JP4239004B2 - 光ディスク装置、光ディスク情報記録方法及び光ディスク媒体 - Google Patents

光ディスク装置、光ディスク情報記録方法及び光ディスク媒体 Download PDF

Info

Publication number
JP4239004B2
JP4239004B2 JP2004131850A JP2004131850A JP4239004B2 JP 4239004 B2 JP4239004 B2 JP 4239004B2 JP 2004131850 A JP2004131850 A JP 2004131850A JP 2004131850 A JP2004131850 A JP 2004131850A JP 4239004 B2 JP4239004 B2 JP 4239004B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
area
border
recorded
optical disc
data
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2004131850A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2005317073A (ja
Inventor
豊 山中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
Priority to JP2004131850A priority Critical patent/JP4239004B2/ja
Priority to TW094112888A priority patent/TW200539151A/zh
Priority to EP05103272A priority patent/EP1592022A1/en
Priority to US11/113,983 priority patent/US20050237877A1/en
Priority to CN2005100677658A priority patent/CN1691183B/zh
Publication of JP2005317073A publication Critical patent/JP2005317073A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4239004B2 publication Critical patent/JP4239004B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B27/00Editing; Indexing; Addressing; Timing or synchronising; Monitoring; Measuring tape travel
    • G11B27/10Indexing; Addressing; Timing or synchronising; Measuring tape travel
    • G11B27/19Indexing; Addressing; Timing or synchronising; Measuring tape travel by using information detectable on the record carrier
    • G11B27/28Indexing; Addressing; Timing or synchronising; Measuring tape travel by using information detectable on the record carrier by using information signals recorded by the same method as the main recording
    • G11B27/32Indexing; Addressing; Timing or synchronising; Measuring tape travel by using information detectable on the record carrier by using information signals recorded by the same method as the main recording on separate auxiliary tracks of the same or an auxiliary record carrier
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B2220/00Record carriers by type
    • G11B2220/20Disc-shaped record carriers
    • G11B2220/25Disc-shaped record carriers characterised in that the disc is based on a specific recording technology
    • G11B2220/2537Optical discs
    • G11B2220/2562DVDs [digital versatile discs]; Digital video discs; MMCDs; HDCDs

Landscapes

  • Optical Recording Or Reproduction (AREA)
  • Signal Processing For Digital Recording And Reproducing (AREA)

