JP4240298B2 - 焼き増しプリント処理システム - Google Patents

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Description

本発明は、撮影画像ソースから撮影画像を写真プリントとして再度プリントする焼き増しプリント処理システムに関する。
従来の焼き増しプリントでは、依頼者が焼き増し注文票に撮影画像を特定するコマ番号毎に焼き増し枚数を記入してDPショップに提出すると、オペレータが各画像コマ毎に焼き増し枚数を写真プリント装置に入力し、焼き増しプリントが作製された。このような焼き増しプリントの処理手順では、特に焼き増し枚数の入力操作に時間がかかって作業効率が悪かった。さらに、依頼者が注文票に焼き増し枚数を記入する際撮影画像と焼き増し枚数の関係を間違えてしまうという問題も頻繁に生じていた。
そのような問題点を解決するために、各画像コマごとに焼き増し枚数記入欄が付いたインデックスプリントを作成し、写真を焼き増しする場合、焼き増し依頼者はインデックスプリントの焼き増し枚数記入欄に焼き増し枚数を記入してDPショップに提出すると、このインデックスプリントを通じて、前記焼き増し枚数記入欄に記載された焼き増し枚数を画像読み込み手段に読み込ませ、この画像読み込み手段からの焼き増し枚数情報を解析部が解析し、その焼き増し枚数情報通りに焼き増しプリントを出力する写真プリント装置が提案されている(例えば、特許文献1参照。)。
また、インデックスプリントの表面に撮影画像とともに注文枚数記入欄を設けるとともに、その裏面にそのインデックスプリントの作製時に用いられた画像処理条件を表すバーコードを記録し、焼き増しプリント時に、そのインデックスプリントを通じて焼き増し注文枚数と画像処理条件を入手する写真プリント装置も提案されている(例えば、特許文献2参照。)。
特開2002−131850 号公報(段落番号0009−0011頁、第5図)
特開2001−235802 号公報(段落番号0040、064−0066頁、第5図)
インデックスプリントを注文票として兼用することで、注文すべき撮影画像コマと焼き増し枚数との関係が間違えにくくなるとともに、特許文献1で明示されているように焼き増し枚数をスキャナで読み取ってその数をコンピュータによって解析するので、焼き増し枚数を手入力する場合に比べると、オペレータの負担は大幅に軽減されることになると思われたが、インデックスプリントの形態は統一されているわけではなく、幾種類も存在するので、その焼き増し枚数記入領域をオペレータが指定しないと、焼き増し枚数を撮影画像を特定するコマ番号と関係付けられた形で認識することは不可能であった。
上記実状に鑑み、本発明の課題は、幾種類もの形態で存在する焼き付け枚数記入欄付きインデックスプリントに対しても、オペレータに負担をかけずに、自動的に焼き増し枚数を撮影画像を特定するコマ番号と関係付けられた形で認識して、焼き増しプリントを出力する焼き増しプリント処理システムを提供することである。
上記課題を解決するため、本発明による焼き増しプリント処理システムは、複数の撮影コマ画像領域と各撮影コマ画像に対応する焼き増し枚数記入領域とを種々のレイアウトで配置しているインデックスプリントの前記レイアウトを識別するレイアウトタイプを入力する操作入力部と、前記レイアウトタイプによって規定される読み取りパターンに基づいて前記インデックスプリントのスキャニング画像から前記撮影コマ画像のコマ番号にリンクされた焼き増し枚数を読み取る読み取り認識部と、前記撮影コマ画像のプリント画像ソースからコマ画像データを入力する画像入力部と、前記画像入力部から入力されたコマ画像データと前記焼き増し枚数をリンクした焼き増し情報を作成する焼き増し情報管理部と、前記焼き増し情報に基づいて焼き増しプリントを出力するプリント装置から構成されると共に、前記焼き増し情報管理部で前記焼き増し情報が作成されると、モニタに対してプリント初期画面を表示し、このプリント初期画面において、コマ番号で区画された枠内に焼き増し枚数を表示する処理が行われ、このプリント初期画面から焼き増しプリントの実行と、焼き増し対象となっている撮影コマ画像の個別的なマニュアル色補正が可能となるプレジャッジ画面への移行との何れかの選択が可能である。
