JP4257476B2 - フレキシブルカップリングの製造方法 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、駆動側回転軸と従動側回転軸との軸端間を弾性的に連結するフレキシブルカップリングの製造方法に関するものである。
【0002】
この種のフレキシブルカップリングとしては、複数の駆動側連結環及び従動側連結環が円周方向交互に配置され、円周方向に隣り合う駆動側連結環及び従動側連結環が、ある程度弛みをもった状態で繊維をループ状に巻き掛けた連結帯によって連結され、これら連結環及び連結帯が、ゴムに埋設された構造としたものがある。そしてその典型的な従来技術が、例えば特開昭62−292924号公報あるいは特許公報第2773348号に開示されている。
【0003】
上記フレキシブルカップリングは、各駆動側連結環が、駆動側回転軸の軸端に円周方向等間隔で取り付けられる一方、各従動側連結環が、従動側回転軸の軸端に円周方向等間隔で取り付けられ、駆動側から従動側への動力伝達を行うもので、回転トルクの入力時に、駆動側連結環と従動側連結環の間で連結帯の弛みが解消されるまでは、捩り剛性が小さく維持されるので優れた吸振効果を発揮し、前記連結帯が直線状に引き伸ばされると、捩り剛性が高くなるので大きなトルク伝達力を発揮するといった、二段特性を有する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、捩り特性を二段特性化するために、隣り合う駆動側連結環と従動側連結環の間で連結帯に弛みを与えると、ゴムの成形時に、金型内への成形材料の充填によって、前記連結帯の繊維密度がばらついたり、弛み量の相違を生じやすい。このため、各連結帯が入力トルクを均一に分担できなくなり、すなわち一部の連結帯で入力トルクが過大になって、耐久性が低下するおそれがある。
【0005】
また、上記従来技術によれば、連結帯に弛みを与えるための挿入部材を必要としているので、部品点数が多くなるばかりでなく、前記挿入部材が前記連結帯に接触しているため、摩擦によって連結帯の摩耗が促進され、早期に破損に到るおそれがある。しかも、トルク入力によって捩り角が大きくなると、前記挿入部材が連結帯から外れやすくなったり、この挿入部材の周囲でゴムに亀裂が生じるおそれも指摘される。
【0006】
本発明は、上記のような問題に鑑みてなされたもので、その主な技術的課題とするところは、トルクの初期入力時の吸振性及び緩衝性や、トルク伝達力の双方を満足し、耐久性に優れたフレキシブルカップリングを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上述した技術的課題を有効に解決するため、本発明に係るフレキシブルカップリングの製造方法は、偶数個の連結環を円周方向所定間隔で配置し、円周方向に隣り合う前記連結環を、ループ状に巻き掛けた第一及び第二連結帯で円周方向交互に連結し、一次成形用金型内にセットして、前記第一及び第二連結帯を弾性体内層部で被覆した一次成形体を成形し、前記弾性体内層部を介して前記第一及び第二連結帯に前記各連結環の間で弛みを与えた状態で、前記一次成形体を二次成形用金型内にセットして、この一次成形体の外周に所要の厚みの弾性体外層部を成形するものである。
【0008】
【発明の実施の形態】
図1乃至図3は、本発明に係るフレキシブルカップリングの製造方法の好ましい実施の形態を示すものである。なお、以下の説明において「円周方向」とはフレキシブルカップリングの軸心を中心とする円周の方向のことである。
【0009】
この製造方法において製造対象となるフレキシブルカップリングは、図5に示されるような構造を有する。すなわち、このフレキシブルカップリング1は、円周方向120°間隔で三個配置された駆動側接続子10と、この駆動側接続子10とは60°異なる位相で、円周方向120°間隔で三個配置された従動側接続子20と、これら各接続子10,20の外周に装着された連結環30と、円周方向に隣り合う駆動側接続子10の外周の連結環30及び従動側接続子20の外周の連結環30に跨がって、円周方向交互に巻き掛けられた第一及び第二連結帯40,50と、前記各連結環30及び各連結帯40,50を被覆した状態に加硫成形されたエラストマからなる弾性体60とを備える。
【0010】
駆動側接続子10及び従動側接続子20は、円筒状の金属部材からなるものであって、その軸心が当該フレキシブルカップリング1の軸心と平行になるように配置されている。また、連結環30は、図2に示されるように、前記駆動側接続子10又は従動側接続子20が圧入嵌着される金属製スリーブ31及びその軸方向両端部の外周面に固定された断面略U字形の一対の金属製カラー32,33からなる。
【0011】
