JP4238984B2 - 負荷駆動ユニット - Google Patents

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Description

本発明は、バッテリと負荷との間に設けられて、負荷電流をオンオフする機能と、バッテリが誤って逆向きに接続された際に負荷の保護を図る機能とを果たす負荷駆動ユニットに関するものである。
バッテリと負荷との間に設けられて、負荷電流のオンオフを行う負荷駆動ユニットにおいて、バッテリが逆向きに接続された際に負荷が駆動されないようにする場合には、特許文献1に従来例として示されているように、バッテリが正しく接続されているときに該バッテリから順方向に電圧が印加される向きのダイオードを、負荷電流制御用のスイッチ回路に対して直列に接続して、バッテリの出力電圧を該ダイオードとスイッチ回路とを通して負荷に印加するように回路を構成することが多かった。
ところが、このような構成では、全負荷電流がダイオードを通して流れるため、該ダイオードで、その順方向電圧と負荷電流との積により決まる大きな損失が生じ、該ダイオードでの発熱が多くなるという問題があった。
そこで、特許文献1に示された発明では、ドレインを共通に接続した状態で直列に接続された2つのMOSFETにより負荷電流をオンオフするスイッチ回路を構成して、バッテリが正しく接続されている場合にのみ両MOSFETがオン状態になるように、MOSFETの駆動回路を構成している。
このように構成すれば、バッテリの逆接続時に流れる逆電流を阻止するために、損失が多いダイオードを用いる必要がないため、ユニット内で多くの発熱が生じるのを防ぐことができる。
特開平11−146558号公報(図1、図3)
特許文献1に示されたように、負荷電流をオンオフするスイッチ回路を、ドレインが共通に接続された2つのMOSFETにより構成した場合には、2つのMOSFETをそれぞれ駆動するために個別に駆動回路を設ける必要があるため、回路構成が複雑になるのを避けられない。
また特許文献1に示された回路では、バッテリの充電回路等からサージ電圧が進入したときに、該サージ電圧がMOSFETに印加されるため、各MOSFETとして耐電圧が高いものを用いる必要がある。耐電圧が高いMOSFETはオン状態になった際のドレインソース間の抵抗(オン抵抗)が大きいため、各MOSFETとして耐電圧が高いものを用いた場合には、各MOSFETで多くの損失が生じるのを避けられず、ダイオードを廃してMOSFETを用いたことの実を挙げることができない。
更に特許文献1に示された回路では、一方のMOSFETを駆動するためにLEDと光ダイオードとを用いているが、これらの素子は熱に弱いため、例えば自動車のエンジンルーム内のような、高温の環境下では使用することができない。高温の環境下でも使用できるようにするためには、バッテリ逆接続時にMOSFETがオン状態になるのを阻止する機能を備えたMOSFETの駆動回路を、熱に弱い素子を用いることなく構成できるようにする必要がある。
本発明の目的は、回路構成を複雑にすることなく、また熱に弱い素子を用いることなく、負荷電流をオンオフする機能と、バッテリ逆接続時の保護機能とを持たせることができるようにした負荷駆動ユニットを提供することにある。
本発明は、バッテリ(2)の正極端子及び負極端子がそれぞれ接続される正極側及び負極側バッテリ接続端子(3,4)と、負荷(7)が接続される1対の負荷接続端子(5,6)と、バッテリ接続端子(3,4)と負荷接続端子(5,6)との間に設けられてオン状態になったときにバッテリ接続端子(3,4)間の電圧を負荷接続端子(5,6)間に印加するスイッチ回路(10)と、負荷(7)を駆動する際にスイッチ回路(10)をオン状態にし、負荷を非駆動状態にするときにスイッチ回路(10)をオフ状態にするスイッチ駆動回路とを備えた負荷駆動ユニットを対象とする。
