JP4238475B2 - 冷蔵庫 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は外箱と内箱間に真空断熱材を備えた断熱箱体からなる冷蔵庫に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
近年、冷蔵庫においては省エネルギーと大容量化のニーズが高まっている。しかし住宅事情の関係で冷蔵庫の大型化に対する設置スペースの制約があり、大容量化を実現するためには冷蔵庫本体内の無効空間を見直し、減らすことによって容積効率を高め、設置スペースを大きくせずに有効な内容積を増やすことが求められている。
【0003】
そして庫内の容積効率を高め、かつ吸熱量を増大させない省エネ型の冷蔵庫を実現するために、冷蔵庫本体の断熱材の断熱性能を強化し断熱層を薄くする必要が生じており、真空断熱材が用いられるようになって来た。従来のこの種の冷蔵庫としては、特開平10−205993号公報と特開平10−205995号公報に示されているものがある。
【0004】
特開平10−205993号公報について図面を参照しながら説明する。
【0005】
図11は従来の冷蔵庫の中央断面図である。図11において、1は冷蔵庫本体で、2は外箱で、3は内箱で、4は真空断熱材であり、外箱2と内箱3のいずれか一方の内壁面に配置し、発泡断熱材との接触面側に断熱材シート4aを配置しているようになっている。
【0006】
また、特開平10−205995号公報について図面を参照しながら説明する。
【0007】
図12は、従来の冷蔵庫の縦断面図である。図13は同冷蔵庫のドアを除く正面図である。5は冷蔵庫本体で、前方に開口する鋼鈑製の外箱6と、硬質樹脂製の内箱7間に発泡ポリウレタン断熱材8を現場発泡方式により充填して成る断熱箱体9により形成されており、この断熱箱体9の庫内は、中央部に設けられた仕切板10によって上下に区分けされ、仕切板10の上方を冷蔵温度(+5℃程)に維持される冷蔵室11としている。
【0008】
仕切板10の下方は更に真空断熱材を内蔵した略L字状の断熱仕切壁12にて上下に区画され、この断熱仕切壁12と仕切板10の間を野菜などの乾燥を嫌う食品を収納するための野菜室13としている。
【0009】
断熱仕切壁12の下方、即ち、庫内最下部を凍結温度(−20℃程)に冷却される冷凍室14としている。断熱箱体9の底壁9Aは後部が階段状に立ち上がる形状とされており、この底壁9Aの後部外側には機械室15が形成され、圧縮機16を配している。
【0010】
また、底壁9Aが係る形状とされている関係上、冷凍室14の底部も後部が立ち上がる形状とされ、そのため、下方の容器17の後面は上方の容器18の後面よりも前方に位置するかたちとなる。
【0011】
一方、冷凍室14の両側方に対応する外箱6の側板6A内面には真空断熱材19が貼り付けられると共に、冷凍室14の下方に対応する外箱6の底板6A内面にも真空断熱材20が貼り付けられ、断熱材8内に埋設されている。
【0012】
また、冷凍室14の冷却室21を構成する冷却器22、送風機23の背方に対応する外箱6の背板6B内面にも真空断熱材24が貼り付けられ、断熱材8内に埋設されている。
【0013】
各真空断熱材19,20,24は、例えば内側からポリエチレン若しくはポリプロピレン若しくはポリプロピレンなどから成る熱溶着層とアルミニウム層及び表面保護層をラミネートしたガスバリアフィルムを折り返し、二辺を密着させて熱溶着層を相互に溶着する事により袋状とし、その状態でシリカ、パーライトなどの微粉末、及び、グラスファイバ、或いは、連続気泡の発泡ポリウレタン断熱材から成るコア材を挿入し、所定の真空排気装置内において袋内部のガスを排気して真空状態とした後、残りの一辺の前記熱溶着層を相互に溶着させて密封する事により製造されている。
【0014】
以上のように構成された真空断熱材を備えた断熱箱体から成る冷蔵庫について、以下その動作を説明する。
【0015】
冷凍室14の両側方に位置する真空断熱材19の上部は図12に示す如く野菜室13を経て冷蔵室11の下部まで延在すると共に、真空断熱材19の下端縁19Aはその後部が前部よりも所定の角度で徐々に立ち上がる傾斜形状とされている。
