JP4221091B2 - 可変動弁装置 - Google Patents

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  • Valve Device For Special Equipments (AREA)
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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、内燃機関の吸気弁や排気弁を機関の運転状態に応じたタイミングで開閉制御する場合に用いる可変動弁装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、内燃機関の動弁系において、吸排気弁の開閉タイミングや開放時間を変更できるようにした装置が各種提案されている。このような装置としては、例えば、カムとカムシャフトとの間に不等速継手を介装して、この不等速継手を通じてカムをカムシャフトに対して相対回転させながらカムをカムシャフトとは異なる速度で回転させるようにして、バルブ開閉タイミング及び開放時間を調整できるようにした装置が提案されている。このようなものとして、特開平9−280024号公報に記載されたものがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、上述した可変動弁装置では、各気筒のバルブ開閉タイミング及び開放時間を同時に調整するためのアクチュエータが必要である。また、吸気側と排気側の弁特性を制御するために、少なくとも一方の弁特性の状態を検出するセンサが必要である。このため、上述した特開平9−280024号公報に記載された可変動弁機構では、このセンサが一体に設けられたアクチュエータをカムシャフトの端部に設けた構造となっている。
【0004】
ところが、この公報の可変動弁機構のように、カムシャフトの端部にセンサが一体に設けられたアクチュエータを装着すると、エンジンの全長が拡大してエンジンルーム内の周辺機器と干渉し、設計の自由度が狭くなってしまうという問題が発生する。特に、この構造を排気量の大きいエンジンに適用した場合、上述した問題が顕著に現れることとなる。
【0005】
本発明は、このような問題を解決するものであって、内燃機関の全長を短縮して周辺機器との干渉を抑制し、設計の自由度を拡大することができる可変動弁装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上述の目的を達成するための本発明の可変動弁装置は、内燃機関の吸気側及び排気側に回動自在に設けられてクランクシャフトから駆動力が伝達される一対のカムシャフトと、前記吸気側及び排気側のカムシャフトにそれぞれ設けられて吸気弁及び排気弁の弁特性を変更する可変動弁手段と、前記吸気側または排気側の何れか一方のカムシャフトの同軸上の端部に設けられて前記吸気側または排気側の何れか一方の可変動弁手段を駆動すると共に、伝達手段を介して前記吸気側または排気側の何れか他方の可変動弁手段を駆動する駆動手段と、前記吸気側または排気側の何れか他方のカムシャフトの同軸上における前記駆動手段が設けられる前記端部と同じ側の端部に設けられて他方の弁特性状態を検出する弁状態検出手段と、前記内燃機関の運転状態を検出する運転状態検出手段と、前記弁状態検出手段及び前記運転状態検出手段の出力に基づいて前記駆動手段の作動を制御する制御手段とを具えたことを特徴とするものである。
また、前記伝達手段は、互いに噛み合う複数のギヤから構成されて、前記駆動手段と前記弁状態検出手段との間に配置されることを特徴とするものである。
また、前記駆動手段及び前記弁状態検出手段は、前記吸気側及び排気側のカムシャフトのそれぞれの前記端部に相対回転可能に設けられると共に、前記吸気側及び排気側の可変動弁手段に連結された回転筒を介して前記吸気側及び排気側のカムシャフトに取付けられており、前記伝達手段は、前記吸気側及び排気側の前記回転筒間を連結するよう設けられることを特徴とするものである。
更に、前記伝達手段は、前記駆動手段が設けられる前記端部とカムシャフト軸方向で同じ側に配置されていることを特徴とするものである。
