JP4246532B2 - 携帯型送風作業機 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、携帯型送風作業機に係り、特に、吸気系にエアークリーナが配備された空冷2サイクルガソリンエンジン等の内燃エンジンにより送風機を回転駆動して、例えば、前記送風機から噴出せしめられる空気(送風)によって、落ち葉やごみ等を寄せ集めて清掃する送風掃除機、あるいは、薬剤等の散布作業を行う動力散布機等の携帯型送風作業機に関する。
【0002】
【従来の技術】
この種の携帯型送風作業機の一つである携帯型送風掃除機の一例を図5に示す。図示例の携帯型送風掃除機100は、背負式のもの(例えば、特許文献1参照)で、落ち葉やゴミ等を寄せ集める作業を、ほうき等に代えて、加速・加圧空気の噴出によって吹き寄せることにより行うようになっており、背負いバンド64、64が掛けられた平面視でコ字状の背負架台62に、送風部として遠心式の送風機80が、図示していない防振部材を介して縦置きで保持されるとともに、その後側に、前記送風機80を回転駆動するための内燃エンジンとしての空冷2サイクルガソリンエンジン60が、直結搭載保持されている。
【0003】
前記送風機80は、その吸入口(図5では見えない)が前記背負架台側に向けられており、外部の空気を前記背負架台62とボリュートケース83との間から吸入してそれに速度と圧力を与えて、その一側部に斜め下に向けて突設されている空気噴出口85から外部へ噴出するようにされている。前記空気噴出口85には、曲り管91、蛇腹状のフレキシブル管92、噴管95等が順次連結されている。該噴管95の上部には、前記エンジン20の気化器スロットル弁等を操作するためのレバー、スイッチ類97が設けられた操作ハンドル96が取り付けられている。
【0004】
また、前記送風機80の前記ボリュートケース83の上方には、前記内燃エンジン60に吸入される空気を清浄化するためのエアークリーナ70が配在されている。該エアークリーナ70は、内部にフィルタ部が配備されており、前記内燃エンジン60の吸気負圧により、外部の空気を吸込口75から吸い込んで前記フィルタ部で清浄化(塵埃を除去)して前記内燃エンジン60に吸入させるようになっている。
【0005】
ここで、一般に、内燃エンジンの吸気系に配備されるエアークリーナは、フィルタ部分に塵埃による目詰まりが生じることは避けられないので、使用環境、使用時間等に応じて定期的にメンテナンス(フィルタ部の掃除、あるいは、新しいものに交換等)が必要であり、塵埃の多い環境で使用した場合には、メンテナンスを頻繁に行うことが必要となる。
【0006】
かかるメンテナンスのサイクルタイムを短くするための方策として、従来、例えば、前記内燃エンジンの冷却ファンにより生成される吸入負圧を利用して、前記フィルタ部を介して前記内燃エンジン(の吸気口)に吸入される空気流とは別に、前記フィルタ部の外面に沿って前記エアクリーナ外に排出される空気流を生成するようにして、前記フィルタ部に目詰まりを生じさせる塵埃を取り除くようにすること、等が提案されている(例えば、特許文献2参照)。
【0007】
【特許文献1】
実用新案登録第2501215号公報(第1〜2頁、第1図〜第3図)
【特許文献2】
実用新案登録第2595842号公報(第1〜3頁、図1〜図6)
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
前記した如くの携帯型送風作業機、特に、背負式送風掃除機においては、落ち葉やゴミ等を寄せ集める作業を、ほうき等に代えて、加速・加圧空気の噴出によって吹き寄せることにより行うようにされている関係上、塵埃が舞い上がり、エアークリーナに吸い込まれる空気中に大量に塵埃が混ざり、フィルタ部の目詰まりの進行度合いが激しいので、エアークリーナのメンテナンスのサイクルタイムが短くなり、その分、作業効率が低下するという問題があった。
【0009】
