JP6089585B2 - 障害物検知装置 - Google Patents

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本発明は、車両の周囲に存在する障害物を検知する障害物検知装置に関する。
従来、超音波センサ等の測距センサを用いて車両の周囲に存在する障害物を検知する障害物検知装置が知られている(例えば特許文献1参照)。この種の障害物検知装置は、測距センサにより、超音波等の探査波を周囲に送信しその探査波が障害物に当たって反射した反射波を受信して、その反射波の振幅が所定の閾値を超えていた場合に障害物の検知有りとしている。また、特許文献1の障害物検知装置では、超音波センサに外来ノイズの有無を判定する機能を持たせ、外来ノイズが有ると判定した場合には送信する超音波の周波数を変更して外来ノイズとの混信による障害物の誤検知を防止している。
特開2010−230427号公報
従来の障害物検知装置では、車両に複数の測距センサを搭載している場合には、各測距センサが個別に外来ノイズの有無を判定している。しかし、障害物検知装置を今後の安全分野(例えば、駐車空間を検知し検知した駐車空間に自動駐車する駐車支援分野)へ展開していくためには、さらなる耐ノイズ性の向上が必要である。
また、従来の障害物検知装置では、図2に示すように、超音波センサ2の障害物検知範囲31(超音波の送信範囲)が路面101にまで及んでいることにより、警告の必要の無い路面上物体102(低い段差、道路区画線の中央線上に設置されたチャッターバー(キャッツアイ)等)を誤検知してしまうことがある。
また、車両9を上から見た図3に示すように、車両9のフロント面91に搭載された超音波センサ2の障害物検知範囲31が車幅Wを超えた範囲にまで及んでいることにより、接触するおそれの少ない車幅Wを超えた位置に存在する障害物103を誤検知してしまうことがある。
これら図2、図3の誤検知を防止するために、探査波の送信出力を小さくしたり、障害物有無の閾値(反射波の振幅の閾値)を上げたりすることで、障害物検知範囲を路面や車幅を超えた範囲に及ばないようにする対応が考えられる。しかし、この場合には、図2、図3に示すように、探査波の送信出力や障害物有無の閾値を変更した後の障害物検知範囲32では、路面付近の範囲や車幅を超えた範囲以外の範囲も縮小してしまう。つまり、誤検知を防止しようとすると、測距センサの検知特性(障害物検知範囲)が低下してしまう。
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、耐ノイズ性を向上できる障害物検知装置を提供することを第1の課題とする。また、障害物検知範囲を低下させることなく障害物の誤検知を防止できる障害物検知装置を提供することを第2の課題とする。
上記課題を解決するために、発明に係る障害物検知装置は、車両に搭載されて前記車両の周囲に探査波を送信し前記探査波が障害物に当たって反射した反射波を障害物の検知情報として受信するとともに、外来ノイズを検知するノイズ検知手段を備えた複数の障害物検知手段と、
少なくとも1つの前記障害物検知手段の前記ノイズ検知手段が外来ノイズを検知した場合に全ての前記障害物検知手段の前記検知情報を無効とする検知無効手段と、
を備えることを前提とする。
発明によれば、複数の障害物検知手段の1つでも外来ノイズを検知した場合には、外来ノイズを検知していない障害物検知手段の検知情報を含む全ての検知情報に外来ノイズが含まれている可能性があるので、この場合には全ての障害物検知手段の検知情報を無効とする。これによって、外来ノイズ有りと判定した障害物検知手段の検知情報のみを無効とする従来の構成に比べて耐ノイズ性を向上できる。
