JP4225139B2 - 車両用シート - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明はシートバック上端にヘッドレストステーによってヘッドレストが支持された車両用シートに関する。
【0002】
【従来の技術】
この種の車両用シートにおいて、例えば、車両の追突(後突)時に乗員の頭部を良好に支承するために、乗員の頭部に近づく方向にヘッドレストを変位させるように構成したものがある。
このような構造をもつ車両用シートのヘッドレストにおいては、次にようにして構成されるものが知られている。
すなわち、シートバック内に組み付けられかつ上方に延びるフレームの上端に旋回支承部を回転中心としてヘッドレストが回動可能に装着され、また、旋回支承部にはレバーが回動可能に取り付けられる。さらに、レバーの先端とシートバックの下部との間には引張部材が張設される。そして、追突時に引張部材が弓なりに湾曲することによって、レバーと共にヘッドレストが旋回支承部を回転中心として下向きに回動するように構成されたものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
【特許文献1】
特開平9−323573号公報(第3−4頁、図1−2)
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、前記従来のものにおいては、シートバックからヘッドレストを取り外す場合には、レバーの先端とシートバックの下部との間に張設された引張部材が妨害物となる。
このため、例えば、シートバックからヘッドレストを取り外し、そのシートバックを後傾させて後席のシートクッションと略同一面をなすようにフラット化する必要がある場合には、前記従来のものを採用することができない。
【0005】
この発明の目的は、前記従来の問題点に鑑み、ヘッドレストを動力伝達部材を介して変位可能に構成したものにおいて、シートバックに対しヘッドレストを容易に脱着することができる車両用シートを提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するために、請求項1の発明に係る車両用シートは、シートバック上端にヘッドレストステーによってヘッドレストが支持されるとともに、前記シートバック内の作動機構を作動させることで動力伝達部材を介して前記ヘッドレストを変位させるように構成した車両用シートであって、
前記動力伝達部材は、前記ヘッドレストステーの内部にそれぞれ挿通され、かつ互いに分離可能に連繋される上側ロッドと、下側ロッドとをそれぞれ備え、
前記ヘッドレストステーには、前記上側ロッドと前記下側ロッドとを近接状態に保持するためのコネクタがロック部材によって分離可能に結合され、
前記シートバック上端には、前記ヘッドレストステーが高さ調整可能に挿通されるヘッドレストサポートが装着され、
前記ヘッドレストサポートには、前記ヘッドレストステーが所定の高さ位置まで上昇されたときに前記コネクタのロック部材のロック解除をなすロック解除部が設けられ、
しかも、前記ロック部材はバネによってロック方向に付勢され、
前記ロック解除部は、前記ヘッドレストステーが所定の高さ位置まで上昇されたときに前記ロック部材の端部に接しながら同ロック部材を前記バネの付勢力に抗してロック解除方向に後退させる傾斜状に形成されていることを特徴とする。
したがって、作動機構が作動すると、その作動機構に連繋された下側ロッド及び上側ロッドを介してヘッドレストを変位させる。例えば、ヘッドレストを乗員の頭部に接近させる方向に変位させ、これによって乗員の頭部を良好に支承することができる。
シートバックに対しヘッドレストを取り外す場合には、コネクタのロック手段によるヘッドレストステーと下側ロッドとの結合を解除した状態で、ヘッドレストと共にヘッドレストステーを上方に持ち上げることで、上側ロッドと下側ロッドとが離反しながらシートバックに対しヘッドレストが取り外される。これとは逆に操作することによって、シートバックに対しヘッドレストが装着される。
【0007】
た、シートバックに対しヘッドレストを取り外す場合には、ヘッドレストと共にヘッドレストステーが所定の高さ位置まで上方に持ち上げられることで、ヘッドレストサポートのロック解除部の傾斜面にロック部材の端部が接して同ロック部材がバネの付勢力に抗してロック解除方向に後退されてロック解除され、ヘッドレストステーと下側ロッドとの結合が解除される。
引き続いて、ヘッドレストと共にヘッドレストステーを上方に持ち上げることで、上側ロッドと下側ロッドとが離反しながらシートバックに対しヘッドレストが取り外される。