Description

本発明は、光ディスク装置に関し、特に微小な光スポットによりデータの記録再生を行う記録型光ディスク装置および記録型光ディスク装置に使用される光ディスク媒体に関する。
微小な光スポットによりデータの記録再生を行う光ディスク分野において、予めエンボス状のデータピット列が形成された再生専用のROM(Read Only Memory)媒体に続いて、データの記録が出来る光ディスクであるCD−R(Compact Disc−Recordable)やDVD−R(Digital Versatile Disc−Recordable)が広く普及している。また、記録されたデータを書き換えることも可能なCD−RW(CD−ReWritable)やDVD−RW(DVD−ReWritable)と呼ばれる光ディスク媒体もある。ここではデータの記録が可能な光ディスク媒体を総称して記録型光ディスク媒体と呼ぶ。
記録型光ディスク媒体は、光ディスク基板にトラッキングのためのスパイラル状のグルーブトラックを形成し、その上に有機材料などによる多層の記録層を形成する。この記録層に高いパワーのレーザ光を集光して部分的に変質させて記録ピットを形成することで、データを記録する。記録後は、エンボス状のデータピット列が形成されたROM媒体と同じ構成のデータフォーマットで、ほぼ同じ特性のサーボ信号を得ることができるので、再生専用のドライブ装置でも容易に再生できる利点がある。
また、DVD−Rでは、ユーザデータに対して、アドレスなどのデータIDやエラー訂正符号などの付加情報を加えたフォーマットに変換して、一連の連続したデータとして光ディスク媒体に記録する。この連続記録したフォーマットはDVD−ROMのフォーマットと同じである。
ただし、DVD−ROMとまったく同じフォーマットであると、一度しか記録出来ないことになるため、何回かデータを加えていけるようなマルチセッション、マルチボーダと呼ばれるような記録方式も設定されている。この場合は、ユーザデータの後にデータ位置の情報などを記録したボーダエリアという特殊データを記録して、その後からさらにユーザデータの記録を行うものである。再生装置は、このデータ位置情報を利用しながらユーザデータを再生することになる。
以下のように、CD−RWまたはDVD−RAMのような再書込可能なタイプの記録担体に書き込む方法と書込装置、読み出し装置に関する技術が知られる。
特表2000−504462号公報によれば、書込装置は、書込ユニットと位置決め手段とが設けられている。書込ユニットは、再書込可能型の記録担体にトラックパターンにて情報ブロックを書き込むべく、記録担体のエリアに電磁放射ビームにより情報ブロックを表すマークを書き込む。位置決め手段は、書込ユニットを記録担体のトラック構造に基づいて位置決めする。トラック構造がトラックパターンを有する。このような書込装置において、第1検出手段と、第2検出手段と、初期化手段とを有することを特徴とする技術が知られる。第1検出手段は、情報ブロックを書き込むために使用されている記録担体のエリアを検出する。第2検出手段は、使用されているエリアに隣接する未書込境界エリアを検出する。初期化手段は、未書込境界エリアにダミー情報を書き込む。
特表2000−504463号公報によれば、書込み装置は、書込み可能型の記録担体上のトラックパターンに情報ブロックを書込む。この書込み装置には、書込みユニットと位置決め手段とが設けられている。書込みユニットは、情報ブロックを表すマークを電磁放射ビームを介して記録担体の領域に書込む。位置決め手段は、トラックパターンを表すトラック構造に基づいて書込みユニットを記録担体上で位置決めする。この書込み装置に、記録担体の少なくとも1つの領域に書込みが行なわれているという事実を表す状態情報を発生する状態手段が設けられる。この状態情報は、情報ブロックを書込むためのトラックパターン領域の開始部から延在し、中断なく書込まれた初期領域を表す初期領域情報を有するようにしたことを特徴とする。
特表2000−504462号公報 特表2000−504463号公報
本発明の目的は、光ディスク媒体に記録する時間が短縮される光ディスク装置、光ディスク情報記録方法及び光ディスク媒体を提供することにある。
本発明の他の目的は、光ディスク媒体に記録できるユーザデータの容量を増加させる光ディスク装置、光ディスク情報記録方法及び光ディスク媒体を提供することにある。
以下に、[発明を実施するための最良の形態]で使用される番号・符号を用いて、課題を解決するための手段を説明する。これらの番号・符号は、[特許請求の範囲]の記載と[発明を実施するための最良の形態]との対応関係を明らかにするために付加されたものである。ただし、それらの番号・符号を、[特許請求の範囲]に記載されている発明の技術的範囲の解釈に用いてはならない。
本発明の観点では、光ディスク媒体(6)は、制御管理情報が記録されるシステム領域(22)とユーザデータが記録されるデータ領域(23)とを備える。前記データ領域(23)は、ボーダ領域(32、32−1〜3)で区切られる複数のボーダ付き領域(31、31−1〜3)を備える。光ディスク媒体(6)は、最外周に記録される前記ボーダ領域(32−3)が記録される最後の領域であるファイナライズ領域であることを識別する手段を有する。
本発明の光ディスク媒体(6)において、前記ボーダ領域(32−1〜2)は、前記ボーダ付き領域(31−2〜3)の内周端側に隣接するボーダイン領域(35−2〜3)を含む。前記ボーダイン領域(35−2〜3)は、前記ボーダイン領域(35−2〜3)に隣接する前記ボーダ付き領域(31−2〜3)の外周側に隣接する前記ボーダ領域(32−2〜3)が前記ファイナライズ領域であるか否かを示すエリア兼用フラグが記録される領域(42)を備える。
本発明の光ディスク媒体(6)において、前記ボーダ領域(32−1〜3)は、記録される情報の種類(カテゴリ)を示す属性を有する。前記ボーダ領域(32−1〜3)が前記ファイナライズ領域である場合に、他のボーダ領域と異なる前記属性が設定される。
本発明の光ディスク媒体(6)において、前記他のボーダ領域と異なる前記属性は、リードアウト属性である。
本発明の光ディスク媒体(6)において、前記ボーダ領域(32−1〜3)は、前記ボーダ付き領域(31−1〜3)の外周端側に隣接するボーダアウト領域(37−1〜3)を含む。前記ボーダ領域(32−3)が前記ファイナライズ領域である場合に、前記ボーダアウト領域(37−3)に記録されるダミーデータは他のボーダアウト領域(37−1〜2)に記録されるダミーデータと異なる値である。
本発明の光ディスク媒体において、前記ファイナライズ領域の前記ボーダアウト領域(37−3)に記録されるダミーデータは、FFh(hは16進数表記を示す)である。
本発明の他の観点では、光ディスク装置(4)は、制御管理情報を記録するシステム領域(22)とユーザデータを記録するデータ領域(23)とを備える光ディスク媒体(6)に情報を記録する。前記データ領域(23)は、ボーダ領域(32、32−1〜3)で区切られる複数のボーダ付き領域(31、31−1〜3)を備える。光ディスク装置(4)は、最外周に記録される前記ボーダ領域(32−3)が記録される最後の領域であるファイナライズ領域であることを識別する手段を記録する。
本発明の光ディスク装置(4)において、前記ボーダ領域(32−1〜2)は、前記ボーダ付き領域(31−2〜3)の内周端側に隣接するボーダイン領域(35−2〜3)を含む。前記ボーダイン領域(35−2〜3)に隣接する前記ボーダ付き領域(31−2〜3)の外周側に隣接する前記ボーダ領域(32−2〜3)が前記ファイナライズ領域であるか否かを示すエリア兼用フラグを前記ボーダイン領域(35−2〜3)に確保された領域(42)に記録する。
本発明の光ディスク装置(4)において、前記ボーダ領域(32−1〜3)は、記録される情報の種類(カテゴリ)を示す属性を有する。前記ボーダ領域(32−3)が前記ファイナライズ領域である場合に、前記ボーダ領域(32−3)に他のボーダ領域(32−1〜2)と異なる前記属性を設定する。
本発明の光ディスク装置(4)において、前記他のボーダ領域と異なる前記属性は、リードアウト属性である。
本発明の光ディスク装置(4)において、前記ボーダ領域(32−1〜3)は、前記ボーダ付き領域(31−1〜3)の外周端側に隣接するボーダアウト領域(37−1〜3)を含む。光ディスク装置(4)は、前記ボーダ領域(32−3)が前記ファイナライズ領域である場合に、他のボーダ領域(32−1〜2)に記録されるダミーデータと異なる値のダミーデータを前記ボーダアウト領域(37−3)に記録する。
また、本発明の他の観点では、光ディスク装置(4)は、制御管理情報が記録されるシステム領域(22)とユーザデータが記録されるデータ領域(23)とを備える光ディスク媒体(6)から情報を再生する。前記データ領域(23)は、ボーダ領域(32、32−1〜3)で区切られる複数のボーダ付き領域(31、31−1〜3)を備える。光ディスク装置(4)は、記録される最後の領域であるファイナライズ領域であることを識別する手段を再生することによって最外周に記録される前記ボーダ領域(32−3)を識別する。
