JP4249370B2 - ラミネ−トチュ−ブ容器 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ラミネ−トチュ−ブ容器に関し、更に詳しくは、表面に美麗な印刷模様等を形成し得ることが可能であり、かつ、強度、腰等を有し、更に、酸素ガス、水蒸気等に対するバリア性、耐内容物性等に優れ、例えば、練り歯磨き、食品、化粧品、医薬品、その他等の内容物の充填包装に適するラミネ−トチュ−ブ容器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、ラミネ−トチュ−ブ容器は、通常、少なくとも、表面樹脂層、中間層、および、内面樹脂層を順次に積層して積層材を製造し、次いで、該積層材を使用し、その両端部の表面樹脂層と内面樹脂層との面を重ね合わせてその対向面をヒ−トシ−ルして筒状胴部を製造し、しかる後、該筒状胴部の一方の開口部に口部、肩部等からなる頭部を形成し、更に、これにキャップを螺合させ、他方、上記の筒状胴部の他方の開口部から内容物を充填し、しかる後、その開口部を密閉シ−ルして底部シ−ル部を形成して、ラミネ−トチュ−ブ容器からなる包装製品を製造している。
ところで、上記のようなラミネ−トチュ−ブ容器においては、通常、その胴部外周表面に、所望の絵柄模様と共に、品名、製造者、販売者、製造年月日、その他等の所定の事項を表示する印刷絵柄層が形成されている。
而して、上記の印刷絵柄層は、一般的に、ラミネ−トチュ−ブ容器を構成する表面樹脂層を形成する樹脂フィルム等の原反フィルムの裏面に、予め、グラビア印刷方式等により形成され、しかる後、これと、中間層、および、内面樹脂層等を構成する材料とを積層して積層材を製造し、次いで、該積層材を使用して、ラミネ−トチュ−ブ容器を製造している。
あるいは、上記の印刷絵柄層は、表面樹脂層、中間層、および、内面樹脂層を順次に積層して積層材を製造し、次いで、その積層材の表面に、予め、グラビア印刷方式、フレキソ印刷方式等により形成されるか、または、上記で製造した積層材を、更に、その両端部の表面樹脂層と内面樹脂層との面を重ね合わせてその対向面をヒ−トシ−ルして筒状胴部を製造し、しかる後、該筒状胴部の一方の開口部に口部、肩部等からなる頭部を形成してラミネ−トチュ−ブ容器を製造し、そのラミネ−トチュ−ブ容器を構成する胴部の外周表面に、オフセット印刷方式、シルク印刷方式、転写印刷方式等により形成されているものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記のラミネ−トチュ−ブ容器において、ラミネ−トチュ−ブ容器を構成する表面樹脂層を形成する樹脂フィルム等の原反フィルムの裏面に、予め、グラビア印刷方式等により印刷絵柄層を形成する場合には、樹脂フィルム等の原反フィルムに印刷絵柄層を形成し、次いで、これと、中間層、内面樹脂層等を構成する素材とを積層し、更に、筒状胴部、頭部等を形成してラミネ−トチュ−ブ容器を製造することから、例えば、積層時、筒状胴部形成時、あるいは、頭部形成時等において、不良品を製造すると、大量の原反フィルム等を無駄にするという問題点がある。
更に、ラミネ−トチュ−ブ容器を構成する表面樹脂層を形成する樹脂フィルム等の原反フィルムの裏面に、予め、印刷絵柄層を形成する場合には、それを使用したラミネ−トチュ−ブ容器を全て消費しないかぎり、次の新形態、新製品等からなるラミネ−トチュ−ブ容器に移行することができないという問題点もある。
また、上記の印刷絵柄層を積層材の表面に、予め、グラビア印刷方式、フレキソ印刷方式等により形成する場合、または、上記の印刷絵柄層をラミネ−トチュ−ブ容器を構成する胴部の外周表面に、オフセット印刷方式等により形成する場合には、一般に、積層材を構成する最表面層、または、ラミネ−トチュ−ブ容器を構成する胴部の外周最表面層は、ポリエチレン系樹脂フィルム等で構成されているので、いわゆる、ポリエチレン系樹脂フィルムのフィッシュアイと称される凹凸面により、印刷絵柄層を構成するインキの抜け等が発生し、美麗な印刷絵柄層等を構成することが極めて困難であり、印刷品質面において、大きな問題となるものである。
更に、上記のようなラミネ−トチュ−ブ容器において、その筒状胴部形成時、あるいは、頭部形成時等においては、あるいは、内容物を充填包装した包装製品においては、ラミネ−トチュ−ブ容器を構成する積層材が、強度を有し、一定の腰を有することが要求されるものであり、従来のラミネ−トチュ−ブ容器を構成する積層材においては、若干、強度に欠け、腰が不足し、ラミネ−トチュ−ブ容器製品において不良品を製造するという問題点がある。
また、上記のようなラミネ−トチュ−ブ容器においては、スタンディングチュ−ブ等のように直接店頭に陳列される場合、包装製品の搬送時に積み重ねにより、いわゆる、低加重ストレスクラックが発生し、陳列時に、底部シ−ル部から内容物が徐々に漏れ出すという問題点もある。
そこで本発明は、表面に美麗な印刷模様等を形成し得ることが可能であり、かつ、強度、腰等を有し、更に、酸素ガス、水蒸気等に対するバリア性、耐内容物性等に優れ、例えば、練り歯磨き、食品、化粧品、医薬品、その他等の内容物の充填包装に適するラミネ−トチュ−ブ容器を提供するものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本発明者は、上記のような問題点を解決すべく鋭意研究した結果、少なくとも、表面樹脂層、中間層、および、内面樹脂層を順次に積層した構成からなる積層材であり、更に、該積層材の両端部の最外層である表面樹脂層面と最内層である内面樹脂層面とを重ね合わせ、その対向面をヒ−トシ−ルして筒状胴部を構成し、更に、該筒状胴部の一方の開口部に、肩部、口部からなる頭部を設けたラミネ−トチュ−ブ容器において、上記の表面樹脂層として、シングルサイト系触媒により重合されたリニア低密度ポリエチレン樹脂を主成分とする透明ポリエチレン系樹脂層、低圧法高密度ポリエチレン樹脂を主成分とし、これに白色顔料を含む乳白ポリエチレン系樹脂層、および、シングルサイト系触媒により重合されたリニア低