JP4245109B2 - 回転機器 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、回転機器に係り、詳しくは平角銅線を巻装した回転機器の巻線端末処理に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
一般に、回転機器のステータコアのティースに巻装した巻線の各コイル端部間の結線は、各ティース(スロット)に巻装した巻線の端末を所定結線位置に取り回してから行うようになっている。巻線が丸線であれば、その巻線がどの方向にも曲げることができるため、結線時における巻線端末の取り回しが自由、つまり、巻線の端末処理が容易である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、従来では、平角銅線を巻装した回転機器が提案されている。このような回転機器では、各ティース(スロット)に巻装した巻線が平角形状であるため、巻線の各コイル端部間の結線時における各巻線端末の取り回しが困難であった。つまり、巻線が縦断面正方形に近い平角線である場合、巻線の曲げは辺の2方向にしか容易に曲げれなかった。また、巻線が縦断面長方形且つ両辺長の差が大きい薄型の平角線である場合、巻線が厚さ方向に曲げやすく、幅方向に曲げにくくなっている。
【0004】
従って、平角銅線を巻装した回転機器の巻線端末処理は、簡素化することができなかった。
本発明は、前述した事情に鑑みなてされたものであって、その目的は、巻線端末処理の簡素化を図ることができる回転機器を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記問題点を解決するために、請求項1に記載の発明は、複数のティースを有するステータコアと、絶縁性材料からなり前記ステータコアの一端側に固定された巻線端末支持部材と、前記ステータコアの各ティースに巻装され端末が前記巻線端末支持部材側に引き出された平板導線と、導電性材料からなり前記平板導線の端末を連結する板状の巻線端末連結部材とを備え、前記巻線端末支持部材には、前記平板導線の端末が貫挿するための巻線貫挿孔を複数設けるとともに、2つ以上の前記巻線貫挿孔を結ぶ案内嵌合溝を複数設け、その案内嵌合溝に前記巻線端末連結部材を嵌合させるようにしたことを要旨とする。
【0006】
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の回転機器において、前記巻線貫挿孔を結ぶ案内嵌合溝は、各巻線貫挿孔の内周側において周方向に湾曲して形成されているとともに、前記巻線端末連結部材を、湾曲させて各案内嵌合溝に嵌合させたことを要旨とする。
【0007】
請求項3に記載の発明は、請求項1又は2に記載の回転機器において、前記巻線端末連結部材を、各案内嵌合溝に嵌合させてから、各巻線貫挿孔を貫挿し巻線端末支持部材に支持された前記平板導線の端末に固着手段にて固着させたことを要旨とする。
【0008】
請求項4に記載の発明は、請求項1乃至3のいずれか1に記載の回転機器において、前記巻線端末連結部材と前記平板導線の端末とは、それぞれの広い当接面にて互いに当接していることを要旨とする。
【0009】
(作用)
請求項1に記載の発明によれば、平板導線の端末を、ぞれぞれ巻線端末支持部材から上方へ突出するように各巻線貫挿孔に貫挿してから案内嵌合溝に嵌合する巻線端末連結部材にて連結することができる。
【0010】
その結果、平板導線の端末を取り回せず簡単に結線させることができる。つまり、回転機器の巻線端末処理の簡素化を図ることができる。
請求項2に記載の発明によれば、請求項1に記載の発明の作用に加えて、巻線貫挿孔を結ぶ案内嵌合溝は、各巻線貫挿孔の内周側において周方向に湾曲して形成されているとともに、巻線端末連結部材を、湾曲させて各案内嵌合溝に嵌合させた。
【0011】
従って、各巻線端末連結部材の両端は弾性反力で外周側に位置した平板導線の端末に対して力が加える状態となる。その結果、各巻線端末連結部材と平板導線の端末とは、常に圧接した状態となり互いに離間することなく常に安定に連結することができる。
【0012】