本発明の光ディスク装置(4)において、前記ボーダ領域(32−1〜2)は、前記ボーダ付き領域(31−2〜3)の内周端側に隣接するボーダイン領域(35−2〜3)を含む。前記ボーダイン領域(35−2〜3)に隣接する前記ボーダ付き領域(31−2〜3)の外周側に隣接する前記ボーダ領域(32−2〜3)が前記ファイナライズ領域であるか否かを示すエリア兼用フラグを前記ボーダイン領域(35−2〜3)に確保された領域(42)から再生する。光ディスク装置(4)は、再生した前記エリア兼用フラグに基づいて前記ファイナライズ領域を識別する。
本発明の光ディスク装置(4)において、前記ボーダ領域(32−1〜3)は、記録される情報の種類(カテゴリ)を示す属性を有する。再生される前記ボーダ領域(32−1〜3)の前記属性が前記ボーダ領域(32−2〜3)の内周側のボーダ領域(32−1〜2)の属性と異なる場合に、前記再生される前記ボーダ領域(32−3)が前記ファイナライズ領域であることを識別する。
本発明の光ディスク装置(4)において、前記ボーダ領域の内周側のボーダ領域の属性と異なる属性は、リードアウト属性である。
本発明の光ディスク装置(4)において、前記ボーダ領域(32−1〜3)は、前記ボーダ付き領域(31−1〜3)の外周端側に隣接するボーダアウト領域(37−1〜3)を含む。前記ボーダアウト領域(37−3)から再生されるダミーデータが前記ボーダアウト領域(37−3)の内周側のボーダ領域(37−1〜2)から再生されるダミーデータと異なる値の場合、光ディスク装置(4)は、前記ボーダ領域(37−3)が前記ファイナライズ領域であることを識別する。
さらに、本発明の他の観点では、光ディスク情報記録方法は、制御管理情報が記録されるシステム領域(22)と、ユーザデータが記録されるデータ領域(23)とを備える光ディスク媒体(6)に記録する光ディスク情報記録方法である。前記データ領域(23)は、ボーダ領域(32、32−1〜3)で区切られる複数のボーダ付き領域(31、31−1〜3)を備える。光ディスク情報記録方法は、最外周に記録される前記ボーダ領域(32−3)が記録される最後の領域であるファイナライズ領域であることを識別する。
本発明の光ディスク情報記録方法において、前記ボーダ領域(32−1〜2)は、前記ボーダ付き領域(31−2〜3)の内周端側に隣接するボーダイン領域(35−2〜3)を含む。前記ボーダイン領域(35−2〜3)は、前記ボーダイン領域(35−2〜3)に隣接する前記ボーダ付き領域(31−2〜3)の外周側に隣接する前記ボーダ領域(32−2〜3)が前記ファイナライズ領域であるか否かを示すエリア兼用フラグが記録される領域(42)を備える。光ディスク情報記録方法は、前記エリア兼用フラグに基づいて前記ファイナライズ領域を識別する。
本発明の光ディスク情報記録方法において、前記ボーダ領域(32−1〜3)は、記録される情報の種類(カテゴリ)を示す属性を有する。前記ボーダ領域(32−3)が前記ファイナライズ領域である場合に、他のボーダ領域(32−1〜2)と異なる前記属性が設定される。
本発明の光ディスク情報記録方法において、前記他のボーダ領域と異なる前記属性は、リードアウト属性である。
本発明の光ディスク情報記録方法において、前記ボーダ領域(32−1〜3)は、前記ボーダ付き領域(31−1〜3)の外周端側に隣接するボーダアウト領域(37−1〜3)を含む。前記ボーダ領域(32−3)が前記ファイナライズ領域である場合に、前記ボーダアウト領域に記録されるダミーデータは他のボーダアウト領域(32−1〜2)に記録されるダミーデータと異なる値である。
本発明によれば、光ディスク媒体に記録する時間が短縮される光ディスク装置、光ディスク情報記録方法及び光ディスク媒体を提供することができる。
また、本発明によれば、光ディスク媒体に記録できるユーザデータの容量を増加させる光ディスク装置、光ディスク情報記録方法及び光ディスク媒体を提供することができる。
以下に図面を参照して、本発明の実施の形態に係る光ディスク装置と光ディスク媒体、それを用いるデータ記録システムについて説明する。図1は、データ記録システムの構成を示す図である。光ディスク装置4は、DVDディスクのような光ディスク媒体6がセットされ、ホスト装置2からの命令に従ってデータを光ディスク媒体6に記録し、光ディスク媒体6からデータを読み出す。また光ディスク装置4は、書き込みを始める前にホスト装置2からの命令に応答して書き込み条件を確認調整するトレーニング処理を実行する。
図2は、本発明の光ディスク装置4の構成を示すブロック図である。光ディスク装置4は、CPU10、アクセス部12、ディスクコントローラ14、エンコーダ16、デコーダ18、回転駆動系20とを備える。
CPU10は、光ディスク装置4の全体の動作を制御する。CPU10は、ホスト装置2と命令/指示/通知やデータを交換し、ディスクコントローラ14及びエンコーダ16、デコーダ18を制御する。また、必要な演算を行う。
アクセス部12は、レーザ光を用いて、データを光ディスク媒体6に書き込み、また光ディスク媒体6からデータを読み出す。アクセス部12は当業者には良く知られているものである。回転駆動系20は、光ディスク媒体6がセットされたとき、入力命令に応答して光ディスク媒体6を回転させるように駆動する。
ディスクコントローラ14は、光ディスク媒体6に対しての回転・レーザ制御・データの読み出し/書き込みを行うようにアクセス部12と回転駆動系20を制御する。ディスクコントローラ14は、CPU10からの命令に従って、光ディスク媒体6が回転されるように回転駆動系20を駆動する。また、ディスクコントローラ14は、CPU10からの命令に従って、アクセス部12の位置を制御する。また、書き込みモードと読み出しモードでのアクセス部12の動作を制御する。書き込みモードでは、ディスクコントローラ14は、エンコーダ16から供給されるデータを光ディスク媒体6に書き込むようにアクセス部12を制御する。アクセス部12はレーザ光を放射してデータを光ディスク媒体6に書き込む。また、読み出しモードでは、ディスクコントローラ14は、光ディスク媒体6からデータを読み出すようにアクセス部12を制御する。アクセス部12はレーザ光を放射して光ディスク媒体6からデータを読み出す。読み出されたデータは、ディスクコントローラ14を介してデコーダ18に供給される。
エンコーダ16は、CPU10からの命令に応答して、ユーザデータをエンコード処理し、例えばDVDではECCブロック(16セクタ)単位の書き込みデータを生成する。生成された書き込みデータは、ディスクコントローラ14に供給される。
デコーダ18は、CPU10からの命令に応答して、ECCブロック(16セクタ)単位で光ディスク媒体6から読み出されたデータのデコード処理を行う。次世代のDVDではECCブロックが32セクタに拡大されるようなものも提案されている。
DVD−RやDVD−RWなどの記録型光ディスク媒体6は、光ディスク基板にトラッキングのためのスパイラル状のグルーブトラックが形成されている。その上に有機材料などによる多層の記録層が形成されている。この記録層に高いパワーのレーザ光を集光して部分的に変質させて記録ピットを形成し、データを記録する。記録後は、エンボスによる光ディスクROM媒体(DVD−ROMなど)と同じ構成のデータフォーマットとなる。また、光ディスクROM媒体とほぼ同じ特性のサーボ信号を得ることができるので、再生専用のドライブ装置でも容易に再生できる利点がある。
記録型の光ディスク媒体6は、図3に示されるように、内側から同心円状にシステム領域22、データ領域23、リードアウト領域(図示せず)を備えている。
システム領域22は、ディスクの情報及び利用者記録済みトラックの情報を含む記録動作や再生動作に必要なシステム情報を記録する。この領域には、ディスクを制御する情報を記録する領域や、記録条件テストをするための領域も確保されている。
リードアウト領域は、ディスクの終了を示す領域である。リードアウト領域が検出されると、光ディスク媒体の終了が認識されることになる。
データ領域23は、システム領域22の外側にあり、ユーザデータを記録する。データ領域23には、スパイラル状の記録トラック24が形成されている。
これらのデータ構造は、図4に示されるように、1次元で表現することができる。図4は、ディスク面の領域配置を、半径方向に沿って図示したものであり、左側がディスク内周方向で右側が外周方向になっている。内周側にあるシステム領域22は、光ディスク装置が記録や再生をする場合に必要となるシステムの制御情報、光ディスク媒体上のデータの配置情報などが記録される領域である。システム領域22は、ユーザデータリードインエリア28、記録制御情報エリア27、テスト記録エリア26の3エリアに大別できる。
ユーザデータリードインエリア28は、最もデータ領域23側に配置される。この領域には、主に記録済みの記録型光ディスク媒体を、再生専用光ディスク装置で再生するために必要となるシステムの制御情報が記録されている。
記録制御情報エリア27は、主に記録型の装置がユーザデータをデータ領域23に記録するための情報である、データ領域23内の次の記録可能位置やテスト記録エリア26の使用状況などの情報が記載される。データ領域23に記録された量が増えるにともなって、このエリアの情報も順次更新される。したがって、内周側から外周側に向かって所定の単位で新たな情報を書き加えられる。