【0008】
請求項2の発明に係る車両用シートは、請求項1に記載の車両用シートであって、ヘッドレストサポートには、ヘッドレストステーが所定の高さ位置まで上昇されたときに、コネクタの一部と弾性的に係合し、所定値以上の押下力で係合が外れる係止部が設けられている。
したがって、シートバックに対しヘッドレストを取り外す場合には、ヘッドレストと共にヘッドレストステーが所定の高さ位置まで上方に持ち上げられ、コネクタがロック解除されると、ヘッドレストサポートの係止部がコネクタの一部と弾性的に係合して保持される。
また、シートバックに対しヘッドレストを装着する場合には、ヘッドレストステーがヘッドレストサポートに挿入され、そのヘッドレストステーによってコネクタが押し下げられることで、ヘッドレストサポートの係止部によるコネクタの係合が外れる。
引き続いて、ヘッドレストステーがヘッドレストサポートの所定位置まで挿入され、ロック手段によってヘッドレストステーとコネクタが結合されることで、上側ロッドと下側ロッドとが近接状態に保持される。これによって、シートバックに対しヘッドレストが装着される。
【0009】
【発明の実施の形態】
(実施の形態1)
この発明の実施の形態1を図1〜図11にしたがって説明する。
車両用シートの概略を側断面から表した図1、正断面で表した図3において、シートクッション10の後部にはリクライニング機構によってシートバック20が傾き調整可能に設けられている。
シートバック20は、シートバックフレーム23によって支持されたモールドバッドがシートバック表皮によって被覆されることで形成されている。そして、シートバックフレーム23のアッパフレーム部24には左右一対をなす筒状のサポートブラケット25が固着されている。
サポートブラケット25には、ステー挿入孔を有するヘッドレストサポート30が圧入によってかつ抜け止めされた状態で装着されている。
そして、シートバック20の上端部には、ヘッドレストサポート30に高さ調整可能に挿入されるヘッドレストステー50によってヘッドレスト40が支持されている。
【0010】
ヘッドレストステー50は、左右一対をなす両ステー本体51と、これら両ステー本体51の上部に跨って移動可能に支持された可動支持体60とを備えて構成されている。
ステー本体51は、内孔を有して中空パイプ状に形成され、その下部がシートバック20のヘッドレストサポート30に高さ調整可能に嵌挿され、上部がヘッドレスト40内に挿入される。
すなわち、ステー本体51の外周面には複数の高さ調整溝55が高さ方向に所定の間隔を隔てて形成されている。一方、ヘッドレストサポート30の上端部にはステー本体51の複数の高さ調整溝55のうち、任意の高さ調整溝55に係脱可能に係合してステー本体51を所望とする高さ位置にロックする高さ調整用ロック部材31がロック解除操作可能に組み付けられている(図4参照)。
【0011】
また、図5に示すように、ステー本体51の上部には、可動支持体60を移動案内するための前側に向けて斜め上方に傾斜する傾斜案内部52が形成されている。さらに、ステー本体51には、その傾斜案内部52の根元部近傍において、ヘッドレスト40の内壁面に接しながら同ヘッドレスト40を、その回動軸線回りにかつ下向きに回動させる屈曲部53が後方に向けて突出状に曲げ形成されている。なお、この実施の形態1において、ステー本体51は、金属製パイプ材が曲げ加工されることで所定の形状に形成されている。
【0012】
図3と図6に示すように、可動支持体60は、横方向のヘッドレスト支持部61と、そのヘッドレスト支持部61の両端部に一体状に設けられかつステー本体51の傾斜案内部52に嵌合して移動案内される左右の両嵌合部65とを備えて構成されている。
この実施の形態1において、可動支持体60のヘッドレスト支持部61と左右の両嵌合部65とは共に断面円形の中空のパイプ材より形成されている。さらに、左右の両嵌合部65は、ステー本体51の傾斜案内部52の外径寸法よりも若干大きい内径寸法を有して傾斜案内部52の外周に移動可能に嵌合している。
そして、図6に示すように、可動支持体60のヘッドレスト支持部61に対し第1把持体63と第2把持体64によってヘッドレスト40が横方向の回動軸線回り、言い換えるとヘッドレスト支持部61の外周面に沿って回動可能に組み付けられている。
【0013】
図3と図6に示すように、ヘッドレスト40は、合成樹脂製の中空フレーム42の外周がモールドバッド41によって覆われそのモールドバッド41がヘッドレスト表皮45によって被覆されることで構成されている。
