JP4221343B2 - ピンスライド型車両用ディスクブレーキ - Google Patents

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Description

本発明は、自動車や自動二輪車等の車両に用いられるピンスライド型車両用ディスクブレーキに係り、詳しくは、キャリパ支持腕に形成したパッドガイド溝で摩擦パッドの裏板に突設した耳片をパッドリテーナを介してディスク軸方向へスライド可能に支持するパッドリテーナの構造に関する。
ピンスライド型の車両用ディスクブレーキは、ディスクロータの一側部に配設される作用部と、ディスクロータの他側部に配設される反作用部とを、ディスクロータの外側を跨ぐブリッジ部にて一体に連結したキャリパボディを、前記ディスクロータの一側部で車体に固設されるキャリパブラケットに、ディスクロータの外側に配置される一対のスライドピンを介してディスク軸方向へスライド可能に支持するとともに、前記作用部と反作用部との間に前記ディスクロータを挟んで一対の摩擦パッドを対向配置し、該摩擦パッドを前記キャリパブラケットにて保持している。
キャリパブラケットには、前記ディスクロータの外周をディスク軸方向に跨ぐ一対のキャリパ支持腕が延設され、両キャリパ支持腕に、前記摩擦パッドからの制動トルクを支承するトルク受け面と、摩擦パッドの裏板両側部にそれぞれ突設した耳片をディスク軸方向に移動可能に収容するパッドガイド溝とが設けられており、前記トルク受け面やパッドガイド溝と摩擦パッドの裏板との間には、金属製の薄板で形成したパッドリテーナを介装している。このパッドリテーナには、前記摩擦パッドをディスクロータ外周方向に向けて押圧保持する弾性保持片が設けられており、摩擦パッドの振動等を抑えるようにしている(例えば、特許文献1参照。)。
特開平9−229112号公報
前記特許文献1に記載されたパッドリテーナは、パッドガイド溝内に挿入される部分に前記耳片をディスクロータ回転方向及びディスクロータ外周方向に付勢する弾性保持片を設けている。しかし、摩擦パッドからの制動トルクを支承するトルク受け面が前記耳片の突出端と対向するパッドガイド溝の底面に設けられているため、摩擦パッドからの制動トルクを受けて弾性保持片が変形し易いだけでなく、耳片をディスクロータ外周方向に押圧するためのバネ作用部がパッドガイド溝のディスクロータ内周側壁面の中間位置からディスクロータ外周方向に突出した小さな形状となっているため、耳片に作用するディスクロータ外周方向への押圧力が僅かな製作誤差にも影響を受けて不安定になるという問題があった。
そこで本発明は、摩擦パッドの裏板両側部にそれぞれ突設した耳片をディスクロータ外周方向へ押圧する弾性保持片の押圧力を安定させることができるピンスライド型車両用ディスクブレーキを提供することを目的としている。
上記目的を達成するため、本発明のピンスライド型車両用ディスクブレーキは、車体に固設されるキャリパブラケットに、ディスクロータの外周をディスク軸方向に跨ぐ一対のキャリパ支持腕を延設し、両キャリパ支持腕にパッドガイド溝及びトルク受け面を対向してそれぞれ形成し、前記ディスクロータを挟んで配設される一対の摩擦パッドの裏板両側部に、前記パッドガイド溝に収容される耳片をそれぞれ突設し、前記摩擦パッドの裏板と前記キャリパ支持腕との間にパッドリテーナを介装し、摩擦パッドからの制動トルクをパッドリテーナを介して前記トルク受け面で支承するとともに、前記パッドリテーナには、前記パッドガイド溝内にて前記耳片をディスクロータ外周方向に押圧する弾性保持片を形成した耳片保持部を備えたピンスライド型車両用ディスクブレーキにおいて、前記耳片保持部は、前記パッドガイド溝のディスクロータ外周側壁面に沿う耳片摺動片と、該耳片摺動片の先端から前記パッドガイド溝の底面