この構成によれば、焼き増し枚数が記入されたインデックスプリントから焼き増し枚数を読み取る際に、まず処理対象となるインデックスプリントのレイアウトタイプを入力し、このレイアウトタイプによって規定される読み取りパターンに基づいて、つまりスキャニング画像のどのエリアに認識しなければならない焼き増し枚数が存在しているかという情報を受けて、前記インデックスプリントのスキャニング画像から前記撮影コマ画像のコマ番号にリンクされた焼き増し枚数を読み取るので、その認識は自動処理されるにもかかわらず迅速かつ正確なものとなる。このように認識された撮影コマ画像のコマ番号と焼き増し枚数はさらに画像入力部から入力されたコマ画像データとリンクされ、注文通りの撮影コマ画像の写真プリントが注文通りの枚数で出力される。また、焼き増し情報が作成された後には、プリント初期画面においてコマ番号で区画された枠内に焼き増し枚数が表示され、このプリント初期画面から焼き増しプリントの実行と、プレジャッジ画面に移行してマニュアル色補正とが可能となる。
本発明では、前記読み取りパターンは前記レイアウトが異なるインデックスプリント毎の基準点からの各撮影コマ画像のための焼き増し枚数記入領域の位置を記述しており、読み取りパターンテーブルに検索抽出可能に格納されている。これにより、認識しなければならないデータが存在するエリアだけを撮影コマ画像単位の認識対象領域として設定することができる。このような記述ファイルも異なるレイアウトを有するインデックスプリント毎に用意され、読み取りパターンテーブルといったメモリに検索抽出可能に格納されるとメンテナンスも容易で都合がよい。
さらに、前記焼き増し情報管理部で作成された焼き増し情報を操作入力部からの入力指令に基づいて修正するための操作画面をモニタに表示させる操作画面生成部が備えられているならば、焼き増し枚数や色補正情報を該当する撮影画像コマとともに表示し、必要な場合それらの値を変更することができる。このような操作画面は、ミニラボと通称される写真プリント装置では、プレジャッジプリント(PJP)画面として知られており、同時プリント時にオペレータがプリント枚数や色補正値を設定するために利用されるが、本発明では焼き増しプリント時にそのような操作画面に今回の焼き増しプリント枚数や前回の色補正値が表示されるので、焼き増しプリント作業が特別な作業ではなく、通常行われている同時プリント作業のような間隔で簡単に行うことができる。
幾種類もの形態で存在する焼き付け枚数記入欄付きインデックスプリントに対しても、読み込みパターンを通じて焼き増し注文に必要な情報を認識する領域を設定することで、自動的に焼き増し枚数と撮影画像を特定するコマ番号とが関係付けられ、操作画面上で表示されるので、オペレータは、負担なしに、焼き増し枚数を撮影画像を特定するコマ番号と関係付けられた形で認識しながら、焼き増しプリント処理を実施することができる。
本発明によるその他の特徴及び利点は、以下図面を用いた実施形態の説明により明らかになるだろう。
図1は本発明による焼き増しプリント処理システムを採用した写真プリント装置を示す外観図であり、この写真プリント装置は、印画紙Pに対して露光処理と現像処理とを行う写真プリンタとしてのプリントステーション1Bと、現像済み写真フィルム2aやデジタルカメラ用メモリカード2bやハードディスク2cなどから取り込んだ撮影画像データを処理してプリントステーション1Bで使用されるプリントデータの生成・転送などを行う操作ステーション1Aとから構成されている。
この写真プリント装置はデジタルミニラボとも称せられるものであり、図2からよく理解できるように、プリントステーション1Bは2つの印画紙マガジン11に納めたロール状の印画紙Pを引き出してシートカッター12でプリントサイズに切断すると共に、このように切断された印画紙Pに対し、バックプリント部13で色補正情報やコマ番号などのプリント処理情報を印画紙Pの裏面に印字するとともに、露光部14で印画紙Pの表面に撮影画像の露光を行い、この露光後の印画紙Pを複数の現像処理槽を有した処理槽ユニット15に送り込んで現像処理する。乾燥の後に装置上部の横送りコンベア16からソータ17に送られた印画紙P、つまり写真プリントPは、このソータ17の複数のトレイ17aにオーダ単位で仕分けられた状態で集積される(図1参照)。なお、後で詳しく説明される複数の縮小された撮影コマ画像を一覧化したインデックスプリントPXも写真プリントPと同様に適切にカットされた印画紙Pに露光部14で露光された後処理槽ユニット15で現像処理されることで横送りコンベア16に出力され、トレイ17aに写真プリントPとともに集積される。
