JP4240443B2 - 電気コネクタハウジング組立体及びプラグ及びヘッダの電気的接続方法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、コネクタ位置保証装置(CPA)と組み合わせて作動しながら、ヘッダ及びプラグハウジングの接続を容易にする係合補助部材を有するコネクタ組立体に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、複数の雄型及び雌型電気コンタクトを相互接続するのに使用されるプラグハウジングに接続可能なヘッダを有するコネクタ組立体が提案されてきた。多くの用途において、ヘッダ及びプラグが互いに接続されているように見えても、実は嵌合完了していないことがあった。このため、ヘッダ及びプラグハウジング(及びコンタクト)の相互嵌合完了の保証を補助する機構がコネクタに付加されてきた。コネクタに付加された機構の一つはコネクタ位置保証装置(CPA)である。CPAは、閉位置に移動する前に、ヘッダ及びプラグが嵌合完了することを要するような方法でコネクタ組立体に結合される。CPAは、ヘッダ及びプラグが互いに嵌合完了したことを確認する、コネクタ組立体の目視検査を可能にする。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
技術の改良及び部品の小型化により、ヘッダ及びプラグの組合せは、比較的小さなコネクタ組立体の断面積に多数のコンタクトで形成されつつある。雄型及び雌型コンタクトは互いに摩擦係合するので、接続には相当量の力を要する。所与の断面積のコンタクト数が増加すると、ヘッダ及びプラグの結合に要する力も増大する。加えて、コネクタ組立体の全体の寸法は減少し続ける。この結果、より小さい部品に適用されねばならない増大した嵌合力でヘッダ及びプラグを嵌合完了することがより困難になる。
【0004】
CPAにより与えられる機構を保持しながら、大きな嵌合力が必要とされる場合であってもヘッダ及びプラグを最終嵌合位置に移動する際にユーザを補助するコネクタ組立体に対するニーズがある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明の好適実施形態は、コネクタハウジング、ヘッダ、ラッチ補助部材及びコネクタ位置保証装置(CPA)からなる電気コネクタハウジング組立体を具備する。コネクタハウジングは、外側エンクロージャ及び嵌合開口を有する。ヘッダは、コネクタハウジングの嵌合開口と係合する嵌合部を有する。ラッチ補助部材は、コネクタハウジングに実装され、外側エンクロージャに対して開位置及び閉位置の間を移動可能である。ラッチ補助部材の通路は、ヘッダのスライド補助部材を受容する。ラッチ補助部材が外側エンクロージャに対して閉位置に移動する際に、通路及びスライド部材が協働してヘッダ及びコネクタを嵌合完了位置に強制的に引き出す。CPAは、コネクタ及びヘッダの一方に摺動可能に実装され、ロック位置及びロック解除位置の間を移動可能である。CPAは、そのロック位置に移動すると、ラッチ補助部材を閉位置に固定する。
【0006】
別の少なくとも一実施形態によれば、ラッチ補助部材は上ビーム及び下ビームを有する。上下ビームは、それらの一端近傍に配置されたクロスバーを介して互いに連結されている。上下ビームは、コネクタ及びヘッダを摺動可能に係合する。ラッチ補助部材は、スロット(通路)を含む1本のアームを有してもよい。ヘッダは、そのパラメータに少なくとも1本のポスト(スライド補助部材)を有してもよい。ヘッダがコネクタに挿入される際に、スロットはポストを受容してもよい。
【0007】
別の少なくとも一実施形態によれば、ラッチ補助部材は、その一側面の内面に形成された溝(通路)を有する。溝は、ラッチ補助部材の先端縁からラッチ補助部材の前縁まで鋭角で後方へ延びる。ヘッダは、溝に収容されると共に嵌合操作の際にラッチ補助部材により後方へ引き出されるスライド補助部材を有してもよい。ラッチ補助部材は、ヘッダと嵌合するための手段と、コネクタハウジング内にヘッダを引っ張るための手段とを有する。なお、ラッチ補助部材は、互いに平行に延びる1対のスライドアームを有してもよい。スライドアームの少なくとも一方は、その周辺から外側に突出するラッチビームを有する。ラッチビームは、コネクタ及びヘッダが嵌合前位置に移動するまで、コネクタと係合してラッチ補助部材を開状態に維持する。なお、ラッチ補助部材は、早すぎる閉状態を防止するために、コネクタの突起と係合するラッチビームを有してもよい。ヘッダは、ラッチビームを突起から係合解除するために、ヘッダから外側に突出しラッチビームと接触するため整合し撓めるボス部材を有してもよい。
