JP4254507B2 - 印字装置 - Google Patents

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Description

本発明は、分割して印字することにより記録用紙の幅を超える大きさの拡大文字をもつ印字物を得ることが可能な拡大印刷機能付きの印字装置に関する。
従来、長尺の記録用紙に拡大文字を分割して印字することにより、記録用紙の幅を超える大きさの拡大文字をもつ印字物を得ることが可能な拡大印刷機能付きの印字装置として、特開平10−35036号公報に記載されるものがある。
この印字装置は、記録用紙の幅方向に対応してサーマルヘッドに印字用の発熱素子列が設けられ、サーマルヘッドに対して記録用紙をその長さ方向に搬送して記録用紙の長さ方向に印字を行うように構成している。そして、この印字装置では、拡大処理された入力文字のパターンを文字の縦方向に記録用紙の幅に対応して分割し、その分割した複数の文字の拡大パターンを長尺の記録用紙の長さ方向に沿って並ぶ複数の領域に印字するとともに、それらの印字領域を複数の短冊状のラベルにカットするものである。
このようにして得られた短冊状のラベルをその幅方向に所定の順序で並べて組み合わせることにより、記録用紙の幅を超える大きな拡大文字をもつ印字物が得られる。そして、記録用紙は、印字が行われる記録層の裏面に接着剤層を介して台紙層が貼着されているので、この台紙層を取り除いてラベルを対象物に貼着することで、元の記録用紙の数倍の幅を有して文字を大きく見易く表記した大形状の印字物として使用することができる。
特開平10−35036号公報
従来の印字装置において、上述のような拡大文字を印刷する場合、サーマルヘッドの印字幅が記録用紙の幅と同等かそれより大きければ、拡大文字のパターンをその高さ方向に記録用紙の幅サイズで分割することにより、それら分割された拡大文字のパターンを記録用紙の全幅に渡って印字することが可能であるが、記録用紙の幅の方がサーマルヘッドの有効な印字幅に比べて大きい場合には、拡大文字パターンが印字される記録用紙の幅方向の側縁部に印字ができない余白部分が生じてしまう。
このように、記録用紙から得られた複数の短冊片をその幅方向に並べて組み合わせたときに、その短冊片の全幅に渡って余白なく印字がなされていれば、隣接する短冊片間で印字された拡大文字パターンが互いに連続することになるが、短冊片の幅方向の側縁部に余白があると、隣接する短冊片の余白部分で拡大文字パターンが不連続になってしまう。
そのため、印字装置での印字後に、短冊片の長さ方向に沿って形成された余白部分を切り落とすことが必要になる。
しかし、複数枚の短冊片について、ハサミなどを使う手作業で余分な部分を切り落とすという後処理を行うことは面倒である。また短冊片をその長辺に沿って長辺に平行な直線できれいに切断することも難しい。
本発明はこのような点に着目してなされたもので、記録用紙の幅が印字幅より大きい場合であっても、面倒な手作業による記録用紙の切断処理を必要とせずに記録用紙に生じる余白部分を取り除くことができる拡大印刷機能付きの印字装置を提供することを目的とする。
請求項1の発明は、任意の文字を入力する入力手段と、入力された文字の拡大パターンを作成する拡大パターン作成手段と、記録用紙をその長さ方向に搬送する搬送手段と、記録用紙の幅方向に所定印字幅で印字可能な印字ヘッドを駆動して、搬送される記録用紙の長さ方向に沿って並ぶ複数の各領域に対して前記拡大パターン作成手段により作成される拡大パターンを分割して印字する印字手段とを備えた印字装置において、前記印字装置に使用される用紙幅の異なる複数の記録用紙のうちで前記印字ヘッドの前記所定印字幅より大きな用紙幅を有する記録用紙について、その記録用紙の幅方向の側縁部に印字後に生じる余白部分を切断するための切断位置のデータを記憶する余白切断位置記憶手段と、記録用紙を切断する切断手段と、記録用紙の用紙幅を設定する用紙幅設定手段と、前記切断手段及び前記搬送手段を制御する切断制御手段とを備え、前記切断制御手段は、前記用紙幅設定手段によって前記印字ヘッドの前記所定印字幅より大きい用紙幅の記録用紙が設定された場合にのみ、分割された拡大パターンが印字された記録用紙の幅方向の側縁部に生じる余白部分を切断すべく、前記切断手段及び前記搬送手段を制御して前記余白切断位置記憶手段に記憶された余白切断位置のデータに従って記録用紙の幅方向の側縁部をその長さ方向に沿って切断することを特徴としている。
