JP4235234B2 - 静止ホイールカバー並びに静止ホイールカバーを使用した移動体 - Google Patents

静止ホイールカバー並びに静止ホイールカバーを使用した移動体 Download PDF

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Description

本発明は、乗用車、トラック、バス等を含む移動体の走行時も回転しない静止ホイールカバー並びに静止ホイールカバーを使用した移動体に関し、特に内部においてマウント部の脱着が容易な静止ホイールカバー並びに静止ホイールカバーを使用した移動体に関する。
自動車のホイールとして装着されながら、走行時も回転しないホイールカバーとして静止型ホイールカバーが提案されている。静止型ホイールカバーに絵や写真や文字が記載されていても走行中でも他者からこれらの絵や写真や文字が回転することなく認識できるため広告用途としては極めて有用性が高い。
この静止型ホイールカバーはすでに幾つか提案されており、例えば特許文献1では「自動車のホイールの中心部に中央部が位置するように該ホイールに固定的に取付けられた固定側取付具と、この固定側取付具の中央部に軸受を介して回転可能に取付けられた少なくとも一側面に一方の係止部が、先端部に取り外し用傾斜面が形成された可動側取付具と、この可動側取付具の先端部に自重により回動できるように取付けられた重りと、前記可動側取付具が挿入され、一方の係止部と係止される他方の係止部が形成された嵌合部材が内壁面に取付けられた前記ホイールとの間に隙間を有するように取付けられた円盤状のホイールカバー本体と、このホイールカバー本体の背面に突出するように形成された使用時に該ホイールカバー本体が抜け脱方向に移動した場合に、前記重りと当接して抜け脱を阻止することができるとともに、取り外し時に重りを上部に位置させ抜き取る場合に前記可動側取付具の取り外し用傾斜面によって通過可能なリング状の抜け脱阻止片とからなる」として、固定側取付具と可動側取付具とは別に重りを有することでホイールを静止させる発明が提案されている。
さらに、特許文献2では「可動側取付具とホイールカバー本体が外れやすくなるため、ホイールカバー本体にロック機構を取付けるという課題が生じている。これに対して、固定具側取付具と、可動側取付具の外周部寄りの部位に取り付けられた位置決め係止片とからなる可動側取付具と、ホイールカバー本体に形成されたノーズの開口部20を後方に位置させ、可動側取り付けの外周部に形成された複数個の係合凹部内に取り込み、位置決め係止片を開口部の他端側に回動させると係止する複数個の係止片と、位置決め係止片をホイールカバー本体に係止させる位置決め係止片係止手段」とから構成されているので、ホイールカバー本体を可動側取付具に容易かつ確実に嵌合固定することができる発明が提案されている。
特許第3170592号公報 国際公開第2005/51680号パンフレット
従来の静止型ホイールカバーでは静止ホイールカバー側に接続される可動側取付具の形状が、円盤型や板状型であるために、ホイール側に接続する固定側取付具すなわち、マウントを遮蔽してしまい、ホイール側へのボルトのネジ止め固定やタイヤの交換時にこれらの遮蔽を避けて締結するために、これらの交換等の作業が煩雑なものとなっている。
また、従来の静止型ホイールカバーでは、ホイールを静止させるために、専ら重りが使用されている。これらの重りは、可動側取付具や固定側取付具とは別個の部品であるため、静止型ホイールカバーの部品数を増大させている。
さらに、静止ホイールカバーは広告の掲載を行う場合が多い。この場合には、広告を掲載するために、平坦でより広い面積の確保できる静止ホイールカバーが好まれる。
加えて、交通安全上の観点からも、突起物のないより平坦性の高い静止ホイールカバーであることが望ましい。