請求項3に記載の発明によれば、請求項1及び2に記載の発明の作用に加えて、巻線端末連結部材を、各案内嵌合溝に嵌合させてから、各巻線貫挿孔を貫挿し巻線端末支持部材に支持された前記平板導線の端末に固着手段にて固着させた。従って、連結すべく平板導線の端末は、確実に巻線端末連結部材にて連結することができる。
【0013】
請求項4に記載の発明によれば、請求項1〜3に記載の発明の作用に加えて、巻線端末連結部材と平板導線の端末との当接が広い面接触であるため、平板導線の端末は巻線端末連結部材により安定に連結される。また、接触面積が大きいため、接点での電圧降下を防止することができ、回転機器の効率を確保することができる。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を回転機器としての3相9スロットのブラシレスモータに具体化した一実施形態を図面に従って説明する。
【0015】
図1は本実施形態のブラシレスモータ10のステータ11と、巻線端末支持部材としての台座21及び巻線端末連結部材としての複数個の連結片31a〜31cを示す。
【0016】
ステータ11は、図1及び図2に示すように、ステータコア11aを構成するアウタコア12及びインナコア13を備えている。アウタコア12は円環状をなしていて、その内周面14に9つの楔状の凹部14aを設けている。
【0017】
前記インナコア13は、径方向に延び、かつ回転方向に配置された9個のティース15を備えている。各ティース15の先端部(外側端部)には、前記凹部14aと嵌合するための楔状の凸部15aを設けている。ティース15の基端部(内側端部)は、隣接するそれと相互に連結され、この連結により円環部15bが形成される。なお、ティース15の基端部と先端部との間の部分をティース15の巻線巻装部15cとしている。
【0018】
各ティース15の巻線巻装部15cには、平板導線としての巻線16がそれぞれ巻装されている。なお、本実施形態では、各ティース15に巻装する巻線16は、横断面矩形の平角銅線からなっている。そして、図1及び図2に示すように、巻線16を巻装したティース15の前記凸部15aが対応する前記アウタコア12の凹部14aに嵌合することによってインナコア13とアウタコア12とは一体に連結される。つまり、ステータ11が形成される。このとき、各ティース15に巻装された巻線16の2つの巻線端末16a,16bがそれぞれステータ11の上方へ延びるように引き出されている。なお、図1及び図2に示すように、前記アウタコア12の内周面14に近接する9本の巻線端末を巻線端末16aとし、前記インナコア13の円環部15bに近接する9本の巻線端末を巻線端末16bとしている。
【0019】
前記台座21は、絶縁材料としての合成樹脂からなり、皿状に成形されている。台座21は、図1,図4及び図6に示すように、前記アウタコア12の外径と同じの外径を有し、しかもアウタコア12の内径より大きな内径を有するリング部21aと、該リング部21aの上端を閉じる底板部21bとを備えている。その底板部21bの中央には、ブラシレスモータ10の回転子(ロータ)17の回転軸18(図5及び図6に2点鎖線で示す)が貫挿するための円形貫通孔23が設けられている。
【0020】
また、図1,図3及び図6に示すように、台座21の底板部21bには、前記巻線端末16a,16bが貫挿するための第1及び第2の巻線貫挿孔24a,24bが貫設されている。本実施形態では、第1の巻線貫挿孔24aは、各巻線端末16aが貫挿するために設けられたものであって、前記底板部21bの外周側における同一円周上に9個形成されている。第2の巻線貫挿孔24bは、各巻線端末16bが貫挿するために設けられたものであって、前記底板部21bの内周側における同一円周上に9個形成されている。
【0021】
さらに、図1,図3及び図6に示すように、台座21の底板部21bには、前記第1の巻線貫挿孔24a同士を結ぶ第1の案内嵌合溝25aと、前記第2の巻線貫挿孔24b同士を結ぶ第2の案内嵌合溝25b及び第3の案内嵌合溝25cがその底板部21bの外表面から設けられている。本実施形態では、図3に示すように、第1の案内嵌合溝25aは、それぞれ2つの第1の巻線貫挿孔24aを連通するように3つ設けられている。第2の案内嵌合溝25bは、それぞれ2つの巻線貫挿孔24bを連通するように3つ設けられている。第3の案内嵌合溝25cは、3つの第2の巻線貫挿孔24bを連通するように1つ設けられている。しかも、第1及び第2の巻線貫挿孔24a,24bをそれぞれ結ぶ第1〜第3の案内嵌合溝25a〜25cは、それらの第1及び第2の巻線貫挿孔24a,24bの内周側において周方向に湾曲して形成されている。