さらに、中空フレーム42、モールドバッド41及びヘッドレスト表皮45の下端部には開口部48が連通状に形成され、その開口部48から中空フレーム42内にステー本体51と共に可動支持体60が挿入される。そして、中空フレーム42の前側内壁面の上部に一体状に設けられた第1把持体63の半円弧状の凹部と、その第1把持体63に対しビス等によって締め付けられる第2把持体64の半円弧状の凹部との間に、可動支持体60のヘッドレスト支持部61が回動可能に狭持されることで、可動支持体60のヘッドレスト支持部61の外周面に沿ってヘッドレスト40が角度調整可能に組み付けられるようになっている。
【0014】
図1〜図3に示すように、シートバック20には、同シートバック20に所定値以上の荷重が作用したときに作動する作動機構80が配設されている。
また、図4と図5に示すように、ステー本体51の内部には、作動機構80の作動によって上方に押し上げられることで、動力伝達体103及び可動支持体60を介してヘッドレスト40を乗員の頭部に接近させる方向に変位させる動力伝達部材としてのプッシュロッド100が配設されている。
この実施の形態1において、作動機構80は、シートバック20の内部において、そのシートバックフレーム23のアッパフレーム部24とロアフレーム部27との間に跨って張設されかつシートバック20に所定値以上の荷重が作用したときに撓む平ベルト状の受圧部材81を主体として構成されている。
【0015】
図3に示すように、受圧部材81は、その下端部を固定端82としてロアフレーム部27の固定部材28に止着され、上端部を可動端83とし、かつその可動端83には端末具84が取り付けられている。
図4に示すように、受圧部材81は、その可動端83の端末具84が連結ピン85によって作動レバー86の第1アーム部88の先端部に連結されている。
作動レバー86は、第1アーム部88と第2アーム部89とを備えて略くの字に形成され、その折曲部近傍において支軸87によってアッパフレーム部24に固定の取付部24aに取り付けられている。
そして、シートバック20に所定値以上の荷重(例えば、追突時における乗員の荷重、すなわち慣性力)が作用して受圧部材81が撓んだときには、その受圧部材81の撓みによって作動レバー86が支軸87を中心として作動方向(図に向かって反時計回り方向)に回動するようになっている。
【0016】
図4と図5に示すように、ステー本体51の内部に上下方向に移動可能に嵌挿された動力伝達部材としてのプッシュロッド100は、ヘッドレスト40を乗員の頭部に接近させる方向に変位させる上側ロッド101と、作動機構80にプッシュプルケーブル91を介して連繋される下側ロッド102とを上下方向に接離可能に備えて構成されている。
また、この実施の形態1において、ステー本体51の内孔には、プッシュロッド100の突き上げ力を受けて可動支持体60をステー本体51の傾斜案内部52に沿って移動させる動力伝達体103としての複数個の合成樹脂製の球体104が互いに接して直列に配列されている。
【0017】
図7と図8に示すように、ヘッドレストステー50のステー本体51には、上側ロッド101と下側ロッド102とを近接状態に保持するためのコネクタ120がロック手段としてのロック部材125によって分離可能に結合されている。すなわち、コネクタ120は、その上部に張り出し状に形成された鍔部において、サポートブラケット25に上端部が固定された上下方向の棒状に案内部材110に沿って移動可能に組み付けられている。
コネクタ120の中心部には、その上端から下端に向けてサポートブラケット25下部の外径よりも大きい孔径を有する大径孔部121と、その大径孔部121よりも小さくかつステー本体51が挿脱可能に嵌挿されるステー挿入孔部122と、そのステー挿入孔部122よりも小さくかつプッシュロッド100の下側ロッド102が軸方向に移動可能に嵌挿されるロッド挿入孔部123とが同一中心線上にかつ上下に連通してそれぞれ形成されている。
【0018】
図7と図8に示すように、コネクタ120の鍔部には、そのコネクタ120の大径孔部121に一部突出した状態でステー本体51の一部に係脱可能に係合(結合)しかつ上側ロッド101と下側ロッド102とを近接状態に保持するためのロック手段としてのロック部材125が組み付けられている。
すなわち、この実施の形態1において、ロック部材125は、ステー本体51の外周面の一部に凹設されたロック溝と係脱可能に係合する略水平の平板状に形成され、常にはバネ126にロック方向(ロック溝と係合する方向)に付勢されている。
【0019】