一方、ホイールカバーとしては、燃費が向上するなど経済的には、より軽量であることが必要である。そこで、平坦で凹凸のない形状とするには静止ホイールカバーの形状を薄型化することが好ましい。しかしながら、樹脂材料で作成する場合は、静止ホイールカバー等の大きさの程度の成型品である場合に、樹脂の厚みを一定以下の厚みをさらに薄型化するのは難しく、強度を保ちつつ薄型化を同時に解決するのは困難である。
そこで、本発明の目的は、ホイール側へのボルトのネジ止め固定やタイヤの交換を容易にし、静止ホイールカバー全体の部品数を削減する静止ホイールカバー並びに静止ホイールカバーを使用した移動体を提供することにある。
前記の課題を解決するために本発明に係る静止ホイールカバーは、移動体のホイールに固定されるマウントと、前記マウントとベアリングホルダを介してベアリングの内輪と連結される軸受部と、ベアリングカバーによってベアリングの外輪と接続されて中心から複数方向に延在するアーム部と少なくとも2本の前記アーム部を弧状に連結する連結部及びストッパレバーを備えるアンカープレートと、前記アンカープレートをストッパレバーで回転させて固定されるディスクボードとを備え、前記アンカープレートは、アーム部が3本である
ストッパレバーは、ディスクボードのサイズに合わせて複数個の貫通口が設けられることを特徴とする。
また、マウントの軸受側の接合部に設けるボルト貫通孔のテーパ角を貫通させるセンタボルトのテーパ角より小さい値に設定することを特徴とする。
加えて、軸受部は、マウントとベアリングホルダとの間にスペーサを挿入することを特徴とする。
さらに、ディスクボードは、ハニカムリブ構造の円盤から形成されることを特徴とする。
更に本発明に係る移動体は、ホイールに固定されるマウントと、前記マウントとベアリングホルダを介してベアリングの内輪と連結される軸受部と、ベアリングカバーによってベアリングの外輪と接続されて中心から複数方向に延在するアーム部と少なくとも2本の前記アーム部を弧状に連結する連結部及びストッパレバーを備えるアンカープレートと、前記アンカープレートをストッパレバーで回転させて固定されるディスクボードとを備え、前記アンカープレートは、アーム部が3本である静止ホイールカバーを装着した車輪を有する。
ストッパレバーは、ディスクボードのサイズに合わせて複数個の貫通口が設けられることを特徴とする。
また、マウントの軸受側の接合部に設けるボルト貫通孔のテーパ角を貫通させるセンタボルトのテーパ角より小さい値に設定することを特徴とする。
さらに、軸受部は、マウントとベアリングホルダとの間にスペーサを挿入することを特徴とする。
加えて、ディスクボードは、ハニカムリブ構造の円盤から形成されることを特徴とする。
ここで、移動体とは、普通自家用車や軽自動車などの乗用車やタクシーやバス、トラックなどの商用車のいずれの自動車が一般的であるが、自転車や三輪車、車椅子、リヤカーなどの軽車両や、原動機付き自転車、二輪車等も当然含まれる。さらに、ピザの宅配のような運搬用三輪バイク、ゴルフカート、ベビーカー、セグウェイ(登録商標)、観光用人力車など、車輪付きの移動体の「車輪」であれば何でも対象となることはいうまでもない。
本発明に係る静止ホイールカバーを用いることで、静止ホイールカバー側に接続される可動側取付具が、ホイール側に接続する固定側取付具すなわち、マウントを遮蔽することなく作業ができるために、マウントのネジ止め固定が容易となる。
さらに、本発明に係る静止ホイールカバーを用いることで、各部品が複数の機能を果たすことで構造が単純となり、部品数を削減して製造コストを低下させることができる。
加えて、本発明に係る静止ホイールカバーを用いることで、ハニカムリブ構造を採用することにより薄型でありながら強度を高くすることが可能になる。
さらに、ストッパレバーにディスクボードのサイズに合わせて複数の貫通口を設けることでホイールサイズの異なる車輪に対しても、一つのストッパレバーで様々なサイズのタイヤに採用できる。
以下に、この発明の実施形態例を、図面を用いて説明する。
実施例1として図1乃至図7及び図16を用いて、本発明に係る静止ホイールカバー2について説明する。この静止ホイールカバー2は、普通自家用車や軽自動車などの乗用車やタクシーやバス、トラックなどの商用車のいずれの自動車のホイールに装着可能なものである。
