JP4243232B2 - 辷り出し窓及び該窓用網戸装置 - Google Patents

辷り出し窓及び該窓用網戸装置 Download PDF

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Description

本発明は、操作ハンドルにより開閉操作されて外側に開く窓戸と、該窓戸の室内側に配置された網戸とを有する辷り出し窓、及び該窓用の網戸装置に関するものである。
操作ハンドルにより開閉操作されて外側に開く窓戸と、該窓戸の室内側に配置された網戸とを有する辷り出し窓は従来公知であるが、窓戸の室内側に網戸が常時嵌め殺し状態で固定されているものは、開放感がないという問題がある。
また、網戸を常時嵌め殺し状態で固定していない辷り出し窓として、特許文献1に示されているものでは、窓戸と網戸が共に外開きが可能なように回転心を同一にした共通の蝶番で止められているが、窓戸のみを開いた状態にするには、窓戸と網戸を一旦共に開いた状態にしてから網戸だけを戻す必要があり、また、窓戸を閉じるには網戸を一度外方に開いてから窓戸と網戸を共に戻す必要があり、そのため、窓戸のみを独立に開閉操作することができず、窓戸を開閉する際には、一旦網戸も開閉しなければならないという煩わしさがある。
また、特許文献2には、屋内側に回動する網戸障子を設け、網戸障子と窓障子とを拡開自由な連結部材で連動させた片開き窓ユニットが示されているが、この片開き窓ユニットでは、網戸障子を完全に閉じた状態では、窓障子は一定角度で外に開いた状態となり、居室へ外気を導入させることができるが、連結部材を伸展させて網戸障子の開閉操作で窓障子を開閉させているため、特許文献1の場合と同様に、窓障子のみを開閉操作することができず操作が煩わしいという問題がある。
実公平3−18630号公報 特開2001−349159号公報
本発明の技術的課題は、網戸使用時は窓戸のみが開閉され、網戸不使用時には網戸が窓戸と連動して開閉できる辷り出し窓、及び該窓用の網戸装置を提供することにある。
本発明の他の技術的課題は、従来の操作ハンドル駆動の辷り出し窓における窓枠にも容易に装着できるようにした辷り出し窓用の網戸装置を提供することにある。
上記課題を解決するため、本発明は、窓枠に必要数の回転レバーを介して連結され、操作ハンドルの回動操作で駆動される駆動レバーにより該窓枠に対し外側に直交する姿勢をとる位置まで開く窓戸と、該窓戸の室内側に配置された網戸とを有する辷り出し窓において、上記窓戸が、その室内側に該窓戸の回動軸と直交する窓戸枠に沿って延びる係合溝を有し、上記網戸が、窓戸の非辷り出し端側において、上記窓枠に回転可能に連結され、該網戸における窓戸の辷り出し端側に、室内側からの操作で上記窓戸の係合溝に係脱可能なラッチ機構を有し、該ラッチ機構を上記係合溝にスライド可能に係合させることにより、上記窓戸と連動して網戸を窓枠に対して直交する姿勢をとる位置まで開放可能とし、該ラッチ機構の非係合により網戸を窓枠側に残したまま窓戸を開放可能にしたことを特徴とするものである。
上記構成を有する辷り出し窓は、網戸使用時は、上記網戸のラッチ機構と上記窓戸の係合溝との係合が解除されている状態で、上記操作ハンドルを回すことにより、窓戸のみ独立して開閉することができ、また、網戸不使用時は、上記網戸のラッチ機構を上記窓戸の係合溝にスライド可能に係合させてから上記操作ハンドルを回すことにより、網戸を窓戸と連動して窓枠に対し直交する姿勢をとる位置まで開放することができ、網戸が大きく開かれるため開放感が得られる。
本発明の好ましい実施形態においては、上記網戸が、窓戸の非辷り出し端側に回転可能に連結された係合部材を有し、該係合部材を窓枠に設けた支持レールにスライド可能に嵌合することにより、上記網戸の一端を上記窓枠に回転可能かつ移動可能に連結したものとして構成される。