テスト記録エリア26は、記録するときの最適条件を探すための試し記録を行うエリアである。データ領域23での記録条件を最適化するため、パワーや記録波形などを変化させて試し記録を行う。テスト記録エリア内をどのような順番で使用してもよいが、一般には、外周側から使用されることが多い。
このような光ディスク媒体6において、その終了化以前に再生専用装置でも記録されたデータを再生することができるように、即ち交換性を確保するためにボーダ領域が設けられる。このボーダ領域により区切られる領域は、ボーダ付き領域と称される。
図5から図7を参照して、第1の実施の形態を説明する。第1の実施の形態は、最外周に記録されるボーダ領域がファイナライズ領域であることを示すフラグをボーダイン領域に備えるものである。
第1の実施の形態に係る光ディスク媒体6は、システム領域22のユーザデータリードイン領域28の外周側にデータ領域23を備える。図5に示されるように、データ領域23には、複数のボーダ付き領域31−1〜3とボーダ領域32−1〜3とを備える。ここでは、ボーダ領域が3箇所の場合を説明するが、これに限定されない。ボーダ領域32−1は、ボーダアウト領域37−1とボーダイン領域35−2を含み、ボーダ領域32−2は、ボーダアウト領域37−2とボーダイン領域35−3を含む。また、ボーダ領域32−3は、ボーダアウトが記録されるボーダアウト領域37−3を含んでいる。
即ち、最内周のボーダ付き領域31−1は、ユーザデータリードイン領域28とボーダアウト領域37−1に挟まれる構成になっている。また、ボーダ付き領域31−2、31−3は、それぞれボーダイン領域35−2とボーダアウト領域37−2、ボーダイン領域35−3とボーダアウト領域37−3に挟まれる構成になっている。
ボーダイン領域35−2、3には、ユーザデータリードイン領域28と同じようにフォーマット情報を含むボーダインが記録される。このフォーマット情報は、媒体の種類、規格書のバージョン番号、次のボーダ領域の位置等を含んでいる。例えばDVD−Rの場合、1ECCブロック長のフォーマット情報を数回繰り返し記録されてボーダインが構成され、ボーダイン領域35−2、3に記録されている。したがって、ボーダイン領域35−2、3は、フォーマット情報が記録されるECCブロック41が数個配置されることになる。
本実施の形態では、ボーダ付き領域31−3がユーザデータを記録される最外周の領域であり、ボーダ領域32−3の外周側は未記録領域39である。このボーダ領域32−3がファイナライズされているか否かを示すエリア兼用フラグ42を、このフォーマット情報に追加して記録する。
即ち、フォーマット情報領域41に設定されるエリア兼用フラグ42がONであれば、そのボーダイン領域35−3に続くボーダ付き領域31−3がユーザデータを記録される最外周の領域であり、ボーダ領域32−3の外周側は未記録エリア39になることが示される。また、エリア兼用フラグ42がOFFであれば、そのボーダイン領域35−2に続くボーダ付き領域31−2の外周側には、さらにユーザデータが記録されるボーダ付き領域31−3が存在することが示される。
このように、エリア兼用フラグ42をフォーマット情報の一部としてボーダイン領域35−2、3に記録することにより、光ディスク媒体6の最外周に従来備えていたユーザデータリードアウト領域を省略することが可能となる。したがって、ユーザデータリードアウトを記録する処理時間も削減することができ、記録時間の短縮ができる。エリア兼用フラグは、専用にフラグビットを割り当てても良いし、次のボーダイン領域アドレスを指定する領域を“00”などの特殊データで埋めることでも同じ機能を実現できる。
図6を参照して光ディスク媒体6にユーザデータを記録する記録装置4の動作を説明する。光ディスク媒体6にユーザデータを記録する指示があると記録装置4は、情報を記録する領域を設定する。ボーダ付き領域31−1までユーザデータが記録されている時にユーザデータの追加記録の指示があったとすると、ボーダアウト領域37−1までは既に記録されている。したがって、フォーマット情報を記録するボーダイン領域の開始アドレスは決定されているので、終了アドレスを設定し、ボーダイン領域35−2の範囲を明確にする。ボーダイン領域35−2の範囲が決まると、ボーダイン領域35−2に隣接するボーダ付き領域31−2の開始アドレスが定まり、ユーザデータが記録できるようになる(ステップS11)。
ユーザデータが記録される領域を設定すると、記録装置4は、ユーザデータをボーダ付き領域31−2に記録していく(ステップS12)。ユーザデータの記録が終了すると、ユーザデータが記録されたボーダ付き領域31−2に続けてボーダアウトを記録する。ボーダアウトが記録された領域は、ボーダアウト領域37−2となる(ステップS13)。
さらにユーザデータの記録があるか、全てのユーザデータを記録し終わり、その光ディスク媒体6に追加して記録することがないか、ホスト装置2から指示を受ける(ステップS14)。さらにユーザデータの記録がある場合(ステップS14−NO)、記録装置4はエリア兼用フラグ42をOFFに設定し、他のフォマット情報とともにボーダイン領域35−2に記録する(ステップS16)。
ユーザデータの記録がボーダ付き領域31−3である場合のように、全てのユーザデータを記録し終わり、光ディスク媒体6に追加して記録することがない場合(ステップS14−YES)、記録装置4はエリア兼用フラグ42をONに設定し、他のフォマット情報とともにボーダイン領域35−3に記録する。また、システム領域22の未記録部分にダミーデータを記録するなど、ファイナライズするために必要な処理を行う(ステップS18)。ボーダアウト領域37−3の外周側にユーザデータが記録されることはなく、未記録領域39が残留したまま光ディスク媒体6の記録が完了する。
図7を参照して上記のように記録された光ディスク媒体6からユーザデータを再生する再生装置4の動作を説明する。光ディスク媒体6からユーザデータを再生する時、まず再生装置4は、ユーザデータリードイン、或いはボーダインに記録されているフォーマット情報を取り込むため、ユーザデータリードイン領域、ボーダイン領域をアクセスする(ステップS21)。
取り込んだフォーマット情報のうちエリア兼用フラグ42は、アクセスしたボーダイン領域35に続くボーダ付き領域31が、ユーザデータが記録された最後の領域であるか否かを示しているため、エリア兼用フラグ42の内容を保持する(ステップS23)。
ボーダ付き領域31をアクセスし、ユーザデータを再生する(ステップS25)。ボーダ付き領域31からユーザデータを再生し終わると、ステップS23で記憶したエリア兼用フラグ42の内容を確認する(ステップS27)。ボーダ付き領域31―2の再生時のように、エリア兼用フラグ42がOFFであれば(ステップS27−OFF)、さらにユーザデータが記録されているボーダ付き領域31―3が存在するため、ステップS21に戻って次のボーダ付き領域31のユーザデータの再生を行う。
ボーダ付き領域31―3の再生時のように、エリア兼用フラグ42がONであれば(ステップS27−ON)、ユーザデータを再生し終わったボーダ付き領域31−3に続くボーダ領域32−3が光ディスク媒体6に記録された最後の領域であるため、ユーザデータの再生を完了する。
このように、ボーダイン領域35にフラグを備えることにより、最外周のボーダ領域32−3(ボーダアウト領域37−3)をボーダアウトにユーザデータリードアウトの機能を兼用させることができる。したがって、ユーザデータリードアウト領域を別に確保する必要が無く、記録領域の有効利用が可能となる。また、光ディスク媒体6に記録する量も削減することが可能となって、記録時間を短縮することができる。
図8から図10を参照して、第2の実施の形態を説明する。第2の実施の形態は、最外周に記録されるボーダ領域がファイナライズ領域であることを示すフラグをボーダアウト領域に備えるものである。
第2の実施の形態に係る光ディスク媒体6は、システム領域22のユーザデータリードイン領域28の外周側にデータ領域23を備える。図8に示されるように、データ領域23には、複数のボーダ付き領域31−1〜3とボーダ領域32−1〜3とを備える。ここでは、ボーダ領域が3箇所の場合を説明するが、これに限定されない。ボーダ領域32−1は、ボーダアウト領域37−1とボーダイン領域35−2を含み、ボーダ領域32−2は、ボーダアウト領域37−2とボーダイン領域35−3を含む。また、ボーダ領域32−3は、ボーダアウトが記録されるボーダアウト領域37−3を含んでいる。
即ち、最内周のボーダ付き領域31−1は、ユーザデータリードイン領域28とボーダアウト領域37−1に挟まれる構成になっている。また、ボーダ付き領域31−2、31−3は、それぞれボーダイン領域35−2とボーダアウト領域37−2、ボーダイン領域35−3とボーダアウト領域37−3に挟まれる構成になっている。
これらの記録領域は、2キロバイト単位のセクタと称される記録領域の基本単位に情報が記録されている。したがって、ボーダアウト領域37−1〜3もいくつかのセクタ51にボーダアウトの情報が記録されて構成されている。このセクタ51は、データを格納するデータ部と、記録、再生する順番を示すセクタアドレスと付加情報などが記録されるヘッダ領域53を有している。ヘッダ領域53には、セクタ51がどの記録属性(カテゴリ)の領域に属しているかを示すエリアタイプが記録される領域55が確保されている。
