JP4249047B2 - 生理用タンポン - Google Patents

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Description

本発明は、アプリケータを使用してタンポン本体を膣腔内に挿入する生理用タンポンに係り、特に膣腔内へアプリケータの挿入寸法を適正に設定でき、タンポン本体を膣腔内に違和感なく装着できる生理用タンポンに関する。
アプリケータを使用した生理用タンポンは、前記アプリケータが合成樹脂製の外筒と、この外筒の後端の開口部から前記外筒内に挿入されている押出し部材とを有しており、前記外筒の先端の突出部には、外筒の一部で変形可能に形成された複数の弁が設けられている。そして、前記外筒内に液吸収機能を有するタンポン本体が収納されている。この生理用タンポンを使用する際には、アプリケータの外筒を膣腔内に挿入し、押出し部材で外筒内のタンポン本体を押し、このタンポン本体を外筒の先端の突出部から突出させて膣腔内に装着する。
女性の膣の入口付近には括約筋があるため、タンポン本体を膣腔内の括約筋よりも奥側に装着しないと、タンポン本体が括約筋を圧迫して使用者に違和感を与えることがある。
そこで、以下の特許文献1には、アプリケータの外筒の長さ寸法をタンポン本体の長さ寸法よりも大きくして、外筒の後方部分を摘持部としたものが開示されている。この摘持部を保持して、外筒の先部の導入部を膣腔内に挿入することにより、外筒の先部を膣腔内に深く挿入でき、タンポン本体を括約筋の無い膣腔の奥側へ装着しやすくしている。
以下の特許文献2には、前端から後方に向けて徐々に大きくすることで最大外径部が形成され、さらに後方に向けて径が次第に小さくなるアプリケータが開示されている。この発明は、アプリケータの外筒を膣腔内に挿入するときに、外筒の最大外径部が、膣腔の括約筋の部分を通り過ぎて膣腔の奥へ入りやすくなり、その結果、外筒の先部を膣腔内に深く挿入でき、タンポン本体を膣腔の奥へ装着しやすくなる。
特開2000−279445号公報 特開2000−279446号公報
前記特許文献1および特許文献2に記載のものは、いずれも外筒の先部を膣腔内に深く挿入できるようにして、タンポン本体を膣腔の奥に装着しやすくしている。
しかし、アプリケータに、膣腔内への挿入深さを示す基準が明確に示されていないと、アプリケータを必要以上に深く挿入しすぎることがある。また、逆に外筒を十分な深さに挿入していると思っていても実際には浅くしか挿入されておらず、外筒から押出されたタンポン本体が括約筋が存在する入口付近に装着されてしまい、括約筋を圧迫して使用者に違和感を与えることが有り得る。
また、膣腔の深さは身長などに伴って個人差があり、また括約筋の位置や大きさにも個人差がある。さらに同じ人でも成長にしたがって膣腔の深さや括約筋が変化する。そのため、膣腔内へのタンポン本体の適切な装着位置は一律ではなく、これに伴いアプリケータの膣腔内へ適正な挿入寸法も一律ではない。したがって、使用者の身体に対応した挿入深さを確実に維持できるようなアプリケータの出現も望まれている。
本発明は、上記従来の課題を解決するものであり、アプリケータの膣腔内への挿入深さを適正に設定しやすい生理用タンポンを提供することを目的としている。
本発明は、前端に突出部が後端に開口部が形成された外筒および前記後端の開口部から外筒の内部に挿入された押出し部材を有するアプリケータと、前記外筒内に収納されて前記押出し部材で押圧されて前記突出部から突出可能なタンポン本体とを有する生理用タンポンにおいて、
前記外筒には、前記外筒の前端から所定距離空けた位置に、膣腔内への外筒の挿入寸法の基準を示すマークが設けられており、
前記マークは外筒外面から突出しており、指の接触により識別可能であることを特徴とするものである。
この生理用タンポンは、外筒にマークが設けられているため、使用者はこのマークを挿入深さの基準として認識しながら外筒の先部を膣腔内に挿入でき、不安を感じることなく、外筒の先部を適切な深さに挿入できる。また、前記マークを目安とし、個人差に応じてこのマークから希望する距離だけ離れた位置を挿入深さの基準として装着することにより、タンポン本体を身体の特徴に合わせた深さに装着しやすくなり、タンポン本体で括約筋を圧迫することを避けることができるようになる。
本発明は、前記外筒には、膣腔内へ挿入すべき最短寸法を示す最短マークが設けられていることが好ましい。
