JP4259522B2 - 流量測定装置 - Google Patents

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Description

本発明は、流路内を流れる流体の流量を測定する流量測定装置に関する。
従来の流量測定装置は、本体に形成された流路の壁面上部に流量センサが取り付けられ、該流量センサの上流側に整流用の複数の網がスペーサを介して一定間隔で配設されるとともに、流量センサの下流側にも網が配設されている。流量センサは、その検出面が流路を臨むように配設され、非測定流体の流速に対応する電圧に基づいて流量を演算して出力する。
流量測定装置の流路を流れる流体は、流路断面のいずれの位置においても流れの方向と大きさが同じである一様な流れ(定常流)であることが理想である。しかし、実際の流体は、必ずしも定常流ではなく、流路断面の各位置で流れの方向と大きさが異なり、偏りが生じたり、渦が内在している(非定常流)。これは、流量測定装置の上流側または下流側に接続される配管の曲がりや、ポンプの吐出状態による脈動及び速度分布の偏り、流体の粘度、密度等の様々な因子に起因する。
このような流体の乱れを減少するために、特公平6−43907号公報では、整流用金網の後方の流路に絞り部を設けることが提案されている。このような絞り部を設けた流量測定装置を図22の概略図に従って説明すると、流路101の上流側にはスペーサ102を介して複数の整流用の網103が配設され、該網103の後方には流量センサ104を設けた流路101に向かって絞り部105が形成され、流量センサ104の下流側は拡大部106が形成され、該拡大部106に網107が配設されている。
しかし、特許文献1の流量測定装置のように、流量センサ104の上流側に複数の整流用網103と絞り部105を設けたものでも、その機能が十分に果たされておらず、流れは完全に整流化されていない。例えば、この流量測定装置の上流側に接続される配管に矢印107で示すような曲がりがある等のために速度分布が乱れた流体が流入すると、この乱れが整流用金網103や絞り部104では抑制できずに下流側まで継続し、流量センサ104の位置で、流路の上方で流れが遅く、下方で速くなることがあった。この結果、流量センサ104は、平均流量より小さな流量を出力することがあった。
本発明は、かかる問題点に鑑みてなされたもので、流路断面における流速の乱れを抑えて高精度で信頼性のある流量測定を行える流量測定装置を提供することを目的とするものである。
本発明にかかる流量測定装置は、被測定流体が流れる主流路と、該主流路の壁面に設けた流量センサと、 該流量センサの下流側に配設された網形状の整流子と、前記流量センサの下流側でかつ前記整流子の下流側に配設され、前記主流路より断面が小さい流路(以下、極小断面流路という。)を有する部材とからなり、前記主流路より断面が小さい流路を有する部材は開口率が6.25%以下、2.78%以上である。
前記極小断面流路を有する部材は、極小断面流路として貫通した孔を有する有孔板とすることができる。
本発明によれば、被測定流体が流れる流路の壁面に流量センサを設け、該流量センサの下流側に極小断面流路を有する部材を設けたので、流路断面における流速の乱れを抑えて高精度で信頼性のある流量測定が可能であるという効果を有している。
以下、本発明の実施の形態を添付図面に従って説明する。
図1は、本発明の流量測定装置の分解斜視図、図2はその断面図である。ベース1は、樹脂または金属等からなる直方体で、両端面には六角ナット状の接続部2,3が一体に突設されている。ベース1の内部には長手方向に貫通する流路4が形成されている。流路4の断面は、本実施形態では円形であるが、これに限らず、矩形等の任意の形状を採用することができる。
前記ベース1の流路4は、中央に位置する主流路部5と、該主流路5の上流側に、主流路部5より径の大きい整流部6と、該整流部6よりさらに径の大きいかしめ部7と、該かしめ部7よりさらに径の大きい入口開口部8とが形成され、前記主流路5より下流側にも、主流路部5より径の大きい整流部9と、該整流部9よりさらに径の大きいかしめ部10と、該かしめ部10よりさらに径の大きい出口開口部11とが形成されている。