上述した印画紙Pに対する各種処理に合わせた搬送速度で印画紙Pを搬送するために印画紙搬送機構18が敷設されている。印画紙搬送機構18は、印画紙搬送方向に関して露光部14の前後に配置されたチャッカー式印画紙搬送ユニット18aを含む複数の挟持搬送ローラ対から構成されている。
露光部14には、副走査方向に搬送される印画紙Pに対して、主走査方向に沿って操作ステーション1Aからのプリントデータに基づいてR(赤)、G(緑)、B(青)の3原色のレーザ光線の照射を行うライン露光ヘッドが設けられている。処理槽ユニット15は、発色現像処理液を貯留する発色現像槽15aと、漂白定着処理液を貯留する漂白定着槽15bと、安定処理液を貯留する安定槽15cを備えている。
前記操作ステーション1Aのデスク状コンソールの上部位置には、写真フィルム2aの撮影画像コマから撮影画像データを取得するフィルムスキャナ20と、デジタルカメラ等に装着される画像記録媒体2bとして用いられている各種半導体メモリやCD−Rなどから撮影画像データを取得するメディアリーダ21と、フィルムスキャナ20やメディアリーダ21を通じて一旦取り込まれた撮影画像データを保管しているハードディスク22などが配置されるが、この実施形態では、メディアリーダ21とハードディスク22は、この写真プリント装置のコントローラ3として機能する汎用パソコンに組み込まれている。フィルムスキャナ20とメディアリーダ21とハードディスク22は、ネットワークを通じて伝送されてきた画像データを受信する通信部とともにこの写真プリント装置の画像入力部を構成している。この汎用パソコンには、さらに各種情報を表示するモニタ23、各種設定や調整を行う際に用いる操作入力部として利用されるキーボード24やマウス25、さらにフラットベッドスキャナ26なども接続されている。
インデックスプリントPXは、図3に示すように、撮影コマ画像領域91の大きさや数やレイアウトなどが異なる複数の種類に分けられる。図3(イ)に示されたものでは、撮影コマ画像領域91が横列で5つ、縦列で5つ設定されており、各撮影コマ画像領域91の下側にコマ番号を付した焼き増し枚数記入領域92が配置され、さらにインデックスプリントPXの下端部にDPショップの店名・ロゴに並んでこのインデックスプリントPXに示された撮影コマ画像を特定するコマ画像ソースIDのための領域90も用意されている。図3(ロ)に示されたものでは、撮影コマ画像領域91が横列で7つ、縦列で4つ設定されており、ここでも各撮影コマ画像領域91の下側にコマ番号を付した焼き増し枚数記入領域92が配置され、インデックスプリントPXの下端部にDPショップの店名・ロゴに並んでこのインデックスプリントPXに示された撮影コマ画像を特定するコマ画像ソースIDのための領域90も用意されている。このように、インデックスプリントPXのタイプによってレイアウトが異なるが、インデックスプリントPXのレイアウトタイプさえ特定すれば、インデックスプリントPXにおける撮影コマ画像領域91や焼き増し枚数記入領域92やコマ画像ソースID領域90の位置は一義的に決定されるので、それらの領域に記録された数字や記号などを例えばOCR機能やマークシート認識機能などで読み取ることは容易となる。