この静止ホイールカバー2は、自動車4のホイール6に固定されるマウント8と、前記マウント8とベアリングホルダ10を介してベアリング12の内輪と連結される軸受部14と、ベアリングカバー36によってベアリング12の外輪と接続されて中心から3方向にのみ延在するアーム部18と少なくとも2本の前記アーム部18を弧状に連結する連結部20及びストッパレバー16を備えるアンカープレート22と、前記アンカープレート22をストッパレバー16で回転させて固定されるディスクボード24とから構成される。
アンカープレート22は、アーム部が3本であることを特徴とする。
マウント8は、縁部の幅が広い皿形状に構成され、縁部にはホイールと静止ホイールカバーを結合させるホイールボルトを固定するために複数個の貫通口が開口している。また、マウント8の皿形状の底の部分にはベアリングホルダ10とマウント8とを固定するためのセンタボルト26用の軸受接合用貫通口28が開口される。マウント8の縁部は最外周部に折返しリムが設置される。
図4に示すように軸受接合用貫通口28は、その端面にテーパが形成される。一方、センタボルト26のねじ頭にもテーパが形成され、センタボルト26のテーパ角が軸受接合用貫通口28のテーパ角より大きく設定する。このように構成することで、センタボルト26の中心が、軸受接合用貫通口28の中心に常に設定されるように自動調心される。軸受接合用貫通口28の中心が常に設定されるようにするために、センタボルトに代わって、ネジ棒と側面にテーパが設けられたテーパ付ナットを用いることは設計変更の範囲内である。
軸受部14は、マウント8に隣接して筒型のセンタスペーサ30と、前記センタスペーサ30に隣接して係止用のワッシャであるセンタボルトスプリングロックワッシャ32と、センタスペーサ30の外周にディスクボード24をアンカープレート22に固定するためのレバーであるストッパレバー16が配置される。
このストッパレバー16は皿形状のベアリングカバー36にネジ止め固定され、このベアリングカバー36とアンカープレート22の間にベアリング12とロケーティングスナップリング38が挿入される。
ストッパレバー16は、アンカープレート22を回転させてディスクボード24に装着する場合と、脱着する際のレバーである。
ストッパレバー16は、図7に示すようにタイヤのサイズに合わせて複数の形態をとりうる。図7(a)は、アンカープレート22との結合部が単一の円形の貫通口62と外周部60とから構成され、その支点は本発明の静止ホイールカバー2の中心に位置するため操作が安定する。この場合は、スットパレバーの伸縮長さを超える複数のサイズのディスクカバーに対応することはできない。
図7(b)は、アンカープレート22との結合部が2つの円形の貫通口66、68とが重なって開口し、外周部64も貫通口66、68を8の字形状に囲うように構成される。異なる2つのサイズのディスクボードに対応することができる。
図7(c)は、さらに貫通口が3個存在するストッパレバー16が配置されて、貫通口70、72、74が配置される。3サイズのディスクボードに対応可能である。これらの貫通口70、72、74を外周部76が囲うよう構成される。
図2によれば、ストッパレバー16の結合部とは逆側にグリップ34が設けられる。グリップ34は、タイヤ及びホイールの大きさによってストッパレバー16の長さが変更となるため、常にディスクボードの外周部に位置し、かつ、グリップ34の摺移動により長さが変更となる。
さらに、グリップ34が静止ホイールカバー2のディスクボード24の裏面に突設される一対のグリップ係止部58間に挟持されて固定される。ディスクボード交換時は逆にグリップ34がグリップ係止部58の挟持から開放される。
なお、グリップ34にはグリップ突設部35を備える。このグリップ突設部35がディスクボード24裏面に接するために、グリップ34全体がディスクボード24裏面に接する事を防ぎ、操作性を向上させている。
