JP4228829B2 - 距離測定装置 - Google Patents

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Description

本発明は、測距対象物に対してパルス状の光を照射し、光を照射してから反射光が受光されるまでの時間を測定することにより、測距対象物までの距離を測定する方式の距離測定装置に関するものである。
測距対象物に対してパルス状の光を照射し、光を照射してから反射光が受光されるまでの時間を測定することにより、測距対象物までの距離を測定する方式の距離測定装置は、測量装置をはじめとして種々の目的に広く使用されている。このような距離測定装置の構成として考えられる例を、図9〜図11を使用して説明する。但し、この図9〜図11に示す回路構成そのものが公知、公用となっているわけではない。
この距離測定装置は、全体をマイクロプロセッサユニット(MPU)21を中心として構成されており、MPU21からの指令により、駆動回路22を介して半導体レーザ23からパルス状のレーザ光が放出される。この光はレンズ系24により平行光に変えられ、測距対象物に向けて照射される。測距対象物からの反射光は、レンズ系24を通して光検出器25で電気信号に変えられ、増幅器26で増幅された後、2値化回路27により2値信号に変換される。
2値化回路27からは、増幅器26の出力が閾値設定回路33から与えられる閾値を超えたとき「1」、超えないとき「0」の信号が出力される。この出力はサンプリング回路28によりサンプルホールドされる。サンプリング回路28には発振器29からサンプリングパルスが与えられている。このサンプリングパルスはカウンタ回路30にも与えられている。
今、光速をC、測距対象物までの距離をL、レーザ光を照射してから反射光が受信されるまでの時間をtとすると、
L=Ct/2
の関係にある。よって、1mの分解能で距離測定を行おうとすると、サンプリングパルスは、150MHzである必要がある。
サンプリング回路28、発振器29、カウンタ回路30の関係を図10に示す。例えば、0〜255mまでの距離測定を行う場合、カウンタ回路30は8ビットのカウンタとなる。このカウンタの出力は、サンプリング回路28に入り、デコーダ28aにより、256ビットにデコードされる。すなわち、デコーダ28aは256の出力を持ち、カウンタ回路30がインクリメントされるごとに、「1」の信号を出力する端子が1つずつ右側にシフトされる。発振器29からの出力と、2値化回路27からの出力は、デコーダ28aの出力と共にANDゲート群28bに入力される。
図9における発光検出回路31の出力により、サンプリング回路28のレジスタ28cはリセットされる。それと同時にカウンタ回路30もリセットされる。このタイミングではデコーダ28aの左端の端子の出力が「1」となり、発振器29からの出力が「1」となったタイミングでANDゲート群28bの左端のゲートが開となり、そのときの2値化回路27の出力がレジスタ28cの左端のビットに入力され記憶される。
発振器29からのパルスによりカウンタ30が1だけインクリメントされると、デコーダ28aの「1」出力が1つ右に移動し、発振器29からの出力が「1」となったタイミングでANDゲート群28bの左端から2番目のゲートが開となり、そのときの2値化回路27の出力がレジスタ28cの左端から2番目のビットに入力され記憶される。
このようにして、カウンタ30がインクリメントされるごとに、2値化回路27の出力が記憶されるレジスタ28cのビットが右側に移動する。よって、カウンタ30の値が255になったタイミングでは、レジスタ28cには、閾値を超えた反射光の有無が時系列的に記憶されていることになる。なお、カウンタ30は255になった後では、リセットされない限り、発振器20からのパルスが入力しても0に戻ることはない。
この状態で、MPU21がサンプリング回路28の値、すなわちレジスタ28cの値を読み込み、そのメモリの一部である積算値格納メモリ32に、レジスタ28cの値ごとに積算する。すなわち、積算値格納メモリ32は、レジスタ28cのビット毎(すなわち、所定分解能の距離毎)に対応して設けられている。