コントローラ3は、CPUを中核部材として、入力されたデータに対して種々の処理を行うための機能部がハードウエア又はソフトウエア或いはその両方で実装されているが、本発明に特に関係する機能部として、図4に示されているように、フィルムスキャナ20やメディアリーダ21やハードディスク22などである画像入力部から転送されてきた撮影コマ画像の画像データを各種処理のために一時的に格納するワーキングメモリ30、入力された撮影コマ画像データからプレジャッジ用画像データを含むプレジャッジプリント画面(以後単にPJP画面と称する)を生成するPJP画面生成機能を含む各種操作画面を生成する操作画面生成部31、操作画面を構成する各種画像データやその他の表示アイテムの画像データをビデオメモリに取り込むとともにこのビデオメモリに展開されたイメージをビデオコントローラによってビデオ信号に変換してモニタ23に送るビデオ制御部32、ワーキングメモリ30に展開されている画像データに対して色調補正やフィルタリング(ぼかしやシャープネスなど)やトリミングなどの各種画像処理を施す画像処理部33、プレジャッジ作業等で指定された色補正やプリント枚数などのコマンドに基づいて画像処理部33で処理された最終的な画像データ等をプリント用画像データとしてプリントステーション1Bの露光部14に転送させるプリント管理部34、焼き増しコマ番号や焼き増し枚数などの焼き増し注文情報を入力するための注文情報入力部として機能するフラットベッドスキャナ26の読み取り信号から焼き増しコマ番号や焼き増し枚数を表す文字やコードを取得する読み取り認識部35、読み取り認識部35によって取得された注文情報に基づいて焼き増しプリントに関するコマンドを生成・管理する焼き増し情報管理部36が挙げられる。
なお、プリント管理部34は、ワーキングメモリ30に展開されている1オーダ分の撮影コマ画像データを利用して指定されたタイプのインデックスプリントPXを作製するためのインデックスプリントデータを生成することを画像処理部33に命じる機能も有する。
読み取り認識部35では、図3で示したようなインデックスプリントPXが焼き増し注文票として利用され、その撮影コマ画像領域91や焼き増し枚数記入領域92に記入された内容をOCR処理によって読み取る形態ではOCR機能が実装されるし、マークシート方式で記入された内容をマークシート解析処理によって読み取る形態ではマークシート解析機能が実装される。もちろん、必要な場合両方の機能やその他の認識機能が実装されてもよい。このような読み取り認識を容易にするため、読み取り認識部35には、各タイプのインデックスプリントPXにおける撮影コマ画像領域91や焼き増し枚数記入領域92を規定している読み取りパターンを格納している読み取りパターンテーブル37が付随している。
読み取りパターンの一例は、図5に示すように、特定のレイアウトをもつインデックスプリントPXにおける読み取る必要のあるエリア以外をマスクするとともにマスク外のエリアにはその読取属性値(コマ番号やコマ番号ソースIDなど)が設定されたマスクデータであり、このようなマスクデータをフラットベットスキャナ26で読み取られた読み取りデータに重ね合わせることでOCR処理ないしはマークシート解析処理しなければならない領域だけが選択できるとともに各領域に割り当てられているコマ番号といった項目内容との関連付けも可能となる。種々のレイアウトをもったインデックスプリントPXが存在していても、焼き増し注文票として用いられているインデックスプリントPXのタイプに応じたマスクデータを読み出して使用するだけで、確実に焼き増し注文情報を取得することができる。読み取りパターンの他の例として、インデックスプリントPX毎の基準点(例えば左上コーナ部)からの各撮影コマ画像のための焼き増し枚数記入領域の位置などの読み取る必要のあるエリアを規定できる座標値を記述したスクリプトデータも提案される。
焼き増し情報管理部36は、読み取り認識部35によって取得された焼き増しプリント枚数を前述した読み取りパターンデータを利用してコマ番号とリンクするコマ番号−焼き増し枚数リンク部36aを備えている。さらに、インデックスプリントPXに一覧表示された撮影コマ画像の画像データが、内蔵しているハードディスク22やネットワークを通じてアクセス可能な画像サーバに格納されている場合、インデックスプリントPXのコマ画像ソースID領域90から読み出された、該当画像データを特定するためのロケーションコードなどのアドレスデータであるコマ画像ソースIDに利用して、該当画像データを取り込む画像データ取り込み部36bも備えられる。
