JP4244432B2 - 伝送方法、伝送システム、送信装置及び受信装置 - Google Patents

伝送方法、伝送システム、送信装置及び受信装置 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、例えば、ディジタルテレビジョン放送でウェブページによるコンテンツ配信を行なう場合に用いて好適な伝送方法、伝送システム、送信装置及び受信装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
現在のインターネット上においては、HTML(Hyper Text Mark-up Language )により記述されたデータを使って、WWW(World Wide Web)のウェブページによるデータ配信が行なわれている。HTMLにより記述されたウェブページをアクセスする場合には、URL(Uniform Resource Locator)を使って各データが識別されている。URLは、インターネット上のリソースが置かれているロケーションを表すものである。WWWでは、HTMLの記述に基づいて、URLを使ってページ中にマルチメディアがリンクされ、ウェブページが形成される。ウェブページ中にリンクできるコンテンツは、インターネットのHTTP(Hyper Text Transfer Protocol)サーバ上にコンテンツが置かれていれば、URLを使って、離れた所にあるウェブサイトのコンテンツに対してもリンクすることが可能である。
【0003】
一方、ディジタルテレビジョン放送において、ウェブページを配信することが考えられている。ディジタルテレビジョン放送でウェブページを配信する場合、ウェブページを形成するためのHTML文書が配信されると共に、そのページを形成するための静止画や、映像ストリーム、音声ストリーム、ディジタルデータ等のコンテンツデータが配信される。そして、HTMLの記述に基づいて、配信されてきた映像データや音声データ等のコンテンツがウェブヘージにハイパーリンクされ、ウェブページが形成される。
【0004】
このように、ディジタルテレビジョン放送でウェブページを形成する場合、HTMLの記述に基づいて、ページ中に映像データや音声データ等のコンテンツがリンクされる。このため、HTML文書の中に、コンテンツのリンク先を示す識別子を埋め込み、この識別子により示されるリンク先にあるコンテンツのデータを取り込む必要がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
このように、ディジタルテレビジョン放送でウェブページを形成する場合には、コンテンツのリンク先を示す識別子が必要である。これまでのディジタルテレビジョン放送では、映像や音声ストリームに対して、イベント識別子event _id、サービス識別子service _id、コンポーネントタグcomponent _tag のような識別子が割り当てられている。そこで、このような識別子を使って、コンテンツのリンク先をアクセスすることが考えられる。しかしながら、このような識別子を使ったのでは、インターネット上で提供されているウェブページとの互換性がなくなる。
【0006】
そこで、これまでのディジタルテレビジョン放送システムとの互換性を保ちながら、放送で送られてくるコンテンツのデータに対してURLを付加する方法として、URLを格納するデスクリプタを導入することが考えられる。この方法によれば、HTML文書中にURLによりリンク先があった場合には、受信したMPEG2のセクションテーブル等のデスクリプタ領域の中から、該当先のURLが検索される。そして、そのデスクリプタの格納されているリソースがアクセスされる。
【0007】
このようすると、ディジタルテレビジョン放送システムとの互換性を保ちながら、放送で送られてくるコンテンツのデータに対してURLを付加できる。
【0008】
ところが、この方法では、URLが実際にリソースが置かれているロケーションを示さなくなる。したがって、この方法では、放送以外にインターネット等の双方向ネットワークを介してコンテンツを取得することも可能な場合に、どこからコンテンツを入手したらよいかという情報を付加できない。
【0009】
また、ディジタルテレビジョン放送では、同一のコンテンツが再放送される場合がある。この場合には、同一のコンテンツには1つの固有の識別子を与え、その識別子名から実際に放送される番組や双方向ネットワーク上でのロケーション情報への対応関係を得るための手段が必要である。
【0010】
したがって、この発明の目的は、例えばディジタルテレビジョン放送のような同報ネットワークでウェブページを送ると共に、双方向ネットワークでコンテンツのやり取りを行なう場合に、同一のコンテンツが複数の場所に置かれていても、最適なコンテンツを取得できるようにした伝送方法、伝送システム、送信装置及び受信装置を提供することにある。
【0011】
この発明の他の目的は、既存のディジタルテレビジョン放送システムやインターネットシステムとの互換性を保ちながら、最適なコンテンツを取得できるようにした伝送方法、伝送システム、送信装置及び受信装置を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】
請求項1の発明は、分散されて配置されている個々の情報の中から必要な情報を取得して再構成するようにした伝送方法において、
分散された情報の中から必要な情報を取得するための識別子として個々の情報に固有の情報識別子を使い、
各情報に固有の情報識別子と情報識別子に対応する情報のアクセス方法を示すアクセス方法識別子との関係を表すリストを作成し、
情報識別子により必要な情報が指定されたら、リストに従って必要な情報を取得するためのアクセス方法を探索し、
探索されたアクセス方法で必要な情報を取得し、
アクセス方法は、同報ネットワークによるアクセス又は双方向ネットワークによるアクセスを含む伝送方法である。
【0013】
請求項2の発明は、分散されて配置されている個々の情報の中から必要な情報を取得して再構成するようにした伝送システムにおいて、
複数のアクセス方法で情報を提供する情報送信手段と、
各情報に固有の情報識別子と情報識別子に対応する情報のアクセス方法を示すアクセス方法識別子との関係を表すリストに従って、指定された情報識別子に対応する情報へのアクセス方法を同定する名前解決手段と、
情報識別子により必要な情報が指定されたら、名前解決手段のリストに従って必要な情報を取得するためのアクセス方法を探索し、探索されたアクス方法で必要な情報を取得する情報受信手段と
を備え、
アクセス方法は、同報ネットワークによるアクセス又は双方向ネットワークによるアクセスを含む伝送システムである。
【0014】
請求項の発明は、提供する情報を蓄積する情報蓄積手段と、
蓄積手段の情報を複数のアクセス方法で提供する情報提供手段と、
各情報に固有の情報識別子と情報識別子に対応する情報のアクセス方法を示すアクセス方法識別子とが対応付けられたリストを作成するリスト作成手段と、
リストを送信するリスト送信手段と
を備え、
複数のアクセス方法は、同報ネットワークによるアクセス又は双方向ネットワークによるアクセスを含む送信装置である。
【0015】
請求項の発明は、複数のアクセス方法で情報を受信する情報受信手段と、
各情報に固有の情報識別子と情報識別子に対応する情報のアクセス方法を示すアクセス方法識別子とが対応付けられたリストを受信するリスト受信手段と、
受信されたリストに従って指定された情報識別子に対応する情報へのアクセス方法を同定する名前解決手段と、
情報識別子により必要な情報が指定されたら、リストに従って必要な情報を取得するためのアクセス方法を探索し、探索されたアクセス方法に基づいて必要な情報を取得するデータ取得手段と
を備え、
複数のアクセス方法は、同報ネットワークによるアクセス又は双方向ネットワークによるアクセスとを含む受信装置である。
【0016】
コンテンツのロケーションに依存せず、各コンテンツに対して一意なコンテンツ識別子を用いて、ウェブページのコンテンツのリンク先が記述される。そして、コンテンツ識別子と、そのコンテンツを取得するためのアクセス方法が示されるコンテンツアクセス方法識別子とが記されたリストが送られ、このリストが保存される。コンテンツのリンク先にアクセスする場合には、コンテンツ識別子とコンテンツアクセス方法識別子とのリストから作成されたテーブルを使って、コンテンツ識別子に対応するアクセス方法が検索される。このアクセス方法の中から、最適な検索方法で、コンテンツがアクセスされる。
【0017】
これにより、例えば、HTMLで記述されたウェブページをディジタル放送で送るような場合に、放送/再放送や、双方向ネットワーク上でのコンテンツの複製など、同一内容のコンテンツが複数のロケーションにある場合でも、コンテンツに一意な識別子名によってコンテンツを指定することが可能であり、適切な方法によりコンテンツを取得できる。