ベアリング12の内周にセンタボルト26をネジ止めするためのベアリングホルダ10が挿入される。以上のマウント8よりベアリングホルダ10からなる軸受部14の中心をセンタボルト26が貫通する。
このセンタボルト26は、センタスペーサ30とセンタボルトスプリングロックワッシャ32と、ベアリングホルダ10に固定されベアリング12の内輪と共に回転する。
一方、ベアリングカバー36とベアリング12の外輪とアンカープレート22とディスクボード24が一体化されるので、これらのディスクボード24が回転するのが阻止される(図3)。
アンカープレート22は、中心にベアリング12の内輪より直径の大きい開口部40が設けられ、開口部40の外周にベアリング12の外輪が係止される段部42が設けられる。アンカープレート22はその中心から120度間隔で3方向にアーム部18が延在する。アーム部18の先端には、ディスクボード24の係止部が係止するための開口部44が開口する。
また、3本のアーム部18のうち、使用時に鉛直方向の下側に位置する2本のアーム部18同士の間に弧状に連結される連結部20が設けられる。アンカープレート22は、ディスクボード24と係止して結合する。アーム部18と連結部20は、互いにその間が空間であるため、アンカープレート22を外すことなくマウント8のネジ止め固定等が可能である(図5(a))。また、アンカープレート22では、連結部20の存在により、特になんら部品を追加することなく、アンカープレート22とディスクボード24の重心を低下させて、ディスクボード24の回転を停止させることが可能となる。
ディスクボード24は、端部にリブ46が設けられた円盤状のディスクであり、その一端部が気流を通過させるために切り欠50が設けられている。ディスクボード24の表面は金属もしくは樹脂で形成されて平坦面が形成される。
一方、ディスクボード24の裏面には一部を除き全面にハニカム構造のリブ48が設けられる。このハニカム構造の採用によって、ディスクボード24の強度が向上したため、薄型化を容易に採用することができる(図4)。
さらに、切り欠50を水平方向横向きに配置した際に、ディスクボード24の中心から放射状に6方向にハニカム構造を設けないアンカープレート配置部52が設けられる。アンカープレート配置部52は、アンカープレート22のアーム部18を上向きに装着した場合と、下向きに装着した場合にアンカープレート22の端部の開口部44に対応する位置に下向きに押圧するように、ディスクボード24の裏面から突設されて中心方向に折り曲げられて水平方向に水平部が突設されて、この水平部55からディスクボード24方向に半球形状の下向き押圧部が設けられる。又その脇に開放用スペース57が設けられている。
加えて、ディスクボード24のハニカム構造のリブ48の一部に円周の一部から切り欠きへ向けて気流を整流するためのリブ56が設けられる。
また、ディスクボード24の裏面の切り欠50の近傍にストッパレバー16のグリップ34を係止するためのグリップ係止部58が突設される。
続いて本発明に係る静止ホイールカバー2の動作について図2と図6を用いて説明する。先ず、ベアリング12内にベアリングホルダ10を挿入してロケーティングスナップリング38で固定する。これをアンカープレート22とベアリングカバー36で挟みこみ、ストッパレバー16を重ねてベアリングカバー36の4隅に相当する位置でネジ止め固定する。
このネジ止め固定したものに対して、マウント8とセンタスペーサ30とセンタボルトスプリングロックワッシャ32を重ねてセンタボルト26で貫通させてベアリングホルダ10で固定する。これによって、マウント8からアンカープレート22が一体化する。
この状態でマウント8を図5(a)、(b)、図6に示すようにホイール6にホイールボルトで固定する。このとき、図5(a)に示すようにマウント8のホイールボルトはアンカープレート22のアーム18との干渉が少なく、ボルトのネジ締めが容易であることが明らかである。ホイールボルトのネジ締めによってアンカープレート22までが、ホイール6に固定される。