本発明においては、1対の負荷接続端子(6,5)のうちの一方(5)負極側バッテリ接続端子(4)に接続される。またスイッチ回路(10)は、ドレインソース間に並列に接続された第1のダイオード(D1 )を有してドレインが正極側バッテリ接続端子(3)に接続されたPチャンネル形の第1のMOSFET(10A)と、ドレインソース間に並列に接続された第2のダイオード(D2 )を有し、ソース及びゲートがそれぞれ第1のMOSFET(10A)のソース及びゲートに共通に接続されるとともにドレインが1対の負荷接続端子の他方(6)に接続されたPチャンネル形の第2のMOSFET(10B)とにより構成される。
またスイッチ駆動回路は、第1及び第2のMOSFET(10A及び10B)のゲートの共通接続点と第1及び第2のMOSFET(10A及び10B)のソースの共通接続点との間に接続された第1の抵抗器(11)と、第1及び第2のMOSFET(10A及び10B)のゲートの共通接続点に一端が接続されて第1の抵抗器(11)に対して直列に接続された第2の抵抗器(12)と、第2の抵抗器(12)の他端と負極側バッテリ接続端子(4)との間に設けられて第1及び第2のMOSFET(10A及び10B)をオン状態にする際にオン状態にされる制御用スイッチ(13)と、バッテリ(2)が逆向きに接続されたときに第1及び第2の抵抗器(11及び12)と第2のダイオード(D2 )とを通して電流が流れるのを阻止する逆流阻止用ダイオード(14)とを備えている。
本発明においてはまた、正極側バッテリ接続端子(3)と負極側バッテリ接続端子(4)との間に、アノードが共通接続された対のツェナーダイオード(19,20)の直列回路からなる電圧制限回路が接続されている。
上記のように、ソースが共通に接続された2つのMOSFETによりスイッチ回路を構成すると、2つのMOSFETを同時に駆動する回路を簡単に構成することができるため、2つのMOSFETを駆動する回路をそれぞれ個別に設ける場合に比べて回路構成を簡単にすることができる。またバッテリの逆接続時にMOSFETに駆動信号が与えられるのを阻止する逆流阻止用ダイオードは、スイッチ駆動回路内に設けられていて、該ダイオードを通して大きな電流が流れることはないため、該ダイオードで大きな損失が生じて多くの発熱が生じることはない。
更にMOSFETを駆動する回路は、熱に弱い発光素子を用いることなく、抵抗器とスイッチ素子とにより構成できるため、エンジンルーム内のような高温の環境下での使用にも耐え得る負荷駆動ユニットを容易に構成することができる。
また上記のように、正極側バッテリ接続端子と負極側バッテリ接続端子との間に、アノードが共通接続された対のツェナーダイオードの直列回路を接続しておくと、バッテリが正しく接続されているときも、バッテリが逆向きに接続されたときも、MOSFETに過大な電圧が印加されるのを防ぐことができるため、各MOSFETして耐圧が低い素子を用いることができる。耐圧が低いMOSFETはオン抵抗が小さいため、各MOSFETで生じる損失を少なくして、発熱を少なくすることができる。
上記の構成では、各MOSFETとして、Pチャンネル形のものを用いたが、Nチャンネル形のものを用いることもできる。
スイッチ回路を構成するMOSFETとしてNチャンネル形のMOSFETを用いる場合には、1対の負荷接続端子のうちの一方(5)を正極側バッテリ接続端子(3)に接続する。この場合、スイッチ回路(10)は、ドレインソース間に並列に接続された第1のダイオード(D1 )を有してドレインが負極側バッテリ接続端子(4)に接続された第1のMOSFET(10A)と、ドレインソース間に並列に接続された第2のダイオード(D2 )を有し、ソース及びゲートがそれぞれ前記第1のMOSFET(10A)のソース及びゲートに共通に接続されるとともにドレインが1対の負荷接続端子の他方(6)に接続された第2のMOSFET(10B)とにより構成する。