また、第1の発明に係る障害物検知装置は、車両に搭載されて前記車両の周囲に探査波を送信し前記探査波が障害物に当たって反射した反射波を障害物の検知情報として受信するとともに、外来ノイズを検知するノイズ検知手段を備え、且つ、前記検知情報の振幅が所定の閾値を超えるか否かを判断する複数の障害物検知手段であって、いずれか1つの前記障害物検知手段が前記探査波を送信したときに、前記探査波を送信した前記障害物検知手段以外の前記障害物検知手段でも前記検知情報を受信できる位置に搭載された複数の障害物検知手段と、
前記複数の障害物検知手段のうちの1つである第1の障害物検知手段が前記探査波を送信する前の期間に、前記複数の障害物検知手段の少なくとも1つが外来ノイズを検知した場合には、前記期間の後に前記第1の障害物検知手段が送信した前記探査波に基づいて前記複数の障害物検知手段が受信した前記検知情報の全てを無効とする検知無効手段と、
前記期間に外来ノイズが検知されず、且つ、前記期間の後に前記第1の障害物検知手段が送信した前記探査波に基づいて前記複数の障害物検知手段の少なくとも1つが前記検知情報を受信していない又は前記閾値未満の前記検知情報しか受信していない場合には、前記閾値を超えた前記検知情報を受信した前記障害物検知手段があったとしても障害物非検知と判定する非検知判定手段と、
を備える。
第1の発明によれば、複数の障害物検知手段は、いずれか1つの障害物検知手段が探査波を送信したときに、他の障害物検知手段でも検知情報を受信できる位置に搭載されているので、障害物が存在する場合には、各障害物検知手段はいずれも閾値を超えた検知情報を受信する可能性が高い。反対に、障害物が存在しない場合には、各障害物検知手段はいずれも検知情報を受信しないはずである。つまり、閾値を超えた検知情報を受信した障害物検知手段があったとしても、他の障害物検知手段では検知情報を受信していない場合には、受信した検知情報は外来ノイズである可能性が高い。そこで、本発明では、この場合には障害物非検知と判定するので、耐ノイズ性を向上できる。
また、第1の発明によれば、いずれか1つの障害物検知手段が探査波を送信したときに、探査波の送信範囲が路面にまで及んでいる場合には、路面上物体からの反射波(検知情報)を受信してしまう可能性がある。路面上物体は、段差やチャッターバーなどフラットな面を有した物体が多い。この場合には、曲面の物体に比べて、探査波の反射方向が狭くなる。よって、探査波の送信範囲が路面にまで及んでいたとしても、全ての障害物検知手段が閾値を超えた検知情報(路面上物体からの反射波)を受信する可能性は低い。つまり、閾値を超えた検知情報を受信した障害物検知手段があったとしても、他の障害物検知手段では検知情報を受信していないか、閾値未満の検知情報しか受信していない場合には、受信した検知情報は路面上物体からの反射波である可能性が高い。本発明では、この場合には障害物非検知とするので、路面上物体の誤検知を防止できる。また、探査波の送信出力や閾値を変更する必要がないので、障害物検知範囲の低下を防止できる。
第2の発明に係る障害物検知装置は、車両のフロント面又はリア面に搭載されて前記車両の周囲に探査波を送信し前記探査波が障害物に当たって反射した反射波を障害物の検知情報として受信してその反射波に基づき障害物までの距離を算出するとともに外来ノイズを検知するノイズ検知手段を備えた2つの障害物検知手段であって、一方の前記障害物検知手段が前記探査波を送信したときに、他方の前記障害物検知手段でも前記反射波を受信できる位置に搭載された2つの障害物検知手段と、
少なくとも1つの前記障害物検知手段の前記ノイズ検知手段が外来ノイズを検知した場合に全ての前記障害物検知手段の前記検知情報を無効とする検知無効手段と、
一方の前記障害物検知手段が前記探査波を送信したときの前記2つの障害物検知手段が検知した2つの前記距離と、前記2つの障害物検知手段の間隔とに基づいて、三角測量の原理により、障害物の、前記車両の車幅方向における位置である横位置を算出する位置算出手段と、
前記横位置が前記車両の車幅を超えた位置の場合に障害物非検知と判定する非検知判定手段と、
を備える。