一方、ヘッドレストサポート30には、ヘッドレストステー50と共にコネクタ120が所定の高さ位置まで上昇されたときにコネクタ120のロック部材125の両端部に接しながら同ロック部材125をロック解除方向に後退させる傾斜状のロック解除部33が形成されている。
また、ヘッドレストサポート30には、ヘッドレストステー50が所定の高さ位置まで上昇されたときに、コネクタ120の一部に切り込み状に形成された係止爪127と弾性的に係合し、かつ所定値以上の押下力で係合が外れる側面形状が略三角形状の係止部32が突設されている。
【0020】
図4に示すように、作動機構80の作動レバー86と、プッシュロッド100の下側ロッド102との間には、作動レバー86の作動方向の回動力を、下側ロッド102の上方へ突き上げ力に変換して伝達する連動機構としてのプッシュプルケーブル91が配設されている。
すなわち、プッシュプルケーブル91のアウタチューブ92の一端に固定された第1端末取付具93はシートバックフレーム23のアッパフレーム部24に固定の取付部24aに一体状に取り付けられている。また、アウタチューブ92の他端に固定された第2端末取付具94はプッシュロッド100の下側ロッド102下端部に一体状に取り付けられている。
一方、プッシュプルケーブル91のインナーケーブル95一端の第1端末部96は作動レバー86の第2アーム部89先端部に連結され、同インナーケーブル95他端の第2端末部97はコネクタ120の所定位置に設けられたケーブル止着部に一体状に止着されている。
そして、作動レバー86の作動方向の回動力によってインナーケーブル95がその第1端末部96と共に引き出されることで、アウタチューブ92の第2端末取付具94と共にプッシュロッド100の下側ロッド102が上方へ突き上げられるようになっている。
【0021】
この実施の形態1に係る車両用シートは前述したようにして構成される。
したがって、ヘッドレスト40を高さ調整する場合、高さ調整用ロック部材31によるステー本体51のロックを解除した状態で、ヘッドレストサポート30に対しステー本体51を上下方向に移動することで、ヘッドレスト40を高さ調整することができる。
また、ヘッドレスト40を角度調整する場合には、第1、第2の両把持体63、64と可動支持体60のヘッドレスト支持部61との間の摩擦力に抗してヘッドレスト40を所定方向に所定角度だけ回動することによってヘッドレスト40を容易に回動調整することができる。
【0022】
車両の追突(後突)時における乗員の荷重による慣性力によってシートバック20に所定値以上の荷重が作用した場合、図2に示すように、まず、受圧部材81が撓む。すると、受圧部材81の撓みによって作動レバー86が支軸87を中心として作動方向(図4に向かって反時計回り方向)に回動する。
この作動レバー86の作動方向の回動力によって、インナーケーブル95がその第1端末部96と共に引き出され、アウタチューブ92の第2端末取付具94と共にプッシュロッド100の下側ロッド102が上方へ突き上げられ、その下側ロッド102に接して、上側ロッド101が上方に押し上げられる(図5及び図9参照)。
すると、上側ロッド101の突き上げ力が動力伝達体103としての複数の球体104によって可動支持体60の嵌合部65に伝達される。
これによって、可動支持体60の嵌合部65がステー本体51の傾斜案内部52に沿って移動案内されながら可動支持体60と共にヘッドレスト40が前側に向けて斜め上方に前進(突出)する。
このため、例えば、車両の追突(後突)時において、ヘッドレスト40を乗員の頭部に接近させる方向に効率よく変位させることができる(図5において2点鎖線参照)。
【0023】
また、この実施の形態1において、ステー本体51の傾斜案内部52の根元部近傍には、ヘッドレスト40の内壁面に接しながら同ヘッドレスト40を、その回動軸線回りにかつ下向き(図5に向かって反時計回り方向)に回動させる屈曲部53が形成されている。これによって、ステー本体51に対し可動支持体60と一体状をなしてヘッドレスト40が前進する際、ステー本体51の傾斜案内部52に沿って可動支持体60が斜め上方に前進(突出)しながら、同ステー本体51の屈曲部53によってヘッドレスト40がその回動軸線回り、すなわち、ヘッドレスト支持部61を中心として下向きに回動する。