密度ポリエチレン樹脂を主成分とする透明ポリエチレン系樹脂層を順次に積層した積層体からなり、例えば、密度が、0.935g/cm3〜0.960g/cm3位からなるポリエチレン系樹脂を使用して構成した乳白ポリエチレン系樹脂層を含む多層樹脂層を使用し、また、中間層として、アルミニウム箔またはアルミニウム蒸着膜からなるバリア層を使用し、更に、内面樹脂層として、例えば、ポリエチレン系樹脂層を使用し、而して、これらを順次に積層した積層材を製造し、次いで、該積層体の表面に、例えば、フレキソ印刷方式等を使用してフレキソ印刷による所望の印刷絵柄層を形成し、しかる後、該積層材から筒状胴部を製造し、更に、該筒状胴部を使用し、その一方の開口部に、口部、肩部等からなる頭部を形成してラミネ−トチュ−ブ容器を製造し、次いで、該チュ−ブ容器の他方の開口部から、例えば、練り歯磨き等の内容物を充填包装して包装製品を製造したところ、使用する材料の無駄を防止し、かつ、その表面に美麗な印刷絵柄層を有し、更に、積層材の製造時、ラミネ−トチュ−ブ容器の製造時、内容物を充填包装する包装製品の製造時、あるいは、包装製品の貯蔵、販売時等において、十分に耐える強度、腰等を有し、また、低加重ストレスクラックに対しても充分な耐性を有し、内容物の漏洩等も認められず、また、デラミ等の現象もなく、内容物の保香性、保存性等に優れ、例えば、練り歯磨き、食品、化粧品、医薬品、その他等の内容物の充填包装に有用なラミネ−トチュ−ブ容器を製造し得ることを見出して本発明を完成したものである。
【0005】
すなわち、本発明は、少なくとも、表面樹脂層、中間層、および、内面樹脂層を順次に積層した構成からなる積層材であり、更に、該積層材の両端部の最外層である表面樹脂層面と最内層である内面樹脂層面とを重ね合わせ、その対向面をヒ−トシ−ルして筒状胴部を構成し、更に、該筒状胴部の一方の開口部に、肩部、口部からなる頭部を設けたラミネ−トチュ−ブ容器において、上記の表面樹脂層が、乳白ポリエチレン系樹脂層を含む多層樹脂層からなり、また、中間層が、アルミニウム箔またはアルミニウム蒸着膜からなるバリア層からなり、更に、内面樹脂層が、ポリエチレン系樹脂層からなることを特徴とするラミネ−トチュ−ブ容器に関するものである。
【0006】
【発明の実施の形態】
上記の本発明について以下に図面等を用いて更に詳しく説明する。
まず、本発明にかかるラミネ−トチュ−ブ容器の構成について図面を用いて説明すると、図1、図2、図3および図4は、本発明にかかるラミネ−トチュ−ブ容器を形成する積層材についてその層構成の二三例を示す概略的断面図であり、図4は、図1に示す積層材を使用して製造した本発明にかかるラミネ−トチュ−ブ容器の構成を示す概略的半断面図である。
【0007】
まず、本発明にかかるラミネ−トチュ−ブ容器を形成する積層材Aとしては、図1に示すように、外側から、少なくとも、表面樹脂層1、中間層2、および、内面樹脂層3を順次に積層した構成からなることを基本構造とするものである。
本発明にかかるラミネ−トチュ−ブ容器を形成する積層材について、具体的に例示すると、図2に示すように、少なくとも、表面樹脂層1、中間層2、および、内面樹脂層3を順次に積層した構成からなり、更に、上記の表面樹脂層1が、乳白ポリエチレン系樹脂層4を含む多層樹脂層5からなり、また、中間層2が、アルミニウム箔またはアルミニウム蒸着膜からなるバリア層6からなり、更に、内面樹脂層3が、ポリエチレン系樹脂層7からなる積層材A1 を使用することができる。
更に、本発明にかかるラミネ−トチュ−ブ容器を形成する積層材について、更に具体例を例示すると、図3に示すように、少なくとも、表面樹脂層1、中間層2、および、内面樹脂層3を順次に積層した構成からなり、更に、該表面樹脂層1が、透明ポリエチレン系樹脂層8、乳白ポリエチレン系樹脂層4a、および、透明ポリエチレン系樹脂層8を順次に積層した積層体5aからなり、また、中間層2が、アルミニウム箔またはアルミニウム蒸着膜からなるバリア層6からなり、更に、内面樹脂層3が、低密度ポリエチレン樹脂層7aからなる積層材A2 を使用することができる。
【0008】
更にまた、本発明にかかるラミネ−トチュ−ブ容器を形成する積層材について、更に別の具体例を例示すると、図4に示すように、少なくとも、表面樹脂層1、中間層2、および、内面樹脂層3を順次に積層した構成からなり、更に、該表面樹脂層1が、透明ポリエチレン系樹脂層8、乳白ポリエチレン系樹脂層4a、および、透明ポリエチレン系樹脂層8を順次に積層した積層体5aからなり、また、中間層2が、アルミニウム箔またはアルミニウム蒸着膜からなるバリア層6からなり、更に、内面樹脂層3が、線状低密度ポリエチレン樹脂層7bと低密度ポリエチレン樹脂層7aとの2層からなる積層材A3 を使用することができる。
而して、上記に例示した積層材は、その二三を例示したものであり、本発明は、上記に例示した構成からなる積層材に限定されるものではなく、種々の形態の積層材を使用することができる。
例えば、図示しないが、各層間には、用途、充填する内容物等によって、更に別の材料からなる層を設けることができ、また、その積層順序としては、任意に積層することができるものである。
【0009】
次に、本発明において、上記のような積層材を使用して、本発明にかかるラミネ−トチュ−ブ容器を製造する一例を挙げれば、図5は、上記の図1に示すチュ−ブ容器を形成する積層材Aを使用して製造した本発明にかかるラミネ−トチュ−ブ容器の構成を示す概略的半断面図である。
本発明においては、図5に示すように、まず、上記で製造した上記の図1に示すラミネ−トチュ−ブ容器を構成する積層材Aの表面に、例えば、フレキソインキ組成物を使用し、フレキソ印刷方式により、文字、図形、記号、絵柄、その他等のフレキソ印刷による印刷絵柄層(図示せず)を形成した後、該積層材Aを丸めて、該積層材Aの両端部の最外層である表面樹脂層面と最内層である内面樹脂層面とを重ね合わせ、その重合端部を溶着して溶着部11を形成して筒状胴部12を製造し、而して、該筒状胴部12をラミネ−トチュ−ブ容器を構成する胴部とするものである。