【0022】
連結片31a〜31cは、導電性材料としての金属板から形成されている。図1及び図5に示すように、第1の連結片31aは、2つの端末当接部32と、その両端末当接部32を連結する連結部33とから構成され、前記各第1の案内嵌合溝25aに嵌合するように3個設けられている。第2の連結片31bは、2つの端末当接部34と、その両端末当接部34を連結する連結部35とから構成され、前記各第2の案内嵌合溝25bに嵌合するように3個設けられている。第3の連結片31cは、3つの端末当接部36と、その3つの端末当接部36を連結する連結部37とから構成され、前記各第3の案内嵌合溝25cに嵌合するように1個設けられている。
【0023】
なお、本実施形態では、各端末当接部32,34,36と各巻線端末16a,16bとは、広い当接面にて互いに当接するようになっている。また、各端末当接部32,34,36の当接面の幅が前記巻線端末16a,16bの当接面の幅よりやや広く形成されている。
【0024】
そして、図4及び図6に示すように、台座21のリング部21aの下端面がアウタコア12の上端面と当接するまでに前記各巻線端末16a,16bを相対応する第1及び第2の巻線貫挿孔24a,24bにそれぞれ貫挿させる。このとき、各巻線端末16a,16bは、底板部21bの外表面から突出している。次に、図4〜図6及び図8に示すように、各第1〜第3の連結片31a〜31cを、湾曲させるとともに各端末当接部32,34,36を相対応する前記各巻線端末16a,16bと摺接しながら各第1〜第3の案内嵌合溝25a〜25cにそれぞれ嵌合させる。その後、図7に示すように、第1〜第3の連結片31a,31b,31cを、固着手段としてのろう付けにて巻線端末16a,16bに固着させる。つまり、第1〜第3の連結片31a,31b,31cの各端末当接部32,34,36を、巻線端末16a,16bにろう付けさせるようになっている。すると、連結すべく巻線16間の結線、つまり巻線端末処理が完了する。
【0025】
なお、単独に第1の巻線貫挿孔24aを貫挿し底板部21bの外表面から突出した所定の3つの巻線端末16aは、それぞれ外部駆動源の3相(U相、V相及びW相)と接続するようになっている(図示せず)。
【0026】
本実施形態のブラシレスモータ10によれば、以下のような特徴を得ることができる。
(1)本実施形態では、アウタコア12の上端面に配置する合成樹脂からなる台座21の底板部21bには、巻線16の巻線端末16a,16bが貫挿するための巻線貫挿孔24a,24bを設けている。また、その底板部21bには、前記巻線16の巻線端末16a,16bを連結する連結片31a〜31cを嵌合する案内嵌合溝25a〜25cを設けている。
【0027】
従って、巻線16の巻線端末16a,16bを、ぞれぞれ台座21の底板部21bから上方へ突出するように各巻線貫挿孔24a,24bに貫挿してから案内嵌合溝25a〜25cに嵌合する連結片31a〜31cにて連結することができる。
【0028】
その結果、巻線16の巻線端末16a,16bを取り回せず簡単に結線させることができる。つまり、ブラシレスモータ10の巻線端末処理の簡素化を図ることができる。
【0029】
(2)本実施形態では、第1及び第2の巻線貫挿孔24a,24bをそれぞれ結ぶ第1〜第3の案内嵌合溝25a〜25cは、それらの第1及び第2の巻線貫挿孔24a,24bの内周側において周方向に湾曲して形成されている。また、各第1〜第3の連結片31a〜31cを、湾曲して各第1〜第3の案内嵌合溝25a〜25cにそれぞれ嵌合させるようにした。
【0030】
