JP4228811B2 - インフレータ及びエアバッグ装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
発明は、エアバッグ装置等に用いられるインフレータに係り、特に耐圧容器内部に充填された高圧ガスをガス出口から流出させるようにしたタイプのインフレータに関する。また、本発明は、このインフレータを備えたエアバッグ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
I.車両等の高速移動体に搭載され、緊急時に膨張して乗員の身体等を保護するエアバッグ装置のインフレータとして、耐圧容器内部に充填された高圧ガスをガス噴出口から噴出させるタイプのインフレータが知られている。このようなインフレータとして、ストアーガスインフレータが知られている。
【0003】
ストアーガスインフレータの耐圧容器のガス出口は、通常時には薄い板状の封体によって気密に閉鎖されている。この封体は、所定値以上の力が加えられることにより破裂して出口からガスを噴出させるように構成されている。
【0004】
特許第30001985号には、封体(バーストディスク)に隣接して起爆装置を配置し、この起爆装置を起爆させることによりバーストディスクを破裂させることが記載されている。
【0005】
実公昭47−39778号には、起爆装置(スクイブ)によってピストンを移動させ、このピストンによって封板を引きちぎるようにして破断させるストアーガスインフレータが記載されている。
【0006】
II.ストアーガスインフレータが火災に遭遇したときに、その高圧ガス貯蔵室内からガスを放出させるようにするために、排気孔と、該排気孔を密閉しているが火災時の熱を受けると該排気孔を開放させて高圧ガス貯蔵室からガスを流出させる密閉手段とを設けることが特開平10−44918号公報に記載されている。同号公報では、この密閉手段として熱可塑性プラスチック、低い融点を有する金属材料(すず、鉛等)が示されている。
【0007】
【特許文献1】
特許第30001985号公報
【特許文献2】
実公昭47−39778号公報
【特許文献3】
特開平10−44918号公報
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
従来のストアーガスインフレータにあっては、封体がそれ自体の強度によって耐圧容器内のガス圧に対抗するよう構成されており、封体が高強度の肉厚のものとなっている。本発明は、封体を薄くすることができ、また、これにより封体を破るための必要エネルギーを小さくすることも可能であり、しかも火災時に高圧ガス貯蔵室からガスを放出させる手段を有したインフレータと、このインフレータを備えたエアバッグ装置とを提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明のインフレータは、高圧ガス貯蔵室及びガス出口を有した耐圧容器と、該ガス出口を閉鎖している封体と、該封体を高圧ガス貯蔵室と反対側から支承している支承体と、該支承体による封体の支承を解除する支承解除装置とを備えてなり、該支承解除装置によって該支承体による封体の支承が解除されることにより、該封体が該高圧ガス貯蔵室内のガス圧により破れて高圧ガス貯蔵室内から高圧ガスが放出されるインフレータであって、火災時に該高圧ガス貯蔵室内のガスを流出させるための排気孔と、平常時は該排気孔を密閉しており、火災時に熱を受けて該排気孔を開放させる密閉手段とが設けられているインフレータにおいて、該排気孔及び密閉手段は前記支承体に設けられており、前記支承体は、該封体に当接した支承本体と、該支承本体を高圧ガス貯蔵室と反対側から支持している支承板体とを備えてなり、前記支承解除装置は、該支承板体に向けてガスを噴出し、このガス圧により支承板体を移動させて支承板体の非支持位置へ移動させるものであり、該支承板体は、該支承解除装置からのガス圧により割断するように割断用の溝が設けられており、該溝の一端は、該支承板体の支承本体側の端縁に達しており、前記排気孔は前記支承本体に設けられており、該溝の一端が前記排気孔に対面していることを特徴とするものである。
