JP4249192B2 - モジュール機器用電気機器 - Google Patents
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Description
このような電気機器構造では、モニターカメラ機器等のモジュール機器の接続に中継ハーネスを用いるためのスペースが必要で電気機器の小型化が困難で、且つ部品点数が多く、組立工数が多くなる問題があった。
特開2005−347243号公報には、基板接続用の中継ハーネスを略いた接続構造を開示するが、基板側にオス端子を設けてケース側に対応して設けたメス端子とを嵌合接続するものであり、嵌合接続用スペースが大きいだけでなく部品点数が多く、組立作業も大変であった。
ケースは、モジュール機器を装着するものであって外部機器との接続部を有する。
また、コネクタ端子は外部接続するためのコネクタを接続するものでありオスピン形状でもメス型ソケット形状でもよい。
中継コンタクトは複数の弾性接触片を有するものとすると、接続不良を効果的に防止出来る。
更に、複数の弾性接触片の長さを互いに異ならせたものとすると、弾性接触片毎に共振周波数が異なることになり、モジュール機器が車載用モニターカメラ等の場合に走行振動時における接続不良を効果的に防止出来る。
図1(a)は電気機器10と、電気機器10に装着するモジュール機器1とを分解した断面図を示し、図1(b)はそのモジュール機器1を電気機器10に装着した状態を示す。
なお、図1の下ケース30の断面は図2のa−a線断面図を示す。
モジュール機器1は、車載用のモニターカメラ機器を例に示してあり、CCD素子等の撮像素子(図示省略)とカメラレンズ2を基板3上に実装してあるとともに、基板3には電気回路、信号回路等を形成してある。
電気機器10は、上ケース20と下ケース30とからなる樹脂製のケース体と、コネクタ端子40と中継コンタクト50とを備えている。
下ケース30は、コネクタ嵌合部32と、基板取付部31とを有し、コネクタ嵌合部32と基板取付部31を連通させた取付孔33にはコネクタ端子40を配設してある。
コネクタ端子40は、下ケース30の射出成形時にインサート成形してもよく、取付孔33に後から圧入してもよい。
コネクタ嵌合部32は外部コネクタの嵌合可能な凹形に形成してあり、基板取付部31はコネクタ嵌合部32の反対側に、モジュール機器1の基板3の縁部の受け部31aとその内側に凹部31bを形成してある。
コネクタ端子40の基板取付部31の凹部31bには中継コンタクト50を係着して導通接続してある。
上ケース20はケース内にモジュール機器1を内装し、下ケース30に取り付けることで基板3が中継コンタクトと電気接続するようになっている。
図1に示した実施例は、上ケース20にレンズ収納部21と基板押圧部22とスナップ係止爪23とを有して、図1(b)に示すようにスナップ係止爪23を下ケース30の係止突起34にスナップ止めして下ケース30に取り付ける例を示すが、ケース内にモジュール機器を装着すると基板に設けた電気回路パターンあるいはパッド等と中継コンタクト50の弾性接触片52a、52bが電気接続するものであれば取付構造は問わない。
また、上ケース20は下ケース30に取り付けることでレンズ収納部21でモジュール機器1を覆って収納している。
図1(b)に示すように基板取付部31に取り付けられたモジュール機器1は上ケース20で押圧固定されつつ、中継コンタクト50と接続する。
そして、外部コネクタをコネクタ嵌合部32に嵌合してコネクタ端子40と接続することで、モジュール機器1と外部コネクタとが中継コンタクト50とコネクタ端子40を介して接続する。
このモジュール機器と中継コンタクトとコネクタ端子の接続構造については後述する。
電気機器10のケース体は上ケース20と下ケース30とで構成してあるが、モジュール機器を取付固定して、嵌合した外部コネクタとモジュール機器とを、コネクタ端子と中継コンタクトとを介して接続出来れば上ケース20は必ずしも設ける必要は無く、下ケース30のみでケース体を構成しても良い。
本実施例では図2に示すように、外部機器との接続本数が4点の場合を示し、コネクタ端40、中継コンタクト50は4組有しているが図3には代表的に1組のみ示す。
図3(a)に示すように、コネクタ端子40は金属製からなり断面矩形で略杆形の両端側にそれぞれコネクタ接続部41と中継コンタクトとの係着部42とを有して、コネクタ接続部41とコネクタの係着部42との間には、コネクタ端子40を取付孔33に取り付けるための押込部43と、取付孔33内周に係止する係止部44とを幅方向に突出させて設けてある。
図3(a)、図3(b)に示すようにコネクタ端子40は下ケースにおける基板取付部31側より、取付孔33に圧入してもよく、下ケースの射出成形時にインサート成形してもよい。