従って、各第1〜第3の連結片31a〜31cが湾曲された状態で嵌合されていることから、各第1〜第3の連結片31a〜31cの両端における端末当接部32,34,36は、弾性反力で外周側に位置した巻線16の巻線端末16a,16bに対して力が加えられた状態となる。その結果、各第1〜第3の連結片31a〜31cの端末当接部32,34,36と巻線16の巻線端末16a,16bとは、常に圧接した状態となり互いに離間することなく常に安定に連結することができる。
【0031】
(3)本実施形態では、各第1〜第3の連結片31a〜31cを、各案内嵌合溝25a〜25cに嵌合させてからそれらの巻線端末16a,16bにろう付けにて固着させるようにした。
【0032】
従って、連結すべく巻線端末16a同士及び巻線端末16b同士は、確実に連結片31a〜31cにて連結することができる。
(4)本実施形態では、連結片31a〜31cの端末当接部32,34,36と各巻線端末16a,16bとは、広い当接面にて互いに当接するようになっている。
【0033】
従って、連結片31a〜31cと巻線端末16a,16bとの当接が広い面接触であるため、巻線端末16a,16bは連結片31a〜31cにより安定に連結される。また、接触面積が大きいため、接点での電圧降下を防止することができ、モータ効率を確保することができる。
【0034】
(5)本実施形態では、第1〜第3の連結片31a〜31cの端末当接部32,34,36の当接面の幅が巻線端末16a,16bの当接面の幅よりやや広く形成されている。
【0035】
従って、連結片31a〜31cと巻線端末16a,16bとの間のろう付けは容易に施すことができる。
なお、本実施形態は以下のように変更してもよい。
【0036】
○上記実施形態では、巻線16は、その短辺面が巻線巻装部15cに当接するように巻線巻装部15cに巻装されて実施したが、巻線16を、その長辺面が巻線巻装部15cに当接するように巻線巻装部15cに巻装させて実施してもよい。この場合、上記実施形態の特徴(1)〜(5)に記載の効果と同様な効果を得ることができる。
【0037】
○上記実施形態では、次に巻線巻装部15cに巻き付ける巻線16は先に巻線巻装部15cに巻き付けた巻線16とは重ならないようにしたが、次に巻線巻装部15cに巻き付ける巻線16を先に巻線巻装部15cに巻き付けた巻線16と一部分が重なりながら巻き付けるように実施してもよい。この場合、上記実施形態の特徴(1)〜(5)に記載の効果と同様な効果を得ることができる。
【0038】
○上記実施形態では、各ティース15に巻装する巻線16は、横断面矩形の平角銅線にて実施したが、巻線16を、横断面矩形に限定せずその他の横断面扁平形状等の平角銅線にて実施してもよい。この場合、上記実施形態の特徴(1)〜(5)に記載の効果と同様な効果を得ることができる。
【0039】
○上記実施形態では、台座21は合成樹脂にて成形されたが、台座21を、合成樹脂以外の絶縁性材料にて成形してもよい。この場合、上記実施形態の特徴(1)〜(5)に記載の効果と同様な効果を得ることができる。
【0040】
○上記実施形態では、連結片31a〜31cを、巻線貫挿孔24a,24bを貫挿し台座21に支持された巻線16の巻線端末16a,16bと摺接しながら案内嵌合溝25a〜25cに嵌合させてからそれらの巻線端末16a,16bにろう付けにて固着させるようにしたが、連結片31a〜31cを、巻線貫挿孔24a,24bを貫挿し台座21に支持された巻線16の巻線端末16a,16bと摺接しながら案内嵌合溝25a〜25cに嵌合させてからそれらの巻線端末16a,16bに固着手段としての溶接又は半田付け等にて固着させるようにしてもよい。この場合、上記実施形態の特徴(1)〜(5)に記載の効果と同様な効果を得ることができる。
【0041】
○上記実施形態では、本発明を3相9スロットのブラシレスモータに具体化して実施したが、本発明を他のブラシレスモータ又は平角巻線を有するその他の電動機(モータ)に具体化して実施してもよい。この場合、上記実施形態の特徴(1)〜(5)に記載の効果と同様な効果を得ることができる。
【0042】
次に、上記実施形態及び別例から把握できる請求項に記載した発明以外の技術的思想について、それらの効果と共に以下に記載する。
(1)請求項4に記載の回転機器において、平板導線(16)の端末(16a,16b)と当接する巻線端末連結部材(31a〜31c)の当接面の幅を、同平板導線(16)の端末(16a,16b)の当接面の幅より広く形成されていることを特徴とする回転機器。