【0010】
かかる本発明のインフレータにあっては、火災に遭遇して熱を受けると、密閉手段による排気孔の密閉が解除され、高圧ガス貯蔵室からガスが放出される。
【0011】
本発明のインフレータにあっては、封体が支承体によって支承されているので、封体はそれ自身の強度で耐圧容器内のガス圧に耐える必要はなく、封体は低強度のもので足りる。
【0012】
本発明においては、排気孔及び密閉手段は支承体に設けられている。この場合、高圧ガス貯蔵室から流出したガスを濾過するためのフィルタを設けておく(請求項)ことにより、支承体から外れた密閉手段を該フィルタで捕捉することができる。
【0013】
本発明においては、支承体は、封体に当接した支承本体と、該支承本体を高圧ガス貯蔵室と反対側から支持している支承板体とを備えてなり、解除装置は、該支承板体に向けてガスを噴出し、このガス圧により支承板体を移動させて支承板体の非支持位置へ移動させるものである。
【0014】
このような構成とした場合、ガス圧を受ける板面の面積を大きくし、支承板体を急速に非支持位置へ移動させることができる。これにより、インフレータの起動を迅速化させることができる。
【0015】
この支承板体は、該解除装置からのガス圧により割断するように割断用の溝が設けられており、該溝の一端は、該支承板体の封体側の端縁に達しており、排気孔は支承本体に設けられており、該溝の一端が排気孔に対面している。このように構成した場合、支承板体が割れて小さくなることにより、支承板体が少し動くだけで支承板体が非支持位置まで移動する。これにより、インフレータの起動を一層迅速化させることができる。なお、火災時に密閉手段が密閉を解除した場合、高圧ガス貯蔵室内のガス圧は排気孔から支承板体の一端側の溝を経て流出する。
【0016】
本発明では、支承解除装置がガス圧によって支承解除動作するものである場合、この支承解除用ガス圧が密閉手段を過度に強力に押圧しないようにするために、排気孔は孔の開放断面積が部分的に小さくなっているオリフィス部を有しており、前記密閉手段は該オリフィス部よりも前記高圧ガス貯蔵室側に配置されている構成(請求項)としてもよい。
【0017】
このオリフィス部は、上記支承解除用ガス圧によって密閉手段に加えられる圧力を軽減する。
【0018】
上記の密閉手段としては、火災時の熱によって軟化又は溶融する材料が好適である(請求項)。
本発明のエアバッグ装置は、かかる本発明のインフレータと、このインフレータからのガスによって膨張するエアバッグとを備えてなるものである。
【0019】
【発明の実施の形態】
以下、図1〜4を参照して実施の形態に係るインフレータの実施の形態について説明する。図1(a)はこのインフレータ1の長手方向の断面図、図1(b)は支承本体の断面図、図1(c)は図1(a)のC−C線に沿う断面斜視図、図2はこのインフレータ1のガス噴出作動時の断面図、図3(a)は図1(a)のIII−III線断面図、図3(b)はガス噴出作動時の断面図である。図4(a),(b)は、それぞれ支承板体22の支承本体20支承時及び支承解除時における斜視図である。
【0020】
図1,2の通り、このインフレータ1は、高圧ガス貯蔵室12及びガス出口14を有した耐圧容器10と、このガス出口14を閉鎖している封体としてのバーストシム16と、このバーストシム16を支承している支承本体20と、支承本体20を支持している支承板体22と、この支承板体22を支承本体20の非支承位置に移動させて該支承本体20によるバーストシム16の支承を解除するための支承解除装置60と、ガス噴出口72を有したキャップ70とから主として構成されている。
【0021】
耐圧容器10は、略々円筒状であり、その一端にガス出口14が設けられている。このガス出口14に対しハウジング40が溶接等により一体化されている。このハウジング40は、該耐圧容器10側の流入用開口42と、それと反対側の流出用開口44と、側面(図1,2では上面)に設けられた作動ガス噴出口46とを備えている。
【0022】