次いで、本発明においては、上記の筒状胴部12の一方の開口部の上部に、チュ−ブ容器を構成する肩部13、口部14等からなる頭部15を常法に従って形成し、しかる後、更に、上記の図5に示すように、上記で形成した頭部15の口部14に密閉するキャップ16を取り付けて、本発明にかかるラミネ−トチュ−ブ容器Rを製造するものである。
なお、上記で製造したラミネ−トチュ−ブ容器Rは、筒状胴部12の他方の開口部より、例えば、練り歯磨き等の内容物17を適量分だけ充填包装し、しかる後、該開口部を溶着して底溶着部18を形成して、内容物18を充填包装したラミネ−トチュ−ブ容器Rからなる包装製品Raを製造することができる。
上記に挙げた例は、本発明のラミネ−トチュ−ブ容器の一例を例示したにしか過ぎないものであり、これによって本発明は限定されるものではない。
勿論、本発明においては、上記の図2〜4に示す積層材を使用し、上記と同様にして、上記と同様に本発明にかかるラミネ−トチュ−ブ容器を製造することができることは言うまでもないことである。
【0010】
次に、本発明において、上記のような積層材、ラミネ−トチュ−ブ容器等を構成する材料、製造法等について説明する。
まず、本発明において、表面樹脂層を構成する材料としては、前述のように、積層材を丸めてその重合端部を溶着して筒状胴部を製造することから、加熱により溶融して相互に融着することができ、更に、押し出し成形が可能であるヒ−トシ−ル性を有する樹脂を使用して構成することが好ましく、特に、グラビア印刷方式、フレキソ印刷方式等により、印刷絵柄層を形成し得るヒ−トシ−ル性を有する樹脂を使用することが望ましいものである。
具体的には、上記のヒ−トシ−ル性を有する樹脂としては、例えば、低密度ポリエチレン(LDPE)、中密度ポリエチレン(MDPE)、高密度ポリエチレン(HDPE)、線状(直鎖状)低密度ポリエチレン(LLDPE)、ポリプロピレン、エチレン−酢酸ビニル共重合体、アイオノマ−樹脂、エチレン−アクリル酸共重合体、エチレン−アクリル酸エチル共重合体、エチレン−メタクリル酸共重合体、エチレン−メタクリル酸メチル共重合体、エチレン−プロピレン共重合体、メチルペンテンポリマ−、ポリブテンポリマ−、エチレン−アクリル酸共重合体、エチレン−メタクリル酸共重合体、ポリエチレンまたはポリプロピレン等のポリオレフィン系樹脂を不飽和カルボン酸を使用して酸変性した酸変性ポリオレフィン系樹脂、その他等の樹脂を使用することができる。
【0011】
更に、本発明においては、上記の表面樹脂層を構成する材料として、特に、メタロセン触媒を使用して重合したエチレン−α・オレフィン共重合体を使用することができる。
上記のメタロセン触媒を用いて重合したエチレン−α・オレフィン共重合体としては、例えば、二塩化ジルコノセンとメチルアルモキサンの組み合わせによる触媒等のメタロセン錯体とアルモキサンとの組み合わせによる触媒、すなわち、メタロセン触媒を使用して重合してなるエチレン−α・オレフィン共重合体を使用することができる。
メタロセン触媒は、現行の触媒が、活性点が不均一でマルチサイト触媒と呼ばれているのに対し、活性点が均一であることからシングルサイト触媒とも呼ばれているものである。
具体的には、三菱化学株式会社製の商品名「カ−ネル」、三井石油化学工業株式会社製の商品名「エボリュ−」、米国、エクソン・ケミカル(EXXON CHEMICAL)社製の商品名「エクザクト(EXACT)」、米国、ダウ・ケミカル(DOW CHEMICAL)社製の商品名「アフィニティ−(AFFINITY)、商品名「エンゲ−ジ(ENGAGE)」等のメタロセン触媒を用いて重合したエチレン−α・オレフィン共重合体を使用することができる。
【0012】
而して、本発明において、乳白ポリエチレン系樹脂層を含む多層樹脂層からなる表面樹脂層としては、例えば、上記のヒ−トシ−ル性樹脂を主成分とし、これに、白色顔料、その他等の添加剤を任意に添加して白色樹脂組成物を調製し、他方、上記と同様に、上記のヒ−トシ−ル性樹脂を主成分とし、これに白色顔料等を添加しない透明な樹脂組成物を調製し、次いで、上記で調製した白色樹脂組成物と透明な樹脂組成物とを使用し、例えば、Tダイ法、インフレ−ション法、その他等の成形法を用いて製造することができる。
具体的には、上記で調製した白色樹脂組成物と透明な樹脂組成物とを使用し、例えば、フィ−ドブロック法、マルチマニホ−ルド法等の多層Tダイキャスト成形法、あるいは、多層インフレ−ション成形法、更には、その他等の成形方法を使用して、透明ポリエチレン系樹脂層、乳白ポリエチレン系樹脂層、および、透明ポリエチレン系樹脂層の3層を順次に積層した積層体からなる表面樹脂層を形成することができる。
【0013】
而して、本発明においては、表面樹脂層として、上記のような乳白ポリエチレン系樹脂層を含む多層樹脂層を使用することにより、例えば、その最表面に存在する透明なポリエチレン系樹脂層が、乳白ポリエチレン系樹脂層を構成するポリエチレン系樹脂層によるフィッシュアイと称される凹凸面を平滑化して平らにすることができ、これにより、グラビア印刷方式、あるいは、フレキソ印刷方式等による印刷適性を大幅に向上させることができ、印刷絵柄層を構成するインキの抜け等の発生を防止し、極めて美麗な印刷絵柄層等を形成することができ、印刷品質面による不良品の発生を改善することができるものである。
更に、本発明においては、表面樹脂層を形成する場合、乳白ポリエチレン系樹脂層を構成するポリエチレン系樹脂として、密度0.935g/cm3 〜0.960g/cm3 からなるポリエチレン系樹脂を使用する場合には、強度、腰等に優れた積層材を製造することができるという利点を有するものである。
更に、上記のような強度、腰等に優れた積層材を使用することにより、ラミネ−トチュ−ブ容器を製造における筒状胴部形成時、あるいは、頭部形成時等においては、あるいは、内容物を充填包装した包装製品においては、不良品の発生等を防止し得るものである。
なお、本発明において、表面樹脂層の膜厚としては、25μmないし300μm位、好ましくは、30μmないし150μm位が望ましいものである。