このため、車両の追突(後突)時において、ヘッドレスト40を乗員の頭部に接近させる方向に効率よく変位させることができると共に下向きに回動するヘッドレスト40によって、乗員の頭部をより一層良好に支承することができる。例えば、被追突時のシートバック20の変位(後傾)に伴ってシートバック20に装着されたヘッドレスト40も上方に向く方向に変位することになるが、このような場合でも、乗員の後頭部とヘッドレスト40前面とが被追突前後で相対的に角度変位してしまうという不具合を、前記したようにヘッドレスト40が下向きに回動することで回避することができる。この結果、乗員の後頭部を、ヘッドレスト40前面の可及的に広い面積において支承することができる。
【0024】
シートバック20に対しヘッドレスト40を取り外す場合には、ヘッドレスト40と共にヘッドレストステー50が上方に持ち上げられる。すると、ヘッドレストステー50のステー本体51にロック部材125によって結合されたコネクタ120もステー本体51と一体状をなしかつ案内部材110に沿って上方に持ち上げられる。
引き続いて、図10に示すように、ヘッドレスト40と共にヘッドレストステー50が所定位置まで上方に持ち上げられ、ロック部材125がヘッドレストサポート30のロック解除部33に当接すると、その後のヘッドレストステー50の持ち上げ動作によって、ヘッドレストサポート30のロック解除部33の傾斜面に接してロック部材125がバネ126の付勢力に抗してロック解除方向に後退しする。これによってロック部材125がステー本体51のロック溝から向け出る。この際、ヘッドレストサポート30の係止部32がコネクタ120の係止爪127と弾性的に係合し、その係止部32と係止爪127との係合力によってヘッドレストサポート30にコネクタ120が保持される。
引き続いて、図11に示すように、ヘッドレスト40と共にヘッドレストステー50を上方に持ち上げることで、上側ロッド101と下側ロッド102とが離反しながらシートバック20に対しヘッドレスト40が取り外される。
【0025】
また、シートバック20に対しヘッドレスト40を装着する場合には、まず、ヘッドレストステー50のステー本体51がヘッドレストサポート30を通してコネクタ120の大径孔部121に挿入され、同ステー本体51の下端部がコネクタ120のステー挿入孔部122の下端段差部まで挿入される。
その後のステー本体51の挿入力によってコネクタ120が押し下げられることで、ヘッドレストサポート30の係止部32とコネクタ120の係止爪127との係合が外れる。
【0026】
引き続いて、ヘッドレストステー50のステー本体51が押し下げられると、サポートブラケット25のロック解除部33の傾斜面に接してロック部材125がバネ126の付勢力によってロック方向に前進される。そして、ロック部材125がサポートブラケット25のロック解除部33を通過したところで、そのロック部材125がステー本体51のロック溝に係合する。これによってステー本体51とコネクタ120とが結合されることで、上側ロッド101と下側ロッド102とが近接状態に保持され、シートバック20に対しヘッドレスト40が装着される。
前記したように操作することによって、シートバック20に対しヘッドレスト40を容易に取り外したり装着することができる。
【0027】
なお、前記実施の形態1においては、プッシュロッド100の上側ロッド101の突き上げ力を受けて複数個の合成樹脂製の球体104よりなる動力伝達体103を介して可動支持体60をステー本体51の傾斜案内部52に沿って移動させることでヘッドレスト40を乗員の頭部に接近させる方向に変位せるように構成したが、この発明は前記実施の形態1に限定するものではない。
例えば、ヘッドレスト40内にガス発生装置を設け、上側ロッド101の突き上げ力によってガス発生装置からガスを発生させ、これによってヘッドレスト40を膨張させて、同ヘッドレスト40を乗員の頭部に接近させる方向に変位せるように構成することも可能である。
【0028】
(実施の形態2)
次に、この発明の実施の形態2を図12〜図15にしたがって説明する。
この実施の形態2においては、シートバック220内に配設された作動機構280としての駆動モータ(可逆モータ)281が乗員によるスイッチ(図示しない)操作によって作動されたときに、動力伝達部材としての下側ロッド302と上側ロッド301を介してヘッドレスト240を乗員の好みに応じて変位可能(角度調整可能)に構成したものである。
【0029】
すなわち、図12〜図14に示すように、シートバック220のシートバックフレーム223のアッパフレーム部224に固着されたサポートブラケット225にはヘッドレストサポート230が装着されている。このヘッドレストサポート230にはヘッドレストステー250が、その左右一対をなす両ステー本体251において高さ調整可能に挿入されて支持されている。なお、ヘッドレストサポート230の上端部には前記実施の形態1と略同様にしてステー本体51を所望とする高さ位置にロックする高さ調整用ロック部材(図示しない)がロック解除操作可能に組み付けられている。