また、本発明の他の好ましい実施形態においては、上記ラッチ機構が、網戸の枠部材に設けたラッチ摘みと、該ラッチ摘みにより駆動され上記係合溝に係脱するラッチ部材により形成される。
上記本発明の辷り出し窓は、上記窓枠が水平な横窓枠と鉛直な縦窓枠とを有し、上記窓戸が該横窓枠あるいは縦窓枠に平行な回動軸の周りに開閉自在なものとして構成することができる。
更に、本発明の他の好ましい実施形態においては、上記網戸に回転可能に連結する係合部材を該網戸に後付けで取付可能とし、該係合部材をスライド可能に嵌合する支持レールを窓枠に後付けで取付可能とし、上記係合溝が窓戸に後付けで取付けられる溝金具に設けられたものとすることができ、これにより、上記網戸を既存の辷り出し窓に取り付けることが可能となる。
また、本発明に係る辷り出し窓用網戸装置は、窓枠に必要数の回転レバーを介して連結され、操作ハンドルの回動操作で駆動される駆動レバーにより該窓枠に対し外側に直交する姿勢をとる位置まで開く窓戸に対し、その室内側に装着するための辷り出し窓用網戸装置であって、窓戸の非辷り出し端側において、少なくとも上記窓枠に回転可能に連結される上記網戸と、上記窓戸の回転軸と直交する窓戸枠に沿って該窓戸の室内側に取り付けられ、該窓戸枠に沿って延びる係合溝を有する溝金具と、上記網戸における窓戸の辷り出し端側に、室内側から操作可能に設けられ、上記係合溝にスライド可能に係脱させるラッチ機構とを備え、該ラッチ機構を上記係合溝にスライド可能に係合させることにより、上記窓戸と連動して網戸を窓枠に対して直交する姿勢をとる位置まで開放可能とし、該ラッチ機構の非係合により網戸を窓枠側に残したまま窓戸を開放可能にしたことを特徴とするものである。
上記辷り出し窓用網戸装置においては、網戸における窓戸の非辷り出し端側に回転可能に取り付けられる係合部材と、窓枠に取り付けられ、該係合部材をスライド可能に嵌合する支持レールとを備え、上記網戸の一端を上記窓枠に回転可能かつ支持レールに沿って移動可能にすることができる。
上述した本発明によれば、網戸使用時は窓戸のみが開閉され、網戸不使用時には網戸が窓戸と連動して開閉できる辷り出し窓及び該窓用網戸装置を提供することができる。
図1〜図3は、本発明に係る辷り出し窓の好ましい一実施形態を示すものである。この辷り出し窓1は、矩形状の窓枠2と、操作ハンドル5により回動操作されて該窓枠2から辷り出し状態で外側に開き、閉じた状態で該窓枠2に収容される窓戸3と、該窓戸の室内側に配置される網戸4とを有している。
該窓戸3は、窓枠2に必要数の回転レバー6,7を介して連結されるもので、ここでは二つの回転レバー6,7の一端を連結軸6a,7aにより窓枠2に回転可能に連結すると共に、それらの回転レバー6,7の他端を連結軸6b,7bにより窓戸3に回転可能に連結し、それらの回転レバー6,7によって支持された窓戸3が操作ハンドル5の回動操作で駆動されて、開位置(図1)と閉位置(図3)との間を移動可能としている。この操作ハンドル5による窓戸3の開閉駆動は、図示の例では上記回転レバー7を駆動レバーとして、操作ハンドル5により該駆動レバーを支持する連結軸7aを回転させて、その回転を該駆動レバーに伝達するようにしているが、図15〜図17の実施例によって後述するように、回転レバー6,7とは別に駆動レバーを設けることもできる。
更に詳述すると、上記窓枠2は、水平な一対の横窓枠2a,2bと、鉛直な一対の縦窓枠2c,2dとを有し、上記辷り出し窓1は、上記窓戸3が上記回転レバー6,7によって縦窓枠2c,2dに対し平行な回動軸(この回動軸は一定位置にあるものではない。)の周りに開閉自在とした辷り出し窓として構成され、該窓戸3が操作ハンドル5の回転駆動により、外側に辷り出し状態で開閉するようにしている。