本発明は、このような問題に鑑みてなされたもので、その目的とするところは、エアークリーナのメンテナンスを頻繁に行わなくてすむようにされて、作業効率を向上させることができるようにされた携帯型送風作業機を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上述の目的を達成すべく、本発明に係る携帯型送風作業機は、基本的には、吸気系にエアークリーナが配備されている内燃エンジンと、該内燃エンジンにより回転駆動される送風機と、前記送風機が縦置きで保持される背負架台と、を備え、前記背負架台の内部に空気通路部が設けられ、前記エアークリーナに、外部の空気を吸い込むための吸込口と、該吸込口から吸い込まれた空気を清浄化して前記内燃エンジンの吸気口に導くためのフィルタ部と、前記吸込口から吸い込まれた空気の一部を前記フィルタ部を介することなく前記空気通路部送り込むための排出口と、が設けられ、前記送風機のファンにより生成される吸入負圧を利用して、前記エアークリーナ内で前記吸込口から前記排出口に向かう空気流を発生させるようにされていることを特徴としている。
【0011】
好ましい態様では、前記送風機の吸入口が前記背負架台側に向けられるとともに、前記送風機又は前記内燃エンジンの上方に前記エアークリーナが配在され、該エアークリーナの前記排出口が前記吸込口より前記背負架台側に設けられる。
【0012】
他の好ましい態様では、前記背負架台には、前記エアークリーナに吸い込まれた空気の一部を前記排出口から前記空気通路部に送り込むための導管部が設けられ、かつ、前記空気通路部における前記送風機の前記吸入口に対向する部位付近に開口が形成される。
【0013】
前記エアークリーナは、好ましくは、前記フィルタ部が保持されるとともに、浄化空気導出口が設けられた基体ケースと、前記フィルタ部を覆うように前記基体ケースに着脱可能に装着される蓋部材と、を備え、前記フィルタ部の外面と前記蓋部材の内面との間で、前記吸込口から前記排出口に向かう空気流が生成されるようになされる。
【0014】
このような構成とされた本発明に係る携帯型送風作業機の好ましい態様においては、内燃エンジンが起動せしめられると、該エンジン及び送風機の吸入負圧により、外部の空気がエアークリーナ内にその吸込口から吸い込まれ、吸い込まれた空気(の大部分)は、フィルタ部で清浄化されて前記エアークリーナに設けられた浄化空気導出口から、例えば、吸入ダクト、気化器、エンジンの吸気口を介してクランク室に吸入され、この吸入された混合気が掃気通路を介して燃焼作動室に導入されて、該燃焼作動室おいて点火プラグにより点火せしめられ、爆発燃焼せしめられた燃焼ガス(排ガス)が排気口から外部に排出される。
【0015】
一方、前記送風機のファンにより生成される吸入負圧により、前記エアークリーナ内で前記吸込口から前記排出口に向かう空気流が生成されるので、前記エアークリーナに吸い込まれた空気の一部は、前記内燃エンジンに吸入される清浄化空気とは別に、前記フィルタ部を介することなく、その外面に付着している塵埃を伴って排出口から前記空気通路部送り込まれる。前記排出口から前記空気通路部送り込まれた塵埃を伴う空気は、前記送風機のファンにより生成される吸入負圧により、前記送風機の吸入口に引き寄せられてボリュートケース内に吸入され、そこで速度と圧力が与えられて、空気噴出口や噴管等を介して外部に噴出される。
【0016】
このように本発明に係る携帯型送風作業機においては、送風機の吸入負圧を利用して、エアークリーナ内で、フィルタ部で浄化されて内燃エンジンに吸入される空気とは別の、フィルタ部を通らない空気流が生成され、この空気流により、フィルタ部に目詰まりを生じさせる塵埃が取り除かれて、この塵埃を伴う空気が送風機に吸入されてそこから外部に排出されるので、フィルタ部の目詰まりの進行が遅くなる。そのため、エアークリーナのメンテナンスのサイクルを長くすることができ、メンテナンスを頻繁に行わなくてもよいので、作業効率が向上する。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下に添付図面を参照して本発明の実施の形態を詳細に説明する。図1は、本発明に係る携帯型送風作業機の一つである背負式送風掃除機の一実施形態を示す概略正面図、図2は図1のII−II矢視拡大断面図である。図示実施形態の背負式送風掃除機10は、基本構成は、前述した図5に示される従来の携帯型送風掃除機100と略同じであり、落ち葉やゴミ等を寄せ集める作業をほうき等に代えて行うようになっている。