請求項2の発明は、更に、前記搬送手段によって搬送される記録用紙の幅方向のシフト量を検知するシフト量検知手段を備え、前記切断制御手段は、前記余白切断位置記憶手段に記憶される余白切断位置のデータと前記シフト量検知手段により検知されるシフト量のデータに基づいて、前記切断手段及び前記搬送手段を制御して記録用紙の切断を行うことを特徴としている。
請求項3の発明は、前記用紙幅設定手段により設定される用紙幅と前記印字ヘッドの前記所定印字幅の大小を判断する判断手段を備え、前記判断手段により用紙幅が前記印字ヘッドの前記所定印字幅より小さい場合には、前記切断制御手段はその処理を行わないことを特徴としている。
請求項4の発明は、前記用紙幅設定手段は、記録用紙の用紙幅を検知する用紙幅検知手段により構成されていることを特徴としている。
請求項5の発明は、前記用紙幅設定手段は、記録用紙の用紙幅の値を入力設定する入力手段により構成されていることを特徴としている。
請求項6の発明は、更に、前記入力手段から入力され前記拡大パターン作成手段により作成される拡大パターンの拡大文字サイズを設定する文字サイズ設定手段を備えることを特徴としている。
請求項の発明は、前記切断手段は、前記印字手段によって印字が施される記録層を含んで複数層に構成される記録用紙の記録層を切断する機能を備え、前記切断制御手段は、前記切断手段を制御して、記録用紙の長さ方向に沿って記録層を切断することを特徴としている。
請求項の発明は、前記切断制御手段は、更に前記切断手段を制御して、記録用紙の長さ方向に沿って並ぶ前記複数の各領域の間で記録用紙の幅方向に沿って記録層を切断することを特徴としている。
本発明によれば、記録用紙の幅が印字幅より大きい場合であっても、面倒な手作業による記録用紙の切断処理を必要とせずに記録用紙に生じる余白部分を取り除くことができる。
特に、請求項6の発明によれば、文字サイズ設定手段により拡大文字の文字サイズを設定することができる。
図1は本発明の実施の形態に係る印字装置が備える印字機構及び切断機構の構成を示す図である。図2は切断機構の構成を示す図である。
印字装置1はカセット装着部11を備え、このカセット装着部11内に長尺の記録用紙としてのテープ3を収容したカセット2が装着される。カセット装着部11内には、幅の異なるテープ3を収容した複数種類のカセット2の装着が可能で、その複数種類の中から任意に選択されたカセット2が装着される。
各カセット2には、その内部のテープ3の幅を表す識別部2aが設けられている。そして、カセット装着部11には、その各識別部2aに対応する複数のテープ幅検知用のスイッチ11a,11b,11cが設けられている。
前記識別部2aはカセット2の種類に応じて異なる形状をなし、その形状の違いによりカセット装着部11の複数のスイッチ11a〜11cが異なる組み合わせでオン・オフ動作して、その装着されたカセット2のテープ幅を検知するようになっている。
また、この印字装置1は、カセット装着部11及びこの装着部11からその外部に通じる搬送路12を有し、この搬送路12に沿って、プリンタ部21、全カット部31、テープ搬送部41、ハーフカット部51及びテープ案内部65が設けられている。
テープ3は記録層4と台紙層5とを接着剤層6を介して積層してなり、テープ供給リール7に巻回されてカセット2内に収容されている。また、カセット2内には、リボン供給リール9に巻回され、リボン巻取りリール10に巻き取られるインクリボン8が収容されている。