またスイッチ駆動回路は、第1及び第2のMOSFET(10A及び10B)のゲートの共通接続点と第1及び第2のMOSFET(10A及び10B)のソースの共通接続点との間に接続された第1の抵抗器(11)と、第1及び第2のMOSFET(10A及び10B)のゲートの共通接続点に一端が接続されて第1の抵抗器(11)に対して直列に接続された第2の抵抗器(12)と、第2の抵抗器(12)の他端と正極側バッテリ接続端子(3)との間に設けられて第1及び第2のMOSFET(10A及び10B)をオン状態にする際にオン状態にされる制御用スイッチ(13)と、バッテリ(2)が逆向きに接続されたときに第1及び第2の抵抗器(11及び12)と第2のダイオード(D2 )とを通して電流が流れるのを阻止する逆流阻止用ダイオード(14)とにより構成し、正極側バッテリ接続端子(3)と負極側バッテリ接続端子(4)との間に、アノードが共通接続された対のツェナーダイオード(19,20)の直列回路からなる電圧制限回路を接続する。
以上のように、本発明によれば、スイッチ回路を構成する2つのMOSFETを簡単な駆動回路により同時に駆動することができるため、スイッチ駆動回路の構成を簡単にしてコストの低減を図ることができる。
また本発明によれば、発光素子のような熱に弱い素子を用いることなく、スイッチ駆動回路を構成できるため、高温の環境下でも使用に耐える負荷駆動ユニットを簡単に構成することができる。
更に本発明によれば、耐圧が低く、オン抵抗が小さいMOSFETを用いてスイッチ回路を構成することができるため、スイッチ回路で生じる損失を少なくすることができ、このことと、逆流阻止用ダイオードをスイッチ駆動回路内に設けて、該ダイオードで大きな損失が生じないようにしたこととが相俟って、ユニット内で生じる発熱を少なくすることができるという利点が得られる。
図1は本発明の一実施形態の構成を示した回路図で、同図において、1は、本発明に係わる負荷駆動ユニットである。負荷駆動ユニット1は、バッテリ2の正極端子及び負極端子がそれぞれ接続される正極側バッテリ接続端子3及び負極側バッテリ接続端子4と、1対の負荷接続端子5及び6とを有し、負荷接続端子5,6間に負荷7が接続されている。図示の例では、負極側バッテリ接続端子4と一方の負荷接続端子5とが接地回路を通して接続されている。バッテリ2の負極端子は負極側バッテリ接続端子4に直結され、正極端子は電源スイッチ8を通して正極側バッテリ接続端子3に接続されている。
10は、負荷電流をオンオフするスイッチ回路で、スイッチ回路10は、ドレインソース間に並列に接続された第1のダイオード(寄生ダイオード)D1を有してドレイン(D)が正極側バッテリ接続端子3に接続されたPチャンネル形の第1のMOSFET10Aと、ドレインソース間に並列に接続された第2のダイオード(寄生ダイオード)D2を有し、ソース(S)及びゲート(G)がそれぞれ第1のMOSFET10Aのソース及びゲートに共通に接続されるとともにドレインが他方の負荷接続端子6に接続されたPチャンネル形の第2のMOSFET10Bとからなっている。
第1のMOSFET10A及び第2のMOSFET10Bからなるスイッチ回路を駆動するスイッチ駆動回路は、第1及び第2のMOSFET10A及び10Bのゲートの共通接続点と第1及び第2のMOSFETのソースの共通接続点との間に接続された第1の抵抗器11と、第1及び第2のMOSFETのゲートの共通接続点に一端が接続されて第1の抵抗器11に対して直列に接続された第2の抵抗器12と、第2の抵抗器の他端と負極側バッテリ接続端子との間に設けられて第1及び第2のMOSFETをオン状態にする際にオン状態にされる制御用スイッチ13と、バッテリ2が逆向きに接続されたときに第1及び第2の抵抗器11及び12と第2のダイオード10Bとを通して電流が流れるのを阻止する逆流阻止用ダイオード14とを備えている。
図示の例では、エミッタが接地された(エミッタが負極側バッテリ接続端子4に接続された)NPNトランジスタTR1と該トランジスタのベースに一端が接続された抵抗器R1と、トランジスタTR1のベースエミッタ間に接続された抵抗器R2とにより制御用スイッチ13が構成され、トランジスタTR1のコレクタは、第2の抵抗器12の他端に接続されている。また逆流阻止用ダイオード14は、そのアノードを第1のMOSFET10Aのドレインに接続した状態で設けられ、該ダイオード14のカソードとトランジスタTR1のコレクタ(第2の抵抗器12の他端)との間に第3の抵抗器15が接続されている。またダイオード14のカソードに第4の抵抗器16を通してスイッチ17の一端が接続され、スイッチ17の他端はトランジスタTR1のベース(制御用スイッチの制御端子)に抵抗器R1を通して接続されている。