図6に示されたインデックスプリントPXには撮影コマ画像を一覧化して表示している撮影コマ画像領域91と区分けされた下部にコマ番号単位で区画された焼き増し枚数記入領域92とプリント時に画像データに施された色補正情報を記録している色補正情報記録領域93が配列されている。さらに最下部にはコマ画像ソースID領域90も配置されている。このような色補正情報を記録した色補正情報記録領域93が追加的に設けられているインデックスプリントPXを焼き増し注文票として利用できるシステムを採用している場合には、その読み取りパターンは色補正情報記録領域93の位置をも規定できるものとし、焼き増し情報管理部36には、読み取り認識部35によって取得された色補正情報をコマ番号とリンクするコマ番号−色補正情報リンク部36cが備えられることになる。
まず、この写真プリント装置による同時プリント処理の典型例を説明する。
処理対象となる撮影画像ソースは現像済みの135写真フィルム2aとすると、操作画面生成部31によって利用され、図7で示すようなPJP画面がモニタ23に表示される。このPJP画面では、6つの撮影コマ画像のためのシミュレート画像70が表示されており、夫々のシミュレート画像70の上側の枠領域71には対応コマ画像を特定するコマ番号を示す数字が表示され、下側の補正情報枠72にはイエローに対応して「Y」、マゼンタに対応して「M」、シアンに対応して「C」の文字、及び、濃度補正情報を示すよう「D」の文字が表示され、又、この下側のプリント枚数枠73にはプリント枚数を示す数値が表示されている。このように複数のシミュレート画像70が表示される場合これらのシミュレート画像70のうちの1つの周囲を取り囲む選択枠74に目につきやすい色相を与えることで、そのシミュレート画像が選択状態にあることを明示している。モニタ画面の下辺領域にはオーダ番号と画像メディアの種別を示す枠75が表示されている。
モニタ23にシミュレート画像70が表示された状態で、例えば、キーボード24に設定された操作キーとしてのイエローキーを操作した場合には、選択状態のシミュレート画像70に対応する補正情報枠72の「Y」の文字を強調する表示や、文字を反転させる表示や、ブリンクさせる表示を行うことでイエロー成分を補正対象に選択していることをオペレータに認識させ、この状態でプラスキーを押し操作した場合には、押し操作した回数だけイエローの成分を段階的に増大させる画像処理が行われ、同様にマイナスキーを押し操作した場合には、押し操作した回数だけイエローの成分を段階的に減少させる処理が行われ、ニュートラルキーを押し操作した場合には補正前の状態に戻す処理が行われる。
プリント枚数枠73には、通常自動的に「1」が設定されているが、プリント不可の撮影コマ画像に対しては、非プリントを割り当てられたキーボード24の操作キーを操作することで、そのプリント枚数枠73に非プリントを示す「pass」という文字が設定される。
全てのコマ画像に対する、つまりオーダ単位でのプレジャッジ作業が完了すると、写真プリント工程が開始されるが、その際、所定タイプのインデックスプリントPXを作製するためのインデックスプリントデータもシミュレート画像データを使って作成され、写真プリントPとともに出力される。
写真プリントPとインデックスプリントPXとネガフィルム2aを受け取った顧客は、後日焼き増しプリントを希望する場合、焼き増し希望のコマ番号をもつ焼き増し枚数記入領域92に焼き増し枚数を記入したインデックスプリントPXと画像ソースとしてのネガフィルム2aをDPショップに提出するだけでよい。なお、最初のプリントの際に画像データをCD−R等の記録媒体に記録している場合はネガフィルム2aに代えて該当CD−Rを提出することができる。さらに、最初のプリント時にプリントに使用した画像データを一時的にDPショップのハードディスク22や外部の画像サーバに格納して預けている場合は、その格納場所を規定するコマ画像ソースIDがインデックスプリントPXのコマ画像ソースID領域90に記録されているので、焼き増し枚数を記入したインデックスプリントPXのみを提出するだけでよい。
顧客から焼き増し枚数を記入したインデックスプリントPXと画像ソースを受け取ったDPショップにおいて実行される焼き増しプリント処理の典型例を図8を用いて説明する。ここでは、画像ソースとして画像記録媒体2bであるCD−Rが提出されたとする。