のディスクロータ外周側部分に沿う屈曲片と、該屈曲片先端のディスク軸方向中央部で、前記パッドガイド溝の底面中間位置から前記ディスクロータ内周側壁面方向に円弧状に湾曲形成され、先端外周面を前記パッドガイド溝のディスクロータ内周側壁面に圧接させる弾性嵌合片と、該弾性嵌合片両側の屈曲片先端で弾性嵌合片を挟むようにして前記パッドガイド溝の底面中間位置から前記ディスクロータ内周側壁面方向に膨出し溝開口から突出する方向に湾曲した円弧状の前記弾性保持片と、該円弧状部分の先端に設けられて、前記耳片をディスクロータ外周方向に押圧する押圧片とを備えたことを特徴としている。
本発明のピンスライド型車両用ディスクブレーキは、パッドガイド溝とは別に設けたトルク受け面で摩擦パッドからの制動トルクを支承するため、パッドガイド溝内に配設される弾性保持片が制動トルクによって変形することがない。そして、弾性保持片をパッドガイド溝の底面中間位置からディスクロータ内周側壁面方向に膨出し、先端が溝開口から突出する方向に湾曲した円弧状に形成したことにより、弾性保持片を十分な長さに形成することができ、製作誤差に影響されずに耳片をディスクロータ外周方向へ安定した状態で押圧することができる。これにより、摩擦パッドのディスク軸方向の移動も円滑となり、摩擦パッドの振動を抑えてブレーキ鳴きなども抑制できる。
以下、本発明を図面に基づいて詳しく説明する。図1乃至図6は本発明を、ブレーキペダルに操作される液圧式作動機構とハンドレバーにて操作される機械式作動機構とを備えたピンスライド型車両用ディスクブレーキに適用した一形態例を示すもので、図1はディスクブレーキの要部断面図、図2はディスクブレーキの一部断面背面図、図3はパッドリテーナの斜視図、図4はディスクブレーキの正面図、図5は図4のV−V断面図、図6はディスクブレーキの一部断面平面図である。
なお、図中の矢印Aは、車両前進走行時のディスクロータの回転方向を示し、以下の説明で用いるディスク回入側及びディスク回出側は、車両前進走行時の場合とする。
ピンスライド型のディスクブレーキ1は、ディスクロータ2の一側部で車体に固設されるキャリパブラケット3と、該キャリパブラケット3にスライドピン4を介してディスク軸方向へ移動可能に支持されたキャリパボディ5と、キャリパボディ5の作用部5aと反作用部5bとの間にディスクロータ2を挟んで対向配置された一対の摩擦パッド6,6とで形成されている。
キャリパブラケット3は、ディスクロータ2の一側面部に配置される車体固設部3aと、該車体固設部3aの両端部から延設されてディスクロータ2の外周をディスク軸方向に跨ぐ一対のキャリパ支持腕3bとを有している。キャリパ支持腕3bは、車体固設部側の一対の摩擦パッド保持部3cと、該車体固設部側の摩擦パッド保持部3cの先端部からディスクロータ2の外側を跨いでディスク軸方向へ突出する一対のキャリパ支持部3dと、該キャリパ支持部3dの突出端からディスクロータ2の他側面部に沿うようにディスクロータ内周方向に突出した反車体固設部側の一対の摩擦パッド保持部3cと、反車体固設部側の一対の摩擦パッド保持部3cのディスクロータ内周側端部同士を連結するタイロッド3eとを有しており、車体固設部3a、摩擦パッド保持部3c、キャリパ支持部3d及びタイロッド3eは、全体として、摩擦パッド6の両側及びディスクロータ内周側を迂回する略U字状に形成されている。
車体固設部3aの両端部分には、車体取付用の締結ボルトを螺着するための雌ねじ孔を穿った締結ボルト装着部3fが設けられており、各摩擦パッド保持部3cには、ディスクロータ外周側内側面にトルク受け面3gが、中間部内側面にディスク軸方向のパッドガイド溝3hが相対向してそれぞれ設けられている。キャリパ支持部3dは、反作用部5bの端部から作用部5aに亘る長さの直線状に形成されており、その内部に、スライドピン装着部となる袋状のピン挿通孔3iが作用部側に開口して設けられている。