またダイオード14のカソードと接地間にコンデンサ18が接続され、正極側バッテリ接続端子3と負極側バッテリ接続端子4との間に、アノードが共通接続された対のツェナーダイオード19及び20の直列回路からなる電圧制限回路が接続されている。ツェナーダイオード19及び20のそれぞれのツェナー電圧はバッテリ2の電圧(例えば12V)よりも高く、かつ使用するMOSFETの耐電圧(例えば30〜60V)よりは低い値に設定されている。
また図示の例では、MOSFET10A及び10Bのゲートの共通接続点とソースの共通接続点との間にカソードをソースの共通接続点に向けたツェナーダイオード21が接続され、負荷接続端子5,6間には、アノードを接地側に向けたフライホイールダイオード22が接続されている。
ツェナーダイオード21は、MOSFETのゲートソース間に過大な電圧が印加されるのを防ぐために設けられている。またフライホイールダイオード22は、負荷7が図示のように誘導負荷である場合に、電源の遮断により負荷に電圧が誘起した際に循環電流を流して該誘起電圧を吸収するために設けられている。
本実施形態では、抵抗器11,12,15及び16と、ツェナーダイオード21と、ダイオード14と制御用スイッチ13とスイッチ17とによりスイッチ駆動回路が構成されている。
図1に示した負荷駆動ユニットにおいて、負荷7を駆動する際には、電源スイッチ8を閉じた後、スイッチ17を閉じて制御用スイッチ13(トランジスタTR1)がオン状態にする。バッテリが正しい向きに接続されている場合には、制御用スイッチ13がオン状態になったときにバッテリ2からダイオードD1と抵抗器11及び12と制御用スイッチ13とを通して電流が流れて抵抗器11の両端に電圧が生じ、この電圧がMOSFET10A及び10Bのゲートソース間に印加される。これによりMOSFET10A及び10Bのゲートがソースに対して負電位にされて両FETに駆動信号が与えられるため、両FETがオン状態になり、バッテリ2からFET10A及び10Bと負荷7とを通して電流が流れる。スイッチ17をオフ状態にすると、制御用スイッチ13がオフ状態になって、MOSFET10A及び10Bのそれぞれのゲートの電位がソースの電位に等しくなるため、両FETがオフ状態になり、負荷7に流れていた電流が遮断される。
バッテリ2が誤って逆方向に接続された場合には、逆流阻止用ダイオード14が、逆接続されたバッテリからダイオード22と、ダイオードD2と、抵抗器11,12及び15とを通して電流が流れるのを阻止するため、MOSFET10A及び10Bに駆動信号が与えられることはなく、両FETはオフ状態に保持される。従って、バッテリが逆向きに接続されたときに負荷に逆向きの電流が供給されて負荷が破壊されるのを防ぐことができる。
図1に示した負荷駆動ユニットにおいては、基本的には、抵抗器11及び12と制御用スイッチ13とによりMOSFET10A及び10Bに駆動信号を与える回路を構成することができるため、スイッチ駆動回路の構成を簡単にすることができる。
MOSFETにおいては、耐電圧とオン抵抗との間に図2に示したような関係があり、耐電圧が低い素子ほどオン抵抗が低くなっている。図1に示した負荷駆動ユニットにおいては、バッテリ接続端子3,4間にアノードが共通接続されたツェナーダイオード19及び20の直列回路からなる電圧制限回路が接続されていて、MOSFET10A及び10Bに印加される電圧が制限されているため、MOSFET10A及び10Bとして耐電圧が低く、オン抵抗が小さいものを用いることができる。従って、MOSFET10A及び10Bで生じる損失を少なくすることができ、これらのFETで生じる発熱を少なくすることができる。