前記最短マークは、最小限このマークよりも先の部分を膣腔内に挿入すべきであることを示すものであり、この最短マークを設けることにより、外筒が膣腔内にあまりにも浅く挿入されることを防止できる。
また本発明は、前記外筒には、膣腔内へ挿入する限界寸法を示す最長マークが設けられているものであってもよい。
この最長マークは、それよりも後端側を膣腔内に挿入しないように注意を促すためのものである。この最長マークを設けることにより、外筒を膣腔内に深く挿入しすぎるのを防止できるようになる。
本発明は、最も好ましくは、前記外筒には、膣腔内へ挿入すべき最短寸法を示す最短マークと、膣腔内へ挿入する限界寸法を示す最長マークの双方が設けられているものである。
この生理用タンポンは、外筒を膣内にあまりにも浅く挿入されたり、また深く挿入しすぎるのを防止できるようになる。また最短マークと最長マークとを目安とし、両マークの中間に個人差に応じた挿入深さの適正箇所を予め決めておくことにより、常に最適な位置にタンポン本体を装着できる。
さらに本発明は、前記最短マークと前記最長マークとの間の少なくとも1箇所に、中間マークが設けられているものであってもよい。
この中間マークを設けることにより、個人差に応じた最適な挿入深さ寸法の目安を与えやすくなる。
例えば、誤って外筒を膣腔の内部に深く挿入しすぎたときには、最長マークが膣の入口部に当たることにより、それ以上挿入しては好ましくないことを使用者が認識できるようになる。
この場合に、複数のマークがあり、前記最長マークの外面からの突出高さが他のマークの突出高さよりも大きいことが好ましい。
最短マークおよび中間マークの突出高さ寸法を小さくしておけば、これらマークの部分が膣腔内に挿入されたときに膣に違和感や不快感を与えることを避けることができる。
また、本発明は、複数のマークがあり、任意のマークは押し潰すことが可能とされたものであってもよい。
この生理用タンポンでは、個人差に応じて最適な挿入深さを示すマークのみを残し他のマークを潰しておくことにより、基準とすべきマークの位置を指の感触などで認識しやすくなる。また、外筒を身体の特徴に応じた深さだけ正確に挿入できるようになる。
本発明は、前記マークの説明が、使用説明書およびパッケージの少なくとも一方に記されているものとすることが可能である。
本発明は、外筒に膣腔内への挿入深さの基準となるマークを付したため、外筒を膣腔内に適正な深さに不安なく挿入できるようになり、タンポン本体を膣腔内の適正位置へ装着しやすくなる。
図1は本発明の第1の実施の形態の生理用タンポンの外観を示す斜視図、図2は前記生理用タンポンの断面図、図3は前記生理用タンポンの外筒の形状を示す拡大半断面図である。
図1に示す生理用タンポン1は、タンポン本体2とこのタンポン本体2を収納しているアプリケータ10とを有している。
前記タンポン本体2は、コットンやレーヨンなどの吸水性繊維を圧縮して形成したものであり、このタンポン本体2の後端には取出しコード3が連結されている。前記タンポン本体2の長さ寸法L2は20〜60mm程度である。前記長さ寸法L2が20mm未満であると膣腔内での経血の吸収能力が不足するおそれがある。また長さ寸法L2が60mmを越えると、タンポン本体2を膣腔の奥に装着した場合であっても、タンポン本体2の後端部分が膣腔の入口部の括約筋を圧迫して、使用者に違和感を与えるおそれがある。
前記アプリケータ10は、外筒11を有している。外筒11は、PE(ポリエチレン)、PP(ポリプロピレン)などの熱可塑性樹脂を材料として射出成型工程などにより形成されている。外筒11は、先部に大径の頭部12を有している。この頭部12では、先端から後方に向うにしたがって直径が徐々に大きくなって直径が最大になり、さらに後方に向って直径が徐々に小さくなっている。
前記頭部12よりも後方には、直径が小さい小径部13が形成されている。前記頭部12と小径部13との境界部分は、外筒11の全長寸法L1の1/2よりも前方に位置している。
外筒11の先端すなわち前記頭部12の先端には突出部14が形成されている。この突出部14には、先端から後方に向けて所定長の複数のスリット15が形成されており、スリット15とスリット15とに挟まれた部分が弁16となっている。この弁16は複数枚設けられ、それぞれの弁16は先部に向って幅寸法が徐々に小さくなる形状である。外筒11内のタンポン本体2が前記突出部14から前方へ押出されるときに複数の弁16が互いに開くように変形する。