バーストシム16は、ステンレス材(例えばSUS304)などの金属の薄いシート状物よりなる。このバーストシム16は、該流入用開口42を覆い、且つ該開口42の周縁部に溶接等により固定されている。なお、バーストシム16は、該開口42の周縁部と共に該支承本体20にも溶接等により固定されていても良い。
【0023】
この流入用開口42に、バーストシム16に接するように支承本体20が嵌入されている。この支承本体20は円盤形であり、該流入用開口42に挿抜自在に挿入されている。ハウジング40内には、この支承本体20を支承する支承板体22が設置されている。この支承板体22は、略長方形板状のものであり、その一辺(前辺)が支承本体20に当接しており、他辺(後辺)がハウジング40の段差部28に係止されている。
【0024】
略々円筒状のハウジング40の内孔は、流入用開口42側が大径部24となっており、流出用開口44側が小径部26となっている。なお、流出用開口44及び小径部26は支承本体20よりも大径であり、後述の通り、支承本体20が該小径部26から流出用開口44を通ってキャップ70まで移動可能となっている。この大径部24と小径部26との境界は段差部28となっている。
【0025】
この実施の形態では、支承解除装置60からの作動ガス噴出口46は大径部24内に臨むように該ハウジング40の側面(各図における上面)に設けられており、支承板体22は、該大径部24内において、その板面が該作動ガス噴出口46に対面するよう配置されている。
【0026】
支承板体22の両板面には、それぞれ、該支承板体22の前記一辺(前辺)及び他辺(後辺)の中間同士を結ぶように、ノッチ状の溝よりなるテアライン22aが延設されている。該支承板体22は、前記作動ガス噴出口46を介してその板面に支承解除装置60からの作動ガスが吹き付けられたときに、このガス圧により、該テアライン22aに沿って真二つに割断される。
【0027】
なお、図3(a)に示すように、支承板体22の該一辺は流入用開口42を直径方向に横断し、その両端側が、ピン22b(図4参照)等を介して該流入用開口42の周縁部に枢支されている。また、該他辺も、小径部26を直径方向に横断し、その両端側がピン22b等を介して段差部28に枢支されている。
【0028】
従って、支承板体22は、作動ガス噴出口46を介して支承解除装置60から作動ガスが吹き付けられると、このガス圧によってテアライン22aに沿って真二つに割断されると共に、図3(b)に示すように、該テアライン22aから一半側と他半側とがそれぞれピン22bを回動中心として互いに離反するように回動し、支承本体20から外れる。これにより、該支承板体22による支承本体20の支承が解除される。
【0029】
円盤状の支承本体20の中央部には、その軸心方向に貫通する排気孔30が設けられている。この排気孔30の長手方向の途中部に小径孔よりなるオリフィス部32が設けられており、このオリフィス部32より高圧ガス貯蔵室12側の該排気孔30内に密閉体(密閉手段)34が充填され、排気孔30が密閉されている。この密閉体34の端面は支承本体20の板面と面一状となっている。この密閉体34は、熱可塑性合成樹脂や、鉛、スズ等の低融点の金属又は合金等にて構成されている。
【0030】
支承板体22の表裏のテアライン22a,22aは、この排気孔30に臨むように配置されている。
【0031】
支承解除装置60は、ハウジング40の側面の作動ガス噴出口46に臨むようにして該ハウジング40の側面に溶接等により固着されたスリーブ62と、該スリーブ62に螺じ込み等により固着されたイニシエータ(点火器)64と、該イニシエータ64とスリーブ62とハウジング40とで囲まれた閉空間内に充填されたプロペラント(反応薬剤)66と、作動ガス噴出口46をハウジング40の外面側から覆っている破裂可能なクロージャ(薄肉閉鎖部材)68とを備えている。プロペラント66としては、例えばアジ化ナトリウムなどが用いられるが、その成分は特に限定されるものではない。
【0032】