【0018】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の実施の形態について図面を参照して説明する。図1は、この発明が適用されたデータ配信システムの第1の例の全体構成を示すものである。
【0019】
図1において、101A、101Bは、コンテンツの提供者が保有しているコンテンツ提供装置である。コンテンツ提供装置101A、101Bは、具体的には、サーバ111A、111Bからなる。
【0020】
コンテンツ提供装置101A、101Bを保有しているコンテンツの提供者は、映画や音楽、写真、文書等の、マルチメディアのコンテンツをディジタルデータとして提供している。サーバ111A、111Bには、データベース112A、112Bが備えられている。このデータベース112A、112Bには、提供するコンテンツのデータが保存されている。
【0021】
提供するマルチメディアのデータは、例えば、ウェブページを作成するためのHTML文書と、このウェブページにリンクされる静止画データ、映像データ、音声データの形で保存され、HTTPでアクセスできるようになっている。勿論、コンテンツ提供装置101A、101Bのサーバ111、111Bは、全てがWWWのページを提供しているわけではなく、静止がデータや映像データ、音声データ、ソフトウェアのファイル等をFTP(File Transfer Protocol)等で提供するようにしたものでも良い。
【0022】
情報提供装置101A、101Bのサーバ111A、111Bは、インターネットのような双方向ネットワーク105に接続されている。したがって、データベース112A、112Bに保持されているコンテンツのデータは、インターネットのような双方向ネットワーク105を介して、外部からアクセス可能とされている。勿論、全ての情報提供装置101A、101Bのサーバ111A、111Bが双方向ネットワーク105に接続されているわけではない。また、サーバ111A、111Bの中には、外部からのアクセスを制限しているものもある。放送局102は、ディジタルテレビジョン放送の放送局であり、例えば、ディジタルテレビジョン放送を使って、ウェブページの送信サービスを行なっている。放送局102のサーバ114にもまた、データベース115が備えられている。
【0023】
ディジタルテレビジョン放送で、ウェブページを送信するサービスを行なう場合には、素材となる映像や音楽等のコンテンツが必要である。放送局のサーバ114と、情報提供装置101A、101Bのサーバ111A、111Bとは、例えば専用回線で結ばれている。情報提供装置101A、101Bのサーバ111A、111Bのデータベース112A、112Bに蓄積されているコンテンツのデータは、この専用回線を介して、放送局102のサーバ114に送ることができる。
【0024】
なお、情報提供者101A、101Bのサーバ111A、111Bと、放送局102のサーバ114との間は、専用回線で結んでも良いし、汎用の回線で結んでも良い。
【0025】
放送局102のサーバ114では、情報提供者101A、101Bのサーバ111A、111Bから送られてきたコンテンツのデータや、放送局102のデーベース115にある自身のコンテンツのデータを使って、ウェブページのデータが作成される。
【0026】
すなわち、放送局102で送信するウェブページを形成するためのHTML文書が作成されると共に、このページとリンクされるようなウェブページや、このページに貼り付けられる静止画データ、音楽データ、動画データ等のコンテンツのデータが情報提供者101A、101Bのサーバ111A、111Bから送られてくる。これらのコンテンツのデータや自身のデータを集めてウェブヘージのデータが作成される。そして、このウェブページを形成するためのデータは、データベース115に保存される。
【0027】
なお、後に詳述するように、ウェブページを形成するためのコンテンツとなる映像や音声ストリームに対しては、通常のディジタルテレビジョン放送と同様に、イベント識別子event _id、サービス識別子service _id、コンポーネントタグcomponent _tag のような識別子が付加されている。また、HTML文書中には、リンク先として、コンテンツ識別子が記述される。このコンテンツ識別子は、コンテンツに対して一意なURN(Universal Resource Name )である。
【0028】
放送局102のデータベース115に保存されているコンテンツのデータは、同報ネットワーク104を通じて、放送の受信端末103A、103Bに送られる。すなわち、同報ネットワーク104は、具体的には、ディジタル衛星放送サービスを示しており、例えば、ウェブページを形成するためのデータは、放送局102のデータベース115から出力され、例えばMPEG2のストリーム上に組み込まれて、衛星を介して、受信端末103A、103Bに送られる。
【0029】
また、放送局102のサーバ114は、インターネットのような双方向ネットワーク105に接続される。このようにすると、データベース115に蓄積されているウェブページのデータは、この双方向ネットワーク105を介して、外部からアクセス可能となる。勿論、サーバ114を双方向ネットワーク105に接続した場合、外部からのアクセスを制限するようしても良い。
【0030】
受信端末103A、103Bは、同報ネットワーク104を介して送られてくるデータを受信するものである。すなわち、放送局102からは、衛星を介して、ウェブページを形成するためのコンテンツのデータが送られてくる。受信端末103A、103Bは、衛星を介して送られてくる信号を受信して、MPEG2のデコード処理を行い、MPEG2のストリーム中に送られてくるコンテンツのデータを受信する。
【0031】
また、受信端末103A、103Bは、インターネットのような双方向ネットワーク105に接続されており、アクセスが許可されているなら、双方向ネットワーク105を介して、情報提供装置101A、101Bのデータベース112A、112Bや放送局102のサーバ114のデータベース115に保持されているコンテンツのデータをアクセスすることができる。
【0032】
前述したように、放送局102から同報ネットワーク104を介して送られてくるコンテンツのデータには、イベント識別子event _id、サービス識別子service _id、コンポーネントタグcomponent _tag のような識別子が付加されているが、URLは付加されていない。これに対して、情報提供装置101A、101Bのサーバ111A、111Bや、放送局102のサーバ114は、インターネットのような双方向ネットワーク105に接続されており、双方向ネットワーク105上では、リソースのロケーションにはURLが割り振られている。このため、同報ネットワーク104から送られてきたコンテンツのデータのアクセス方法と、双方向ネットワーク105上のサーバ111A、111B、114にあるコンテンツのデータのアクセス方法とが異なってくる。
【0033】
そこで、この発明の実施の形態では、コンテンツに一意なコンテンツ識別子を設け、このコンテンツ識別子でコンテンツをアクセスすると共に、そのコンテンツの識別子とコンテンツのアクセス方法識別子とを対応させるテーブルを送るようにしている。
【0034】
すなわち、図2Aに示すように、コンテンツデータC100に、コンテンツデータC101、C102、C103を貼りつけたようなウェブページを制作するとする。このようなウェブページを作成する場合に、通常では、コンテンツデータC100やコンテンツC101、C102、C103のリンク先として、HTTP上でリソースのロケーションを示すURLが記述される。
【0035】
これに対して、この発明の実施の形態では、コンテンツデータC100やコンテンツC101、C102、C103のリンク先として、コンテンツに対して一意なコンテンツ識別子urn_100、urn_101、urn_102、urn_103が記述される。
【0036】
コンテンツデータC100、C101、C102、C103は、例えば、前述したように、情報提供装置101A、101Bのサーバ111A、111Bで制作され、放送局102のサーバ114に送られる。そして、このウェブページを形成するためのHTML文章やこのウェブページに貼り付けられるコンテンツからなるコンテンツデータC100、C101、C102、C103は、所定の時間になると、所定のチャンネルで、送信される。
【0037】
また、同様なウェブページを形成するためのHTML文章やこのウェブページに貼り付けられるコンテンツからなるコンテンツデータC100、C101、C102、C103は、再放送されることがある。
【0038】
