JP4232904B2 - ワイヤハーネス用プロテクタ - Google Patents
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Description
前記本体と蓋とは、本体内に挿通するワイヤハーネスの量が多い場合には、これらワイヤハーネスを本体内部に押し込めながら蓋を被せて、該蓋に設けたロック爪を本体に設けたロック枠に挿入係止しにくくなるなり、ロック爪がロック枠に対して半ロック状態になりやすい。
そこで、ロック枠2とロック爪5の半係止状態を防止するため、ロック枠2がロック爪5から逃げないように本体1を保持した状態でロック結合作業を行わなければならず、作業員は一方の手で本体1をしっかりと保持して蓋側から逃げないようにしながら、他方の手でロック結合作業を行い、1つのロック結合に両手を使うこととなるため作業効率が悪くなる問題がある。
前記蓋の先端より下向きに突設するロック片の下端に、三角形状のロック爪を突設している一方、
前記本体の側壁の上部外面より突設する左右両側部と該左右両側部の先端部を連結する中央連結部より構成されたコ字枠状のロック枠を突設し、該ロック枠の前記中央連結部の外面の下部に前記ロック枠の枠外方に向けて突設した外側リブと前記ロック枠の枠内方に向けて突設した内側リブを設けたことを特徴とするワイヤハーネス用プロテクタを提供している。
プロテクタに通すワイヤハーネスが大径であり、該ワイヤハーネスにより蓋が盛り上がるような場合には、蓋を力を入れて押し下げるため、本体が下方へ逃げようとするが、リブを指で押し上げてロック枠を保持しているため、該ロック枠にロック爪を正規位置に確実に係止することができる。
また、リブをロック枠の外面の下部より突設しているため、リブを押し上げる指が邪魔にならず効率良く作業を行うことができる。
前記構成によれば、中央連結部の内面から突設して設けた内側リブ側の中央連結部の下端面にロック爪の上端面を係止させることができるため、プロテクタの本体の外面と中央連結部の上側の内面との間隔を大きくしてロック枠のロック片挿入側を大きくして、ロック片のロック枠内への挿入を容易にすることができる。
また、ロック枠の外面から側方に向けて突設した外側リブと内側リブとを対向位置に設けておくと、前記外側リブを押し上げたときに対向する内側リブが下方に傾斜され、ロック枠に挿入するロック片をガイドして容易に挿入することができる。
なお、本体と蓋とが完全に分離して、蓋の両側にロック爪を設け、本体の両側壁の外面にロック枠を突設して、蓋を本体とロック結合する場合にも、本体の両側壁のロック枠に前記リブを突設しておくことが好ましい。
これにより、作業員は1本の指でロック枠のリブを押し上げながら他の指で蓋を押し下げることができ、ロック結合作業を片手で行なうことができるため、作業効率を向上させることができる。
図1乃至図3は、本発明の参考実施形態を示し、ワイヤハーネス用のプロテクタ10は、底壁11aと側壁11bを有する樋形状の本体11と、該本体11の側壁11bの一方側上端に設けた薄肉ヒンジ部12を介して一体成形された蓋13とからなり、本体11にワイヤハーネスW/Hを通した後に本体11の上面開口に蓋13を被せて、本体11と蓋13とをロック結合するものである。
また、プロテクタ10は、車両のフロアパネルの下方に配置されるものであり、上方から負荷がかかるため、蓋13に長さ方向及び長さ方向に直交する方向に複数の補強リブ16を突設して、上方から負荷がかかっても蓋13が変形しないようにしている。これにより、プロテクタ10内に通したワイヤハーネスを確実に保護できると共に、蓋13が撓むことにより本体11と蓋13とのロックが解除されるのを防止することができる。
なお、本参考実施形態のプロテクタは本体と蓋とが薄肉ヒンジ部を介して一体成形されているが、本体と蓋とを別体に設けたプロテクタであってもよい。
実施形態のプロテクタ10’は、ロック枠20’の形状を前記参考実施形態と相違させており、ロック枠20’の中央連結部22’の内面の下端にも側方に向けて内側リブ24’を突設している。該内側リブ24’は中央連結部22’を挟んで外側リブ23’に対向する位置に設け、内側リブ24’の下端面24a’と中央連結部22’の下端面22a’と外側リブ23’の下端面23a’を同一面としている。また、内側リブ24’の先端24b’とプロテクタ10’の本体11’の外面との間隔L1を前記参考実施形態の中央連結部とプロテクタの本体の外面との間隔L1と同等として、プロテクタ10’の本体11’の外面と中央連結部22’の上側の内面との間隔L2を大きくしてロック枠20’のロック片挿入側を大きく設定している。
また、ロック枠20’の外面から側方に向けて突設した外側リブ23’と内側リブ24’とを対向位置に設けているため、外側リブ23’を押し上げたときに対向する内側リブ24’が、図4(B)に示すように、下方に傾斜され、ロック枠20’に挿入するロック片30’をガイドして容易に挿入することができる。
なお、他の構成及び作用効果は前記参考実施形態と同様のため、同一の符号を付して説明を省略する。
11 本体
12 薄肉ヒンジ部
13 蓋
20 ロック枠
22 中央連結部
23 外側リブ
24’ 内側リブ
30 ロック片
31 ロック爪
Claims (2)
- 底壁と両側壁を有する樋形状の本体と、該本体にワイヤハーネスを通した後に該本体の上面開口を閉鎖する蓋を被せて、該蓋と本体とをロック結合するプロテクタであって、
前記蓋の先端より下向きに突設するロック片の下端に、三角形状のロック爪を突設している一方、
前記本体の側壁の上部外面より突設する左右両側部と該左右両側部の先端部を連結する中央連結部より構成されたコ字枠状のロック枠を突設し、該ロック枠の前記中央連結部の外面の下部に前記ロック枠の枠外方に向けて突設した外側リブと前記ロック枠の枠内方に向けて突設した内側リブを設けたことを特徴とするワイヤハーネス用プロテクタ。 - 前記蓋は前記本体の側壁の一方側上端に薄肉ヒンジ部を介して一体成形されており、該蓋のヒンジ連結側と反対先端に前記ロック爪を備えたロック片を突設していると共に、前記本体の他方側の側壁の上部に前記ロック枠を突設している請求項1に記載のワイヤハーネス用プロテクタ。
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