(圧着はがき)が用いられている。隠蔽はがきでは、圧着前の展開状態において、その用紙(シート)の表面および裏面に個人情報がそれぞれプリントされる。この場合、用紙の表面と裏面との間でプリントデータのズレは許されない。そこで、用紙の表面にプリントされた個人情報と裏面にプリントされた個人情報との整合性を検査する照合検査が行われる。
【0003】
従来の照合検査では、用紙の表面および裏面に個人情報をプリントする際に、照合検査のためのマーク(あるいはバーコード、番号など)をプリントする。そして、用紙の表面側に取り付けたカメラ(またはセンサ)で表面にプリントされたマークを検出し、用紙の裏面側に取り付けたカメラで裏面にプリントされたマークを検出し、検出した2つのマークに基づいて表面にプリントされた個人情報と裏面にプリントされた個人情報との整合性を検査する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
上述のように、従来の照合検査では、表面にプリントされたマークを検出するためのカメラおよび裏面にプリントされたマークを検出するためのカメラ、すなわち少なくとも一対のカメラが必要である。その結果、カメラの導入コストがかかるだけでなく、簡単な形態のマークを用いて照合検査しようとすると、カメラの撮像面の調整などに時間を要し、一対のカメラの撮像面に関して正確な相対位置補正が必要であるという不都合があった。
【0005】
本発明は、前述の課題に鑑みてなされたものであり、簡素な構成にしたがって、シートの表裏や複数のシートにプリントされた可変情報の整合性を正確に且つ迅速に検査することのできる照合検査装置および方法を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決するために、本発明の第1発明では、シートの第1面にプリントされた第1可変情報と前記シートの第2面にプリントされた第2可変情報との整合性を検査する照合検査装置において、
前記第1面に前記第1可変情報とともにプリントされた第1マークおよび前記第2面に前記第2可変情報とともにプリントされた第2マークを前記第2面側から照明するための照明系と、
前記シートを透過した光によって照明された前記第1マークからの光に基づいて前記第1マークの像を検出し、且つ照明された前記第2マークから発して前記シートを透過した光に基づいて前記第2マークの像を検出するための検出系とを備えていることを特徴とする照合検査装置を提供する。
【0007】
本発明の第2発明では、第1シートにプリントされた第1可変情報と第2シートにプリントされた第2可変情報との整合性を検査する照合検査装置において、前記第1シートと前記第2シートとを重ね合わせた状態で、前記第1シートに前記第1可変情報とともにプリントされた第1マークおよび前記第2シートに前記第2可変情報とともにプリントされた第2マークを前記第2シート側から照明するための照明系と、
照明された前記第2マークから発して前記第1シートを透過した光に基づいて前記第2マークの像を検出し、且つ前記第2シートを透過した光によって照明された前記第1マークからの光に基づいて前記第1マークの像を検出するための検出系とを備えていることを特徴とする照合検査装置を提供する。
【0008】
第1発明または第2発明の好ましい態様によれば、前記第1可変情報と前記第2可変情報との整合状態において、前記第1マークと前記第2マークとが所定の位置関係を満たすように設定されている。この場合、前記第1可変情報と前記第2可変情報との整合状態において、前記第1マークと前記第2マークとが所定方向に沿って整列するように設定されていることが好ましい。あるいは、前記第1可変情報と前記第2可変情報との整合状態において、前記第1マークと前記第2マークとが互いに重なり合うように設定されていることが好ましい。
【0009】
本発明の第3発明では、シートの第1面にプリントされた第1可変情報と前記シートの第2面にプリントされた第2可変情報との整合性を検査する照合検査方法において、
前記第1面に前記第1可変情報とともにプリントされた第1マークおよび前記第2面に前記第2可変情報とともにプリントされた第2マークを前記第2面側から照明する照明工程と、
前記シートを透過した光によって照明された前記第1マークからの光に基づいて前記第1マークの像を検出し、且つ照明された前記第2マークから発して前記シートを透過した光に基づいて前記第2マークの像を検出する検出工程とを含むことを特徴とする照合検査方法を提供する。
【0010】
本発明の第4発明では、第1シートにプリントされた第1可変情報と第2シートにプリントされた第2可変情報との整合性を検査する照合検査方法において、前記第1シートと前記第2シートとを重ね合わせた状態で前記第1シートに前記第1可変情報とともにプリントされた第1マークおよび前記第2シートに前記第2可変情報とともにプリントされた第2マークを前記第2シ−ト側から照明する照明工程と、
照明された前記第2マークから発して前記第1シートを透過した光に基づいて前記第2マークの像を検出し、且つ前記第2シートを透過した光によって照明された前記第1マークからの光に基づいて前記第1マークの像を検出する検出工程とを含むことを特徴とする照合検査方法を提供する。