図1に示した例において、コンデンサ18は、スイッチ駆動回路に印加される電圧を安定にするために設けられているが、バッテリ接続端子3、4間に印加される電圧が安定している場合には、コンデンサ18を省略することができる。
また、本発明においては、バッテリ接続端子3、4間に電圧制限回路が接続されているため、FET10A及び10Bのゲートソース間に印加される電圧を制限するツェナーダイオード21は省略することもできる。
上記の実施形態では、MOSFET10A及び10BとしてPチャンネル形のものを用いたが、これらのFETとしてNチャンネル形のものを用いることもできる。図3はMOSFET10A及び10BとしてNチャンネル形のものを用いた実施形態を示したもので、この実施形態では、一方の負荷接続端子5が正極側のバッテリ接続端子3に接続され、第1のMOSFET10Aのドレインが負極側バッテリ接続端子4に接続されている。また第2のMOSFET10Bのドレインが他方の負荷接続端子6に接続され、制御用スイッチ13は第2の抵抗器12の他端と正極側バッテリ接続端子3との間に接続されている。
またこの例では、逆流阻止用ダイオード14を第2の抵抗器12の他端と第3の抵抗器15との間に挿入することにより、バッテリが逆方向に接続された際に抵抗器15,12及び11とダイオードD2とを通して電流が流れてFET10A及び10Bに駆動信号が与えられるのを阻止するようになっている。その他の構成は、図1に示した例と同様である。
図3に示した負荷駆動ユニットでは、スイッチ17が閉じられて制御用スイッチ13がオン状態になったときにバッテリ2から制御用スイッチ13−抵抗器12及び11−ダイオードD1の経路で電流が流れ、抵抗器11の両端に電圧が発生する。これによりMOSFET10A及び10Bのゲートがソースに対して正電位になり、MOSFET10A及び10Bに駆動信号が与えられるため、両FETがオン状態になり、バッテリ2から負荷7に駆動電流が与えられる。
バッテリ2が誤って逆向きに接続されたときには、逆流阻止ダイオード14が、逆接続されたバッテリ2−抵抗器15−抵抗器12及び11−ダイオードD2−ダイオード22−バッテリ2の経路で電流が流れるのを阻止するため、MOSFET10A、10Bに駆動信号が与えられることがなく、両FETはオフ状態に保持される。
上記の各実施形態では、スイッチ17のオンオフにより制御用スイッチ13をオンオフさせるようにしたが、スイッチ17は、手動操作されるスイッチでも良く、リミットスイッチのような検出動作を行うスイッチでもよい。また制御用スイッチ13は、マイクロコンピュータ等によりオンオフさせることもできる。
本発明の一実施形態の構成を示した回路図である。 MOSFETのオン抵抗と耐電圧との関係を示したグラフである。 本発明の他の実施形態の構成を示した回路図である。
符号の説明
1 負荷駆動ユニット
2 バッテリ
3 正極側バッテリ接続端子
4 負極側バッテリ接続端子
5 負荷接続端子
6 負荷接続端子
7 負荷
8 スイッチ
10 スイッチ回路
10A 第1のMOSFET
10B 第2のMOSFET
11 第1の抵抗器
12 第2の抵抗器
13 制御用スイッチ
14 逆流阻止用ダイオード

Claims (2)

  1. バッテリ(2)の正極端子及び負極端子がそれぞれ接続される正極側及び負極側バッテリ接続端子(3,4)と、負荷(7)が接続される1対の負荷接続端子(5,6)と、前記バッテリ接続端子(3,4)と前記負荷接続端子(5,6)との間に設けられてオン状態になったときに前記バッテリ接続端子(3,4)間の電圧を前記負荷接続端子(5,6)間に印加するスイッチ回路(10)と、前記負荷(7)を駆動する際に前記スイッチ回路(10)をオン状態にし、前記負荷を非駆動状態にするときに前記スイッチ回路(10)をオフ状態にするスイッチ駆動回路とを備えた負荷駆動ユニットにおいて、
    前記1対の負荷接続端子(6,5)のうちの一方(5)は前記負極側バッテリ接続端子(4)に接続され、