更に、本発明において、上記の透明ポリエチレン系樹脂層、乳白ポリエチレン系樹脂層、および、透明ポリエチレン系樹脂層の3層を順次に積層した積層体からなる表面樹脂層においては、表面と裏面とを構成する透明ポリエチレン系樹脂層の膜厚が、10μmないし50μm位、中間を構成する乳白ポリエチレン系樹脂層の膜厚が、50μmないし130μm位が好ましいものである。
【0014】
次に、本発明において、内面樹脂層を構成する材料としては、前述の表面樹脂層を構成する材料と同様に、熱によって溶融し相互に融着し得るものであり、更に、押し出し成形が可能であればよく、例えば、低密度ポリエチレン(LDPE)、中密度ポリエチレン(MDPE)、高密度ポリエチレン(HDPE)、直鎖状(線状)低密度ポリエチレン(LLDPE)、ポリプロピレン、エチレン−酢酸ビニル共重合体、アイオノマ−樹脂、エチレン−アクリル酸エチル共重合体、エチレン−アクリル酸共重合体、エチレン−メタクリル酸共重合体、エチレン−プロピレン共重合体、メチルペンテンポリマ−、ポリエチレン若しくはポリプロピレン等のポリオレフィン系樹脂をアクリル酸、メタクリル酸、マレイン酸、無水マレイン酸、フマ−ル酸、イタコン酸、その他等の不飽和カルボン酸で変性した酸変性ポリオレフィン系樹脂、ポリ酢酸ビニル系樹脂、ポリエステル系樹脂、ポリスチレン系樹脂、その他等の樹脂の1種ないしそれ以上からなる樹脂を使用することができる。
【0015】
更に、本発明において、上記の内面樹脂層を構成する材料として、前述の表面樹脂層を構成する材料と同様に、メタロセン触媒を使用して重合したエチレン−α・オレフィン共重合体を使用することができる。
上記のメタロセン触媒を用いて重合したエチレン−α・オレフィン共重合体としては、例えば、二塩化ジルコノセンとメチルアルモキサンの組み合わせによる触媒等のメタロセン錯体とアルモキサンとの組み合わせによる触媒、すなわち、メタロセン触媒を使用して重合してなるエチレン−α・オレフィン共重合体を使用することができる。
メタロセン触媒は、現行の触媒が、活性点が不均一でマルチサイト触媒と呼ばれているのに対し、活性点が均一であることからシングルサイト触媒とも呼ばれているものである。
具体的には、三菱化学株式会社製の商品名「カ−ネル」、三井石油化学工業株式会社製の商品名「エボリュ−」、米国、エクソン・ケミカル(EXXON CHEMICAL)社製の商品名「エクザクト(EXACT)」、米国、ダウ・ケミカル(DOW CHEMICAL)社製の商品名「アフィニティ−(AFFINITY)、商品名「エンゲ−ジ(ENGAGE)」等のメタロセン触媒を用いて重合したエチレン−α・オレフィン共重合体を使用することができる。
【0016】
而して、本発明において、ポリエチレン系樹脂層からなる内面樹脂層としては、例えば、上記の樹脂の1種ないし2種以上を主成分とし、これに、所望の添加剤を任意に添加して樹脂組成物を調製し、次いで、上記で調製した樹脂組成物を使用し、例えば、Tダイ法、インフレ−ション法、その他等の成形法を用いて製造することができる。
本発明において、ポリエチレン系樹脂層からなる内面樹脂層としては、具体的には、低密度ポリエチレン系樹脂または線状低密度ポリエチレン系樹脂を主成分とし、これに、所望の添加剤を任意に添加して低密度ポリエチレン系樹脂組成物または線状低密度ポリエチレン系樹脂組成物を調製し、次いで、上記で調製した低密度ポリエチレン系樹脂組成物または線状低密度ポリエチレン系樹脂組成物を使用し、例えば、Tダイ法、インフレ−ション法、その他等の成形法を用いて製造する低密度ポリエチレン系樹脂層または線状低密度ポリエチレン系樹脂層を使用することができる。
更に、本発明において、ポリエチレン系樹脂層からなる内面樹脂層としては、別の具体例を挙げれば、上記で調製した低密度ポリエチレン系樹脂組成物と線状低密度ポリエチレン系樹脂組成物とを使用し、例えば、フィ−ドブロック法、マルチマニホ−ルド法等の多層Tダイキャスト成形法、あるいは、多層インフレ−ション成形法、更には、その他等の成形方法を使用して製造する線状低密度ポリエチレン系樹脂層と低密度ポリエチレン系樹脂層との2層からなる内面樹脂層を使用することができる。
上記において、内面樹脂層を構成する低密度ポリエチレン系樹脂層は、内容物に対する低臭味に優れ、また、内面樹脂層を構成する線状低密度ポリエチレン系樹脂層は、強度等に優れ、腰等の向上を図ることができるものである。
従って、上記の線状低密度ポリエチレン系樹脂層と低密度ポリエチレン系樹脂層との2層からなる内面樹脂層を使用する場合には、低密度ポリエチレン系樹脂層を内容物と接する側に配置することが好ましいものである。
【0017】
更にまた、本発明において、上記のような内面樹脂層を構成する樹脂として、特に、線状低密度ポリエチレン系樹脂を使用する場合には、線状低密度ポリエチレン系樹脂は、粘着性を有することから破断の伝搬が少なく耐衝撃性を向上させるという利点があるものであり、また、内層は常時内容物等に接触していることから、耐環境ストレスクラッキング性の劣化を防止するためにも有効なものであるという利点を有するものである。
また、本発明においては、線状低密度ポリエチレン系樹脂に、他の樹脂をブレンドすることもでき、例えば、エチレン−ブテン共重合体等をブレンドすることにより、若干、耐熱性に劣り高温環境下ではシ−ル安定性が劣化する傾向があるものの、引き裂き性が向上し、易開封性に寄与するという利点がある。
更に、本発明において、上記のようなヒ−トシ−ル性を有する樹脂としての線状低密度ポリエチレン系樹脂としては、具体的には、メタロセン触媒を用いて重合したエチレン−α・オレフィン共重合体を使用することができる。
【0018】
上記のメタロセン触媒を用いて重合したエチレン−α・オレフィン共重合体としては、前述の二塩化ジルコノセンとメチルアルモキサンの組み合わせによる触媒等のメタロセン錯体とアルモキサンとの組み合わせによる触媒、すなわち、メタロセン触媒を使用して重合してなるエチレン−α・オレフィン共重合体を使用することができる。