【0011】
【発明の実施の形態】
本発明の実施形態を、添付図面に基づいて説明する。
図1は、本発明の実施形態にかかる照合検査装置の構成を従来技術と比較して説明する図である。図1(a)を参照すると、用紙(シート)1の表面(第1面)2には、たとえば個人情報のような第1可変情報2aとともに第1マーク2bがプリントされている。また、用紙1の裏面(第2面)3にも、たとえば個人情報のような第2可変情報3aとともに第2マーク3bがプリントされている。なお、本発明において、マークとは、記号、数字、文字などを含む広い概念である。
【0012】
従来技術では、図1(c)に示すように、第1マーク2bを照明するための第1照明系14、および照明された第1マーク2bからの光に基づいて第1マーク2bの像を検出するための第1カメラ15が用紙1の表面2側に配置されている。また、第2マーク3bを照明するための第2照明系24、および照明された第2マーク3bからの光に基づいて第2マーク3bの像を検出するための第2カメラ25が用紙1の裏面3側に配置されている。
【0013】
こうして、第1カメラ15の撮像面15a(図中破線で示す)には第1マーク2bの像が形成され、第2カメラ25の撮像面25a(図中破線で示す)には第2マーク3bの像が形成される。このように、従来技術では、表面2にプリントされた第1マーク2bを検出するためのカメラ15と、裏面3にプリントされた第2マーク3bを検出するためのカメラ25とが必要である。また、簡単な形態のマークを用いて照合検査しようとすると、カメラの撮像面の調整などに時間を要し、一対のカメラの撮像面に関して正確な相対位置補正が必要である。
【0014】
これに対し、本実施形態の照合検査装置は、図1(b)に示すように、裏面3に第2可変情報3aとともにプリントされた第2マーク3bを裏面3側から照明するための照明系4を備えている。この照明系4から照射された光は、用紙1を透過し、表面2に第1可変情報2aとともにプリントされた第1マーク2bをも照明する。なお、照明系4として、たとえばパルス発光式の光源を用いることができる。
【0015】
また、本実施形態の照合検査装置は、用紙1を透過した光によって照明された第1マーク2bからの光に基づいて第1マーク2bの像を検出するためのカメラ(検出系)5を備えている。このカメラ5は、照明された第2マーク3bから発して用紙1を透過した光に基づいて、第2マーク3bの像をも検出する。なお、図1(b)では、用紙1の裏面3側に照明系4を配置し、表面2側にカメラ5を配置しているが、表面2側に照明系4を配置し、裏面3側にカメラ5を配置することもできる。
【0016】
こうして、カメラ5の撮像面5a(図中破線で示す)には、第1マーク2bの像とともに第2マーク3bの像が形成される。ここで、第1可変情報2aと第2可変情報3aとの整合状態において、第1マーク2bと第2マーク3bとが所定の位置関係を満たすように設定されている。具体的には、図1(b)に示すように、第1マーク2bと第2マーク3bとが水平方向に沿って整列するように設定されている。
【0017】
こうして、本実施形態では、用紙1の片側(図1では表面2側)だけに配置された1つのカメラ5で検出した2つのマーク2bと3bとの位置関係に基づいて、表面2にプリントされた第1可変情報2aと裏面3にプリントされた第2可変情報3aとの整合性を検査することができる。すなわち、簡素な形態のマークを用いて、且つ簡素な構成にしたがって、用紙(シート)1の表裏にプリントされた可変情報の整合性を正確に且つ迅速に検査することができる。
【0018】
図2は、本実施形態にかかる照合検査装置の遮蔽はがきへの適用について説明する図である。図2(a)を参照すると、左側には圧着後の最終形態が示され、右側には圧着前の展開状態が示されている。ここで、第1遮蔽はがき31の第1面31aには住所1とともに第1マーク31bがプリントされ、第2遮蔽はがき32の第1面32aには住所2とともに第1マーク32bがプリントされ、第3遮蔽はがき33の第1面33aには住所3とともに第1マーク33bがプリントされている。
【0019】
また、第1遮蔽はがき31の第2面(すなわち第1面31aの裏面)31cには所定の可変情報とともに第2マーク31dがプリントされ、第2遮蔽はがき32の第2面32cには所定の可変情報とともに第2マーク32dがプリントされ、第3遮蔽はがき33の第2面33cには所定の可変情報とともに第2マーク33dがプリントされている。なお、図2(a)の右側の展開状態において第2マーク31d〜33dに隣接して示されている第1マーク31b〜33bは、第2面31c〜33cにプリントされたものではなく、第1面31a〜33aにプリントされたものである。
【0020】
さらに、第1遮蔽はがき31の第3面(すなわち圧着状態において第2面31cと対向する面)31eには所定の可変情報とともに第3マーク31fがプリントされ、第2遮蔽はがき32の第3面32eには所定の可変情報とともに第3マーク32fがプリントされ、第3遮蔽はがき33の第3面33eには所定の可変情報とともに第3マーク33fがプリントされている。
【0021】