上流側の整流部6には、網形状の整流子12とリング状のスペーサ13が順に4組格納されている。最も上流側に位置するスペーサ13の端面は、整流部6とかしめ部7の境界の端面14と面一であり、該端面14を押圧することで、該端面14の一部を変形させてスペーサ13を固定するようになっている。下流側の整流部9には、網形状の整流子12とリング状のスペーサ13が格納されるとともに、当該スペーサ13の下流側に主流路部5より断面の小さい極小断面流路を有する部材15とリング状のスペーサ13が格納されている。最も下流側に位置するスペーサ13の端面は、上流側と同様に、整流部9とかしめ部10の境界の端面16と面一であり、該端面16を押圧することで、該端面16の一部を変形させてスペーサ13を固定するようになっている。
前記極小断面流路を有する部材15は、中心に主流路部5の径より極小さい径の円形の孔17が形成された板からなっている(以下、この極小断面流路を有する部材を有孔板15という。)。この有孔板15は、本実施形態ではベース1と別体であるが、ベース1と一体であってもよい。スペーサ13の固定は、かしめに限らず、接着剤による固定、別部材を使用してのネジ止め、その他任意の固定構造を採用することができる。各スペーサ13の内径は、主流路部5と同径になっている。このため、ベース1の流路4は、上流側のかしめ部7から下流側のかしめ部10まで、有孔板15を除いて同一径となっている。
ベース1の外面には、凹部18とその底に窓19が形成され、該窓19の周囲には円形の段部20が形成されている。凹部18には、段部20に配設されたOリング21を介して流量センサ22がネジ23により取り付けられている。Oリング21は主流路部5を流れる流体が流量センサ22の外側に漏洩するのを防止している。流量センサ22は、リード線24を有するセンサチップ25を支持板26上に固定したもので、該センサチップ25の検知面が窓19を介して主流路部5を臨むようにされている。流量センサ22の上方には、基板27がネジ28により取り付けられている。前記流量センサ22のリード線24は、基板27を貫通して半だ付け等により基板27上の回路と電気的に接続されている。基板27にはコネクタ29が取り付けられ、該コネクタ29を介して外部に信号を出力できるようになっている。基板27の上方には、カバー30がベース1に取り付けられている。カバー30には、前記コネクタ29が露出する孔31が形成されている。
次に、前記の構成からなる流量測定装置の動作について説明する。
図2のベース1の入口開口部8に流入した気体は、上流側の網形状の4つの整流子12を通過して整流された後、主流路部5を流動し、下流側の網形状の整流子12と有孔板15を通過してベース1の出口開口部11から流出する。主流路部5を流動する気体の流速は流量センサ22で検出され、該流量センサ22の検出信号は基板27のコネクタ29を介して外部に出力される。
ベース1の入口開口部8に流入する気体の流れが定常流であれば、主流路部5内の各位置での流速はほぼ均一であり、流量センサ22が検出する流速はほぼ平均流速を示す。しかし、図3に示すように、流量測定装置に接続される配管に曲がり32がある等の要因により、気体が非定常流の場合、この非定常流は4つの整流子12を通過することで速度分布がある程度整流されるが、主流路5内に入っても偏流や乱れが生じている。しかし、主流路部5の下流側には極小流路断面の有孔板15が存在するので、主流路部5の上流側の偏流や乱れのある流れは、有孔板15の孔17に向かって流れようとするので、その急激な圧力損失に抵抗するように、整流化が行なわれる。この結果、流量センサ22が検出する流速はほぼ平均流速を示し、非定常流であっても高精度で信頼性のある流量を測定することができる。
本発明者は、本発明の効果を確認するために、種々の実験を行なった。実験装置として、前記構成の流量測定装置を配管中に接続し、定常流と非定常流の気体を通過させて、その流量を測定した。また、比較する従来例として、有孔板15を取り外した前記構成の流量測定装置を、同様にして配管中に接続し、定常流と非定常流の気体を通過させて、その流量を測定した。流量測定装置は、主流路部5の径Dが4mm、6mm、10mmの3種類を使用した。流量センサ22の検出面の中心から有孔板15の上流側の端面までの距離Lは、主流路部5の径Dが4mmのものは29.45mm、主流路部5の径Dが6mmのものは15.4mm、主流路部5の径Dが10mmのものは15.4mmであった。また、有孔板15は、アルミニウムからなり、板厚tが0.8mm、孔の径dが1mm、1.5mm,2.5mm、3.5mmの4種類を使用した。流量は、0から20L/minまで変化させた。
<実験1(D=4mm)>