【0007】
従って、駆動手段を吸気側または排気側の何れか一方のカムシャフトの同軸上の端部に設け、弁状態検出手段を他方のカムシャフトの同軸上の端部に設けたことで、カムシャフトの全長が長くならずに内燃機関の全長を短縮することとなり、内燃機関と周辺機器との干渉が抑制され、設計の自由度を拡大できる。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下、図面に基づいて本発明の実施形態を詳細に説明する。
【0009】
図1に本発明の一実施形態に係る可変動弁装置の概略構成、図2に本実施形態の可変動弁装置による可変動弁タイミング特性を示す。
【0010】
内燃機関の各気筒には吸気弁及び排気弁が設けられており、シリンダヘッドの上方にはこれらの吸気弁及び排気弁をそれぞれ開閉駆動するための動弁機構が設けられている。この動弁機構は吸気弁及び排気弁の開閉タイミングや開放時間を変更できるようにした可変動弁機構として構成されている。なお、以下に説明する本実施形態にて、本発明の可変動弁装置を、内燃機関として各気筒に吸気2弁、排気2弁を有する4弁式直列4気筒エンジンに適用して説明する。
【0011】
本実施形態の可変動弁装置において、図1に示すように、図示しないシリンダヘッドには互いに平行をなす吸気側カムシャフト11及び排気側カムシャフト41が回転自在に支持されており、各カムシャフト11,41の端部にはそれぞれスプロケット61が固結され、この各スプロケット61とクランクシャフトとの間にはプーリベルト62が掛け回されている。従って、クランクシャフトからの回転運動がプーリベルト62及びスプロケット61を介して各カムシャフト11,41に伝達されるようになっている。
【0012】
吸気側カムシャフト11には各気筒に対応して4つのカムローブ12が相対回転可能に装着され、各カムローブ12にはそれぞれ一対のカム13が形成されている。そして、カムシャフト11とカムローブ12との間には、カムシャフト11の回転速度を不等速にカムローブ12に伝達する可変動弁手段としての不等速継手14が設けられている。一方、シリンダヘッドには吸気ポートを開閉する一対の吸気バルブ15が各気筒に対応して設けられ、各吸気バルブ15の上端部にはローラロッカアーム16が配設されている。従って、カムシャフト11の回転速度が不等速継手14を介してカムローブ12に不等速に伝達されると、カムローブ12のカム13がローラロッカアーム16を介して吸気バルブ15を上下動し、吸気ポートの開閉タイミングや開放時間を変更して開閉できる。
【0013】
一方、排気側カムシャフト41にも同様に各気筒に対応して4つのカムローブ42が相対回転可能に装着され、各カムローブ42にはそれぞれ一対のカム43が形成されている。そして、カムシャフト41とカムローブ42との間には、カムシャフト11の回転速度を不等速にカムローブ42に伝達する不等速継手44が設けられている。一方、シリンダヘッドには排気ポートを開閉する一対の排気バルブ45が各気筒に対応して設けられ、各排気バルブ45の上端部にはローラロッカアーム46が配設されている。
【0014】
ここで、カムシャフト11,41、カムローブ12,42、不等速継手14,44等について詳細に説明するが、吸気側と排気側はほぼ同様の構成となっており、主に、吸気側の構成について説明し、排気側の構成についての説明は省略する。
【0015】
吸気側カムシャフト11に相対回転可能に装着されたカムローブ12には一対のカム13が形成されると共に、一方のカム13に隣接してフランジ部17が形成され、このフランジ部17には係合孔18が形成されている。一方、カムシャフト11には偏心部19を有する偏心制御ギヤ20が相対回転可能に装着され、この偏心部19の外周には偏心リング21が相対回転可能に装着されている。つまり、カムシャフト11の回転中心O1 に対して、偏心リング21の回転中心O2 が所定量mだけ偏心するように両者が配設されることとなる。そして、偏心リング21の一方の端面には互いに180°対向した位置に切欠部22,23が形成されている。
【0016】