【0008】
別の少なくとも一実施形態によれば、コネクタは、その嵌合前の位置でラッチ補助部材を保持するためにラッチ補助部材と係合する摺動保持突起を有してもよい。別の少なくとも一実施形態によれば、ラッチ補助部材の使用によりプラグ及びヘッダを電気的に接続するための方法が提供される。プラグ及びヘッダは、それらが嵌合完了位置に移動する際に、互いに対して当接するまでコンタクト嵌合面の直交方向に移動するコンタクト嵌合面を有する。本発明の方法によれば、ラッチ補助部材は、プラグに関して前段階の位置に配置される。プラグ及びヘッダは、次に初期の嵌合前位置へ互いに挿入される。プラグ及びヘッダが嵌合前位置に挿入されると、ヘッダの駆動要素及びラッチ補助部材が互いに整合する。ラッチ補助部材は次に前段階位置から最終閉位置に押圧されるので、ラッチ補助部材が最終閉位置に移動すると、駆動要素(スライド補助部材及び通路)はコンタクト嵌合面を互いに当接するように引き寄せる。
【0009】
別の少なくとも一実施形態によれば、ラッチ補助部材が最終閉位置に一旦移動すると、コネクタ位置保証装置(CPA)は閉位置に移動する。押圧段階の間、ラッチ補助部材は、コンタクト嵌合面に略平行な方向に移動する。任意であるが、押圧段階の間、ラッチ補助部材は、駆動要素(スライド補助部材及び通路)にプラグ及びヘッダを直交方向に沿って互いに引っ張らせるために、コンタクト嵌合面に直交する方向以外の方向に移動する。別の代替物として、この方法の間、阻止(ブロック)段階が遂行されてもよく、これによりラッチ補助部材の移動が阻止され、ヘッダ及びプラグが初期の嵌合前位置に挿入されるまで前段階位置から移動するのを防止する。なお、この方法は、ラッチ補助部材を前段階位置にロックする工程と、プラグ及びヘッダが最初に結合する際にラッチ補助部材をロック解除する工程とを含んでもよい。或いは、ヘッダ及びコネクタが嵌合完了するまで、CPAがプリセット位置にブロックされてもよい。プリセット位置からのCPAの移動は、ヘッダ及びコネクタが嵌合完了するまでCPAと係合する、ヘッダ上の機構を追加することによりブロックされてもよい。或いは、CPAのロック位置への移動を防止するスライドが完全に閉位置になるまで、CPAはスライドによりプリセット位置にブロックされてもよい。
【0010】
【発明の実施の形態】
前述の本発明の概要は、以下の本発明の好適実施形態の詳細な説明と同様に、添付図面を参照して読むとより理解される。本発明の例示目的のため、目下のところ好適な実施形態が図に示されている。しかし、本発明は、添付図面に示された正確な構造及び手段に限定されないことを理解すべきである。
【0011】
図1はコネクタ組立体10の分解斜視図である。コネクタ組立体10は、ヘッダ12、プラグ組立体(コネクタハウジング)14、カバー(外側エンクロージャ)16、ワイヤシールド(遮蔽体)18、スライドラッチ(ラッチ補助部材)20及びコネクタ位置保証装置(CPA)22を含む。プラグ組立体14は、プラグハウジング24、周辺シール部材26、端子位置保証装置(TPA)28及びワイヤシール部材30を含む。プラグハウジング24は前部32及び後部34に分割されている。これら前部32及び後部34の間に、プラグハウジング24の周辺に延びる分割棚部36が形成される。分割棚部36は、周辺シール部材26を摩擦保持して受容する。プラグハウジング24の前部32は、その両端に配置されたノッチ形成領域38を有する。各ノッチ形成領域38は、プラグハウジング24と一体に形成された一端と、プラグハウジング24の前面42に向って延びる反対側の他端とを有するラッチビーム40を有する。各ラッチビーム40は、その外端に沿って延びる横方向リブ41を有する。ラッチビーム40は、ノッチ形成領域38の基部に向って可撓性を有する。前面42は雌型コンタクト端子44の行列(matrix)を保持するキャビティを有する。図1に示される実施形態において、コンタクト端子44は2列に整列され、各列は30個のコンタクト端子44を有する。
【0012】
周辺シール26は、滑らかな内面46及びリブが形成された外面48を有する。TPA28は、前面50、上面51、底面52及び端壁54を有する。前面50は、行列状に整列した複数のコンタクト溝53を有する。上面51及び底面52の少なくとも一方、及び/又は端壁54は、前面50から前面50に略直交する方向に延びるノッチ56を有する。図1の実施形態において、TPAの上面51は2個の矩形切欠き58を有する。ノッチ56及び切欠き58は、ヘッダ12の内部に配置された対応する機構と協働し、TPA28及びヘッダ12間の適正な整列及び機能的共同作用を保証する。