有孔板のない従来例では、図4aに示すように、破線で示す非定常流の場合の流量センサの出力電圧は、実線で示す定常流の場合よりも低い値が測定された。本発明では、d=1.5mmの有孔板15を有する場合、図4bに示すように、破線で示す非定常流の場合の流量センサの出力電圧は、実線で示す定常流の場合に近い値が測定された。また、d=1.0mmの有孔板15を有する場、図4cに示すように、破線で示す非定常流の場合の流量センサの出力電圧は、実線で示す定常流の場合とほぼ同じ値が測定された。
<実験2(D=6mm)>
有孔板のない従来例では、図5aに示すように、破線で示す非定常流の場合の流量センサの出力電圧は、実線で示す定常流の場合よりも低い値が測定された。本発明では、d=1.5mmの有孔板15を有する場合、図5bに示すように、破線で示す非定常流の場合の流量センサの出力電圧は、実線で示す定常流の場合に非常に近い値が測定された。また、d=1.0mmの有孔板15を有する場、図5cに示すように、破線で示す非定常流の場合の流量センサの出力電圧は、実線で示す定常流の場合とほぼ同じ値が測定された。
<実験3(D=10mm)>
有孔板のない従来例では、図6aに示すように、破線で示す非定常流の場合の流量センサの出力電圧は、実線で示す定常流の場合よりも低い値が測定された。本発明では、d=3.5mmの有孔板15を有する場合、図6bに示すように、破線で示す非定常流の場合の流量センサの出力電圧は、実線で示す定常流の場合にやや近い値が測定された。また、d=2.5mmの有孔板15を有する場、図6cに示すように、破線で示す非定常流の場合の流量センサの出力電圧は、実線で示す定常流の場合に非常に近い値が測定された。
以上の実験の結果を整理すると、表1に示すように、本発明の流量測定装置では、L/Dが同じである場合、有孔板15の開口率s/Sが小さいほど非定常流の測定結果が良好であることが分かった。また、有孔板15の開口率(s/S)が同じである場合、L/Dが大きいほど、非定常流の測定結果が良好であることが分かった。
実験結果
Figure 0004259522
本発明者はさらに、上記実験と同じ実験装置を使用して同じ実験要領で、有孔板15の位置L(流量センサ22の検出面の中心から有孔板15の上流側の端面までの距離)、孔17の形状、板厚tをそれぞれ変化させたときの脈動流下における流量と出力電圧の関係を明らかにするための実験を行った。
<実験4>
まず、実験4では、板厚tが0.8mm、孔の径dが1mmの有孔板15を使用して、該有孔板15の位置Lを5mmから270mmまで変化させた場合における流量と出力電圧を測定した。図7aから図7dに示すように、有孔板15の位置Lが5mmでは、流量が1L/min以下の領域で出力電圧の変動があるものの、有孔板15の位置Lが150mmまでは、流量センサ22の出力電圧は破線で示す従来の有孔板15のない場合よりも高く、実線で示す定常流に近い値が測定され、脈動の影響を低減する効果を示した。しかし、図7eに示すように、有孔板15の位置Lが150mmを越えると、ある流量域で流量センサ22の出力電圧は破線で示す従来の有孔板15のない場合よりも低くなり、実線で示す定常流から離れた値が測定され、脈動の影響を低減する効果が少なくなった。この実験4より、有孔板15の流量センサ22からの設置位置がL=10mmから150mm、すなわちL/D=2.8〜37.5の広範囲にわたって脈動の影響を低減する効果がみられ、非定常流の測定結果が良好であるが、有孔板15が流量センサ22に近すぎると測定値に変動が生じ、遠すぎると脈動の影響を低減する効果が無くなることが分かった。
<実験5>
実験5では、流量センサ22からL=30mmの位置に、図8aから図8cに示すように、板厚(t=0.8)および総断面積(径1mm相当)は同一であるが異なる形状の孔(径0.35mmの8個の丸孔、一辺0.89mmの四角孔および径1mmの丸孔)を有する3種類の有孔板15を設置した場合における流量と出力電圧を測定した。図9に示すように、3種類の有孔板15を使用しても、流量センサ22の出力電圧は全て同じ傾向であり、脈動の影響を低減する効果を示した。この実験5により、有孔板15の孔の総断面積が同一であれば、脈動の影響を低減する効果は、孔の個数や形状に影響されないことが分かった。
<実験6>
実験6は、有孔板15の孔の総断面積を変えた以外は、実験5と同様である。すなわち、流量センサ22からL=30mmの位置に、図10aから図10cに示すように、板厚(t=0.8)および総断面積(径1.5mm相当)は同一であるが異なる形状の孔(径0.53mmの8個の丸孔、一辺1.33mmの四角孔および径1.5mmの丸孔)を有する3種類の有孔板15を設置した場合における流量と出力電圧を測定した。図11に示すように、3種類の有孔板15を使用しても、流量センサ22の出力電圧は全て同じ傾向であり、脈動の影響を低減する効果を示した。ただし、実験5よりは、脈動の影響を低減する効果が小さかった。実験5と実験6により、有孔板15の孔の総断面積が同一であれば、脈動の影響を低減する効果は、孔の個数や形状に影響されないが、総断面積が小さいほど脈動の影響を低減する効果が大きいことが分かった。