第2の発明によれば、位置算出手段が障害物の横位置(車幅方向における位置)を算出し、その横位置が車幅を超えた位置の場合には障害物非検知と判定するので、車幅を超えた位置の障害物の誤検知を防止できる。また、探査波の送信出力や閾値を変更する必要がないので、障害物検知範囲の低下を防止できる。なお、本発明において、車両のフロント面又はリア面には車両のコーナーも趣旨である。
本発明における前記障害物検知手段は前記探査波として超音波を送信する。トラックのエアブレーキ音や他車に搭載された超音波センサからの超音波など、車両の周囲には超音波のノイズが溢れているので、超音波を送信する障害物検知手段を備えた障害物検知装置に本発明を適用すると好適である。
障害物検知装置1の構成を示したブロック図である。 超音波センサ2の搭載位置等を説明するための図であり、車両9を横から見た図である。 超音波センサ2の搭載位置等を説明するための図であり、車両9を上から見た図である。 超音波センサ2の内部構成を示したブロック図である。 第1実施形態の障害物検知処理のフローチャートである。 左側の超音波センサ2Lで超音波の送信を行っている場面の図である。 障害物の検知情報を無効とする態様を例示した図であり、超音波センサ2Rのみで外来ノイズが検知された場合の図である。 障害物の検知情報を無効とする態様を例示した図であり、超音波センサ2Lのみで外来ノイズが検知された場合の図である。 障害物検知有りとする態様を例示した図であり、外来ノイズが検知されず、両方の超音波センサで閾値を超える反射波を受信した例を示している。 障害物非検知とする態様を例示した図であり、超音波センサ2Lでは検知情報の受信が無く、超音波センサ2Rでは検知情報の受信がある例を示している。 超音波センサ2Lの障害物検知範囲に、警告の必要の無い路面上物体102が存在する場合に、左側の超音波センサ2Lで超音波の送信を行っている場面の図である。 図11の場面で、各超音波センサ2L、2Rで受信される反射波を例示した図である。 第2実施形態の障害物検知処理のフローチャートである。 障害物の横位置の算出方法を説明する図であり、各超音波センサ2L、2Rと障害物103とを平面視で表している。 車幅Wを超える位置に障害物103が存在する場面を示した図である。
(第1実施形態)
以下、本発明に係る障害物検知装置の第1実施形態を図面を参照しながら説明する。図1は本実施形態の障害物検知装置1の構成を示したブロック図である。その障害物検知装置1は車両9(図2参照)に搭載されている。障害物検知装置1は、超音波センサ2と警告部4とそれらと接続したECU10とを備えている。
超音波センサ2は、車両9の車体面に搭載されて、周囲に所定周波数(例えば45kHz)の超音波を送信し、その超音波が障害物に当たって反射した反射波を受信して、その反射波に基づき障害物までの距離を算出する測距センサである。図2、図3は、超音波センサ2の搭載位置等を説明するための図であり、図2は車両9を横から見た図、図3は車両9を上から見た図を示している。図2、図3に示すように、超音波センサ2は、車両9のフロント面91(例えば前部バンパー)に搭載されている。なお、超音波センサ2は車両9のリア面に搭載されていたとしても良い。
図3に示すように、超音波センサ2は、車両9の中心線8に対して対称位置に搭載された2つの超音波センサ2L、2Rを含む。それら超音波センサ2L、2Rはそれぞれ車両9の前方に超音波を送信する。つまり、各超音波センサ2L、2Rの障害物検知範囲31は車両9の前方に設定されている。
図4は、超音波センサ2(超音波センサ2L、2R)の内部構成を示したブロック図である。図4に示すように、超音波センサ2は、マイクロフォン(マイク)21と回路部20とによって構成される。回路部20は、LAN制御回路22、マイク駆動回路23、ゲイン調整回路24、閾値調整回路25、比較器26、距離及びノイズ演算回路27によって構成されている。
マイク21は、マイク駆動回路23からの超音波パルス信号により外部に超音波を送信するとともに、外部からの超音波(障害物からの反射波や外来ノイズ)を受信して、受信した超音波を電気信号(以下、受信信号という)に変換する。