次に、ディスクボード24の開放用スペース57にアンカープレート22の開口部44が一致するように重ねあわせ、ディスクボード24について中心を軸に右側へ回転させることで、開口部44がディスクボード24方向に半球形状の下向き押圧部と係止されて固定される。ここで、ディスクボード24が回転していても、アンカープレート22の連結部20が鉛直下部となるように戻る。また、ディスクボード24の切り欠50は必ず進行方向に対して反対側となるように設定される。
この状態で自動車を走行させると、ディスクボード24とタイヤ5やホイール6との間に気流が生じるが、いずれも気流を整流するためのリブ56によって整流されて、切り欠50から気流が流れる。また、自動車の走行によるホイールの回転は、ベアリング12で遮断されるため、ディスクボード24は、常に切り欠50を進行方向と逆方向となるように静止する。
以上の構成により、静止ホイールカバー側に接続される可動側取付具が、ホイール側に接続する固定側取付具すなわち、マウントを遮蔽することなく作業ができるために、マウントのネジ止め固定が容易となる。
さらに、各部品が複数の機能を果たすことで構造が単純となり、部品数を削減して製造コストを低下させることができる。
加えて、ハニカムリブ構造を採用することにより薄型でありながら強度を高くすることが可能になる。
実施例1では5穴のマウント8について説明したが、ホイールや車種によって当然装置の金具は変更が必要となる。マウント8に変わって採用されうるマウントを図8より図15に示す。特にマウントは6穴の場合もあり、さまざまなマウントで対応可能であり、図8から図15に示す。図8、9では2穴マウントを示し、図10、図11および図12では3穴のマウントでありアーム形式が採用されている。図13も3穴であるがセンターの指示部の形状が円形である。図14、15は多数個穴用のマウントであり、図14に5穴マウント、図15に6穴マウントを示す。図16は、本発明の静止ホイールカバー2を自動車の前後のホイールに装着させて適用した実施例である。
なお、移動体については、実施例1および2では自動車を中心に説明したが、車輪を有するものであれば自動車のみに限定されるものではなく、普通自家用車や軽自動車などの乗用車やタクシーやバス、トラックなどの商用車のいずれの自動車が一般的であるが、自転車や三輪車、車椅子、リヤカーなどの軽車両や、原動機付き自転車、二輪車等も当然含まれる。さらに、ピザの宅配のような運搬用三輪バイク、ゴルフカート、ベビーカー、セグウェイ(登録商標)、観光用人力車など、車輪付きの移動体の「車輪」であれば何でも対象となることはいうまでもない。
本発明に係る静止ホイールカバー2の採用によりホイール6の外形が平坦化することで、ホイールの凹凸に起因する事故などを未然に防止することとなる。
また、脱着が容易で静止ホイールカバー2の平坦部の多いものについて広告に十分活用が可能である。
本発明に係る実施例1に示される静止ホイールカバーの全体構成図である。 本発明に係る実施例1に示される静止ホイールカバーの組立図である。 本発明に係る実施例1に示される静止ホイールカバーにおけるアンカープレートの組立図である。 本発明に係る実施例1に示される静止ホイールカバーの縦断面図である。 本発明に係る実施例1に示される静止ホイールカバーをタイヤに装着した際の構成図であって、(a)ディスクボードを透視したもの、(b)ディスクボードを可視としたものである。 本発明に係る実施例1に示される静止ホイールカバーをタイヤに装着した際の縦断面図である。 本発明に係る実施例1に示される静止ホイールカバーのストッパレバーの構成図であって、(a)1ホール型ストッパレバー、(b)2ホール型ストッパレバー、(c)3ホール型ストッパレバーの各構成図である。 本発明に係る実施例2に示される静止ホイールカバーのマウントの構成図である。 本発明に係る実施例2に示される静止ホイールカバーのマウントの構成図である。 本発明に係る実施例2に示される静止ホイールカバーのマウントの構成図である。 本発明に係る実施例2に示される静止ホイールカバーのマウントの構成図である。 本発明に係る実施例2に示される静止ホイールカバーのマウントの構成図である。 本発明に係る実施例2に示される静止ホイールカバーのマウントの構成図である。 本発明に係る実施例2に示される静止ホイールカバーのマウントの構成図である。 本発明に係る実施例2に示される静止ホイールカバーのマウントの構成図である。 本発明に係る実施例1に示される静止ホイールカバーを車に装着した場合の構成図である。