【0018】
この背負式送風掃除機10は、背負いバンド(図示省略)が掛けられる背負架台12に、遠心式の送風機30が所要個数の防振部材17、17、…を介して連結されている。前記遠心式の送風機30は、渦巻状のボリュートケース33と、所定数のファンブレード31aが同一円周上に並設されたファン31と、を有し、該ファン31により外部の空気を、前記背負架台12側に向けられて開口せしめられた円形の吸入口34から吸入して、それを加圧・加速し、前記ボリュートケース33を介して、その一側部に斜め下に向けて突設されている空気噴出口35から、曲り管36、蛇腹状のフレキシブル管及び噴管等(図5参照)を介して、外部へ噴出するようにされている。
【0019】
前記送風機30における前記ボリュートケース33の正面壁33a側(図2の右側)には、前記送風機30の前記ファン31を回転駆動するための、内燃エンジンとしての空冷2サイクルガソリンエンジン20が、直結搭載保持されている。該エンジン20は、前記送風機30の前記正面壁33a側において、そのシリンダ吸気口22を側方に向けた姿勢で縦置き配置されるとともに、前記エンジン20のクランク軸26と前記送風機30のファン31とが、共通の回転軸線O−O上に位置せしめられている。
【0020】
前記エンジン20は、ピストン25が嵌挿された燃焼作動室21と、クランク室23と、を有し、前記送風機30における前記ボリュートケース33の上方に配設されたエアークリーナ40からの清浄化された空気を、吸入ダクト48、気化器55を介して前記シリンダ吸気口22から前記クランク室23に吸入し、この吸入された混合気を、掃気通路28を介して前記燃焼作動室21に導入せしめ、該燃焼作動室21おいて点火プラグ27により混合気を点火し、爆発燃焼せしめられた燃焼ガス(排ガス)を、前記吸気口22の反対側に設けられた排気口(図示せず)から外部に排出するようになっている。
【0021】
そして、前記エアークリーナ40は、幅方向(左右方向)に長い箱形状とされており、図2に加えて図3を参照すればよくわかるように、トレー状の基体ケース41と、該基体ケース41の上面開口を板状パッキン42aを介して封止するように、その上から載置されて保持される蛇腹状のフィルタ部42と、該フィルタ部42を覆うように前記基体ケース41にフック44で着脱可能に装着される蓋部材43と、を備える。前記基体ケース41の底部左隅には、前記フィルタ部42で清浄化された空気を前記内燃エンジン20(のクランク室23)に送るための浄化空気導出口45が設けられ、また、前記蓋部材43の前部側(図2において右側)には、外部の空気を吸い込むための吸込口46が下向きに形成され、前記蓋部材43の後部側(前記背負架台12側)には、前記吸込口46から吸い込まれた空気の一部を、前記フィルタ部42を介することなく外部に排出するための排出口47と、が設けられている。
【0022】
一方、前記背負架台12は、例えば、ブロー成形により一体成形され、作業者の背中に当てられる背当て面壁12Aと前記送風機30側の外面壁12Bとを有し、それらで囲まれた内部が実質的に空洞とされ、該空洞部分が空気通路部15とされている。前記外面壁12Bにおける前記送風機30の前記吸入口34に対向する部分(前記回転軸線O−O上)は山形状凸部13aとされ、この山形状凸部13aの周辺は凹部13bとなっており、かつ、前記山形状凸部13aと前記凹部13bとの境目辺りには、前記回転軸線O−Oを中心として所定個数の開口16、16、…が等角度間隔で形成され、前記吸入口34への空気流を整流する様になっている。
【0023】
また、前記エアークリーナ40に吸い込まれた空気の一部を、前記排出口47から前記背負架台12の内部に形成された前記空気通路部15に送り込むための扁平状の導管部50が、前記背負架台12と前記排出口47とを橋絡するように配設されている。なお、前記導管部50は、複数本の管で分割構成してもよい。