イニシエータ64としては、例えば、その先端の薄肉カップ64a内に収容された点火薬剤と、この点火薬剤に接するようにイニシエータ内に配置された電橋線と、該電橋線に通電するための端子等を備えたものを用いることができる。この端子に通電されると、電橋線が発熱して点火薬剤が急速に反応し、高温のガスあるいは微粒子を発生して薄肉カップ64aが破れる。ただし、イニシエータ64の構成はこれに限定されるものではない。
【0033】
前記ハウジング40の流出側開口44に臨むようにして前記キャップ70がハウジング40に固着されている。このキャップ70内には、微粒子の捕捉とガスの冷却のためにフィルタ74が充填されている。
【0034】
このように構成されたインフレータ1の作動について次に説明する。
【0035】
インフレータ1がガス噴出動作する前にあっては、図1、図3(a)及び図4(a)の通り、支承本体20がハウジング40の開口42に嵌合し、該支承本体20の先端面が開口42の周囲と面一状となっている。バーストシム16は、この支承本体20の先端面及び開口42の周囲に重なっている。
【0036】
この支承本体20は支承板体22によって支えられているので、高圧ガス貯蔵室12側からバーストシム16を介して支承本体20に高いガス圧が加えられても、支承本体20は退動せず、バーストシム16は支承本体20によって支承されている。従って、バーストシム16が薄肉であっても十分にガス圧に耐える。
【0037】
このインフレータ1をガス発生作動させるときには、イニシエータ64に通電する。これにより、カップ64a内の点火薬剤が反応を開始し、この反応が直ちにプロペラント66に伝播し、プロペラント66が急速に反応して高圧ガスを発生する。この高圧ガスによりクロージャ68が破れ、高圧ガスが作動ガス噴出口46から噴出し、支承板体22に該ガスが吹き付けられる。
【0038】
そして、このガス圧により、前述の通り支承板体22がテアライン22aに沿って割断されると共に、図3(b)、図4(b)のように、該テアライン22aから一半側と他半側とがそれぞれピン22bを回動中心として互いに離反するように回動して支承本体20から外れ、該支承板体22による支承本体20の支承が解除される。この結果、支承本体20は貯蔵室12内のガス圧に押されて退動すると共に、バーストシム16が支承を失ってガス圧により破れ、開口42が開放する。そして、貯蔵室12内の高圧ガスが、支承本体20をキャップ70に向って移動させながらハウジング40及び該キャップ70を通過し、ガス噴出口72から噴出する。なお、バーストシム16が開口42の周縁部と共に支承本体20にも溶接等により固定されているときはバーストシム16と支承本体20がキャップ70に向かって移動する。
【0039】
このインフレータ1にあっては、支承解除装置60からのガスは支承板体22の板面に吹き付けられるため、支承板体22は、このガス圧を大きな面積で受け、急速に支承本体20の非支持位置まで移動するようになる。これにより、インフレータ1は起動が迅速なものとなる。
【0040】
この実施の形態では、支承板体22は支承解除装置60からのガス圧によりテアライン22aに沿って割断されて小さくなるため、該テアライン22aから一半側と他半側とが少しずつ動くだけで支承本体20の非支持位置まで移動する。これにより、インフレータ1の起動が一層迅速なものとなる。
【0041】
この実施の形態にあっては、排気孔30にオリフィス部32が設けられているので、イニシエータ64の作動時に排気孔30を通って密閉体34に加えられるガス圧が軽減される。このため、密閉体34は支承本体20から外れることなく、図2の通り支承本体20と一体に該キャップ70内にまで移動する。
【0042】
このインフレータ1が火災に遭遇して熱が加えられた場合、密閉体34が軟化するか又は溶融し、高圧ガス貯蔵室12内のガス圧によって密閉体34が排気孔30から押し出されて排気孔30が開通する。これにより、高圧ガス貯蔵室12内のガスが排気孔30からキャップ70のガス噴出口72を経て流出する。なお、排気孔30から押し出された密閉体34はフィルタ74によって捕捉される。
【0043】