また、上記窓戸3は、図3〜図7に示すように、該窓戸3の辷り出し端側(窓戸3の溝金具11を取付ける端側で、後記非辷り出し端側とは反対端側)から該窓戸3の上下の横窓戸枠3a,3bに沿って延びる溝金具11を取付け、該溝金具11に該横窓戸枠3a,3bに沿って延びる係合溝12を設けている。該溝金具11は、図8〜図12に示すように、上記網戸4が窓戸3と共に開閉されるときに少なくともその上端部及び下端部の一部を覆うように配置して、上記窓3a,3bにネジ18で取付けられるものである。
なお、図4〜図7では上方の窓戸枠3aを示していないので、その窓戸枠3aに取付けられた上方の溝金具11は図示されていない。また、図8〜図12では溝金具11が取付けられる窓戸枠3a,3bが省略されている。
上記網戸4は、図4〜図7に示すように、一対の横枠部材4a,4bと、一対の縦枠部材4c,4dと、その一方の縦枠部材4cの上下端に回転可能に連結された係合部材15とを有し、該係合部材15は、上記横窓枠2a,2bに設けた支持レール16に跨るようにしてスライド可能に嵌合されており、そのため、上記網戸4は、上記縦枠部材4c、係合部材15及び支持レール16を介して上記横窓枠2a,2bの支持レール16に対し回転可能かつ移動可能に連結されている。
上記支持レール16は、図8〜図12に示すように、網戸4の上記一方の縦枠部材4c側の上端部及び下端部付近に位置するように、上記横窓枠2a,2bに沿って取付けられているものである。なお、図8〜図12では支持レール16が取付けられる横窓枠2a,2bが省略されている。
上記網戸4は、図8及び図9に示すように、支持レール16で支持された縦枠部材4cとは反対側の縦枠部材4dに、上記窓戸3の溝金具11に設けた係合溝12に室内側からの操作で係脱可能なラッチ機構21を有している。該ラッチ機構21は、上記縦枠部材4dの高さ方向の中央部付近に設けた回動可能なラッチ摘み22と、該ラッチ摘み22により駆動されて上記縦枠部材4dの上下端部から出没して上記係合溝12に係脱する一対のラッチ部材23とで構成されている。
更に詳述すると、図13(a)及び図13(b)に例示するラッチ機構21は、上記一対の棒状のラッチ部材23の一端側に、上記ラッチ摘み22と一体的に連結したピニオン24に噛み合うラック部23aを有し、他端側に上記縦枠部材4dの上端及び下端から出没して上記係合溝12と係脱するラッチ部23bを有するものとして構成され、上記ラッチ摘み22の回動により、図13(a)に示すラッチ部23bの係合溝12への係合状態と、図13(b)に示すように、ラッチ部23bの係合溝12への非係合状態とに切り換えできるようにしている。
また、図14(a)及び図14(b)に例示するラッチ機構21は、上記一対のラッチ部材23をT字状に形成して、その基部を縦枠部材4dの上方及び下方にピン23cを介して回動可能に支持させ、それをラッチ摘み22にワイヤ25を介して回動できるように連結することにより、ラッチ部23bが出没できるようにしている。この場合、上記ラッチ摘み22の回動により、図14(a)に示すような、ラッチ部23bの係合溝12に係合する状態と、図14(b)に示すような、ラッチ部23bの係合溝12への非係合状態とに切り換えできるようにしている。
次に、上記窓戸3及び網戸4の開閉操作について述べる。
