JP4250478B2 - モータ制御装置 - Google Patents

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Description

本発明は、複数のモータに同一の電源装置から給電するモータ制御装置に関するものである。
図7は、従来のモータ制御装置の一例を示すブロック図である。このモータ制御装置は、数値制御部10、各軸のサーボ制御部20x,20z、交流電源30、コンバータ部40、各軸のモータ50x,50z、から構成されている。数値制御部10は、プログラム入力部11、プログラム解釈部12、各軸の最大速度記憶部13、各軸の最大加速度記憶部14、及び関数発生部(A)15から構成され、サーボ制御部20x,20zは、位置・速度制御部21x,21z、インバータ制御部22x,22zから構成される。各軸のサーボ制御部は各軸のモータを独立に駆動することができる。
数値制御部10では、プログラム入力部11に入力された加工プログラムの内容からプログラム解釈部12が目標位置・回転数指令データMDを生成する。関数発生部(A)15は、最大速度記憶部13に設定した各軸の最大速度単位量Nx,Nzと、最大加速度記憶部14に設定した各軸の加速度単位量Ax,Azと目標位置・回転数指令データMDにより、各軸の速度単位量MPx,MPzを演算する。サーボ制御部20x,20zは、速度単位量MPx,MPzを時間積分することにより位置指令値を生成し、各軸のモータ50x,50zに取り付けられた位置検出器から送られる位置検出値からトルク指令値MTx,MTzを生成し、インバータ制御部22x,22zを介してモータ50x,50zに供給することによりモータを駆動する。コンバータ部40は、三相交流電源30を直流電圧に変換し、インバータ制御部22x,22zに供給する。最大速度単位量とは単位時間当たりのモータ速度であり、加速度単位量とは、単位時間当たりの速度単位量の変化分である。
下記の数1は、図7に示したモータ制御装置において、x,z軸のモータ50x,50zを動作させた場合に発生する出力を示したものである。
(数1)
Pn=(2π・Nn/60)×{(2π・Nn/60)×Jn/tn+Dn}
但し、nは軸名称を示す。
Pn:n軸の出力[W]
Nn:n軸のモータ速度[/min]
Jn:n軸のトータルイナーシャ[Kg・m^2]
tn:n軸の加速・減速時間[sec]
Dn:n軸の摩擦トルク[N・m]
複数軸が同時に起動した場合のモータ出力は、数1で算出した電力の総和であり、例えば、x,z軸の各モータを同時に起動させた場合の出力は下記の数2になる。
(数2)
Pa=ΣPn=Px+Pz
図8は、x軸とz軸の2つのモータを同時に起動した場合のモータ出力を示す図であり、説明を簡単にするために、2つのモータが同じ動きをした場合を想定する。(a)はモータの速度を示すグラフであり、tnはモータの加速・減速時間、tsは動作時間である。(b)はモータの出力トルクを示すグラフであり、(c)はモータの電力を示すグラフである。(d)は、2つのモータの合計出力を示すグラフである。このグラフより加速終了タイミング時に発生する出力が最大値となる。近年、加工サイクルタイムをより小さくするため、tnを小さくする、或いは、Nnを大きくすることが行われており、その結果、モータの合計出力が増加している傾向にある。なお、図8に示す記号は次の通りである。
Pa(t):モータ出力の総和[W]
Pn:n軸のモータ出力[W]
Tn(t):n軸のモータトルク[N・m]
Nn(t):n軸のモータ速度[rad/sec]
但し、nは軸名称
上述した従来のモータ制御装置は、予め設定された速度及び加速度でモータを駆動するため、複数のモータを同時に駆動したときには、加速時に大きな電力を給電する必要があり、減速時には大きな電力を電源に回生する必要がある。そのため、従来のモータ制御装置に電力を給電するコンバータ部は、複数のモータを同時に駆動したときに発生する最大出力を供給可能にする必要があり、かつコンバータ部に給電する電源設備においても、最大出力を給電できる設備が必要となる。そのため、同時に駆動する軸数が増大した場合は、前記コンバータ部の最大給電能力をアップすることによるコストアップや装置の大型化、及び電源設備の容量アップをしなければならないという問題点がある。