本発明において、支承板体22の設置構造は図示の構成に限定されるものではない。例えば、図示はしないが、支承解除装置60からの作動ガス圧によって支承板体22の係止を解除する係止手段によって支承板体22を係止し、支承解除装置60から支承板体22にガスが吹き付けたられたときに、そのガス圧によって該係止手段による支承板体22の係止が解除されると共に該支承板体22が支承本体20の非支承位置まで移動するよう構成してもよい。
【0044】
上記の各実施の形態では、インフレータは高圧ガスのみを貯蔵する構成のストアーガスインフレータであるが、本発明は、ガス発生剤と高圧ガス貯蔵室とを内蔵しており、ガス噴出作動時にはガス発生剤からのガスと該貯蔵室内のガスとが混合されながら噴出口から噴出するハイブリッド型インフレータにも適用できる。
【0045】
【発明の効果】
以上の通り、本発明によると、インフレータの耐圧容器のガス出口に設けられるバーストシム等の封体を肉薄とすることができる。また、これにより、インフレータの起動時間の短縮を図ることもできる。本発明によると、火災時に高圧ガス貯蔵室内のガスを放出することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の形態に係るインフレータの長手方向の断面図である。
【図2】図1のインフレータのガス噴出作動時の断面図である。
【図3】(a)図は図1のIII−III線断面図、(b)図はガス噴出作動時における(a)図と同一部分の断面図である。
【図4】ガス噴出作動前及び作動後における支承板体の斜視図である。
【符号の説明】
1 インフレータ
10 耐圧容器
12 高圧ガス貯蔵室
14 ガス出口
16 バーストシム(封体)
20 支承本体
22 支承板体
22a テアライン
24 大径部
26 小径部
28 段差部
30 排気孔
32 オリフィス部
34 密閉体
40 ハウジング
60 支承解除装置
62 スリーブ
64 イニシエータ
66 プロペラント
68 クロージャ

Claims (5)

  1. 高圧ガス貯蔵室及びガス出口を有した耐圧容器と、
    該ガス出口を閉鎖している封体と、
    該封体を高圧ガス貯蔵室と反対側から支承している支承体と、
    該支承体による封体の支承を解除する支承解除装置と
    を備えてなり、該支承解除装置によって該支承体による封体の支承が解除されることにより、該封体が該高圧ガス貯蔵室内のガス圧により破れて高圧ガス貯蔵室内から高圧ガスが放出されるインフレータであって、
    火災時に該高圧ガス貯蔵室内のガスを流出させるための排気孔と、平常時は該排気孔を密閉しており、火災時に熱を受けて該排気孔を開放させる密閉手段とが設けられているインフレータにおいて、
    該排気孔及び密閉手段は前記支承体に設けられており、
    前記支承体は、該封体に当接した支承本体と、該支承本体を高圧ガス貯蔵室と反対側から支持している支承板体とを備えてなり、
    前記支承解除装置は、該支承板体に向けてガスを噴出し、このガス圧により支承板体を移動させて支承板体の非支持位置へ移動させるものであり、
    該支承板体は、該支承解除装置からのガス圧により割断するように割断用の溝が設けられており、
    該溝の一端は、該支承板体の支承本体側の端縁に達しており、
    前記排気孔は前記支承本体に設けられており、
    該溝の一端が前記排気孔に対面していることを特徴とするインフレータ。
  2. 請求項において、前記高圧ガス貯蔵室からガス出口を通って流出したガスが通過するフィルタが設けられていることを特徴とするインフレータ。
  3. 請求項又はにおいて、前記排気孔は孔の開放断面積が部分的に小さくなっているオリフィス部を有しており、
    前記密閉手段は該オリフィス部よりも前記高圧ガス貯蔵室側に配置されていることを特徴とするインフレータ。
  4. 請求項1ないしのいずれか1項において、前記密閉手段は、火災時の熱によって軟化又は溶融する材料よりなることを特徴とするインフレータ。
  5. エアバッグと、該エアバッグを膨張させるための請求項1ないしのいずれか1項に記載のインフレータとを備えてなるエアバッグ装置。
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