ヘッドレストステー250の両ステー本体251の上部に跨って固定状態に設けられた横方向のヘッドレスト支持部261にはヘッドレスト240が、そのヘッドレストフレーム242において回動可能に支持されるとともに、常時、戻しバネ247によって下向き(図12に向かって反時計回り方向)に付勢(弾発)されている。
また、ヘッドレストステー250の両ステー本体251の上部には、後斜め上方に向けて傾斜する傾斜部251aが形成され、その傾斜部251aの上傾部には開口部251bが形成されている。
【0030】
また、ステー本体51の中心孔には、動力伝達部材としての上側ロッド301と、下側ロッド302とがそれぞれ互いに分離(接離)可能に嵌挿されている。そして、上側ロッド301の上端部が傾斜部251aの開口部251bに出没可能に突出し、当該上側ロッド301の上端部から突出された連結片251cと、ヘッドレスト240のヘッドレストフレーム242から突出された連結片242aとがピンによって回動可能に連結されている。これによって、上側ロッド301が昇降動作されることで、ヘッドレスト240がヘッドレスト支持部261を支点として角度調整可能に構成されている。
【0031】
図12と図13に示すように、ヘッドレストステー250のステー本体251には、上側ロッド301と下側ロッド302とを近接状態(連繋状態)に保持するためのコネクタ320がロック手段としてのロック部材325によって分離可能に結合されている。
すなわち、コネクタ320は、実施の形態1と略同様にして、その上部に張り出し状に形成された鍔部において、サポートブラケット225に上端部が固定された上下方向の棒状に案内部材310に沿って移動可能に組み付けられている。コネクタ320の中心部には、その上端から下端に向けてサポートブラケット225下部の外径よりも大きい孔径を有する大径孔部321と、その大径孔部321よりも小さくかつステー本体251が挿脱可能に嵌挿されるステー挿入孔部322と、そのステー挿入孔部322よりも小さくかつ下側ロッド302が軸方向に移動可能に嵌挿されるロッド挿入孔部323とが同一中心線上にかつ上下に連通してそれぞれ形成されている。
図12と図13に示すように、コネクタ320の鍔部には、そのコネクタ320の大径孔部321に一部突出した状態でステー本体251の一部に係脱可能に係合(結合)しかつ上側ロッド301と下側ロッド302とを近接状態(連繋状態)に保持するためのロック手段としてのロック部材325が組み付けられている。
【0032】
一方、ヘッドレストサポート230には、ヘッドレストステー250と共にコネクタ320が所定の高さ位置まで上昇されたときにコネクタ320のロック部材325の両端部に接しながら同ロック部材325をロック解除方向に後退させる傾斜状のロック解除部233が形成されている。
また、ヘッドレストサポート230には、ヘッドレストステー250が所定の高さ位置まで上昇されたときに、コネクタ320の一部に切り込み状に形成された係止爪(図示しない)と弾性的に係合し、かつ所定値以上の押下力で係合が外れる側面形状が略三角形状の係止部232が突設されている(図13参照)。
【0033】
特に、この実施の形態2において、下側ロッド302の外周面には、その全長にわたって雄ネジが形成されている。一方、コネクタ320のロッド挿入孔部323の中間高さ位置には下側ロッド302の雄ネジに螺合するナット330が埋め込み状に設けられている。
また、下側ロッド302の中心部には、作動機構280としての駆動モータ281を駆動源として正逆方向に回転される角軸状の回転軸340がトルク伝達可能でかつ軸方向には移動可能に嵌挿されている。
【0034】
図12と図13に示すように、駆動モータ281は、コネクタ320の下部に装着されており、その駆動モータ281の前側には、コネクタ320の直下に位置してギヤケースが一体状に設けられている。ギヤケース内には、駆動モータ281の出力軸と一体状に設けられたウオーム351と、回転軸340の下端部に一体に設けられたウオームホイール352とが相互に噛み合った状態で組み付けられている。
【0035】
この実施の形態2に係る車両用シートは前述したようにして構成される。