【0013】
ヘッダ12は、周囲板64により前部60及び後部62に分割される。ヘッダの後部62は、上面66、底面68及び端壁70を有する。端壁70は、傾斜した前面74及び後面76を有する突起72を有する。端壁70は、カバー16内でのヘッダ12の適正な方向性を保証するよう機能する2個のひじ部(knuckle)78を更に有する。上面66は、上方に延びる少なくとも1個のボス(スライド補助部材)80を有する。なお、底面68も1個以上のボス80を有してもよい。以下に詳細に説明されるように、ボス80は、スライドラッチ20と積極的に係合してヘッダ12及びプラグハウジング24を引き出して互いにしっかり係合させることにより、コンタクト及びリセプタクルコンタクト間に生成される嵌合力、及び(もしあれば)シール力を克服する。ヘッダ12は、その中にピン開口84の行列を有するヘッダ前面82を有する。1対のブラケット86は前面82に取り付けられる。ブラケット86は、コネクタ支持構造(図示せず)と係合するために下方に延びるピン88を有する。ピン整列部材は、ブラケット86間に配置されてピン(図示せず)を保持してもよい。
【0014】
プラグハウジング24の後部34は、上面90、底面92及び端壁94を有する。両端壁94は、カバー16にプラグハウジング24を固定するようラッチする突起96を有する。上面90は、その後端に形成されたラッチ傾斜部100を有する複数のリブ98を有する。ラッチ傾斜部100は、カバー16をプラグ組立体14にしっかりと保持する。リブ98はカバー16の適正な方向性を保証する。プラグハウジング24の後部34は、嵌合シール部材30をシール可能に受容するキャビティを有する。嵌合シール部材30の外周は、後部34の内部と共にシールを形成する周辺リブ102を有する。嵌合シール部材30は、その内部にコンタクト開口104の行列を有する。コンタクト開口104、コンタクト端子44、コンタクト溝53及びピン開口84は、互いに整列し、協働してコンタクト及び端子をしっかりと保持する。
【0015】
カバー16は、上壁106、底壁108及び端壁110、112を有する。端壁112は、スライドラッチ20を受容するスロット114を有する。カバー16の前縁116は、その上に形成された複数のフランジ118を有する。フランジ118は、底壁108の前縁116から上方に延びると共に、上壁106の前縁116から下方に延びる。また、フランジ118はカバー16の後縁120に沿って形成されている。前縁116及び後縁120のフランジ118は、スライドラッチ20を受容する上下溝を区画する。フランジ118は互いに離間し、その間にノッチ122を区画する。ノッチ122は異なる形状を有し、そのいくつかは対応する機構を受容するよう整列される。カバー16の端壁112は、スロット114間に配置されたCPA保持組立体124を有する。
【0016】
図2により明確に示されるように、端壁112はスロット114近傍に形成されたブラケット126を有する。ブラケット126は、スライドラッチ20のカバー16との整列を補助するために、スロット114と整列する外面128を有する。ブラケット126はCPA22によって摺動可能に受容される、内方に延びるビーム130を有する。ビーム130は、カバー16の後縁120から端壁112の中央まで内方へ約半分だけ延びる。ビーム130は、前段階位置にあるCPA22を保持する。端壁112は、その中央に位置して前縁116から後方に延びるノッチ132を有する。ノッチ132はヘッダ12上の突起72を受容する。突起72は、CPA22と係合解除し、CPA22をプリセット位置から最終位置に移動させてスライド20を閉位置にロックする。こうして、接続の嵌合状態を保つ。リブ134は、ノッチ132のいずれかの側面に沿って形成され、ノッチ132と同一方向に延びるよう整列する。リブ134は、クロスバー135により接続され、外面且つリブ134の後端付近に配置された突起136を有する。突起136は、カバー16からCPA22が係合解除するのを防止するために、CPA22と係合する。付加突起138は、ノッチ132にすぐ隣接した端壁112上に形成されている。突起138は、端壁112に沿った中間点で突起136の前方に配置される。CPA22がその最終係合位置(ヘッダ12及びプラグハウジング24が互いに最終嵌合する位置)に移動すると、突起138はCPA22と係合する。CPA22が前方位置に一旦移動すると、突起138はCPA22を完全係合位置に保持する。また、突起138は、CPA22の表面171(図3参照)と係合してCPA22をプリセット位置に保持する。ラッチ突起172はヘッダ12上の突起72によって撓むことにより、突起138上で表面171を移動させ、スライドラッチ20を閉位置にロックする最終位置にCPA22を移動させる。