MPU21はこの加算計算が終了すると、再び駆動回路22に対して、次の光パルスを生じさせるように指令を出す。このようにして、所定回数だけ、レーザ光を測距対象物に照射し、その反射光を受けて処理し、その結果を積算値格納メモリ32に加算する動作を繰り返す。そして、所定回数の測定が終わった段階で、MPU21は、積算値格納メモリ32の値を読み出し、レジスタ28cのビット毎に対応して設けられているメモリの値のうち、最大値を与えるメモリに対応する距離を、測距対象物までの距離と判定し、それを出力して測定を終了する。
サンプリング回路28の他の例を図11に示す。この例においては、サンプリング回路28は、シフトレジスタ28dと、ANDゲート28e、セレクタ28fから成り立っている。セレクタ28は、MPU21からのパルスと、発信器29からのパルスのどちらかを選択して出力するもので、初期状態においては、MPU21からのパルスが選択されている。
そして、発光検出回路31から、レーザ発光を検出した信号が入力されると共に、セレクタ28の入力はANDゲート28側に切り換えられる。それと同時に、カウンタ30の入力ゲート(この場合はカウンタ30に付属し、図示されていない)が開き、発振器29からのパルスは、カウンタ30でカウントされると共に、ANDゲート28e、セレクタ28fを通ってシフトレジスタ28dにシフトパルスとして入力される。なお、カウンタ30はカウントの開始に先立ちリセットされる。
シフトレジスタ28dの入力は、2値化回路27からの2値化信号であり、2値化回路27の出力が、シフトパルスが1つ入る毎にシフトレジスタ28dに取り込まれシフトされる。
カウンタ30の値が計測最大距離に相当する値に達すると、カウンタ30からクロック入力停止信号が出力される(ANDゲート28eの一つの入力が「0」となる)。これによりANDゲート28は閉ざされ、発振器29のパルスはシフトレジスタ28dに入力されなくなるので、シフトレジスタ28dの値はそのままで保持される。なお、カウンタ30は、その値が計測最大距離に相当する値に達するとそれ以上インクリメントされないようにされている。
この状態でMPU21から読み取り要求信号が来ると、セレクタ28fがMPU発振器からの信号を入力するように切り換えられる。よって、MPU21からのパルスがシフトレジスタ28dのシフトパルスとなり、シフトレジスタ28dの内容が、シリアルにMPU21に転送される。
しかしながら、以上説明したような従来技術による距離測定装置には以下のような問題点があった。
第1は、測定を開始してから終了するまでの時間が長くなることである。すなわち、上述のように、1回の光照射が終わる毎に、MPU21がサンプリング回路28の内容を読み、それを積算値格納メモリ32に加算するという演算処理を行っている。MPU21のクロック周波数は10MHz程度であるので、この演算処理には時間がかかる。そして、この演算処理が終了するまで次の光の照射を行うことができないので、その分測定時間が長くなる。MPU21として高速のクロック周波数で作動するものを使用すれば測定時間を短縮できるが、MPUが高価になるという問題点がある。
又、上述のような方法では、積算値格納メモリ32を用い、最大値を与えるメモリに対応する距離を、測距対象物までの距離と判定することによりノイズの除去を行っている。しかし、このようにしても、なお、ノイズの除去が十分にできない場合がある。
さらに、測定対象物が遠くにある場合と近くにある場合とでは、反射光の強度が異なるので、それに応じて閾値を変化させる必要がある。従来は、この対策として、閾値を、光の照射からの時間が経過すると共に下げていくようにしたり、図9に示すMPU21にて、積算格納メモリに格納されている値の全体の平均値をとり、その平均値が所定値になるように閾値設定回路33に指令を出して閾値を変更することが行われていた。しかし、このような方法も必ずしも満足の行くものではなかった。
本発明はこのような事情に鑑みてなされたもので、上記のような問題点を解決し、短時間での測定を可能にしたり、ノイズにより測定精度が低下するのを防ぐことができる距離測定装置を提供することを課題とする。
本発明に関連する距離測定装置は、測距対象物に対してパルス状の光を照射する光照射部と、