前記外筒11の前記小径部13の後方部分は後端に向けて少し幅寸法が大きくなるように形成されており、外筒11の後端には、外筒11の内部に通じる開口部17が形成されている。アプリケータ10は押出し部材21を有しており、この押出し部材21は、前記開口部17から外筒11の内部に挿入されている。
前記押出し部材21は、PE、PP、PET(ポリエチレンテレフタレート)などの熱可塑性樹脂を円筒状(ストロー状、パイプ状)に押出し成形することにより形成されている。図2に示すように、前記押出し部材21の先端には、直径をやや拡張させた押圧部22が形成されている。
前記外筒11の全長寸法L1は、前記タンポン本体2の長さ寸法L2よりも十分に長く形成されている。すなわち外筒11は、頭部12から後方への所定長の部分が膣腔内に挿入されたときに、前記小径部13の後方の一部分が膣外へ残されるようにその全長寸法L1が設定されている。前記全長寸法L1の好ましい範囲は80〜140mmである。
図2に示すように、タンポン本体2は外筒11の内部においてその前方領域に収納されている。そしてタンポン本体2に取付けられている前記取出しコード3は、前記押出し部材21の内部空間内に挿入されて、押出し部材21の後端から外方へ延ばされている。
図1に示すように、前記外筒11の外面には、膣腔内への外筒11の挿入寸法の基準(目安)となるマーク30が設けられている。このマーク30は、外筒11の先端から後方へ距離Laだけ離れた位置に設けられた最短マーク31、および前記先端から後方へ距離Lbだけ離れた位置に設けられた最長マーク32を有している。さらに最短マーク31と最長マーク32との間を等分する第1の中間マーク33、第2の中間マーク34および第3の中間マーク35を有している。
使用者が、膣腔内に外筒11を挿入する際に、前記マーク30のいずれかを膣腔内への外筒11の挿入寸法の基準(目安)とすることが可能となっている。使用者は、膣腔の深さや括約筋の位置など個々の体型や身体の特徴に応じて前記マーク30のいずれかを選択して挿入深さの基準(目安)とすることができるようになっている。
前記最短マーク31は、一般的な成人女性が最短ここまで挿入すべき位置を示したものであり、外筒11の先端からの距離Laが40mm以上の位置に設定されており、好ましくは前記距離Laは50±10mmの範囲に設定されている。前記距離Laが40mm未満であると、外筒11を先端からLaの寸法だけ膣腔内に挿入して、タンポン本体2を突出部14から突出させたときに、タンポン本体2を膣腔の奥側に装着できず、括約筋が存在する膣の入口近くに装着されて、使用者に違和感を与えやすくなる。
前記最長マーク32は、一般的な成人女性が外筒11をそれ以上膣腔内に挿入すべきではないとの注意を促すためのものである。前記外筒11の先端から前記最長マーク32までの距離Lbは、最長で110mm程度であり、好ましくは前記距離Lbは70〜110mmの範囲に設定される。
前記外筒11の前記最長マーク32よりも後方の長さLcの範囲は把持部18であり、この把持部18は、膣腔内に挿入せずに指で保持する領域である。この把持部18の寸法Lcは少なくとも10mm以上確保しておくことが好ましい。
前記最短マーク31と第1の中間マーク33とのピッチ、第1の中間マーク33と第2の中間マーク34とのピッチ、第2の中間マーク34と第3の中間マーク35とのピッチ、および第3の中間マーク35と最長マーク32とのピッチは互いに等しいことが好ましく、各ピッチは5〜10mm程度であるが、これに限定されるものではない。
図3に示すように、各マーク31,32,33,34,35は、外筒11の小径部13において、周方向に連続して***してリング形状に形成されている。最短マーク31と各中間マーク33,34,35は、いずれも膣の内面に違和感を与えないように、その表面が挿入方向に向けて湾曲するように、すなわち図3に示す断面に示すように表面が曲面形状となるように形成されている。
前記外筒11の表面からの前記最短マーク31および各中間マーク33,34,34の***高さ寸法δ1は、指で触って認識でき、しかも膣腔内に挿入したときに膣に違和感を与えないように、0.1〜0.5mmの範囲に設定されている。
前記最長マーク32も、その表面が挿入方向に向けて湾曲する曲面形状であることが好ましい。前記最長マーク32の外筒11の表面からの突出高さ寸法δ2は、前記突出高さ寸法δ1よりも高く、例えば前記突出高さ寸法δ2は1〜5mm程度に設定されている。前記最長マーク32を他のマークよりも高く***させることにより、外筒11の膣腔内への挿入の深さ限界位置を示しやすくなる。