更に、同様なウェブページを形成するためのHTML文章やこのウェブページに貼り付けられるコンテンツからなるコンテンツデータC100、C101、C102、C103は、放送局102のデータベース115に置かれることが考えられる。更に、コンテンツデータC100やコンテンツデータC101、C102、C103は、情報提供装置101A、101Bのデータベータ112A、112Bに置かれていることが考えられる。これらのコンテンツは、双方向ネットワーク105を介してアクセス可能である。
【0039】
受信端末103A、103B側では、同様なコンテンツを、同報ネットワーク104側でアクセスすることもできるし、双方向ネットワーク105側でアクセスするもともできる。しかも、同報ネットワーク104を介して同様なコンテンツが再放送されることもあるし、同様なコンテンツが複数のサーバに格納されていることもある。
【0040】
双方向ネットワーク105を介してコンテンツにアクセスするときには、URLによりコンテンツにあるロケーションを識別する必要がある。同報ネットワーク104を介して得られたコンテンツにアクセスするときには、イベント識別子event _id、サービス識別子service _id、コンポーネントタグcomponent _tag のような識別子によりコンテンツを識別する必要がある。
【0041】
そこで、コンテンツに対して一意なコンテンツ識別子と、コンテンツをアクセする方法を示すアクセス方法識別子との対応関係を示すテーブルが作成される。アクセス方法識別子は、双方向ネットワーク105を介してコンテンツにアクセスするときにはURLであり、同報ネットワーク104を介して得られたコンテンツにアクセスするときには、イベント識別子event _idやサービス識別子service _id、コンポーネントタグcomponent _tag のような識別子である。
【0042】
例えば、図2Aに示したコンテンツデータC100、C101、C102、C103は、図2B及び図2Cに示すように、双方向ネットワーク上のサイト(A)とサイト(B)とに置かれているとする。また、図2Dに示すように、同報ネットワーク上では、2回放送されたとする。
【0043】
そして、図2Bに示すように、ウェブサイト(A)上では、コンテンツC101、C102、C103のロケーションがurl_100a、url_101a、url_102a、url_103aであり、図2Cに示すように、ウェブサイト(B)のロケーションがurl_100b、url_101b、url_102b、url_103bであるとする。
【0044】
また、図2Dに示すように、最初に放送されるデータストリームのコンテンツC101、C102、C103に対応する識別子は、url_100×1、url_101×1、url_102×1、url_103×1であり、次に放送されるデータストリームの識別子は、url_100×2、url_101×2、url_102×2、url_103×2であるとする。
【0045】
これらの情報を基に、図3に示すように、コンテンツ識別子とアクセス識別子との対応関係を示すテーブルが作成される。
【0046】
図3に示すように、コンテンツC100のコンテンツ識別子はurn_100とされる。このコンテンツC100は、双方向ネットワーク105のウェブサイト(A)上ではロケーションurl_100aにあり、双方向ネットワーク105のウェブサイト(B)上ではロケーションurl_100bにある。また、同報ネットワーク104上では、最初の放送の識別子がurl_100×1で、次の放送の識別子はurl_100×2である。
【0047】
したがって、コンテンツ識別子urn_100に対応するアクセス方法識別子としては、url_100a、url_100b、url_100×1、url_100×2ということになる。
【0048】
コンテンツC101は、双方向ネットワーク105のウェブサイト(A)上ではロケーションurl_101aにあり、双方向ネットワーク105のウェブサイト(B)上ではロケーションurl_101bにある。また、同報ネットワーク104上では、最初の放送の識別子url_101×1で、次の放送の識別子はurl_101×2である。
【0049】
したがって、コンテンツ識別子urn_101に対応するアクセス方法識別子としては、url_101a、url_101b、url_101×1、url_101×2ということになる。
【0050】
コンテンツ識別子C102、C103についても、同様に、コンテンツ識別子に対するアクセス方法識別子のテーブルが作成される。
【0051】
このようなコンテンツ識別子とアクセス方法識別子との対応関係を示すテーブルは、例えば、放送局102のサーバ114で作成され、同報ネットワーク104を介して、各受信端末103A、103Bに送られる。そして、このコンテンツ識別子とアクセス方法識別子との対応関係を示すテーブルが各受信端末103A、103Bに保存される。
【0052】
放送局102からは、ウェブページを形成するためのデータが送られてくる。このHTML上のリンク先は、前述したように、コンテンツ識別子で記述されている。このため、各受信端末103A、103Bからは、コンテンツ識別子を指定してコンテンツへのアクセスが入力される。
【0053】
各受信端末103A、103Bでは、コンテンツ識別子を指定してコンテンツへのアクセスが入力されると、コンテンツ識別子とアクセス方法識別子との対応関係を示すテーブルを使って、そのコンテンツ識別子に対応するアクセス方法識別子が求められる。このアクセス方法識別子の中から、最適なアクセス方法を示すアクセス方法識別子が選定され、そのアクセス方法識別子に示されるアクセス方法でコンテンツがアクセスされる。
【0054】
このように、この実施の形態では、コンテンツ識別子を指定してコンテンツへのアクセスが入力され、コンテンツ識別子とアクセス方法識別子との対応関係を示すテーブルを使って、最適なアクセス方法を示すアクセス方法識別子が選定されて、コンテンツがアクセスされる。したがって、同報ネットワーク104からのコンテンツも、双方向ネットワーク105からのコンテンツも、同様にアクセスすることができると共に、同様なコンテンツか複数のサイトにあったり、コンテンツが再放送されるような場合にも、最適なコンテンツを選択できる。
【0055】
図4及び図5は、上述のシステムを構築するための情報提供装置101A、101B、放送局102の構成を示す機能ブロック図である。
【0056】
図4において、情報提供装置101A、101Bのサーバ111A、111Bには、コンテンツ蓄積部121(データベース112A、112Bに対応する)が設けられる。コンテンツ蓄積部121には、提供すべきコンテンツが蓄積されている。このコンテンツを放送局102に提供する場合には、コンテンツ管理部122の管理の基に、コンテンツ配信部123により、コンテンツ蓄積部121から所望のコンテンツのデータが読み出される。このコンテンツのデータは、コンテンツ出力部124から出力され、放送局102のコンテンツ入力部131(図5)に送られる。
【0057】
また、この情報提供装置101A、101Bのサーバ111A、111Bは、双方向通信制御部125を介して、双方向ネットワーク105(図1)に接続されている。この双方向ネットワーク105を介して、コンテンツのロケーションが指定されると、コンテンツ管理部122の制御の基に、コンテンツ蓄積部121からコンテンツのデータが読み出される。このコンテンツのデータは、双方向通信制御部125から、双方向ネットワール105を介して、コンテンツのデータを要求している端末に届けられる。
【0058】
図5において、コンテンツ入力部131に、情報提供装置101A、101Bからのコンテンツが送られる。このコンテンツは、識別子生成部133に送られる。また、このコンテンツがあったロケーション(URL)がテーブル作成部132に送られる。
【0059】
識別子生成部133で、このコンテンツに対して、コンテンツ識別子が付加される。そして、このようにコンテンツ識別子が付与されたコンテンツがコンテンツ蓄積部134に蓄積される。また、各コンテンツのコンテンツ識別子がコンテンツ蓄積部134からテーブル作成部132に送られる。
【0060】
コンテンツ管理部135は、コンテンツの送信スケジュールを管理している。コンテンツの送出時間、送信チャンネルに基づいて、イベント識別子event _id、サービス識別子service _id、コンポーネントタグcomponent _tag 等が形成される。これらの識別子がコンテンツ管理部135からテーブル作成部132に送られる。
【0061】
テーブル作成部132には、コンテンツ蓄積部134からのコンテンツ識別子と、コンテンツ入力部131からのコンテンツのURLと、コンテンツ管理部135からのイベント識別子event _id、サービス識別子service _id、コンポーネントタグcomponent _tag 等の情報が入力される。このコンテンツのURL、イベント識別子event _id、サービス識別子service _id、コンポーネントタグcomponent _tag 等がアクセス方法識別子とされ、テーブル作成部132で、コンテンツ識別子とアクセス方法識別子との対応関係を示すテーブルが作成される。
