JP4236736B2 - 箱詰め方法及び箱詰め装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、例えばポテトチップ、豆、飴等の食品が袋詰め又は箱詰めされた製品を、段ボールケースやダース箱等の外装箱の内部に整然と自動収納する箱詰め装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
上記従来の箱詰め装置の例として、特開平9−77003号公報に開示されている装置がある。この装置は、図16に示すような袋詰め品1や箱詰め品(図示せず)の製品を外装箱2に収納するものである。図16(a)において、導入コンベア4によって搬送されてきた袋詰め品1は、整列コンベア3の移送面に設けられている多数枚のフィン5によって形成されたギャップ部6に対して1個ずつ投入されて、整列コンベア3の移送面上に起立した状態で1列に整列する。
【0003】
次に、図16(a)に示すように、所定数の例えば5個の袋詰め品1が整列コンベア3上に整列すると、フィン5との干渉を避ける為のスリット12が設けられている押し出しプレート11が整列コンベア3上の5個の袋詰め品1を押し出し、これをコ字形の中継ぎ体10を介して開閉自在のダンパー板7、7上にこの袋詰め品1を供給する(図16(b)参照)。ダンパー板7、7上には、5個の袋詰め品1が2回押し出されている。
【0004】
なお、押し出しプレート11は、袋詰め品1を5個ずつダンパー板7、7上の所定位置に押し出すと、整列コンベア3上に整列しつつある次の袋詰め品1と干渉しないように、整列コンベア3の上方を押し出し方向と逆方向にスライドして戻り、次の押し出し動作の開始まで図16(a)に示す位置で待機する。
次に、図16(b)に示すように、ダンパー板7、7上に起立状態で押し出された袋詰め品1は、一対の保持プレート9、9によって前後から挟み込まれて保持される。
次に、図17(a)に示すように、ダンパー板7、7を閉状態から開放して、下方位置で待機している段ボールケース(外装箱)2を上昇させて、保持プレート9、9により保持されている袋詰め品1を段ボールケース2内に挿入する。この段ボールケース2は、ローラコンベア(図示せず)により搬送されて所定の待機位置で待機している。図17(a)に示す2aは、段ボールケース2のフラップである。
【0005】
そして、押し込みプレート13を下降させると共に、この一対の保持プレート9、9を互いに広がる方向に駆動して袋詰め品1に対する押圧力を解除する。このようにして、袋詰め品1は、段ボールケース2内に収納される(図17(a)参照)。
次に、図17(b)に示すように、袋詰め品1が収容されている段ボールケース2を下降させて、開状態のダンパー板7、7を閉じる。このようにして、図16(a)に示す元の状態に戻り、袋詰め品1の収納作業の1サイクルが完了し、以降、上記サイクルを自動的に繰り返して箱詰め作業を行う。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上記従来の箱詰め装置では、図16(b)に示すように、ダンパー板7、7上の袋詰め品1を、一対の保持プレート9、9によって前後から挟み込み、しかる後に、押し込みプレート13を下降させて袋詰め品1を段ボールケース2内に押し込んでいるので(図17(a)参照)、袋詰め品1を保持プレート9、9によって挟み込んだ際に、整列する袋詰め品1のうち中央部辺りに位置するものがせり上がることがあり、この場合、袋詰め品1を整列させた状態できちんと段ボールケース2内に挿入することができないという問題がある。
そして、段ボールケース2を、その内側に保持プレート9、9及び袋詰め品1が入り込むことができる高さまで上昇させる必要があるので、段ボールケース2の位置決めが難しいし、段ボールケース2と中継ぎ体10との緩衝を避けるように構成する必要があり、このことが箱詰め装置の構造上の制約となっている。
【0007】
そこで、図17(a)に示す開放したダンパー板7、7の下方位置に段ボールケース2を配置しておき、押し込みプレート13を段ボールケース2の内側まで下降させることにより保持プレート9、9によって保持されている袋詰め品1を段ボールケース2内に押し込む構成のものが考えられる(図示せず)。
この構成の箱詰め装置によると、段ボールケース2を、その内側に保持プレート9、9及び袋詰め品1が入り込むことができる高さまで上昇させる必要がないので、段ボールケース2の位置決めがし易いし、段ボールケース2と中継ぎ体10との緩衝を考慮する必要がないという利点がある。
しかし、押し込みプレート13を袋詰め品1の上方位置から所定の速度で連続して下降させて袋詰め品1を段ボールケース2内に挿入しているので、保持プレート9、9を適切なタイミングで開放動作させる必要があるが、これが困難なこととなっている。つまり、押し込みプレート13が下降する際に、保持プレート9、9の開くタイミングが早過ぎると、袋詰め品1が保持プレート9、9による圧縮から開放されて膨れ上がり、この膨れ上がった袋詰め品1をそれよりも口の狭い段ボールケース2内に押し込むことができない場合がある。また、保持プレート9、9の開くタイミングが遅過ぎると、保持プレート9、9により圧縮されて保持されている袋詰め品1を押し込みプレート13により強制的に押し下げることとなるので、保持プレート9、9との摩擦抵抗により袋詰め品1の包材に傷を付けたり、中身を破損させることがある。