図9は、上記問題点を解決するために考案された従来のモータ制御装置の一例を示すブロック図であり、図7に示す従来例に対し、出力制限実行部16、出力制限を行う条件を記憶する出力制限条件記憶部17、出力制限時に使用する最大速度量を記憶する最大速度記憶部(B)18、出力制限時に使用する最大加速度量を記憶する最大加速度記憶部(B)19が新たに設定される。
図10は、出力制限実行部16の動作フローチャートの一例を示したものである。出力制限実行部16は、プログラム入力部11に入力されたプログラムより、プログラム解釈部12を介して与えられた目標位置・回転数指令MDの内容から、同時タイミングで起動指令が与えられた軸を検出する(ステップS1)。例えば、プログラム入力部11にN101行のプログラムが入力された場合は、起動指令が与えられる軸はz軸のみであると検出する。また、N103行のプログラムが入力された場合は、同時タイミングで起動指令が与えられる軸をx,z軸であると検出する。
N100 G01 F100 X200 Z300
N101 G00 Z200
N102 G01 F100 X300
N103 G00 X0 Z0
N104 G04 F2
N***:プログラム行インデックス
X***:X軸の目標座標
Z***:Z軸の目標座標
G01 F***:***mm/minでの切削送り指令
G00:早送り指令
G04 F***:***秒間の休止指令
さらに出力制限実行部16は、同時起動を検出した軸と出力制限条件記憶部17に設定された出力制限条件とが一致するか否かを判断し(ステップS2)、一致する場合には、出力制限時の速度N1n(nは軸名称)及び加速度A1n(nは軸名称)を関数発生部(A)15へ供給し(ステップS3)、同時起動を検出した軸と前記出力制限条件とが一致しない場合には、従来の速度Nn(nは軸名称)及び加速度An(nは軸名称)を関数発生部(A)15へ供給する(ステップS4)。つまり、出力制限条件が仮にx軸、z軸の2軸であれば、上記N101行のプログラムが入力された場合には、出力制限が実行されないが、N103行のプログラムが入力された場合には、出力制限が実行される。
出力制限時のモータ出力の総和は、数1及び数2より、下記の数3となる。
(数3)
P1a=ΣP1n
P1n=(2π・N1n/60)×{(2π・N1n/60)×Jn/t1n+Dn}
但し、nは軸名称を示す。
P1a:出力制限時のモータ出力の総和[W]
P1n:出力制限時のn軸加速時の出力[W]
N1n:出力制限時のn軸のモータ速度[/min]
t1n:出力制限時のn軸の加速時間[sec]
数3より、出力制限時のモータ速度N1nを従来のモータ速度Nnよりも小さく、出力制限時の加速時間t1nを従来の加速時間tnよりも大きく設定することにより、出力制限時のモータ出力の総和を従来のモータ出力の総和に対して小さくすることができる。
図11は、図9に示したモータ制御装置において、x軸とz軸の2つのモータを同時に起動し、出力制限が実行された場合のモータ出力と、図8に示した従来のモータ制御装置におけるモータ出力を比較した図である、なお、説明を簡単にするために、2つのモータが同じ動きをした場合を想定する。(a)はモータの速度を示すグラフであり、t1n(nは軸名称)は出力制限時のモータの加速・減速時間、ts1は出力制限時の動作時間である。(b)は出力トルクを示すグラフ、(c)はモータの電力を示すグラフ、(d)は、x,z軸モータの合計出力を示すグラフである。尚、図中の太線は出力制限時の結果であり、細線は出力制限をしない場合の結果である。これらのグラフより、出力制限が実行された場合に発生するモータ出力の総和は、出力制限をしない場合に対して小さくなっている。しかしながら、モータの動作時間は、出力制限を行ったため、出力制限をしない場合に対して長くなっている。なお、図11に示す記号は次の通りである。