<実験7>
実験7では、流量センサ22からL=30mmの位置に、図12aおよび図12bに示すように、孔の形状・大きさ(丸孔、径1mm)は同一であるが異なる板厚(0.2mm,0.8mm、2.0mm)を有する3種類の有孔板15を設置した場合における流量と出力電圧を測定した。図13に示すように、板厚の異なる3種類の有孔板15を使用しても、流量センサ22の出力電圧は全て同じ傾向であり、脈動の影響を低減する効果を示した。この実験7により、有孔板15の孔の形状・大きさが同一であれば、脈動の影響を低減する効果は、板厚に影響されないことが分かった。
前記実施形態では、有孔板15として、円形の1つの孔17が中央に形成されたものを使用したが、図14aに示すように1つの円形孔を偏心させてもよいし、図14b,図14cに示すように複数の円形孔を形成し、あるいは図14dに示すように網状に配置した多数の孔を形成したものでもよい。また、有孔板15の孔17の形状としては、円形に限らず、図15aから図15cに示すように、三角や四角、あるいは網状に配置した多数の六角形の孔を形成したものでもよい。また主流路の断面形状も、円形に限らず、図16aから図16cに示すように四角形またはそれ以外の形状でもよい。
前記有孔板15は、1枚に限らず、図17aに示すように2枚重ねたもの、あるいは図17bに示すように2枚をスペーサにより一定間隔離したものでもよい。有孔板15の孔17の軸方向の断面形状も、ストレートのものに限らず、図18aに示すように流路の軸線に対して傾斜したもの、図18bに示すように両側からエッチングにより形成されたもの、図18cに示すように片側からエッチングにより形成されたもの、あるいは、図18dに示すように両面または片面から面取り加工されたものを使用してもよい。有孔板15の面形状は、平面に限らず、図19aに示すように上流側に突出する球面、図19bに示すように下流側に突出する球面でもよい。また、有孔板15は、剛性のあるプラスチックや金属に限らず、図19cに示すように流れ方向に変形可能なゴム等の可撓性または弾力性のある材料を使用してもよい。
本発明の極小断面流路を有する部材は、前記実施形態のような有孔板15に限らず、図20に示すように、内部に非直線状に連続する多数の流路を有するスポンジ等の発泡体や焼結体を使用することができるし、図21に示すような多数のパイプを結束したようなものも使用することができる。
以上の説明から明らかなように、本発明によれば、被測定流体が流れる流路の壁面に流量センサを設け、該流量センサの下流側に極小断面流路を有する部材を設けたので、流路断面における流速の乱れを抑えて高精度で信頼性のある流量測定が可能であるという効果を有している。
本発明にかかる流量測定装置の斜視図である。 図1の流量測定装置の断面図である。 図2の流量測定装置の流路の概略図である。 本発明の効果を確認するための第1実験の結果を示す流量に対する出力電圧の変化のグラフである。 本発明の効果を確認するための第1実験の結果を示す流量に対する出力電圧の変化のグラフである。 本発明の効果を確認するための第1実験の結果を示す流量に対する出力電圧の変化のグラフである。 本発明の効果を確認するための第2実験の結果を示す流量に対する出力電圧のグラフである。 本発明の効果を確認するための第2実験の結果を示す流量に対する出力電圧のグラフである。 、本発明の効果を確認するための第2実験の結果を示す流量に対する出力電圧のグラフである。 本発明の効果を確認するための第3実験の結果を示す流量に対する出力電圧のグラフである。 本発明の効果を確認するための第3実験の結果を示す流量に対する出力電圧のグラフである。 本発明の効果を確認するための第3実験の結果を示す流量に対する出力電圧のグラフである。 本発明の効果を確認するための第4実験の結果を示す流量に対する出力電圧のグラフである。 本発明の効果を確認するための第4実験の結果を示す流量に対する出力電圧のグラフである。 本発明の効果を確認するための第4実験の結果を示す流量に対する出力電圧のグラフである。 本発明の効果を確認するための第4実験の結果を示す流量に対する出力電圧のグラフである。 