カムシャフト11におけるカムローブ12と偏心リング21の間の位置には作動アーム24が固結されており、径方向先端部には係合孔25が形成されている。そして、作動アーム24の係合孔25には第1スライダ26の基端部が嵌合し、第1スライダ26の先端部は偏心リング21の一方の切欠部22に係合している。また、カムローブ12のフランジ部17に形成された係合孔18には第2スライダ27の基端部が嵌合し、第2スライダ27の先端部は偏心リング21の他方の切欠部23に係合している。
【0017】
このようにカムシャフト11とカムローブ12との間に、不等速継手14として偏心リング21や作動アーム24や各スライダ26,27等が介装されることで、カムシャフト11の回転に対して偏心リング21及びカムローブ12が先行したり遅延したりする動作を繰り返し、カムローブ12がカムシャフト11とは不等速で回転するようになっている。
【0018】
また、カムシャフト11におけるスプロケット61との反対側の端部には回転筒28が相対回転可能に嵌合し、この回転筒28には伝達ギヤ29とコントロールギヤ30が装着されている。回転筒28の端部には弁状態検出手段としてのポジションセンサ31が取付けられている。このポジションセンサ31は可変抵抗器などから構成され、コントロールギヤ30の回転位相を検出するものである。カムシャフト11に隣接してこのカムシャフト11と平行をなすコントロールシャフト32がシリンダヘッドに回転自在に支持されている。このコントロールシャフト32にはコントロールギヤ30に噛み合う連結ギヤ33と各偏心制御ギヤ20に噛み合う連結ギヤ34が取付けられている。
【0019】
一方、排気側のカムシャフト41の端部には回転筒48が相対回転可能に嵌合し、この回転筒48には伝達ギヤ49とコントロールギヤ50が装着されている。回転筒48の端部には駆動手段としてのアクチュエータ51が取付けられている。このアクチュエータ51は油圧式アクチュエータであって、図示しない油圧供給装置のコントロールバルブ制御して作動油の供給状態を調整することにより、コントロールギヤ50を往復回転駆動するものである。カムシャフト41に隣接してこのカムシャフト41と平行をなすコントロールシャフト52がシリンダヘッドに回転自在に支持されている。このコントロールシャフト52にはコントロールギヤ50に噛み合う連結ギヤ53と各偏心制御ギヤ47に噛み合う連結ギヤ54が取付けられている。
【0020】
そして、排気側の伝達ギヤ49と吸気側の伝達ギヤ29との間には、伝達手段として互いに噛み合う複数のギヤからなる伝達ギヤ機構63が介装されている。従って、アクチュエータ51を駆動して排気側の回転筒48が回動すると、コントロールギヤ50及び連結ギヤ53を介してコントロールシャフト52を回動すると共に、伝達ギヤ49、伝達ギヤ機構63、伝達ギヤ29を介して回転筒28を回動し、更に、コントロールギヤ30及び連結ギヤ33を介してコントロールシャフト32を回動することができ、このとき、ポジションセンサ31がコントロールギヤ30の回転位相を検出する。
【0021】
ここで、本実施形態の可変動弁装置の動作、つまり、カムシャフト11の回転位相(カムシャフト回転角)に対する偏心リング21やカムローブ12の回転位相を説明し、バルブ開閉タイミング及び開放期間の変更について具体的に説明する。なお、ここでは、吸気側についてのみ説明する。
【0022】
図2に示すように、カムシャフト角度が0°にあって、カムシャフト11の回転中心O1 に対して偏心リング21の回転中心O2 が下方に偏心した低速位置にあるとき、カムローブ12と作動アーム24と偏心リング21とを連結する2つのスライダ26,27は回転中心O1 ,O2 を通る直線上にある。まず、この位置からカムシャフト11が時計回り方向に回転して90°まで回転すると、カムシャフト11の回転角θA よりも偏心リング21の回転角θB がθL だけ小さくなり、カムローブ12のカム13にはφL だけ遅れが発生することで、カムシャフト11の回転よりもカム13は低速回転となる。
【0023】
次に、カムシャフト11が90°から180°まで回転すると、カムシャフト11の回転角θA よりも偏心リング21の回転角θC が大きくなり、カムシャフト11の回転よりもカム13は高速回転となる。