【0017】
図3に示されるように、CPA22は、前端152、後端154及び側面156を有する基部150を含む。CPA22は、両側面156に沿って形成され前端152及び後端154間に延びるL字形溝158を有する。溝158は、ブラケット126上に形成されたビーム130を摺動可能に受容するキー溝160を形成する。溝158は、前端152付近に配置されたピン162を有する。ピン162は、CPA22がカバー16から係合解除されるのを防止することにより、反対方向を除き、突起136と同様な方法で機能する。基部150の前端152及び溝158は、CPA22がプリセット位置から最終位置に押圧されてスライドラッチ20を所定位置にロックすると、スライドラッチ20上のビーム(垂直キー)248(図4参照)への整列を促進する面取りされた面164を有する。ガイド溝160がビーム130、248を跨ぐと、CPAは最終位置に位置し、スライドは閉位置にロックされる。CPA22は、突起136と共に作用する後端154近傍に形成され、後端154に沿って延びる突起166を更に有する。CPAラッチアーム168は、クロスビーム上に形成され基部150に離接する方向に可撓性を有する一端を有する。ラッチアーム168の反対側の端は、横方向に延びる突条170及びその上に形成されたラッチ突起172を有する。ラッチ突起172は傾斜面174を有する。
【0018】
ラッチアーム168は、ヘッダ12の突起72と協働して、CPA22が最終ロック位置に移動する前にヘッダ12及びプラグハウジング24が互いに嵌合完了するのを保証する。より詳細には、傾斜面174は、突起72上の傾斜後面76と係合して、コネクタが嵌合するにつれて基部150の方へラッチアーム168を偏倚し、CPA22を最終係合位置に移動させる。突起172が突起72上に一旦乗り上げると、突起170上のラッチ面176は、突起138の前面に配置されたラッチ面138b(図2参照)と係合する。
【0019】
図1及び図4に示されるように、スライドラッチ20は、クロス部材204を介して相互接続された上ビーム200及び下ビーム202を有する。ハンドル206はクロス部材204に形成される。上ビーム200及び下ビーム202は、その前縁及び後縁の長さに沿って延びる切欠き210を有する。切欠き210は、カバー16の前縁116近傍のフランジ118により溝内に受容される。スロット114は、スライドラッチ20が弾かれると、カバー16内に設置されるのを防止されるように作用する。切欠き210は前溝内に受容されるのみである。上ビーム200及び下ビーム202は、ノッチ214を有する内面212を含む。ノッチ214は、下ビーム202の幅を横切る鋭角で下ビーム202の前縁216から延びるように整列する。ノッチ214は、前縁216に開口すると共に面する口218を形成する前端を有する。ノッチ214はその本体に沿って下ビーム202を貫通するが、構造的一体性の低下を防止するために口218では貫通しない。口218は、接続の間、対応するボス80を受容し、ノッチ214の本体に沿ってボス80を案内する。ボス80は、口218からノッチ214の本体内に移動すると、ノッチ214内へ外方に延びる。なお、上ビーム200及び/又は下ビーム202は、口222を形成する一端を有する第2ノッチ220を有してもよい。
【0020】
図4ないし図6はスライドラッチ20をより詳細に図示する。上ビーム200及び下ビーム202の後縁224は、前縁216に沿った棚部210等の棚部を有していない。上ビーム200及び下ビーム202の外端226は、片持ち梁状ラッチ228を有する。なお、1本のラッチ228のみを要する。
【0021】
図5に示されるように、片持ち梁状ラッチ228は、ラッチビーム232が形成された動作(action)ビーム230を有する。片持ち梁状ラッチ228は、上ビーム200及び下ビーム202の外端226の回転ポスト231と一体的に形成される。ラッチビーム232の上端は、傾斜前方面236及び係止面238を有するラッチ突起234を有する。動作ビーム230の下端は、ヘッダ12がコネクタ組立体10と最初に嵌合する際にボス80と係合する面取り面236を有する。
【0022】