【0008】
本発明は、物品を綺麗に整列させた状態で、物品に傷を付けないように確実に箱詰めすることができる箱詰め装置を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】
本発明に係る箱詰め装置は、予め定めた数の物品を整列させ、この整列させた物品を保持部により挟み込んで保持し、しかる後に、上記保持部に保持されている物品に上記各物品の整列方向に沿って接触するように移動してきてかつ上記各物品を非吸引である押し込み部により、上記各物品を挟んで上記押し込み部と反対側に位置する外装箱に、上記各物品を押し込むと共に、この押し込み部による物品の押し込みの際に、上記保持部を予め設定されているタイミングで物品から引き離す方向に移動させる構成の箱詰め装置において、上記タイミングを所望のタイミングに設定可能なタイミング設定手段と、上記保持部を物品から引き離す方向に移動させる速度を所望の速度に設定可能な速度設定手段とを設け、上記タイミング設定手段に設定されている上記タイミングは、上記押し込み部が上記物品に接触した時点を基準として、この接触した時点よりも後になるように、設定され、上記速度設定手段に設定されている速度は、上記押し込み部の速度よりも遅く設定されているものである。
【0012】
第2の発明に係る箱詰め装置は、第1の発明において、上記保持部を物品から引き離す方向に移動させる速度を所望の速度に設定可能な速度設定手段を設けたことを特徴とするものである。なお、上記保持部を上記物品から引き離す方向に移動させる速度は、上記押し込み部の速度よりも遅く上記タイミング設定手段で設定することができる。
【0015】
本発明に係る箱詰め装置によると、保持部により挟み込んで保持されている物品を押し込み部により外装箱内に押し込む際に、保持部を予め設定されているタイミングで物品から引き離す方向に移動させることができる。そして、タイミング設定手段により、保持部を上記移動させるタイミングを所望のタイミングに設定することができる。
【0016】
また本発明に係る箱詰め装置によると、保持部を所定のタイミングで物品から引き離す方向に移動させる際に、保持部を予め設定されている速度で移動させることができる。そして、保持部を移動させるその速度を速度設定手段により設定することができる。
【0017】
【発明の実施の形態】
本発明に係る箱詰め方法を使用する箱詰め装置の一実施形態を各図を参照して説明する。図12乃至図15は、この箱詰め装置による箱詰め工程を説明するための図である。各図に示す1は、袋詰め品である。そして、この実施形態に係る箱詰め装置は、図15に示すように、5個の袋詰め品1を段ボールケース(以下、外装箱という。)2内に袋の底を下にして立てた状態で箱詰めするものである。なお、この箱詰め装置によると、袋詰め品1以外に、例えば箱詰め品も外装箱2に箱詰めすることができる。
【0018】
図12において、58は整列コンベアであり、この整列コンベア58に対して導入コンベア4が連接しており、この導入コンベア(供給手段)4によって袋詰め品1が整列コンベア58に移送される。即ち、導入コンベア4によって搬送されてきた袋詰め品1は、整列コンベア58の移送面に設けられている多数枚のフィン(仕切り手段)5によって形成された各ギャップ部6に対して1個ずつ順次供給され、しかも、整列コンベア58の移送面に対して直立した状態で装填される。因みに、整列コンベア58は、2台の第1及び第2ステッピングモータ8a、8bとその制御装置によって、間欠運動を行うように駆動制御されており、その間欠運動は、図12(a)に示すように、導入コンベア4により搬送されてきた1つの袋詰め品1が、1つのギャップ部6に装填されるように設定してある。そして、図には示さないが、整列コンベア58には、6枚で1組をなす4組のフィン5の各グループが第1及び第2の各ステッピングモータ8a、8bにより駆動されており、4つの各グループのフィン5によって袋詰め品1を順次取り出し位置19に搬送することができる。
【0019】
次に、図12(b)に示すように、例えば5個の所定数の袋詰め品1が整列コンベア58のフィン5間の5つの各ギャップ部6に装填されて取り出し位置19に整列すると、フィン5との干渉を避ける為のスリット12が設けられている押し出しプレート11(取り出し手段)が整列コンベア58上に整列している5個の袋詰め品1を押し出し、断面がコ字形の中継ぎ体10を通過させて後述する開閉自在のダンパー板7、7上に供給する(図12(c)参照)。なお、押し出しプレート11は、直動機構55により整列コンベア58上をこの整列コンベア58と直交する水平方向にスライド動作することができる。図12(c)に示す34は、ダンパー板7上に押し出されてきた袋詰め品1を1列に揃えて停止させるためのストッパープレートである。
押し出しプレート11が袋詰め品1を押し出す為のスライド動作は、間欠運動により整列コンベア58が一時的に所定位置に停止している時に行われるように制御されている。また、押し出しプレート11の動作は、上記に限られるものではなく、袋詰め品1の幅、或いは外装箱2内に何列で収納するか等に応じて動作ストローク等を自由に調整することができることとしている。
【0020】