したがって、乗員によるスイッチ操作に基づいて駆動モータ281を正転させると、回転軸340が一方向に回転する。すると、下側ロッド302がナット330に螺合した状態で上方に移動される。この下側ロッド302の上方に移動によって上側ロッド301が上方に突き上げられる。すると、ヘッドレスト240が、戻しバネ247の弾発力に抗して上向き(図に向かって時計回り方向)に回動されて角度調整される。
これとは逆に、乗員によるスイッチ操作に基づいて駆動モータ281を逆転させると、回転軸340が反対方向に回転する。すると、下側ロッド302がナット330に螺合した状態で下方に移動される。すると、戻しバネ247の弾発力によってヘッドレスト240が下向き(図12に向かって反時計回り方向)に回動されて角度調整されるとともに、上側ロッド301が下方に押し下げられる。前記したようにして、乗員によるスイッチ操作に基づいて駆動モータ281を正逆転させることで、ヘッドレスト240の角度を乗員の好みに応じて調整することができる。
【0036】
シートバック220に対しヘッドレスト240を取り外す場合には、実施の形態1でも述べたように、ヘッドレスト240と共にヘッドレストステー250が上方に持ち上げられる。すると、ヘッドレストステー250のステー本体251にロック部材325によって結合されたコネクタ320もステー本体251と一体状をなしかつ案内部材310に沿って上方に持ち上げられる。
引き続いて、ヘッドレスト240と共にヘッドレストステー250が所定位置まで上方に持ち上げられ、ロック部材325がヘッドレストサポート230のロック解除部233に当接すると、その後のヘッドレストステー250の持ち上げ動作によって、ヘッドレストサポート230のロック解除部233の傾斜面に接してロック部材325がバネの付勢力に抗してロック解除方向に後退しする。これによってロック部材325がステー本体251のロック溝から向け出る。この際、ヘッドレストサポート230の係止部232がコネクタ320の係止爪(図示しない)と弾性的に係合し、その係止部232と係止爪との係合力によってヘッドレストサポート230にコネクタ320が保持される。
引き続いて、ヘッドレスト240と共にヘッドレストステー250を上方に持ち上げることで、上側ロッド301と下側ロッド302とが離反しながらシートバック220に対しヘッドレスト240が取り外される。
また、シートバック220に対しヘッドレスト240を装着する場合には、前記とは逆の手順で操作することで、シートバック220に対しヘッドレスト240が装着される。
【0037】
(実施の形態3)
次に、この発明の実施の形態3を図16にしたがって説明する。
この実施の形態3においては、実施の形態2と略同様にしてシートバック220内に配設された作動機構280としての駆動モータ(可逆モータ)281が乗員によるスイッチ(図示しない)操作によって作動されたときに、動力伝達部材としての下側ロッド302と上側ロッド301を介してヘッドレスト240を乗員の好みに応じて変位可能(角度調整可能)に構成したものである。
但し、この実施の形態3においては、乗員によるスイッチ操作に基づいて駆動モータ281を正逆駆動させて回転軸340を正逆回転させることで、その回転軸340にトルク伝達可能に連結された下側ロッド302が定位置で正逆回転するようになっている。さらに、下側ロッド302の上端部には上側ロッド301がトルク伝達可能にかつ上方には離反可能に嵌挿されている。
この上側ロッド301の上部には、ウオーム330が形成され、そのウオーム330に噛み合うセクタ歯車331がヘッドレスト240のヘッドレストフレーム242と一体にかつヘッドレストステー250のヘッドレスト支持部261を支点として回動可能に設けられている。
この実施の形態3のその他の構成は実施の形態2と略同様にして構成されるため、同一構成部分に対し同一符号を付記してその説明は省略する。
【0038】
したがって、乗員によるスイッチ操作に基づいて駆動モータ281を正逆駆動して、回転軸340を正逆回転させることで、そのトルクが下側ロッド302を介して上側ロッド301に伝達され、ウオーム330とセクタ歯車331を介してヘッドレスト240が乗員の好みに応じて角度調整される。
また、シートバック220に対しヘッドレスト240を脱着する場合には、実施の形態2と略同様に操作することで容易に脱着することができる。
なお、前記実施の形態3においては、駆動モータ281によって正逆回転される回転軸340と下側ロッド302とを別体に形成してトルク伝達可能に連結したが、回転軸340と下側ロッド302とを一体に形成してもこの発明を実施することができる。
【0039】
【発明の効果】