前記測距対象物及びその他の物体からの反射光を受光し、受光強度が閾値を超えた場合に反射光があったと判定する受光部と、
前記光が照射されてからの時間の区分に対応して設けられた複数のカウンタを有するカウンタ部と、
複数回の光の照射が行われた後に前記カウンタ部の内容を読み取って、その結果を演算処理して測距対象物までの距離を算出する演算処理部とを有する距離測定装置であって、
前記カウンタ部は、前記反射光があったと判定されたとき、前記光の照射が行われてから前記反射光が得られるまでの時間の区分に応じた、カウンタ部のカウンタに所定数を加算するものであり、前記演算処理部とは、独立した回路からなることを特徴とする距離測定装置である。
上記の距離測定装置の基本的な作用は、従来技術と変わりはないが、反射光が受光された回数をカウントするカウンタ部が演算処理部とは独立した回路からなる点が異なっている。よって、カウンタ部を演算処理部とは独立した速度で、非同期に動作させることができるので、加算処理を速めることができ、演算処理部全体を高速化することなく、測定時間を短縮できる。
本発明に関連する距離測定装置は、上記の距離測定装置であって、前記カウンタに所定数を加算する加算処理が、前記光が照射されてから前記反射光が受光されるまでの時間の区分を決定するサンプリングパルスに同期して行われることを特徴とするものである。
上記距離測定装置においては、カウンタに所定数を加算する加算処理がサンプリングパルスに同期して行われるので、回路構成が簡単になる。
本発明に関連する距離測定装置は、測距対象物に対してパルス状の光を照射する光照射部と、
前記測距対象物及びその他の物体からの反射光を受光し、受光強度が閾値を超えた場合に反射光があったと判定する受光部と、
前記光が照射されてからの時間の区分に対応して設けられた複数のカウンタを有するカウンタ部と、
複数回の光の照射が行われた後に前記カウンタ部の内容を読み取って、その結果を演算処理して測距対象物までの距離を算出する演算処理部とを有する距離測定装置であって、
連続性判定部を有し、当該連続性判定部は、所定回数の連続した光照射に対して、前記反射光があったとの判定の有無を、前記光の照射が行われてから前記反射光が得られるまでの時間の区分に応じて記憶する記憶部を有し、所定回数連続して前記反射光があったと判定された時間区分について、対応する前記カウンタ部のカウンタに所定数を加算するものであることを特徴とする距離測定装置である。
上記距離測定装置においては、連続性判定部が、所定回数の連続した光照射に対して反射光があったかどうかを、光の照射が行われてから反射光が得られるまでの時間の区分毎に判定し、所定回数連続して反射光があったと判定された時間区分について、対応するカウンタ部のカウンタに所定数を加算する。よって、ノイズのように連続して同じ時間区分の領域に反射光が得られないものについては、カウンタに加算されないので、ノイズをより確実に除去することができる。
本発明に関連する距離測定装置は、測距対象物に対してパルス状の光を照射する光照射部と、
前記測距対象物及びその他の物体からの反射光を受光し、受光強度が閾値を超えた場合に反射光があったと判定する受光部と、
前記光が照射されてからの時間の区分に対応して設けられた複数のカウンタを有するカウンタ部と、
複数回の光の照射が行われた後に前記カウンタ部の内容を読み取って、その結果を演算処理して測距対象物までの距離を算出する演算処理部とを有する距離測定装置であって、
連続性判定部を有し、当該連続性判定部は、所定回数の連続した光照射に対して、前記反射光があったことを、前記光の照射が行われてから前記反射光が得られるまでの時間の区分ごとに判別するものであることを特徴とする距離測定装置である。
上記距離測定装置においては、連続性判定部が、所定回数の連続した光照射に対して反射光があったかどうかを、光の照射が行われてから反射光が得られるまでの時間の区分毎に判定する。よって、もし、このような時間区分があった場合(特に近距離に対応する時間区分において)には、光の強度が強すぎるとして、レーザの発光強度を弱めたり、増幅器のゲインを下げたりして、測定状態を適当なものとすることができる。