図5に示されるように、カバー16は、後壁120に取り付けられラッチビーム232と係合するよう整列されたラッチ部材240を有する。ボス80は、(図6に2点鎖線で示されるボス80で表示された)第1係合位置から(図6に実線で示されるボス80で表示された)嵌合前位置まで移動すると、動作ビーム230を矢印Aで示される方向外側に偏倚する。動作ビーム230が外方に駆動されると、ラッチビーム232は、ラッチ突起234がラッチ部材240を超えるまで矢印Bの方向下方に撓む。ラッチ突起234及びラッチ部材240は、ヘッダ12及びプラグ組立体10が嵌合前位置で結合するまで、スライドラッチ20が係合完了するのが許容されないように協働する。
【0023】
カバー16は、上ビーム200及び下ビーム202の一方の前縁又は後縁と整列するエンボス242を更に有する。上ビーム200又は下ビーム202の少なくとも一縁は、その上に形成されエンボス242と整列した突起241を有する。エンボス242及び突起241は互いに係合する。なお、突起244を有してもよいが、係止面238が使用されるなら突起は不要である。突起241がエンボス242を超えて一旦前方に移動すると、これらは協働してスライドラッチ20がカバー16から完全に除去されるのを防止する。突起245はエンボス242と係合し、完全閉位置でスライドラッチ20の保持を補助する。
【0024】
ヘッダ12がプラグハウジング24と共に嵌合前位置に移動すると、ボス80はノッチ214、220の口218,222の各々に入るよう整列する。ボス80が口218,220に一旦入ると、スライドラッチ20は矢印Cの方向に移動することができる。スライドラッチ20が矢印Cの方向に閉じると、ボス80はノッチ214,220に沿って押し付けられる。ノッチ214,220は、プラグハウジングに対して前方(すなわち、プラグハウジング24及びヘッダ12のコンタクト嵌合面に対して直交する方向)にボス80を押し付けることにより、プラグハウジング24と嵌合完了する位置にヘッダ12を引き出す。
【0025】
図7ないし図10は、カバー16と協働するスライドラッチ20の作用を示す。図7及び図9は初期の嵌合前位置のスライドラッチ20を示すが、図8及び図10は係合完了位置のスライドラッチ20を示す。図9及び図10は、それぞれ図7の9−9線、図8の10−10線に沿った断面図である。図7に示されるように、スライドラッチ20のクロス部材204は、表面に形成された垂直キー248を有する1対の垂直ビーム246を有する。垂直キー248は向かい合っている。ビーム246及び垂直キー248は、CPA22の早すぎる挿入を阻止し、下ビーム202からクロス部材204(図9参照)に沿った中間高さまで上方に延びる。キー部材248の上縁249は、下に嵌まる寸法に設定され、ブラケット126に形成されたビーム130と整列する。垂直キー248は、スライドラッチ20が矢印C方向へ係合完了位置に一旦移動すると、ガイド部160と整列する。垂直キー248は、スライドラッチ20が係合完了位置に移動するまで、CPA22の前端152と接触する。このとき、CPA22は、矢印D(図10参照)の方向に係合完了位置まで移動可能である。CPA22は係合完了位置に移動すると、突起172は、ヘッダ12の端壁70上の突起72を超えて進む。
【0026】
前述の構造は、ヘッダ12及びプラグ組立体14を嵌合解除すると、逆の態様で作動する。特に、スライドラッチ20は、外方に引っ張られると、ヘッダ12及びプラグ組立体14を離すよう強制する。スライドラッチ20が移動可能である前に、CPA22は、コネクタ組立体を嵌合解除できるよう最初に嵌合解除されなければならない。
【0027】
好適実施形態はスライドラッチ20がカバー16に接続可能であるように示しているが、本発明はこのような実施形態に限定されない。スライドラッチ20は、カバー16及びプラグハウジング24の一方と直接係合する形状であってもよい。例えば、プラグハウジング24の上面及び下面は、プラグハウジング24の後部34の長さに沿って延びる少なくとも1個の溝が形成されてもよい。一方、上ビーム200及び下ビーム202の内面は、互いに面すると共にビーム200,202に沿って延びる平行なキー部が形成されてもよい。これらキー部は溝内に乗る。
【0028】
或いは、スライドラッチ20はヘッダ12に摺動可能に取り付けられてもよいが、ボス80はプラグハウジング24上に形成される。別の形状では、スライドラッチ20は、カバー12の嵌合前位置に取り付けられ、プラグハウジング24上に配置されたボス80を受容するよう配置される。プラグハウジング24上のボス80がスライドラッチ20内に一旦受容されると、スライドラッチ20は係合を容易にするために閉じられてもよい。更に別の実施形態として、CPA22はカバー12及びプラグハウジング24のいずれかに形成されてもよい。