エリアタイプは、リードイン、データ、リードアウトの3種の属性がある。リードイン属性は、ユーザデータリードイン領域28に属するセクタに対して与えられる属性であり、システム領域であることを示している。リードアウト属性は、ユーザデータアウト領域に属するセクタに対して与えられる属性であり、システム領域であることを示している。データ属性は、ユーザデータが記録される領域に属するセクタに対して与えられる。即ち、データ属性は、そのセクタがシステム領域以外の領域に属していることを示している。ボーダイン領域35、ボーダアウト領域37は、通常、ユーザデータが記録される領域であり、このデータ属性が与えられる。
本実施の形態では、このボーダアウト領域37−3にリードアウト属性を付与するものである。即ち、記録装置4がボーダアウトを記録するときに、そのボーダアウトで光ディスク媒体6への記録が完了する場合、ボーダアウト領域37−3に属するセクタ51にはリードアウト属性を付与して記録する。このようにボーダアウト領域37−3の属性をリードアウト属性にすることにより、ボーダアウト領域37−3が最外周の記録された領域であり、その外周側には未記録領域39しか存在しないことを示すものである。ボーダアウト領域37−3がリードアウト属性を持つことにより、光ディスク媒体6の最外周に従来備えていたユーザデータリードアウト領域を省略することが可能となる。したがって、ユーザデータリードアウトを記録する処理時間も削減することができ、記録時間の短縮ができる。ここでは、リードアウト属性を付与されたボーダアウト領域がリードアウト領域の機能を兼用するとしたが、兼用することを示す属性を新しく設定してもよい。
図9を参照して光ディスク媒体6にユーザデータを記録する記録装置4の動作を説明する。光ディスク媒体6にユーザデータを記録する指示があると記録装置4は、情報を記録する領域を設定する。ボーダ付き領域31−1までユーザデータが記録されている時にユーザデータの追加記録の指示があったとすると、ボーダアウト領域37−1までは既に記録されている。したがって、フォーマット情報を記録するボーダイン領域の開始アドレスは決定されているので、終了アドレスを設定し、ボーダイン領域35−2の範囲を明確にする。ボーダイン領域35−2の範囲が決まると、ボーダイン領域35−2に隣接するボーダ付き領域31−2の開始アドレスが定まり、ユーザデータが記録できるようになる(ステップS31)。
ユーザデータが記録される領域を設定すると、記録装置4はユーザデータをボーダ付き領域31−2に記録していく(ステップS32)。
ユーザデータの記録が終了すると、さらにユーザデータの記録があるか、全てのユーザデータを記録し終わり、その光ディスク媒体6に追加して記録することがないか、ホスト装置2から指示を受ける(ステップS33)。さらにユーザデータの記録がある場合(ステップS33−NO)、ユーザデータが記録されたボーダ付き領域31−2に続けてボーダアウトを記録する。このとき、ボーダアウト領域37−2に付与される属性は、データ属性である。したがって、セクタ51に記録されるエリアタイプ55はデータ属性が設定され、ボーダアウト領域37−2にボーダアウトが記録される(ステップS35)。
ボーダアウト領域37−2にボーダアウトが記録され、ボーダ領域32−2の記録位置が設定されたため、フォーマット情報の次ボーダ領域の位置の情報が確定する。したがって、ボーダイン領域35−2に記録するフォーマット情報が確定し、ボーダイン領域35−2にフォーマット情報を記録する(ステップS36)。その後、次のユーザデータの記録をホスト装置2から指示され、ステップS31から繰り返す。
ステップS32において、光ディスク媒体6の最後のユーザデータをボーダ付き領域31−3に記録していた場合、ユーザデータの記録が終了すると、さらにユーザデータの記録があるか、全てのユーザデータを記録し終わりその光ディスク媒体6に追加して記録することがないか、ホスト装置2から指示を受ける(ステップS33)。全てのユーザデータを記録し終わり、その光ディスク媒体6に追加して記録することがない場合(ステップS33−YES)、記録装置4はユーザデータが記録されたボーダ付き領域31−3に続けてボーダアウトを記録する。このとき、ボーダアウト領域37−3に付与される属性は、リードアウト属性である。したがって、セクタ51に記録されるエリアタイプ55はリードアウト属性が設定され、ボーダアウト領域37−3にボーダアウトが記録される(ステップS38)。
フォーマット情報も確定するため、ボーダイン領域35−3にフォーマット情報を記録する。また、システム領域22の未記録部分にダミーデータを記録するなど、ファイナライズするために必要な処理を行う。光ディスク媒体6へのユーザデータの記録は完了する(ステップS39)。ここでは、ボーダアウトを記録してからボーダインを記録するように説明したが、ボーダインを記録してからボーダアウトを記録してもよい。
図10を参照して上記のように記録された光ディスク媒体6からユーザデータを再生する再生装置4の動作を説明する。光ディスク媒体6からユーザデータを再生する時、まず再生装置4は、ユーザデータリードイン、或いはボーダインに記録されているフォーマット情報を取り込むため、ユーザデータリードイン領域、ボーダイン領域をアクセスする(ステップS41)。ユーザデータリードイン領域の属性は、リードイン属性が付与されている。また、ボーダイン領域は、データ属性が付与されている。
取り込んだフォーマット情報に基づいて再生すべきユーザデータが記録されているボーダ付き領域31をアクセスし、ユーザデータを再生する(ステップS43)。このボーダ付き領域31は、データ属性が付与されている。
ボーダ付き領域31からユーザデータを再生し終わると、ボーダアウト領域37をアクセスする。ボーダアウト領域37に記録されているエリアタイプ55を取り込む(ステップS45)。
アクセスしたボーダアウト領域が、ボーダアウト領域37−1またはボーダアウト領域37−2である場合は、その外周側にさらにボーダ付き領域31−2、3が記録されているため、データ属性が付与されている。したがって、再生装置4は、エリアタイプ55としてデータ属性を取り込み、このボーダアウト領域37−2が光ディスク媒体6の最後の記録領域ではないことを識別できる。即ち、エリアタイプ55がデータ属性を示している場合は(ステップS47−データ属性)、ステップS41に戻り次のボーダ付き領域31からユーザデータを取り込む。
アクセスしたボーダアウト領域が、ボーダアウト領域37−3である場合は、ボーダアウト領域37−3が光ディスク媒体6の最後の記録領域であり、エリアタイプ55としてリードアウト属性が付与されている。したがって、再生装置4は、エリアタイプ55としてリードアウト属性を取り込み、このボーダアウト領域37−3が光ディスク媒体6の最後の記録領域であることを識別できる。即ち、エリアタイプ55がリードアウト属性を示している場合は(ステップS47−リードアウト属性)、これ以上のユーザデータは記録されていないとして、光ディスク媒体6からのユーザデータの再生を終了する。
このように、セクタのエリアタイプを利用して最外周のボーダ領域32−3(ボーダアウト領域37−3)をボーダアウトとユーザデータリードアウトとに兼用することができる。したがって、ユーザデータリードアウト領域を別に確保する必要が無く、記録領域の有効利用が可能となる。また、光ディスク媒体6に記録する量も削減することが可能となり、記録時間を短縮することができる。
図11から図13を参照して、第3の実施の形態を説明する。第3の実施の形態は、ファイナライズ領域であることを示すダミーデータが最外周のボーダアウト領域に記録されるものである。
第3の実施の形態に係る光ディスク媒体6は、システム領域22のユーザデータリードイン領域28の外周側にデータ領域23を備える。図11に示されるように、データ領域23には、複数のボーダ付き領域31−1〜3とボーダ領域32−1〜3とを備える。ここでは、ボーダ領域が3箇所の場合を説明するが、これに限定されない。ボーダ領域32−1は、ボーダアウト領域37−1とボーダイン領域35−2を含み、ボーダ領域32−2は、ボーダアウト領域37−2とボーダイン領域35−3を含む。また、ボーダ領域32−3は、ボーダアウトが記録されるボーダアウト領域37−3を含んでいる。
即ち、最内周のボーダ付き領域31−1は、ユーザデータリードイン領域28とボーダアウト領域37−1に挟まれる構成になっている。また、ボーダ付き領域31−2、31−3は、それぞれボーダイン領域35−2とボーダアウト領域37−2、ボーダイン領域35−3とボーダアウト領域37−3に挟まれる構成になっている。
ボーダアウト領域37−1〜3は、ユーザデータを記録、再生するときに使用する記録制御情報が記録されるエリア61と、ダミーデータが記録されるエリア62とを備えている。再生専用機器では、記録されている領域は全て連続していなければ再生することができない。ダミーデータが記録されるエリア62は、予約領域などの空領域であるが、DVD−ROM媒体の再生専用機器でも追記型媒体を再生することができるようにするため、ダミーデータが記録される。従来の例えばDVD−Rの場合、ダミーデータとして“00”が用いられている。