前記課題を解決するための第の手段は、測距対象物に対してパルス状の光を照射する光照射部と、
前記測距対象物及びその他の物体からの反射光を受光し、受光強度が閾値を超えた場合に反射光があったと判定する受光部と、
前記光が照射されてからの時間の区分に対応して設けられた複数のカウンタを有するカウンタ部と、
複数回の光の照射が行われた後に前記カウンタ部の内容を読み取って、その結果を演算処理して測距対象物までの距離を算出する演算処理部とを有する距離測定装置であって、
前記カウンタ部は、前記反射光があったと判定されたとき、前記光の照射が行われてから前記反射光が得られるまでの時間の区分に応じた、カウンタ部のカウンタに所定数を加算するものであり、
かつ、連続性処理部を有し、当該連続性処理部は、1回の光照射に対しての前記反射光があったとの判定の有無を、前記光の照射が行われてから前記反射光が得られるまでの時間の区分毎に記憶する記憶部を有し、所定の時間区分の範囲において、前記反射光があったとの判定の連続性を評価し、それに応じて、前記閾値、光照射部から照射する光の強度、前記受光部の感度の内少なくとも1つを調整するように指示する機能を有することを特徴とする距離測定装置(請求項)である。
本手段においては、1回の光照射に対して、連続性処理部が、光の照射が行われてから反射光が得られるまでの時間の区分毎に記憶する記憶部を有し、所定の時間区分の範囲において、反射光があったとの判定の連続性を評価し、それに応じて、閾値、光照射部から照射する光の強度、受光部の感度の内少なくとも1つを調整するように指示する。「指示する」とは、これら閾値、光照射部から照射する光の強度、受光部の感度を調整する回路や演算装置に対し、そうするように指令を出すことをいう。これにより、遠距離を測定する場合でも、近距離を測定する場合でも、信号レベルや閾値のレベルを適当な範囲に保つことができ、ノイズによる誤検出を防止できる。
以上説明したように、本発明によれば、短時間での測定を可能にしたり、ノイズにより測定精度が低下するのを防ぐことができる距離測定装置を提供することができる。
以下、本発明の実施の形態の例を、図を用いて説明する。図1は、本発明の第1の実施の形態である距離測定装置の概略構成を示す図である。この距離測定装置は、全体をマイクロプロセッサユニット(MPU)1を中心として構成されており、MPU1からの指令により、駆動回路2を介して半導体レーザ3からパルス状のレーザ光が放出される。この光はレンズ系4により平行光に変えられ、測距対象物に向けて照射される。測距対象物からの反射光は、レンズ系4を通して光検出器5で電気信号に変えられ、増幅器6で増幅された後、2値化回路7により2値信号に変換される。
2値化回路7からは、増幅器6の出力が閾値設定回路13から与えられる閾値を超えたとき「1」、超えないとき「0」の信号が出力される。この出力はサンプリング回路8によりサンプリングされて、積算値格納メモリ9に積算される。サンプリング回路8には発振器10からサンプリングパルスが与えられている。このサンプリングパルスはカウンタ回路11にも与えられている。
サンプリング回路8、積算値格納メモリ9、発振器10、カウンタ回路11の関係を図2に示す。例えば、0〜255mまでの距離測定を行う場合、カウンタ回路11は8ビットのカウンタとなる。このカウンタの出力は、サンプリング回路8に入り、デコーダ8aにより、256ビットにデコードされる。すなわち、デコーダ8aは256の出力を持ち、カウンタ回路11がインクリメントされるごとに、「1」の信号を出力する端子が1つずつ右側にシフトされる。発振器10からの出力と、2値化回路7からの出力は、デコーダ8aの出力と共にANDゲート群8bに入力される。
積算値格納メモリ9は、256個のカウンタユニットからなり、1つのカウンタユニットは例えば4ビットのカウンタからなる。各々のカウンタユニットは、ANDゲート群8bの1つのANDゲートに対応しており、それぞれ対応するANDゲートから「1」が出力されたタイミングで1だけインクリメントされる。