【0062】
テーブル作成部132で作成されたコンテンツ識別子とアクセス方法識別子との対応関係を示すテーブルは、送信部136に送られ、同報ネットワーク104(図1)を介して、受信端末103A、103Bに送られる。
【0063】
コンテンツ管理部135により、所望のコンテンツの配信時間になったことが判断されると、コンテンツ蓄積部134からそのコンテンツのデータ読み出される。コンテンツ蓄積部134から読み出されたコンテンツのデータは、コンテンツ配信部137から送信部136に送られる。送信部136により、コンテンツのデータは、同報ネットワーク104を介して、受信端末103A、103Bに送られる。
【0064】
また、放送局102のサーバ114は、双方向通信制御部138を介して、双方向ネットワーク105に接続されている。この双方向ネットワーク105を介して、コンテンツのロケーションが指定されると、コンテンツ管理部135の制御の基に、コンテンツ蓄積部134からコンテンツのデータが読み出される。このコンテンツのデータは、双方向通信制御部138から、双方向ネットワール105を介して、コンテンツのデータを要求している端末に届けられる。
【0065】
なお、テーブル作成部132で作成したコンテンツ識別子とアクセス方法識別子との対応関係を示すテーブルを、同報ネットワーク104を介して受信端末103A、103Bに送る場合には、具体的には、MPEG2システムのPSI(Program Specification Information )のセクションが用いられる。図6〜図8は、MPEG2システムのPSIのセクションでコンテンツ識別子とアクセス方法識別子との対応関係を示すテーブル送る場合のデータ構成の一例である。
【0066】
図6は、テーブルurn _resolution_section() の構造を示している。各メンバは、以下の内容を示している。
【0067】
table _id:テーブルの種別を識別するためのテーブルID
section _syntax_indicator :セクションシンタックス識別子
reserved_future_use :将来のためのリザーブ
reserved:リザーブ
section _length:セクションの長さ
service _id:サービスの識別子、通常、サービスはチャンネル番号と一致する
reserved:リザーブ
version _number:テーブルのバージョンナンバ
current _next_indicator :現在のセクションか次のセクションかを示す識別子
section _number:セクションの番号
last_section _number:最後のセクション番号
transport _stream_id:トランスポートストリームの識別子
original_network _id:オリジナルネットワークの識別子
segment _last_section _number:セグメントの最後のセクション番号
last_table _id:最後のテーブルの識別子
urn _length:コンテンツ識別子の長さ
urn _character :コンテンツ識別子の名前
descriptors _loop_length:デスクリプタのループの長さ
descriptor(): デスクリプタ。
【0068】
このように、コンテンツに一意なコンテンツ識別子は、urn _character で示す変数に格納される。このコンテンツ識別子の名前は、例えば、
url:xxx:somemovie1
のような形になっている。
【0069】
各コンテンツ識別子に対応するコンテンツをアクセスするためのアクセス方法識別子は、descriptor()の中に格納される。アクセス方法には、双方向ネットワーク105を介してコンテンツをアクセスする場合と、同報ネットワーク104を介してアクセスする場合とがある。
【0070】
図7は、双方向ネットワーク105を介してコンテンツをアクセスする場合のデスクリプタurls_descriptor()の構造を示すものである。
【0071】
descriptor_tag :デスクリプタの種別を示すタグ
descriptor_length:デスクリプタの長さ
url _ character:コンテンツのロケーション(URL)を示す名前。
【0072】
このように、コンテンツの双方向ネットワークでのコンテンツのアクセス方法は、デスクリプタタグdescriptor_tag とURLを示すurl _ characterにより特定される。インターネットのHTTP上では、URLでサーバのアドレス及びコンテンツのファイル名が示される。url _character に入るURLの名前は、例えば、
http://www.xxx.yyy/somemovie/serise1.mpg
のように示される。
【0073】
図8は、同報ネットワーク104を介してアクセスする場合のデスクリプタevent _locator _descriptor()の構造を示すものである。
【0074】
descriptor_tag :デスクリプタの種別を示すタグ
descriptor_length:デスクリプタの長さ
original_network _id:オリジナルネットワークの識別子
transport _stream_id:トランスポートストリームの識別子
service _id:サービスの識別子、通常、サービスはチャンネル番号と一致する
event _id:イベントの発生を示す識別子、イベントの発生によりコンテンツの送出時間が特定される。
【0075】
このように、同報ネットワークでのコンテンツのアクセス方法は、デスクリプタタグdescriptor_tag と、オリジナルネットワークの識別子original_network _idと、コンテンツが送られてくるチャンネル番号を示すサービス識別子service _idと、コンテンツの送出時間を示すイベント識別子event _idにより特定される。
【0076】
図9は、受信端末103A、103Bの具体的な構成を示す機能ブロック図である。図9において、受信部151は、同報ネットワーク104(図1)を介して送られてきたデータを受信して、同報ネットワーク104を介して送られてデータをデコードするものである。
【0077】
すなわち、例えば、同報ネットワーク104がディジタル衛星放送の場合には、コンテンツのデータは、放送局102から、衛星を介して送られてくる。この場合、受信部151は、この衛星からの電波を受信して、この受信信号をから所望の搬送波の信号を選局し、この信号をデコードして、所望のデータを出力する。
【0078】
一方、通信制御部部152は、双方向ネットワーク105に繋がれている。双方向ネットワーク105を介してデータをやり取りする場合には、通信制御部152が用いられる。
【0079】
受信部151と通信制御部152とに対して、コンテンツ切り換え部153が設けられる。このコンテンツ切り換え部153は、受信部151により同報ネットワーク104を介して得られたコンテンツのデータと、通信制御部152によりやり取りされる双方向ネットワーク105のデータとを切り換えるものである。
【0080】
同報ネットワーク104により得られたコンテンツのデータを選択すると、受信部151で受信されたコンテンツのデータがコンテンツ切り換え部153を介して、コンテンツ取得部154に取り込まれ、このコンテンツのデータがコンテンツ記憶部155に蓄積される。
【0081】
双方向ネットワーク105からのコンテンツのデータを選択すると、通信制御部152により受信されたコンテンツのデータがコンテンツ切り換え部153を介してコンテンツ取得部154に取り込まれ、このコンテンツのデータがコンテンツ記憶部155に蓄積される。
【0082】
また、上述したように、このシステムでは、同報ネットワーク104を介して、コンテンツ識別子とアクセス方法識別子との対応関係を示すテーブルが送られてくる。このコンテンツ識別子とアクセス方法識別子との対応関係を示すテーブルは、受信部151から出力され、テーブル受信部156で受信される。テーブル受信部156の出力がテーブル更新部157に供給される。テーブル更新部157の出力が名前解決テーブル158に供給される。
【0083】
テーブル受信部156で、最初にコンテンツ識別子とアクセス方法識別子との対応関係を示すテーブルが受信されたときには、このテーブルが名前解決テーブル158に記憶される。以後、テーブル更新部157で、前回までに受信したコンテンツ識別子とアクセス方法識別子との対応関係を示すテーブルと、今回受信したコンテンツ識別子とアクセス方法識別子との対応関係を示すテーブルとが比較され、テーブルが更新されているときのみ、名前解決テーブル158が更新される。
【0084】
勿論、このように、テーブルが更新されているときのみ名前解決テーブル158を自動的に更新するのではなく、テーブルが送られてきたら、必ず、名前解決テーブル158を更新するようにしても良い。