キャリパボディ5は、ディスクロータ2の両側部に対向配置される上述の作用部5a及び反作用部5bと、ディスクロータ2の外側を跨いでこれらを連結するブリッジ部5cとを有している。作用部5aのディスクロータ回入側と回出側には、車体取付腕5dがディスクロータ2の一側面に沿って突設されており、各車体取付腕5dの先端には、スライドピン4がディスク軸と平行にそれぞれ突設されている。両スライドピン4は、前記キャリパ支持部3dのピン挿通孔3iにそれぞれ挿通され、キャリパボディ5は、これらスライドピン4によってディスク軸方向への移動が案内される。
前記作用部5aには、図示しないブレーキペダルに操作される液圧式作動機構8と、図示しないハンドレバーにて操作される機械式作動機構9とが設けられている。液圧式作動機構8は、主としてディスクロータ2が回転している車両走行時に用いられ、また機械式作動機構9は、ディスクロータ2が回転を停止した車両駐車時や坂道発進時等に用いられる。
作用部5aの内部には、シリンダ孔10と連接孔11と軸受孔12とが連設されている。前記シリンダ孔10は、ディスクロータ側に開口して設けられ、該シリンダ孔10のディスクロータ側に液圧式作動機構8のピストン13が配設されている。シリンダ孔10の底部側とこれに連続する連接孔11及び軸受孔12には、機械式作動機構9のスリーブピストン14やプッシュロッド15、カムシャフト16が配設され、液圧式作動機構8のピストン13と機械式作動機構9のスリーブピストン14との間には、アジャストナット17とアジャストボルト18とを用いたアジャスタ19が介装されている。軸受孔12は、作用部5aの側面に開口しており、該軸受孔12から外部へ突出するカムシャフト16の外端にカムレバー20が軸着されており、該カムレバー20とハンドレバーとの間に図示しないワイヤケーブルが連結されている。
前記反作用部5bには、ディスクロータ内周側に向かって突出した一対の反力爪5eが設けられており、作用部5aのピストン13と反作用部5bの反力爪5eとの間に、前記摩擦パッド6がディスクロータ2を挟んで対向配置されている。各摩擦パッド6は、ディスクロータ2の側面に摺接するライニング6aと、該ライニング6aを保持する金属製の裏板6bとからなっている。裏板6bには、両側部に突出する耳片6cが設けられ、該耳片6cを前記パッドガイド溝3hにパッドリテーナ21を介して挿入することにより、摩擦パッド6がディスク軸方向へスライド可能に支持される。作用部側摩擦パッド6のディスク回入側耳片6cには、ライニング6aが所定量摩耗したときにディスクロータ2の一側面に摺接した警報音を発する摩耗インジケータ22が設けられている。
前記パッドガイド溝3hは、コ字状断面を有するものであって、前記耳片6cはパッドガイド溝3hよりも小さな四角形状で形成され、パッドガイド溝3hの底面3jと耳片6cの突出端との間には十分な間隔が設けられている。また、パッドガイド溝3hのディスクロータ内周側壁面3kと耳片6cのディスクロータ内周側外面との間には、前記パッドリテーナ21の弾性保持片21aがパッドガイド溝3hのディスクロータ内周側壁面3kに接触させずに配置可能な間隔が設けられている。
前記パッドリテーナ21は、金属製の薄板を所定形状に打ち抜くとともに、所定位置を屈曲又は湾曲させて形成したものであって、ディスク回入側又はディスク回出側で、ディスクロータ両側の各パッドガイド溝3h内に配設される一対の耳片保持部21bと、ディスクロータ2の外周を跨いで両耳片保持部21bの上部を連結する連結片21cと、該連結片21cの中間部からディスクロータ内周側に突出してキャリパ支持腕3bのロータ溝3mに係止される取付片21dと、前記耳片保持部21bと連結片21cとの間で前記トルク受け面3gに沿う状態となるトルク受け片21eとを備えている。