前記生理用タンポン1を使用するには、前記アプリケータ10の外筒11の突出部14を膣の内方に向けて膣腔内に挿入する。そして、押出し部材21でタンポン本体2を押すと、外筒11の突出部14の弁16が開くように変形して、タンポン本体2が外筒11から前方へ突出し、タンポン本体2が膣腔内に装着される。
最初にこの生理用タンポン1を使用するときに、少なくとも最短マーク31の位置まで膣腔内に挿入することにより、外筒11の挿入深さがあまりにも浅すぎるということがなくなる。また最長マーク32を挿入深さの限界であると認識しておくことにより、外筒11を膣腔内に不安なく挿入することができ、深すぎる挿入を避けることができる。
また、前記マーク30のいずれかを予め挿入深さの基準(目安)として知っておくことにより、使用者が自らの身体の特徴に合うように外筒11を適正な深さまで挿入できるようになる。すなわち、同じ生理用タンポンを数回使用して自らに適した挿入深さを知ることにより、その後は、そのマークを基準として外筒11を挿入することにより、外筒11を膣腔内に常に最適な深さに挿入できるようになる。
例えば第2の中間マーク34が自らの身体での挿入深さに適していると知った後は、指を第2の中間マーク34に当てて外筒11を膣腔内に挿入し、第2の中間マーク34が膣の入口部に位置した状態で、押出し部材21を押して、外筒11からタンポン本体2を押出すことにより、タンポン本体2を膣腔の奥の適正位置に必ず装着できるようになる。
前記第1の実施の形態では、最長マーク32のみが他のマークと識別可能な突出高さ寸法δ2を有しており、最短マーク31および各中間マーク33,34,35は、いずれも同じ形状で同じ突出高さ寸法δ1で形成されている。ただし、本発明は前記実施の形態に限定されるものではなく種々の変更が可能である。
図4は、本発明の第2の実施の形態の生理用タンポン101の外筒11の小径部13を示す半断面図である。この生理用タンポン101では各マーク130が指の接触感触で識別可能に構成されている。
マーク130は、いずれも外筒11に一体にリング状に***形成されている。最短マーク131は、1条のリング状***部により形成され、第1の中間マーク133は2条のリング状***部により形成され、第2の中間マーク134は3条のリンク状の***部で、第3の中間マーク135は4条のリング状***部で形成されている。最短マーク131および各中間マーク133,134,135はいずれも図3に示したマーク31,32,33,34と同じ突出高さ寸法δ1となるように形成されている。また最長マーク132は1条のリング状***部で形成されており、その突出高さ寸法は、図3に示した最長マーク32と同じδ2である。
なお、図4に示す実施の形態において、最長マーク132を他のマークと異なる数のリング状***部で形成することも可能である。
図5は、本発明の第3の実施の形態の生理用タンポン201の外筒11の小径部13を部分的に示す半断面図である。
図5では、第3の中間マーク235と最長マーク232を示しているが、他のマークも同じ構造である。この実施の形態では、外筒11の外面に周方向に連続する溝が形成されており、この溝内に他の素材が嵌め込まれてマーク230が形成されている。マーク230を形成する素材は、身体に悪影響を及ぼさないもので、且つ外筒11を形成している合成樹脂材料よりも軟質なものを使用することが好ましい。例えば、輪状のシリコンゴムなどの弾性部材を使用し、この弾性部材を外筒11の溝に嵌着するとともに位置ずれしないように接着することで構成できる。
マーク230を軟質な材料または弾性部材で形成することにより、マーク230が膣腔内に違和感を与えるのを防止しやすくなる。図5に示す実施の形態では最長マーク232の突出高さ寸法がδ2であり、その他のマークの突出高さ寸法がδ1である。また、図5に示す構造のマークを用い、図4に示すようにマークの種別に応じて数を変更する構造とすることも可能である。
図6は本発明の第4の実施の形態の生理用タンポン301の外筒11の小径部13を部分的に示す半断面図である。
この生理用タンポン301では、最短マーク331が1つの円形状の***部で形成され、第1の中間マーク333、第2の中間マーク334、第3の中間マーク335が、2つ、3つ、4つの円形状の***部で形成されている。また最長マーク332は、図3に示す最長マーク32および図4に示す最長マーク132と同様にリング状の***部により形成されている。この実施の形態でも、指の感触でマーク330の種別を認識可能である。