図3及び図4は、窓戸3及び網戸4が閉じた状態を示すもので、窓戸3及び網戸4は窓枠2内に閉じた状態で収容されている。この状態で上記ラッチ摘み22を操作してラッチ部材23と窓戸3に固定した溝金具11の係合溝12との係合を解除してから上記操作ハンドル5を回すと、窓戸3だけが回転レバー6,7によって姿勢を拘束された状態で、縦窓枠2c,2dに対し平行な回動軸の周りを辷り出し状態で回動し、最終的には、図2及び図5に示すように、窓戸3を窓枠2に対してほぼ直交する姿勢をとる位置まで回動させることができる。
一方、図4に示す窓戸3及び網戸4が閉じた状態で、上記ラッチ摘み22を操作して網戸4のラッチ部材23を窓戸3の係合溝12にスライド可能に係合させてから、上記操作ハンドル5を回すと、窓戸3は上述したところと同様に回動して開放するが、網戸4の縦枠部材4cに回転可能に連結した係合部材15が、上記支持レール16にスライド可能に嵌合し、網戸4の縦枠部材4d側がラッチ部材23を介して窓戸3の溝金具11の係合溝12にスライド可能に係合しているため、網戸4は、図6に示すように、上記縦枠部材4cの上下端の係合部材15との間の回転軸を中心として回転しながら、縦枠部材4d側がラッチ部材23を介して窓戸3の溝金具11の係合溝12に沿ってスライドし、それにより、網戸4が窓戸3と連動してほぼ窓戸3と平行になる状態で回動し、最終的には、図1及び図7に示すように、窓戸3及び網戸4を窓枠2に対してほぼ直交する姿勢をとる位置まで回動させることができる。
上述した実施例では、上記回転レバー7を駆動レバーとして操作ハンドル5によりそれを回転駆動する旨を説明したが、図15ないし図17に示すように、回転レバー6,7とは別に駆動レバー8を設けることもできる。
即ち、この辷り出し窓では、操作ハンドル5によって図示しないウォームを介して回転駆動されるウォームホイール27の凸部27aに駆動レバー8を連結軸8aで回転自在に連結し、該駆動レバー8の他端を窓戸3の一部に連結軸8bで回転自在に連結している。その他の構成及び作用は前記実施例と実質的に変わるところがないので、同一または相当部分に同一の符号を付してそれらの説明を省略する。
また、前記図1〜図3の実施例を含めて、操作ハンドル5により窓戸3を開閉する機構は極めて一般的に知られているものであるから、それらの機構を適宜採用することができる。
図18は、本発明に係る辷り出し窓の他の実施例を示すものである。
この実施例の該辷り出し窓1Aは、水平な一対の横窓枠2a,2bと鉛直な一対の縦窓枠2c,2dとを有する窓枠2に対し、窓戸3が回転レバー6,7によって支持され、上記横窓枠2a,2bに対し平行な水平回動軸(この水平回動軸は一定位置にあるものではない。)の周りに開閉自在に構成され、該窓戸3が操作ハンドル5の回転駆動により、外側に辷り出し状態で開閉するようにしている。駆動レバーを別設できるのは、図15〜図17を参照して先に説明した通りである。
なお、これらの点を除けば、この実施例は、図1〜図3に示す実施形態の辷り出し窓1と窓戸3の開閉方向が異なるのみで、基本的に同様の構成をしているから、図の主要な部分に同一の符号を付して、詳細な説明は省略する。
上述したいずれの実施例においても、網戸4に回転可能に連結する係合部材15を、該網戸4における縦枠部材4cの上下端にネジ等により後付けで取付可能とし、また、該係合部材15をスライド可能に嵌合する支持レール16を窓枠2における上下の横窓枠2a,2bに後付けで取付可能とし、更に、上記窓戸3の上下の窓戸枠3a,3bに係合溝12を有する溝金具11をネジ18により後付けで取付可能としておくことにより、網戸4自体のサイズを窓枠2に適合させれば、この網戸4を、回転レバーで支持されて操作ハンドルで外側に開くようにした既存の辷り出し窓に簡単に取り付けることが可能になる。