メタロセン触媒は、現行の触媒が、活性点が不均一でマルチサイト触媒と呼ばれているのに対し、活性点が均一であることからシングルサイト触媒とも呼ばれているものである。
具体的には、三菱化学株式会社製の商品名「カ−ネル」、三井石油化学工業株式会社製の商品名「エボリュ−」、米国、エクソン・ケミカル(EXXON CHEMICAL)社製の商品名「エクザクト(EXACT)」、米国、ダウ・ケミカル(DOW CHEMICAL)社製の商品名「アフィニティ−(AFFINITY)、商品名「エンゲ−ジ(ENGAGE)」等のメタロセン触媒を用いて重合したエチレン−α・オレフィン共重合体を使用することができる。
本発明において、上記のメタロセン触媒を用いて重合したエチレン−α・オレフィン共重合体を使用する場合には、低温ヒ−トシ−ル性が可能であるという利点を有するものである。
【0019】
次に、本発明において、中間層を構成する材料としては、例えば、ラミネ−トチュ−ブ容器を構成する基本素材としての、機械的、物理的、化学的、その他等において優れた性質を有し、特に、強度を有して強靱であり、かつ耐熱性を有する樹脂のフィルムないしシ−トを使用することができる。
具体的には、例えば、ポリエステル系樹脂、ポリアミド系樹脂、ポリアラミド系樹脂、ポリオレフィン系樹脂、ポリカ−ボネ−ト系樹脂、ポリアセタ−ル系樹脂、フッ素系樹脂、その他等の強靱な樹脂のフィルムないしシ−ト、その他等を使用することができる。
而して、上記の樹脂のフィルムないしシ−トとしては、未延伸フィルム、あるいは一軸方向または二軸方向に延伸した延伸フィルム等のいずれのものでも使用することができる。
そのフィルムの厚さとしては、5μmないし100μm位、好ましくは、10μmないし50μm位が望ましい。
【0020】
また、本発明において、上記の中間層を構成する材料としては、例えば、酸素ガス、水蒸気等に対するバリア性素材、太陽光等に対する遮光性素材、あるいは、内容物に対する保香性等を有する素材等を使用することができる。
具体的には、上記のバリア性素材としては、例えば、アルミニウム箔、あるいは、アルミニウム等の蒸着薄膜を有する樹脂のフィルムないしシ−ト等からなるバリア層を使用することができる。
上記のアルミニウム箔としては、厚さ5μm〜20μm位のアルミニウム箔を使用することができ、また、アルミニウム等の蒸着薄膜を有する樹脂のフィルムないしシ−トとしては、 例えば、真空蒸着法、スパッタリング法、イオンプレ−ティング法クラスタ−イオンビ−ム法等の物理気相成長法(PhysicalVapor Deposition法、PVD法)等を利用して、樹脂のフィルムの上に、アルミニウム等の金属の蒸着薄膜を形成した樹脂のフィルムないしシ−トを使用することができる。
更に、具体的に説明すると、例えば、巻き取り式蒸着機を使用し、真空チャンバ−の中で、巻き出しロ−ルから出た樹脂のフィルムを蒸着チャンバ−の中に入れ、ここで、るつぼで熱せられた蒸着源を蒸発させ、更に、必要ならば、酸素吹き出し口より酸素等を噴出させながら、冷却したコ−ティングドラム上の樹脂のフィルムの上に、マスクを介してアルミニウム等の金属の蒸着膜を成膜化し、次いで蒸着薄膜を形成した樹脂のフィルムを巻き取りロ−ルに巻き取ることによって、アルミニウム等の金属の蒸着薄膜を有する樹脂のフィルムを製造することができる。
而して、本発明においては、上記のようなアルミニウム等の金属の蒸着薄膜を有する樹脂のフィルムにおいて、酸素ガス、あるいは、水蒸気等が透過することを阻止し、これらに対するバリア−性基材としての機能を奏するものである。
【0021】
上記において、アルミニウムの蒸着薄膜の厚さとしては、十分なバリア−性を得るために、通常、50Å〜3000Å位であることが好ましく、特に、本発明においては、100Å〜2000Å位が望ましい。
また、上記のアルミニウムの蒸着薄膜を支持する樹脂のフィルムとしては、例えば、ポリエステルフィルム、ポリアミドフィルム、ポリオレフィンフィルム、ポリ塩化ビニルフィルム、ポリカ−ボネ−トフィルム、ポリ塩化ビニリデンフィルム、ポリビニルアルコ−ルフィルム、エチレン−酢酸ビニル共重合体ケン化物フィルム、その他等を使用することができる。
上記の樹脂のフィルムの表面は、予め、蒸着膜の密着性を高めるために、例えば、蒸着プライマ−等をコ−ティングすることができ、その他、所要の前処理を任意に施すことは可能である。
【0022】
また、本発明において、バリア性素材、あるいは、保香性等を有する素材等としては、例えば、ポリ塩化ビニリデン系樹脂、ポリエステル系樹脂、MXDポリアミド系樹脂、エチレン−酢酸ビニル共重合体(酢酸ビニルがおよそ79〜92wt%)を完全ケン化したエチレン含有率25〜50モル%のエチレン−ビニルアルコ−ル共重合体、ポリビニルアルコ−ル、ポリアクリロニトリル、その他等のガスバリア−性に富む樹脂のフィルムないしシ−ト、あるいは、コ−ティング膜を使用することができる。
【0023】
次にまた、本発明においては、中間層を構成する材料としては、例えば、太陽光等の光を遮光する性質を有する遮光性素材、あるいは、水蒸気、水等を透過しない性質等を有する耐水性素材を使用することができ、これは、単体の基材でもよく、あるいは二種以上の基材を組み合わせてなる複合基材等であってもよい。
具体的には、例えば、水蒸気、水等のバリア−性を有する耐水性素材としては、例えば、低密度ポリエチレン、中密度ポリエチレン、高密度ポリエチレン、直鎖状低密度ポリエチレン、ポリプロピレン、エチレン−プロピレン共重合体等の樹脂のフィルムないしシ−ト等を使用することができ、また、遮光性素材としては、例えば、樹脂に顔料等の着色剤、更に、その他等の所望の添加剤を加えて混練してフィルム化してなる遮光性を有する各種の着色樹脂のフィルムないしシ−ト等を使用することができる。
これらの材料は、一種ないしそれ以上を組み合わせて使用することができる。
上記のフィルムないしシ−トの厚さとしては、任意であるが、通常、5μmないし300μm位、更には、10μmないし100μm位が望ましい。
【0024】