プリンタ部21は、テープ3の記録層4にインクリボン8のインクで熱転写印刷を行うサーマルヘッド22と、テープ3及びインクリボン8をカセット2から引き出してサーマルヘッド22に供給し、印字後のテープ3及びインクリボン8を搬送路12の下流側方向(正方向)に送るプラテンローラ23と、熱転写により使用されたインクリボン8をカセット2内に回収するためのリボン巻取りリール10を回転駆動するリボン巻取り軸24とを備える。
前記サーマルヘッド22は、テープ3の幅方向に配列する複数の発熱素子からなる発熱体を有し、その発熱体の所定の発熱素子が印刷データによって発熱駆動され、これによりテープ3の記録層4にインクリボン8のインクで熱転写印刷を行うようになっている。なお、カセット2がカセット装着部11に装着されたときには、テープ3の幅方向の中心と前記サーマルヘッド22の発熱体の幅の中心とが一致する位置関係にある。
前記プラテンローラ23及びリボン巻取り軸24は、ステップモータ25及びそのモータ25の駆動を伝達する図示しない駆動伝達機構によって回転駆動される。また、前記サーマルヘッド22は、カセット2のカセット装着部11への着脱時に図示しないヘッド移動機構によってプラテンローラ23に対して移動可能となっている。
前記全カット部31は、プリンタ部21の下流側の搬送路12に設けられ、テープ3の記録層4、台紙層5及び接着剤層6の全層をその幅方向に沿って切断する。この全カット部31は、テープ3の搬送路12の上方側で搬送路12に対して垂直方向に配設される固定刃32と、テープの搬送路12の下方側で固定刃32と対向し、固定刃32に沿って移動可能に設けられた回転刃ユニット33とを備える。
回転刃ユニット33は、固定刃32と並行して配設されたガイドレール34及びそのガイドレール34上を往復移動可能に設けられた回転刃キャリッジ35を備え、回転刃キャリッジ35には、固定刃32と対向してディスク状の回転刃36が取り付けられているとともに、キャリッジ移動用のモータ37が搭載されている。
回転刃キャリッジ35は、モータ37を駆動源としてガイドレール34上を自走するものであり、モータ37の出力側にはギア列が設けられ、その最終段のピニオンギア38がガイドレール34と並行に設けられたラックギア39に噛み合っている。
前記テープ搬送部41は全カット部31の下流側の搬送路12に設けられている。このテープ搬送部41は、正逆転駆動されるステップモータ42と、このモータ42を駆動源とし図示しないギア列を介して正逆に回転駆動されるフィードローラ43a,43bと、これらのフィードローラ43a,43bに圧接するピンチローラ44a,44bとを備える。
前記ステップモータ42が正転駆動されることで、フィードローラ43a,43bとピンチローラ44a,44bとの間に挟まれて搬送されるテープ3が搬送路12の下流側に送られ、またステップモータ42が逆転駆動されることで、フィードローラ43a,43bとピンチローラ44a,44bとの間に挟まれて搬送されるテープ3が搬送路12の上流側に送られる。
前記ハーフカット部51は全カット部31及びテープ搬送部41の下流側の搬送路12に設けられ、テープ3の記録層4のみを切断する。
このハーフカット部51は、テープ3の搬送路12の上方側で搬送路12に対して垂直方向に配設される受台52と、テープの搬送路12の下方側で受台52と対向し、受台52に沿って移動可能に設けられたハーフカットユニット53とを備える。
ハーフカットユニット53は、受台52と並行して配設されたガイドレール54,55及びそのガイドレール54,55上を往復移動可能に設けられたハーフカットキャリッジ56を備える。ハーフカットキャリッジ56には、ソレノイド57が設けられ、このソレノイド57のプランジャ58にはカッタホルダ59にハーフカット刃60を取り付けてなるカッティングペン60aが固定されている。
ハーフカット刃60は受台52と対向しソレノイド57の駆動により受台52に対して進退する方向に移動される。このハーフカット刃60は受台52に沿って移動するテープ3の記録層4のみを切断するように、ソレノイド57のプランジャ58の移動ストロークが設定され、かつカッタホルダ59に対するハーフカット刃60の突出量が調整されている。