図1における発光検出回路14の出力により、積算値格納メモリ9はリセットされる。それと同時にカウンタ回路11もリセットされる。このタイミングではデコーダ8aの左端の端子の出力が「1」となり、発振器10からの出力が「1」となったタイミングでANDゲート群8bの左端のゲートが開となり、そのときの2値化回路7の出力が積算値格納メモリ9の左端のカウンタユニットに入力される。そして、もし2値化回路7の出力が「1」であれば、左端のカウンタユニットが1だけインクリメントされる。
発振器10からのパルスによりカウンタ回路11が1だけインクリメントされると、デコーダ8aの「1」出力が1つ右に移動し、発振器10からの出力が「1」となったタイミングでANDゲート群8bの左端から2番目のゲートが開となり、そのときの2値化回路7の出力が積算値格納メモリ9の左端から2番目のカウンタユニットに入力される。そして、もし2値化回路7の出力が「1」であれば、左端から2番目のカウンタユニットが1だけインクリメントされる。
このようにして、カウンタ11がインクリメントされるごとに、2値化回路7の出力が加算記憶される積算値格納メモリ9のカウンタユニットが右側に移動する。よって、カウンタ10の値が255のなったタイミングでは、積算値格納メモリ9には、そのカウンタユニットに、閾値を超えた反射光の有無が時系列的に積算されていることになる。なお、カウンタ11は255になった後では、リセットされない限り、発振器10からのパルスが入力しても0に戻ることはない。
この状態で、MPU1は、直ちに駆動回路22に対して、次の光パルスを生じさせるように指令を出す。このようにして、所定回数だけ、レーザ光を測距対象物に照射し、その反射光を受けて処理し、その結果を積算値格納メモリ9に加算する動作を繰り返す。そして、所定回数の測定が終わった段階で、MPU1は、積算値格納メモリ9の各カウンタユニットの値を読み出し、最大値を与えるカウンタユニットに対応する距離を、測距対象物までの距離と判定し、それを出力して測定を終了する。
以上説明した図1に示す回路の作動と、図9に示す従来技術の回路の作動を比べると分かるように、図1に示す本発明の実施の形態では、各光照射毎に得られる反射光の有無の積算を、発振器10のサンプリングパルスに同期して、積算値格納メモリ9で行っているの対して、図9に示す従来技術ではMPU21が行っている。よって、図1に示す本発明の実施の形態の方が、MPU21に積算を行わせる時間が必要ないので、その分、光を照射する間隔を短くすることができ、それにより1回の測定時間を短くすることができる。
サンプリング回路8のANDゲート群8bの出力S1〜S256は、データ評価回路12にも導かれる。図3に、データ評価回路の例を示す。データ評価回路は256ビットのレジスタ12aとANDゲート12bで構成される。レジスタ12aはその各ビットに入力された直前のサンプリング回路8のANDゲート群8bの出力S1〜S256の値をそれぞれ記憶するようになっている。
そして、この例においては、レジスタ12aの3〜7ビット(距離3m〜7m(近距離部)に対応)の値がすべて「1」、すなわちこの間の距離からの反射光があったときにANDゲート12bの出力が「1」となるようにされている。図1におけるMPU1は、次の光の放出を指令する前にこの出力を読み取って、閾値設定回路13に対して閾値を上げるように指令を出す。その代わりに、駆動回路2に対して、半導体レーザ3の出力を下げるように指令を出すようにしてもよいし、増幅器6に対して、ゲインを下げるように指令を出しても、これらのうち2つ以上を同時に行ってもよい。
このようにして、最初は閾値を小さくしておき、順次閾値を上げていき、ANDゲート12bの出力が始めて「0」となったところで閾値を固定し、測定を行うことにすれば、安定した閾値で測定を行うことができる。同様に、半導体レーザ3の出力を制御したり、増幅器6のゲインを制御する場合でも、適当な出力やゲインで測定を行うことができる。
なお、測定速度を問題にしなければ、従来技術の説明で示した、図9、図10のような回路構成にしておき、MPU21自身にデータ評価回路の機能を持たせ、レジスタ28cの値を読み込んで、その「1」となっているビットの連続の程度を判定して、それにより、閾値を上下させる等の制御を行うようにすることもできる。このように、MPUにデータ評価回路の機能を持たせれば、ソフトウエア処理により、フレキシビリティに富んだ制御を行うことができる。もちろん、回路が複雑になることをいとわなければ、MPUと同じデータ評価を回路で実現することは可能である。