上記のようにして、押し出しプレート11が、袋詰め品1をダンパー板7上の予め定めた位置に押し出すと、この押し出しプレート11は押し出し方向と逆方向に水平にスライドして整列コンベア58の袋詰め品1が取り出されて空になった6枚の各フィン5の手前で一時停止し(図13(a))、しかる後に、各フィン5と干渉しないように更に水平方向にスライドして元の第5の原点位置に戻り、次の押し出し動作の開始まで待機する(図13(b))。
この際、図13(b)に示すように、押し込みプレート13は、第1段目の送りがされて所定の高さまで下降してダンパー板7上の5個の袋詰め品1の上縁を押えて各袋詰め品1の高さを揃える。
【0021】
次に、図13(b)、(c)に示すように、サイド保持装置60のサイドプレート35が水平位置から垂直位置に回転して、ダンパー板7、7上の5個の袋詰め品1の整列コンベア58側の各側縁を押えて各袋詰め品1の幅方向のずれを揃える。更に、ダンパー板7、7上の5個1列の袋詰め品1は、この袋詰め品1の整列方向の両端位置に垂直に設けられた保持プレート9、9によって正面及び背面から挟み込まれてこの保持プレート9、9の押圧力と、ストッパープレート34とサイドプレート35が袋詰め品1をその左側縁と右側縁の両側から押圧する押圧力と、によって保持される(保持状態)。
【0022】
上記のように、保持プレート9、9、ストッパープレート34及びサイドプレート35により袋詰め品1が保持されると、図14(a)に示すように、袋詰め品1の下側に位置する2枚のダンパー板7、7が閉状態(保持位置の状態)から開状態(非保持位置の状態)に駆動する。そして、図10に示す外装箱昇降台17上で待機している外装箱2(図示せず)が、外装箱昇降機構98によって持ち上げられて、袋詰め品1の下方位置に移動する。この外装箱2は、図10に示す搬入コンベア96により搬送されて昇降台17上の所定位置で待機している。図14に示す36は袋詰め品1を外装箱2内に押し込む際に袋詰め品1を案内するための案内部である。
【0023】
次に、図14(b)に示すように、押し込みプレート13の第2段目の送りが行われて下降して5個の袋詰め品1を外装箱2の底に強制的に押し込み、収納することができる。ただし、この押し込みの際に、保持プレート9、9が、拡縮装置16、16(図9参照)によって広がる方向に若干移動して袋詰め品1を挟み込む力を解除する(非保持状態)。そして、図14(c)に示すように、垂直位置にあるサイドプレート35を回転させて元の水平位置に戻し、図15に示すように、開閉装置59を駆動して開状態にあるダンパー板7、7を閉状態にする。
【0024】
しかる後に、袋詰め品1が収納された外装箱2は、元の下降位置まで下降して所定の排出位置に排出され、次の外装箱2がダンパー板7、7の下方位置に供給されると共に、押し込みプレート13が元の上昇位置に戻り、保持プレート9、9が元の開状態に戻る。これで袋詰め品1の箱詰め作業の1サイクルが終了する。以降、上記工程を順次繰り返すことにより箱詰め作業を自動的に繰り返すことができる。
【0025】
次に、図13(c)に示すように、ダンパー板7、7上で整列する5個の袋詰め品1を保持する保持機構部を説明する。保持機構部は、図13(c)及び図9に示すように、保持プレート9、9を駆動する第1及び第2の拡縮装置16、16と、サイドプレート35を駆動するサイド保持装置60と、を備えている。
なお、保持プレート9、9は、請求項1、2に記載の正背面保持部である。そして、サイドプレート35とストッパープレート34は、請求項2に記載の側面保持部である。
第1及び第2の拡縮装置16、16は、整列する袋詰め品1を整列の長さ方向の両端から挟み込む保持プレート9、9を進退駆動する装置である。この2台の拡縮装置16、16は、同等のものであるので、第1の拡縮装置16を説明し、第2の拡縮装置16の説明を省略する。
【0026】
第1の拡縮装置16は、図7に示すように、保持プレート9と、この保持プレート9を進退駆動するための直動機構部(駆動部)63と、保持プレート9の袋詰め品1を挟み込む力を検出する力検出部64と、タイミング設定手段と、速度設定手段と、を備えている。
直動機構部63は、図7(a)に示すように、タイミングベルト式のものである。タイミングベルト65には、往復テーブル66が結合しており、この往復テーブル66はリニアレール67に案内されて往復移動自在である。タイミングベルト65は、従動側タイミングプーリ68aと第1のステッピングモータ61aの回転軸に設けられている駆動側タイミングプーリ68bに掛けてある。第1のステッピングモータ61aが正転、逆転駆動すると、往復テーブル66が往復移動して、この往復テーブル66に伴って保持プレート9が袋詰め品1を挟み込む方向に沿って往復移動する。
ただし、直動機構部63をタイミングベルト式としたが、他の駆動形式のものを使用して保持プレート9を往復移動させてもよい。
【0027】
力検出部64は、図1に示すように、スプリングバネ69、69と第1の押し力センサ70とを備えている。この力検出部64によると、保持プレート9が直動機構部63により駆動されて前進移動して袋詰め品1と当接し、この袋詰め品1を押し付けていくと、スプリングバネ69が圧縮され、予め定めた圧縮力と対応する力が袋詰め品1に掛かったときに第1の押し力センサ70がそのことを検出して検出信号を生成してコントローラ27に出力するものである。
【0028】