P1a(t):各軸のモータ出力の総和[W]
P1n(t):出力制限時の各軸のモータ出力[W]
T1n(t):出力制限時の各軸のモータトルク[N・m]
N1n(t):出力制限時の各軸のモータ速度[rad/sec]
但し、nは軸名称を示す。
上述した出力制限を行っている従来のモータ制御装置は、瞬時出力を最小限に押さえることができるので、出力制限をしない従来のモータ制御装置よりも、安価にでき且つ用意する電源設備をより小さくすることができる。しかしながら、出力制限を行うと各モータの動作時間が長くなるため、頻繁に出力制限が行われる状況で使用する場合、加工サイクルタイムが長くなる等の問題が発生する。
本発明は、上述の問題点を解決するためになされたものであり、本発明の目的は、従来のモータ制御装置に対してサイクルタイムを長くすること無く、安価で且つより小さな電源装置で使用可能なモータ制御装置を提供することにある。
本発明は、複数のモータに同一の電源装置から給電するモータ制御装置において、指令された動作を行うため、複数のモータを同一タイミングで起動する必要が生じた場合に、前記指令された動作の実行時間を遅らせること無く、且つ、同一タイミングで加速する各軸のモータ出力の総和が電源電力を下回るように、モータの動作タイミング或いはモータ加速度或いはモータ速度の少なくとも1つを制限することにより達成できる。
本発明に係わるモータ制御装置によれば、指令された動作を行うため、例えば、複数のモータを同一タイミングで起動する必要が生じた場合に、前記指令された動作の実行時間が常に最短で、且つ、同一タイミングで加速する各軸のモータ出力の合計が電源電力を下回るようにモータの動作タイミング或いはモータ加速度或いはモータ速度の少なくとも1つを制限するので、従来のモータ制御装置に対してサイクルタイムを長くすること無く安価にでき、且つ、用意する電源設備をより小さくすることを実現できる。
図1は、本発明に係わるモータ出力制限実行部を有するモータ制御装置の一例を示すブロック図であり、図9に示す従来例と同一構成箇所は同符号を付して説明を省略する。本実施形態に関わるモータ制御装置は、例えば、NC工作機械に用いられるサーボモータを制御する際に利用することができる。また、本実施形態に係わるモータ制御装置では、許容最大出力記憶部60、加速度低減率設定部61、速度低減率設定部62、遅延時間設定部63が新たに追加される。
図2及び図3は、本実施形態に関わるモータ制御装置の出力制限実行部16の動作フローチャートの一例を示したものである。出力制限実行部16は、プログラム入力部11に入力されたプログラムより、プログラム解釈部12を介して与えられた目標位置・回転数指令MDの内容から、同時タイミングで起動指令が与えられた軸を検出する(ステップS1)。なお、本実施形態では、同時タイミングでモータが動作する場合におけるモータ制御について説明するが、本実施形態におけるモータ制御は、必ずしも同時タイミングで動作を開始するモータの制御には限られない。すなわち、複数のモータが同時タイミングで動作開始しなくても、所定の時間帯に動作を開始し、ある一定期間並行して動作するモータを制御の対象とすることもできる。さらに出力制限実行部16は、同時起動を検出した軸と出力制限条件記憶部17に設定された出力制限条件とが一致するか否かを判断し(ステップS2)、一致する場合にはステップS3へ移行し、同時起動を検出した軸と前記出力制限条件とが一致しない場合には、従来の速度Nn(nは軸名称)及び加速度An(nは軸名称)を関数発生部(A)15へ供給する(ステップS21)。