本実施の形態では、ファイナライズする場合としない場合で異なるダミーデータを用いる。従来の方式との互換性を保持するために、ファイナライズしない場合のダミーデータは、従来通り“00”を使用する。ファイナライズする場合のダミーデータは、“FF”(16進数表示)を使用する。データパターンは、これらに限定されるものではなく、ファイナライズしない場合のダミーデータを“FF”、ファイナライズする場合のダミーデータを“00”としても良いし、複数オクテットで構成されるパターンであってもよい。
したがって、記録が続くボーダアウト領域37−1、2のエリア62は、ダミーデータ“00”が記録される。その外周側にユーザデータの記録がないボーダアウト領域37−3のエリア62は、ダミーデータ“FF”が記録される。
このように記録された光ディスク媒体6を再生する場合、ボーダアウト領域のダミーデータを読み取ることによって、そのボーダアウト領域が、その外周側にボーダ付き領域が続くファイナライズされていない領域であるか、最外周のボーダアウト領域でファイナライズされているのか識別できる。最外周のボーダアウト領域でファイナライズされていることが識別できれば、その外周側にユーザデータリードアウト領域は必要なくなる。即ち、光ディスク媒体6の最外周に従来備えていたユーザデータリードアウト領域を省略することが可能となる。したがって、ユーザデータリードアウトを記録する処理時間も削減することができ、記録時間の短縮ができる。
図12を参照して光ディスク媒体6にユーザデータを記録する記録装置4の動作を説明する。光ディスク媒体6にユーザデータを記録する指示があると記録装置4は、情報を記録する領域を設定する。ボーダ付き領域31−1までユーザデータが記録されている時にユーザデータの追加記録の指示があったとすると、ボーダアウト領域37−1までは既に記録されている。したがって、フォーマット情報を記録するボーダイン領域の開始アドレスは決定されているので、終了アドレスを設定し、ボーダイン領域35−2の範囲を明確にする。ボーダイン領域35−2の範囲が決まると、ボーダイン領域35−2に隣接するボーダ付き領域31−2の開始アドレスが定まり、ユーザデータが記録できるようになる(ステップS51)。
ユーザデータが記録する領域を設定すると、記録装置4はユーザデータをボーダ付き領域31−2に記録していく(ステップS52)。ユーザデータの記録が終了すると、さらにユーザデータの記録があるか、全てのユーザデータを記録し終わり、その光ディスク媒体6に追加して記録することがないか、ホスト装置2から指示を受ける(ステップS53)。
さらにユーザデータの記録がある場合(ステップS53−NO)、記録装置4はユーザデータが記録されたボーダ付き領域31−2に続けてボーダアウトを記録する。このとき、ボーダアウト領域37−2のエリア62に記録するダミーデータは、“00”とする(ステップS55)。
ボーダアウト領域37−2にボーダアウトが記録され、ボーダ領域32−2の記録位置が設定されたため、フォーマット情報の次ボーダ領域の位置の情報が確定する。したがって、ボーダイン領域35−2に記録するフォーマット情報が確定し、ボーダイン領域35−2にフォーマット情報を記録する(ステップS56)。その後、次のユーザデータの記録をホスト装置2から指示され、ステップS51から繰り返す。
ステップS52において、光ディスク媒体6の最後のユーザデータをボーダ付き領域31−3に記録していた場合、ユーザデータの記録が終了すると、さらにユーザデータの記録があるか、全てのユーザデータを記録し終わりその光ディスク媒体6に追加して記録することがないか、ホスト装置2から指示を受ける(ステップS53)。全てのユーザデータを記録し終わり、その光ディスク媒体6に追加して記録することがない場合(ステップS53−YES)、記録装置4はユーザデータが記録されたボーダ付き領域31−3に続けてボーダアウトを記録する。このとき、ボーダアウト領域37−3のエリア62に記録されるダミーデータは、“FF”とする(ステップS58)。
フォーマット情報も確定するため、ボーダイン領域35−3にフォーマット情報を記録する。また、システム領域22の未記録部分にダミーデータを記録するなど、ファイナライズするために必要な処理を行う。光ディスク媒体6へのユーザデータの記録は完了する(ステップS59)。ここでは、ボーダアウトを記録してからボーダインを記録するように説明したが、ボーダインを記録してからボーダアウトを記録してもよい。
図13を参照して上記のように記録された光ディスク媒体6からユーザデータを再生する再生装置4の動作を説明する。光ディスク媒体6からユーザデータを再生する時、まず再生装置4は、ユーザデータリードイン、或いはボーダインに記録されているフォーマット情報を取り込むため、ユーザデータリードイン領域、ボーダイン領域をアクセスする(ステップS61)。
取り込んだフォーマット情報に基づいて再生すべきユーザデータが記録されているボーダ付き領域31をアクセスし、ユーザデータを再生する(ステップS63)。ボーダ付き領域31からユーザデータを再生し終わると、ボーダアウト領域37をアクセスする。ボーダアウト領域37のエリア62に記録されているダミーデータを取り込む(ステップS65)。
取り込んだダミーデータが、“00”であれば(ステップS67−00)、ボーダ付き領域31―2のように、さらにユーザデータが記録されているボーダ付き領域31―3が存在するため、ステップS61に戻って次のボーダ付き領域31のユーザデータの再生を行う。
取り込んだダミーデータが、“FF”であれば(ステップS67−FF)、ユーザデータを再生し終わったボーダ付き領域31−3に続くボーダ領域32−3が光ディスク媒体6に記録された最後の領域であるため、ユーザデータの再生を完了する。
このように、ボーダアウト領域のエリア62に記録するダミーデータをファイナライズの有無により替えることにより、最外周のボーダ領域32−3(ボーダアウト領域37−3)をボーダアウトとユーザデータリードアウトとに兼用することができる。したがって、ユーザデータリードアウト領域を別に確保する必要が無く、記録領域の有効利用が可能となる。また、光ディスク媒体6に記録する量も削減することが可能となって、記録時間を短縮することができる。
以上のように第1から第3の実施の形態を説明したが、これらを組み合せて実施することも可能である。
従来の光ディスク媒体6では、記録の完了を示すリードアウト領域が、ボーダ領域32−3に続いて配置される。このリードアウト領域は、ディスクの終了を示す領域である。再生時にリードアウト領域が検出されると、光ディスク媒体の終了が認識されることになる。従来、ROM媒体との互換性を維持するために、ガードエリアとして、ROMの仕様に基づいて大容量のリードアウト領域を備えていた。DVD−Rにおいては、ユーザデータリードアウトの光ディスク半径方向の幅として、500μm以上を記録している。一方、ボーダ領域の半径方の幅は、数100μm程度である。
本発明によれば、ボーダイン領域35−3におけるエリア兼用フラグ42、或いはボーダアウト領域37−3におけるエリアタイプ55、或いはボーダアウト領域37−3におけるダミーデータは、ボーダ領域32−3の記録により光ディスク媒体6がファイナライズされたことを示している。したがって、光ディスク媒体の終了を認識できるリードアウト領域は不要となる。その分の記録処理を行う必要がなく、ファイナライズ処理の時間を短縮することができる。
本発明の光ディスクシステムの構成を示す図である。 本発明の光ディスク装置の構成を示す図である。 本発明の光ディスク媒体の構成を示す図である。 本発明の光ディスク媒体の論理構成を示す図である。 本発明の第1の実施の形態のデータ領域の構成を示す図である。 同データ領域に記録する動作を示す図である。 同データ領域から再生する動作を示す図である。 本発明の第2の実施の形態のデータ領域の構成を示す図である。 同データ領域に記録する動作を示す図である。 同データ領域から再生する動作を示す図である。 本発明の第3の実施の形態のデータ領域の構成を示す図である。 同データ領域に記録する動作を示す図である。 同データ領域から再生する動作を示す図である。
符号の説明
2 ホスト装置
4 光ディスク装置
6 光ディスク媒体
10 CPU
12 アクセス部
14 ディスクコントローラ
16 エンコーダ
18 デコーダ
20 回転駆動系
22 システム領域
23 データ領域
24 記録トラック
26 テスト記録エリア
27 記録制御情報エリア
28 ユーザデータリードインエリア
31−1〜3 ボーダ付き領域
32−1〜3 ボーダ領域
35−2〜3 ボーダイン領域
37−1〜3 ボーダアウト領域
39 未記録領域
41 フォーマット情報が記録されるECCブロック
42 エリア兼用フラグ
51 セクタ
53 ヘッダ領域
55 エリアタイプ
58 データ部
61 記録制御情報が記録されるエリア
62 ダミーデータが記録されるエリア