即ち、保持プレート9には、図7(a)の正面図、図7(b)の側面図に示すように、その側面に互いに平行する2本の保持軸71、71を設けてあり、各保持軸71は保持軸受72により支持されて軸方向に摺動自在となっている。この2つの保持軸受72、72はL字形部材73に取り付けてあり、L字形部材73は摺動軸74を介して往復テーブル66と結合している。この摺動軸74は、摺動軸受105によって摺動自在に支持されている。また、各保持軸71に取り付けられているスプリングバネ69、69は、そのバネ力によって保持プレート9をダンパー板7、7上の袋詰め品1の側に付勢している。
2本の各保持軸71の保持プレート9と反対側の端部には、保持軸71が保持軸受72から抜け出ないようにするためのストッパー15、15を設けてあり、図7(a)に示す上側のストッパー15(保持軸71の端部)には第1の押し力センサ70を設けてある。
【0029】
第1の押し力センサ70は、フォトマイクロセンサであり、遮光板76により遮光されると検出信号を生成する。この検出信号は、図4に示すコントローラ27に入力して、コントローラ27が第1のステッピングモータ61aの駆動を停止させることができるものである。
遮光板76は、L字形部材73に設けてあり、取付け位置調整機構77によってL字形部材73に対する取付け位置の変更が可能である。
この取付け位置調整機構77によると、ボルト79aとナット79bを緩めた状態で遮光板76を案内軸78に沿って移動させることにより、図7(a)に示す遮光板76と第1の押し力センサ70との間隔を変更することができる。
【0030】
上記のように構成された第1及び第2の拡縮装置16、16によると、図13(c)に示すように、所定のタイミングで第1及び第2の各ステッピングモータ61a、61bが駆動して、袋詰め品1を挟み込む方向に各保持プレート9、9を前進させる。そして、保持プレート9、9が袋詰め品1と当接した状態でも第1及び第2のステッピングモータ61a、61bの駆動が続き、これにより、各往復テーブル66と結合する夫々のL字形部材73がスプリングバネ69を圧縮しながら対応する保持プレート9に接近していく。そして、スプリングバネ69が圧縮されてこのスプリングバネ69の力により予め設定されている適切な力で保持プレート9、9が袋詰め品1を挟み込んだときに、各遮光板76が対応する第1及び第2の押し力センサ70、70を遮光することとなり、第1及び第2の押し力センサ70、70が検出信号を生成する。これにより、対応する第1及び第2のステッピングモータ61a、61bの駆動を停止させることができ、整列する袋詰め品1を予め設定した力で保持プレート9、9により挟み込んで保持することができる。
【0031】
また、図4に示すように、コントローラ27には設定表示部30が接続している。
設定表示部30は、タイミング設定手段と速度設定手段を備えている。このタイミング設定手段及び速度設定手段は、設定表示部30に設けられている操作部を操作することにより所望のタイミング及び速度を設定することができる。
タイミング設定手段は、図13(c)に示すように、保持プレート9、9により挟み込まれて保持されている袋詰め品1を、押し込みプレート13の第2段目の下降移動により外装箱2内に押し込む際に、保持プレート9、9を袋詰め品1から引き離す方向に移動させるタイミング(保持解除開始のタイミング)を設定する手段である。つまり、設定表示部30を操作して所望のタイミング(時間)を設定すると、押し込みプレート13の第2段目の下降の開始時点を基準にしてこの時点からその設定した時間(msec)の経過後に保持プレート9、9を袋詰め品1から引き離す方向に移動させることができる。
勿論、押し込みプレート13の第2段目の下降の開始時点よりも設定した時間だけ前の時点から保持プレート9、9を袋詰め品1から引き離す方向に移動させようにしてもよい。
【0032】
速度設定手段は、タイミング設定手段により設定されたタイミングで保持プレート9、9を袋詰め品1から引き離す方向に移動させる後退速度を所望の速度(m/sec)に設定する手段である。この速度は、設定表示部30を操作して設定することができる。
【0033】
因みに、この箱詰め装置は、
保持プレート9の保持解除の開始のタイミング :100msec
保持プレート9の後退速度 :150mm/sec
保持プレート9の後退加速度 :1.6m/sec2
押し込みプレート13の第2段目の押し込み速度 :1000mm/sec
押し込みプレート13の第2段目の押し込み加速度:8m/sec2
で設定してある。
なお、保持プレート9の後退加速度、押し込みプレート13の第2段目の押し込み速度、及び押し込みプレート13の第2段目の押し込み加速度は、設定表示部30を操作して設定することができる。
【0034】
サイド保持装置60は、袋詰め品1をその整列の長さ方向と直交する幅方向の両側をサイドプレート35とストッパープレート34によって挟み込んで保持する装置である。ストッパープレート34は、本体フレーム37に固定されており、サイドプレート35は、このサイド保持装置60に設けられている第3のステッピングモータ62によって駆動されて揺動する。