以上においては、網戸装置を備えた辷り出し窓1について説明したが、当該網戸装置自体を、窓枠2に必要数の回転レバー6,7を介して連結され、操作ハンドル5の回動操作で駆動される駆動レバー8により該窓枠から外側に開く新設または既設の窓戸3に装着するものとして構成することができる。
この場合、上記網戸装置は、窓戸3の非辷り出し端側が少なくとも上記窓枠2に回転可能に連結される網戸4と、上記窓戸3の回動軸と直交する窓戸枠に沿って該窓戸の室内側に取り付けられ、該窓戸枠に沿って延びる係合溝12を有する溝金具11と、上記網戸4における窓戸の辷り出し端側に設けられ、上記係合溝12にスライド可能に係脱させるラッチ機構21とを備えたものとして構成され、必要に応じて、更に、上記網戸4における窓戸3の非辷り出し端側(網戸4における窓戸3の係合部材15が取り付けられる端側)に回転可能に取り付けられる係合部材15と、窓枠に取り付けられ、該係合部材15をスライド可能に嵌合する支持レール16とを備え、上記網戸4の一端を上記窓枠2に回転可能かつ支持レール16に沿って移動可能にしたものとして構成される。
上述した各実施例の辷り出し窓は、操作ハンドル5により回動操作されて外側に開く窓戸3と、該窓戸3の室内側に配置された網戸4とを有する辷り出し窓において、上記網戸4の一端側に設けたラッチ機構21におけるラッチ部23bを、上記溝金具11の係合溝12に係脱させるだけの操作で、上記網戸4を上記窓戸3の開閉と連動させ、またはそれを非連動として窓戸3のみを開閉させることができる。
また、上述したように網戸4を後付けで取付可能にした場合には、当然に網戸4を窓枠2から取外し可能であるため、ネット張り替えなどのメンテナンスも従来品と同様に手軽に行うことができる。
以上において、本発明の辷り出し窓の実施の形態について詳述したが、本発明は、ここで説明した実施例に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載の発明の精神を逸脱しない範囲で、設計において種々の変更ができるものである。
例えば、上記各実施例では、窓戸3及び網戸4が窓枠2に対して直交する位置まで回動できるようにしているが、窓戸3及び網戸4が窓枠2に対して直角以下の適宜角度範囲まで回動できるようにすることもでき、また、上記各実施例では、窓戸3及び網戸4の非辷り出し側が窓枠2の中央近くまで移動し、必要に応じて窓戸3の外面を払拭できるようにしているが、窓戸3及び網戸4の一端側が常に窓枠2の近傍に位置するようにして窓戸3及び網戸4を開閉可能にすることもでき、その場合、網戸4の一端側は窓枠2に対し回転するだけでスライドしない構成にしてもよい。
本発明に係る辷り出し窓の一実施例における窓戸及び網戸が全開状態(網戸不使用状態)の水平断面図である。 同実施例における窓戸のみが全開状態(網戸使用状態)の水平断面図である。 同実施例の窓戸を閉じた状態の縦断面図である。 同実施例における操作ハンドルや回転レバー、駆動レバーを省略し、窓戸を閉じた状態を示す部分斜視図である。 同窓戸のみが開いた状態を示す部分斜視図である。 同窓戸及び網戸が半開状態の部分斜視図である。 同窓戸及び網戸が全開状態の部分斜視図である。 同実施例における網戸と支持レール及び溝金具との関係を示す正面図である。 同平面図である。 同水平断面図である。 同側面図である。 図8のA−A矢視断面図である。 ラッチ機構と係合溝の係合状態の一実施例を示す部分正面図である。 同ラッチ機構の係合解除状態を示す部分正面図である。 ラッチ機構と係合溝の係合状態の別の実施例を示す部分正面図である。 同ラッチ機構の係合解除状態を示す部分正面図である。 本発明に係る辷り出し窓の駆動レバーを別設した構造例における窓戸を閉じた状態の水平断面図である。 同窓戸及び網戸が半開状態の水平断面図である。 同全開状態の水平断面図である。 本発明に係る辷り出し窓の他の実施例を示す縦断面図である。