図7と図8は、図6に示す最短マーク331、および各中間マーク333,334,335の好ましい構造を示す部分拡大断面図である。
図7(A)では、最短マーク331(および各中間マーク333,334,335)が、外筒11と一体で且つ薄肉に形成されている。この最短マーク331を指で潰すと図7(B)に示すように凹部331aが形成される。あるいは図8(A)に示すように、最短マーク331(および各中間マーク333,334,335)が薄肉に形成されている。図8(B)に示すように、最短マーク331を指で潰すと平坦部331aとなる。
前記のように、使用者はいずれかのマークを基準として外筒11を膣腔に挿入するが、基準とすべきマークは身体の個人差に応じて相違している。使用者が自分に適したマークのみを***した状態に残し、他のマークを図7(B)あるいは図8(B)に示すように潰すことにより、外筒11の挿入深さの基準を明確に認識できるようになる。また挿入深さの基準とするマーク以外のマークが突出していない状態で使用できるため、外筒11を膣腔に挿入するときに、基準とすべきマーク以外のマークが身体に違和感を与えるのを防止できるようになる。
なお、本発明の生理用タンポンは前記各実施の形態を組み合わせて実施することも可能である。また図3に示す実施の形態において、最短マーク31、第1の中間マーク33、第2の中間マーク34、第3の中間マーク35、および最長マーク32に異なる色彩を施して目で識別しやすくしてもよい。また図4、図5および図6の実施の形態においてもマークを色彩で識別できるようにしてもよい。
また、本発明では、外筒の最短の挿入深さを示す最短マークのみを設けてもよいし、挿入深さ限界を示す最長マークのみを設けてもよい。また中間マークを設けずに、最短マークと最長マークのみを設けてもよい。さらに中間マークを設ける場合にはこの中間マークを1つ以上設ければよい。
本発明の第1の実施の形態の生理用タンポンを示す斜視図、 図1に示す生理用タンポンの断面図、 マークの構造を示す外筒の半断面図、 本発明の第2の実施の形態の生理用タンポンの外筒を示す半断面図、 本発明の第3の実施の形態の生理用タンポンの外筒を示す半断面図、 本発明の第4の実施の形態の生理用タンポンの外筒を示す正面図、 (A)(B)はマークの構造の好ましい例を示す拡大断面図、 (A)(B)はマークの構造の好ましい例を示す拡大断面図、
符号の説明
1,101,201,301 生理用タンポン
2 タンポン本体
3 取出しコード
10 アプリケータ
11 外筒
12 頭部
13 小径部
14 突出部
16 弁
17 開口部
18 取出し部
21 押出し部材
30,130,230,330 マーク
31,131,331 最短マーク
32,132,232,332 最長マーク
33,34,35,133,134,135,235,333,334,335 中間マーク

Claims (8)

  1. 前端に突出部が後端に開口部が形成された外筒および前記後端の開口部から外筒の内部に挿入された押出し部材を有するアプリケータと、前記外筒内に収納されて前記押出し部材で押圧されて前記突出部から突出可能なタンポン本体とを有する生理用タンポンにおいて、
    前記外筒には、前記外筒の前端から所定距離空けた位置に、膣腔内への外筒の挿入寸法の基準を示すマークが設けられており、
    前記マークは外筒外面から突出しており、指の接触により識別可能であることを特徴とする生理用タンポン。
  2. 前記マークは、膣腔内へ挿入すべき最短寸法を示す最短マークである請求項1記載の生理用タンポン。
  3. 前記マークは、膣腔内へ挿入する限界寸法を示す最長マークである請求項1記載の生理用タンポン。
  4. 前記マークは、膣腔内へ挿入すべき最短寸法を示す最短マークと、膣腔内へ挿入する限界寸法を示す最長マークの双方を含む請求項1記載の生理用タンポン。
  5. 前記最短マークと前記最長マークとの間の少なくとも1箇所に、中間マークが設けられている請求項4記載の生理用タンポン。
  6. 前記マークは複数あり、前記最長マークの外面からの突出高さが他のマークの突出高さよりも大きい請求項4または5に記載の生理用タンポン。
  7. 前記マークは複数あり、任意のマークを押し潰すことが可能である請求項4ないし6のいずれかに記載の生理用タンポン。
  8. 前記マークの説明が、使用説明書およびパッケージの少なくとも一方に記されている請求項1ないしのいずれかに記載の生理用タンポン。
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