Claims (17)

  1. 制御管理情報が記録されるシステム領域と、
    ユーザデータが記録されるデータ領域と
    を備える光ディスク媒体であって、
    前記データ領域は、ボーダ領域で区切られる複数のボーダ付き領域を備え、
    最外周に記録される前記ボーダ領域が記録される最後の領域であるファイナライズ領域であることを識別する手段を有し、
    前記ボーダ領域は、前記ボーダ付き領域の内周端側に隣接するボーダイン領域を含み、
    前記ボーダイン領域は、前記ボーダイン領域に隣接する前記ボーダ付き領域の外周側に隣接する前記ボーダ領域が前記ファイナライズ領域であるか否かを示すエリア兼用フラグが記録される領域を備える光ディスク媒体。
  2. 請求項1に記載の光ディスク媒体において、
    前記ボーダ領域は、記録される情報の種類を示す属性を有し、
    前記ボーダ領域が前記ファイナライズ領域である場合に、他のボーダ領域と異なる前記属性が設定される光ディスク媒体。
  3. 請求項に記載の光ディスク媒体において、
    前記他のボーダ領域と異なる前記属性は、リードアウト属性である光ディスク媒体。
  4. 制御管理情報が記録されるシステム領域と、
    ユーザデータが記録されるデータ領域と
    を備える光ディスク媒体であって、
    前記データ領域は、ボーダ領域で区切られる複数のボーダ付き領域を備え、
    最外周に記録される前記ボーダ領域が記録される最後の領域であるファイナライズ領域であることを識別する手段を有し、
    前記ボーダ領域は、前記ボーダ付き領域の外周端側に隣接するボーダアウト領域を含み、
    前記ボーダ領域が前記ファイナライズ領域である場合に、前記ボーダアウト領域に記録されるダミーデータは他のボーダアウト領域に記録されるダミーデータと異なる値である
    光ディスク媒体。
  5. 請求項に記載の光ディスク媒体において、
    前記ファイナライズ領域の前記ボーダアウト領域に記録されるダミーデータは、FFh(hは16進数表記を示す)である光ディスク媒体。
  6. 制御管理情報を記録するシステム領域と
    ユーザデータを記録するデータ領域と
    を備える光ディスク媒体に情報を記録する光ディスク装置であって、
    前記データ領域は、ボーダ領域で区切られる複数のボーダ付き領域を備え、
    最外周に記録される前記ボーダ領域が記録される最後の領域であるファイナライズ領域であることを識別する手段を記録し、
    前記ボーダ領域は、前記ボーダ付き領域の内周端側に隣接するボーダイン領域を含み、
    前記ボーダイン領域に隣接する前記ボーダ付き領域の外周側に隣接する前記ボーダ領域が前記ファイナライズ領域であるか否かを示すエリア兼用フラグを前記ボーダイン領域に記録する光ディスク装置。
  7. 請求項に記載の光ディスク装置において、
    前記ボーダ領域は、記録される情報の種類を示す属性を有し、
    前記ボーダ領域が前記ファイナライズ領域である場合に、前記ボーダ領域に他のボーダ領域と異なる前記属性を設定する光ディスク装置。
  8. 請求項に記載の光ディスク装置において、
    前記他のボーダ領域と異なる前記属性は、リードアウト属性である光ディスク装置。
  9. 制御管理情報を記録するシステム領域と
    ユーザデータを記録するデータ領域と
    を備える光ディスク媒体に情報を記録する光ディスク装置であって、
    前記データ領域は、ボーダ領域で区切られる複数のボーダ付き領域を備え、
    最外周に記録される前記ボーダ領域が記録される最後の領域であるファイナライズ領域であることを識別する手段を記録し、
    前記ボーダ領域は、前記ボーダ付き領域の外周端側に隣接するボーダアウト領域を含み、
    前記ボーダ領域が前記ファイナライズ領域である場合に、他のボーダアウト領域に記録されるダミーデータと異なる値のダミーデータを前記ボーダアウト領域に記録する光ディスク装置。
  10. 制御管理情報が記録されるシステム領域と
    ユーザデータが記録されるデータ領域と
    を備える光ディスク媒体から情報を再生する光ディスク装置であって、
    前記データ領域は、ボーダ領域で区切られる複数のボーダ付き領域を備え、
    記録される最後の領域であるファイナライズ領域であることを識別する手段を再生することによって最外周に記録される前記ボーダ領域を識別し、
    前記ボーダ領域は、前記ボーダ付き領域の内周端側に隣接するボーダイン領域を含み、
    前記ボーダイン領域に隣接する前記ボーダ付き領域の外周側に隣接する前記ボーダ領域が前記ファイナライズ領域であるか否かを示すエリア兼用フラグを前記ボーダイン領域から再生し、
    再生した前記エリア兼用フラグに基づいて前記ファイナライズ領域を識別する光ディスク装置。
  11. 請求項10に記載の光ディスク装置において、
    前記ボーダ領域は、記録される情報の種類を示す属性を有し、
    再生される前記ボーダ領域の前記属性が前記ボーダ領域の内周側のボーダ領域の属性と異なる場合に、前記再生される前記ボーダ領域が前記ファイナライズ領域であることを識別する光ディスク装置。
  12. 請求項11に記載の光ディスク装置において、
    前記ボーダ領域の内周側のボーダ領域の属性と異なる属性は、リードアウト属性である光ディスク装置。
  13. 制御管理情報が記録されるシステム領域と
    ユーザデータが記録されるデータ領域と
    を備える光ディスク媒体から情報を再生する光ディスク装置であって、
    前記データ領域は、ボーダ領域で区切られる複数のボーダ付き領域を備え、
    記録される最後の領域であるファイナライズ領域であることを識別する手段を再生することによって最外周に記録される前記ボーダ領域を識別し、
    前記ボーダ領域は、前記ボーダ付き領域の外周端側に隣接するボーダアウト領域を含み、
    前記ボーダアウト領域から再生されるダミーデータが前記ボーダアウト領域の内周側のボーダアウト領域から再生されるダミーデータと異なる値の場合、前記ボーダアウト領域が前記ファイナライズ領域であることを識別する光ディスク装置。
  14. 制御管理情報が記録されるシステム領域と、
    ユーザデータが記録されるデータ領域と
    を備える光ディスク媒体に記録する光ディスク情報記録方法であって、
    前記データ領域は、ボーダ領域で区切られる複数のボーダ付き領域を備え、
    最外周に記録される前記ボーダ領域が記録される最後の領域であるファイナライズ領域であることを識別する手段を有し、
    前記ボーダ領域は、前記ボーダ付き領域の内周端側に隣接するボーダイン領域を含み、
    前記ボーダイン領域は、前記ボーダイン領域に隣接する前記ボーダ付き領域の外周側に隣接する前記ボーダ領域が前記ファイナライズ領域であるか否かを示すエリア兼用フラグが記録される領域を備え、
    前記エリア兼用フラグに基づいて前記ファイナライズ領域を識別する光ディスク情報記録方法。
  15. 請求項14に記載の光ディスク情報記録方法において、
    前記ボーダ領域は、記録される情報の種類を示す属性を有し、
    前記ボーダ領域が前記ファイナライズ領域である場合に、他のボーダ領域と異なる前記属性が設定される光ディスク情報記録方法。
  16. 請求項15に記載の光ディスク情報記録方法において、
    前記他のボーダ領域と異なる前記属性は、リードアウト属性である光ディスク情報記録方法。
  17. 制御管理情報が記録されるシステム領域と、
    ユーザデータが記録されるデータ領域と
    を備える光ディスク媒体に記録する光ディスク情報記録方法であって、
    前記データ領域は、ボーダ領域で区切られる複数のボーダ付き領域を備え、
    最外周に記録される前記ボーダ領域が記録される最後の領域であるファイナライズ領域であることを識別する手段を有し、
    前記ボーダ領域は、前記ボーダ付き領域の外周端側に隣接するボーダアウト領域を含み、
    前記ボーダ領域が前記ファイナライズ領域である場合に、前記ボーダアウト領域に記録されるダミーデータは他のボーダアウト領域に記録されるダミーデータと異なる値である
    光ディスク情報記録方法。
JP2004131850A 2004-04-27 2004-04-27 光ディスク装置、光ディスク情報記録方法及び光ディスク媒体 Expired - Fee Related JP4239004B2 (ja)