【0016】
これにより、真空断熱材19の下端縁19Aは底壁9Aの形状に近似した形状となり、真空断熱材19は機械室15を避けて冷凍室14底部の前部から後部に渡る略全域をカバーするようになる。
【0017】
これによって、機械室15による断熱箱体9の底壁9Aの形状に係わらず、真空断熱材19を断熱箱体9の側部に広い面積で貼付け、その断熱効果を向上させることができるようになる。
【0018】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら上記従来の構成では、外箱と内箱のいずれか一方の内壁面に直接真空断熱材を貼り付けているので、内箱あるいは、外箱との間に空気溜まりができ、外箱や内箱が変形し、美観を損なうという欠点があった。
【0019】
また、正方形或いは長方形で板状が主流である真空断熱材においては、コストがかかるという欠点があった。
【0020】
本発明は従来の課題を解決するもので、真空断熱材の形状を正方形或いは長方形とし、貼付け部、貼付け方を工夫することにより庫内熱侵入を効果的に抑制できる断熱箱体を構成し、容積効率が高く、使い勝手の良い冷蔵庫を提供することを目的とする。
【0021】
【課題を解決するための手段】
本発明の請求項1に記載の発明は、外箱と、内箱で形成される内部空間内に前記内箱に接触して備えられる真空断熱材と前記真空断熱材の周囲隙間に、ウレタン原液を注入・発泡した発泡断熱材を充填した冷蔵庫において、前記真空断熱材は前記内箱に備えられた空気抜け孔に連通する貫通孔を有し、前記空気抜け孔の径は前記貫通孔の径より小さいので、発泡断熱材を充填した時に空気をスムーズに抜くことができ、空気抜け孔から断熱材が漏れ出すことはない。
【0029】
請求項に記載の発明は、外箱と、内箱で形成される内部空間内に前記外箱に接触して備えられる真空断熱材と前記真空断熱材の周囲隙間に、ウレタン原液を注入・発泡した発泡断熱材を充填した冷蔵庫において、前記真空断熱材は前記外箱に備えられた空気抜け孔に連通する貫通孔を有し、前記空気抜け孔の径は前記貫通孔の径より小さいので、発泡断熱材を充填した時に空気をスムーズに抜くことができ、空気抜け孔から断熱材が漏れ出すことはない。
【0030】
請求項に記載の発明は、請求項または請求項に記載の発明において、真空断熱材の貫通孔外周部の接着面を接着材で完全密封したので、断熱材を充填したときに断熱材が接着面に入り込んで貫通孔を塞ぐことはない。
【0035】
【発明の実施の形態】
以下、本発明による冷蔵庫の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、従来と同一構成については、同一符号を付して詳細な説明を省略する。
【0036】
(実施の形態1)
図1は本発明の実施の形態1による冷蔵庫の中央断面図である。
【0037】
図1において、30は冷蔵庫本体であり、31は冷蔵庫の外箱であり、32は冷蔵庫の内箱であり、33は内箱32と外箱31との間に充填して形成された発泡断熱材で、34は内箱32の内部空間に設けられ、外箱31側に突出し、内箱32と一体成形した凸部である。前記凸部34は、少なくとも真空断熱材35が配置される内箱32の所定面積分だけに形成されておればよいが、庫内側の同じ位置に、換言すると、背中合わせに凹部が形成されるので、意匠的にみて必要があるならそれ以外の場所にも凸部を複数個備えても良い。
【0038】
また凸部34の高さは約5mmとしている。約5mmあれば内箱32の基準面と真空断熱材35の間の空間にも十分発泡断熱材33が行き渡るので流動性確保することができる。また凸部34の高さが極端に高いと断熱材の流動性面には良いが意匠的に損なわれるため、約5mm程度が妥当である。
【0039】
35は凸部34に載置された真空断熱材であり、アルミ箔とプラスチックフィルムを積層させた外袋35a内にコア材35bが挿入され熱融着によって密着シールされて構成されている。
【0040】