本実施形態では、第1遮蔽はがき31に対する3つのマーク31b,31d,31fが第1の高さ位置において水平方向に沿って整列するように設定している。また、第2遮蔽はがき32に対する3つのマーク32b,32d,32fが第1の高さ位置よりも高い第2の高さ位置において水平方向に沿って整列するように設定している。さらに、第3遮蔽はがき33に対する3つのマーク33b,33d,33fが第2の高さ位置よりも高い第3の高さ位置において水平方向に沿って整列するように設定している。
【0022】
したがって、本実施形態では、圧着前の展開状態にある各隠蔽はがき31〜33について、たとえば第1面側から3つのマークを照明系4で照明し、第2面側に配置されたカメラ5で3つのマーク像を検出する。そして、カメラ5の撮像面5aに形成された3つのマーク像が図2(b)の左側に示すように水平方向に整列した場合、第1面にプリントされた可変情報と第2面にプリントされた可変情報と第3面にプリントされた可変情報との整合性が確認される。
【0023】
一方、図2(b)の右側に示すように、カメラ5の撮像面5aに形成された3つのマーク像が水平方向に整列しなかった場合、第1面にプリントされた可変情報と第2面にプリントされた可変情報と第3面にプリントされた可変情報との非整合性すなわちマッチングミスが確認される。以上の照合検査は、各隠蔽はがき31〜33について同様に繰り返される。このように、図2に示す適用例では、簡素な形態のマークを用いて、且つ簡素な構成にしたがって、用紙(シート)31〜33の表裏にプリントされた可変情報の整合性を正確に且つ迅速に検査することができる。
【0024】
図3は、本実施形態にかかる照合検査装置の複数帳票への適用について説明する図である。図3(a)を参照すると、たとえば所定の宛先へ送付すべき3つの帳票41〜43が示されている。ここで、第1帳票41は、たとえば請求書の鑑部分であって、第1可変情報41aとともに第1マーク41bがプリントされている。また、第2帳票42は、たとえば請求書の第1明細部分であって、第2可変情報42aとともに第2マーク42bがプリントされている。
【0025】
さらに、第3帳票43は、たとえば請求書の第2明細部分であって、第3可変情報43aとともに第3マーク43bがプリントされている。本実施形態では、第1帳票41と第2帳票42と第3帳票43とを重ね合わせた状態において、第1マーク41bと第2マーク42bと第3マーク43bとが所定の高さ位置において水平方向に沿って整列するように設定している。
【0026】
そして、第1帳票41と第2帳票42と第3帳票43とを重ね合わせた状態において、たとえば第3帳票43側から3つのマークを照明系4で照明し、第1帳票41側に配置されたカメラ5で3つのマーク像を検出する。カメラ5の撮像面5aに形成された3つのマーク41b〜43bの像が図3(b)の左側に示すように水平方向に整列した場合、第1帳票41にプリントされた第1可変情報41aと第2帳票42にプリントされた第2可変情報42aと第3帳票43にプリントされた第3可変情報43aとの整合性が確認される。
【0027】
一方、図3(b)の右側に示すように、カメラ5の撮像面5aに形成された3つのマーク41b〜43bの像が水平方向に整列しなかった場合、第1可変情報41aと第2可変情報42aと第3可変情報43aとの非整合性すなわちマッチングミスが確認される。このように、図3に示す適用例では、簡素な形態のマークを用いて、且つ簡素な構成にしたがって、複数の帳票(シート)41〜43にプリントされた可変情報41a〜43aの整合性を正確に且つ迅速に検査することができる。
【0028】
なお、上述の実施形態では、複数のマークが水平方向に整列するように設定しているが、これに限定されることなく、複数のマークが所定の位置関係を満たすように設定することができる。たとえば複数のマークが鉛直方向に整列するように設定したり、斜め方向に整列するように設定したり、互いに重なり合うように設定したりすることができる。
【0029】
また、上述の実施形態では、マークとして矩形状の形態を有する単純なマークを用いているが、これに限定されることなく、マークの種類および形態について様々な変形例が可能である。なお、照合用のマークが認識し易いように、マークエリアの背景の印刷濃度を薄くしたり、印刷を無くしたりして、帳票のデザインを行うことが望ましい。
【0030】
さらに、図2の適用例では、展開状態において複数のマークを検出しているが、これに限定されることなく、圧着状態において複数のマークを検出することにより照合検査を行うことができる。具体的には、圧着状態にある第1隠蔽はがき31を照明系4で図2の紙面裏側から照明し、第1面31a側に配置されたカメラ5で3つのマーク31b,31d,31fの像を検出する。そして、カメラ5の撮像面5aに形成された3つのマーク31b,31d,31fの像が水平方向に整列(ただし第1マーク31bと第3マーク31fとはほぼ重なり合う)とした場合、第1面31aにプリントされた可変情報と第2面31cにプリントされた可変情報と第3面31eにプリントされた可変情報との整合性が確認される。
【0031】