第一及び第二連結帯40,50は、図2に示されるように、例えばポリエステル等の所要の引張弾性を有する高分子材料からなる線材41,51を、多層状に巻回したものである。そしてこのうち第一連結帯40は、駆動側接続子10に装着された連結環30のスリーブ31の外周におけるカラー32,33の間の部分と、前記駆動側接続子10と円周方向に隣接する従動側接続子20に装着された連結環30のスリーブ31の外周におけるカラー32,33の間の部分とに跨がってループ状に巻き掛けられている。また、第二連結帯50は、従動側接続子20に装着された連結環30のカラー32,33内と、前記従動側接続子20と円周方向に隣接する駆動側接続子10に装着された連結環30におけるカラー32,33内とに跨がってループ状に巻き掛けられている。
【0012】
すなわち、各駆動側接続子10と各従動側接続子20は、互いに60°の間隔で交互に配置され、連結環30,30,…の軸方向中間に巻き掛けられた第一連結帯40と、前記連結環30,30,…の軸方向両端近傍に巻き掛けられた第二連結帯50とによって、円周方向交互に連結されている。
【0013】
弾性体60は、連結環30,30,…の周囲及びその間を延びる第一及び第二連結帯40,50の周囲を包み込むように成形されている。詳しくは、各連結環30の外周側を包囲している六ケ所の基部61と、円周方向に隣り合う前記基部61,61の間を直線状に延びて、第一連結帯40又は第二連結帯50の周囲を包囲している外周及び内周連絡部62,63からなり、これらの間はそれぞれ窓部60aとなっている。
【0014】
また、第一及び第二連結帯40,50は、弾性体60における外周連絡部62及び内周連絡部63の内部で、窓部60a側へ偏在するように弛んだ形状に延びている。すなわち、外周連絡部62内を通る第一連結帯40の中間部分と、内周連絡部63内を通る第一連結帯40の中間部分との距離L1は、連結環30におけるスリーブ31の第一連結帯巻き径d1(図2参照)より小さく、同様に、外周連絡部62内を通る第二連結帯50の中間部分と、内周連絡部63内を通る第二連結帯50の中間部分との距離L2は、連結環30におけるカラー32,33の第二連結帯巻き径d2(図2参照)より小さくなっている。
【0015】
上記構成を備えるフレキシブルカップリング1は、各駆動側接続子10が、それぞれに挿通したボルト(図示省略)によって、駆動側回転軸の軸端のヨークに円周方向120°間隔で取り付けられる一方、各従動側接続子20が、それぞれに挿通したボルト(図示省略)によって、前記駆動側回転軸の軸端と対向する従動側回転軸の軸端のヨークに、円周方向120°間隔で取り付けられる。これによって、駆動側回転軸の回転を第一連結帯40又は第二連結帯50を介して従動側回転軸へ伝達すると共に、前記第一及び第二連結帯40,50と弾性体60の変形特性によって、駆動側回転軸と従動側回転軸の軸心の方向が異なる状態での回転伝達を許容し、かつ前記両軸間で振動を吸収するものである。
【0016】
詳しくは、トルクの入力によって、駆動側回転軸と従動側回転軸が相対的に捩り変位すると、駆動側接続子10と従動側接続子20が相対的に離間される部分では、第一連結帯40又は第二連結帯50が、連結環30,30間での弛み形状から引き伸ばされる。そして、第一連結帯40又は第二連結帯50が直線状に引き伸ばされるまでの過程では、これに一体化された弾性体60の外周連絡部62が外径方向へ、内周連絡部63が内径方向へ弾性的に曲げ変形を受けることになるため、適当な捩りばね性を発揮し、これによって、有効な緩衝機能及び吸振機能を奏する。
【0017】
また、駆動側回転軸と従動側回転軸との捩り変位量が所定以上に大きくなることによって、駆動側接続子10と従動側接続子20が相対的に離間される部分での第一連結帯40又は第二連結帯50の弛みが解消され、完全に直線状に引き伸ばされた状態になると、この時点から前記第一連結帯40又は第二連結帯50の引張弾性によって捩りばね定数が高まる。このため、駆動側接続子10と従動側接続子20との間の過大な捩り変位が抑制され、確実なトルク伝達が行われる。
【0018】
図6は、図5に示されるフレキシブルカップリング1について、捩りばね特性を測定した特性線図を示すものである。この図から明らかなように、第一連結帯40又は第二連結帯50が直線状に引き伸ばされるまでは、捩りばね定数の低い吸振領域αとなり、それよりも捩り角度の大きい領域では、捩りばね定数が高いトルク伝達領域βとなっている。これに対し、連結帯40,50に弛みのない構造のフレキシブルカップリングは、図7に示されるように、捩り初期から捩りばね定数が高く、顕著な吸振領域αが存在しない。前記吸振領域αは、次式で表すことができる。
【数1】
Figure 0004257476
ここで、
φ1;フレキシブルカップリング1における連結環30,30,…のピッチ
(図5参照)
φ2;後述する一次成形時における連結環30,30,…のピッチ