【0024】
このような構成とされた本実施形態の背負式送風掃除機10においては、前記内燃エンジン20が起動せしめられると、該内燃エンジン20及び前記送風機30の吸入負圧により、外部の空気が前記エアークリーナ40内にその吸込口46から吸い込まれ、吸い込まれた空気(の大部分)は、前記フィルタ部42で清浄化されて前記エアークリーナ40に設けられた前記浄化空気導出口45から、前記吸入ダクト48、前記気化器55、前記シリンダ吸気口22を介して前記クランク室23に吸入され、この吸入された混合気が前記掃気通路28を介して前記燃焼作動室21に導入されて、該燃焼作動室21おいて前記点火プラグ27により点火せしめられ、爆発燃焼せしめられた燃焼ガス(排ガス)が排気口(図示省略)から外部に排出される。
【0025】
一方、前記送風機30の前記ファン31により生成される吸入負圧は、前記背負架台12内に形成された前記空気通路部15及び前記導管部50を介して、前記エアークリーナ40内に作用するので、前記エアークリーナ40内では、前記フィルタ部42の外面と前記蓋部材43の内面との間に、前記吸込口46から前記排出口47に向かう図2において白抜き矢印で示される如くの空気流Aが生成される。これにより、前記エアークリーナ40に吸い込まれた空気の一部は、前記内燃エンジン20(の前記クランク室23)に吸入される空気とは別に、前記フィルタ部42を介することなく、その外面に付着している塵埃を伴って前記排出口47から前記エアークリーナ40外の前記導管部50に排出され、この導管部50に排出された塵埃を伴う空気は、前記送風機30の前記ファン31により生成される吸入負圧により、前記背負架台12内の前記空気通路部15を通って、前記開口16、16、…から前記送風機30の前記吸入口34に引き寄せられて前記ボリュートケース33内に吸入され、そこで速度と圧力が与えられて、前記空気噴出口35から前記曲がり管36等を介して外部に噴出される。
【0026】
このように本実施形態の背負式送風掃除機10においては、送風機30の吸入負圧を利用して、エアークリーナ40内で、フィルタ部42で浄化されて内燃エンジン20に吸入される空気とは別の、前記フィルタ部42を通らない空気流Aが生成され、この空気流Aにより、前記フィルタ部42に目詰まりを生じさせる塵埃が取り除かれて、この塵埃を伴う空気が前記送風機30に吸入されてそこから外部に排出されるので、前記フィルタ部42の目詰まりの進行が遅くなる。そのため、エアークリーナのメンテナンスのサイクルを長くすることができ、メンテナンスを頻繁に行わなくてもよいので、作業効率が向上する。
【0027】
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明は前記実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載されている発明の精神を逸脱しない範囲で、設計において適宜変更できるものである。
【0028】
例えば、前記実施形態における導管部50や空気通路部15(背負架台12)は、必ずしも必要ではなく、図4に示される如くに、エアークリーナ40’の排出部47’を、背負架台12’と送風機30’との間に下向きに位置させ、前記送風機30’の吸入負圧を、前記背負架台12’と前記送風機30’と形成される隙間Sを介して前記排出口47に作用させるようにしてもよい。この場合も、前記エアークリーナ40’内では、前記吸込口46’から前記排出口47’に向かう図4において白抜き矢印で示される如くの空気流Aが生成され、これにより、前記エアークリーナ40’に吸い込まれた空気の一部は、前記内燃エンジン20(の前記クランク室23)に吸入される空気とは別に、前記フィルタ部42を介することなく、その外面に付着している塵埃を伴って前記排出口47’から前記エアークリーナ40’外に排出され、この排出された塵埃を伴う空気は、前記送風機30’のファン31により生成される吸入負圧により、前記隙間Sを通って前記送風機30’の前記吸入口34に引き寄せられて前記ボリュートケース33内に吸入され、外部に噴出される。
【0029】