ステップS3では、同時タイミングで起動するモータの出力の算出を行い、これらの合計から最大出力を算出する。さらに出力制限実行部16は、ステップS3で算出された最大出力が許容最大出力記憶部60に設定された許容最大出力Pbを上回るかどうか判定し(ステップS4)、上回った場合はステップS5へ移行し、上回らない場合は、速度Nn(nは軸名称)及び加速度An(nは軸名称)を関数発生部(A)15へ供給する(ステップS41)。ステップS5では、同時タイミングで起動するモータの動作終了タイミングが同じであるかどうか検出し、同じである場合は、出力制限された速度N1n(nは軸名称)及び加速度A1n(nは軸名称)を関数発生部(A)15へ供給し(ステップS51)、同じでない場合は、ステップS6へ移行する。ステップS6では、出力制限を行っていない軸が2軸以上あるかどうかを検出し、もし出力制限を行っていない軸が2軸以上あればステップS7へ移行する。また、出力制限を行っていない軸が2軸以上なければ、最大許容出力Pbを用いて、下記の数4に従い許容電力のオーバ比率Vを演算し(ステップS61)、最大速度の変更を行うかどうかを判断し(ステップS62)、速度を変更する場合は、下記の数5の演算を行い、関数発生部(A)15で使用する最大速度単位量Nn’(nは軸名称)を決定する(ステップS63)。但し、この時の加速度単位量は、An(nは軸名称)を使用する。
(数4)
V=Pb/Pa
(数5)
Nn’=V^2×Nn
最大速度の変更を行う場合は、下記の数6の演算を行い、関数発生部(A)15で使用する最大加速度単位量An’(nは軸名称)を決定する(ステップS64)。但し、この時の速度単位量は、最大速度記憶部13の値であるNn(nは軸名称)を使用する。
(数6)
An’=V^2×An
ステップS7では、動作時間tsを算出し、次に動作終了時間が最も早い軸kを選択し、選択した軸kの動作時間tkを算出し(ステップS71)、tsとtkの差分tdを算出する(ステップS72)。次に、加速度低減率設定部61に設定された加速度低減率L、速度低減率設定部62に設定された速度低減率M、遅延時間設定部63に設定された遅延時間Nを用いて下記数7に従い動作終了時間が最も早いk軸の最大加速度単位量Ak‘、最大速度単位量Nk‘、動作遅延時間tp‘を決定する(ステップS8)。
(数7)
Ak‘=An×L
Nk‘=Nn×M
tp‘=N
次に、ステップS8にて算出された出力制限時の最大加速単位量、最大速度単位量、動作遅延時間をもとに動作終了時間ts1を算出し(ステップS81)、ステップS81で算出された動作終了時間ts1が、出力制限前の動作終了時間tsと同じであるかどうか判定し(ステップS9)、出力制限前と同じである場合は、出力制限時の最大加速度単位量、最大速度単位量、動作遅延時間をもとに各モータ出力の算出を行い、これらの合計から最大出力を算出する(ステップS91)。次にステップS91で算出された最大出力が許容最大出力を上回るどうか判定し(ステップS11)、上回った場合はステップS6の処理に戻り、上回らない場合は、ステップS8で決定した加速度An‘(nは軸名称)及び速度Nn’(nは軸名称)及び動作遅延時間tp’を関数発生部(A)15へ供給する。ステップS9にて、出力制限時の動作終了時間ts1が出力制限前の動作終了時間tsと同じでなかった場合は、加速度低減率設定部61に設定された加速度低減率変化量L1及び速度低減率設定部62に設定された速度低減率変化量M1、遅延時間設定部63に設定された遅延時間変化量N1を用いて、下記の数8に従い前記加速度低減率L及び速度低減速度低減率M及び遅延時間Nを変更し(ステップS10)、ステップS8に戻る。
(数8)
L=L+L1 (但し、L≦1)
M=M+L1 (但し、M≦1)
N=N+N1 (但し、N≦td)
図4は、図7に示した従来のモータ制御装置により、x軸とz軸の2つのモータを同時に起動した場合のモータ出力であり、x軸とz軸の動作終了タイミングが異なる場合の例である。(a)はモータの速度を示すグラフであり、tnはモータの加速・減速時間、tsは動作時間である。(b)はモータの出力トルクを示すグラフであり、(c)はモータの電力を示すグラフである。(d)は、2つのモータの合計出力を示すグラフである。