ところで、通常、ラミネ−トチュ−ブ容器は、物理的にも化学的にも過酷な条件におかれることから、かかる容器を構成する積層材には、厳しい包装適性が要求され、変形防止強度、落下衝撃強度、耐ピンホ−ル性、耐熱性、密封性、品質保全性、作業性、衛生性、その他等の種々の条件が要求され、このために、本発明においては、上記のような材料の他に、上記のような諸条件を充足するその他の材料を任意に使用することができ、具体的には、例えば、低密度ポリエチレン、中密度ポリエチレン、高密度ポリエチレン、線状低密度ポリエチレン、ポリプロピレン、エチレン−プロピレン共重合体、エチレン−酢酸ビニル共重合体、アイオノマ−樹脂、エチレン−アクリル酸エチル共重合体、エチレン−アクリル酸またはメタクリル酸共重合体、メチルペンテンポリマ−、ポリブテン系樹脂、ポリ塩化ビニル系樹脂、ポリ酢酸ビニル系樹脂、ポリ塩化ビニリデン系樹脂、塩化ビニル−塩化ビニリデン共重合体、ポリ(メタ)アクリル系樹脂、ポリアクリルニトリル系樹脂、ポリスチレン系樹脂、アクリロニトリル−スチレン共重合体(AS系樹脂)、アクリロニトリル−ブタジェン−スチレン共重合体(ABS系樹脂)、ポリエステル系樹脂、ポリアミド系樹脂、ポリカ−ボネ−ト系樹脂、ポリビニルアルコ−ル系樹脂、エチレン−酢酸ビニル共重合体のケン化物、フッ素系樹脂、ジエン系樹脂、ポリアセタ−ル系樹脂、ポリウレタン系樹脂、ニトロセルロ−ス、その他等の公知の樹脂のフィルムないしシ−トから任意に選択して使用することができる。
その他、例えば、セロハン等のフィルム、合成紙等も使用することができる。
本発明において、上記のフィルムないしシ−トは、未延伸、一軸ないし二軸方向に延伸されたもの等のいずれのものでも使用することができる。
また、その厚さは、任意であるが、数μmから300μm位の範囲から選択して使用することができる。
更に、本発明においては、フィルムないしシ−トとしては、押し出し成膜、インフレ−ション成膜、コ−ティング膜等のいずれの性状の膜でもよい。
【0025】
上記のその他の材料としては、具体的には、例えば、酸素ガス、水蒸気等に対するバリア性、および/または、充填包装する内容物中に含まれる香料成分等の吸着が少なく保香性等に富み、更に、変味、異臭等を生じない性質を有し、かつ、押し出し成形が可能である樹脂を使用することができる。
具体的には、例えば、ポリアクリル系樹脂、ポリメタクリル系樹脂、ポリアクリロニトリル系樹脂、ポリメタクリロニトリル系樹脂、ポリスチレン系樹脂、ポリカ−ボネ−ト系樹脂、ポリエチレンテレフタレ−ト系樹脂若しくはそのエチレン成分および/またはテレフタレ−ト成分の一部を他のジまたはたその以上の多価アルコ−ル成分またはジカルボン酸成分で共重合ないし変性した樹脂あるいはポリエチレンナフタレ−ト系樹脂等のポリエステル系樹脂、ポリアミド系樹脂、エチレン−酢酸ビニル共重合体のケン化物、ポリビニルアルコ−ル系樹脂、ポリ塩化ビニル系樹脂、ポリ塩化ビニリデン系樹脂、その他等の樹脂を使用することができる。
而して、本発明においては、上記の樹脂の中でも、保香性を有すると共に酸素ガスあるいは水蒸気等に対するバリア性を有する樹脂を使用することが望ましく、具体的には、例えば、エチレン−酢酸ビニル共重合体のケン化物、ポリアミド系樹脂、ポリアクリロニトリル系樹脂、または、ポリエステル系樹脂等からなる保香性、バリア性等に富む樹脂を使用することが望ましいものである。
【0026】
次に、上記の本発明において、上記のような材料を使用して、本発明にかかるラミネ−トチュ−ブ容器を形成する積層材を製造する方法について説明すると、かかる方法としては、通常の包装材料を製造するときに使用するラミネ−ト法、例えば、ウエットラミネ−ション法、ドライラミネ−ション法、無溶剤型ドライラミネ−ション法、押し出しラミネ−ション法、Tダイ共押し出し成形法、共押し出しラミネ−ション法、インフレ−ション法、その他等の任意の方法で行うことができる。
而して、本発明においては、上記のラミネ−トを行う際に、必要ならば、例えば、コロナ処理、オゾン処理等の前処理をフィルムに施すことができ、また、例えば、イソシアネ−ト系(ウレタン系)、ポリエチレンイミン系、ポリブタジェン系、有機チタン系等のアンカ−コ−ティング剤、あるいはポリウレタン系、ポリアクリル系、ポリエステル系、エポキシ系、ポリ酢酸ビニル系、セルロ−ス系、その他等のラミネ−ト用接着剤等の公知のアンカ−コ−ト剤、ラミネ−ト用接着剤等を任意に使用することができる。
【0027】
ところで、上記のような積層材の製造法において、押し出しラミネ−トする際の接着性樹脂層を構成する押し出し樹脂としては、例えば、ポリエチレン、エチレン−α・オレフィン共重合体、ポリプロピレン、ポリブテン、ポリイソブテン、ポエイソブチレン、ポリブタジエン、ポリイソプレン、エチレン−メタクリル酸共重合体、あるいはエチレン−アクリル酸共重合体等のエチレンと不飽和カルボン酸との共重合体、あるいはそれらを変性した酸変性ポリオレフィン系樹脂、エチレン−アクリル酸エチル共重合体、アイオノマ−樹脂、エチレン−酢酸ビニル共重合体、その他等を使用することができる。
また、本発明において、ドライラミネ−トする際の接着剤層を構成する接着剤としては、具体的には、ドライラミネ−ト等において使用される2液硬化型ウレタン系接着剤、ポリエステルウレタン系接着剤、ポリエ−テルウレタン系接着剤、アクリル系接着剤、ポリエステル系接着剤、ポリアミド系接着剤、ポリ酢酸ビニル系接着剤、エボキシ系接着剤、ゴム系接着剤、その他等を使用することができる。
【0028】
次に、本発明においては、本発明にかかるラミネ−トチュ−ブ容器を製造するに際し、例えば、筒状胴部を製造する際のヒ−トシ−ルする方法としては、例えば、バ−シ−ル、回転ロ−ルシ−ル、ベルトシ−ル、インパルスシ−ル、高周波シ−ル、超音波シ−ル、火炎シ−ル等の公知の方法で行うことができる。
【0029】