【0029】
図1に示された実施形態は、カバー16の一側面に取り付けられたスライドラッチ20を示す。しかし、本発明はこのような実施形態に限定されない。例えば、スライドラッチ20は、カバー16の反対側面に取り付けられてもよいし、ヘッダ12又はプラグハウジング24のいずれかの側面に取り付けられてもよい。更に別の実施形態として、スライドラッチ20は、カバー16、プラグハウジング24又はヘッダ12の上面又は底面に取り付けられてもよい。
【0030】
図1に示された実施形態は、上ビーム200及び下ビーム202に複数のノッチ214,220を用いる。しかし、本発明はこのような実施形態に限定されない。代りに、単一のノッチを両ビーム又はいずれかのビームに用いてもよい。或いは、2以上のノッチを両ビーム又はいずれかのビームに用いてもよい。更に別の実施形態として、ノッチ214,220はヘッダ12及びプラグハウジング24のいずれかに形成してもよいが、ボス80はスライドラッチ20に形成してもよい。なお、ノッチ及びボス以外の機構は、スライドラッチ20及びカバー12と係合するのに用いてもよい。
【0031】
本発明の特定の要素、実施形態及び用途を説明してきたが、当業者であれば特に前述の開示に鑑みて変更が可能であるので、本発明は前述の要素等に限定されないことはもちろんである。従って、本発明の真髄及び範囲内でこれらの変更をカバーする添付の特許請求の範囲で考慮される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の好適一実施形態によるコネクタ組立体の分解斜視図である。
【図2】本発明の好適一実施形態によるカバーの斜視図である。
【図3】本発明の好適一実施形態によるコネクタ位置保証装置の斜視図である。
【図4】本発明の好適一実施形態によるコネクタ嵌合補助部材の斜視図である。
【図5】本発明の好適一実施形態による嵌合前位置のコネクタ組立体の平面図である。
【図6】本発明の好適一実施形態により作動するコネクタ嵌合補助部材の端部を示す図である。
【図7】本発明の好適一実施形態によるカバー、CPA、及び嵌合前位置に配置されたコネクタ嵌合補助部材の平面図である。
【図8】本発明の好適一実施形態によるカバー、CPA、及び係合完了位置に配置されたコネクタ嵌合補助部材の平面図である。
【図9】本発明の好適一実施形態による図7の9−9線に沿った断面図である。
【図10】本発明の好適一実施形態による図8の10−10線に沿った断面図である。
【図11】係合完了位置のコネクタ嵌合補助部材を有する本発明の好適一実施形態によるコネクタ組立体の平面図である。
【符号の説明】
10 電気コネクタ組立体
12 ヘッダ
14 プラグ組立体(コネクタ)
16 カバー
20 スライドラッチ(ラッチ補助部材)
22 コネクタ位置保証装置
80 ボス(ポスト)
114 スロット
200 上ビーム
202 下ビーム
204 クロス部材(クロスバー)
214 ノッチ(スロット、溝)
Claims (21)
- 外側エンクロージャ及び嵌合開口を有するコネクタハウジングと、前記嵌合開口に嵌合する嵌合部を有するヘッダと、前記コネクタハウジングに取り付けられ、前記外側エンクロージャに対して開位置及び閉位置間を移動可能であり、前記ヘッダのスライド補助部材を受容する通路を有するラッチ補助部材であって、前記ラッチ補助部材が前記外側エンクロージャに対して閉位置に移動する際に、前記通路及び前記スライド補助部材が協働して前記ヘッダ及び前記コネクタハウジングを嵌合完了位置に強制的に引き出すラッチ補助部材とを具備する電気コネクタハウジング組立体において、
前記コネクタハウジング及び前記ヘッダの一方に摺動可能に取り付けられてロック位置及びロック解除位置間を移動可能であるコネクタ位置保証装置(CPA)であって、該CPAが前記ロック位置に移動する際に、前記ラッチ補助部材を前記閉位置に固定するCPAをさらに具備し、
前記ラッチ補助部材は、前記コネクタハウジングの突起と係合して前記ラッチ補助部材が早すぎる閉状態になるのを防止するラッチビームを有し、
前記ラッチ補助部材の前記ラッチビームは、前記コネクタハウジング及び前記ヘッダが嵌合前位置に移動するまで、前記コネクタハウジングの前記突起と係合して前記ラッチ補助部材を保持し、
