JP4232235B2 - マフラー - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、家庭用冷蔵庫、ショーケース等の冷凍装置における圧縮機に関するもので、特にマフラーの冷媒吸入効率及び、消音特性の向上に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
近年、圧縮機は、高効率,低騒音化の観点からマフラーの種々の改良がなされている。
【0003】
従来のマフラーとしては、特公平6−74786号公報に示されているものがある。
【0004】
以下、図9,図10を参照にしながら、上記した特公平6−74786号公報に示されている従来のマフラーについて説明する。
【0005】
図9は圧縮機内に装着されたシリンダ装置のヘッド部分と接続した従来のマフラーの分解斜視図、図10は図9の左側パンを内側から見た平面図である。
【0006】
図9,図10において、101はシリンダブロック,102はバルブプレート,103はシリンダカバー,104,105,106はボルト孔を示している。マフラー107は2つの平坦なパンである左側パン108と、右側パン109と、吸気接続部110からなり、各々の嵌合部に嵌め込まれ、超音波溶接等により密着成形され構成されている。また、マフラー107はシリンダカバー103の各々の嵌合部に嵌め込まれ、その後、ボルトがボルト孔104,105,106を貫いてねじ込まれ、シリンダブロック101,バルブプレート102,シリンダカバー103,マフラー107を密着固定させている。
【0007】
マフラー107内は左側パン108と右側パン109の内側に設けられた各々の中間壁111により4つのチャンバー112,113,114,115が構成され、各々のチャンバー112,113,114,115は絞り通路116,117,118により連通している。119は冷媒吸入口である。
【0008】
以上のように構成された従来のマフラーについて、以下その動作を説明する。図10の矢印は冷媒流れを示し、冷媒の圧力脈動波動の伝播は逆向きである。
【0009】
冷媒システムから圧縮機内に導かれた冷媒は、マフラー107の冷媒吸入口119から吸い込まれ、第1のチャンバー112へ導かれる。その後、第1の絞り通路116を介して一旦第2のチャンバー113へ至り、第2の絞り通路117を通り、第3のチャンバー114へ至る。その後、第3の絞り通路118を通り、第4のチャンバー115に導かれ、吸入管110内を通り、シリンダブロック101内へ導かれる。
【0010】
シリンダーブロック101内へ冷媒が吸い込まれる際に発生する冷媒の圧力脈動は上記流れの逆向きで伝播していき、マフラー107の4つのチャンバー112,113,114,115と3つの絞り通路116,117,118により、膨張,縮流を繰り返し減衰する。
【0011】
また、4つのチャンバー112,113,114,115は三角形断面をもちパン床は平行な壁面を持たないため、マフラー107内での定常的な共鳴振動を発生しにくくしている。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記の従来の構成では、4つのチャンバー112,113,114,115に区切られているため、1つのチャンバー容積が減少し、大きな消音量を得ることができないことや、4つのチャンバーによる連成振動の励起により消音特性を著しく低下させる欠点があり、さらに、冷媒吸入時の損失を増大させ、吸入効率を悪化させる欠点があった。
【0013】
本発明は従来の課題を解決するもので、消音特性が高く、吸入効率が良好なマフラーを提供することを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】
この目的を達成するため本発明は、チャンバー内に主管と、連通管と、尾管を互いの開口部を近接させて配設し、冷媒を導く通路を構成し、開口部を有し、主管が挿通した横仕切板でチャンバーを上下方向に分割し、下部チャンバーにチャンバーの壁厚以上の長さを有するオイル孔を配設したものである。
【0015】
これにより、マフラーの消音特性及び吸入効率の向上を図ることができる。
また、横仕切板をチャンバーの中心部に配置し、横仕切板の両サイドを開口したものである。