(図1参照)
【0019】
また、このフレキシブルカップリング1には、第一及び第二連結帯40,50に弛みを与えるための挿入部材が存在しないため、部品点数が多くならず、前記部材との摩擦による第一及び第二連結帯40,50の摩耗や、捩り角の増大時に前記挿入部材に起因する弾性体60の亀裂の発生等も生じ得ない。
【0020】
上記構成のフレキシブルカップリング1は、以下に述べる方法によって製造することができる。
【0021】
まず、図1に示されるように、ピッチφ2の円周上に60°の位相間隔で配置した固定軸2,2,…に、それぞれ連結環30,30,…を外挿固定し、円周方向に隣り合う連結環30,30,…に、第一連結帯40及び第二連結帯50を交互に巻き掛ける。なお、前記固定軸2,2,…のピッチφ2は、図5に示される製品としてのフレキシブルカップリング1における連結環30,30,…(駆動側接続子10及び従動側接続子20)のピッチφ1よりも若干大きく設定されている。また、先に説明した図2に示されるように、第一連結帯40は、連結環30におけるカラー32,33の間の部分に巻き掛けられ、第二連結帯50は、両側のカラー32,33に巻き掛けられる。
【0022】
次に、上述の状態で、連結環30,30,…と第一及び第二連結帯40,50の結束物を一次成形用金型3の成形空間に組み込んでから、エラストマ成形材料を充填して加硫成形する。このとき、前記第一連結帯40及び第二連結帯50は、隣り合う連結環30,30間に、所定の張力を与えた状態で巻き掛けられているため、前記成形空間へのエラストマ成形材料の充填によって、前記連結帯40,50の繊維がばらついたり、弛んだりすることがない。
【0023】
一次成形用金型3の成形空間は、各連結環30を包囲する円形の基部成形空間101と、円周方向に隣り合う前記基部成形空間101,101間を延びて、第一連結帯40又は第二連結帯50を包囲する外周連絡部成形空間102及び内周連絡部成形空間103からなる。また、前記外周連絡部成形空間102における延長方向中間位置には、外周側へ凹んだ凹所102aが形成されており、前記内周連絡部成形空間103における延長方向中間位置には、内周側へ凹んだ凹所103aが形成されている。
【0024】
図3は、上述の一次成形用金型3によって成形された一次成形体1Aを示すものである。この一次成形体1Aは、各連結環30と、第一及び第二連結帯40,50を、一次成形用金型3の成形空間と対応する形状の弾性体内層部60Aで被覆した構造であって、前記弾性体内層部60Aは、各連結環30の外周側を包囲している六ケ所の基部61Aと、円周方向に隣り合う前記基部61A,61Aの間を延びて、第一連結帯40又は第二連結帯50の周囲を包囲している外周及び内周連絡部62A,63Aからなり、各外周連絡部62Aには、一次成形用金型3における凹所102aと対応して、外周側へ突出した凸部64が、また、各内周連絡部63Aには、一次成形用金型3における凹所103aと対応して、内周側へ突出した凸部65が、それぞれ形成されている。
【0025】
次に、図4に示されるように、図5に示される製品としてのフレキシブルカップリング1における連結環30,30,…(駆動側接続子10及び従動側接続子20)と同一ピッチφ1の円周上に、60°の位相間隔で配置した固定軸4,4,…に、上述の一次成形体1Aの各連結環30,30,…を外挿固定し、この状態で、前記一次成形体1Aを二次成形用金型5の成形空間に組み込む。
【0026】
二次成形用金型5の成形空間は、一次成形体1Aにおける弾性体内層部60Aの各基部61Aを包囲する円形の基部成形空間201と、円周方向に隣り合う前記基部成形空間201,201間を直線状に延びて、一次成形体1Aにおける外周及び内周連絡部62A,63Aを包囲する外周連絡部成形空間202及び内周連絡部成形空間203からなる。また、前記成形空間における基部成形空間201の内面と前記基部61Aとの隙間Gは、前記外周及び内周連絡部62A,63aに形成された凸部64,65の径方向高さよりも小さいものとなっている。
【0027】
上述のように、一次成形体1Aにおける各連結環30を固定している固定軸4,4,…のピッチφ1は、一次成形用金型3による成形時の連結環30,30,…のピッチφ2より小さいため、固定軸4,4,…に固定された連結環30,30,…の間隔が縮小され、その間を延びる外周連絡部62A及び内周連絡部63Aに所定の弛みを与えることができる。一方、前記一次成形体1Aにおける弾性体内層部60Aに形成された凸部64,65の高さは、二次成形用金型5の成形空間における基部成形空間201の内面と、前記一次成形体1Aにおける基部61Aとの隙間Gより大きいため、前記各凸部64が外周連絡部成形空間202の内面に当接して、前記外周連絡部62Aの中間部を外周連絡部成形空間202の内周側へ偏在させるように押し、また、前記各凸部65が内周連絡部成形空間203の内面に当接して、内周連絡部63Aの中間部を、内周連絡部成形空間203の外周側へ偏在させるように押す。