前記ヘッダの前記スライド補助部材は、前記ラッチビームが前記突起から係合解除するために、前記ヘッダの前記嵌合部の外面から外方に突出し前記ラッチ補助部材の前記ラッチビームと一体の動作ビームを駆動して前記ラッチビームを撓めるよう整列するボス部材であることを特徴とする電気コネクタハウジング組立体。 - 前記ラッチ補助部材は上ビーム及び下ビームを有し、
該上ビーム及び下ビームは、それらの一端近傍に配置されたクロスバーによって互いに接続され、
前記上ビーム及び下ビームは、前記コネクタハウジング及び前記ヘッダと摺動可能に係合することを特徴とする請求項1記載の電気コネクタハウジング組立体。 - 前記ラッチ補助部材は、前記通路を含む少なくとも1個のアームを有し、
前記ヘッダは、その周辺の少なくとも1本の前記スライド補助部材を有し、
前記通路は、前記ヘッダが前記コネクタハウジングに挿入される際に、前記スライド補助部材を受容することを特徴とする請求項1記載の電気コネクタハウジング組立体。 - 前記ラッチ補助部材は、その一側面の内面に形成された前記通路を有し、
該通路は、前記ラッチ補助部材の先端から鋭角で後方に延び、
前記ヘッダは、前記通路に受容され嵌合操作の間、前記ラッチ補助部材により後方に引き出されるスライド補助部材を有することを特徴とする請求項1記載の電気コネクタハウジング組立体。 - 前記ラッチ補助部材は、前記ヘッダと係合するための手段と、前記コネクタハウジング内に前記ヘッダを引っ張るための手段とを有することを特徴とする請求項1記載の電気コネクタハウジング組立体。
- 前記ラッチ補助部材は、互いに平行に延びる1対のスライドアームを有し、
該スライドアームの少なくとも1本は、該スライドアームの周辺から外方に突出する前記ラッチビームを有し、
前記ラッチビームは、前記コネクタハウジング及び前記ヘッダが嵌合前位置に移動するまで、前記コネクタハウジングと係合して前記ラッチ補助部材を保持することを特徴とする請求項1の記載の電気コネクタハウジング組立体。 - 前記コネクタハウジングは、前記ラッチ補助部材と係合して該ラッチ補助部材を前記コネクタハウジングの嵌合前位置に保持するスライド保持突起を有することを特徴とする請求項1記載の電気コネクタハウジング組立体。
- 前記CPAは、前記ラッチ補助部材及び前記コネクタハウジング間に摺動可能に取り付けられることを特徴とする請求項1記載の電気コネクタハウジング組立体。
- 前記外側エンクロージャは、前記コネクタハウジング上に取り付けられたカバーであり、
該カバーは、スロットを有する一端を有し、
該スロットは前記ラッチ補助部材を受容することを特徴とする請求項1記載の電気コネクタハウジング組立体。 - 前記外側エンクロージャは、前記コネクタハウジング上に取り付けられるカバーであり、
該カバーは、少なくともその一側面に取り付けられたガイドレールを有し、
該ガイドレールは、前記カバーに対して前記コネクタハウジング及び前記ヘッダの嵌合方向である第1方向に沿って前記CPAを摺動可能に向け、
前記カバーは、少なくとも一つの他の側面に取り付けられたスライド溝を有し、
該スライド溝は、前記カバーに対して前記第1方向と直交する第2方向に沿って前記ラッチ補助部材を摺動可能に向けることを特徴とする請求項1記載の電気コネクタハウジング組立体。 - コンタクト嵌合部及び基部を有するプラグと、
該プラグの前記コンタクト嵌合部を受容するコンタクト嵌合リセプタクルを区画する外シェルを有するヘッダと、
前記ヘッダに設けられたスライド補助部材と、
前記プラグに移動可能に添付されたラッチ補助部材と、
前記プラグ及び前記ヘッダの一方に取り付けられたCPAとを具備し、
前記ラッチ補助部材は、初期嵌合前位置及び最終嵌合完了位置間を前記プラグ及び前記ヘッダに対して移動可能であり、
前記ラッチ補助部材は、前記プラグ及びヘッダが前記初期嵌合前位置で結合するときに前記スライド補助部材と係合する通路を有し、
前記ラッチ補助部材が前記嵌合前位置から前記嵌合完了位置に移動すると、前記スライド補助部材及び前記通路は、互いに作用して前記コンタクト嵌合リセプタクル及び前記コンタクト嵌合部を共に嵌合完了位置に引き出す電気コネクタハウジング組立体において、
前記ラッチ補助部材は、前記プラグの突起と係合して前記ラッチ補助部材が早すぎる閉状態になるのを防止するラッチビームを有し、
前記ラッチ補助部材の前記ラッチビームは、前記プラグ及び前記ヘッダが嵌合前位置に移動するまで、前記プラグの前記突起と係合して前記ラッチ補助部材を保持し、