【0043】
従って、請求項4に記載の回転機器の効果に加えて、巻線端末連結部材と平板導線の端末とは、固着手段にて容易に固着することができる。
(2)請求項1乃至4のいずれか1に記載の回転機器において、前記インナコア(13)の各ティース(15)に巻装する平板導線(16)は、平角銅線であることを特徴とする回転機器。
【0044】
【発明の効果】
以上詳述したように、請求項1に記載の発明によれば、回転機器の巻線端末処理の簡素化を図ることができる。
【0045】
請求項2に記載の発明によれば、請求項1に記載の発明の効果に加えて、平板導線の端末と巻線端末連結部材とは常に安定に連結することができる。
請求項3に記載の発明によれば、請求項1又は2に記載の発明の効果に加えて、連結すべく平板導線の端末は、確実に巻線端末連結部材にて連結することができる。
【0046】
請求項4に記載の発明によれば、請求項1〜3に記載の発明の効果に加えて、平板導線の端末は巻線端末連結部材により安定に連結されるとともに、回転機器の効率を確保することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態のブラスレスモータの要部分解斜視図。
【図2】同じくブラスレスモータのステータの平面図。
【図3】同じくブラスレスモータの台座の平面図。
【図4】同じくブラスレスモータの要部斜視図。
【図5】同じくブラスレスモータの平面図。
【図6】同じくブラスレスモータの図5におけるA−A線断面図。
【図7】同じくブラスレスモータの巻線端末と連結片との連結を示す要部斜視図。
【図8】同じくブラスレスモータの巻線端末と連結片との連結を示す要部分解斜視図。
【符号の説明】
10…回転機器としてのブラシレスモータ、11a…ステータコア、15…ティース、16…平板導線としての巻線、16a,16b…巻線端末、21…巻線端末支持部材としての台座、24a,24b…巻線貫挿孔、25a〜25c…案内嵌合溝、31a〜31c…巻線端末連結部材としての連結片。

Claims (4)

  1. 複数のティース(15)を有するステータコア(11a)と、
    絶縁性材料からなり前記ステータコア(11a)の一端側に固定された巻線端末支持部材(21)と、
    前記ステータコア(11a)の各ティース(15)に巻装され端末(16a,16b)が前記巻線端末支持部材(21)側に引き出された平板導線(16)と、
    導電性材料からなり前記平板導線(16)の端末(16a,16b)を連結する板状の巻線端末連結部材(31a〜31c)と
    を備え、
    前記巻線端末支持部材(21)には、前記平板導線(16)の端末(16a,16b)が貫挿するための巻線貫挿孔(24a,24b)を複数設けるとともに、2つ以上の前記巻線貫挿孔(24a,24b)を結ぶ案内嵌合溝(25a〜25c)を複数設け、
    その案内嵌合溝(25a〜25c)に前記巻線端末連結部材(31a〜31c)を嵌合させるようにしたことを特徴とする回転機器。
  2. 請求項1に記載の回転機器において、
    前記巻線貫挿孔(24a,24b)を結ぶ案内嵌合溝(25a〜25c)は、各巻線貫挿孔(24a,24b)の内周側において周方向に湾曲して形成されているとともに、前記巻線端末連結部材(31a〜31c)を、湾曲させて各案内嵌合溝(25a〜25c)に嵌合させたことを特徴とする回転機器。
  3. 請求項1又は2に記載の回転機器において、
    前記巻線端末連結部材(31a〜31c)を、各案内嵌合溝(25a〜25c)に嵌合させてから、各巻線貫挿孔(24a,24b)を貫挿し巻線端末支持部材(21)に支持された前記平板導線(16)の端末(16a,16b)に固着手段にて固着させたことを特徴とする回転機器。
  4. 請求項1乃至3のいずれか1に記載の回転機器において、
    前記巻線端末連結部材(31a〜31c)と前記平板導線(16)の端末(16a,16b)とは、それぞれの広い当接面にて互いに当接していることを特徴とする回転機器。
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