また、ソレノイド57のプランジャ58には、テープ3の幅方向の両側縁部の位置を検知するテープ縁検知センサ82が設けられ、ハーフカットキャリッジ56をテープ3の幅方向に移動させて搬送路12に位置するテープ3の幅方向の両側縁部の位置を検知することができるようになっている。
ハーフカットキャリッジ56には、キャリッジ移動用のステップモータ61が搭載されている。ハーフカットキャリッジ56は、ステップモータ61を駆動源としてガイドレール54,55上を自走するものであり、ステップモータ61の出力側にはギア列が設けられ、その最終段のピニオンギア62がガイドレール54,55と並行に設けられたラックギア63に噛み合っている。
前記テープ案内部65は、全カット部31の下流側で、ハーフカット部51及びテープ搬送部41の上流側の搬送路12に設けられている。このテープ案内部65は下流側に向けて湾曲状の案内面67を有する可動案内部材66を備える。この可動案内部材66は、ソレノイド68によって、テープ3の搬送に干渉しない搬送路12から外れる非作動位置と、搬送路12に進入して搬送路12上でのテープ3の搬送に干渉する作動位置とに移動可能とされている。なお、テープ案内部65が設けられる近部の搬送路12の外側には全カット部31によって切断されたテープ片が逆搬送されたときに収容される排出部69が設けられている。
図3は、テープ3と印字機構と切断機構の位置関係及びテープ3の切断位置について説明する図である。
図3に示すように、サーマルヘッド22の発熱体の幅はHであり、印字時にはW1,W2,W3と幅の異なる3種類のテープ3a,3b,3cが収容された3種類のカセット2のうちの1つがカセット装着部11に装着され、そのテープが搬送路12に引き出されて印字及び切断処理が行なわれる。
テープ3a,3b,3cの幅W1,W2,W3は、W1>W2>W3の関係にあり、W1,W2はサーマルヘッド22の幅Hより大きく、W3はサーマルヘッド22の幅Hより小さい。
3種類のカセット2がカセット装着部11に選択的に装着された場合には、サーマルヘッド22の発熱体の幅方向の中心Sとそれぞれのテープ3a,3b,3cの幅方向の中心とが一致するような位置関係を保って搬送路12に引き出される。
図3において、ラインLは、テープ3a,3b,3cの幅方向に沿ってハーフカットキャリッジ56と一体的にハーフカット刃60が移動する位置を示しており、OはラインL上に設定した基準点である。この基準点Oは、幅の最も大きいテープ3aの一側縁部(図3のテープ3aの上端縁)の位置に相当し、テープ3aの一側縁部は図示しない位置合わせ用のガイド部材に沿って移動する。
この印字装置1では拡大文字の印字の際に、サーマルヘッド22の発熱体の全幅で印字を行うものであるが、テープ3a,3bはサーマルヘッド22の幅Hより大きいため、サーマルヘッド22の全幅で印字してもテープ3a,3bの幅方向の両側縁部に印字が不可能な余白部分が生じることになる。
ラインL上の2点PとQとは前記余白部分を切断する切断位置であり、点Pは、テープ幅方向において、基準点Oから(W1−H)/2の距離だけ離れた位置であり、点Qは、(W1+H)/2の距離だけ離れた位置である。C11、C12、C21、C22はテープ3a,3bに形成されるハーフカットによる切断線を示している。なお、テープ3cはサーマルヘッド22の発熱体の幅より小さく、余白が生じないので切断は行なわれない。
図4は、印字装置1の電子回路のブロック図を示す。
この印字装置1の電子回路は、CPUからなる制御部70を備え、この制御部70には、印字装置1の動作処理に関するシステムプログラムや切断の処理に必要な前述のP点及びQ点の位置を示す切断位置のデータなどのデータを記憶するROM71、入力データや印刷データを記憶する領域や制御に必要な各種の情報を記憶するレジスタやカウンタなどの領域が設定されるRAM72が接続されている。