    前記スイッチ回路(10)は、ドレインソース間に並列に接続された第1のダイオード(D1)を有してドレインが前記正極側バッテリ接続端子(3)に接続されたPチャンネル形の第1のMOSFET(10A)と、ドレインソース間に並列に接続された第2のダイオード(D2 )を有し、ソース及びゲートがそれぞれ前記第1のMOSFET(10A)のソース及びゲートに共通に接続されるとともにドレインが前記1対の負荷接続端子の他方(6)に接続されたPチャンネル形の第2のMOSFET(10B)とからなり、
    前記スイッチ駆動回路は、前記第1及び第2のMOSFET(10A及び10B)のゲートの共通接続点と前記第1及び第2のMOSFET(10A及び10B)のソースの共通接続点との間に接続された第1の抵抗器(11)と、前記第1及び第2のMOSFET(10A及び10B)のゲートの共通接続点に一端が接続されて前記第1の抵抗器(11)に対して直列に接続された第2の抵抗器(12)と、前記第2の抵抗器(12)の他端と前記負極側バッテリ接続端子(4)との間に設けられて前記第1及び第2のMOSFET(10A及び10B)をオン状態にする際にオン状態にされる制御用スイッチ(13)と、前記バッテリ(2)が逆向きに接続されたときに前記第1及び第2の抵抗器(11及び12)と前記第2のダイオード(D2 )とを通して電流が流れるのを阻止する逆流阻止用ダイオード(14)とを備え、
    前記正極側バッテリ接続端子(3)と負極側バッテリ接続端子(4)との間に、アノードが共通接続された対のツェナーダイオード(19,20)の直列回路からなる電圧制限回路が接続されていること、
    を特徴とする負荷駆動ユニット。
  2. バッテリ(2)の正極端子及び負極端子がそれぞれ接続される正極側及び負極側バッテリ接続端子(3,4)と、負荷(7)が接続される1対の負荷接続端子(5,6)と、前記バッテリ接続端子(3,4)と前記負荷接続端子(5,6)との間に設けられてオン状態になったときに前記バッテリ接続端子(3,4)間の電圧を前記負荷接続端子(5,6)間に印加するスイッチ回路(10)と、前記負荷(7)を駆動する際に前記スイッチ回路(10)をオン状態にし、前記負荷を非駆動状態にするときに前記スイッチ回路(10)をオフ状態にするスイッチ駆動回路とを備えた負荷駆動ユニットにおいて、
    前記1対の負荷接続端子のうちの一方(5)は前記正極側バッテリ接続端子(3)に接続され、
    前記スイッチ回路(10)は、ドレインソース間に並列に接続された第1のダイオード(D1 )を有してドレインが前記負極側バッテリ接続端子(4)に接続されたNチャンネル形の第1のMOSFET(10A)と、ドレインソース間に並列に接続された第2のダイオード(D2 )を有し、ソース及びゲートがそれぞれ前記第1のMOSFET(10A)のソース及びゲートに共通に接続されるとともにドレインが前記1対の負荷接続端子の他方(6)に接続されたNチャンネル形の第2のMOSFET(10B)とからなり、
    前記スイッチ駆動回路は、前記第1及び第2のMOSFET(10A及び10B)のゲートの共通接続点と前記第1及び第2のMOSFET(10A及び10B)のソースの共通接続点との間に接続された第1の抵抗器(11)と、前記第1及び第2のMOSFET(10A及び10B)のゲートの共通接続点に一端が接続されて前記第1の抵抗器(11)に対して直列に接続された第2の抵抗器(12)と、前記第2の抵抗器(12)の他端と前記正極側バッテリ接続端子(3)との間に設けられて前記第1及び第2のMOSFET(10A及び10B)をオン状態にする際にオン状態にされる制御用スイッチ(13)と、前記バッテリ(2)が逆向きに接続されたときに前記第1及び第2の抵抗器(11及び12)と前記第2のダイオード(D2 )とを通して電流が流れるのを阻止する逆流阻止用ダイオード(14)とを備え、
    前記正極側バッテリ接続端子(3)と負極側バッテリ接続端子(4)との間に、アノードが共通接続された対のツェナーダイオード(19,20)の直列回路からなる電圧制限回路が接続されていること、
    を特徴とする負荷駆動ユニット。
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