サイドプレート35は、図8(a)の正面図に示すように、矩形の板状体であり、取付板80を介して揺動軸81に設けられている。揺動軸81は、両端が回動自在に軸受82、82で支持されており、ベース盤83に取り付けられている。このベース盤83の上面には、サイドプレート35を揺動させるための第3のステッピングモータ62(揺動駆動部)を設けてある。この第3のステッピングモータ62により回転駆動する回転軸には駆動プーリ84を設けてあり、この駆動プーリ84と揺動軸81に設けられている従動プーリ85には、タイミングベルト86を掛けてある。
【0035】
そして、図8(b)に示すように、ベース盤83にはサイドプレート35の揺動位置の原点(第3の原点位置)を検出するための第3の原点位置センサ87を設けてある。この第3の原点位置センサ87は、揺動軸81に固定して設けられている円形のスリット板88に形成してあるスリット88aを検出してサイドプレート35の揺動の第3の原点位置を検出することができる。サイドプレート35の揺動の第3の原点位置は、図8(b)に一点鎖線で示してあり、略水平となる位置である。そして、実線で示す垂直位置に揺動した状態でダンパー板7、7上に整列する5個の袋詰め品1をこのサイドプレート35とストッパープレート34の間に挟み込んで保持することができる。
このサイド保持装置60は、図11に示すように、本体フレーム37に設けられている2本の取付け棒89、89に取り付けて固定してある。
【0036】
上記のように構成されたサイド保持装置60によると、図13(c)に示すように、整列コンベア58上の取り出し位置にある5個の袋詰め品1が押し出しプレート11により押し出されてダンパー板7、7上で整列すると、略水平位置にあるサイドプレート35を90°揺動させて略垂直状態にしてこれら5個の袋詰め品1を、サイドプレート35とストッパープレート34との間に挟み込むことができる。これによって、5個の各袋詰め品1の幅方向(押し出しプレート11の移動方向)のずれを略真っ直ぐに揃えることができる。そして、この挟み込んだ状態で袋詰め品1の整列方向の両端を保持プレート9、9により挟み込むので、整列する袋詰め品1の塊の4つの各面を保持プレート9、9、サイドプレート35、及びストッパープレート34により挟み込んで保持することとなり、その結果、この5個の袋詰め品1の縁部(例えばヒートシール部)や角部が外装箱2のフラップ2aや側壁の上縁に引っ掛かることがなく、袋詰め品1を外装箱2内に確実に挿入することができる。
【0037】
次に、押し込み装置106を説明する。押し込み装置106は、図14に示すように、保持プレート9、9、サイドプレート35、及びストッパープレート34により保持されている5個の袋詰め品1を、押し込みプレート13を下降させることによって外装箱2内に押し込むことができるものである。
押し込み装置106は、図11に示すように、タイミングベルト式のものである。このタイミングベルト107には、昇降テーブル109が結合しており、この昇降テーブル109はリニアレール110に案内されて昇降移動自在である。タイミングベルト107は、従動側タイミングプーリ108aと第3のステッピングモータ62の回転軸に設けられている駆動側タイミングプーリ108bに掛けてある。第3のステッピングモータ62が正転、逆転駆動すると、昇降テーブル109がリニアレール110に沿って昇降移動して、この昇降テーブル109に伴って押し込みプレート13が袋詰め品1を押し込む方向に沿って昇降移動する。押し込み装置106は、本体フレーム37に設けてある。
【0038】
また、この押し込み装置106は、コントローラ27により駆動制御されて、押し込みプレート13を第1段目の送りと第2段目の送りの2段階で下降させる構成となっている。このコントローラ27は、予め記憶部28に記憶されている所定のプログラムに従って押し込み装置106を駆動制御している。
押し込みプレート13の第1段目の送りは、図13(b)に示すように、整列コンベア58上の5個の袋詰め品1がダンパー板7、7上に搬送された後であって、この袋詰め品1が保持プレート9、9により両側から挟み込まれる前の段階で行われる。押し込みプレート13の第1段目の送りは、上昇位置にある押し込みプレート13が袋詰め品1をその上から所定の強さで押さえる第1段目の高さまで下降して停止するまでの送りである。
【0039】
押し込みプレート13の第2段目の送りは、図14に示すように、押し込みプレート13の第1段目の送りが終了し、整列する5個の袋詰め品1が保持プレート9、9、サイドプレート35、及びストッパープレート34により挟み込まれて保持された状態で、ダンパー板7、7が開放した後に行われる。押し込みプレート13の第2段目の送りは、押し込みプレート13が第1段目の高さからこれら整列する袋詰め品1をその上から押さえて外装箱2の底まで押し込む第2段目の高さまで下降して停止するまでの送りである。
【0040】
次に、この箱詰め装置の電気回路を図4に示すブロック図を参照して説明する。箱詰め装置は、コントローラ(制御手段であるCPU)27を備えており、このコントローラ27は、記憶部28に予め記憶されているプログラムに従って各種演算処理を行うと共に、保持プレート9、9を進退移動させるための第1及び第2のステッピングモータ61a、61b、サイドプレート35を揺動動作させるための第3のステッピングモータ62、及び押し込みプレート13を昇降させるための第4のステッピングモータ111等の各種駆動部を駆動することができるものである。