マイク駆動回路23は、LAN制御回路22を介してECU10から指示されたタイミングで、マイク21を駆動するため駆動信号(超音波パルス信号)を生成して、その駆動信号をマイク21へ出力する。
ゲイン調整回路24は、マイク21からの受信信号が入力されて、その受信信号を所定倍に増幅し、増幅後の受信信号を比較器26へ出力する。
閾値調整回路25は、障害物検知のための超音波を送信する直前の第1のタイミングにおいてノイズ判定用の閾値を設定し、超音波を送信し反射波を受信した後の第2のタイミングにおいて障害物判定用の閾値を設定する回路である。閾値調整回路25は、設定した閾値を比較器26へ出力する。
比較器26は、受信信号の振幅と閾値の大小比較を行う。具体的には、第1のタイミングにおいては、受信信号の振幅とノイズ判定用の閾値とを比較し、その比較結果を距離及びノイズ演算回路27へ出力する。第2のタイミングにおいては、受信信号の振幅と障害物判定用の閾値とを比較し、その比較結果を距離及びノイズ演算回路27へ出力する。
距離及びノイズ演算回路27は、第1のタイミングにおいては、受信信号の振幅>閾値となる比較結果が比較器26から入力された場合に、外来ノイズを検知したと判断し、そのことを示す外来ノイズデータをLAN制御回路22へ出力する。また、距離及びノイズ演算回路27は、第2のタイミングにおいては、受信信号の振幅>閾値となる比較結果が比較器26から入力された場合に、超音波の送信開始時から反射波の受信までに要した時間から障害物までの距離を演算し、その距離を示す距離データをLAN制御回路22へ出力する。
LAN制御回路22は、ECU10とシリアル通信線(図示外)で接続されており、そのシリアル通信線を介して、ECU10から送信された各種通信フレームを受信する。そして、LAN制御回路22は、例えば、受信した通信フレームに基づくタイミングでマイク駆動回路23に駆動信号を生成させる、また、LAN制御回路22は、例えば、受信した通信フレームに基づいて第1のタイミングか第2のタイミングかを判断して、閾値調整回路25にノイズ判定用の閾値と障害物判定用の閾値のどちらを設定するのかを指示する。さらに、LAN制御回路22は、距離及びノイズ演算回路27から入力された測距データ及び外来ノイズデータをECU10に送信する。
図1の説明に戻り、警告部4は、車室内に設けれ、車両9の乗員に車両9の周囲に障害物が存在することをブザーや表示により警告する。
ECU10は、CPU、ROM、RAM等から構成されたマイコンを主体として構成され、障害物を検知するための障害物検知処理を実行する。また、ECU10はメモリ11を備え、そのメモリ11には各超音波センサ2L、2R(図3参照)の搭載位置など、障害物検知処理に必要な各種データが記憶されている。
次に、ECU10が実行する障害物検知処理の詳細を説明する。図5は、障害物検知処理のフローチャートを示している。図5の処理は、例えば車両9の乗員によって障害物検知を指示するスイッチ(図示外)が車両9の乗員に操作された時に開始する。
図5の処理を開始すると、先ず、各超音波センサ2L、2Rに、外来ノイズの検知を行わせる(S11)。具体的には、外来のノイズの検知を指示する通信フレーム(上記第1のタイミングであることを通知する通信フレーム)を各超音波センサ2L、2Rに送信する。各超音波センサ2L、2Rは、その通信フレームを受信すると、マイク21で超音波ノイズ(外来ノイズ)をモニターし、ノイズ判定用の閾値を超えた受信信号を受信した場合には、外来ノイズが検知されたとして、外来ノイズデータをECU10に送信する。