【0016】
これにより、マフラーの剛性及び、消音特性の向上を図ることができる。
また、下部チャンバー側の主管に隙間を設けたものである。
【0017】
これにより、オイル孔の消音特性の向上と、冷媒中のオイル分離が促進され、吸入効率の向上を図ることができる。
【0018】
また、上部チャンバー側の主管に隙間を設けたものである。
これにより、尾管の消音特性の向上と、冷媒中のオイル分離が促進され、吸入効率の向上を図ることができる。
【0019】
また、主管に対して尾管の反対側に、チャンバーを左右方向に分割する開口部を有する縦仕切板を設けたものである。
【0020】
これにより、マフラーの消音特性の向上を図ることができる。
また、主管に対して尾管側に、チャンバーを左右方向に分割する開口部を有する縦仕切板を設け、オイル孔を右部チャンバーの底部に配設したものである。
【0021】
これにより、マフラーの消音特性の向上を図ることができる。
【0022】
【発明の実施の形態】
本発明は、圧縮機のマフラーにおいて、チャンバー内に主管と、連通管と、尾管と、開口部を有する横仕切板とを備え、前記主管の開口端は一方がシリンダの吸入孔に連通し、他方が連通管の開口端に近接して配設され、連通管のもう一方の開口端は尾管の開口端に近接して配設され、尾管のもう一方の開口端は吸入管の開口端に近接対向しており、前記横仕切板は、主管を挿通して略水平方向に配設され、上部チャンバーと下部チャンバーを形成し、下部チャンバーの底部にチャンバーの壁厚以上の長さを有するオイル孔を配設したものである。
【0023】
そして、システムから吸い込まれてきた冷媒は互いの開口部が近接された尾管、連通管、主管を通り、殆ど損失を受けずに吸入孔を介し、シリンダ内へ導かれ、吸入効率が向上することとなる。さらに、横仕切板により下部チャンバーが共鳴器として作用し、この共鳴器の***鳴作用によりマフラーの消音特性が著しく向上することとなる。
【0024】
また、1枚以上の横仕切板をチャンバーの中心部に配置し、横仕切板の両サイドを開口したものである。
【0025】
そして、横仕切板により、マフラーのチャンバー剛性が向上し、下部チャンバーの***鳴作用により消音特性も向上することとなる。
【0026】
また、下部チャンバー側の主管に1つ以上の隙間を設けたものである。
そして、下部チャンバー側の主管隙間により上部チャンバーがオイル孔に対して***鳴作用として働き、消音特性を向上すると共に、隙間が冷媒中のオイルミストを分離する作用として働き、吸入効率が向上することとなる。
【0027】
また、上部チャンバー側の主管に1つ以上の隙間を設けたものである。
そして、上部チャンバー側の主管隙間により、下部チャンバーの***鳴作用により、尾管側の消音量が著しく向上し、冷媒中のオイルミスト分離が促進され、吸入効率が向上することとなる。
【0032】
【実施例】
以下、本発明によるマフラーの実施例について、図面を参照しながら説明する。
【0033】
(実施例1)
図1は、本発明の実施例1によるマフラーの圧縮機搭載時の縦断面図である。図2は同実施例のマフラーの断面図である。図3は同実施例のマフラーの図2のA−A’断面図である。
【0034】
図1,図2,図3において、1は圧縮機で、密閉ケース2内の上方に電動モータ3,下方に圧縮要素4を一体化した圧縮ユニット5をスプリング6にて弾性支持してある。7はシリンダで、軸受8にはクランクシャフト9が支持され、その偏芯部10にはコンロッド11を介してピストン12が連結してある。13は吸入孔14と吐出孔(図示せず)を設けたバルブプレートで、15は吸入孔14を開閉するリード弁である。16はシリンダヘッドで、マフラー17が固定されている。18は吸入管で密閉ケース1に固定され、マフラー17の尾管19の一端に近接対向して配置されている。
【0035】
マフラー17はチャンバー20内に尾管19と連通管21と主管22とを備え、連通管21の一端は尾管19と近接配置され、他端は主管22と近接配置されている。また、主管22の一端は吸入孔14に連通している。
【0036】
チャンバー20内は主管22が連通した、開口部23を有する横仕切板24により、下部チャンバー25と上部チャンバー26に分割している。下部チャンバー25の底部にはチャンバー20の壁厚以上の長さを有するオイル孔27を配設している。図2の矢印は冷媒流れを示している。
【0037】
以上のように構成されたマフラーにおいて以下その動作を説明する。
ピストン12の往復運動によりリード弁15が開き冷媒がシリンダ7内へ導かれ、ピストン12の圧縮作用により吐出孔(図示せず)から圧縮冷媒が吐出される。このシリンダ7内へ冷媒が吸引される時、冷媒は図2の矢印で図示したように吸入管18より殆どの冷媒がマフラー17の尾管19内へ直接導かれ、尾管19内から連通管21へ、連通管21から主管22へ殆ど損失無く導かれ、吸入孔14へ吸引される。これにより、吸入効率を向上させることができる。
【0038】
ところで、リード弁15は吸入行程時に数回の開閉挙動を繰り返すことにより、吸入孔14の近傍で圧力波が発生する。この圧力波は、音波として冷媒の流れとは逆向きに尾管19に向かって進行する。まず、主管22を通り、チャンバー20により消音され、尾管19へ至る。また、主管22からチャンバー20へ解放された音波は開口部23から下部チャンバー25へ至り、下部チャンバーが共鳴器として働き、この***鳴作用により尾管19から密閉ケース2内へ解放される音波を著しく消音することができる。
【0039】
しかし、オイル孔27は下部チャンバー25内にあり、***鳴作用による著しい消音は無いが、オイル孔27の孔長を長くすることにより、消音特性を向上させることができる。
【0040】
以上のように本実施例のマフラーは、圧縮機1のマフラー17において、チャンバー20内に主管22と、連通管21と、尾管19と、横仕切板24と、オイル孔27とを備え、前記主管22の開口端は一方が吸入孔14に連通し、他方が連通管21の開口端に近接して配設され、連通管21のもう一方の開口端は尾管19の開口端に近接して配設され、尾管19のもう一方の開口端は吸入管18の開口端に近接対向しており、チャンバー20は開口部23を有する1枚以上の横仕切板24により、主管22を介して上下方向に分割され、下部チャンバー25の底部にチャンバー20の壁厚以上の長さを有するオイル孔27を配設したことこれにより、マフラー17の吸入効率を向上させ、消音特性を向上させることができる。
【0041】
尚、本実施例のマフラー17の横仕切板24の開口部23が左部方向にあるが、右部方向に配置されていても同様の効果が得られる。また、横仕切板24に孔を明ける仕様も同様の結果が得られる。
【0042】
また、横仕切板24が複数枚になれば、さらに消音特性は向上する。
(実施例2)
図4は、本発明の実施例2によるマフラーの断面図である。実施例1と同一構成については同一符号を付して詳細な説明を省略する。
【0043】
図4において、両サイドに開口部28と開口部29とを有した横仕切板30を主管22を挿通して、チャンバー20の中心位置に配設されている。
【0044】
以上のように構成されたマフラーにおいて以下その動作を説明する。
横仕切板30がチャンバー20の中心に位置にすることで、チャンバー20の筐体の剛性が向上し、マフラー17の剛性が向上する。これにより、チャンバー20の筐体の振動共振による音波の増大を抑制できる。また、横仕切板30の両サイドに開口部28と開口部29とで、下部チャンバー25の***鳴周波数を容易にチューニングすることができる。
【0045】
このため、マフラー17の剛性を向上させ、最適な消音特性を得ることができる。
【0046】
以上のように本実施例のマフラーは、1枚以上の横仕切板30を主管22を介してチャンバー20の中心部に配置し、横仕切板30の両サイドを開口28,29したことにより、マフラー17の剛性を向上させると共に、消音特性を向上させることができる。
【0047】
尚、横仕切板30が複数枚になれば、マフラー17の剛性はさらに向上し、消音特性も向上する。
【0048】
(実施例3)
図5は、本発明の実施例3によるマフラーの断面図である。実施例1と同一構成については同一符号を付して詳細な説明を省略する。
【0049】
図5において、下部チャンバー25側の主管22に下部主管隙間31を設けたものである。黒字はオイル挙動を示す。
【0050】
以上のように構成されたマフラーにおいて以下その動作を説明する。
下部主管隙間31により、オイル孔27に対して上部チャンバー26が共鳴器として働き、この***鳴作用によりオイル孔27の消音特性を著しく向上させることができる。
【0051】
また、下部主管隙間31により、主管22に流れてくる冷媒が管壁に衝突し、冷媒中のオイルミストのオイル分離を促進させる。これにより、吸入孔14へ吸引される冷媒量が増大し、吸入効率を向上させることができる。
【0052】
以上のように、本実施例のマフラーは、下部チャンバー25側の主管22に1つ以上の隙間31を設けたことにより、特にオイル孔27における消音特性を向上させると共に、吸入効率を向上させることができる。
【0053】
尚、下部主管隙間31が複数の隙間または孔から構成されれば、さらにオイル分離が促進され、吸入効率は向上する。
【0054】
(実施例4)
図6は、本発明の実施例4によるマフラーの断面図である。実施例1と同一構成については同一符号を付して詳細な説明を詳細する。
【0055】
図6において、上部チャンバー26側の主管22に上部主管隙間32を設けたものである。
【0056】
以上のように構成されたマフラーにおいて以下その動作を説明する。
上部主管隙間32により、尾管19に対して下部チャンバー25が共鳴器として働き、また、主管22の音響等価長が長くなり共鳴周波数が高域にずれることにより、尾管19の消音特性を著しく向上させることができる。
【0057】
また、上部主管隙間32により、主管22に流れてくる冷媒が横仕切板24等の壁に衝突を繰り返し、冷媒中のオイルミストのオイル分離を促進させる。これにより、吸入孔14へ吸引される冷媒量が増大し、吸入効率を向上させることができる。
【0058】
以上のように本実施例のマフラーは、上部チャンバー26側の主管22に1つ以上の隙間32を設けたことにより、特に尾管19における消音特性を向上させると共に、吸入効率を向上させることができる。
【0059】
尚、上部主管隙間32が、複数の隙間または孔から構成されれば、さらにオイル分離が促進され、吸入効率は向上する。
【0060】
参考例1
図7は、参考例1によるマフラーの断面図である。実施例1と同一構成については同一符号を付して詳細な説明を省略する。
【0061】
図7において、33は主管22の尾管19の反対側に配置された開口部34を有する縦仕切板である。この縦仕切板33により右部チャンバー35と、左部チャンバー36を形成している。
【0062】
以上のように構成されたマフラーにおいて以下その動作を説明する。
縦仕切板33により、右部チャンバー35が共鳴器として働き、この***鳴作用により、尾管19とオイル孔27の消音特性を著しく向上させることができる。
【0063】
以上のように本実施例のマフラーは、主管22に対して尾管19の反対側に、チャンバー20を左右方向に分割する開口部34を有した1枚以上の縦仕切板33を配設したことにより、消音特性を著しく向上させることができる。
【0064】
尚、縦仕切板33が複数枚で構成されると、さらに消音特性は向上する。
また、2枚目の縦仕切板33が主管22の尾管側にあっても、消音特性は向上する。
【0065】
さらに、開口部34が下部以外のところにあっても同様の効果を得ることができる。
【0066】
参考例2
図8は、参考例2によるマフラーの断面図である。実施例1と同一構成については同一符号を付して詳細な説明を省略する。
【0067】
図8において、37は主管22の尾管19側に配置された開口部38を有する縦仕切板である。この縦仕切板37により右部チャンバー39と、左部チャンバー40を形成している。41は、右部チャンバー39の底部に配置されたオイル孔41である。
【0068】
以上のように構成されたマフラーにおいて以下その動作を説明する。
縦仕切板37により、右部チャンバー39はオイル孔41に対して共鳴器として働き、この***鳴作用により、オイル孔41の消音特性を著しく向上させることができる。また、尾管19に対しては、右部チャンバー39と左部チャンバー40の2段消音効果により、消音特性を向上させることができる。
【0069】
以上のように本実施例のマフラーは、主管22に対して尾管19側に、チャンバー20を左右方向に分割する開口部38を有した1枚以上の縦仕切板37を配設し、オイル孔41を右部チャンバー39の底部に配設したことにより、消音特性を著しく向上させることができる。
【0070】
尚、縦仕切板37が、複数枚で構成されると、さらに消音特性は向上する。
【0071】
【発明の効果】
以上説明したように本発明は、圧縮機のマフラーにおいて、チャンバー内に主管と、連通管と、尾管と、開口を有する横仕切板とを備え、前記主管の開口端は一方がシリンダの吸入孔に連通し、他方が連通管の開口端に近接して配設され、連通管のもう一方の開口端は尾管の開口端に近接して配設され、尾管のもう一方の開口端は吸入管の開口端に近接対向しており、前記横仕切板は、主管を挿通して略水平方向に配設され、上部チャンバーと下部チャンバーを形成し、下部チャンバーの底部にチャンバーの壁厚以上の長さを有するオイル孔を配設したことで、吸入効率及び、消音特性を向上させることができる。
【0072】
また、1枚以上の横仕切板を主管を挿通してチャンバーの中心部に配置し、横仕切板の両サイドを開口したことで、マフラーの剛性を向上させると共に、消音特性を向上させることができる。
【0073】
また、下部チャンバー側の主管に1つ以上の隙間を設けたことで、オイル孔の消音特性を向上させると共に、冷媒中のオイル分離を促進し、吸入効率を向上させることができる。
【0074】
また、上部チャンバー側の主管に1つ以上の隙間を設けたことで、尾管の消音特性を向上させると共に、オイル分離を促進し、吸入効率を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明によるマフラーの実施例1の圧縮機搭載時の縦断面図
【図2】 同実施例のマフラーの断面図
【図3】 同実施例のマフラーの図2のA−A’断面図
【図4】 本発明によるマフラーの実施例2の断面図
【図5】 本発明によるマフラーの実施例3の断面図
【図6】 本発明によるマフラーの実施例4の断面図
【図7】 参考例1によるマフラーの断面図
【図8】 参考例2によるマフラーの断面図
【図9】 従来のマフラーの圧縮機内に装着されたシリンダ装置のヘッド部分と接続した分解斜視図
【図10】 従来のマフラーの図9の左側パンを内側から見た平面図
【符号の説明】
1 圧縮機
2 密閉ケース
3 電動モータ
4 圧縮要素
7 シリンダ
9 クランクシャフト
12 ピストン
13 バルブプレート
14 吸入孔
15 リード弁
16 シリンダヘッド
17 マフラー
18 吸入管
19 尾管
20 チャンバー
21 連通管
33 主管
23,34,38 開口部
24,30 横仕切板
25 下部チャンバー
26 上部チャンバー
27,41 オイル孔
28,29 開口部
31 下部主管隙間
32 上部主管隙間
33,37 縦仕切板
35,39 右部チャンバー
36,40 左部チャンバー

Claims (4)

  1. 圧縮機のマフラーにおいて、チャンバー内に主管と、連通管と、尾管と、少なくとも1枚以上の横仕切板とを備え、前記主管の開口端は一方がシリンダーの吸入孔に連通し、他方が前記連通管の開口端に近接して配設され、連通管のもう一方の開口端は前記尾管の開口端に近接して配設され、尾管のもう一方の開口端は吸入管の開口端に近接対向しており、前記横仕切板は開口部を有し、前記主管に挿通されて略水平方向に配設され、上部チャンバーと下部チャンバーを形成し、下部チャンバーの底部にチャンバーの壁厚以上の長さを有するオイル孔を配設したことを特徴とするマフラー。
  2. 主管を挿通した1枚以上の横仕切板をチャンバーの中心部に配置し、横仕切板の両サイドを開口したことを特徴とする請求項1記載のマフラー。
  3. 下部チャンバー側の主管に1つ以上の隙間を設けたことを特徴とする請求項1記載のマフラー。
  4. 上部チャンバー側の主管に1つ以上の隙間を設けたことを特徴とする請求項1記載のマフラー。
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CN103184998A (zh) * 2012-08-10 2013-07-03 加西贝拉压缩机有限公司 压缩机用吸气消音器的隔板内插管结构
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