コントローラ27と接続する設定表示部30は、例えば保持プレート9、9の保持解除の開始のタイミング、保持プレート9、9の後退速度及び後退加速度、押し込みプレート13の第2段目の押し込み速度及び押し込み加速度、並びに押し込みプレート13の第1及び第2段目の下降高さを設定することができ、更に、各駆動部の動作タイミング及び動作量等を設定することができるものである。
【0041】
また、コントローラ27には、第1の原点位置センサ70、第2の原点位置センサ70、第3の原点位置センサ87、第4の原点位置センサ112、第5の原点位置センサ42、取り出し位置センサ31が接続しており、更に、パルス発信器32a、32b、38、113、ドライバ39a、39b、40、114、第1乃至第4のステッピングモータ61a、61b、62、111、記憶部28、及び図には示さないがこの箱詰め装置に設けられている例えば整列コンベア58のステッピングモータ8a、8b及び各種センサ等が接続している。
【0042】
第1及び第2の原点位置センサ70、70は、第1及び第2の各拡縮装置16、16に設けられている保持プレート9、9が後退位置にある第1及び第2の各原点位置を検出するためのセンサであり、第1及び第2の各原点位置を基準にして対応する各保持プレート9、9を所定の移動長さだけ進退移動させることができる。
第3の原点位置センサ87は、サイドプレート35が水平な状態にある第3の原点位置を検出するためのものである。
【0043】
第4の原点位置センサ112は、押し込みプレート13の第4の原点位置(上昇位置にある状態)を検出するためのセンサであり、第4の原点位置を基準にして押し込みプレート13を所定の移動長さだけ昇降移動させることができる。
【0044】
第5の原点位置センサ42は、図12(b)に示すように、押し出しプレート11が整列コンベア59の後方に後退している第5の原点位置にあるときにこの押し出しプレート11を検出するためのものである。第5の原点位置にある押し出しプレート11が検出されると、取り出し位置19にあるフィン5のグループが保持している袋詰め品1を押し出して取り出すことができる。
【0045】
取り出し位置センサ31は、整列コンベア58のフィン5の1つのグループに所定数の例えば5個の袋詰め品1が供給されて、そのフィン5のグループが袋詰め品1が取り出される取り出し位置19の方向に搬送されたときに、そのフィン5のグループを検出して、図12(b)に示す取り出し位置19に停止させるためのものである。
各パルス発信器32a、32b、38、113は、コントローラ27により指示された数のパルスを発信するものであり、各ドライバ39a、39b、40、114は、この発信されたパルスに応じた回転角度だけ対応する各第1乃至第4のステッピングモータ61a、61b、62、111を回転駆動させるものである。
【0046】
上記のように構成された箱詰め装置の保持機構部(拡縮装置16、16及びサイド保持装置60)及び押し込み装置106の動作を図5及び図6に示すフローチャート、並びに図1及び図2を参照して説明する。図5及び図6のフローチャートに示す処理は、記憶部28に予め記憶されているプログラムに従ってコントローラ27が行う。まず、袋詰め品1が整列コンベア58に供給されて、この供給された袋詰め品1を保持するフィン5のグループが図12(b)に示す取り出し位置19に停止しているか否か、及び押し出しプレート11が第5の原点位置に戻っているか否かを判定し(S100、S102)、いずれもYESと判定したときに押し出しプレート11を進退駆動させる(S104)。これにより、フィン5のグループに保持されている5個の袋詰め品1をダンパー板7、7上に押し出すことができる。そして、押し出しプレート11による所定回数の押し出しが完了したか否かを判定する(S106)。
ここで、この実施形態では、図13(c)に示すように、ダンパー板7、7上に押し出された1列(5個)の袋詰め品1を1つの外装箱2に箱詰めすることとしているので、所定回数を1回として設定してある。ただし、ダンパー板7、7上に5個の袋詰め品1を2回押し出して2列(合計10個)をなす袋詰め品1を保持プレート9、9により挟み込んで1つの外装箱2に箱詰めする場合は、所定回数を2回として設定する。この場合は、ダンパー板7、7上に5個の袋詰め品1が2回押し出されるまで待って、2回押し出された時にYESと判定する。
【0047】
しかる後に、押し出しプレート11が第5の原点位置に戻る方向に移動中であって所定の戻り位置にあるか否かを判定し(S108)、所定の戻り位置に移動しておりYESと判定したときは、第4のステッピングモータ111を駆動させて押し込みプレート13を、図13(b)に示すように、第1段目の下降位置に下降させる(S110)。
ここで、図13及び図14に示す押し込みプレート13及び保持プレート9、9等の動作を図1及び図2を参照して更に詳細に説明する。図1(a)は、図13(a)と対応し、図1(b)は、図13(b)と対応している。
次に、第3のステッピングモータ62を駆動させて、図1(c)に示すように、水平位置にあるサイドプレート35を垂直位置に揺動させ、この状態で、第1及び第2のステッピングモータ61a、61bを駆動させて、図1(d)に示すように、袋詰め品1を、その整列方向の両側から保持プレート9、9によって挟み込んで保持する(S110)。
【0048】