次に、2つの超音波センサ2L、2Rのどちらか一方に超音波を送信させる(S12)。図6は、車両9のフロント面91の周囲を示した図であり、左側の超音波センサ2Lで超音波の送信を行っている場面を示している。図6では、超音波センサ2Lの超音波送信範囲(障害物検知範囲)に障害物110が存在する例を示している。超音波センサ2Lから送信された超音波71は障害物110で反射して、その反射波721が超音波センサ2Lで受信される。また、右側の超音波センサ2Rは超音波を送信していないものの、超音波71が障害物110で反射波した反射波722を受信する。なお、図6〜図12、図13では、超音波センサ2Lを「FLC」、超音波センサ2Rを「FRC」で記している。
次に、S11の処理で超音波センサ2L、2Rのうちの1つでも外来ノイズを検知したか否かを判断する(S13)。超音波センサ2Lのみ外来ノイズを検知した場合、超音波センサ2Rのみ外来ノイズを検知した場合又は両方の超音波センサ2L、2Rが外来ノイズを検知した場合には(S13:Yes)、S14に移行し、両方の超音波センサ2L、2Rの受信信号(障害物の検知情報)を無効とする。つまり、各超音波センサ2L、2Rから距離データが送られてきたとしても、その距離データを無効とする。
図7、図8は、送信した超音波及び受信した反射波を時間軸上で表した図であり、詳細には図7(A)、図8(A)は、超音波センサ2Lが送信した超音波71及び受信した反射波721を示しており、図7(B)、図8(B)は、超音波センサ2Rが受信した反射波722を示している。また、図7、図8は、超音波71の送信前の外来ノイズの判定期間5を図示している。図7は、判定期間5において超音波センサ2Rのみで外来ノイズが検知された場合を示し、図8は判定期間5において超音波センサ2Lのみで外来ノイズが検知された場合を示している。
図7に示すように、超音波センサ2Rのみで外来ノイズが検知された場合には(S13:Yes)、反射波721、722の振幅が閾値6を超えていたとしても、反射波721、722(障害物の検知情報)は両方とも無効にされる(S14)。また、図8に示すように、超音波センサ2Lのみで外来ノイズが検知された場合にも(S13:Yes)、反射波721、722(障害物の検知情報)は両方とも無効にされる(S14)。このように、片方の超音波センサ2だけでも外来ノイズが検知されたということは、その後に受信された反射波721、722にも外来ノイズが含んでいる可能性がある。そして、それら反射波721、722から距離を算出すると、実際には存在しない障害物を誤検知したり、障害物が存在するがその障害物までの距離を誤演算したりする可能性がある。S14では、障害物の検知情報を両方とも無効としているので、耐ノイズ性を向上して、障害物の誤検知、距離の誤演算を防止できる。
一方、S13において、超音波センサ2L、2Rの両方とも外来ノイズが検知されなかった場合には(S13:No)、S15に移行する。そして、超音波センサ2L、2Rの両方に問い合わせて、超音波センサ2L、2Rの両方で、閾値を超える振幅の反射波(障害物の検知情報)を受信したか否かを判断する(S15)。ここで、図9は、図7、図8と同様の図であり、詳細には、超音波センサ2L、2Rの両方とも外来ノイズの判定期間5で外来ノイズが検知されず、超音波センサ2L、2Rの両方とも閾値6を超える反射波721、722を受信した例を示している。図9のように、両方の超音波センサ2L、2Rで障害物の検知情報(閾値を超える反射波)を受信した場合には(S15:Yes)、S16に移行し、障害物の検知有りと判断する。この場合、例えば超音波を送信した超音波センサ2から距離データを取得して、その距離データに応じて警告部4(図1参照)で警告を行わせる(S16)。具体的には、例えば、距離が短い場合には連続のブザー音、長い場合には断続のブザー音というように、距離が短くなるほど警告の度合いを強くする。
S15において、超音波センサ2Lのみが閾値を超えた反射波(検知情報)を受信した場合、超音波センサ2Rのみが閾値を超えた反射波を受信した場合、又は超音波センサ2L、2Rの両方とも閾値を超えた反射波を受信できなかった場合には(S15:No)、S17に移行して、障害物非検知と判断する。