【0024】
更に、カムシャフト11が180°から270°まで回転すると、カムシャフト11の回転角θA よりも偏心リング21の回転角θD がθF だけ大きくなり、カムローブ12のカム13にはφF だけ進みが発生することで、カムシャフト11の回転よりもカム13は高速回転となる。
【0025】
そして、カムシャフト11が270°から360°(=0°)まで回転すると、カムシャフト11の回転角θA よりも偏心リング21の回転角θE が小さくなり、カムシャフト11の回転よりもカム13は低速回転となる。
【0026】
このような構成により、カムシャフト11に対してカムローブ12を先行させたり遅延させたりすることで、カムシャフト11が不等速で回転することができる。即ち、前述したように、カムシャフト11が0°から90°まで回転するときに、カム13に遅れが発生すると吸気バルブ15の開弁タイミングが遅れ、カムシャフト11が180°から270°まで回転するときに、カム13に進みが発生すると吸気バルブ15の閉弁タイミングが早まるため、開放時間が短くなる。
【0027】
ところで、カムシャフト11に対するカムローブ12(カム13)の位相のずれ方は、カムシャフト11の回転中心O1 に対する偏心リング21の回転中心O2 の位置を変えることで変更することができる。つまり、アクチュエータ51を駆動して排気側の回転筒48、コントロールギヤ50、連結ギヤ53を介してコントロールシャフト52を回動すると共に、伝達ギヤ49、伝達ギヤ機構63、伝達ギヤ29、回転筒28、コントロールギヤ30、連結ギヤ33を介してコントロールシャフト32を回動すると、各連結ギヤ34,54を介して各偏心制御ギヤ20,47を回動し、偏心制御ギヤ20,47と一体の偏心部19が回動して偏心リング21を移動し、カムシャフト11の回転中心O1 に対する偏心リング21の回転中心O2 の位置を変えることができる。
【0028】
そして、図2に示すように、カムシャフト角度が0°にあって、カムシャフト11の回転中心O1 に対して偏心リング21の回転中心O2 が上方に偏心した高速位置にある位置から、カムシャフト11が90°まで回転すると、カムシャフト11に対してカム13に進みφF が発生することで、カムシャフト11の回転よりもカム13は高速回転となる。次に、カムシャフト11が90°から180°まで回転するとき、カム13は低速回転となる。更に、カムシャフト11が180°から270°まで回転すると、カムシャフト11に対してカム13に遅れφL が発生することで、カムシャフト11の回転よりもカム13は低速回転となる。そして、カムシャフト11が270°から360°(=0°)まで回転するとき、カム13は高速回転となる。
【0029】
このような構成により、カムシャフト11が0°から90°まで回転するときに、カム13に進みが発生すると吸気バルブ15の開弁タイミングが早まり、カムシャフト11が180°から270°まで回転するときに、カム13に遅れが発生すると吸気バルブ15の閉弁タイミングが遅れるため、開放時間が長くなる。
【0030】
このような吸気バルブ15の開閉タイミング及び開放時間の変更は、制御手段としての電子制御ユニット(ECU)71によって制御されるものであり、このECU71は、運転状態検出手段としてのクランク角センサやスロットルポジションセンサ等の出力(Ne,TPS等)と、ポジションセンサ31が検出したコントロールギヤ30の回転位相に基づいてアクチュエータ51を駆動制御することで行う。
【0031】
そして、本実施形態では、吸気側のカムシャフト11の端部に弁特性(吸気バルブ15の開閉タイミング及び開放時間)を検出するポジションセンサ31を設け、排気側のカムシャフト51の端部に弁特性(吸気バルブ15の開閉タイミング及び開放時間)を変更するアクチュエータ51を設けている。従って、エンジンの全長が拡大せずに、ポジションセンサ31やアクチュエータ51などがエンジンルーム内の周辺機器と干渉することはなく、設計の自由度を拡大できる。特に、この本実施形態の構造を排気量の大きいエンジンに適用した場合、上述した効果が顕著に現れることとなる。
【0032】