本発明の効果を確認するための第4実験の結果を示す流量に対する出力電圧のグラフである。 本発明の効果を確認するための第5実験に使用する有効板の正面図である。 本発明の効果を確認するための第5実験に使用する有効板の正面図である。 本発明の効果を確認するための第5実験に使用する有効板の正面図である。 第5実験の結果を示す流量に対する出力電圧のグラフである。 本発明の効果を確認するための第6実験に使用する有効板の正面図である。 本発明の効果を確認するための第6実験に使用する有効板の正面図である。 本発明の効果を確認するための第6実験に使用する有効板の正面図である。 第6実験の結果を示す流量に対する出力電圧のグラフ。 本発明の効果を確認するための第7実験に使用する有効板の正面図である。 本発明の効果を確認するための第7実験に使用する有効板の側面図である。 第7実験の結果を示す流量に対する出力電圧のグラフである。 有孔板の孔の配置の他の形態を示す斜視図である。 有孔板の孔の配置の他の形態を示す斜視図である。 有孔板の孔の配置の他の形態を示す斜視図である。 有孔板の孔の配置の他の形態を示す斜視図である。 有孔板の孔の形状の他の形態を示す斜視図である。 有孔板の孔の形状の他の形態を示す斜視図である。 有孔板の孔の形状の他の形態を示す斜視図である。 有孔板の外形と孔の形状および配置の他の形態を示す斜視図である。 有孔板の外形と孔の形状および配置の他の形態を示す斜視図である。 有孔板の外形と孔の形状および配置の他の形態を示す斜視図である。 2枚組みの有孔板を用いた他の形態を示す断面図である。 2枚組みの有孔板を用いた他の形態を示す断面図である。 有孔板の孔の軸方向断面形状の他の形態を示す断面図である。 有孔板の孔の軸方向断面形状の他の形態を示す断面図である。 有孔板の孔の軸方向断面形状の他の形態を示す断面図である。 有孔板の孔の軸方向断面形状の他の形態を示す断面図である。 有孔板の面形状の他の形態を示す断面図である。 有孔板の面形状の他の形態を示す断面図である。 有孔板の面形状の他の形態を示す断面図である。 極小断面流路を有する部材の他の形態を示す側面図である。 極小断面流路を有する部材の他の形態を示す斜視図である。 従来の流量測定装置の流路の概略図である。
符号の説明
4 流路
17 極小断面流路17
22 流量センサ

Claims (15)

  1. 被測定流体が流れる主流路と、
    該主流路の壁面に設けた流量センサと、
    該流量センサの下流側に配設された網形状の整流子と、
    前記流量センサの下流側でかつ前記整流子の下流側に配設され、前記主流路より断面が小さい流路を有する部材とからなり、
    前記主流路より断面が小さい流路を有する部材は開口率が6.25%以下、2.78%以上であることを特徴とする流量測定装置。
  2. 前記部材は、極小断面流路として貫通した孔を有する有孔板であることを特徴とする請求項1に記載の流量測定装置。
  3. 前記孔は前記主流路の中心に対して偏心していることを特徴とする請求項2に記載の流量測定装置。
  4. 前記孔は複数の孔からなることを特徴とする請求項2に記載の流量測定装置。
  5. 前記孔は網状に配置した多数の孔からなることを特徴とする請求項2に記載の流量測定装置。
  6. 前記有孔板は複数の板からなることを特徴とする請求項2に記載の流量測定装置。
  7. 前記複数の板は一定間隔離れていることを特徴とする請求項に記載の流量測定装置。
  8. 前記孔の軸方向の断面形状は前記主流路の軸線に対して傾斜していることを特徴とする請求項2に記載の流量測定装置。
  9. 前記孔は、両側または片側からエッチングにより形成されたものである請求項2に記載の流量測定装置。
  10. 前記孔は、両面または片面から面取り加工されたものである請求項2に記載の流量測定装置。
  11. 前記有孔板は、平面である請求項2に記載の流量測定装置。
  12. 前記有孔板は、上流側または下流側に突出する球面である請求項2に記載の流量測定装置。
  13. 前記有孔板は、流れ方向に変形可能な可撓性または弾力性のある材料からなる請求項2に記載の流量測定装置。
  14. 前記部材は、内部に非直線状に連続する多数の流路を有する発泡体または焼結体からなる請求項1に記載の流量測定装置。
  15. 前記部材は、多数のパイプを結束してなることを特徴とする請求項1に記載の流量測定装置。
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