図5は、本発明のモータ制御装置において、下記数8に示した出力制限係数でx軸とz軸の2つのモータを同時に起動した場合のモータ出力であり、出力制限前のモータ動作は図4と同じである。
(数9)
L=1
M=1
N=tz
(a)はモータの速度を示すグラフであり、tn1はモータの加速・減速時間、ts1
は動作時間、tzは動作遅延時間である。(b)はモータの出力トルクを示すグラフであり、(c)はモータの電力を示すグラフである。(d)は、2つのモータの合計出力を示すグラフである。
図6は、本発明のモータ制御装置において、下記数9に示した出力制限係数でx軸とz軸の2つのモータを同時に起動した場合のモータ出力であり、出力制限前のモータ動作は図4と同じである。
(数10)
L=0.5
M=0.5
N=0
(a)はモータの速度を示すグラフであり、tn1はモータの加速・減速時間、ts1は動作時間である。(b)はモータの出力トルクを示すグラフであり、(c)はモータの電力を示すグラフである。(d)は、2つのモータの合計出力を示すグラフである。これらのグラフより、本発明のモータ制御装置により出力制限された場合、動作時間tsを変えることなく、モータ電力の合計を小さくすることができる。
本発明の実施形態の一例を示すモータ制御装置のブロック図である。 図1に示した出力制限実行部の動作フローチャートの一例である。 図1に示した出力制限実行部の動作フローチャートの一例である。 本発明による効果について説明する図である。 本発明による効果について説明する図である。 本発明による効果について説明する図である。 従来のモータ制御装置の一例を示すブロック図である。 モータで発生する電力についての説明図である。 従来のモータ制御装置の一例を示すブロック図である。 図9に示した出力制限実行部の動作フローチャートの一例である。 モータで発生する電力についての説明図である。
符号の説明
10 数値制御部、11 プログラム入力部、12 プログラム解釈部、13 最大速度記憶部、14 最大加速度記憶部、15 関数発生部(A)、16 出力制限実行部、17 出力制限条件記憶部、18 最大速度記憶部(B)、19 最大加速度記憶部(B)、20x X軸のサーボ制御部、20z Z軸のサーボ制御部、21x X軸の位置・速度制御部、21z Z軸の位置・速度制御部、22x X軸のモータを駆動するインバータ制御部、22z Z軸のモータを駆動するインバータ制御部、30 交流電源、40 コンバータ部、50x X軸のモータ、50z Z軸のモータ、60 許容最大出力記憶部、61 加速度低減率設定部、62 速度低減率設定部、63 遅延時間設定部。

Claims (12)

  1. 電源装置から給電されて動作する複数のモータを制御するモータ制御装置において、
    各モータの出力の総和を算出する出力算出手段と、
    指令された処理を行うために複数のモータを並行して動作する必要が生じた場合に、算出されたモータ出力総和が前記電源装置が給電可能な所定の許容最大出力超過か否かを判断する判断手段と、
    前記判断手段により許容最大出力超過と判断された場合に、前記並行して動作する複数のモータのうち、その動作終了時間が前記指令された処理の完了時間よりも早いモータを1以上選択する選択手段と、
    ータ出力総和が前記許容最大出力以下収まるように、選択したモータの動作開始時間を変更する動作開始時間変更手段と、
    を備えることを特徴とするモータ制御装置。
  2. 請求項1に記載のモータ制御装置において、
    前記動作開始時間変更手段は、
    各モータの動作開始時間のうち最も早い動作開始時間と、各モータの動作終了時間のうち最も遅い動作終了時間との間に、選択したモータの動作開始時間および動作終了時間が収まるように、選択したモータの動作開始時間を変更することを特徴とするモータ制御装置。
  3. 請求項1または2に記載のモータ制御装置において、
    前記選択手段は、動作終了時間が他のモータと比較して早いモータを優先的に選択することを特徴とするモータ制御装置。