このように、ダンパー板7、7上に整列する袋詰め品1に対して、まず、押し込みプレート13の第1段目の送りを行って袋詰め品1を上から押えると共に、サイドプレート35及びストッパープレート34により両側から挟み込んで保持し、この状態で袋詰め品1を保持プレート9、9により挟み込んで保持するので、保持プレート9、9により挟み込んだときに、整列する袋詰め品1のうち特に中央部辺りに位置するものがせり上がることを押し込みプレート13により規制することができるし、幅方向への飛び出しをサイドプレート35及びストッパープレート34により規制することができる。これにより、袋詰め品1を整列させた状態できちんと外装箱2内に挿入できるようにすることができる。
【0049】
次に、図2(a)に示すように、外装箱2をダンパー板7、7の下方位置に上昇させて、ダンパー板7、7を開状態に駆動する(S112)。しかる後に、図2(b)、(c)に示すように、袋詰め品1の上部と当接する押し込みプレート13の第2段目の送りを行って袋詰め品1を外装箱2の底に強制的に押し込むと共に、押し込みプレート13の第2段目の送りが開始した時から100msec経過した時に(所定のタイミングで)、所定の速度(150mm/sec)及び加速度(1.6m/sec2 )で保持プレート9、9を開方向に後退させる(S114)。これ以降のステップS116等の動作手順は、図14(c)及び図15を参照して説明した通りであるので省略する。
【0050】
このように、押し込みプレート13の第1段目の送りを行った後に第2段目の送りによって保持プレート9、9により保持されている袋詰め品1を外装箱2内に挿入しているので、この押し込みプレート13の第2段目の送りの開始時点を基準にして保持プレート9、9を適切なタイミングで開放することが可能であり、従って、押し込みプレート13による衝撃を袋詰め品1に与えることなくこれら袋詰め品1を優しく箱詰めすることができる。
【0051】
そして、設定表示部30を操作することにより、保持プレート9、9により挟み込んで保持されている袋詰め品1を押し込みプレート13により押し込む際の、保持プレート9、9を開方向に後退移動させるタイミングを所望の適切なタイミングに設定を変更することができるので、袋詰め品1に傷を付けずに外装箱2内に確実に挿入できるようにすることができる。。
つまり、図3に示すように、押し込みプレート13の第2段目の送りの開始時点から保持プレート9、9の開放の開始のタイミングが早過ぎると、袋詰め品1が外側に広がり押し込みプレート13と案内部36との間に挟まれた状態となり、袋詰め品1を外装箱2内に挿入することができないという不具合が生じるし、そのタイミングが遅過ぎると、袋詰め品1と保持プレート9、9との摩擦力により袋詰め品1に傷を付けたり破損させるという不具合が生じるが、このような不具合を解消することができる。
【0052】
また、保持プレート9、9を上記所定のタイミングで袋詰め品1から引き離す方向に移動させる際に、保持プレート9、9を予め設定されている適切な後退速度(150mm/sec)、及び後退加速度(1.6m/sec2 )で移動させることができ、更に、押し込みプレート13を予め設定されている第2段目の適切な押し込み速度(1000mm/sec)、及び押し込みプレート13の第2段目の適切な押し込み加速度(8m/sec2 )で移動させることができる。これにより、保持プレート9、9を袋詰め品1から引き離す適切なタイミングの設定との調和によって、袋詰め品1に傷を付けたり破損させることなく、綺麗に整列した状態で外装箱2に詰めることができる。
これら保持プレート9、9の後退速度、及び後退加速度、並びに、押し込みプレート13の第2段目の押し込み速度、及び押し込み加速度は、設定表示部30を操作して設定することができるので、形状や性状等が異なる袋詰め品1でもそれに応じた適切な値を設定することができ、これによって、それら袋詰め品1を綺麗に整列した状態で外装箱2に詰めることができる。
【0053】
ただし、上記実施形態では、図12及び図13に示すように、袋詰め品1を1列に5個並べたが、5個以外の他の所定の複数個とすることができる。そして、袋詰め品1を1列にして外装箱2に収納したが、2以上の所定の列とすることができる。また、1列に5個並べて1段詰めとしたが複数段とすることができる。なお、このように袋詰め品1の1列の個数、列数、及び段数を変更する場合は、押し出しプレート11の形状、保持プレート9と9の間隔、押し込みプレート13の昇降ストローク、及びそれらの動作タイミング等を必要に応じて変更することとする。
【0054】
そして、上記実施形態では、図12に示すように、袋詰め品1を1個ずつ導入コンベア4より整列コンベア58に供給して、整列コンベア58上に袋詰め品1を1列で5個整列する構成としたが、図には示さないが、袋詰め品1を例えば2個以上の所定個数ずつ横1列に並べた状態で導入コンベア4より整列コンベア58に供給して、袋詰め品1を2個以上の所定個数ずつフィン5どうしのギャップ部6に夫々投入し、2以上の所定の列に整列させる構成としてもよい。その場合、押し出しプレート11及び保持プレート9、9の形状、及びそれらの動作タイミング等を必要に応じて変更することとする。
【0055】