また、吸気側のカムシャフト11にポジションセンサ31を設けたことで、吸気系の各機構の動作を精度良く検出して制御することができ、高出力を確保することができる。
【0033】
なお、上述の実施形態では、吸気側のカムシャフト11にポジションセンサ31を設け、排気側のカムシャフト41にアクチュエータ51を設けているが、本実施形態とは逆に、吸気側のカムシャフト11にアクチュエータ51を設け、排気側のカムシャフト41にポジションセンサ31を設けるようにしてもよい。この場合、排気弁側の各機構の動作を精度良く検出できるため、燃焼室内に残留する内部EGRの正確な制御や排気弁の開弁時期制御による排ガス温度の調整が可能となり、低エミッション化が図れるという効果がある。また、上述の実施形態で、本発明の可変動弁装置を4弁式直列4気筒エンジンに適用したが、エンジン形式はこのエンジンに限らず、例えば、V型6気筒エンジンに適用してもよい。
【0034】
【発明の効果】
以上、実施形態において詳細に説明したように、本発明の可変動弁装置によれば、カムシャフトの全長が長くならずに内燃機関の全長を短縮することとなり、内燃機関と周辺機器との干渉を抑制することで設計の自由度を拡大することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る可変動弁装置の概略構成図である。
【図2】本実施形態の可変動弁装置による可変動弁タイミング特性を表す概略図である。
【符号の説明】
11 吸気側カムシャフト
12 カムローブ
13 カム
14 不等速継手(可変動弁手段)
15 吸気バルブ
21 偏心リング
24 作動アーム
26 第1スライダ
27 第2スライダ
31 ポジションセンサ(弁状態検出手段)
41 排気側カムシャフト
42 カムローブ
43 カム
44 不等速継手(可変動弁手段)
45 排気バルブ
51 アクチュエータ(駆動手段)
63 伝達ギヤ機構(伝達手段)
71 電子制御ユニット、ECU(制御手段)

Claims (4)

  1. 内燃機関の吸気側及び排気側に回動自在に設けられてクランクシャフトから駆動力が伝達される一対のカムシャフトと、
    前記吸気側及び排気側のカムシャフトにそれぞれ設けられて吸気弁及び排気弁の弁特性を変更する可変動弁手段と、
    前記吸気側または排気側の何れか一方のカムシャフトの同軸上の端部に設けられて前記吸気側または排気側の何れか一方の可変動弁手段を駆動すると共に、伝達手段を介して前記吸気側または排気側の何れか他方の可変動弁手段を駆動する駆動手段と、
    前記吸気側または排気側の何れか他方のカムシャフトの同軸上における前記駆動手段が設けられる前記端部と同じ側の端部に設けられて他方の弁特性状態を検出する弁状態検出手段と、
    前記内燃機関の運転状態を検出する運転状態検出手段と、
    前記弁状態検出手段及び前記運転状態検出手段の出力に基づいて前記駆動手段の作動を制御する制御手段とを具えた
    ことを特徴とする可変動弁装置
  2. 請求項1に記載の可変動弁装置において、
    前記伝達手段は、互いに噛み合う複数のギヤから構成されて、前記駆動手段と前記弁状態検出手段との間に配置される
    ことを特徴とする可変動弁装置。
  3. 請求項2に記載の可変動弁装置において、
    前記駆動手段及び前記弁状態検出手段は、前記吸気側及び排気側のカムシャフトのそれぞれの前記端部に相対回転可能に設けられると共に、前記吸気側及び排気側の可変動弁手段に連結された回転筒を介して前記吸気側及び排気側のカムシャフトに取付けられており、
    前記伝達手段は、前記吸気側及び排気側の前記回転筒間を連結するよう設けられる
    ことを特徴とする可変動弁装置。
  4. 請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の可変動弁装置において、
    前記伝達手段は、前記駆動手段が設けられる前記端部とカムシャフト軸方向で同じ側に配置されている
    ことを特徴とする可変動弁装置。
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