図4に、本発明の第2の実施の形態である距離測定装置の構成の概要を示す。図4に示す実施の形態は、図1に示す実施の形態とは、積算値格納メモリ9とデータ評価回路12の構成が異なるだけであるので、図1と同じ、他の各構成要素については、図1と同じ符号を付してその作動の説明を省略する。
図4に示す実施の形態においては、サンプリング回路8の出力が、データ評価回路12を介して積算値格納メモリ9に入力されている。これらの回路の詳細を図5に示す。
図5において、発振器10、カウンタ11及びサンプリング回路8の作動は、図2において説明したのと同じであるので説明を省略する。図5においては、データ評価回路12は、2つの256ビットレジスタ12d、12eを有し、これらは測定開始でリセットされる。サンプリング回路のANDゲート群8bの出力は、データ評価回路12のレジスタ12dに入力される。そして、レジスタ12dの内容は、発光検出回路14の出力を受けてレジスタレジスタ12eに移されると共に、レジスタ12dはリセットされる。1回の発光タイミングで測定が終了したときには、レジスタ12dには今回の測定結果が、レジスタ12eには前回の測定結果が格納されていることになる。
レジスタ12dと12eの対応するビットは、それぞれANDゲート群12cに入力され、レジスタ12dと12eが共に「1」となったビットについて出力が積算値格納メモリ9に出され、積算値格納メモリ9の対応するカウンタユニットがインクリメントされる。このようにして、所定回数だけ、レーザ光を測距対象物に照射し、その反射光を受けて処理し、その結果を積算値格納メモリ9に加算する動作を繰り返す。そして、所定回数の測定が終わった段階で、MPU1は、積算値格納メモリ9の各カウンタユニットの値を読み出し、最大値を与えるカウンタユニットに対応する距離を、測距対象物までの距離と判定し、それを出力して測定を終了する。
図5におけるデータ評価回路12の働きは、2回の測定において、連続して出力が得られたビットについてのみ、積算値格納メモリ9に加算を行うように制御を行うことである。このような処理を行うことにより、瞬間的に現れるノイズを除去することができる。
なお、図5においては、レジスタを2つ設けて2回連続した出力のみを積算するようにしているが、レジスタを3つ以上設けることにより、反射光が3回以上連続して検出された場合のみを検出するようにしてもよい。さらに、測定速度が遅くて差し支えない場合は、データ評価回路12と積算値格納メモリ9の働きをMPU1によって行ってもよいことはいうまでもない。
サンプリング回路8と積算値格納メモリ9の別の例を図6に示す。この例は、従来例として図11に示した回路に相当するものである。2値化回路7の出力は、シフトレジスタ8cに入力されている。発光検出回路14から、レーザの発光を検出した信号が入力されると、カウンタ11がリセットされて、発振器10からのパルスの計数を開始すると共に、その出力であるクロック入力停止信号がオフ(「1」)となり、ANDゲート8dが開いて、発振器10からのパルスがシフトパルスとしてシフトレジスタ8cに入力される。よって、2値化回路7の出力は、順次シフトレジスタ8cに入力される。
カウンタ11の値が計測最大距離に相当する値に達すると、カウンタ11からクロック入力停止信号が出力される(ANDゲート8dの一つの入力が「0」となる)。これによりANDゲート8は閉ざされ、発振器10のパルスはシフトレジスタ8cに入力されなくなるので、シフトレジスタ8cの値はそのままで保持される。なお、カウンタ30は、その値が計測最大距離に相当する値に達するとそれ以上インクリメントされないようにされている。