また、制御部70には、サーマルヘッド22の発熱体を印刷データに応じて発熱駆動する駆動回路73、プラテン23やリボン巻取り軸24を回転駆動するためのステップモータ25の駆動回路74、回転刃キャリッジ35の自走用のモータ37を駆動する駆動回路75、フィードローラ43a,43bの駆動源のステップモータ42を駆動する駆動回路76、ハーフカットキャリッジ56の自走用のステップモータ61を駆動する駆動回路77、カッティングペン60a(ハーフカット刃60)をテープ3に対して移動させるソレノイド57を駆動する駆動回路78、可動案内部材66の移動用のソレノイド68を駆動する駆動回路79が接続されている。
また、制御部70には、フィードローラ43a,43bによるテープ3の送り量と、そのテープ3に対するハーフカットキャリッジ56の移動量とを検知するためのエンコーダ80,81、及びカセット装着部11に設けられたテープ幅検知スイッチ11a,11b,11c、キャリッジ56に設けられたテープ縁検知センサ82が接続されている。
更に、制御部70には、印字すべきデータの入力や種々の設定を行うキー入力部83、印字及び切断処理に関する種々のデータの表示を行う表示部84が接続されている。
次に、この印字装置1を用いて拡大文字の印字を行う場合の動作について説明する。
図5は拡大文字の印字モードでの印字動作の流れを示してある。
この印字装置1では、拡大文字の印字モードにおいて、縦横がサーマルヘッド22の幅Hの4倍のサイズの拡大文字を4枚のラベルに分割して印字することが可能となっている。
拡大文字の印字が指示されると、所定のイニシャル処理が行われ、分割印字カウンタNが4にセットされる(ステップS1)。次に、カセット装着部11に設置されたテープ幅検知スイッチ11a,11b,11cにより、カセット装着部11に装着されたカセット2のテープ3の幅が検知され、その検知されたテープ幅がW3のサイズか否か判断される(ステップS2、S3)。
テープ幅がW3ではない場合、すなわちテープ幅がW1又はW2の場合には、キー入力部83から入力された印字すべき文字について、縦横が4×Hのサイズの拡大パターンの印字データが作成される(ステップS4)。次に、その拡大パターンを縦方向に4分割したうちの最初の一つの文字パターンの印字が行われる(ステップS5)。
印字が終了すると、その印字部分のテープが全カット部31により幅方向に切断されて切り離される(ステップS6)。次にテープ案内部65を作動させる(ステップS7)。
また、図4で説明した点Pと点Qに関する切断位置のデータがROM71から読み出されてRAM72に設定される(ステップS8)。次に、ハーフカットキャリッジ56をテープ幅方向に走行させてテープ縁検知センサ82によりテープの幅方向の両側縁部の位置が検知され、正規のテープ搬送位置に対するシフト量の検出が行われる(ステップS9)。
図3に示すように、正規のテープ搬送位置は、テープ3aにあっては、その一側縁が基準点Oの位置であり、他側縁が基準点OからW1の距離だけ離れた位置である。また、テープ3bにあっては、その一側縁が基準点Oから(W1−W2)/2の距離だけ離れた位置であり、他側縁が基準点Oから(W1+W2)/2の距離だけ離れた位置である。そして、その検出されたシフト量に基づいて先に設定した切断位置のデータを補正して再設定が行われる(ステップS10)。
次に、その設定されたデータに基づく点Pの位置にハーフカット刃60を位置させ、テープを長さ方向の正方向に搬送してハーフカットを行い、また点Qの位置にハーフカット刃60を位置させ、テープを長さ方向の逆方向に搬送してハーフカットを行う(ステップS11)。
このハーフカットが終了すると、テープは短冊状のラベルとして、図2に示すように可動案内部材66の案内面67に沿って装置外の排出部69に排出され(ステップS12)、分割印字カウンタNがデクリメントされてその値が1かどうか判断される(ステップS13,S14)。
図6に示す最上段のラベル100aは、テープ3aに対して分割印字された第1枚目のラベルであり、印字された拡大文字パターンのテープ幅方向の両側部に形成される余白部分にハーフカットによる切断線C11,C12が形成される。