すなわち真空断熱材35は冷蔵庫本体の背面に形成されている。
【0041】
36は冷蔵庫本体30の庫内後方に配置され内箱32の前方に空気の流れる経路の空間を設けて配置されたダクトカバーである。37は外箱31と一体成形された凸部であり、内箱32側に突出している。38は冷蔵庫本体30の後方下部に備えられた機械室である。機械室38は開口部を機械室カバー39で覆われており、機械室38内に配置された冷凍サイクルの圧縮機40などが外から見えないようになっている。
【0042】
41は凸部37に載置された真空断熱材であり、アルミ箔とプラスチックフィルムを積層させた外袋41a内にコア材41bが挿入され熱融着によって密着シールされて構成されており冷蔵庫の機械室内や底面に形成されている。真空断熱材35と凸部34との接触面、真空断熱材41と凸部37との接触面には熱硬化性の接着剤42が塗られており接触面に発泡断熱材33が混入しないようになっている。
【0043】
以上のように構成された冷蔵庫について、以下その動作を説明する。
【0044】
本体30の内箱32または外箱31の内壁面に部分的に形成した凸部34,37に真空断熱材35,41を接着剤42で接着固定している。
【0045】
その後、真空断熱材35が固定された内箱32と外箱31との間の空間部内に断熱材33を注入、発泡させて空間を断熱材33で充填することで冷蔵庫本体30が形成される。真空断熱材35は内箱32の内壁面との接触が小さくなるように凸部34と接触固定されているので、凸部34と真空断熱材35間には断熱材33を充填した時に、断熱材の流れが悪いと発生しやすいガスが溜まりにくく、ガス溜まりによる内箱32の変形を低減することができる。
【0046】
また、真空断熱材41も同様に外箱31の凸部37に接着固定され、さらに機械室カバー39で外から見えないようになっているので外箱31の変形を低減できるとともに、外観品位を維持できる。
【0047】
(実施の形態2)
図2は本発明の実施の形態2による冷蔵庫の断面図である。
【0048】
図2において、43は冷蔵庫本体30内に形成される貯蔵室の引出し容器であり、44は冷蔵庫本体30に対して前後に形成されたレールであり、引出し容器43はレール44上を前後に摺動するように載置されている。レール44は断面略コの字状であり、その取付部となる内箱32を外箱31側に突出させた凸部45にレール44が係合している。
【0049】
46は凸部45に接触固定された真空断熱材であり、冷蔵庫本体30の側面に設置されており、アルミ箔とプラスチックフィルムを積層させた外袋46a内にコア材46bが挿入され熱融着によって密着シールされて構成されている。
【0050】
以上のように構成された冷蔵庫について、以下その動作を説明する。
【0051】
内箱32の側面に固定された真空断熱材46は、引出し容器43が摺動するために必要なレール44の凸部45に接着固定しているので、内箱32と外箱31間の断熱空間を不用に薄くすることはなく、吸熱量を増大させることはない。
【0052】
また、真空断熱材46は内箱32と凸部45のみで接触固定しているので、凸部45と真空断熱材46間には断熱材33を充填した時に、発生するガスが凸部45と真空断熱材46との間に溜まりにくく、ガス溜まりによる内箱32の変形を低減することができる。
(実施の形態3)
図3は本発明の実施の形態3による真空断熱材の斜視図である。図4は、同実施の形態の冷蔵庫の縦断面図である。
【0053】
図3、図4において、47は真空断熱材であり、アルミ箔とプラスチックフィルムを積層させた外袋47a内にコア材47bが挿入され熱融着によって密着シールされて構成されている。48は真空断熱材47に開けられた貫通孔である。
【0054】
また、図4のように内箱49の背面には、第1の空気抜き孔50が所定の位置に備えられている。貫通孔48の直径は、第1の空気抜き孔50の直径と同等かそれ以上の寸法で形成されており、実際に貫通孔48の直径寸法は5〜15mmとしている。
【0055】
以上のように構成された冷蔵庫について、以下その動作を説明する。
【0056】