この状態で、発光検出回路14から、次の発光検出信号が来ると、カウンタ11がリセットされ、再び上記の動作が繰り返される。そのとき、シフトレジスタ8cの最終段のラッチ回路からあふれた出力は、積算値格納メモリ9の加算器9dに入力される。一方、セレクタ8fは、発振器10の出力を選択しており、従って、発振器10からのパルスはアドレスカウンタ8eに入力される。アドレスカウンタ8eは、積算値累積メモリ9のセレクタ9bとセレクタ9cのゲートを選択するものである。すなわち積算値累積メモリ9のメモリ回路9aのうち、どのビットを入出力として選択するかを決定する。メモリ回路9aは、mem1〜memNまでのNセットのメモリであり、アドレスカウンタ8eのカウント値に対応するものの入出力が、セレクタ9bとセレクタ9cを通して外部とつながるようになっている。mem1〜memNは、それぞれが所定ビット数から成り立っている。
アドレスカウンタ8eが1のときは、mem1の内容がセレクタ9cを通して加算器9dに入力され、シフトレジスタ8cの出力と加算され、その結果がセレクタ9bを通して再びmem1に格納される。すなわち、シフトレジスタ8cの出力が「1」のとき、mem1の内容は1だけインクリメントされ、シフトレジスタ8cの出力が「0」の場合は、前の値がそのままホールドされることになる。
以上の動作が、発振器10からのパルスが来るごとに繰り返され、シフトレジスタ8cの出力が、順次mem1〜memNに加算されることになる。このようにして、発光検出回路14からの出力があり、1回の計測が行われるごとに、計測距離の区分に対応する反射光の有無が、メモリ回路9aに累算されることになる。
このようにして所定回の距離測定が行われて測定が終了すると、MPU1から読み取り要求がなされ、セレクタ8fの入力がMPU発振器からの入力に切り換えられる。そして、それによりアドレスカウンタが歩進し、カウンタの値に対応するメモリ回路9a中のmem1〜memNの値が、順次セレクタ9cを通してMPU1に読み込まれる。
図7に、データ評価回路の他の例を示す。これは、図6に示したサンプリング回路に結合されるものであり、近距離からの反射信号の飽和を検知し、レーザの発光強度を落としたり、増幅器6のゲインを下げたりするための制御信号を出力する回路である。図6に示すシフトレジスタ8cからの出力が、ビットシリアルな信号としてセレクタ12gに入力される。発振器10からのパルスは、シフトレジスタ読み出しカウンタ12hに入力され加算される。そして、セレクタ12gのゲートのうち、シフトレジスタ読み出しカウンタ12hのカウント数に対応するゲートに、シフトレジスタ8cの出力が出力される。
シフトレジスタ8cからのパルスは、発振器10からのパルスに同期しているので、これにより、シフトレジスタ8cからのパルスが、順次(例えば図の上側から下側に)異なるANDゲート12kに出力されることになる。なお、ANDゲート12kへのゲートとして選択されていないセレクタ12gの他のゲートからは「1」の信号が出力されている。
ANDゲート12kの出力は、対応するラッチ回路12mに入力されるが、ラッチ回路12mの出力そのものが、ANDゲート12kの他の入力となっている。なお、ラッチ回路12mは、測定の開始にあっては「1」となるように初期セットされている。よって、パルス発振器10のパルス毎にラッチ指令入力がラッチ回路12mに入るので、その時の対応するANDゲート12kの値がラッチ回路12mの新たな入力となる。
今、ひとたび、所定の距離に対応するシフトレジスタ8cからの出力が「0」となったとすると、対応するANDゲート12kの出力は「0」となり、従ってラッチ回路12mも「0」となる。ひとたびラッチ回路12mが「0」となると、その出力がANDゲート12kに入力されているので、対応するANDゲート12kの出力は常に「0」となり、従ってラッチ回路12mの出力は、次にラッチ回路12mが初期セットされるまで「1」となることはない。
このような回路を近距離の出力に対応する信号について設けておけば、所定回数の測定を行った場合に、その測定の全てにおいて信号が「1」であった距離に対応するラッチ回路12mの出力のみが1となり、1回でも信号が「0」となった距離に対応するラッチ回路12mの出力は「0」となっている。
各ラッチ回路12mの出力はOR回路12nに入力され、前記所定回数の測定を行った場合にその全てにおいて信号が「1」であった測定距離があった場合には、OR回路12nの出力が「1」となって、レーザの発光強度を落としたり、増幅器6のゲインを下げたりするための制御信号を出力する。