ステップS14でN=1ではないと判断されると、ステップS5に戻ってステップS14までの処理が繰り返されて、図6の2段目に示すように2枚目のラベル100bに拡大文字の2番目の分割印字が行われ、同様にしてステップS5ないしステップS14の処理が繰り返されて、3枚目のラベル100cに拡大文字の3番目の分割印字が行われ、4枚目のラベル100dに拡大文字の4番目の分割印字が行われる。
図7は切断線C1,C2から余白部分を取り除き、かつラベルの印字部分だけを台紙層5から剥がして4枚のラベル100a〜100dを組み合わせた状態を示す。
なお、組み合わせた場合の上下両側縁部のラベルのそれぞれの上側縁部及び下側縁部の切断線、すなわち図6において、ラベル100aの切断線C1とラベル100dの切断線C2は形成しなくともよい。
ステップS14でN=1と判断され全ての印字が終了すれば処理を終了する。また、ステップS3でテープ幅がW3であると判断された場合には、キー入力部83から入力された印字すべき文字について、縦横が4×W3の拡大パターンの印字データが作成される(ステップS15)。
次に、その拡大パターンを縦方向に4分割したパターンの一つの印字が行われる(ステップS16)。印字が終了すると、その印字部分のテープが全カット部31により幅方向に切断されて切り離される(ステップS17)。この場合にはテープ3cの幅W3の全幅に拡大文字パターンが印字され、余白が生じないため、ハーフカットの処理を行うことなく、テープを装置外に排出させ、分割印字カウンタNがデクリメントされてその値が1かどうか判断される(ステップS18、S19,S20)。ステップS20でN=1ではないと判断されると、ステップS16に戻ってステップS20までの処理が繰り返されて4枚のラベルに拡大文字が4分割されて印字されることになる。
なお、テープの幅をテープ幅検知スイッチ11a,11b,11cにより検知したが、キー入力部83からテープ幅の数値を入力設定するようにしてもよい。
前記実施の形態では、拡大文字の文字サイズが予め決められているが、拡大文字の文字サイズをユーザーが設定できるようにしてもよい。例えば、テープ3aを使用して縦横がサーマルヘッド22の発熱体の幅Hの2倍、3倍、4倍の各拡大文字を4分割して印字できるものとする。なお、テープ3aの幅W1とサーマルヘッド22の幅Hとの関係は、W1=1.4Hとする。
以下、図8に基づいて拡大文字の文字サイズを指定して分割印字する場合の例について説明する。
まず、ユーザーは、キー入力部83から拡大印字する文字データを入力し、また表示部84の設定画面を使って縦横が2H、3H及び4Hの中から所望する1つの拡大文字の文字サイズを設定する。設定した文字サイズはRAM72の所定の領域に記憶される。
そして、拡大文字の印字が指示されると、所定のイニシャル処理が行われ、分割印字カウンタNが4にセットされる(ステップS21)。
次に、設定された文字サイズに従って拡大文字のパターンが作成される(ステップS22)。例えば、縦横が2Hの文字サイズが設定されている場合には、縦横が2Hの拡大文字のパターンが作成され、縦横が3Hの文字サイズが設定されている場合には、縦横が3Hの拡大文字のパターンが作成され、縦横が4Hの文字サイズが設定されている場合には、縦横が4Hの拡大文字のパターンが作成されることになる。
次に、その拡大パターンを縦方向に4分割したうちの最初の一つの文字パターンの印字が行われる(ステップS23)。このとき、設定された文字サイズに応じてサーマルヘッド22の所定の範囲で発熱体が駆動されて印字が行われる。すなわち、縦横が2Hの文字サイズが設定されている場合には、サーマルヘッド22の全幅Hに対して中央部の(1/2)Hの範囲で発熱体が駆動される。
また、縦横が3Hの文字サイズが設定されている場合には、サーマルヘッド22の中央部の(3/4)Hの範囲で発熱体が駆動される。また、縦横が4Hの文字サイズが設定されている場合には、サーマルヘッド22の全幅Hで発熱体が駆動される。