【0028】
このため、成形空間の外周連絡部成形空間202内を通る第一連結帯40又は第二連結帯50の中間部分と、内周連絡部成形空間203内を通る第一連結帯40又は第二連結帯50が、径方向へ互いに近接するように、弾性体内層部60Aにおける外周連絡部62A及び内周連絡部63Aと共に弛む。
【0029】
次に、上述のように一次成形体1Aをセットした二次成形用金型5の成形空間に、エラストマ成形材料を充填することによって、前記一次成形体1Aの外周に所要の厚みの弾性体外層部(図示省略)を一体的に加硫成形する。このとき、多層の線材41,51からなる第一連結帯40及び第二連結帯50は、エラストマ(外周連絡部62A,内周連絡部63A)で被覆されているので、前記エラストマ成形材料の充填によって、前記連結帯40,50の繊維密度がバラついたりすることがなく、前記連結帯40,50の弛み量は、一次成形体1Aにおける凸部64,65によって規定されるので、弛み量のばらつきも生じない。
【0030】
二次成形用金型5による成形後は、連結環30,30,…に駆動側接続子10及び従動側接続子20を交互に嵌着し、これによって図5に示される構造のフレキシブルカップリング1となる。
【0031】
なお、本発明は、図示の実施形態によって限定的に解釈されるものではない。例えば、連結環30,30,…の配置間隔は、必ずしも図示のように円周方向6等配である必要はなく、装着対象の軸端ヨークの仕様等に対応して決定されるものである。
【0032】
【発明の効果】
本発明に係るフレキシブルカップリングの製造方法によれば、連結帯を被覆した一次成形体を成形してから、前記連結帯に各連結環の間で弛みを与えた状態で、弾性体を二次成形することによって、二段特性を有するフレキシブルカップリングを製造するものであるため、円周方向に隣り合う連結環の間で連結帯に弛みを与えるにも拘らず、弾性体の成形時に、金型内への成形材料の充填によって、連結帯の繊維密度や弛み量のばらつきが発生せず、このため、一部の連結帯で入力トルクが過大になることがなく、耐久性に優れたフレキシブルカップリングを提供することができる。しかも、連結帯に弛みを与えるための部材が不要であるため、部品点数が多くならず、前記部材に起因する耐久性の低下も防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るフレキシブルカップリングの製造方法の好ましい実施の形態における一次成形体の成形工程を示す説明図である。
【図2】上記製造方法において第一及び第二連結帯が巻き掛けられた連結環を、その内周の接続子と共に、軸心を通る平面で切断して示す部分断面図である。
【図3】上記実施形態の製造方法によって得られた一次成形体を示す、一部断面を表す外観図である。
【図4】上記製造方法における二次成形体の成形工程を示す説明図である。
【図5】上記製造方法によって製造されたフレキシブルカップリングを示す、一部断面を表す外観図である。
【図6】上記フレキシブルカップリングの捩りばね特性を示す特性線図である。
【図7】連結帯に弛みのない構造とした比較例としてのフレキシブルカップリングの捩りばね特性を示す特性線図である。
【符号の説明】
1 フレキシブルカップリング
1A 一次成形体
2,4 固定軸
3 一次成形用金型
5 二次成形用金型
10 駆動側接続子
20 従動側接続子
30 連結環
31 スリーブ
32,33 カラー
40 第一連結帯
41,51 線材
50 第二連結帯
60 弾性体
60A 弾性体内層部
60a 窓部
61,61A 基部
62,62A 外周連絡部
63,63A 内周連絡部
64,65 凸部
101,201 基部成形空間
102,202 外周連絡部成形空間
102a,103a 凹所
103,203 内周連絡部成形空間

Claims (1)

  1. 偶数個の連結環(30)を円周方向所定間隔で配置し、円周方向に隣り合う前記連結環(30,30)を、ループ状に巻き掛けた第一及び第二連結帯(40,50)で円周方向交互に連結し、一次成形用金型(3)内にセットして、前記第一及び第二連結帯(40,50)を弾性体内層部(60A)で被覆した一次成形体(1A)を成形し、前記弾性体内層部(60A)を介して前記第一及び第二連結帯(40,50)に前記各連結環(30,30)の間で弛みを与えた状態で、前記一次成形体(1A)を二次成形用金型(5)内にセットして、この一次成形体(1A)の外周に所要の厚みの弾性体外層部を成形することを特徴とするフレキシブルカップリングの製造方法。
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