以上述べたように、この発明によれば、ヘッドレストを動力伝達部材を介して変位可能に構成したものにおいて、シートバックに対しヘッドレストを取り外す場合には、コネクタのロック手段によるヘッドレストステーと下側ロッドとの結合を解除した状態で、ヘッドレストと共にヘッドレストステーを上方に持ち上げることで、シートバックに対しヘッドレストを容易に取り外すことができる。これとは逆に操作することによって、シートバックに対しヘッドレストを容易に装着することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態1に係る車両用シートを簡略化して示す側断面図である。
【図2】同じくヘッドレストが変位された状態を示す作用説明図である。
【図3】同じく車両用シートを簡略化して示す正断面を示す図である。
【図4】同じく作動機構の作動レバーと動力伝達機構のプッシュロッドとがプッシュプルケーブルによって連繋された状態を示す説明図である。
【図5】同じくヘッドレスト、ヘッドレストステー、プッシュロッド、プッシュプルケーブルの関係を示す側断面図である。
【図6】同じくヘッドレストと、ヘッドレストステーの関係を示す側断面図である。
【図7】同じくサポートブラケット、ヘッドレストサポート、ヘッドレストステー、コネクタ、プッシュロッド及びプッシュプルケーブルの関係を示す縦断面である。
【図8】同じくサポートブラケット、ヘッドレストサポート、ヘッドレストステー、コネクタ、プッシュロッド及びプッシュプルケーブルの関係を示す斜視図である。
【図9】同じくシートバックに所定値以上の荷重が作用したときにプッシュプルケーブルを介してプッシュロッドの下側ロッドとと共に上側ロッドが上方に突き上げられた状態を示す作用説明図である。
【図10】同じくコネクタのロック部材がロック解除された状態を示す作用説明図である。
【図11】同じくヘッドレストサポートからヘッドレストステーのステー本体が取り外された状態を示す作用説明図である。
【図12】この発明の実施の形態2に係る車両用シートを簡略化して示す側断面図である。
【図13】同じくサポートブラケット、ヘッドレストサポート、ヘッドレストステー、コネクタ、上側ロッド及び下側ロッドの関係を示す縦断面図である。
【図14】同じくヘッドレストステー、コネクタ、上側ロッド及び下側ロッドの関係を拡大して示す縦断面図である。
【図15】同じくヘッドレストが変位されたときのコネクタ、上側ロッド及び下側ロッドの関係を示す作用説明図である。
【図16】この発明の実施の形態3に係る車両用シートを簡略化して示す側断面図である。
【符号の説明】
20 シートバック
25 サポートブラケット
30 ヘッドレストサポート
40 ヘッドレスト
50 ヘッドレストステー
51 ステー本体
60 可動支持体
80 作動機構
91 プッシュプルケーブル
100 プッシュロッド
101 上側ロッド
102 下側ロッド
120 コネクタ
125 ロック部材

Claims (2)

  1. シートバック上端にヘッドレストステーによってヘッドレストが支持されるとともに、前記シートバック内の作動機構を作動させることで動力伝達部材を介して前記ヘッドレストを変位させるように構成した車両用シートであって、
    前記動力伝達部材は、前記ヘッドレストステーの内部にそれぞれ挿通され、かつ互いに分離可能に連繋される上側ロッドと、下側ロッドとをそれぞれ備え、
    前記ヘッドレストステーには、前記上側ロッドと前記下側ロッドとを近接状態に保持するためのコネクタがロック部材によって分離可能に結合され、
    前記シートバック上端には、前記ヘッドレストステーが高さ調整可能に挿通されるヘッドレストサポートが装着され、
    前記ヘッドレストサポートには、前記ヘッドレストステーが所定の高さ位置まで上昇されたときに前記コネクタのロック部材のロック解除をなすロック解除部が設けられ、
    しかも、前記ロック部材はバネによってロック方向に付勢され、
    前記ロック解除部は、前記ヘッドレストステーが所定の高さ位置まで上昇されたときに前記ロック部材の端部に接しながら同ロック部材を前記バネの付勢力に抗してロック解除方向に後退させる傾斜状に形成されていることを特徴とする車両用シート。
  2. 請求項1に記載の車両用シートであって、
    ヘッドレストサポートには、ヘッドレストステーが所定の高さ位置まで上昇されたときに、コネクタの一部と弾性的に係合し、所定値以上の押下力で係合が外れる係止部が設けられていることを特徴とする車両用シート。
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