【0085】
受信端末側でコンテンツを要求する場合には、入力部161からコンテンツの入力要求が与えられる。このとき、入力部161からは、コンテンツ識別子が入力される。
【0086】
このコンテンツ識別子がコンテンツ検索部162に送られる。コンテンツ検索部162で、名前解決テーブル158を参照して、そのコンテンツ識別子に対応するアクセス方法識別子が検索される。コンテンツ検索部162で、そのコンテンツ識別子に対応するアクセス方法識別子が検索されたら、このアクセス方法識別子がアクセス方法選択部163に送られる。
【0087】
1つのコンテンツにアクセスする方法は、1つであるとは限らない。同様のコンテンツのデータを、同報ネットワーク104と、双方向ネットワーク105との双方から得られる場合がある。また、同様のコンテンツのデータが同報ネットワーク104により繰り返して送られてくる場合がある。したがって、コンテンツ検索部162で、そのコンテンツ識別子に対応するアクセス方法識別子が検索すると、複数のアクセス方法識別子が検索される場合がある。
【0088】
アクセス方法選択部163は、1つのコンテンツ識別子に対して複数のアクセス方法識別子が検索された場合に、これらのアクセス方法の中から、最適なアクセス方法を選択するものである。
【0089】
アクセス方法蓄積部164には、その受信端末で利用可能なアクセス方法が蓄積されており、アクセス方法選択部163で、利用可能なアクセス方法の中から最適なものが選択される。
【0090】
なお、利用可能なアクセス方法が複数ある場合には、入力部161からのユーザ入力に基づいて、アクセス方法を選択するようにしても良い。
【0091】
アクセス方法選択部163の出力がコンテンツ切り換え部153に送られる。コンテンツ切り換え部153により、選択されたアクセス方法に基づいて、コンテンツ切り換え部153が切り換えられる。
【0092】
また、アクセス方法選択部163の出力がコンテンツ取得部154に送られる。コンテンツ取得部154は、コンテンツデータとして送られてくるマルチメディアを取得して、このマルチメディアの閲覧画面をディスプレイ165に形成したり、音声を出力させる処理を行なうものである。
【0093】
アクセス方法選択部163からコンテンツ取得部154に、選択されたアクセス方法識別子が送られる。このアクセス方法識別子は、同報ネットワークデータの場合には、イベント識別子event _idやサービス識別子service _id、コンポーネントタグcomponent _tag のような識別子であり、双方向ネットワークの場合には、インターネットのHTTP上のロケーションを示しURLである。コンテンツ取得部154により、このアクセス方法識別子に基づいて、所望のコンテンツがアクセスされる。
【0094】
図10は、コンテンツ識別子からアクセス方法識別子を検索するための名前解決テーブルの構造を示している。これは、コンテンツ識別子と、このコンテンツ識別子で示されるコンテンツに双方向ネットワークでアクセスする場合のURLを示すデスクリプタと、このコンテンツ識別子に同報ネットワークでアクセスする場合のイベントロケータを示すデスクリプタとからなる。
【0095】
例えば、コンテンツ識別子dtv:xxx:somemovie1に対するURLをデスクリプタurl _descriptor()として
http://www.xxx.yyy/somemovie/series1.mpg
が示される。
【0096】
そのイベントロケータデスクリプタevent _locator _descriptor()として、オリジナルネットワーク識別子orignal_network _idが「111」、トランスポートストリーム識別子transport _stream_idが「123」、サービス識別子service _idが「456」、イベント識別子event _idが「777」が示されている。
【0097】
更に、イベントロケータデスクリプタevent _locator _descriptor()として、オリジナルネットワーク識別子orignal_network _idが「111」、トランスポートストリーム識別子transport _stream_idが「123」、サービス識別子service _idが「456」、イベント識別子event _idが「789」が示されている。
【0098】
これは、コンテンツ識別子dtv:xxx:somemovie1で示されるコンテンツは、双方向ネットワークを使ったときには、URLをデスクリプタurl _descriptor()で示される
http://www.xxx.yyy/somemovie/series1.mpg
でアクセスできることを示している。
【0099】
また、同報ネットワークを使ったときには、オリジナルネットワーク識別子orignal_network _idが「111」、トランスポートストリーム識別子transport _stream_idが「123」、サービス識別子service _idが「456」、イベント識別子event _idが「777」の識別子でアクセスできることを示している。
【0100】
更に、同報ネットワークを使ったときには、再放送で、オリジナルネットワーク識別子orignal_network _idが「111」、トランスポートストリーム識別子transport _stream_idが「123」、サービス識別子service _idが「456」、イベント識別子event _idが「789」の識別子でアクセスできることを示している。
【0101】
例えば、図11に示すようなHTMLで記述されたデータがコンテンツ取得部154に送られてくると、画面上では、図12に示すように、
「Some Movie Series 1」
の文字が現れ、ここにはリンクが張られていることが下線で示される。リンク先は、コンテンツ識別子により、
urn:dtv:xxx:somemovie1
とされる。このリンク先のコンテンツ識別子は、図10に示す名前解決テーブルを使って、アクセス方法が検索される。
【0102】
図10では、コンテンツ識別子
urn:dtv:xxx:somemovie1
に対するアクセス方法として、
http://www.xxx.yyy/somemovie/series1.mpg
なる同報ネットーワークによりアクセス方法と、
orignal _network _id「111」
transport _stream_id「123」
service _id「456」
event _id「777」
と、
orignal _network _id「111」
transport _stream_id「123」
service _id「456」
event _id「789」
とによりなる双方向ネットワークによりアクセス方法が検索される。
【0103】
これらのアクセス方法の中から、最適なものが判断され、そのアクセス方法でコンテンツが受信される。
【0104】
図13は、コンテンツ識別子から最適なアクセス方法を決定するコンテンツロケーション検索処理を示すフローチャートである。図13において、コンテンツ識別子が入力されると、名前解決テーブルが検索され(ステップS1)、このコンテンツ識別子が名前解決テーブルがにあるか否かが判断される(ステップS2)。
【0105】
入力されたコンテンツ識別子が名前解決テーブル中で見つかったら、そのコンテンツ識別子に対応するコンテンツアクセス方法の中から、最適なものが選択される(ステップS3)。そして、選択したアクセス方法からコンテンツが受信されるように制御される(ステップS4)。
【0106】
なお、前述したように、コンテンツ識別子とアクセス方法識別子との変換テーブルは、テーブル更新部157でテーブルが変更されているかどうかを判断して、テーブルの変更があった場合にのみ、名前解決テーブルの更新を行なうようしている。このとき、テーブルの変更があったか否かは、図6に示したバージョンナンバversion _numberにより検出できる。
【0107】
すなわち、図14に示すように、テーブルが受信されると(ステップS11)、今回のバージョンナンバと前回までのバージョンナンバとが比較される(ステップS12)。そして、今回のバージョンナンバと前回までのバージョンナンバとが一致しているか否かが判断される(ステップS13)。バージョンナンバが一致していれば、テーブルの更新は行なわれない。バージョンナンバが変更されていたら、受信したテーブルに基づいて、名前解決テーブルが更新される(ステップS14)。
【0108】
図15は、この発明の第2の実施の形態を示すものである。前述の例では、コンテンツ識別子とアクセス方法識別子との対応関係を示すテーブルを、同報ネットワーク104を介して、放送局102のサーバ114から受信端末103A、103Bに送っている。これに対して、この例では、コンテンツ識別子とアクセス方法識別子との対応関係を示すテーブルを、双方向ネットワーク205を介して、放送局202のサーバ214から受信端末203A、203Bに送るようにしている。その他の構成については、前述の第1の実施の形態と同様である。