ここで、図10は、図7〜図9と同様の図であり、S17で障害物非検知と判断される態様を例示している。詳細には、図10は、超音波センサ2L、2Rの両方とも外来ノイズの判定期間5で外来ノイズが検知されず、超音波センサ2Lでは反射波は受信されず、超音波センサ2Rでは閾値6を超える反射波722を受信した例を示している。超音波71を送信した超音波センサ2Lで反射波を受信していないということは、実際には障害物110(図6参照)は存在しない可能性が高い。それにかかわず、超音波センサ2Rで反射波722を受信したということは、その反射波722は外来ノイズである可能性が高い。そこで、この場合には、障害物非検知と判断され(S17)、警告は行われない。これによって、判定期間5で外来ノイズを検知できなかったとしても、超音波の送信後に外来ノイズを検知でき、耐ノイズ性を向上できる。
図11、図12は、S17で障害物非検知と判断される別の態様を例示している。詳細には、図11は、図6と同様の図であり、超音波センサ2Lの超音波送信範囲(障害物検知範囲)に、警告の必要の無い路面上物体102が存在する場面を示している。その路面上物体102は、車両9が乗り越え可能な低い段差(数cm程度の高さの段差)や、道路区画線の中央線上に設置されて夜間の視認性向上のために反射材を組み込んだチャッターバー(キャッツアイともいう)などを想定している。路面上物体102は、検知する必要がある障害物(他車や人間など)に比べて、フラットな面102a(図2も参照)を有している場合が多い。図11の例では、フラットな面102aが、超音波センサ2L側に向いた例を示している。
図12は、図11の場面での、送信した超音波及び受信した反射波を時間軸上で表した図であり、詳細には図12(A)は超音波センサ2Lが送信した超音波71及び受信した反射波723を示しており、図12(B)は、超音波センサ2Rが受信した反射波724を示している。図11に示すように、路面上物体102の面102aは超音波センサ2L側に向いているので、送信された超音波71は主に超音波センサ2L側に反射する。そのため、図12(A)に示すように、超音波センサ2Lでは閾値6を超えた反射波723(障害物の検知情報)が受信される。これに対し、図12(B)に示すように、超音波センサ2Rでは閾値6未満の反射波724しか受信されず、又は反射波は受信されない。なお、面102aが超音波センサ2R側に向いていた場合には、超音波センサ2Rでは閾値を超えた反射波が受信され、超音波センサ2Lでは閾値未満の反射波しか受信されず、又は反射波は受信されない。
このように、送信した超音波が路面にまで及んでいる場合に、一方の超音波センサ2のみが閾値を超えた反射波(障害物の検知情報)を受信した場合には、その反射波は路面上物体からの反射波である可能性が高い。この場合には、超音波センサ2から障害物の距離データが送られてきたとしても、障害物非検知と判断され(S17)、警告は行われない。これによって、路面上物体の誤検知を防止できる。また、その誤検知を防止するために、超音波の送信出力を下げたり閾値を上げたり必要がないので、障害物検知範囲の低下を防止できる。
S14、S16、又はS17の後、S18に移行し、障害物検知を終了するか否かを判断する。具体的には、例えば、障害物検知の終了する指示するスイッチ(図示外)が車両9の乗員によって操作された場合や、車両9のエンジンが停止された場合に、障害物検知を終了すると判断する。
障害物検知を継続する場合には(S18:No)、S11に戻り、上述のS11〜S17を実行する。障害物検知を終了する場合には(S18:Yes)、図5のフローチャートの処理を終了する。
以上説明したように、本実施形態によれば、片方の超音波センサで外来ノイズが検知された場合には、両方の超音波センサの検知情報を無効とするので、外来ノイズを検知した超音波センサの検知情報だけを無効とする場合に比べて、耐ノイズ性を向上できる。また、両方の超音波センサが障害物検知したときのみ警告が行われるので、外来ノイズや路面上物体によって警告が行われるのを防止できる。