次に本発明においては、上記で製造したラミネ−トチュ−ブ容器を形成する積層材を使用し、まず、その表面に、グラビア印刷方式、フレキソ印刷方式等を用いて、グラビアインキ、フレキソインキ等を使用し、文字、図形、記号、絵柄、その他等からなる印刷絵柄層を印刷、形成し、次いで、印刷絵柄層を形成した積層材を丸めてその重合端部を溶着して押し出しチュ−ブを構成する筒状胴部を製造し、次に、その筒状胴部の上方に、例えば、高密度ポリエチレン等を射出成形法、圧縮成形法、その他の成形法で成形溶着して肩部および口部等からなる頭部を形成し、しかる後、頭部を構成する口部にキャップを取り付けて、本発明にかかるラミネ−トチュ−ブ容器を製造することができる。
而して、本発明においては、上記で製造したラミネ−トチュ−ブ容器の下端部の開口部から充填包装する内容物を充填し、次いでその開口部をヒ−トシ−ルして底溶着部を形成して、ラミネ−トチュ−ブ容器からなる包装製品を製造することができる。
上記において、充填包装する内容物としては、例えば、練り歯磨き、化粧品、糊、練りがらし、練りわさび、クリ−ム、絵の具、軟膏、医薬品、その他等を挙げることができる。
上記において、ラミネ−トチュ−ブ容器の肩部、口部等からなる頭部を構成する材料として、上記のような高密度ポリエチレンの他に、更に、前述のメタロセン触媒を使用して重合したエチレン−α・オレフィン共重合体等を使用することもできる。
上記において、無地の積層材の表面に、グラビア印刷、フレキソ印刷等を行う代りに、無地の積層材から無地の筒状胴部を形成し、その表面に、オフセット印刷等により印刷模様層を形成することもできるものである。
【0030】
なお、上記において、フレキソ印刷としては、凸版印刷の一種であり、フレキシブルな樹脂またはゴム凸版を用い、溶剤乾燥型のフレキソインキを用いて、文字、図形、記号、絵柄、その他等からなる所望の印刷絵柄層を印刷して形成するものである。
また、上記のフレキソインキとしては、ゴム凸版等を比較的侵さない、アルコ−ル系または水性のビヒクルを主体とした蒸発乾燥型インキ、あるいは、紫外線硬化型インキ等を使用することができるものである。
而して、本発明においては、フレキソ印刷方式等を用いることにより、無地の状態で積層材を製造し、その無地の積層材あるいは無地の筒状同部の表面に直接印刷して、所望の印刷絵柄層を形成することができるので、原反のまとめ生産が可能となり、その生産性の効率化、製造ロスの削減等を行うことができ、また、受注に応じて、必要数量だけ印刷することができ、製造ロスの削減、短納期化が可能となるものである。
すなわち、通常、プラスチックフィルム等の原反フィルムに印刷して所望の印刷絵柄層を形成し、しかる後、これに他のプラスチックフィルム等を積層して、印刷絵柄付きの積層材を製造しているため、受注からのリ−ドタイムが長くなり、また、各絵柄ごとにロットがわかれるなど、製造プロセス、製造コスト等を著しく不利にするものであるが、本発明は、そのような問題点を解消し得るという利点を有するものである。
【0031】
【実施例】
次に本発明について実施例を挙げて更に具体的に本発明を説明する。
実施例1
(1).シングルサイト系触媒により重合されたリニア低密度ポリエチレン樹脂を主成分とする樹脂組成物と、低圧法高密度ポリエチレン樹脂(密度=0.951、メルトインデックス、MI=1.0)を主成分とし、これに白色顔料(8重量%含有)を含む白色樹脂組成物とを使用し、多層インフレ−ション法により多層フィルム化成形を行い、膜厚30μmの透明なリニア低密度ポリエチレン樹脂層と膜厚80μmの乳白高密度ポリエチレン樹脂層と膜厚30μmの透明なリニア低密度ポリエチレン樹脂層との3層からなる厚さ140μmからなる多層乳白ポリエチレンフィルムを製造し、更に、その一方の面に、コロナ放電処理を施してコロナ処理面を形成した。
次に、上記で製造した多層乳白ポリエチレンフィルムのコロナ放電処理面に、エチレン−メタクリル酸共重合体を用いて、これを20μmに溶融押し出ししながら、厚さ10μmのアルミニウム箔を押し出しラミネ−トして積層した。
更に、上記で積層したアルミニウム箔の面に、エチレン−メタクリル酸共重合体を用いて、これを20μmに溶融押し出ししながら、厚さ70μmの低密度ポリエチレンフィルムを押し出しラミネ−トし、積層して積層材を製造した。
次に、上記で製造した積層材の多層乳白ポリエチレンフィルムの面に、コロナ放電処理後、そのコロナ処理面に、紫外線硬化型フレキソインキ組成物を使用し、フレキソ印刷法により、所望の印刷絵柄層を形成して、印刷絵柄層付き積層材を製造した。
(2).次に、上記で製造した積層材を使用し、まず、該積層材を打ち抜き加工してブランク板を製造し、背貼り部を、215℃、3秒間、3Kg/cm2 の熱溶着条件で、内面が内面側になるように、ヒ−トシ−ルして、直径35mm、高さ160mmのチュ−ブ容器の胴部となる円筒体を製造した。
次いで、上記ので製造した円筒体をラミネ−トチュ−ブ容器成形用のマンドレルに装着し、次に該円筒体の一方の端部に、常法により円錐台形状の肩部とそれに連続する細首の口頸部からなる頭部を、高密度ポリエチレン98.0重量部に、乳白顔料を2.0重量%添加した高密度ポリエチレン組成物を使用し、樹脂温度245℃で圧縮成形法で成形して、本発明にかかるラミネ−トチュ−ブ容器を製造した。
次に、上記の頭部を有する円筒体の口頸部に、キャップを螺旋し、次いで、円筒体の他方の開口部から、市販の歯磨き150gを充填し、次いで、該円筒体の開口部をヒ−トシ−ルして、ラミネ−トチュ−ブ容器からなる包装製品を製造した。
【0032】
実施例2
上記の実施例1において、積層材の多層乳白ポリエチレンフィルムの面に、フレキソ印刷法により、所望の印刷絵柄層を形成する代わりに、上記の実施例1と同様にして、積層材を製造した後、フレキソ印刷法により、所望の印刷絵柄層を形成しない無地の積層材を使用し、上記の実施例1と同様にして、ラミネ−トチュ−ブ容器の胴部となる円筒体を製造し、更に、その円筒体を使用して、その円筒体の一方の端部に、肩部と細首の口頸部からなる頭部を成形してラミネ−トチュ−ブ容器を製造し、次いで、そのラミネ−トチュ−ブ容器の胴部の外周表面に、上記の実施例1と同様にして、紫外線硬化型インキ組成物を使用し、オフセット印刷法により、所望の印刷絵柄層を形成して、印刷絵柄層付きの本発明にかかるラミネ−トチュ−ブ容器を製造した。