【0109】
すなわち、図15において、情報提供装置201A、201Bのサーバ211A、211Bにはデータベース212A、212Bが備えられており、データベース212A、212Bには、提供するコンテンツのデータが保持されている。情報提供装置201A、201Bのサーバ211A、211Bのデータベース212A、212Bに保持されているコンテンツのデータは、インターネットのような双方向ネットワーク205を介して、外部からアクセス可能とされている。
【0110】
放送局202のサーバ214にもまた、データベース215が備えられている。放送局のサーバ214と、情報提供装置201A、201Bのサーバ211A、211Bとは結ばれており、情報提供装置201A、201Bのサーバ211A、211Bのデータベース212A、212Bに蓄積されているコンテンツのデータを放送局202のサーバ214のデータベース115に送ることができる。
【0111】
放送局202のサーバ214のデータベース215には、情報提供装置201A、201Bのサーバ211A、211Bから送られてきたコンテンツのデータや、放送局202で自身で作成されたコンテンツのデータが保持される。放送局202のデータベース215に保持されているコンテンツのデータは、同報ネットワーク204を通じて、放送の受信端末203A、203Bに提供することがてきる。
【0112】
受信端末203A、203Bは、同報ネットワーク204を介して放送局202のデータベース215からのコンテンツのデータを受信できると共に、双方向ネットワーク205を介して、情報提供装置201A、201Bのデータベース212A、212Bや、放送局202のデータベース215のコンテンツのデータを受信することができる。
【0113】
コンテンツ識別子とアクセス方法識別子との対応関係を示すテーブルは、例えば、放送局102のサーバ214で作成され、双方向ネットワーク205を介して、各受信端末203A、203Bに送られる。そして、このコンテンツ識別子とアクセス方法識別子との対応関係を示すテーブルが各受信端末203A、203Bに保存される。
【0114】
受信端末203A、203Bで所望のコンテツにアクセスする場合には、コンテンツ識別子が入力される。そして、コンテンツ識別子とアクセス方法識別子との対応関係を示すテーブルを使って、そのコンテンツ識別子に対応するアクセス方法識別子が求められる。このアクセス方法識別子の中から、最適なアクセス方法を示すアクセス方法識別子が選定され、そのアクセス方法識別子に示されるアクセス方法でコンテンツがアクセスされる。
【0115】
図16は、放送局202のサーバ214を示す機能ブロック図である。図16において、コンテンツ入力部231に、情報提供装置201A、201B(図15)からのコンテンツが送られる。このコンテンツは、識別子生成部233に送られる。また、このコンテンツがあったロケーションがテーブル作成部232に送られる。
【0116】
識別子生成部233で、このコンテンツに対して、コンテンツ識別子が付加される。そして、このようにコンテンツ識別子が付与されたコンテンツがコンテンツ蓄積部234に蓄積される。また、各コンテンツのコンテンツ識別子がコンテンツ蓄積部234からテーブル作成部232に送られる。
【0117】
コンテンツ管理部235は、コンテンツの送信スケジュールを管理しており、コンテンツ管理部235からテーブル作成部232には、コンテンツの送出時間、コンテンツ送信チャンネル等を示す識別情報が送られる。
【0118】
テーブル作成部232には、コンテンツ蓄積部234からのコンテンツ識別子と、コンテンツ入力部231からのコンテンツのロケーションと、コンテンツ管理部235からのコンテンツの送出時間や送出チャンネルを示す識別子が入力される。テーブル作成部232で、コンテンツ識別子とアクセス方法識別子との対応関係を示すテーブルが作成される。
【0119】
テーブル作成部232で作成されたコンテンツ識別子とアクセス方法識別子との対応関係を示すテーブルは、双方向通信制御部238から、双方向ネットワール205を介して、受信端末203A、203Bに届けられる。
【0120】
コンテンツ管理部235により、所望のコンテンツの配信時間になったことが判断されると、コンテンツ蓄積部234からそのコンテンツのデータ読み出される。コンテンツ蓄積部234から読み出されたコンテンツのデータは、コンテンツ配信部237から送信部236に送られる。送信部236により、コンテンツのデータは、同報ネットワーク204を介して、受信端末203A、203Bに送られる。
【0121】
また、放送局202のサーバ214は、双方向通信制御部238を介して、双方向ネットワーク205に接続されている。この双方向ネットワーク238を介して、コンテンツのロケーションが指定されると、コンテンツ管理部235の制御の基に、コンテンツ蓄積部234からコンテンツのデータが読み出される。このコンテンツのデータは、双方向通信制御部238から、双方向ネットワーク205を介して、コンテンツのデータを要求している端末に届けられる。
【0122】
図17は、受信端末203A、203Bを示す機能ブロック図である。図17において、受信部251は、同報ネットワーク204を介して送られてきたデータを受信して、このデータをデコードするものである。一方、通信制御部部252は、双方向ネットワーク205を介してデータをやり取りするものである。
【0123】
受信部251と通信制御部252とに対して、コンテンツ切り換え部253が設けられる。このコンテンツ切り換え部253は、同報ネットワーク204を介されたコンテンツのデータと、双方向ネットワーク205のコンテンツのデータとを切り換えるものである。
【0124】
同報ネットワーク204から得られたコンテンツのデータを選択する場合には、受信部251で受信されたコンテンツのデータがコンテンツ切り換え部253を介して、コンテンツ取得部254に取り込まれ、このコンテンツのデータがコンテンツ記憶部255に蓄積される。
【0125】
双方向ネットワーク205からのコンテンツのデータを選択する場合には、通信制御部252により受信されたコンテンツのデータがコンテンツ切り換え部253を介してコンテンツ取得部254に取り込まれ、このコンテンツのデータがコンテンツ記憶部255に蓄積される。
【0126】
また、上述したように、このシステムでは、双方向ネットワーク205を介して、コンテンツ識別子とアクセス方法識別子との対応関係を示すテーブルが送られてくる。このコンテンツ識別子とアクセス方法識別子との対応関係を示すテーブルは、通信制御部252からテーブル受信部256に送られ、テーブル受信部26で受信される。テーブル受信部256の出力がテーブル更新部257に供給される。テーブル更新部257の出力が名前解決テーブル258に供給される。
【0127】
テーブル受信部254で、最初にコンテンツ識別子とアクセス方法識別子との対応関係を示すテーブルが受信されたときには、このテーブルが名前解決テーブル258に記憶される。以後、テーブル更新部257で、前回までに受信したコンテンツ識別子とアクセス方法識別子との対応関係を示すテーブルと、今回受信したコンテンツ識別子とアクセス方法識別子との対応関係を示すテーブルとが比較され、テーブルが更新されているときのみ、名前解決テーブル258が更新される。
【0128】
受信端末側でコンテンツを要求する場合には、入力部261からコンテンツの入力要求が与えられる。このとき、入力部261からは、コンテンツ識別子が入力される。
【0129】
このコンテンツ識別子がコンテンツ検索部262に送られる。コンテンツ検索部262で、名前解決テーブル258を参照して、そのコンテンツ識別子に対応するアクセス方法識別子が検索される。コンテンツ検索部262で、そのコンテンツ識別子に対応するアクセス方法識別子が検索されたら、このアクセス方法識別子がアクセス方法選択部263に送られる。
【0130】
アクセス方法選択部263は、1つのコンテンツ識別子に対して複数のアクセス方法識別子が検索された場合に、これらのアクセス方法の中から、最適なアクセス方法を選択するものである。アクセス方法蓄積部264には、その受信端末で利用可能なアクセス方法が蓄積されており、アクセス方法選択部263で、利用可能なアクセス方法の中から最適なものが選択される。
【0131】
アクセス方法選択部263の出力がコンテンツ切り換え部253に送られる。コンテンツ切り換え部253により、選択されたアクセス方法に基づいて、コンテンツ切り換え部253が切り換えられる。
【0132】
また、アクセス方法選択部263の出力がコンテンツ取得部254に送られる。コンテンツ取得部254は、コンテンツデータとして送られてくるマルチメディアを取得して、このマルチメディアの閲覧画面を形成したり、音声を出力させる処理を行なうものである。