符号の説明
2 静止ホイールカバー
4 自動車
5 タイヤ
6 ホイール
8 マウント
10 ベアリングホルダ
12 ベアリング
14 軸受部
16 ストッパレバー
18 アーム部
20 連結部
22 アンカープレート
24 ディスクボード
26 センタボルト
28 軸受接合用貫通口
30 センタスペーサ
32 センタボルトスプリングロックワッシャ
34 グリップ
35 グリップ突設部
36 ベアリングカバー
38 ロケーティングスナップリング
40 開口部
42 段部
44 開口部
46 リブ
48 リブ
50 切り欠
52 アンカープレート配置部
55 水平部
56 リブ
57 開放用スペース
58 グリップ係止部
60 外周部
62 貫通口
64 外周部
66、68 貫通口
70、72、74 貫通口
76 外周部

Claims (10)

  1. 移動体のホイールに固定されるマウントと、
    前記マウントとベアリングホルダを介してベアリングの内輪と連結される軸受部と、
    ベアリングカバーによってベアリングの外輪と接続されて中心から複数方向に延在するアーム部と少なくとも2本の前記アーム部を弧状に連結する連結部及びストッパレバーを備えるアンカープレートと、
    前記アンカープレートをストッパレバーで回転させて固定されるディスクボードとを備え、
    前記アンカープレートは、アーム部が3本である静止ホイールカバー。
  2. ストッパレバーは、ディスクボードのサイズに合わせて複数個の貫通口が設けられることを特徴とする請求項に記載の静止ホイールカバー。
  3. マウントの軸受側の接合部に設けるボルト貫通孔のテーパ角を貫通させるセンタボルトのテーパ角より小さい値に設定することを特徴とする請求項1又はに記載の静止ホイールカバー。
  4. 軸受部は、マウントとベアリングホルダとの間にスペーサを挿入することを特徴とする請求項1乃至いずれか1つに記載の静止ホイールカバー。
  5. ディスクボードは、ハニカムリブ構造の円盤から形成されることを特徴とする請求項1乃至いずれか1つに記載の静止ホイールカバー。
  6. ホイールに固定されるマウントと、
    前記マウントとベアリングホルダを介してベアリングの内輪と連結される軸受部と、
    ベアリングカバーによってベアリングの外輪と接続されて中心から複数方向に延在するアーム部と少なくとも2本の前記アーム部を弧状に連結する連結部及びストッパレバーを備えるアンカープレートと、
    前記アンカープレートをストッパレバーで回転させて固定されるディスクボードとを備え、
    前記アンカープレートは、アーム部が3本である静止ホイールカバーを装着した車輪を有する移動体。
  7. ストッパレバーは、ディスクボードのサイズに合わせて複数個の貫通口が設けられることを特徴とする請求項に記載の移動体。
  8. マウントの軸受側の接合部に設けるボルト貫通孔のテーパ角を貫通させるセンタボルトのテーパ角より小さい値に設定することを特徴とする請求項6又は7に記載の移動体。
  9. 軸受部は、マウントとベアリングホルダとの間にスペーサを挿入することを特徴とする請求項乃至いずれか1つに記載の移動体。
  10. ディスクボードは、ハニカムリブ構造の円盤から形成されることを特徴とする請求項乃至いずれか1つに記載の移動体。
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