Priority Applications (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004131850A JP4239004B2 (ja) 2004-04-27 2004-04-27 光ディスク装置、光ディスク情報記録方法及び光ディスク媒体
TW094112888A TW200539151A (en) 2004-04-27 2005-04-22 Optical disc medium, optical disc apparatus using the same, and data recording method on the same
EP05103272A EP1592022A1 (en) 2004-04-27 2005-04-22 Optical disc medium, optical disc apparatus using the same, and data recording method on the same
US11/113,983 US20050237877A1 (en) 2004-04-27 2005-04-26 Optical disc medium, optical disc apparatus using the same, and data recording method on the same
CN2005100677658A CN1691183B (zh) 2004-04-27 2005-04-26 光盘设备以及数据记录方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004131850A JP4239004B2 (ja) 2004-04-27 2004-04-27 光ディスク装置、光ディスク情報記録方法及び光ディスク媒体

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2005317073A JP2005317073A (ja) 2005-11-10
JP4239004B2 true JP4239004B2 (ja) 2009-03-18

Family

ID=34939452

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004131850A Expired - Fee Related JP4239004B2 (ja) 2004-04-27 2004-04-27 光ディスク装置、光ディスク情報記録方法及び光ディスク媒体

Country Status (5)

Country Link
US (1) US20050237877A1 (ja)
EP (1) EP1592022A1 (ja)
JP (1) JP4239004B2 (ja)
CN (1) CN1691183B (ja)
TW (1) TW200539151A (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN100592409C (zh) * 2004-08-03 2010-02-24 日本先锋公司 信息记录介质、信息记录装置和方法、以及计算机程序
CN1910692B (zh) * 2004-09-17 2010-12-08 日本先锋公司 信息记录装置和方法以及信息重放装置和方法
JP2007157297A (ja) * 2005-12-08 2007-06-21 Nec Corp 記録型光ディスク装置および光ディスク媒体

Family Cites Families (26)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5701281A (en) * 1995-07-13 1997-12-23 Nec Corporation Optical disk device capable of recording a control parameter on unused optical disk area
US5940853A (en) * 1996-02-23 1999-08-17 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Recording and reproducing apparatus enabling modification of data recorded on a non-erasable recording medium
JPH10112166A (ja) * 1996-10-04 1998-04-28 Sony Corp 光ディスクのファイナライゼーション方法および光ディスクのファイナライゼーション装置
CN1140902C (zh) * 1997-09-17 2004-03-03 松下电器产业株式会社 用于光盘的视频数据编辑设备
GB2336021B (en) * 1998-04-01 2000-05-03 Ricoh Kk Optical-disc recording device
AU5758999A (en) * 1998-09-25 2000-04-17 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Information recording medium, information recording/reproducing method, and information recording/reproducing device
JP3478159B2 (ja) * 1999-03-29 2003-12-15 ヤマハ株式会社 光ディスクのディスク情報取得方法、アクセス制御方法、記録制御方法および光ディスク記録装置
JP3783909B2 (ja) * 1999-05-20 2006-06-07 パイオニア株式会社 カッティング装置、情報記録媒体、情報記録装置及び情報記録方法並びに、カッティング方法
CZ304735B6 (cs) * 1999-10-20 2014-09-17 Koninklijke Philips Electronics N. V. Nosič záznamu typu pouze pro čtení, způsob jeho výroby a zařízení pro čtení nosiče záznamu typu pouze pro čtení
JP2001266495A (ja) * 2000-03-24 2001-09-28 Sony Corp 光ディスク及び光ディスク駆動装置
JP2002015549A (ja) * 2000-06-26 2002-01-18 Sony Corp 記録再生装置及び記録再生方法
JP4806839B2 (ja) * 2000-07-19 2011-11-02 ソニー株式会社 記録装置、記録方法
US6628602B2 (en) * 2000-07-27 2003-09-30 Victor Company Of Japan Optical information recording medium
MXPA02012465A (es) * 2000-08-03 2003-04-25 Matsushita Electric Ind Co Ltd Medio para grabar informacion, metodo para grabar y reproducir informacion y aparato para grabar y reproducir informacion.
KR100475604B1 (ko) * 2001-03-09 2005-03-10 엘지전자 주식회사 재생전용 광디스크와, 그 재생전용 광디스크 장치에서의재생방법
US7023775B2 (en) * 2001-03-22 2006-04-04 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Recording apparatus and method, and reproduction apparatus and method for recording data to or reproducing data from a write once type information recording medium, and write once type information recording medium
DE60237079D1 (de) * 2001-04-24 2010-09-02 Koninkl Philips Electronics Nv Gerät und verfahren zur informationsaufzeichnung
JP3559540B2 (ja) * 2001-09-07 2004-09-02 株式会社東芝 多目的情報記憶媒体及び記憶方法及び再生方法及び再生装置
KR100716962B1 (ko) * 2001-09-29 2007-05-10 삼성전자주식회사 광디스크
JP3797191B2 (ja) * 2001-10-25 2006-07-12 株式会社日立製作所 情報記録装置
DE60321336D1 (de) * 2002-05-20 2008-07-10 Samsung Electronics Co Ltd Optischer datenträger und verfahren zum aufzeichnen von daten auf diesem
JP4606693B2 (ja) * 2002-11-22 2011-01-05 ソニー株式会社 光ディスク、記録装置、再生装置、記録方法、再生方法
US7313066B2 (en) * 2003-03-13 2007-12-25 Samsung Electronics Co., Ltd. Write once disc allowing management of data area, method of managing the data area, and method for reproducing data from write once disc
WO2004084218A2 (en) * 2003-03-19 2004-09-30 Koninklijke Philips Electronics N.V. Method of storing information on an optical disc
JP2005122774A (ja) * 2003-10-14 2005-05-12 Nec Corp 記録型光ディスク装置および光ディスク媒体
JP2005209322A (ja) * 2003-12-26 2005-08-04 Nec Corp 光ディスク装置、光ディスク情報記録方法及び光ディスク媒体

Also Published As

Publication number Publication date
CN1691183A (zh) 2005-11-02
JP2005317073A (ja) 2005-11-10
CN1691183B (zh) 2010-11-24
EP1592022A1 (en) 2005-11-02
US20050237877A1 (en) 2005-10-27
TW200539151A (en) 2005-12-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR100702283B1 (ko) 광 디스크 매체, 광 디스크 매체를 이용하는 광 디스크장치, 및 광 디스크 장치상에서의 데이터 기록 방법
US7474599B2 (en) Optical disc medium, and apparatus and method for recording data on the same
JP2005122774A (ja) 記録型光ディスク装置および光ディスク媒体
JP2007048409A (ja) 情報記録媒体、情報記録装置、情報記録方法
KR20060006955A (ko) 정보 기록 장치 및 방법
KR100702271B1 (ko) 광 디스크 매체, 이를 사용하는 광 디스크 장치, 및 데이터기록 방법
US8208355B2 (en) Information storage medium, and recording/reproducing apparatus and recording/reproducing method
US20050030853A1 (en) Information storage medium and method and apparatus for recording and/or reproducing data
EP1639581A1 (en) Information storage medium and method and apparatus for recording and/or reproducing data
US7693021B2 (en) Optical information recording apparatus and method
JP2007179666A (ja) 情報記録媒体、情報記録再生装置及び情報記録方法
US8094526B2 (en) Information recording device and method, and computer program
JP4239004B2 (ja) 光ディスク装置、光ディスク情報記録方法及び光ディスク媒体
JP2000348347A (ja) 光ディスク
US20080002531A1 (en) Information recording apparatus, information recording method, information processing apparatus, and information processing method
JP2007115339A (ja) 情報記録媒体、情報記録装置及び方法、情報再生装置及び方法、並びに、コンピュータプログラム
JP2007220294A (ja) 光ディスク装置、光ディスク情報記録方法及び光ディスク媒体
US20070165492A1 (en) Recording type optical disc apparatus and optical disc medium
JP2007527087A (ja) 記録媒体及び記録媒体の制御情報構成方法並びにこれを用いた記録・再生方法及び装置
KR100480738B1 (ko) 기록 용량 정보를 가지는 기록매체, 기록 용량 표시 방법,기록 용량 정보 기록 방법 그리고 이를 이용한 데이터기록 및/또는 재생 방법
JPWO2005034111A1 (ja) 情報記録装置及び方法、並びにコンピュータプログラム
JP2008234764A (ja) 情報記録装置及び記録媒体
JP2008243298A (ja) 情報記録媒体、情報記録装置、情報記録方法、情報再生装置、及び情報再生方法
JP2008192189A (ja) 光ディスク装置及び光ディスク処理方法
JP2009015884A (ja) 情報記録媒体、情報記録装置及び情報記録方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20051115

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20080212

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080905

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20081031

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20081126

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20081209

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120109

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130109

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130109

Year of fee payment: 4

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees