JP4230809B2 - プリント基板検査装置 - Google Patents

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JP4230809B2
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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、上側のクランパと下側のクランパとによってプリント基板をその上下からクランプして上記プリント基板の検査を行うように構成され、上記上側クランパに上記クランプを行わない退避位置と上記クランプを行うクランプ位置との間を往復動させ得るクランパ作動機構を備えたプリント基板検査装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
上述のようなプリント基板検査装置として、従来から、特開2003-75499号公報に開示されているようなプリント基板検査装置(以下、「前記従来の検査装置」という。)が知られている。そして、前記従来の検査装置においては、クランプ位置に固定配置された下側のクランパと、退避位置とクランプ位置との間を往復動する上側のクランパとを備えている。また、上側のクランパは、上記クランプ位置と上記退避位置との間をプリント基板にほぼ直交する方向にほぼ直線的に上下動するように構成されている。そして、上側のクランパが上記退避位置にあるときに、下側のクランパへのプリント基板の着脱が行われるとともに、上側のクランパがクランプ位置にあるときに、上側および下側のクランパによってクランプされるプリント基板の検査が行われる。
【0003】
したがって、前記従来の検査装置によれば、上側のクランパの往復動時に、プリント基板、このプリント基板の位置決め用のピン、プリント基板の検査用のピンなどが損傷する恐れがなく、また、下側のクランパに対して上側のクランパを面方向に位置決めする雄型および雌型の位置決め部材の構成が簡単である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、前記従来の検査装置においては、検査すべきプリント基板を下側のクランパに取付けたり検査済みのプリント基板を下側のクランパから取り外したりするプリント基板の着脱操作を円滑に行い得るようにするためには、上側のクランパをかなり上方まで上昇させる必要がある。したがって、プリント基板の着脱が容易でコンパクトなプリント基板検査装置を得ることができなかった。
【0005】
本発明は、前記従来の検査装置の上述のような欠点を比較的簡単な構成により効果的に是正し得るようにしたものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上側のクランパと下側のクランパとによってプリント基板をその上下からクランプして上記プリント基板の検査を行うように構成され、上記上側クランパに上記クランプを行わない退避位置と上記クランプを行うクランプ位置との間を往復動させ得るクランパ作動機構を備えたプリント基板検査装置において、上記プリント基板が上記上側および下側のクランパによってその上下からクランプされている状態において、上記クランパ作動機構が、上記上側クランパを上記プリント基板とほぼ直交しかつ上方に向かう方向にほぼ直線的に復動させてから、上記上側クランパを上方に向かって復回動させることによって、上記上側クランパを上記退避位置に復動させるように構成され、上記上側クランパが上記退避位置と上記クランプ位置との間を往復動可能に支持される基台側に設けられた第1および第2のガイド溝と、上記第1および第2のガイド溝にそれぞれ係合するように上記上側クランパに設けられた第1および第2の被ガイド部材とを備え、上記第1のガイド溝が、ほぼ上下方向に延びる縦溝部と、この縦溝部の上端からほぼ横方向に屈曲した横溝部とを有し、上記第2のガイド溝が、ほぼ上下方向に延びかつ上記縦溝部よりも長い第1の溝部と、この第1の溝部の上端からほぼ上方に向ってほぼ円弧状に延びる第2の溝部とを有し、上記上側クランパが上記クランプ位置から上記退避位置へと復動するときに、上記第1の被ガイド部材が上記第1のガイド溝の上記縦溝部を上昇してから上記横溝部へ入り込んで停止するとともに、上記第2の被ガイド部材が上記第2のガイド溝の上記第1の溝部を上昇してから上記第2の溝部をさらに上昇するように構成されている。
【0008】
【発明の実施の形態】
つぎに、本発明の一実施例によるプリント基板検査装置を、「(1)プリント基板検査装置の構成」および「(2)プリント基板検査装置の作用および効果」に項分けして、図面を参照しつつ説明する。
【0009】
(1)プリント基板検査装置の構成
プリント基板検査装置1は、図1〜図4に示すように、横形の固定基板(すなわち、横形固定基体)2上に複数本(例えば、4本)の取付け脚(すなわち、縦形の取付け部材)3を介してねじ止めなどによって取付けられた固定側の取付け板(すなわち、横形の固定側取付け部材)4を備えている。そして、この取付け板4上には、1本または複数本(例えば、左右一対)の面方向位置決め杆(すなわち、雄型の面方向位置決め部材)5が立設されている。また、固定側取付け板4には、複数本(例えば、4本)の浮動式ピン機構(すなわち、フローティングピン機構)6が取付けられている。
【0010】
これらの浮動式ピン機構6は、図2〜図4に示すように、固定側取付け板4に取付け固定されたシリンダ構造の固定側部材7と、これらの固定側部材7に軸心方向に往復動可能に取付けられたピストン構造の浮動式ピン(すなわち、フローティングピン)8とを備えていてよい。そして、フローティングピン8は、固定側部材7から突出する方向(図示の実施例の場合には上方)に向ってコイルスプリングなどのばねなどの弾性付勢手段(図示せず)によって弾性的に付勢されるとともに、固定側部材7によってその最大突出量を規制されている。また、これらのフローティングピン8の先端部には、共通の固定側ガイド板(すなわち、横形の固定側ガイド部材)9がねじ止めなどによって取付け固定されている。
【0011】
固定側取付け板4には、図2〜図4に示すように、複数本(例えば、2本)の位置決め用ピン(すなわち、位置決め用部材)11および任意の本数(一般的には、多数本)の検査用ピン(すなわち、検査用電極)12がそれぞれ取付け固定されている。また、固定側ガイド板9には、これらの位置決め用ピン11および検査用ピン12にそれぞれ対応したガイド孔18が設けられている。そして、これらのガイド孔18には、位置決め用ピン11が常時挿通されるとともに、検査用ピン12が選択的に挿通されるようになっている。
【0012】
横形固定基板2上には、図1〜図4に示すように、1枚または複数枚(例えば、左右一対)の縦形の取付け基板(すなわち、縦形取付け部材)13が固定側取付け板4に隣接するように立設されている。そして、これらの取付け基板13は、1本または複数本の連結板(すなわち、連結部材)14によって、それらの例えば上端部間を連結されている。したがって、固定基板2、左右一対の縦形取付け基板13および連結板14によって、プリント基板検査装置1の基台20が構成されている。また、固定基板2および左右一対の取付け基板13によって囲まれる空間には、駆動モータなどの駆動源15が配置されている。なお、この駆動モータ15は、例えば、空気圧(すなわち、気体圧)によって駆動される空気圧モータ(すなわち、気体圧モータ)であってよいが、塵埃の発生が比較的少ないブラシレスモータなどの電動モータであってもよい。
【0013】
駆動モータ15は、取付け基板13に取付けられていてよい。そして、図示の実施例においては、駆動モータ15は、右側の取付け基板13に取付け固定されるとともに、左側(図2〜図4における前面側)の取付け基板13には、比較的ルーズに支持されている(換言すれば、右側の取付け基板13に実質的に片持ち支持されている)。また、駆動モータ15は、モータ軸が左右一対の取付け基板13から外方に突出することなどにより構成された左右一対の駆動軸部16を有していてよい。そして、これらの駆動軸部16には、回動レバー17がそれぞれ取付け固定されている。また、これらの駆動軸部16のいずれか一方には、ストッパとしての合成樹脂製のリング19が固定状態または回動可能に取付けられている。
【0014】
左右一対の縦形取付け板13には、図1〜図4に示すように、駆動モータ15の駆動軸部16の上方において、一対ずつのガイド溝(すなわち、第1のガイド溝21および第2のガイド溝22)がこれらの取付け板13を貫通するようにそれぞれ形成されている。そして、第1のガイド溝21は、ほぼ垂直に延びるほぼ直線状の溝部(すなわち、縦溝部)21aと、これらほぼ直線状の溝部21aの上端部からほぼ横方向に屈曲しているほぼ半円状の溝部(すなわち、横溝部または屈曲溝部)21bとから成っていて、全体としてほぼ倒立L字状である。また、第2のガイド溝22は、ほぼ垂直に延びるほぼ直線状の溝部(すなわち、縦溝部)22aと、これらほぼ直線状の溝部22aの上端部からほぼ上方に向ってほぼ円弧状に延びるほぼ円弧状の溝部22bとから成っている。
【0015】
第2のガイド溝22は、図2〜図4に示すように、第1のガイド溝21と横形の固定側取付け板4との間を第1のガイド溝21とほぼ平行になるように延びている。そして、第2のガイド溝22の直線状溝部22aは、第1のガイド溝21の直線状溝部21aとほぼ平行であるが、その長さは、第1のガイド溝21の直線状溝部21aの長さよりも多少長くなっている。また、第2のガイド溝22の円弧状溝部22bは、第1のガイド溝21の半円状溝部21bよりも十分長くなっている。そして、半円状溝部21bの外周囲26と円弧状溝部22bの前側および後側の外周囲24、25とは、互いにほぼ同心状のほぼ円弧状になっている。換言すれば、半円状溝部21bの外周囲26を形成している円の中心(作動アーム32の図2に示す復動状態における後述の軸29の軸心と実質的に同一)は、円弧状溝部22bの前側外周囲24および後側外周囲25をそれぞれ形成している2種類の円の中心とほぼ一致している。
【0016】
左右一対の縦形取付け板13には、可動側の取付け板(すなわち、可動側取付け部材)31が、つぎに詳細に説明するようにして、往復動可能に取付けられている。すなわち、可動側取付け板31の下面の左右両側端部には、図1〜図4に示すように、左右一対の作動アーム(すなわち、作動部材)32がねじ止めなどによって取付け固定されている。なお、これらの作動アーム32は、その前端側の一半部分32aでは上下方向の幅が小さいとともに、その後端側の一半部分(すなわち、他半部分)32bでは上下方向の幅が大きくなっている。そして、これらの他半部分32bのそれぞれには、ボールベアリングなどのころがり軸受からそれぞれ成っていてよい第1および第2の従節用コロまたは被ガイドコロ(すなわち、従節部材または被ガイド部材)33、34が軸29、30によって回動可能にまたは固定状態でそれぞれ取付けられている。また、これら第1および第2の従節用コロ33、34が縦形取付け板13の第1および第2のガイド溝21、22にその外側からそれぞれ挿入されることによって、左右一対の作動アーム32(ひいては、可動側取付け板31)は、左右一対の縦形取付け板13にそれぞれ取付けられている。そして、この取付け状態においては、左右一対の作動アーム32の他半部分32bは、左右一対の縦形取付け板13の外側面に位置している。
【0017】
左右一対の回動レバー17と左右一対の作動アーム32とは、図1〜図4に示すように、左右一対の連結リンク35によって連結されている。すなわち、これらの連結リンク35の一端部は、軸27によって左右一対の回動レバー17の先端部にそれぞれ回動可能に軸支されている。また、これらの連結リンク35の他端部は、軸28によって左右一対の作動アーム32の他半部分32bにそれぞれ回動可能に軸支されている。なお、これらの連結リンク35は、その円の中心が後方に位置するようにそれぞれほぼ円弧状(図示の実施例においては、具体的には折れ線状)に屈曲していてよい。
【0018】
可動側取付け板31には、図1〜図4に示すように、ラジアル軸受からそれぞれ成っていてよい左右一対の面方向位置決め筒体(すなわち、雌型の面方向位置決め部材)36が左右一対の面方向位置決め杆5に対応してそれぞれ設けられている。なお、これらの面方向位置決め筒体36は、その下端側の一半部分を可動側取付け板31の貫通孔40に挿入することによって、可動側取付け板31に取付けることができる。また、可動側取付け板31には、複数本(例えば、4本)の浮動式ピン機構37が取付けられている。なお、これらの浮動式ピン機構37は、可動側取付け板31が往動した図1(C)および図4に示す状態におけるその取付け方向が上下逆であることを除いて、固定側取付け板4の浮動式ピン機構6と実質的に同一の構成であってよい。したがって、これらの浮動式ピン機構37のそれぞれは、浮動式ピン機構6の場合と同様に、固定側部材38、フローティングピン39および弾性付勢手段(図示せず)を備えている。そして、これらのフローティングピン39の先端部には、共通のガイド板(すなわち、可動側ガイド部材)41がねじ止めなどによって取付け固定されている。
【0019】
可動側取付け板31には、図2〜図4に示すように、任意の本数(一般的には、多数本)の検査用ピン(すなわち、検査用電極)42が取付け固定されている。また、可動側ガイド板41には、検査用ピン42に対応したガイド孔43と、固定側取付け板4に取付けられた位置決め用ピン11に対応したガイド孔44とがそれぞれ設けられている。そして、これらのガイド孔43、44には、検査用ピン42および位置決め用ピン11が選択的に挿通されるようになっている。
【0020】
図1〜図5に示すプリント基板検査装置1は、一種類のプリント基板45の検査のみに用いてもよい。しかし、固定側取付け板4およびその附属品(すなわち、面方向位置決め杆5、浮動式ピン機構6、固定側ガイド板9、位置決め用ピン11および検査用ピン12)のセットと、可動側取付け板31およびその附属品(すなわち、面方向位置決め筒体36、浮動式ピン機構37、可動側ガイド部材41および検査用ピン42)のセットとをそれぞれ取り換えユニットとして取り換え可能にすることによって、別の種類のプリント基板の検査にも用いることができる。
【0021】
図1〜図5に示すプリント基板検査装置1を用いてプリント基板45を検査するときには、固定側ガイド板9上に配置されたプリント基板45は、図4に示すように、可動側ガイド板41と固定側ガイド板9との間にクランプ(すなわち、挟み込まれて固定)される。したがって、固定側取付け板4、浮動式ピン機構6および固定側ガイド板9によって、第1のクランパ(すなわち、下側または固定側のクランパ)46が構成されている。また、左右一対の作動アーム32、可動側取付け板31、浮動式ピン機構37および可動側ガイド板41によって、第2のクランパ(すなわち、上側または可動側のクランパ)47が構成されている。そして、可動側クランパ47に図4に示すクランプ位置と図2に示す退避位置との間を往復動させるクランパ作動機構51は、主として、駆動モータ15、回動レバー17、第1および第2のガイド溝21、22、第1および第2の従節用コロ33、34および連結リンク35から成っている。
【0022】
(2)プリント基板検査装置の作用および効果
図1〜図5に示すプリント基板検査装置1を用いてプリント基板45を検査する場合には、図1(A)および図2に示すように、可動側クランパ47を予め上昇位置(すなわち、プリント基板45の着脱時の位置である退避位置)へと復動させておく。そして、この復動状態において、プリント基板45を固定側クランパ46の固定側ガイド板9上に配置する。このとき、図2に示すように、固定側クランパ46の位置決め用ピン11がプリント基板45の位置決め用孔(図示せず)に相対的に挿入される。
【0023】
ついで、可動側クランパ47を図1(A)および図2に示す復動状態から図1(B)および図3に示す中間往動状態を経て図1(C)および図4に示す最終往動状態(すなわち、プリント基板45の検査時の位置であるプリント基板45のクランプ位置)へと往動させる。なお、上記中間往動状態(中間復動状態も同じ)においては、可動側クランパ47の可動側ガイド板41は、プリント基板45および固定側クランパ46の固定側ガイド板9とそれぞれほぼ平行な状態(換言すれば、ほぼ水平な状態)になるとともに、プリント基板45に接近する。
【0024】
また、上記最終往動状態においては、図4に示すように、可動側クランパ47の可動側ガイド板41はプリント基板45に向って押し付けられている。したがって、プリント基板45は、上下のフローティングピン39、8による弾性的付勢力に基づいて、上下のガイド板41、9によって弾性的に挟み込まれる。このとき、固定側クランパ46の面方向位置決め杆5は、図4に示すように、可動側クランパ47の面方向位置決め筒体36に相対的に嵌合するので、可動側クランパ47は、固定側クランパ46に対して、面方向に位置決めされる。また、位置決め用ピン11の先端部は、図4に示すように、可動側クランパ47の可動側ガイド板41のガイド孔44に相対的に挿入されるので、可動側ガイド板41は、プリント基板45および固定側クランパ46の固定側ガイド板9に対して、面方向に位置決めされる。そして、固定側クランパ46のフローティングピン8および可動側クランパ47のフローティングピン39の弾性的付勢力によって、固定側クランパ46の検査用ピン12の先端部がプリント基板45の下面の所定の箇所に弾性的に接触するとともに、可動側クランパ47の検査用ピン42の先端部がプリント基板45の上面の所定の箇所に弾性的に接触する。したがって、これらの検査用ピン12、42を用いてプリント基板45の検査を行うことができる。
【0025】
可動側クランパ47を図1(C)および図4に示す最終往動状態から図1(B)および図3に示す中間復動状態を経て図1(A)および図2に示す最終復動状態まで復動させるときには、上述の往動の場合とは実質的に逆の動作が行われる。
【0026】
つぎに、可動側クランパ47の往復動作を詳細に説明する。なお、理解を容易にするために、まず、可動側クランパ47の復動動作について説明する。
【0027】
図1(C)、図4および図5(C)に示す最終往動状態においては、連結リンク35の両端部の軸27、28の軸心および駆動モータ15の駆動軸部16の軸心は、図5(C)に示すように、仮想の直線Lに沿ってほぼ一直線状に並んでいる。そして、この最終往動状態においては、図4に示すように、従節用コロ33、34は、第1および第2のガイド溝21、22の直線状溝部21a、21bに位置している。また、連結リンク35は、ストッパ19に接触してそれ以上の往動を阻止されている。
【0028】
上記最終往動状態においてプリント基板45の検査が終了したときなどには、駆動モータ15のモータ軸(ひいては、駆動軸部16)を復動方向(すなわち、図4の反時計方向)に回動駆動させる。この回動によって、回動レバー17も同様に駆動軸部16を支点として図4の反時計方向に回動するので、連結リンク35は、図5(C)の鎖線および図5(B)の実線に示すように、作動アーム32を上方に持ち上げる。したがって、第1および第2の従節用コロ33、34は、図3に示すように、第1および第2のガイド溝21、22の直線状溝部21a、22a内をほぼ同じ距離だけ多少上昇する。そして、この上昇によって、第1の従節用コロ33は直線状溝部21aのほぼ上端に達し、また、第2の従節用コロ34は直線状溝部22aの上端よりも多少下方に達する。したがって、可動側クランパ47の左右一対の作動アーム32(ひいては、可動側取付け板31)は、ほぼ水平な状態を保ったままで図3に示す中間復動状態になるまで上昇する。そして、固定側ガイド板9(ひいては、プリント基板45)は、図3に示すように、下側のフローティングピン8の付勢力によって上昇するので、検査用ピン12は、プリント基板45および固定側ガイド板9から相対的に離脱する。
【0029】
引き続いて駆動モータ15のモータ軸を上記復動方向に回動駆動させると、上述の場合と同様にして連結リンク35が図5(B)の鎖線および図5(A)の実線に示すように作動アーム32をさらに上方に持ち上げようとする。したがって、第2の従節用コロ34は、第2のガイド溝22の直線状溝部22aのほぼ上端まで上昇する。しかし、第1の従節用コロ33は、第1のガイド溝21の直線状溝部21aのほぼ上端にすでに達している。したがって、第1の従節用コロ33は、軸29、30の間隔が一定であるために、第2の従節用コロ34の上記上昇に伴って半円状溝部21bに入り込んでその外周囲26に当接する。
【0030】
引き続いて駆動モータ15が上記復動方向に回動すると、上述の場合と同様にして連結リンク35が図5(A)に示すように作動アーム32をさらに上方に持ち上げる。したがって、第1の従節用コロ33が第1のガイド溝21の半円状溝部21b内に保持されたままで、第2の従節用コロ34が第2のガイド溝22の円弧状溝部22b内を上昇する。そして、この上昇によって、可動側クランパ47の左右一対の作動アーム32(ひいては、可動側取付け板31)は、第1の従節用コロ33の軸29の軸心(換言すれば、円弧状溝部22bの円の中心)を支点として図3の反時計方向に復回動して、図2に示す最終復動状態になる。そして、可動側クランパ47が上述のように最終復動状態になったことをリミットスイッチなどの位置検出手段(図示せず)により検出することによって、駆動モータ15は復動方向への回動を終了する。
【0031】
上記位置検出手段によって検出する位置を変更させれば、可動側クランパ47は、原理的には、駆動モータ15の駆動軸部16の軸心および連結リンク35の両端部の軸27、28の軸心がほぼ一直線状になるまで、上記復回動を行うことができる。なお、可動側クランパ47が図3に示す中間復動状態から図2に示す最終復動状態へと復回動する角度(換言すれば、可動側ガイド板41がプリント基板45に対して成す角度)は、一般的には45°〜120°(好ましくは55°〜90°)の範囲であってよいが、場合によっては260°程度であってもよい。
【0032】
上述のように可動側クランパ47が図2に示す最終復動状態になったときに、プリント基板45を自動的にまたは手動により固定側クランパ46の固定側ガイド板9上から取り外してつぎの工程へと移送するとともに、別のプリント基板45を自動的にまたは手動により固定側ガイド板9上に配置する。そして、可動側クランパ47を図2に示す最終復動状態から図3に示す中間往動状態を経て図4に示す最終往動状態へと往動させる。
【0033】
可動側クランパ47を上述のように最終復動状態から中間往動状態を経て最終往動状態へと往動させる動作は、上述の復動動作とはちょうど逆であってよい。したがって、可動側クランパ47が上述のように最終復動状態になったことを検出するリミットスイッチなどの位置検出手段が設けられている。なお、この往動動作においては、第2の従節用コロ34が第2のガイド溝22の円弧状溝部22bを下降している間には、第1の従節用コロ33は第1のガイド溝21の半円状溝部(換言すれば、横溝部または屈曲溝部)21bに保持されたままである。したがって、第1および第2のガイド溝21、22と第1および第2の従節用コロ33、34との間に多少のガタがあっても、第1および第2の従節用コロ33、34がほぼ水平に並んだときなどに、これら第1および第2の従節用コロ33、34の組が第1および第2のガイド溝21、22の組にかみ込んで第1および第2の従節用コロ33、34が円滑な下降を阻害される恐れがない。
【0034】
上述のとおりであるから、図1〜図5に示すプリント基板検査装置1は、つぎの(a)項および(b)項に記載の効果を奏する。
(a)プリント基板45が下側および上側のクランパ46、47によって上下からクランプされている状態において、上側クランパ47が上方にほぼ直線的に復動してから上方に復回動するように構成されている。したがって、前記従来の検査装置の場合と同様に、プリント基板45、位置決め用ピン11、検査用ピン12、42などが損傷する恐れがなく、また、雄型および雌型の面方向位置決め部材5、36の構成が簡単である。それでいて、上側クランパ47は、下側クランパ46の上方から斜め後方に上昇するように復回動するから、それほど大きく上昇させなくても、下側クランパ46に対するプリント基板45の着脱を上側クランパ47が邪魔になることなく比較的容易に行うことができ、したがって、プリント基板の着脱が容易であり検査用ピン42などにより手を損傷させる恐れのないコンパクトなプリント基板検査装置を提供することができ、しかも、上方にカメラなどの機器を配置してバーコードによる管理などを行うのが容易である。
(b)第2の従節用コロ34が第2のガイド溝22の円弧状溝部22bを下降しているときには、第1の従節用コロ33は第1のガイド溝21の半円状溝部21bに保持されたままである。したがって、ガイド溝21、22とコロ33、34との間に多少のガタがあっても、これらのコロ33、34の組がガイド溝21、22の組にかみ込んでこれらのコロ33、34が円滑な下降を阻害される恐れがなく、また、上側クランパ47のためのクランパ作動機構51の構成も簡単である。
【0035】
以上において本発明の一実施例について詳細に説明したが、本発明は、この実施例に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された発明の趣旨に基づいて各種の変更および修正が可能である。
【0036】
例えば、上述の実施例においては、雄型の面方向位置決め部材5を固定側取付け部材4に設けるとともに、雌型の面方向位置決め部材36を可動側取付け部材31に設けた。しかし、これとは逆に、雄型の面方向位置決め部材5を可動側取付け部材31に設けるとともに、雌型の面方向位置決め部材36を固定側取付け部材4に設けてもよい。また、雄型の面方向位置決め部材5を固定側および可動側取付け部材4、31の両方に設けるとともに、雌型の面方向位置決め部材36を雄型の面方向位置決め部材5に対応させて可動側および固定側取付け部材31、4の両方に設けてもよい。
【0037】
また、上述の実施例においては、検査用電極12、42を固定側クランパ46と可動側クランパ47との両方に設けた。しかし、検査用電極を固定側クランパ46および可動側クランパ47のうちのいずれか一方だけに設けてもよい。
【0038】
また、上述の実施例においては、フローティングピン8、39を固定側クランパ46と可動側クランパ47との両方に設けた。しかし、フローティングピンを固定側クランパ46および可動側クランパ47のうちのいずれか一方だけに設けるとともに、他方のクランパにはフローティングピンに代えて通常の支持ピン(すなわち、支持部材)を設け、この支持部材によって固定側または可動側ガイド部材9または41を支持するようにしてもよい。
【0040】
また、上述の実施例においては、回動レバー17を駆動モータなどの駆動源15によって往復回動させるようにした。しかし、回動レバー17の往回動および復回動のいずれか一方または両方を手動により行うようにしてもよい。例えば、駆動モータ15の左右一対の駆動軸部16(換言すれば、モータ軸)に相当する回動軸と、この回動軸を往復回動させるための操作ハンドルとを設け、この操作ハンドルを手動により往復回動させることによって上記回動軸を往復回動させるようにしてもよい。この場合、操作ハンドルは、その基端部を上記回動軸に固定されて上記回動軸からほぼ直交して延びていてよい。また、可動側クランパ47の上昇時および下降時のいずれか一方または両方において、可動側クランパ47が急激に上昇または下降するのを防止するために、上記回転軸の往復回動を制動するダンパを設けてもよく、このようなダンパはばねを用いて容易に構成することができる。
【0041】
さらに、上述の実施例においては、第2のクランパ47が、プリント基板45とほぼ直交しかつ第1のクランパ46から離間する方向にほぼ直線的に復動してから、第1の従節用コロ33の軸29の軸心を支点として第1のクランパ46から離間する方向に復回動するようにした。しかし、第1および第2のクランパ46、47の両方が他方のクランパからそれぞれ離間する方向にほぼ直線的に復動するとともに、第2のクランパ47が第1のクランパ46から離間する方向に復回動してもよい。
【0042】
【発明の効果】
本発明によれば、プリント基板が上側および下側のクランパによって上下からクランプされている状態において、上側クランパがプリント基板とほぼ直交しかつ上方に向かう方向にほぼ直線的に復動してから、上側クランパが上方に向かって復回動する。したがって、前記従来の検査装置の場合と同様に、プリント基板、プリント基板の位置決め用の手段、プリント基板の検査用の手段などが損傷する恐れがなく、また、上側および下側のクランパを互いに面方向に位置決めする手段の構成が簡単である。それでいて、上側クランパは復回動するから、この上側クランパをそれほど大きく復動させなくても、一方のクランパに対するプリント基板の着脱を他方のクランパが邪魔になることなく比較的容易に行うことができ、したがって、プリント基板の着脱が容易であり検査用電極などで手を損傷させる恐れのないコンパクトなプリント基板検査装置を提供することができ、しかも、上方にカメラなどの機器を配置してバーコードによる管理などを行うのが容易である。
【0044】
さらに、本発明によれば、第2の被ガイド部材が第2のガイド溝の第2の溝部を下降しているときには、第1の被ガイド部材を第1のガイド溝の横溝部に保持されたままにすることができる。したがって、第1および第2のガイド溝と第1および第2の被ガイド部材との間に多少のガタがあっても、これら第1および第2の被ガイド部材の組が第1および第2のガイド溝の組にかみ込んでこれら第1および第2の被ガイド部材が円滑な下降を阻害される恐れがなく、また、上側クランパのためのクランパ作動機構の構成も簡単である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例によるプリント基板検査装置の概略的な斜視図であって、(A)はプリント基板の着脱時の状態を示し、(B)はプリント基板の着脱時とプリント基板の検査時との中間の状態を示し、(C)はプリント基板の検査時の状態を示す。
【図2】図1(A)のプリント基板検査装置の左側面図である。
【図3】図1(B)のプリント基板検査装置の左側面図である。
【図4】図1(C)のプリント基板検査装置の左側面図である。
【図5】図2〜図4のプリント基板検査装置のクランパ作動機構の動作を説明するための要部の左側面図であって、(A)は図2の状態を示し、(B)は図3の状態を示し、(C)は図4の状態を示す。
【符号の説明】
1 プリント基板検査装置
2 横形固定基板(横形固定基体)
13 縦形取付け基板(縦形取付け部材)
15 駆動モータ(駆動源)
17 回動レバー(回動部材)
20 基台
21 第1のガイド溝
21a 直線状溝部(縦溝部)
21b 半円状溝部(横溝部)
22 第2のガイド溝
22a 直線状溝部(第1の溝部)
22b 円弧状溝部(第2の溝部)
33 第1の従節用コロ(第1の被ガイド部材)
34 第2の従節用コロ(第2の被ガイド部材)
35 連結リンク(連結部材)
45 プリント基板
46 固定側クランパ(第1または下側のクランパ)
47 可動側クランパ(第2または上側のクランパ)
51 クランパ作動機構

Claims (1)

  1. 上側のクランパと下側のクランパとによってプリント基板をその上下からクランプして上記プリント基板の検査を行うように構成され、
    上記上側クランパに上記クランプを行わない退避位置と上記クランプを行うクランプ位置との間を往復動させ得るクランパ作動機構を備えたプリント基板検査装置において、
    上記プリント基板が上記上側および下側のクランパによってその上下からクランプされている状態において、上記クランパ作動機構が、上記上側クランパを上記プリント基板とほぼ直交しかつ上方に向う方向にほぼ直線的に復動させてから、上記上側クランパを上方に向って復回動させることによって、上記上側クランパを上記退避位置に復動させるように構成され、
    上記上側クランパが上記退避位置と上記クランプ位置との間を往復動可能に支持される基台側に設けられた第1および第2のガイド溝と、上記第1および第2のガイド溝にそれぞれ係合するように上記上側クランパに設けられた第1および第2の被ガイド部材とを備え、
    上記第1のガイド溝が、ほぼ上下方向に延びる縦溝部と、この縦溝部の上端からほぼ横方向に屈曲した横溝部とを有し、
    上記第2のガイド溝が、ほぼ上下方向に延びかつ上記縦溝部よりも長い第1の溝部と、この第1の溝部の上端からほぼ上方に向ってほぼ円弧状に延びている第2の溝部とを有し、
    上記上側クランパが上記クランプ位置から上記退避位置へと復動するときに、上記第1の被ガイド部材が上記第1のガイド溝の上記縦溝部を上昇してから上記横溝部へ入り込んで停止するとともに、上記第2の被ガイド部材が上記第2のガイド溝の上記第1の溝部を上昇してから上記第2の溝部をさらに上昇するように構成されたプリント基板検査装置。
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