まず、受け取ったインデックスプリントPXをフラットベットスキャナ26に載置するとともに、このインデックスプリントPXのレイアウトタイプをキーボード24又はマウス25を用いて入力する。読み取り認識部35は、入力されたレイアウトタイプに基づいて決定される読み取りパターンを読み取りパターンテーブル37から読み出し、これによってコマ番号毎の認識領域を設定し、フラットベットスキャナ26から送り込まれてくるスキャニングデータに対して文字認識を行う。コマ番号毎の文字認識、つまり焼き増し枚数が認識されると、コマ番号−焼き増し枚数リンク部36aが記入されていた焼き増し枚数とコマ番号をリンクする。さらに、メディアリーダ21に挿入されたCD−Rから読み込まれた各撮影コマ画像の画像データはコマ番号にリンクされた形でワーキングメモリ30に転送されている。つまり、図9で模式的に示すように、焼き増しすべきコマ番号とその焼き増し枚数及びコマ番号とその画像データがリンクされているので、結果的に焼き増しすべきコマ番号とその焼き増し枚数とその画像コマがリンクされることになり、焼き増しプリントの準備が整うことになる。
この段階でモニタ23には図10に示す焼き増しプリント初期画面が表示され、特にその右下側の大きな領域に、コマ番号で区画された枠が配列されており、その枠内にコマ番号と焼き増し枚数が表示されている。これにより、オペレータは焼き増しすべきコマ番号と焼き増し枚数を確認することができる。焼き増し枚数は数字で表示されているが、焼き増し対象に成っていないコマ番号の枠には「pass」という文字が表示されている。この画面ではコマ画像は表示されていないが、各枠にサムネイル画像を表示してもよい。もし必要な場合、この画面においてオペレータがこの焼き増しプリントの注文票となっているインデックスプリントPXを見ながら焼き増し枚数をチェックし、焼き増し枚数の修正等を行うことができる。この焼き増しプリント初期画面からすぐに焼き増しプリントを実行することは可能であり、その場合焼き増しすべきコマ番号にリンクされた画像データが画像処理部33にてプリントデータに変換されてその焼き増し枚数とともにプリントステーション1Bに送られる。
焼き増しプリントにおいてもプリジャッジプリントを行う場合は、プリジャッジプリントボタンを操作することで、この焼き増しプリント初期画面から、図7で示されたPJP画面に移行する。焼き増しプリントのPJP画面では、焼き増しプリント初期画面において焼き増し対象となったコマ画像だけがプリント状態を疑似表示しているシミュレート画像70の形態で表示され、そのプリント枚数枠73には焼き増し枚数が表示される。このPJP画面を通じて焼き増し対象となっている撮影コマ画像の個別的なマニュアル色補正が可能となる。
なお、焼き増しプリントの注文票となっているインデックスプリントPXが図6で示されたような色補正情報をも記録したタイプのものである場合、焼き増し枚数と同様に読み取り認識部35によって認識された色補正情報はコマ番号−色補正情報リンク部36cによって対応するコマ番号とリンクされているので、焼き増しプリントのPJP画面において各コマ番号に対応する補正情報枠72にはその色補正情報に基づく設定が施されている。これによりオペレータは前回のプリント時での色補正情報を容易に理解することができる。
全ての焼き増し対象コマ画像に対するプレジャッジ作業が完了すると、プリント管理部34が操作画面を通じて指定された色補正やプリント枚数などのコマンドを作成し、画像処理部33で処理された最終的な画像データをプリント用画像データとしてプリントステーション1Bの露光部14に転送させ、焼き増しプリントPを作製する。その際、所定タイプのインデックスプリントPXを作製するためのインデックスプリントデータも作成されるが、次回の焼き増しプリント注文に備えてこのインデックスプリントPXには今回焼き増しプリントの対象とはならなかった撮影コマ画像も含ませると好都合である。
この焼き増しプリント処理では、画像ソースとして記録媒体(CD−R)2bが用いられたが、画像ソースがネガフィルム(ピースネガ)2aの場合フィルムスキャナ20を通じて撮影コマ画像がワーキングメモリ30に転送されるし、画像ソースがハードディスク2cに格納された画像データである場合インデックスプリントPXのコマ画像ソースID領域90に記録されているとともに読み取り認識部35で認識されたコマ画像ソースIDに基づいて動作する画像データ抽出部36bによってハードディスク2cから画像データ