各耳片保持部21bは、トルク受け片21eのディスクロータ内周端からパッドガイド溝3hのディスクロータ外周側壁面3nに沿うように略直角に屈曲した耳片摺動片21fと、該耳片摺動片21fの先端からパッドガイド溝3hの底面3jのディスクロータ外周側部分に沿うように略直角に屈曲した屈曲片21gと、該屈曲片21g先端のディスク軸方向中央部で、パッドガイド溝3hの底面3j中間位置からディスクロータ内周側壁面3kの方向に円弧状に湾曲形成され、先端外周面をパッドガイド溝3hのディスクロータ内周側壁面3kに圧接させた弾性嵌合片21hと、該弾性嵌合片21h両側の屈曲片21g先端で弾性嵌合片21hを挟むようにしてパッドガイド溝3hの底面3j中間位置からディスクロータ内周側壁面3k方向に膨出し、先端の押圧片21iが溝開口3oから突出する方向に湾曲した円弧状の前記弾性保持片21aとを備えている。また、トルク受け片21e及び耳片摺動片21fの反ディスクロータ側端部には、摩擦パッド6の取り付けを容易に行えるように、外側に開いたガイド片21jがそれぞれ設けられている。
なお、弾性保持片21a先端の押圧片21iは、パッドリテーナ21に対する両摩擦パッド6のライニング6aの摩耗に伴う移動量を考慮して作用部5a側が反作用部5b側に比べてディスク軸方向に長く形成されているが、両押圧片21iを同じ長さにして対称に形成することもできる。
このように形成したパッドリテーナ21は、各耳片保持部21bを各パッドガイド溝3h内に挿入し、連結片21cをキャリパ支持部3dに沿うように配置し、取付片21dをロータ溝3mに係止させた状態でキャリパブラケット3に装着される。このとき、弾性嵌合片21hは、先端外周面がパッドガイド溝3hのディスクロータ内周側壁面3kに圧接して耳片保持部21bをパッドガイド溝3h内の所定位置に固定した状態となり、弾性保持片21aは、パッドガイド溝3hの底面3j中間位置からディスクロータ内周側壁面3kの近傍を非接触状態で通って先端の押圧片21iが溝開口3oからディスクロータ外周方向に向かって突出する円弧を描いた状態となる。
摩擦パッド6を取り付けて裏板6b両側部に突出した耳片6cをパッドガイド溝3h内に挿入すると、耳片6cのディスクロータ内周側外面6dが弾性保持片21aの押圧片21iによってディスクロータ外周方向に向けて押圧され、耳片6cのディスクロータ外周側外面6eが耳片摺動片21fに押圧されて保持される。この状態で、押圧片21iは、パッドガイド溝3hの底面3j中間位置から湾曲した弾性保持片21aの先端に設けられているので、バネとして作用する弾性嵌合片21hの長さを十分に取ることができ、押圧片21iによる耳片6cの押圧力を安定させることができる。これにより、摩擦パッド6のディスク軸方向の移動も円滑となり、摩擦パッド6の振動を抑えてブレーキ鳴きなども抑制できる。
本形態例は以上のように構成されており、キャリパブラケット3の締結ボルト装着部3fに車体側から挿通される締結ボルトを螺着することによって車体に取り付けられる。液圧式作動機構8又は機械式作動機構9を用いたブレーキ操作を行うと、ピストン13がシリンダ孔10からディスクロータ方向に押し出され、作用部側の摩擦パッド6の裏板6bがパッドリテーナ21を介してディスクロータ方向に移動し、該摩擦パッド6のライニング6aをディスクロータ2の一側面へ摺接させる。キャリパボディ5は、この反作用によって、スライドピン4に案内されながら作用部方向へスライドし、反作用部5bの反力爪5eが反作用部側の摩擦パッド6の裏板6bがパッドリテーナ21を介してディスクロータ方向に移動し、該摩擦パッド6のライニング6aをディスクロータ2の他側面に摺接させて制動作用が行われる。