また、上記実施形態では、図1(a)、(b)に示すように、まず、押し込みプレート13の第1段目の送りを行い、しかる後にサイドプレート35を垂直位置に揺動させて袋詰め品1を押さえたが、これに代えて、まず、サイドプレート35を垂直位置に揺動させて袋詰め品1を押さえ、しかる後に押し込みプレート13の第1段目の送りを行ってもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施形態に係る箱詰め装置に設けられている保持プレートの拡縮装置、サイド保持装置、及び押し込み装置の動作手順を示す図であり、(a)は袋詰め品がダンパー板上に押し出された状態を示す正面図及び側面図、(b)は押し込みプレートが第1段目の下降を行った状態を示す正面図及び側面図、(c)はサイドプレートが保持状態に移動している正面図及び側面図、(d)は保持プレートが袋詰め品を挟み込んだ状態を示す正面図及び側面図である。
【図2】同実施形態の保持プレートの拡縮装置、サイド保持装置、及び押し込み装置の動作手順を示す図であり、(a)はダンパー板が開いた状態を示す正面図及び側面図、(b)は保持プレートが開き押し込みプレートが第2段目の下降を行っている状態を示す正面図及び側面図、(c)は保持プレートが開き押し込みプレートが第2段目の下降を終了した状態を示す正面図及び側面図である。
【図3】同実施形態の保持プレートの開くタイミングが早過ぎたために袋詰め品が案内部に引っ掛かっている状態を示す図であり、(a)は正面図、(b)は側面図である。
【図4】同実施形態に係る箱詰め装置の電気回路を示すブロック図である。
【図5】同実施形態に係る拡縮装置、サイド保持装置、及び押し込み装置の動作手順を示すフローチャートである。
【図6】同実施形態に係る拡縮装置、サイド保持装置、及び押し込み装置の動作手順を示すフローチャートである。
【図7】同実施形態の保持プレートの拡縮装置を示す図であり、(a)は正面図、(b)は側面図である。
【図8】同実施形態のサイド保持装置を示す図であり、(a)は正面図、(b)は側面図である。
【図9】同実施形態に係る箱詰め装置の平面図である。
【図10】同実施形態に係る箱詰め装置の正面図である。
【図11】同実施形態に係る箱詰め装置の側面図である。
【図12】同実施形態に係る箱詰め装置による箱詰め手順を示す図であり、(a)は袋詰め品を整列コンベア上に供給する状態を示す斜視図、(b)は袋詰め品が整列コンベア上に整列した状態を示す斜視図、(c)は押し出しプレートが袋詰め品を押し出した状態を示す斜視図である。
【図13】同実施形態に係る箱詰め装置による箱詰め手順を示す図であり、(a)は押し出しプレートが整列コンベアの手前で停止している状態を示す斜視図、(b)は押し出しプレートが第5の原点位置に戻った状態を示す斜視図、(c)は袋詰め品が保持プレートとサイドプレートによって挟み込まれた状態を示す斜視図である。
【図14】同実施形態に係る箱詰め装置による箱詰め手順を示す図であり、(a)は外装箱が上昇しダンパー板が開いた状態を示す斜視図、(b)は押し込みプレートが下降し保持プレートが開いた状態を示す斜視図、(c)は袋詰め品が外装箱内に押し込まれた状態を示す斜視図である。
【図15】同実施形態に係る箱詰め装置による箱詰め手順を示しダンパー板が閉じる方向に移動する状態を示す図である。
【図16】従来の箱詰め装置による箱詰め手順を示す図であり、(a)は袋詰め品が整列コンベア上に整列した状態を示す斜視図、(b)は押し出しプレートが袋詰め品を押し出した状態を示す斜視図である。
【図17】同従来の箱詰め装置による箱詰め手順を示す図であり、(a)は外装箱が袋詰め品を覆う状態を示す斜視図、(b)は袋詰め品が収納された外装箱を保持プレートから引き離す状態を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 袋詰め品
2 外装箱
9 保持プレート(正背面保持部)
13 押し込みプレート
16 保持プレートの拡縮装置
27 コントローラ
30 設定表示部
34 ストッパープレート(側面保持部)
35 サイドプレート(側面保持部)
58 整列コンベア
60 サイド保持装置
61a、61b ステッピングモータ(駆動部)
62 ステッピングモータ
106 押し込み装置
111 ステッピングモータ

Claims (1)

  1. 予め定めた数の物品を整列させ、この整列させた物品を保持部により挟み込んで保持し、しかる後に、上記保持部に保持されている物品に上記各物品の整列方向に沿って接触するように、移動してきてかつ上記各物品を非吸引である押し込み部により、上記各物品を間に挟んで上記押し込み部と反対側に位置する外装箱に、上記各物品を押し込むと共に、この押し込み部による物品の押し込みの際に、上記保持部を予め設定されているタイミングで物品から引き離す方向に移動させる構成の箱詰め装置において、
    上記タイミングを所望のタイミングに設定可能なタイミング設定手段と、上記保持部を物品から引き離す方向に移動させる速度を所望の速度に設定可能な速度設定手段とを設け、上記タイミング設定手段に設定されている上記タイミングは、上記押し込み部が上記物品に接触した時点を基準として、この接触した時点よりも後になるように、設定され、上記速度設定手段に設定されている速度は、上記押し込み部の速度よりも遅く設定されている箱詰め装置。
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