(第2実施形態)
次に、本発明に係る障害物検知装置の第2実施形態を第1実施形態と異なる部分を中心にして説明する。本実施形態の障害物検知装置の構成は第1実施形態の構成(図1)と同じである。ECU10が実行する障害物検知処理が、第1実施形態のそれと多少異なっている。
図13は、本実施形態の障害物検知処理のフローチャートを示している。なお、図13において、図5と同じ処理には同一符号を付している。図13の処理は、S151、S152の処理が追加されている点以外は図5の処理と同じである。すなわち、両方の超音波センサ2L、2Rが障害物の検知情報(閾値を超える反射波)を受信した場合には(S15:Yes)、S151に移行する。S151では、各超音波センサ2L、2Rの検知情報に基づいて、障害物の、車幅方向における位置(横位置、図15参照)を算出する。
ここで、図14は、障害物の横位置の算出方法を説明する図であり、詳細には、各超音波センサ2L、2Rと障害物103とを平面視で表している。S151では、例えば、2つの超音波センサ2L、2Rの中点を原点Oとし、原点Oを通り超音波センサ2L、2Rを通る直線をX軸とし、そのX軸に垂直な直線をY軸とした座標系を設定し、その座標系における障害物103のX座標を横位置として算出する。具体的には、超音波センサ2Lによる検知と、超音波センサ2Rによる検知とで同一の反射点R(x、y)で超音波が反射すると仮定して、超音波センサ2Lが検知した距離L、超音波センサ2Rが検知した距離L及び超音波センサ2L、2Rの間隔2pに基づいて、三角測量の原理により、障害物103の横位置(X座標)を算出する。間隔2pは、メモリ11に記憶された超音波センサ2Lの搭載位置P(−p、0)と、超音波センサ2Rの搭載位置Q(p、0)とから求めることができる。
ECU10は、超音波センサ2Lが超音波を送信してから超音波センサ2Lが反射波を受信するまでに要した時間tppを、超音波センサ2Lから取得する。同様に、ECU10は、超音波センサ2Lが超音波を送信してから超音波センサ2Rが反射波を受信するまでに要した時間tpqを、超音波センサ2Rから取得する。そして、それら時間tpp、tpqと超音波の速度v(音速)とから、以下の式1、式2により、距離L、Lを算出できる。
2L=vtpp ・・・(式1)
+L=vtpq・・・(式2)
なお、式1は図14の点P→点R→点Pの経路長に相当する。式2は図14の点P→点R→点Qの経路長に相当する。このように、距離L1、L2、間隔2pが求まるので、それらから構成される三角形から点RのX座標、つまり障害物103の横位置を求めることができる。具体的には、横位置xは以下の式3で表される。結局、式3を予め記憶しておけば、時間tpp、tpq、間隔2p、音速vだけで横位置xを求めることができる。
x=vpq(tpp−tpq)/4p ・・・(式3)
S151で障害物の横位置を算出した後、S152に移行し、その横位置が車両9の車幅以内の位置であるか否かを判断する。具体的には、図15に示すように、車幅をWとしたとき、横位置xが、−W/2≦x≦W/2の範囲に入っているか否かを判断する(S152)。横位置xが、−W/2<x<W/2の範囲に入っている場合、つまり横位置が車幅以内の位置の場合には(S152:Yes)、S16に移行し、障害物の検知有りと判断して警告を行う。
これに対し、横位置xが、x<−W/2又はx>W/2の場合、つまり横位置が車幅を超えた位置の場合には(S152:No)、S17に移行し、車両9に接触する可能性が低いとして、障害物非検知と判断する。図15の例では、障害物103は車幅Wを超えた位置にあるので、障害物非検知と判断され警告は行われない。
以上説明したように、本実施形態では、第1実施形態の効果に加えて、車幅を超えた位置に存在する障害物の誤検知も防止できる。また、その誤検知を防止するために、超音波の送信出力を下げたり閾値を上げたりする必要がないので、障害物検知範囲の低下を防止できる。