【0133】
アクセス方法選択部263からコンテンツ取得部254に、選択されたアクセス方法識別子が送られる。コンテンツ取得部254により、このアクセス方法識別子に基づいて、所望のコンテンツがアクセスされる。
【0134】
図18は、この発明の第3の実施の形態を示すものである。前述の第1の実施の形態では、コンテンツ識別子とアクセス方法識別子との対応関係を示すテーブルを、同報ネットワーク104を介して、放送局102のサーバ114から受信端末103A、103Bに送っている。また、第2の実施の形態では、コンテンツ識別子とアクセス方法識別子との対応関係を示すテーブルを、双方向ネットワーク205を介して、放送局202のサーバ214から受信端末203A、203Bに送るようにしている。この例は、コンテンツ識別子とアクセス方法識別子との対応関係を示すテーブルを、同報ネットワーク304を介して、放送局302のサーバ314から受信端末303A、303Bに送ると共に、双方向ネットワーク305を介して、放送局302のサーバ314から受信端末303A、303Bに送るようにしている。
【0135】
図19は、この発明の第4の実施の形態を示すものである。前述までの実施の形態では、コンテンツ識別子とアクセス方法識別子との対応関係を示すテーブルを、同報ネットワーク又は双方向ネットワークを介して、放送局のサーバから受信端末に送るようにしている。この例は、コンテンツ識別子とアクセス方法識別子との対応関係を示すテーブルを有する名前解決サーバ407をネットワーク中に設け、この名前解決サーバ407で、コンテンツ識別子に対するアクセス方法を解決するようにしている。
【0136】
すなわち、図19において、情報提供装置401A、401Bのサーバ411A、411Bにはデータベース412A、412Bが備えられており、データベース412A、412Bには、提供するコンテンツのデータが保持されている。情報提供装置401A、401Bのサーバ411A、411Bのデータベース412A、412Bに保持されているコンテンツのデータは、インターネットのような双方向ネットワーク405を介して、外部からアクセス可能とされている。
【0137】
放送局402のサーバ414にもまた、データベース415が備えられている。放送局のサーバ414と、情報提供装置401A、401Bのサーバ411A、411Bとは結ばれており、情報提供装置401A、401Bのサーバ411A、411Bのデータベース412A、412Bに蓄積されているコンテンツのデータを放送局402のサーバ414のデータベース415に送ることができる。
【0138】
放送局402のサーバ414のデータベース415には、情報提供装置401A、401Bのサーバ411A、411Bから送られてきたコンテンツのデータや、放送局402で自身で作成されたコンテンツのデータが保持される。放送局402のデータベース415に保持されているコンテンツのデータは、同報ネットワーク404を通じて、放送の受信端末403A、403Bに提供することがてきる。
【0139】
受信端末403A、403Bは、同報ネットワーク404を介して放送局402のデータベース415からのコンテンツのデータを受信できると共に、双方向ネットワーク405を介して、情報提供装置401A、401Bのデータベース412A、412Bや、放送局402のデータベース415のコンテンツのデータを受信することができる。
【0140】
放送局402のサーバ414から名前解決サーバ407には、放送されるコンテンツに対するイベント識別子event _id、サービス識別子service _id、コンポーネントタグcomponent _tag 等が送られる。また、情報提供装置401A、401Bのサーバ411A、411Bからは、コンテンツのURLが送られる。名前解決サーバ407で、これらの識別子やURLから、コンテンツ識別子とアクセス方法識別子との対応関係を示すテーブルが作成される。このコンテンツ識別子とアクセス方法識別子との対応関係を示すテーブルは、名前解決サーバ407のデータベース415に保存される。
【0141】
受信端末403A、403Bで所望のコンテツにアクセスする場合には、受信端末403A、403Bには、コンテンツ識別子が入力される。このコンテンツ識別子は、双方向ネットワーク405を介して、名前解決サーバ407に送られる。
【0142】
名前解決サーバ407で、データベース415に保存されているコンテンツ識別子とアクセス方法識別子との対応関係を示すテーブルを使って、そのコンテンツ識別子に対応するアクセス方法識別子が求められる。このアクセス方法識別子が双方向ネットワーク405を介して受信端末403A、403Bに返される。
【0143】
受信端末403A、403Bで、名前解決サーバ407から返されたアクセス方法識別子の中から、最適なアクセス方法を示すアクセス方法識別子が選定され、そのアクセス方法識別子に示されるアクセス方法で、コンテンツがアクセスされる。
【0144】
なお、上述の例では、同報ネットワークについてのアクセス方法識別子として、イベント識別子event _id、サービス識別子service _id、コンポーネントタグcomponent _tag 等の識別子を用い、双方向ネットワークのアクセス方法識別子としてURLを用いたが、アクセス方法識別子は、アクセス方法が特定できれば良く、これらに限定されるものではなく。例えば、受信端末とサーバとがSQL(Structured Query Language )データベースのネットワークに接続されているなら、SQLのようなデータベース照会言語がアクセス方法識別子となり得る。また、コンテンツのデータが受信端末内のようなローカルな所にあるのなら、フォルダやディレクトリの記述がアクセス方法識別子となり得る。
【0145】
また、同報ネットワークの場合には、動画や音声のようなストリームデータと静止画やテキストとについて全て、イベント識別子event _id、サービス識別子service _id、コンポーネントタグcomponent _tag 等のアクセス方法識別子を用いるようにしても良いし、動画や音声のようなストリームデータについては、このような識別子を用い、静止画やテキストについては、データの格納されているフォルダやディレクトリをアクセス方法識別子とするようにしても良い。
【0146】
また、上述の例では、HTML言語で記述されたウェブページを送る場合について説明したが、この発明は、HTML言語を用いるのに限定されるわけではない。拡張されたHTML言語や他のハイパーメディア記述言語を用いる場合にも同様に適用できることは勿論のことである。
【0147】
更に、このコンテンツ識別子とアクセス方法識別子との関係を示すテーブルをCD−ROM等の記録媒体に記録しておき、受信端末のユーザに配付するようにしても良い。
【0148】
また、コンテンツ識別子とアクセス方法識別子との関係を示すテーブルの送信方法については、各種の方法が考えられる。コンテンツ識別子とアクセス方法識別子との関係を示すテーブル所定時間間隔で送るようにしても良いし、テーブルが変更になったときだけ、送るようにしても良い。また、このテーブルを放送局のサーバから双方向ネットワークを介して受信端末側に送る場合には、受信端末からの要求があったときだけ、送るようにしても良い。
【0149】
【発明の効果】
この発明によれば、コンテンツのロケーションに依存せず、各コンテンツに対して一意なコンテンツ識別子を用いて、ウェブページのコンテンツのリンク先が記述される。そして、コンテンツ識別子と、そのコンテンツを取得するためのアクセス方法が示されるコンテンツアクセス方法識別子とが記されたリストが送られ、このリストが保存される。コンテンツのリンク先にアクセスする場合には、コンテンツ識別子とコンテンツアクセス方法識別子とのリストから作成されたテーブルを使って、コンテンツ識別子に対応するアクセス方法が検索される。このアクセス方法の中から、最適な検索方法で、コンテンツがアクセスされる。
【0150】
これにより、例えば、HTMLで記述されたウェブページをディジタル放送で送るような場合に、放送/再放送や、双方向ネットワーク上でのコンテンツの複製など、同一内容のコンテンツが複数のロケーションにある場合でも、コンテンツに一意な識別子名によってコンテンツを指定することが可能であり、適切な方法によりコンテンツを取得できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明が適用された通信システムの第1の実施の形態のブロック図である。
【図2】コンテンツ識別子の説明に用いる略線図である。
【図3】コンテンツ識別子とアクセス方法識別子との関係を示す略線図である。
【図4】この発明が適用された通信システムの第1の実施の形態におけるコンテンツ提供装置の一例のブロック図である。
【図5】この発明が適用された通信システムの第1の実施の形態における送信装置の一例のブロック図である。