図1に示すようにコネクタ端子40は、一端にコネクタ接続部を有し、他端に中継コンタクト50との係着部42を有しており、コネクタ接続部41はコネクタ嵌合部31の外部コネクタの接続端子との対応位置に外部コネクタ嵌合方向に突出し、係着部42は基板取付部31に向けてモジュール機器1の取付方向に対向して突出している。
なお、コネクタ接続部はオス端子でもメス端子でもよい。
弾性接触片52a、52bの先端付近はモジュール機器側となる外側に向けて山形に折り曲げてその上に接点部52c、52dをそれぞれ形成してある。
中継コンタクト50の弾性接触片52a、52bの反対側にはコネクタ端子40のコネクタの係着部42に対応した矩形に開口する挿通孔55を設けて、その挿通孔55を挟む両側にベース部50aから延在させた2つの弾性挟持片51a、51bを設けてある。
図3(c)に示すように中継コンタクト50は、挿通孔55をコネクタ端子40の係着部42に挿通することで、弾性挟持片51a、51bの先端でコネクタの係着部42を弾性挟持してコネクタ端子40に係着する。
中継コンタクト50同士の間には図2に示すように中継コンタクト50を電気絶縁的に仕切る仕切部31cが設けてある。
図4(a)に示すようにモジュール機器1の基板3の下ケース30側面にはパターンや金属製パッドよりなる接続端子4が設けてある。
中継コンタクト50は、図3(b)に示すように中継コンタクトのベース部50aを下ケース30の中継コンタクト受け面35に載置するようにして、中継コンタクトの弾性挟持片51a、51bで挟持するようにコネクタ端子40の係着部42に係着することで、弾性接触片52a、52bを、その撓み弾性反発方向をモジュール機器1の取付方向と対向させ、弾性接触片52a、52bの接点部52c、52dをモジュール機器1の接続端子4との対応位置とするように形成してある。
よって図4(b)に示すようにモジュール機器1を基板取付部31に取付固定すると、各弾性接触片52a、52bの接点部52c、52dはモジュール機器1の接続端子4に弾性接触して接続する。
このとき、中継コンタクト50はベース部50aを下ケースの中継コンタクト受け面35で支えるので中継コンタクト50がコネクタの係着部から外れることはない。
図4(c)に示すように中継コンタクト50は、モジュール機器1の接続端子4に2つの弾性接触片52a、52bの各接点部52c、52dを接触させる2点接触でモジュール機器1と接続するため、1点で接続する場合に比較して接続性が非常に高い。
また、弾性接触片52a、52bは折り曲げ部53から先の互いの長さを異ならせて共振周波数に差を設けてあり、例え加震状態にあっても同時に共振しないようにして中継コンタクト50の接続端子4に対する接続信頼性を向上してある。
2 カメラレンズ
3 基板
4 接続端子
10 電気機器
20 上ケース
21 レンズ収納部
22 基板押圧部
23 スナップ係止爪
30 下ケース
31 基板取付部
31a 受け部
31b 凹部
31c 仕切部
32 コネクタ嵌合部
33 取付孔
34 係止突起
35 中継コンタクト受け面
40 コネクタ端子
41 コネクタ接続部
42 コネクタの係着部
43 押込部
44 係止部
50 中継コンタクト
50a 中継コンタクトのベース部
51a、51b 弾性挟持片
52a、52b 弾性接触片
52c、52d 弾性接触片の接点部
53 折曲げ部
54 切欠溝
55 挿通孔
Claims (3)
- 下ケースに設けた基板の取付部に、モジュール機器を実装した基板を装着し、上ケースに設けた基板押圧部にて当該基板を押圧しつつ、上ケースと下ケースとで形成したケース内にモジュール機器を収納するモジュール機器用電気機器であって、
下ケースは、基板の取付部と、外部接続するコネクタ嵌合部とを有するとともに、基板の取付部側からコネクタ嵌合部側に連通したコネクタ端子を有し、
コネクタ端子は、基板の取付部側に突出した係着部とコネクタ嵌合部側に突出したコネクタ接続部とを有し、当該係着部に中継コンタクトを係着してあり、
中継コンタクトは 、コネクタ端子の係着部に挟持係着する弾性挟持片を有するベース部と、ベース部から基板側に鋭角に折り曲げた弾性接触片とを形成し、
弾性挟持片がコネクタ端子の係着部に挟持係着し、弾性接触片が基板に押圧されることで当該基板に電気接続するものであることを特徴とするモジュール機器用電気機器。 - 中継コンタクトは、弾性接触片を複数有していることを特徴とする請求項1記載のモジュール機器用電気機器。
- 複数の弾性接触片は、互いに長さが異なっていることを特徴とする請求項2記載のモジュール機器用電気機器。
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