なお、本発明に係る障害物検知装置は上記実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲の記載を逸脱しない限度で種々の変更が可能である。例えば、3つ以上の超音波センサを用いて、検知情報の無効、障害物検知、非検知を判断しても良い。具体的には、3つ以上の超音波センサの1つでも外来ノイズを検知した場合には、全ての検知情報を無効とする。また、3つ以上の超音波センサの全てが閾値を超える反射波を受信した場合にのみ障害物検知と判断し、それ以外は障害物非検知と判断する。これにより、より一層、耐ノイズ性を向上でき、誤検知を防止できる。また、本発明は、レーザレーダ、ミリ波レーダなど、探査波として光波や電波を送信する測距センサを用いた障害物検知装置にも適用できる。
1 障害物検知装置
2、2L、2R 超音波センサ
27 距離及びノイズ演算回路
4 警告部
9 車両
10 ECU
102 路面上物体
103、110 障害物

Claims (3)

  1. 車両(9)に搭載されて前記車両の周囲に探査波を送信し前記探査波が障害物に当たって反射した反射波を障害物の検知情報として受信するとともに、外来ノイズを検知するノイズ検知手段(27)を備え、且つ、前記検知情報の振幅が所定の閾値を超えるか否かを判断する複数の障害物検知手段であって、いずれか1つの前記障害物検知手段が前記探査波を送信したときに、前記探査波を送信した前記障害物検知手段以外の前記障害物検知手段でも前記検知情報を受信できる位置に搭載された複数の障害物検知手段(2L、2R)と、
    前記複数の障害物検知手段のうちの1つである第1の障害物検知手段が前記探査波を送信する前の期間(5)に、前記複数の障害物検知手段の少なくとも1つが外来ノイズを検知した場合には、前記期間の後に前記第1の障害物検知手段が送信した前記探査波に基づいて前記複数の障害物検知手段が受信した前記検知情報の全てを無効とする検知無効手段(S13、S14)と、
    前記期間に外来ノイズが検知されず、且つ、前記期間の後に前記第1の障害物検知手段が送信した前記探査波に基づいて前記複数の障害物検知手段の少なくとも1つが前記検知情報を受信していない又は前記閾値未満の前記検知情報しか受信していない場合には、前記閾値を超えた前記検知情報を受信した前記障害物検知手段があったとしても障害物非検知と判定する非検知判定手段(S15、S17)と、
    を備えることを特徴とする障害物検知装置(1)。
  2. 車両(9)のフロント面(91)又はリア面に搭載されて前記車両の周囲に探査波を送信し前記探査波が障害物に当たって反射した反射波を障害物の検知情報として受信してその反射波に基づき障害物までの距離を算出するとともに、外来ノイズを検知するノイズ検知手段(27)を備えた2つの障害物検知手段であって、一方の前記障害物検知手段が前記探査波を送信したときに、他方の前記障害物検知手段でも前記反射波を受信できる位置に搭載された2つの障害物検知手段(2L、2R)と、
    少なくとも1つの前記障害物検知手段の前記ノイズ検知手段が外来ノイズを検知した場合に全ての前記障害物検知手段の前記検知情報を無効とする検知無効手段(S13、S14)と、
    一方の前記障害物検知手段が前記探査波を送信したときの前記2つの障害物検知手段が検知した2つの前記距離と、前記2つの障害物検知手段の間隔とに基づいて、三角測量の原理により、障害物の、前記車両の車幅方向における位置である横位置を算出する位置算出手段(S151)と、
    前記横位置が前記車両の車幅を超えた位置の場合に障害物非検知と判定する非検知判定手段(S152、S16)と、
    を備えることを特徴とする障害物検知装置(1)。
  3. 前記障害物検知手段は、前記探査波として超音波を送信することを特徴とする請求項1又は2に記載の障害物検知装置。
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