真空断熱材47を内箱49と外箱51との間で、第1の空気抜き孔50と貫通孔48が連通するように接触され、この際固定するために貫通孔48の周囲には接着剤52が塗布され内箱49と固定される。
【0057】
そして、発泡断熱材33を注入したとき、内箱49と外箱51間にある空気を貫通孔48から第1の空気抜け孔50を通して内箱32内へ抜くことができる。したがって、真空断熱材47と内箱49との間の空気は完全に放出され、空気溜まりがなくなり、又、真空断熱材47と内箱49とが密着される。
【0058】
また図4のように、外箱51には第2の空気抜け孔53が備えられ、第2の空気抜け孔53に連通するように貫通孔54を有する真空断熱材55を接触固定させる。このとき貫通孔54の周囲には接着剤52が塗布され外箱51と固定される。
【0059】
このように構成された冷蔵庫について、以下その動作を説明する。
【0060】
まず、真空断熱材55に設けられた貫通孔54と外箱51に設けられた第2の空気抜け孔53を連通するように真空断熱材55を配置することで、発泡断熱材33を注入したときの空気を貫通孔54から第2の空気抜け孔53を通して外箱51外へ抜くことができる。したがって、真空断熱材55と外箱51の間の空気は完全に外部に放出され、空気溜まりがなくなる。
【0061】
(実施の形態4)
図5は、実施の形態4の冷蔵庫の中央断面図である。
【0062】
図5において、56は真空断熱材47の貫通孔48の外周に巻いた連通フォームである。貫通孔48はこの連通フォーム56を介して内箱49に設けられた第1の空気抜け孔50に連通している。
【0063】
そして発泡断熱材33を注入したときに、外箱51と内箱49の間に断熱材33が充填され、さらに連通フォーム56によって真空断熱材47は内箱の壁面からわずかに空間を作っているので、その空間にも断熱材33が充填される。このとき連通フォーム56によって、内箱49と真空断熱47との間隔を実施の形態1の凸部34と同じ約5mmとすることで断熱材33の流動性を損なうことなく流すことができる。
【0064】
また、外箱51にこのような真空断熱材55を連通フォーム56を介して第2の空気抜き孔53と貫通孔54を連通させることで内箱に備えた時と同様に外箱の変形防止が実現できる。
【0065】
(実施の形態5)
図6は、本発明による冷蔵庫の実施の形態の縦断面図である。図7は、同実施形態の冷蔵庫の機械室カバ−を外した背面下部の詳細図である。図8は、図7のA−A線断面図である。図9は本実施形態の冷蔵庫に貼り付けた真空断熱材の斜視図である。図10は図9の真空断熱材の折り曲げ状態を示す斜視図である。
【0066】
図6、図7、図8において、57は冷蔵庫本体であり、外箱58と、内箱59間に発泡ポリウレタン断熱材60を充填して成る断熱箱体61により形成されており、この断熱箱体61の庫内は、中央部に設けられた仕切板62によって上下に区分けされ、仕切板62の上方を冷蔵室64としている。
【0067】
仕切板62の下方は更に発泡ウレタン断熱材60を充填できるように構成された仕切壁63にて上下に区画され、上部を冷蔵室64、この仕切壁63と仕切り板62の間を野菜室65とし、仕切壁63の下方、即ち、庫内最下部を冷凍室66としている。断熱箱体61の底壁61Aは後部が階段状に立ち上がる形状とされており、この底壁61Aの後部外側には機械室67が形成され、圧縮機68を設置し、機械室カバー69で覆われている。
【0068】
また、冷凍室66の底部も後部が立ち上がる形状とされ、そのため、冷凍室66の引出し容器70の後面は上方の収納容器71の後面よりも前方に位置するかたちとなる。
【0069】
一方、圧縮機68の近傍と底板58Aを形成する外箱58の内表面には真空断熱材72が貼付けられ、断熱材60内に埋設されている。
【0070】
図9、図10において、真空断熱材72は、例えば内側からポリエチレン若しくはポリプロピレンなどから成る熱溶着層とアルミニウム層及び表面保護層をラミネートしたガスバリアフィルムを折り返し、二辺を密着させて熱溶着層を相互に溶着する事により袋状とし、その状態でグラスファイバ、或いは、連続気泡の発泡ポリウレタン断熱材から成る正方形或いは長方形で板状のコア材を挿入し、所定の真空排気装置内において袋内部のガスを排気して真空状態とした後、残りの一辺の前記熱溶着層を相互に溶着させて密封する事により製造される。