【発明の効果】
以上の説明から理解されるように、本発明に係る携帯型送風作業機は、送風機の吸入負圧を利用して、エアークリーナ内で、フィルタ部で浄化されて内燃エンジンに吸入される空気とは別の、フィルタ部を通らない空気流が生成され、この空気流により、フィルタ部に目詰まりを生じさせる塵埃が取り除かれて、この塵埃を伴う空気が送風機に吸入されてそこから外部に排出されるので、フィルタ部の目詰まりの進行が遅くなる。そのため、エアークリーナのメンテナンスのサイクルを長くすることができ、メンテナンスを頻繁に行わなくてもよいので、作業効率が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る携帯型送風作業機の一つである背負式送風掃除機の一実施形態を示す後面図。
【図2】図1のII−II矢視拡大断面図。
【図3】図1の背負式送風掃除機に使用されているエアークリーナを示す分解拡大斜視図。
【図4】本発明に係る携帯型送風作業機の一つである背負式送風掃除機の他の実施形態の要部を示す断面図。
【図5】従来の携帯型送風掃除機の使用状態を示す図。
【符号の説明】
10 携帯型送風掃除機(背負式送風作業機)
12 背負架台
15 空気通路部
16 開口
20 空冷2サイクルガソリンエンジン(内燃エンジン)
22 吸気口(シリンダ吸気口)
30 送風機
31 ファン
34 吸入口
40 エアークリーナ
41 基体ケース
42 フィルタ部
43 蓋部材
45 浄化空気導出口
46 吸込口
47 排出口
50 導管部
A 空気流

Claims (4)

  1. 吸気系にエアークリーナ(40)が配備されている内燃エンジン(20)と、該内燃エンジン(20)により回転駆動される送風機(30)と、前記送風機(30)が縦置きで保持される背負架台(12)と、を備え、前記背負架台(12)の内部に空気通路部(15)が設けられる携帯型送風作業機(10)であって
    前記エアークリーナ(40)に、外部の空気を吸い込むための吸込口(46)と、該吸込口(46)から吸い込まれた空気を清浄化して前記内燃エンジン(20)の吸気口(22)に導くためのフィルタ部(42)と、前記吸込口(46)から吸い込まれた空気の一部を前記フィルタ部(42)を介することなく前記空気通路部(15)送り込むための排出口(47)と、が設けられ、前記送風機(30)のファン(31)により生成される吸入負圧を利用して、前記エアークリーナ(40)内で前記吸込口(46)から前記排出口(47)に向かう空気流(A)を発生させるようにされていることを特徴とする携帯型送風作業機。
  2. 前記送風機(30)の吸入口(34)が前記背負架台(12)側に向けられるとともに、前記送風機(30)又は前記内燃エンジン(20)の上方に前記エアークリーナ(40)が配在され、該エアークリーナ(40)の前記排出口(47)が前記吸込口(46)より前記背負架台(12)側に設けられていることを特徴とする請求項1に記載の携帯型送風作業機。
  3. 前記背負架台(12)には、前記エアークリーナ(40)内に吸い込まれた空気の一部を前記排出口(47)から前記空気通路部(15)に送り込むための導管部(50)が設けられ、かつ、前記空気通路部(15)における前記送風機(30)の前記吸入口(34)に対向する部位付近に開口(16、16、…)が形成されていることを特徴とする請求項2に記載の携帯型送風作業機。
  4. 前記エアークリーナ(40)は、前記フィルタ部(42)が保持されるとともに、浄化空気導出口(45)が設けられた基体ケース(41)と、前記フィルタ部(42)を覆うように前記基体ケース(41)に着脱可能に装着される蓋部材(43)と、を備え、前記フィルタ部(42)の外面と前記蓋部材(43)の内面との間で、前記吸込口(46)から前記排出口(47)に向かう空気流(A)が生成されるようになされていることを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の携帯型送風作業機。
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