ステップS23の印字が終了すると、印字部分のテープが全カット部31により幅方向に切断されて切り離される(ステップS24)。次にテープ案内部65を作動させる(ステップS25)。
次に、設定された文字サイズに対応するハーフカットの切断位置のデータがROM71に設けられている切断位置テーブル110から読み出されてRAM72の所定のレジスタに設定される(ステップS26)。この切断位置の設定に用いる切断位置テーブル110には、図9に示すように、縦横2H、3H、4Hのそれぞれの拡大文字サイズに対応して前述の図4に示すP点及びQ点の2つの切断位置のデータが記憶されている。
図9について説明すると、縦横が2Hの文字サイズでは、幅W1のテープ3aに4分割により印字をするため、1回の印字ではサーマルヘッド22の中央部の(1/2)Hが駆動範囲となり、上下側縁には(1/2)W1−(1/4)Hの幅の余白が生じる。従って、切断位置P点は基準点Oから(1/2)W1−(1/4)Hの距離だけ離れた位置にあり、切断位置Q点は基準点Oから(1/2)W1+(1/4)Hの距離だけ離れた位置にある。
また、縦横が3Hの文字サイズでは、サーマルヘッド22の中央部の(3/4)Hが駆動範囲であるため、上下側縁には(1/2)W1−(3/8)Hの幅の余白が生じる。従って、切断位置P点は基準点Oから(1/2)W1−(3/8)Hの距離だけ離れた位置にあり、切断位置Q点は基準点Oから(1/2)W1+(3/8)Hの距離だけ離れた位置にある。
さらに、縦横が4Hの文字サイズでは、サーマルヘッド22の全幅が駆動範囲であるため、上下側縁には(1/2)W1−(1/2)Hの幅の余白が生じる。従って、切断位置P点は基準点Oから(1/2)W1−(1/2)Hの距離だけ離れた位置にあり、切断位置Q点は基準点Oから(1/2)W1+(1/2)Hの距離だけ離れた位置にある。
これらの切断位置P点及びQ点はテープ3aに分割されて印字される拡大パターンのテープ幅方向の最端部となり、これらの切断位置よりテープ幅方向の両側縁部側が印字が行われない余白となる。
ステップS26の切断位置の設定の後に、ハーフカットキャリッジ56をテープ幅方向方向に移動させてテープ縁検知センサ82によりテープの幅方向の両側縁部の位置が検知され、正規のテープ搬送位置に対するシフト量の検出が行われ、その検出されたシフト量に基づいて先に設定した切断位置のデータを補正して再設定が行われる(ステップS27、S28)。
そして、その設定されたデータに基づく点Pの位置にハーフカット刃60を位置させ、テープを長さ方向に搬送してハーフカットを行い、また点Qの位置にハーフカット刃60を位置させ、テープを長さ方向に搬送してハーフカットを行う(ステップS29)。
このハーフカットが終了すると、テープは装置外にラベルとして排出され(ステップS30)、分割印字カウンタNがデクリメントされてその値が1かどうか判断される(ステップS31,S32)。
ステップS32でN=1ではないと判断されると、ステップS23に戻ってステップS32までの処理が繰り返されて4枚のラベルに拡大文字が4分割されて印字されることになる。
本発明の一実施形態に係る印字装置の構成を示す構成図。 その印字装置の一部の構成を示す構成図。 その印字装置におけるテープと印字機構と切断機構の位置関係及びテープの切断位置についての説明図である。 その印字装置の電気回路の構成を示すブロック図。 その印字装置の動作の流れを示すフローチャート。 その印字装置によりテープを切断して得られたラベルを示す平面図。 そのラベルの余白部分を取り除いて互に隣接するように並べた状態の平面図。 本発明の他の実施形態に係る印字装置の動作の流れを示すフローチャート。 その印字装置における切断位置テーブルの説明図。
符号の説明
1…印字装置
2…カセット
3…テープ
4…記録層
5…台紙層
6…接着剤層
7…テープ供給リール
8…インクリボン
9…リボン供給リール
10…リボン巻取りリール
11…カセット装着部
11a,11b,11c…テープ幅検知スイッチ
12…搬送路
21…プリンタ部
22…サーマルヘッド