【図6】コンテンツ識別子とアクセス方法識別子との関係を示すテーブルの構成を示す略線図である。
【図7】コンテンツ識別子とアクセス方法識別子との関係を示すテーブルの構成を示す略線図である。
【図8】コンテンツ識別子とアクセス方法識別子との関係を示すテーブルの構成を示す略線図である。
【図9】この発明が適用された通信システムの第1の実施の形態における受信装置の一例のブロック図である。
【図10】この発明が適用された通信システムの第1の実施の形態における受信装置の一例における名前解決テーブルの説明に用いる略線図である。
【図11】この発明が適用された通信システムの第1の実施の形態における受信装置の一例の説明に用いる略線図である。
【図12】この発明が適用された通信システムの第1の実施の形態における受信装置の一例の説明に用いる略線図である。
【図13】コンテンツ識別子に対するコンテンツのロケーションの検索の説明に用いるフローチャートである。
【図14】名前解決テーブルの更新の説明に用いるフローチャートである。
【図15】この発明が適用された通信システムの第2の実施の形態のブロック図である。
【図16】この発明が適用された通信システムの第2の実施の形態における送信装置の一例のブロック図である。
【図17】この発明が適用された通信システムの第2の実施の形態における受信装置の一例のブロック図である。
【図18】この発明が適用された通信システムの第3の実施の形態のブロック図である。
【図19】この発明が適用された通信システムの第4の実施の形態のブロック図である。
【符号の説明】
101A、101B・・・情報提供装置、102・・・放送局、103A、103B・・・受信端末、104・・・同報ネットワーク、105・・・双方向ネットワーク

Claims (24)

  1. 分散されて配置されている個々の情報の中から必要な情報を取得して再構成するようにした伝送方法において、
    上記分散された情報の中から必要な情報を取得するための識別子として個々の情報に固有の情報識別子を使い、
    上記各情報に固有の情報識別子と上記情報識別子に対応する情報のアクセス方法を示すアクセス方法識別子との関係を表すリストを作成し、
    上記情報識別子により必要な情報が指定されたら、上記リストに従って上記必要な情報を取得するためのアクセス方法を探索し、
    探索されたアクセス方法で上記必要な情報を取得し、
    上記アクセス方法は、同報ネットワークによるアクセス又は双方向ネットワークによるアクセスを含む伝送方法。
  2. 分散されて配置されている個々の情報の中から必要な情報を取得して再構成するようにした伝送システムにおいて、
    複数のアクセス方法で情報を提供する情報送信手段と、
    各情報に固有の情報識別子と上記情報識別子に対応する情報のアクセス方法を示すアクセス方法識別子との関係を表すリストに従って、指定された情報識別子に対応する情報へのアクセス方法を同定する名前解決手段と、
    上記情報識別子により必要な情報が指定されたら、上記名前解決手段のリストに従って上記必要な情報を取得するためのアクセス方法を探索し、探索されたアクス方法で上記必要な情報を取得する情報受信手段と
    を備え、
    上記アクセス方法は、同報ネットワークによるアクセス又は双方向ネットワークによるアクセスを含む伝送システム。
  3. 提供する情報を蓄積する情報蓄積手段と、
    上記蓄積手段の情報を複数のアクセス方法で提供する情報提供手段と、
    各情報に固有の情報識別子と上記情報識別子に対応する情報のアクセス方法を示すアクセス方法識別子とが対応付けられたリストを作成するリスト作成手段と、
    上記リストを送信するリスト送信手段と
    を備え、
    上記複数のアクセス方法は、同報ネットワークによるアクセス又は双方向ネットワークによるアクセスを含む送信装置。
  4. 上記リスト送信手段は、各情報に固有の情報識別子と上記情報識別子に対応する情報のアクセス方法識別子とが対応付けられたリストを、上記同報ネットワーク又は上記双方向ネットワークとにより送信するようにした請求項に記載の送信装置。
  5. 上記リスト送信手段は、MPEG2セクションによりリストを送信するようにした請求項に記載の送信装置。
  6. 上記情報識別子は、情報の物理的な位置には依存せず、上記情報に対して一意な名前である請求項3に記載の送信装置。
  7. 上記アクセス方法識別子は、アクセス方法が同報ネットワークによるアクセスであるときには、ストリームデータの送出に関連する識別子である請求項3に記載の送信装置。
  8. 上記アクセス方法識別子は、アクセス方法が同報ネットワークによるアクセスであるときには、静的なデータの送出に関連する識別子である請求項3に記載の送信装置。
  9. 上記アクセス方法識別子は、アクセス方法が同報ネットワークによるアクセスであり、上記同報ネットワークがディジタル放送網であるときには、イベント識別子及びサービス識別子である請求項3に記載の送信装置。
  10. 上記アクセス方法識別子は、アクセス方法が双方向ネットワークによるアクセスであるときには、情報の物理的な位置を示す名前である請求項3に記載の送信装置。
  11. 上記アクセス方法識別子は、アクセス方法が双方向ネットワークによるアクセスであり、インターネットの通信網であるときには、ウェブサイトへのURLである請求項3に記載の送信装置。
  12. 上記アクセス方法識別子は、アクセス方法がデータベースの通信網によるアクセスであるときには、データベースの照会言語である請求項3に記載の送信装置。
  13. 複数のアクセス方法で情報を受信する情報受信手段と、
    各情報に固有の情報識別子と上記情報識別子に対応する情報のアクセス方法を示すアクセス方法識別子とが対応付けられたリストを受信するリスト受信手段と、
    受信されたリストに従って指定された情報識別子に対応する情報へのアクセス方法を同定する名前解決手段と、
    上記情報識別子により必要な情報が指定されたら、上記リストに従って上記必要な情報を取得するためのアクセス方法を探索し、探索されたアクセス方法に基づいて上記必要な情報を取得するデータ取得手段と
    を備え、
    上記複数のアクセス方法は、同報ネットワークによるアクセス又は双方向ネットワークによるアクセスとを含む受信装置。
  14. 上記リスト受信手段は、各情報に固有の情報識別子と上記情報識別子に対応する情報のアクセス方法識別子とが対応付けられたリストを、上記同報ネットワーク又は上記双方向ネットワークとにより受信するものである請求項13に記載の受信装置。
  15. 上記リスト受信手段は、MPEG2セクションにより送られてきたリストを受信するようにした請求項14に記載の受信装置。
  16. 上記情報識別子は、情報の物理的な位置には依存せず、上記情報に対して一意な名前である請求項13に記載の受信装置。
  17. 上記アクセス方法識別子は、アクセス方法が同報ネットワークによるアクセスであるときには、ストリームデータの送出に関連する識別子である請求項13に記載の受信装置。
  18. 上記アクセス方法識別子は、アクセス方法が同報ネットワークによるアクセスであるときには、静的なデータの送出に関連する識別子である請求項13に記載の受信装置。
  19. 上記アクセス方法識別子は、アクセス方法が同報ネットワークによるアクセスであり、上記同報ネットワークがディジタル放送の放送網であるときには、イベント識別子及びサービス識別子である請求項13に記載の受信装置。
  20. 上記アクセス方法識別子は、アクセス方法が双方向ネットワークによるアクセスであるときには、情報の物理的な位置を示す名前である請求項13に記載の受信装置。
  21. 上記アクセス方法識別子は、アクセス方法が双方向ネットワークによるアクセスであり、インターネットの通信網であるときには、ウェブサイトへのURLである請求項13に記載の受信装置。
  22. 上記アクセス方法識別子は、アクセス方法がデータベースの通信網によるアクセスであるときには、データベースの照会言語である請求項13に記載の受信装置。
  23. 上記名前解決手段は、送られてきた各情報に固有の情報識別子と上記情報識別子に対応する情報のアクセス方法識別子とが対応付けられたリストが変更されていたことを検出して、自動的に更新する請求項13に記載の受信装置。
  24. 更に、複数のアクセス方法の中から、アクセス可能なものを記憶するアクセス方法記憶手段を備え、
    上記情報識別子により必要な情報が指定されたら、上記リストに従って上記必要な情報を取得するためのアクセス方法を探索し、
    上記アクセス方法記憶手段により探索されたアクセス方法でアクセス可能なものがあるか否かを判断して、上記必要な情報を取得するようにした請求項13に記載の受信装置。
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