  4. 請求項1乃至3のいずれか一つに記載のモータ制御装置において、
    前記動作開始時間変更手段は、各モータの動作開始時間が同時であり、かつ、算出されたモータ出力総和が所定の許容最大出力超過の場合に、モータ出力総和が前記許容最大出力以下に収まるように、選択したモータの動作開始時間を変更することを特徴とするモータ制御装置。
  5. 電源装置から給電されて動作する複数のモータを制御するモータ制御装置において、
    各モータの出力の総和を算出する出力算出手段と、
    指令された処理を行うために複数のモータを並行して動作する必要が生じた場合に、算出されたモータ出力総和が前記電源装置が給電可能な所定の許容最大出力超過か否かを判断する判断手段と、
    前記判断手段により許容最大出力超過と判断された場合に、前記並行して動作する複数のモータのうち、その動作終了時間が前記指令された処理の完了時間よりも早いモータを1以上選択する選択手段と、
    ータ出力総和が前記許容最大出力以下に収まるように、選択したモータのモータ加速度を変更する加速度変更手段と、
    を備えることを特徴とするモータ制御装置。
  6. 請求項5に記載のモータ制御装置において、
    前記加速度変更手段は、
    各モータの動作開始時間のうち最も早い動作開始時間と、各モータの動作終了時間のうち最も遅い動作終了時間との間に、選択したモータの動作開始時間および動作終了時間が収まるように、選択したモータの加速度を変更することを特徴とするモータ制御装置。
  7. 請求項5または6に記載のモータ制御装置において、
    前記選択手段は、動作終了時間が他のモータと比較して早いモータを優先的に選択することを特徴とするモータ制御装置。
  8. 請求項5乃至7のいずれか一つに記載のモータ制御装置において、
    前記加速度変更手段は、各モータの動作開始時間が同時であり、かつ、算出されたモータ出力総和が所定の許容最大出力超過の場合に、モータ出力総和が前記許容最大出力以下に収まるように、選択したモータのモータ加速度を変更することを特徴とするモータ制御装置。
  9. 電源装置から給電されて動作する複数のモータを制御するモータ制御装置において、
    各モータの出力の総和を算出する出力算出手段と、
    指令された処理を行うために複数のモータを並行して動作する必要が生じた場合に、算出されたモータ出力総和が前記電源装置が給電可能な所定の許容最大出力超過か否かを判断する判断手段と、
    前記判断手段により許容最大出力超過と判断された場合に、前記並行して動作する複数のモータのうち、その動作終了時間が前記指令された処理の完了時間よりも早いモータを1以上選択する選択手段と、
    ータ出力総和が前記許容最大出力以下に収まるように、選択したモータのモータ速度を変更する速度変更手段と、
    を備えることを特徴とするモータ制御装置。
  10. 請求項9に記載のモータ制御装置において、
    前記速度変更手段は、
    各モータの動作開始時間のうち最も早い動作開始時間と、各モータの動作終了時間のうち最も遅い動作終了時間との間に、選択したモータの動作開始時間および動作終了時間が収まるように、選択したモータの速度を変更することを特徴とするモータ制御装置。
  11. 請求項9または10に記載のモータ制御装置において、
    前記選択手段は、動作終了時間が他のモータと比較して早いモータを優先的に選択することを特徴とするモータ制御装置。
  12. 請求項9乃至11のいずれか一つに記載のモータ制御装置において、
    前記速度変更手段は、各モータの動作開始時間が同時であり、かつ、算出されたモータ出力総和が所定の許容最大出力超過の場合に、モータ出力総和が前記許容最大出力以下に収まるように、選択したモータのモータ速度を変更することを特徴とするモータ制御装置。
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