また、上述の実施形態では、複数のマークをステルスインクでプリントすることもできる。この場合、照明系は、ブラックライトで複数のマークを照明し、照明されたマークが発光することになる。この構成により、ほぼ透明のマークを形成することができるので、マークが可変情報のデザインを損なうことがないという利点がある。
【0032】
また、上述の実施形態では、検出系としてカメラを用いているが、これに限定されることなく、たとえばセンサを含む他の適当な光検出手段を用いることができる。
【0033】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明では、簡素な構成にしたがって、シートの表裏や複数のシートにプリントされた可変情報の整合性を正確に且つ迅速に検査することのできる照合検査装置および方法を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態にかかる照合検査装置の構成を従来技術と比較して説明する図である。
【図2】本実施形態にかかる照合検査装置の遮蔽はがきへの適用について説明する図である。
【図3】本実施形態にかかる照合検査装置の複数帳票への適用について説明する図である。
【符号の説明】
1 用紙
2 表面
2a,3a 可変情報
2b,3b マーク
3 裏面
4 照明系
5 検出系(カメラ)
31〜33 隠蔽はがき
41〜44 帳票

Claims (8)

  1. シートの第1面にプリントされた第1可変情報と前記シートの第2面にプリントされた第2可変情報との整合性を検査する照合検査装置において、
    前記第1面に前記第1可変情報とともにプリントされた第1マークおよび前記第2面に前記第2可変情報とともにプリントされた第2マークを前記第2面側から照明するための照明系と、
    前記シートを透過した光によって照明された前記第1マークからの光に基づいて前記第1マークの像を検出し、且つ照明された前記第2マークから発して前記シートを透過した光に基づいて前記第2マークの像を検出するための検出系とを備えていることを特徴とする照合検査装置。
  2. 第1シートにプリントされた第1可変情報と第2シートにプリントされた第2可変情報との整合性を検査する照合検査装置において、
    前記第1シートと前記第2シートとを重ね合わせた状態で、前記第1シートに前記第1可変情報とともにプリントされた第1マークおよび前記第2シートに前記第2可変情報とともにプリントされた第2マークを前記第2シート側から照明するための照明系と、
    照明された前記第2マークから発して前記第1シートを透過した光に基づいて前記第2マークの像を検出し、且つ前記第2シートを透過した光によって照明された前記第1マークからの光に基づいて前記第1マークの像を検出するための検出系とを備えていることを特徴とする照合検査装置。
  3. 前記第1可変情報と前記第2可変情報との整合状態において、前記第1マークと前記第2マークとが所定の位置関係を満たすように設定されていることを特徴とする請求項1または2に記載の照合検査装置。
  4. 前記第1可変情報と前記第2可変情報との整合状態において、前記第1マークと前記第2マークとが所定方向に沿って整列するように設定されていることを特徴とする請求項3に記載の照合検査装置。
  5. 前記第1可変情報と前記第2可変情報との整合状態において、前記第1マークと前記第2マークとが互いに重なり合うように設定されていることを特徴とする請求項3に記載の照合検査装置。
  6. 前記第1マークおよび前記第2マークは、ステルスインクでプリントされ、
    前記照明系は、ブラックライトで前記第1マークおよび前記第2マークを照明することを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の照合検査装置。
  7. シートの第1面にプリントされた第1可変情報と前記シートの第2面にプリントされた第2可変情報との整合性を検査する照合検査方法において、
    前記第1面に前記第1可変情報とともにプリントされた第1マークおよび前記第2面に前記第2可変情報とともにプリントされた第2マークを前記第2面側から照明する照明工程と、
    前記シートを透過した光によって照明された前記第1マークからの光に基づいて前記第1マークの像を検出し、且つ照明された前記第2マークから発して前記シートを透過した光に基づいて前記第2マークの像を検出する検出工程とを含むことを特徴とする照合検査方法。
  8. 第1シートにプリントされた第1可変情報と第2シートにプリントされた第2可変情報との整合性を検査する照合検査方法において、
    前記第1シートと前記第2シートとを重ね合わせた状態で前記第1シートに前記第1可変情報とともにプリントされた第1マークおよび前記第2シートに前記第2可変情報とともにプリントされた第2マークを前記第2シ−ト側から照明する照明工程と、
    照明された前記第2マークから発して前記第1シートを透過した光に基づいて前記第2マークの像を検出し、且つ前記第2シートを透過した光によって照明された前記第1マークからの光に基づいて前記第1マークの像を検出する検出工程とを含むことを特徴とする照合検査方法。
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