23…プラテンローラ
24…リボン巻取り軸
31…全カット部
32…固定刃
33…回転刃ユニット
34…ガイドレール
35…回転刃キャリッジ
36…回転刃
37…モータ
41…テープ搬送部
42…モータ
43a,43b…フィードローラ
44a,44b…ピンチローラ
51…ハーフカット部
52…受台
53…ハーフカットユニット
54,55…ガイドレール
56…ハーフカットキャリッジ
57…ソレノイド
58…プランジャ
59…カッタホルダ
60…ハーフカット刃
65…テープ案内部
66…可動案内部材
67…案内面
68…ソレノイド
69…排出部
82…テープ縁検知センサ
100a〜100d…ラベル

Claims (8)

  1. 任意の文字を入力する入力手段と、入力された文字の拡大パターンを作成する拡大パターン作成手段と、記録用紙をその長さ方向に搬送する搬送手段と、記録用紙の幅方向に所定印字幅で印字可能な印字ヘッドを駆動して、搬送される記録用紙の長さ方向に沿って並ぶ複数の各領域に対して前記拡大パターン作成手段により作成される拡大パターンを分割して印字する印字手段とを備えた印字装置において、
    前記印字装置に使用される用紙幅の異なる複数の記録用紙のうちで前記印字ヘッドの前記所定印字幅より大きな用紙幅を有する記録用紙について、その記録用紙の幅方向の側縁部に印字後に生じる余白部分を切断するための切断位置のデータを記憶する余白切断位置記憶手段と、
    記録用紙を切断する切断手段と、
    記録用紙の用紙幅を設定する用紙幅設定手段と、
    前記切断手段及び前記搬送手段を制御する切断制御手段とを備え、
    前記切断制御手段は、前記用紙幅設定手段によって前記印字ヘッドの前記所定印字幅より大きい用紙幅の記録用紙が設定された場合にのみ、分割された拡大パターンが印字された記録用紙の幅方向の側縁部に生じる余白部分を切断すべく、前記切断手段及び前記搬送手段を制御して前記余白切断位置記憶手段に記憶された余白切断位置のデータに従って記録用紙の幅方向の側縁部をその長さ方向に沿って切断することを特徴とする印字装置。
  2. 更に、前記搬送手段によって搬送される記録用紙の幅方向のシフト量を検知するシフト量検知手段を備え、
    前記切断制御手段は、前記余白切断位置記憶手段に記憶される余白切断位置のデータと前記シフト量検知手段により検知されるシフト量のデータに基づいて、前記切断手段及び前記搬送手段を制御して記録用紙の切断を行うことを特徴とする請求項1に記載の印字装置。
  3. 前記用紙幅設定手段により設定される用紙幅と前記印字ヘッドの前記所定印字幅の大小を判断する判断手段を備え、
    前記判断手段により用紙幅が前記印字ヘッドの前記所定印字幅より小さい場合には、前記切断制御手段はその処理を行わないことを特徴とする請求項1又は2に記載の印字装置。
  4. 前記用紙幅設定手段は、記録用紙の用紙幅を検知する用紙幅検知手段により構成されていることを特徴とする請求項に記載の印字装置。
  5. 前記用紙幅設定手段は、記録用紙の用紙幅の値を入力設定する入力手段により構成されていることを特徴とする請求項に記載の印字装置。
  6. 更に、前記入力手段から入力され前記拡大パターン作成手段により作成される拡大パターンの拡大文字サイズを設定する文字サイズ設定手段を備えることを特徴とする請求項1ないし5に記載の印字装置。
  7. 前記切断手段は、前記印字手段によって印字が施される記録層を含んで複数層に構成される記録用紙の記録層を切断する機能を備え、
    前記切断制御手段は、前記切断手段を制御して、記録用紙の長さ方向に沿って記録層を切断することを特徴とする請求項1ないしのいずれかに記載の印字装置。
  8. 前記切断制御手段は、更に前記切断手段を制御して、記録用紙の長さ方向に沿って並ぶ前記複数の各領域の間で記録用紙の幅方向に沿って記録層を切断することを特徴とする請求項に記載の印字装置。
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