【0071】
その後、真空断熱材72に線状の圧縮部73を設け、前記圧縮部73を折り曲げることにより外箱58の形状に貼り付けやすい真空断熱材72を提供することができる。
【0072】
以上のように構成された真空断熱材を備えた断熱箱体から成る冷蔵庫について、以下その動作を説明する。
【0073】
圧縮機68の近傍に位置する真空断熱材72は図6、図7、図8に示す如く、底板58Aの形状に近似して、圧縮機68の前方と上方を覆うように折り曲がって存在しているため、圧縮機68で発生した熱に対して、その断熱性能効果を有効に利用でき、消費電力の削減を図ることができる。
【0074】
また、底壁61Aの厚みを減らすことも可能となるため、引出し容器70の奥行70Aを増やすことができ、有効容積の拡大も図れる。
【0075】
一方、真空断熱材72は両側或いは、片側に圧縮部73を有してもよく、これによって前記圧縮部73で容易に曲げることができ、密封された袋状の熱溶着層が引っ張れて破れることはない。
【0076】
したがって、正方形或いは、長方形で板状の汎用の真空断熱材を真空状態に保ったまま、複雑な外板58Aの形状に近似させることが可能となり、容易に貼り付けることができる。
【0077】
【発明の効果】
以上説明したように請求項1に記載の発明では空気溜まりをなくすことができ、内箱の変形を防止することができる。
【0084】
また、請求項に記載の発明は、空気溜まりをなくすことができ、内箱の変形を防止することができる。
【0085】
また、請求項に記載の発明は、空気溜まりをなくすことができ、外箱の変形を防止することができる。
【0086】
また、請求項に記載の発明は、接着面に発泡断熱材が回りこまないようにしたことで、内箱または外箱の変形を防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1の冷蔵庫の中央断面図
【図2】本発明の実施の形態2の冷蔵庫の正面断面図
【図3】本発明の実施の形態3による真空断熱材の斜視図
【図4】同実施の形態の冷蔵庫の縦断面図
【図5】実施の形態4の冷蔵庫の中央断面図
【図6】本発明による冷蔵庫の実施の形態5の縦断面図
【図7】同実施形態の冷蔵庫の機械室カバ−を外した背面下部の詳細図
【図8】図7のA−A線断面図
【図9】同実施形態の冷蔵庫に貼り付けた真空断熱材の斜視図
【図10】図9の真空断熱材の折り曲げ状態を示す斜視図
【図11】従来の冷蔵庫の中央断面図
【図12】従来の冷蔵庫の中央断面図
【図13】従来の冷蔵庫の正面図
【符号の説明】
30 外箱
31 内箱
33 発泡断熱材
34 凸部
35 真空断熱材
47 真空断熱材
48 貫通孔
50 第1の空気抜け孔
51 外箱
52 接着剤
53 第2の空気抜け孔
54 貫通孔
55 真空断熱材
56 連通フォーム
57 冷蔵庫本体
68 圧縮機
72 真空断熱材
73 圧縮部

Claims (3)

  1. 外箱と、内箱で形成される内部空間内に前記内箱に接触して備えられる真空断熱材と前記真空断熱材の周囲隙間に、ウレタン原液を注入・発泡した発泡断熱材を充填した冷蔵庫において、前記真空断熱材は前記内箱に備えられた空気抜け孔に連通する貫通孔を有し、前記空気抜け孔は前記貫通孔の孔より小さいことを特徴とする冷蔵庫。
  2. 外箱と、内箱で形成される内部空間内に前記外箱に接触して備えられる真空断熱材と前記真空断熱材の周囲隙間に、ウレタン原液を注入・発泡した発泡断熱材を充填した冷蔵庫において、前記真空断熱材は前記外箱に備えられた空気抜け孔に連通する貫通孔を有し、前記空気抜け孔の径は前記貫通孔の径より小さいことを特徴とする冷蔵庫。
  3. 真空断熱材の貫通孔外周部の接着面を接着材で完全密封した請求項1または請求項2に記載の冷蔵庫。
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