図8に、データ評価回路のもう一つの他の例を示す。これは、図6に示したサンプリング回路に結合されるものであり、レーザ光の発光強度が強すぎたり、増幅器のゲインが高すぎるというような場合に、ノイズの影響により、広い範囲の距離に亘って連続して反射信号が得られたような結果が生じ、測定誤差が生じることを防ぐものである。
シフトレジスタ12pには、図6に示すシフトレジスタ8cの出力が入力され、パルス発振器10からのパルスをシフト指令としてシフトしている。シフトレジスタ12pを構成する各ラッチ回路の出力はANDゲート12qに入力されており、ANDゲート12qの出力はラッチ回路12rのラッチ指令とされている。ラッチ回路12rの信号入力は常に「1」となっている。よって、一度、シフトレジスタ12pの全てのラッチ回路が「1」となると、すなわち、シフトレジスタ12pがMビットからなるとき、M個の距離区間に亘って連続して反射信号が得られたような状態が検出されると、ANDゲート12qの出力が1となってラッチ回路12rが「1」の状態となりホールドされる。ラッチ回路12rが「1」の状態となると、その制御出力により、レーザの発光強度を下げたり、増幅器のゲインを低下させたりする制御が行われる。
本発明の第1の実施の形態である距離測定装置の概略構成を示す図である。 図1に示す距離測定装置におけるサンプリング回路、積算値格納メモリ、発振器、カウンタ回路の関係を示す図である。 図1におけるデータ評価回路の例を示すである。 本発明の第2の実施の形態である距離測定装置の構成の概要を示す図である。 図4に示すサンプリング回路、データ評価回路、積算値格納メモリの関係を示す図である。 サンプリング回路の他の例を示す図である。 データ評価回路の他の例を示す図である。 データ評価回路の他の例を示す図である。 従来の距離測定装置の構成の例を示す図である。 図9に示すサンプリング回路、発振器、カウンタ回路の関係を示す図である。 サンプリング回路の他の例を示す図である。
符号の説明
1…マイクロプロセッサユニット、2…駆動回路、3…半導体レーザ、4…レンズ系、5…光検出器、6…増幅器、7…2値化回路、8…サンプリング回路、8a…デコーダ、8b…ANDゲート群、8c…シフトレジスタ、8d…ANDゲート、8e…アドレスカウンタ、8f…セレクタ、9…積算値格納メモリ、9a…メモリ回路、9b…セレクタ、9c…セレクタ、9d…加算器、10…発振器、11…カウンタ回路、12…データ評価回路、12a…レジスタ、12b…ANDゲート、12c…レジスタ、12d…レジスタ、12e…ANDゲート群、12g…セレクタ、12h…シフトレジスタ読み出しカウンタ、12k…ANDゲート、12m…ラッチ回路、12n…OR回路、12p…シフトレジスタ、12q…ANDゲート、12r…ラッチ回路、13…閾値設定回路、14…発光検出回路

Claims (1)

  1. 測距対象物に対してパルス状の光を照射する光照射部と、
    前記測距対象物及びその他の物体からの反射光を受光し、受光強度が閾値を超えた場合に反射光があったと判定する受光部と、
    前記光が照射されてからの時間の区分に対応して設けられた複数のカウンタを有するカウンタ部と、
    複数回の光の照射が行われた後に前記カウンタ部の内容を読み取って、その結果を演算処理して測距対象物までの距離を算出する演算処理部とを有する距離測定装置であって、
    前記カウンタ部は、前記反射光があったと判定されたとき、前記光の照射が行われてから前記反射光が得られるまでの時間の区分に応じた、カウンタ部のカウンタに所定数を加算するものであり、
    かつ、連続性処理部を有し、当該連続性処理部は、1回の光照射に対しての前記反射光があったとの判定の有無を、前記光の照射が行われてから前記反射光が得られるまでの時間の区分毎に記憶する記憶部を有し、所定の時間区分の範囲において、前記反射光があったとの判定の連続性を評価し、それに応じて、前記閾値、光照射部から照射する光の強度、前記受光部の感度の内少なくとも1つを調整するように指示する機能を有することを特徴とする距離測定装置。
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