次に、上記の頭部を有する円筒体の口頸部に、キャップを螺旋し、次いで、円筒体の他方の開口部から、市販の歯磨き150gを充填し、次いで、該円筒体の開口部をヒ−トシ−ルして、ラミネ−トチュ−ブ容器からなる包装製品を製造した。
【0033】
実施例3
上記の実施例1において、アルミニウム箔の面に、厚さ70μmの低密度ポリエチレンフィルムを押し出しラミネ−トし、積層して積層材を製造する代わりに、まず、シングルサイト系触媒により重合されたリニア低密度ポリエチレン樹脂を主成分とする樹脂組成物と、高圧法低密度ポリエチレン樹脂を主成分する樹脂組成物とを使用し、多層インフレ−ション法により多層フィルム化成形を行い、膜厚70μmのリニア低密度ポリエチレン樹脂層と膜厚30μmの高圧法低密度ポリエチレン樹脂層との2層からなる膜厚100μmからなる多層ポリエチレンフィルムを製造し、次いで、上記の厚さ70μmの低密度ポリエチレンフィルムの代わりに、上記の膜厚100μmからなる多層ポリエチレンフィルムを使用し、それ以外は、上記の実施例1と全く同様にして、上記の実施例1と同様な積層材、ラミネ−トチュ−ブ容器、包装製品を製造した。
また、上記の実施例2と全く同様にして、上記の実施例2と同様な積層材、ラミネ−トチュ−ブ容器、包装製品を製造した。
【0034】
【発明の効果】
以上の説明で明らかな様に、本発明は、少なくとも、表面樹脂層、中間層、および、内面樹脂層を順次に積層した構成からなる積層材であり、更に、該積層材の両端部の最外層である表面樹脂層面と最内層である内面樹脂層面とを重ね合わせ、その対向面をヒ−トシ−ルして筒状胴部を構成し、更に、該筒状胴部の一方の開口部に、肩部、口部からなる頭部を設けたラミネ−トチュ−ブ容器において、上記の表面樹脂層として、例えば、密度が、0.935g/cm3 〜0.960g/cm3 位からなるポリエチレン系樹脂を使用して構成した乳白ポリエチレン系樹脂層を含む多層樹脂層を使用し、また、中間層として、アルミニウム箔またはアルミニウム蒸着膜からなるバリア層を使用し、更に、内面樹脂層として、例えば、ポリエチレン系樹脂層を使用し、而して、これらを順次に積層した積層材を製造し、次いで、該積層材から筒状胴部を製造し、更に、該筒状胴部を使用し、その一方の開口部に、口部、肩部等からなる頭部を形成してラミネ−トチュ−ブ容器を製造し、しかる後、該ラミネ−トチュ−ブ容器の表面に、例えば、フレキソ印刷方式等を使用してフレキソ印刷による所望の印刷絵柄層を形成し、次いで、該チュ−ブ容器の他方の開口部から、例えば、練り歯磨き等の内容物を充填包装して包装製品を製造して、使用する材料の無駄を防止し、かつ、その表面に美麗な印刷絵柄層を有し、更に、積層材の製造時、ラミネ−トチュ−ブ容器の製造時、内容物を充填包装する包装製品の製造時、あるいは、包装製品の貯蔵、販売時等において、十分に耐える強度、腰等を有し、また、低加重ストレスクラックに対しても充分な耐性を有し、内容物の漏洩等も認められず、また、デラミ等の現象もなく、内容物の保香性、保存性等に優れ、例えば、練り歯磨き、食品、化粧品、医薬品、その他等の内容物の充填包装に有用なラミネ−トチュ−ブ容器を製造し得ることができるというものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかるラミネ−トチュ−ブ容器を形成する積層材の層構成の一例を示す概略的断面図である。
【図2】本発明にかかるラミネ−トチュ−ブ容器を形成する積層材の層構成の一例を示す概略的断面図である。
【図3】本発明にかかるラミネ−トチュ−ブ容器を形成する積層材の層構成の一例を示す概略的断面図である。
【図4】本発明にかかるラミネ−トチュ−ブ容器を形成する積層材の層構成の一例を示す概略的断面図である。
【図5】図1に示す積層材を使用して製造した本発明にかかるラミネ−トチュ−ブ容器の構成を示す概略的半断面図である。
【符号の説明】
1 表面樹脂層
2 中間層
3 内面樹脂層
4 乳白ポリエチレン系樹脂層
4a 乳白ポリエチレン系樹脂層
5 多層樹脂層
5a 積層体
6 バリア層
7 ポリエチレン系樹脂層
7a 低密度ポリエチレン樹脂層
7b 線状低密度ポリエチレン樹脂層
8 透明ポリエチレン系樹脂層
11 溶着部
12 筒状胴部
13 肩部
14 口部
15 頭部
16 キャップ
17 内容物
18 底溶着部
A 積層材
1 積層材
2 積層材
3 積層材
R ラミネ−トチュ−ブ容器
Ra 包装製品

Claims (3)

  1. 少なくとも、表面樹脂層、中間層、および、内面樹脂層を順次に積層した構成からなる積層材であり、更に、該積層材の両端部の最外層である表面樹脂層面と最内層である内面樹脂層面とを重ね合わせ、その対向面をヒ−トシ−ルして筒状胴部を構成し、更に、該筒状胴部の一方の開口部に、肩部、口部からなる頭部を設けたラミネ−トチュ−ブ容器において、上記の表面樹脂層が、乳白ポリエチレン系樹脂層を含む多層樹脂層からなり、また、中間層が、アルミニウム箔またはアルミニウム蒸着膜からなるバリア層からなり、更に、内面樹脂層が、ポリエチレン系樹脂層からなり、かつ、表面樹脂層が、シングルサイト系触媒により重合されたリニア低密度ポリエチレン樹脂を主成分とする透明ポリエチレン系樹脂層、低圧法高密度ポリエチレン樹脂を主成分とし、これに白色顔料を含む乳白ポリエチレン系樹脂層、および、シングルサイト系触媒により重合されたリニア低密度ポリエチレン樹脂を主成分とする透明ポリエチレン系樹脂層を順次に積層した積層体からなることを特徴とするラミネ−トチュ−ブ容器。
  2. 乳白ポリエチレン系樹脂層を構成するポリエチレン系樹脂が、密度0.935g/cm3〜0.960g/cm3からなることを特徴とする上記の請求項1に記載するラミネ−トチュ−ブ容器。
  3. 内面樹脂層が、低密度ポリエチレン樹脂層、線状低密度ポリエチレン樹脂層、または、線状低密度ポリエチレン樹脂層と低密度ポリエチレン樹脂層との2層からなることを特徴とする上記の請求項1〜に記載するラミネ−トチュ−ブ容器。
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