前記ヘッダの前記スライド補助部材は、前記ラッチビームが前記突起から係合解除するために、前記ヘッダの前記嵌合部の外面から外方に突出し前記ラッチ補助部材の前記ラッチビームと一体の動作ビームを駆動して前記ラッチビームを撓めるよう整列するボス部材であることを特徴とする電気コネクタハウジング組立体。 - 前記CPAはラッチアームを有し、
前記プラグ及び前記ヘッダはCPAラッチ突起を有し、
前記ラッチアームは、前記プラグ及び前記ヘッダが前記嵌合完了位置に位置する際に、前記CPAラッチ突起とスナップ係合することを特徴とする請求項11記載の電気コネクタハウジング組立体。 - 前記CPAはキー溝を有し、
前記ラッチ補助部材はキー部材を有し、
前記キー部材及び前記キー溝が互いに整列するまで前記CPAが係合完了位置へ移動することを阻止し、前記キー部材及び前記キー溝が互いに整列して初めて、前記CPAが前記係合完了位置へ移動することができることを特徴とする請求項11記載の電気コネクタハウジング組立体。 - 前記ラッチ補助部材は、前記プラグを含むプラグ組立体に摺動可能に取り付けられる少なくとも1本のビームを有し、
該ビームは前記通路を有し、
前記通路は、前記ビームの側縁付近に配置されると共に前記ビームの幅を横切って延び、
前記通路は、前記ビームが前記プラグ及び前記ヘッダに対してその長手方向に沿って摺動すると、前記ビームの前記幅を横切って前記スライド補助部材を引っ張ることを特徴とする請求項11記載の電気コネクタハウジング組立体。 - 前記通路は前記ビームの少なくとも1個のスロットからなり、
前記スライド補助部材は少なくとも1個のボスからなり、
前記スロットは、一端に開口を有し前記ボスを受け入れることを特徴とする請求項11の記載の電気コネクタハウジング組立体。 - 前記プラグを保持するカバーを更に有し、
該カバーは、その一端にスロットを有して前記ラッチ補助部材を受け入れ、
前記カバーは、前記ラッチ補助部材が摺動する溝を区画する少なくとも一縁を有することを特徴とする請求項11記載の電気コネクタハウジング組立体。 - 前記プラグを保持するカバーを更に有し、
該カバーは、その一端にスロットを有して前記ラッチ補助部材を受け入れ、
前記カバーは、前記スロットを有する前記端にCPA保持組立体を有することを特徴とする請求項11記載の電気コネクタハウジング組立体。 - 前記ラッチ補助部材は、前記プラグ及び前記ヘッダの上面及び底面に沿って摺動する平行なビームを有し、
前記CPAは、前記プラグ及び前記ヘッダに取り付けられると共に前記平行なビーム間に配置されていることを特徴とする請求項11記載の電気コネクタハウジング組立体。 - ラッチ補助部材の使用によりプラグ及びヘッダを電気的に接続する方法であって、
前記プラグ及び前記ヘッダはコンタクト嵌合面を有し、該嵌合面は、前記プラグ及び前記ヘッダが嵌合完了位置に移動すると、互いに当接するまで前記コンタクト嵌合面に対して直交する方向に移動するプラグ及びヘッダの電気的接続方法において、
前記ラッチ補助部材を前記プラグに対して前段階位置に配置する工程と、
前記ラッチ補助部材を前記前段階位置にロックする工程と、
前記プラグ及び前記ヘッダを互いに初期嵌合前位置に挿入する工程と、
前記プラグ及び前記ヘッダを前記初期嵌合前位置に挿入する際、前記ヘッダのスライド補助部材及び前記ラッチ補助部材の通路を互いに整列させる工程と、
前記ヘッダ及び前記プラグが前記初期嵌合前位置に挿入されるまで、前記ラッチ補助部材を前記前段階位置から移動するのを阻止する工程と、
前記ヘッダのボス部材が前記ラッチ補助部材のラッチビームと一体の動作ビームに係合して前記ラッチ補助部材をロック解除する工程と、
前記ラッチ補助部材が最終閉位置に移動する際、前記スライド補助部材及び前記通路が前記コンタクト嵌合面を引き出して互いに当接するように、前記ラッチ補助部材を前記前段階位置から前記最終閉位置に押圧する工程と、
前記ラッチ補助部材が前記最終閉位置に一旦移動すると、コネクタ位置保証装置(CPA)を閉位置に移動する工程と
からなるプラグ及びヘッダの電気的接続方法。 - 前記押圧工程は、前記コンタクト嵌合面に略平行な方向に前記ラッチ補助部材を移動する工程を含むことを特徴とする請求項19記載のプラグ及びヘッダの電気的接続方法。
- 前記押圧工程は、前記直交方向に沿って互いに向って前記プラグ及び前記ヘッダを前記スライド補助部材及び前記通路に引っ張らせる前記直交方向以外の方向に、前記ラッチ補助部材を移動する工程を含むことを特徴とする請求項19記載のプラグ及びヘッダの電気的接続方法。
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