符号の説明
1,1A 辷り出し窓
2 窓枠
2a,2b 横窓枠
2c,2d 縦窓枠
3 窓戸
3a〜3d 窓戸枠
4 網戸
4a,4b 横枠部材
4c,4d 縦枠部材
5 操作ハンドル
6,7 回転レバー
8 駆動レバー
11 溝金具
12 係合溝
15 係合部材
16 支持レール
18 ネジ
21 ラッチ機構
22 ラッチ摘み
23 ラッチ部材

Claims (6)

  1. 窓枠に必要数の回転レバーを介して連結され、操作ハンドルの回動操作で駆動される駆動レバーにより該窓枠に対し外側に直交する姿勢をとる位置まで開く窓戸と、該窓戸の室内側に配置された網戸とを有する辷り出し窓において、
    上記窓戸が、その室内側に該窓戸の回転軸と直交する窓戸枠に沿って延びる係合溝を有し、
    上記網戸が、窓戸の非辷り出し端側において、上記窓枠に回転可能に連結され、該網戸における窓戸の辷り出し端側に、室内側からの操作で上記窓戸の係合溝に係脱可能なラッチ機構を有し、
    該ラッチ機構を上記係合溝にスライド可能に係合させることにより、上記窓戸と連動して網戸を窓枠に対して直交する姿勢をとる位置まで開放可能とし、該ラッチ機構の非係合により網戸を窓枠側に残したまま窓戸を開放可能にした、
    ことを特徴とする辷り出し窓。
  2. 上記網戸が、窓戸の非辷り出し端側に回転可能に連結された係合部材を有し、該係合部材を窓枠に設けた支持レールにスライド可能に嵌合することにより、上記網戸の一端を上記窓枠に回転可能かつ移動可能に連結した、
    ことを特徴とする請求項1に記載の辷り出し窓。
  3. 上記ラッチ機構が、網戸の枠部材に設けたラッチ摘みと、該ラッチ摘みにより駆動され上記係合溝に係脱するラッチ部材とから成る、
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の辷り出し窓。
  4. 上記窓枠が水平な横窓枠と鉛直な縦窓枠とを有し、上記窓戸が該横窓枠あるいは縦窓枠に平行な回動軸の周りに開閉自在である、
    ことを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の辷り出し窓。
  5. 窓枠に必要数の回転レバーを介して連結され、操作ハンドルの回動操作で駆動される駆動レバーにより該窓枠に対し外側に直交する姿勢をとる位置まで開く窓戸に対し、その室内側に装着するための辷り出し窓用網戸装置であって、
    窓戸の非辷り出し端側において、上記窓枠に回転可能に連結される上記網戸と、
    上記窓戸の回転軸と直交する窓戸枠に沿って該窓戸の室内側に取り付けられ、該窓戸枠に沿って延びる係合溝を有する溝金具と、
    上記網戸における窓戸の辷り出し端側に、室内側から操作可能に設けられ、上記係合溝にスライド可能に係脱させるラッチ機構と、
    を備え、
    該ラッチ機構を上記係合溝にスライド可能に係合させることにより、上記窓戸と連動して網戸を窓枠に対して直交する姿勢をとる位置まで開放可能とし、該ラッチ機構の非係合により網戸を窓枠側に残したまま窓戸を開放可能にした、
    ことを特徴とする辷り出し窓用網戸装置。
  6. 上記網戸における窓戸の非辷り出し端側に回転可能に取り付けられる係合部材と、窓枠に取り付けられ、該係合部材をスライド可能に嵌合する支持レールとを備え、
    上記網戸の一端を上記窓枠に回転可能かつ支持レールに沿って移動可能にした、
    ことを特徴とする請求項5に記載の辷り出し窓用網戸装置。
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