前進走行時のブレーキ操作において、摩擦パッド6は、ディスクロータ2との摺接によって矢印A方向のディスク回出側へ引き摺られ、裏板6bのディスク回出側端面がパッドリテーナ21のトルク受け片21eを介して摩擦パッド保持部3cのトルク受け面3gにそれぞれ圧接する。したがって、摩擦パッド6に発生した制動トルクは、トルク受け面3gを通してキャリパブラケット3の摩擦パッド保持部3cに伝達され、耳片6cから耳片保持部21bに伝達されないので、弾性保持片21aが変形することはなく、押圧片21iによる耳片6cの押圧力が変化することはない。
本発明の一形態例を示すディスクブレーキの要部断面図である。 同じくディスクブレーキの一部断面背面図である。 同じくパッドリテーナの斜視図である。 同じくディスクブレーキの正面図である。 図4のV−V断面図である。 同じくディスクブレーキの一部断面平面図である。
符号の説明
1…ディスクブレーキ、2…ディスクロータ、3…キャリパブラケット、3a…車体固設部、3b…キャリパ支持腕、3c…摩擦パッド保持部、3d…キャリパ支持部、3e…タイロッド、3f…締結ボルト装着部、3g…トルク受け面、3h…パッドガイド溝、3i…ピン挿通孔、3j…底面、3k…ディスクロータ内周側壁面、3m…ロータ溝、3n…ディスクロータ外周側壁面、3o…溝開口、4…スライドピン、5…キャリパボディ、5a…作用部、5b…反作用部、5c…ブリッジ部、5d…車体取付腕、5e…反力爪、6…摩擦パッド、6a…ライニング、6b…裏板、6c…耳片、6d…ディスクロータ内周側外面、6e…ディスクロータ外周側外面、8…液圧式作動機構、9…機械式作動機構、10…シリンダ孔、11…連接孔、12…軸受孔、13…ピストン、14…スリーブピストン、15…プッシュロッド、16…カムシャフト、17…アジャストナット、18…アジャストボルト、19…アジャスタ、20…カムレバー、21…パッドリテーナ、21a…弾性保持片、21b…耳片保持部、21c…連結片、21d…取付片、21e…トルク受け片、21f…耳片摺動片、21g…屈曲片、21h…弾性嵌合片、21i…押圧片、21j…ガイド片、22…摩耗インジケータ

Claims (1)

  1. 車体に固設されるキャリパブラケットに、ディスクロータの外周をディスク軸方向に跨ぐ一対のキャリパ支持腕を延設し、両キャリパ支持腕にパッドガイド溝及びトルク受け面を対向してそれぞれ形成し、前記ディスクロータを挟んで配設される一対の摩擦パッドの裏板両側部に、前記パッドガイド溝に収容される耳片をそれぞれ突設し、前記摩擦パッドの裏板と前記キャリパ支持腕との間にパッドリテーナを介装し、摩擦パッドからの制動トルクをパッドリテーナを介して前記トルク受け面で支承するとともに、前記パッドリテーナには、前記パッドガイド溝内にて前記耳片をディスクロータ外周方向に押圧する弾性保持片を形成した耳片保持部を備えたピンスライド型車両用ディスクブレーキにおいて、前記耳片保持部は、前記パッドガイド溝のディスクロータ外周側壁面に沿う耳片摺動片と、該耳片摺動片の先端から前記パッドガイド溝の底面のディスクロータ外周側部分に沿う屈曲片と、該屈曲片先端のディスク軸方向中央部で、前記パッドガイド溝の底面中間位置から前記ディスクロータ内周側壁面方向に円弧状に湾曲形成され、先端外周面を前記パッドガイド溝のディスクロータ内周側壁面に圧接させる弾性嵌合片と、該弾性嵌合片両側の屈曲片先端で弾性嵌合片を挟むようにして前記パッドガイド溝の底面中間位置から前記ディスクロータ内周側壁面方向に膨出し溝開口から突出する方向に湾曲した円弧状の前記弾性保持片と、該円弧状部分の先端に設けられて、前記耳片をディスクロータ外周方向に押圧する押圧片とを備えたことを特徴とするピンスライド型車両用ディスクブレーキ。
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