がワーキングメモリ30に転送されるが、いずれにしても前述したように、コマ画像と焼き増し枚数と画像データがリンクされるので、焼き増しプリント作業は確実にかつ容易に行うことができる。
DPショップ等に設置された写真プリント装置における焼き増しプリント処理において、インデックスプリントを焼き増し注文票として利用する際、焼き付け枚数記入欄付きインデックスプリントが幾種類もの形態で存在していても、読み込みパターンを通じて焼き増し注文に必要な情報を認識する領域を設定することで、自動的に焼き増し枚数と撮影画像を特定するコマ番号とが関係付けられ、操作画面上で表示されるので、焼き増しプリント作業は簡単化される。
本発明による焼き増しプリント処理システムを採用した写真プリント装置の外観図 写真プリント装置のプリントステーションの概略的内部構造を示す模式図 焼き増し注文記入領域を有する2つのタイプ(図3(イ)と図3(ロ))のインデックスプリントを示す平面図 写真プリント装置のコントローラの主要構成を示す模式図 読み取りパターンを示すマスクデータの説明図 焼き増し注文記入領域と色補正記録領域を有するインデックスプリントを示す平面図 PJP画面の一例を示すモニタ画面図 本発明による焼き増しプリント処理システムの処理手順を模式的に示す説明図 コマ番号と焼き増し枚数と画像データのリンク状態を示す説明図 焼き増しプリント設定画面を示すモニタ画面図
符号の説明
3 コントローラ
24 キーボード(操作入力部)
31 操作画面生成部
34 プリント管理部
35 読み取り認識部
36 焼き増し情報管理部
36aコマ番号−焼き増し枚数リンク部
36b画像データ抽出部
36cコマ番号−色補正情報リンク部
37読み取りパターンテーブル
90コマ画像ソースID領域
91撮影コマ画像領域
92焼き増し枚数記入領域
93色補正記録領域

Claims (3)

  1. 複数の撮影コマ画像領域と各撮影コマ画像に対応する焼き増し枚数記入領域とを種々のレイアウトで配置しているインデックスプリントの前記レイアウトを識別するレイアウトタイプを入力する操作入力部と、前記レイアウトタイプによって規定される読み取りパターンに基づいて前記インデックスプリントのスキャニング画像から前記撮影コマ画像のコマ番号にリンクされた焼き増し枚数を読み取る読み取り認識部と、前記撮影コマ画像のプリント画像ソースからコマ画像データを入力する画像入力部と、前記画像入力部から入力されたコマ画像データと前記焼き増し枚数をリンクした焼き増し情報を作成する焼き増し情報管理部と、前記焼き増し情報に基づいて焼き増しプリントを出力するプリント装置からなると共に、
    前記焼き増し情報管理部で前記焼き増し情報が作成されると、モニタに対してプリント初期画面を表示し、このプリント初期画面において、コマ番号で区画された枠内に焼き増し枚数を表示する処理が行われ、このプリント初期画面から焼き増しプリントの実行と、焼き増し対象となっている撮影コマ画像の個別的なマニュアル色補正が可能となるプレジャッジ画面への移行との何れかの選択が可能であることを特徴とする焼き増しプリント処理システム。
  2. 前記インデックスプリントには撮影画像プリント時に施された色補正情報を記録した色補正情報記録領域が設けられ、前記読み取りパターンには前記色補正情報記録領域から各撮影コマ画像のための色補正情報記録を読み取るための領域情報が含まれており、前記焼き増し情報には前記色補正情報も含まれることを特徴とする請求項1に記載の焼き増しプリント処理システム。
  3. 前記読み取りパターンは前記レイアウトが異なるインデックスプリント毎の基準点からの各撮影コマ画像のための焼き増し枚数記入領域の位置を記述しており、読み取りパターンテーブルに検索抽出可能に格納されていることを特徴とする請求項1に記載の焼き増しプリント処理システム。
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